JP2009077602A - 駆動用モータの回転子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は上記した問題点に鑑み、回転子を合成樹脂で樹脂モールドしたとき、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石の機械的結合強度を増加させた駆動用モータの回転子を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石を合成樹脂で樹脂モールドにより一体成形しているが、機械強度として弱い回転子鉄心と合成樹脂の結合よる機械強度を上げるため、回転子鉄心の極間に希土類永久磁石の端面に接触しない突起部を設け、その突起部の形状を半径方向で外周に向かって根元部より先端部の寸法を大きくすることにより、合成樹脂で樹脂モールドしたときに突起部と合成樹脂が遠心力に対して抜け止め方向にして機械的に強固に結合させた。これにより、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石を合成樹脂で一体成形により機械強度を上げるようにした駆動用モータの回転子を有することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、洗濯機の外槽に回転ドラムを直接駆動する希土類永久磁石を有する、駆動用モータの回転子に関するものである。
回転子鉄心から分離した磁極鉄心片,希土類永久磁石を使用したものは特開2006−352973号公報(特許文献1)に記載されており、極間にくさび状部材を使用して外周鉄心と永久磁石固定したものは特開2005−333762号公報(特許文献2)に記載されている。
特開2006−352973号公報 特開2005−333762号公報
洗濯機の回転ドラムを駆動する駆動用モータは回転ドラムを直接駆動するので、大きな駆動トルクが必要である。このため、駆動用モータの体積を大きくしないで駆動トルクを出す手段としては磁気エネルギー密度が高い希土類磁石を使用する。また、これに使用する回転子の極数は増加し、希土類永久磁石も小さくなり、半径方向すなわち厚さ方向は薄くなるので、この面すなわち極間での漏洩磁束の増加が問題となる。極間の漏洩磁束を低減するには希土類永久磁石の外周に位置する磁極鉄心片と内周に位置する回転子鉄心を磁気的に分離する必要がある。このため、磁性体で構成されている磁極鉄心片と回転子鉄心は機械的に切り離している。これを一体にするため、樹脂モールドを行っているが回転子鉄心外形と接している合成樹脂、希土類永久磁石は円周方向に交互に円環を形成しているが遠心力の方向に対しては合成樹脂には曲げ応力が印加され、機械的に弱くなるので、機械強度を上げるため回転子の両端面を円環状に成形した合成樹脂の厚さを厚くして機械強度を上げる必要があるという問題があった。
本発明は上記した問題点に鑑み、回転子を合成樹脂で樹脂モールドしたとき、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石の機械的結合強度を増加させた駆動用モータの回転子を提供することを目的とする。
本発明は、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石を合成樹脂で樹脂モールドにより一体成形しているが、機械強度として弱い回転子鉄心と合成樹脂の結合よる機械強度を上げるため、回転子鉄心の極間に希土類永久磁石の端面に接触しない突起部を設け、その突起部の形状を半径方向で外周に向かって根元部より先端部の寸法を大きくすることにより、合成樹脂で樹脂モールドしたときに突起部と合成樹脂が遠心力に対して抜け止め方向にして機械的に強固に結合させた。これにより、回転子鉄心と磁極鉄心片,希土類永久磁石を合成樹脂で一体成形により機械強度を上げるようにした駆動用モータの回転子を有することを特徴とする。
本発明によれば、回転子鉄心の極間に設けられた突起部が半径方向で外周に向かって根元部より先端部の寸法が大きいので、合成樹脂と回転子鉄心が突起部を介して抜け止めに作用しているので回転子鉄心と合成樹脂の機械的結合が強くなり、磁極鉄心片,希土類永久磁石及び突起部が合成樹脂で一体に成形されるので回転子鉄心を含めた円環部分での機械強度が著しく増加するので、回転子の両端面の合成樹脂を厚くして強度を上げなくても遠心力に強い駆動用モータの回転子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる実施例について、図を引用して説明する。図1は、本発明の実施例に係るもので、ドラム式洗濯乾燥機の縦断面図を示す。外枠筐体は、外枠1と、前記外枠1を載置するように支持するベース部2を有する。また、ベース部2がなく、外枠1だけで外枠筐体を構成するものもある。外枠1は、正面の中央に設けられた開閉自在なる蓋体3を有する。外枠1の内部には樹脂で成形された外槽4が配置され、前記外槽4の中には、回転自在の回転ドラム5が配置されている。回転ドラム5は主軸6を介して駆動用モータ7と直結されている。駆動用モータ7は金属製フランジ8に固定され、金属製フランジ8は外槽4に固定されている。組み付け時は金属製フランジ8に主軸6及び駆動用モータ7が組込まれた駆動部組を、外槽4に組み付けてから回転ドラム5を組み付けている。本実施例の場合、回転ドラム駆動用モータ7は磁石埋め込み形のインナーロータでステータは集中巻の巻線を有するDCブラシレスモータを使用している。回転ドラム5の内側には脱水時に高速回転で洗濯物9に含まれている水分を脱水するための脱水穴10が全周に複数個設けられている。回転ドラム5には脱水時の洗濯物9によるアンバランス振動を低減するための、流体バランサー11が設けられている。蓋体3と外槽4の間で、洗浄水を密封するために、ゴム製の弾性体で構成されるベローズ12が設けられている。
外槽4は洗濯物9によるアンバランス振動を低減するため底部に2個のサスペンション13により支持されている。サスペンション13は外槽4及びそれに付属する全重量を支持するものであり強固な構成にできている。また、脱水運転時に生じる外槽4の共振による異常振動を防止するための減衰機構などが設けられている。また、外槽4の上部は、前後に配置された、二個の引きバネ14,15で支持している。これらの引きバネ14,15は外槽4の前後方向の倒れ防止を兼ねた支持や脱水時の前後,上下及び左右方向の振動を低減するために設けられている。
ベース部2には、洗濯水を排水するための排水ホース16が取付けられている。また、ベース部1の四隅には取付け脚17が設けられている。この取付け脚17はゴムで形成され、ドラム式洗濯乾燥機の運転時の振動を減衰させている。なお、上記の外枠筐体は外枠1とベース部2を有するが、ベース部2を設けず、外枠1に取付け脚17を設けるようにすることも可能である。この場合は、外枠1が外枠筐体になる。洗濯やすすぎ時には、水道の蛇口に接続された給水ホース18,給水電磁弁19に接続された注水ホース20,洗剤トレー21を経由して、洗濯やすすぎに必要な水が供給される。供給された水は外槽4の底部に洗濯水として、また、すすぎ時にはすすぎ水として溜められている。洗剤トレー21には洗濯時に必要な洗剤を投入し、すすぎ時には、仕上がりをよくするために柔軟仕上げ剤を投入する。洗濯時には、注水ホース20から供給された水が洗剤トレー21の洗剤を溶かしながら外槽4の上部からフレキシブルホース22を介して投入される。外槽4の内側にある回転軸心線を横にした回転ドラム5には、蓋体3を開けて投入されて洗濯物9が内置される。回転ドラム5の内側には洗濯時に洗濯物9を掻き揚げられるようにするために複数個のリフター23が設けられている。洗濯やすすぎが終了して不要になった水や脱水時に洗濯物9から脱水された水は排水弁24を開放して排水ホース16から排水される。
乾燥時は送風ファン25により送風された送風は、洗濯物9が入った回転ドラム5の中及び外周を通ってくるためリントが含まれるので、必ず乾燥フィルタ26を通す必要がある。このため、乾燥フィルタ26を経由してヒータ27に送風し、加熱された温風は外槽上部に設けられた噴出口部28より回転ドラム5の中に送風される。温風は洗濯物9を通って、回転ドラム5の後部から外槽4の底部に設けられた除湿装置29の通風口30を通って除湿され送風ファン25により循環を繰り返して洗濯物9を乾燥させる。
図2は本発明の実施例に係るもので、外槽4に駆動部組31が取付けられている部分縦断面図を示す。駆動部組31は、外槽4の奥側に金属製フランジ8を介して取付けネジ35により取付けられている。駆動部組31を構成する金属製フランジ8の回転ドラム側ボス部32は内側にウォータシール33が圧入され、外側はゴムを被せている。この部分に外槽ボス部34が圧入され外槽4と駆動部組31とのシールが行われ、洗浄水が外に漏れないように構成される。回転ドラム側ボス部32の反対側には、駆動用モータ側ボス部37が設けられており、主軸6を回転支持する軸受38,39が収納されている。主軸6には回転子36が挿入されナット40により固定されている。回転子36の外周には固定子41が取付けネジ42により金属製フランジ8に固定されている。固定子41の上面には、モータカバー43が固定子41に取付けられている。また、主軸6には回転ドラム5を取付けるためのフランジ44が、嵌合固定されている。固定子41の内径と回転子36の外径との間隙は本実施例では0.6〜1mm程度なので結露水等で容易に固定子41と回転子36は電気的に接続されるので主軸6との電気絶縁としては回転子36で行っている。
固定子41の下面には磁極位置検出装置45が取付けられており、回転子36の外周に埋め込まれた希土類永久磁石端面の漏洩磁束の検出を行い回転子の磁極を検出している。
図3は本発明の実施例に係るもので、回転子36の縦断面図を示す。回転子36は回転子フランジ46の中央部に、鍛造で成形したロータボス47を配置し、回転子フランジ46の外周には回転子鉄心48を嵌合し、その上に各々独立して希土類永久磁石49と磁極鉄心片50を配置して合成樹脂51で樹脂モールドにより一体成形されている。
図4は本発明の実施例に係るもので、回転子36の外周部分の部分断面拡大図を示す。回転子フランジ46の外周には回転子鉄心48が嵌合されている。回転子鉄心48は、軸方向を回転子フランジ46の外周端面に設けられた円筒部66により位置決めされている。
回転子36の希土類永久磁石49の両端面は、合成樹脂51により、磁極鉄心片50の外周の一部と一緒に樹脂モールドされている。磁極位置検出装置側端面52は、固定子41に固定された磁極位置検出装置45が所定の空隙をもって配置されている。これと反対側の端面は、非磁極位置検出装置側端面53として、合成樹脂51により樹脂モールドされている。これらの合成樹脂51の厚さは磁極位置検出装置側端面52のほうを非磁極位置検出装置側端面53より小さくしている。また、磁極位置検出装置側端面52の合成樹脂51の厚さは回転子鉄心48と希土類永久磁石49の防錆ができる最低厚さとして0.5〜1.0mmとしている。
図5は本発明の実施例に係るもので、ロータボス47の正面図を示す。外周側は、凹部54と凸部55により構成されており、この部分に回転子フランジ46が配置され合成樹脂51により樹脂モールドされ機械的に結合されると共に電気的に絶縁される。内側中央部はセレーション(歯車)となっており、主軸6と結合して回転止めを形成している。ロータボス47は鍛造で成形されているため、原材料に対する材料の使用効率がプレスによる打ち抜き作業よりよくする事ができる。
図6は本発明の実施例に係るもので、回転子フランジ46の正面図を示す。回転子フランジ46の内側にはロータボス47の凹部54と凸部55に互いに間隙をもって嵌合する凸部56と凹部57が設けられている。この間の合成樹脂51には回転時には圧縮荷重がかかるようになっており、曲げ荷重は回転子フランジ46とロータボス47の金属部で持たせているので機械強度を上げることが出来る。70は回転子フランジ46に形成した穴である。
図7は本発明の実施例に係るもので、回転子フランジ46の縦断面図を示す。回転子フランジ46の凹部57,凸部56にはそれぞれ、ロータボス47の凸部55,凹部54が軸方向及び回転方向に間隙をもって嵌合している。
図8は、本発明の実施例に係わるもので、回転子鉄心48の正面図を示す。回転子鉄心48は分割回転子鉄心58を複数個環状に結合して構成される。本実施例では7個組合せて回転子鉄心48を構成している。分割することにより、分割回転子鉄心58の材料歩留まりを上げ、使用量を少なくすることが出来る。
図9は本発明の実施例に係るもので、分割回転子鉄心58の正面図を示す。分割回転子鉄心58は複数個の積層ノッチ59で剥離しないように結合されている。その両端面には嵌合凸部60と嵌合凹部61により構成されている。嵌合するときは、互いの嵌合凹部61に嵌合凸部60を圧入して堅固に結合している。極間の突起62は希土類永久磁石49の回転方向を規制しており、希土類永久磁石49との接触部分は上下にN極とS極に等分に着磁されているので厚さの1/2を越えないようにして端面部における磁束の漏洩を少なくしている。その先端部は半径方向で外周に向かう方向に対して、根元部より先端部の寸法を大きくしたいわゆる逆テーパ形状としている。また、この突起62は半径方向で外周に向かう方向に対して抜け止めになる形状であれば任意でよい。また、この突起部62の高さは側面脚部63より低い位置としている。これより高くなると極間での空間が狭くなり磁束の漏洩が大きくなる。また、図10は本発明の実施例に係るもので、回転子31の外周を半径方向に断面した部分断面図を示す。内側から順番に回転子フランジ46の外周に回転子鉄心48,希土類磁石49,磁極鉄心片50が配置されている。希土類永久磁石49と接するストッパー突起部65の下面部は、希土類永久磁石49の回転方向の位置決めに使用されている。この部分の突起部65の高さは希土類永久磁石49が半径方向に着磁されているので、N極とS極が厚さ方向の1/2すなわち中央部を境に着磁されている。接触部における磁束の漏洩を無くするためは希土類永久磁石49の1/2よりストッパー突起部65の高さを小さくすることにより漏洩磁束を少なくすることができる。また、磁極鉄心片50の側面には側面脚部63が両側に設けられ、希土類永久磁石49の回転方向を規制している。希土類永久磁石49と非接触の突起部62の上面は半径方向で外周に向かう方向に対して根元部の寸法を先端部の寸法より大きくすることにより半径方向で外周に働く荷重に対して抜けない形状としており、希土類永久磁石49,磁極鉄心片50及び回転子鉄心48が合成樹脂51により両側端面と共に樹脂モールドにより、一体に成形されている。また、回転子鉄心48の内側には複数個の切欠き64が設けられているが回転子フランジ46と回転子鉄心48との嵌合は、分割回転子鉄心58を使用しているので強固ではないので、この切欠き64の部分に樹脂モールドにより合成樹脂51を充填して大きな回転トルクを受けている。
従来は円環強度として合成樹脂51と回転子鉄心48は機械的に結合していなく、円周方向に合成樹脂51と希土類永久磁石49が、交互に連なった円環を構成し、合成樹脂51には曲げ応力がかかるので、この部分の機械強度が弱かった。このため回転子31を高速回転させようとすると、この補強を行うために、共通する合成樹脂51を有する外周の端面部を全周にわたって厚くして対応していた。なお、突起62の形状については遠心力が作用する半径方向に拘束する形状であれば任意でよい。高さ方向については側面脚部より低い方が空隙を取りやすいので極間の磁束の漏洩は少ない。
本発明によれば、回転子鉄心48に設けられた、半径方向に外周に向かって根元部より先端部の寸法を大きくした形状の突起62,回転子鉄心48及び希土類永久磁石49は合成樹脂51を樹脂モールドすることにより機械的に強固に結合することができるので、高速回転で生じる遠心力による荷重は、回転子鉄心48,合成樹脂51,希土類永久磁石49及び磁極鉄心片50を一体とした円環で受けることができるので、端面部の合成樹脂51の機械強度に無関係に半径方向の機械強度を上げることができる。
これにより、回転子31の端面における合成樹脂51の厚さは希土類永久磁石49及び回転子鉄心48の防錆を維持するために使用するので、機械的強度を強くする必要が無いので薄くすることができるので、磁極位置検出装置45と希土類永久磁石49の設置距離を小さくし、検出感度を上げることできる。
また、突起部62は強度の強い回転子鉄心48で構成され、合成樹脂51は遠心力の作用に対して圧縮荷重に作用するので小さい突起部62で機械強度を上げることができる。
本発明の実施例に係るもので、ドラム式洗濯乾燥機の縦断面図である。 本発明の実施例に係るもので、外槽4に駆動部組が取付けられている部分縦断面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、回転子36の縦断面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、回転子36の外周部分の部分断面拡大図を示す。 本発明の実施例に係るもので、ロータボス47の正面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、回転子フランジ46の正面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、回転子フランジ46の縦断面図を示す。 本発明の実施例に係わるもので、回転子鉄心48の正面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、分割回転子鉄心58の正面図を示す。 本発明の実施例に係るもので、回転子31の外周を半径方向に断面した部分断面図を示す。
符号の説明
1 外枠
2 ベース部
3 蓋体
4 外槽
5 回転ドラム
6 主軸
7 駆動用モータ
8 金属製フランジ
9 洗濯物
10 脱水穴
11 流体バランサー
12 ベローズ
13 サスペンション
14,15 引きバネ
16 排水ホース
17 取付け脚
18 給水ホース
19 給水電磁弁
20 注水ホース
21 洗剤トレー
22 フレキシブルホース
23 リフター
24 排水弁
25 送風ファン
26 乾燥フィルタ
27 ヒータ
28 噴出口
29 除湿装置
30 通風路
31 駆動部組
32 回転ドラム側ボス部
33 ウォータシール
34 外槽ボス部
35,42 取付けネジ
36 回転子
37 駆動用モータ側ボス部
38,39 軸受
40 ナット
41 固定子
43 モータカバー
44 フランジ
45 磁極位置検出装置
46 回転子フランジ
47 ロータボス
48 回転子鉄心
49 希土類永久磁石
50 磁極鉄心片
51 合成樹脂
52 磁極位置検出装置側端面
53 非磁極位置検出装置側端面
54,57 凹部
55,56 凸部
58 分割回転子鉄心
59 積層ノッチ
60 嵌合凸部
61 嵌合凹部
62 突起部
63 側面脚部
64 切欠き
65 ストッパー突起部

Claims (3)

  1. 回転子鉄心と磁極鉄心片の間に希土類永久磁石を配置し、前記回転子鉄心と磁極鉄心片は希土類永久磁石を介して半径方向に分離し、回転子鉄心の極間は半径方向に突き出した突起部を有する駆動用モータの回転子において、希土類永久磁石と非接触の突起部は半径方向で外周に向かって根元部より先端部の寸法を大きくした形状とし、回転子両端面及び磁極鉄心外形,希土類永久磁石,回転子鉄心を合成樹脂で樹脂モールドしたことを特徴とした駆動用モータの回転子。
  2. 回転子鉄心と磁極鉄心片の間に希土類永久磁石を配置し、前記回転子鉄心と磁極鉄心片は希土類永久磁石を介して半径方向に分離し、回転子鉄心の極間は半径方向に突き出した突起部を有する駆動用モータの回転子において、極間で希土類永久磁石と接するストッパー突起部の接触高さは1/2より小さくし、希土類永久磁石と非接触の突起部は半径方向で外周に向かって根元部より先端部の寸法を大きくした形状とし、回転子両端面及び磁極鉄心外形,希土類永久磁石,回転子鉄心を合成樹脂で樹脂モールドしたことを特徴とした駆動用モータの回転子。
  3. 請求項1及び請求項2記載の駆動用モータの回転子において、磁極位置検出装置側端面の合成樹脂の厚さを、非磁極位置検出装置端面より薄くしたことを特徴とする駆動用モータの回転子。
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