JP2010190923A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体と支持体のベースとの当接によって発生した塵埃を確実にベースによって保持することができるレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置10において、スリーブ15の像側端部に形成された突起155g、155h、155i、155jとベース19のストッパ部197g、197h、197i、197jとを当接させて、スリーブ15の撮像素子側への変位を制限する。その際に発生した塵埃は塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jで捕捉される。このため、塵埃がベース19の開口部190を通り抜けて撮像素子やフィルタに付着することを防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズを光軸方向に駆動して被写体の像を結像させるレンズ駆動装置に関するものである。
近年、カメラが搭載されたカメラ付き携帯電話機や、デジタルカメラが普及しており、かかる携帯機器に搭載されたカメラは、レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動装置を有している。このようなレンズ駆動装置としては、レンズを備えた移動体と、バネ部材を介して移動体を光軸方向に移動可能に支持する支持体と、移動体を光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構とを有している。
このような携帯機器は、携帯されるという性質上、振動や衝撃を受ける機会が多いため、支持体において移動体より像側に位置するベースにストッパ部を設け、かかるストッパ部と移動体の像側端部とを当接させて移動体の像側への可動範囲を規定している。また、ストッパ部を凹部の底部として構成することにより、移動体の像側端部が凹部の底部(ストッパ部)と当接した際に発生する塵埃を凹部内に保持し、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを防止する構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−281820号公報
しかしながら、特許文献1に記載の塵埃対策では、移動体の像側端部が凹部の底部と当接した際、それまで凹部に保持されていた塵埃が凹部から出てしまうため、塵埃を保持する能力が十分でないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、移動体と支持体のベースとの当接によって発生した塵埃を確実にベースによって保持することができるレンズ駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、レンズを備えた移動体と、前記移動体がバネ部材を介して搭載された支持体と、前記移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、前記支持体は、前記移動体より像側にベースを備え、前記ベースは、前記レンズを介して入射した光を撮像素子によって受光するための開口部と、当該ベースの被写体側の面において前記開口部より外周側で前記移動体の像側端部に当接して当該移動体の像側への可動範囲を規定するストッパ部と、前記ストッパ部と前記開口部との間に位置する内周側領域において前記ストッパ部に対して内周側で隣接する位置で当該ストッパ部よりも像側に向けて凹んだ塵埃貯留用凹部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係るレンズ駆動装置において、ベースは、ストッパ部を備えているため、移動体の像側への可動範囲を規定することができる。また、ベースは、ストッパ部に対して内周側で隣接する位置に塵埃貯留用凹部を備えているため、移動体の像側端部とストッパ部と当接した際に発生した塵埃を塵埃貯留用凹部で捕捉し保持することができる。このため、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを防止することができる。さらに、ベースにおいてストッパ部と塵埃貯留用凹部とは別々に構成されている。このため、移動体の像側端部が、塵埃貯留用凹部に保持されている塵埃に接することがないので、塵埃貯留用凹部から塵埃が出てしまうことがない。それ故、塵埃をベースで確実に保持しておくことができるので、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを確実に防止することができる。
本発明において、前記移動体は、前記磁気駆動機構が停止している期間中、前記バネ部材の付勢力によって前記像側端部が前記ストッパ部に弾性をもって当接していることが好ましい。かかる構成によれば、磁気駆動機構が停止している期間中、レンズ駆動装置に外力が加わっても、移動体の像側端部とストッパ部とが当接したままであるので、移動体の像側端部とストッパ部との当接に起因する塵埃の発生を低く抑えることができる。
本発明において、前記ストッパ部および前記塵埃貯留用凹部は、周方向で離間する複数個所に形成され、内外方向で隣接する前記ストッパ部と前記塵埃貯留用凹部との間では、前記レンズ光軸を中心にしたとき、当該塵埃貯留用凹部の周方向における形成角度範囲が、当該ストッパ部の周方向における形成角度範囲以上であることが好ましい。かかる構成によれば、移動体の像側端部がストッパ部と当接した際に発生する塵埃を塵埃貯留用凹部に確実に捕捉することができる。
本発明において、前記ストッパ部は、前記内周側領域よりも被写体側に向けて突出していることが好ましい。かかる構成によれば、ストッパ部以外の領域でレンズ移動体とベースとの間に隙間を確保することができるので、かかる隙間を利用してバネ部材を配置することができる。
本発明において、前記ストッパ部の内周側に位置する壁面と、前記塵埃貯留用凹部の外周側に位置する壁面とは、連続した面を構成していることが好ましい。かかる構成によれば、ストッパ部と塵埃貯留用凹部とを最も近接させることができるので、移動体の像側端部がストッパ部と当接した際に発生する塵埃を塵埃貯留用凹部によって確実に捕捉することができる。
本発明において、前記内周側領域において前記塵埃貯留用凹部に対して内周側に隣接する位置には、前記塵埃貯留用凹部の内周側に位置する壁面から連続して被写体側に向けて突出した突条部が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、塵埃貯留用凹部に保持された塵埃が塵埃貯留用凹部から内周側に出難くすることができる。
本発明において、前記塵埃貯留用凹部は、前記ストッパ部が位置する側を除く3方が前記突条部によって囲まれていることが好ましい。かかる構成によれば、突条部の高さ分、塵埃貯留用凹部を深く形成できるので、塵埃貯留用凹部に多量の塵埃を保持することができるとともに、塵埃貯留用凹部に保持された塵埃が塵埃貯留用凹部から出難くすることができる。
この場合、前記突条部の上端面は、前記ストッパ部の上端面よりも被写体側に位置することが好ましい。かかる構成によれば、塵埃貯留用凹部をより深く形成できるので、塵埃貯留用凹部に多量の塵埃を保持することができるとともに、塵埃貯留用凹部に保持された塵埃が塵埃貯留用凹部から出難くすることができる。
本発明において、前記内周側領域には、前記開口部の周縁に沿って被写体側に向けて突出した段部が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、塵埃貯留用凹部で捕捉できなかった塵埃や、塵埃貯留用凹部から出てしまった塵埃が段部で引っ掛かるので、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを確実に防止することができる。
本発明に係るレンズ駆動装置において、ベースは、ストッパ部を備えているため、移動体の像側への可動範囲を規定することができる。また、ベースは、ストッパ部に対して内周側で隣接する位置に塵埃貯留用凹部を備えているため、移動体の像側端部とストッパ部と当接した際に発生した塵埃を塵埃貯留用凹部で捕捉し保持することができる。このため、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを防止することができる。さらに、ベースにおいてストッパ部と塵埃貯留用凹部とは別々に構成されているため、移動体の像側端部が、塵埃貯留用凹部に保持されていた塵埃に接することがないので、塵埃貯留用凹部から塵埃が出てしまうことがない。それ故、塵埃をベースで確実に保持しておくことができるので、塵埃がベースの開口部を通り抜けて撮像素子やフィルタなどに付着することを確実に防止することができる。
本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の断面図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の要部の説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の主たる部品の説明図である。 本発明の改良例1に係るレンズ駆動装置の主たる部品の説明図である。 本発明の改良例2に係るレンズ駆動装置の主たる部品の説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したレンズ駆動装置について説明する。なお、以下に説明するレンズ駆動装置は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、薄型のデジタルカメラ、PHS、PDA、バーコードリーダ、監視カメラ、車の背後確認用カメラ、光学的認証機能を有するドア等に用いることができる。また、以下の説明では、互いに直交する方向をX方向、Y方向およびZ方向とし、光軸に沿う方向をZ方向として説明する。なお、以下の説明では、説明の便宜上、被写体側を「上方」として+Z方向として示し、像側(撮像素子が配置される側)を「下方」として−Z方向で示す。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図であり、図1(a)、(b)は各々、レンズ駆動装置を被写体側の斜め上方からみた斜視図、および像側の斜め下方からみた斜視図である。図2および図3は、本発明を適用したレンズ駆動装置の分解斜視図、および断面図である。なお、図2および図3では、レンズやレンズホルダなどの図示を省略してある。
図1、図2および図3において、本形態のレンズ駆動装置10は、カメラ付き携帯電話機などに用いられる薄型カメラにおいてレンズ121を光軸方向Lに沿って被写体(物体側)に近づくA方向(上方/前側)、および被写体とは反対側(像側/撮像素子60が配置されている側)に近づくB方向(下方/後側)の双方向に移動させるためのものであり、略直方体形状を有している。
レンズ駆動装置10は、概ね、レンズ121および固定絞り(図示せず)を直接、あるいは円筒状のレンズホルダ(図示せず)を介して一体に保持した略円筒状のスリーブ15を備えた移動体3と、この移動体3を光軸方向Lに沿って磁気駆動する磁気駆動機構5と、磁気駆動機構5および移動体3が搭載された支持体2とを有している。
本形態において、支持体2は、像側で撮像素子60やIRフィルタを保持するためのベース19と、ベース19に対して被写体側に配置されたケース11と、ケース11の上板部111の下面に固着された矩形枠状のバネホルダ18とを備えている。
ベース19の中央には、撮像素子60に対する光路を確保する矩形の開口部190が形成されており、かかる開口部190は、ベース19を光軸方向Lで貫通している。従って、撮像素子60は、レンズ121を介して入射した光を受光することができる。ここで、撮像素子60は、ベース19よりもさらに像側で開口部190から外れた位置に配置される場合がある他、開口部190の内側に配置されることもある。
ケース11は、矩形の上板部111と、側板部112、113、114、115からなる角筒状胴部117を備えており、上板部111の中央には、被写体からの反射光をレンズ121に取り込むための円形の入射窓110が形成されている。また、上板部111では、その対角線上に、入射窓110から半径方向外側に向けて切り欠き111a、111b、111c、111dが形成されており、その結果、上板部111の辺部に相当する部分は、半径方向内側に突出した張り出し部111g、111h、111i、111jになっている。ケース11の角筒状胴部117には、レンズ駆動装置10を機器本体に搭載する際にフックが係合する切り欠き117aが形成されている。
ケース11は、角筒状胴部117が移動体3の周りを囲んだ状態に配置されており、角筒状胴部117の4つの角部分の内側には、三角柱状の駆動マグネット17が各々固着されている。ケース11は、鋼板などの強磁性板からなり、駆動マグネット17に対するバックヨークとして機能する。
駆動マグネット17は、スリーブ15の外周面に配置された円筒状の駆動コイル141、142に対して外周側で対向し、磁気駆動機構5を構成している。4つの駆動マグネット17はいずれも、内面と外面が異なる極に着磁されている。本形態では、4つの駆動マグネット17は各々、2つのマグネット片を光軸方向Lに重ねて配置した構成を備えている。
支持体2と移動体3とは、第1バネ部材31および第2バネ部材32からなる2枚のバネ部材によって接続されている。第1バネ部材31および第2バネ部材32は双方とも、ベリリウム銅などからなる金属製の薄板から形成された板バネ状のジンバルバネである。
第1バネ部材31は、ベース19の4つの角部分に連結される4つの固定側連結部311と、スリーブ15の像側端部に連結される円環状の可動側連結部312と、固定側連結部311と可動側連結部312とを接続するアーム部313とを備えている。第2バネ部材32も、第1バネ部材31と同様な形状を有しており、バネホルダ18の4つの角部分に連結される4つの固定側連結部321と、スリーブ15の被写体側端部に連結される円環状の可動側連結部322と、固定側連結部321と可動側連結部322とを接続するアーム部323とを備えている。かかる第1バネ部材31および第2バネ部材32は、移動体3を光軸方向Lに変位可能に支持するとともに、移動体3の光軸周りの回転を阻止する機能を担っている。
本形態において、第2バネ部材32は、全体が一体として形成されている。これに対して、第1バネ部材31は、電気的に分離された2枚のバネ片31a、31bからなり、バネ片31a、31bの各々には端子318a、318bが接続されている。従って、バネ片31a、31bに駆動コイル141、142のコイル端末を電気的に接続すれば、端子318a、318bを介して駆動コイル141、142に給電することができる。
(スリーブ15の構成)
図4は、本発明を適用したレンズ駆動装置の要部の説明図であり、図4(a)、(b)、(c)、(d)は各々、支持体のベースに対して移動体のスリーブを重ねて配置した状態を被写体側の斜め上方からみた斜視図、支持体のベースに対して移動体のスリーブを重ねて配置した状態を像側の斜め下方からみた斜視図、支持体のベースから移動体のスリーブを離間させた状態を被写体側の斜め上方からみた斜視図、および支持体のベースから移動体のスリーブを離間させた状態を像側の斜め下方からみた斜視図である。
図5は、本発明を適用したレンズ駆動装置の主たる部品の説明図であり、図5(a)、(b)、(c)、(d)は各々、スリーブの底面図、ベースの平面図、ベースに形成したストッパ部周辺の斜視図、およびストッパ部周辺の断面図である。また、図5(a)はスリーブの底面図であり、図5(b)はベースの平面図であるため、図5(a)、(b)では、ベースとスリーブとを重ねた際に重なる位置は、左右逆になって表されている。
図2、図3および図4に示すように、スリーブ15は略円筒状の樹脂成形品である。スリーブ15の外周面には、被写体側端部に、周方向に連続した円環状突起158が形成されており、円環状突起158の上端面に第2バネ部材32の円環状の可動側連結部322が連結される。また、円環状突起158の上端面およびスリーブ15の外周面に跨るように、4つの突起153g、153h、153i、153jが周方向で略等角度間隔に形成されている。
スリーブ15の外周面において、光軸方向Lにおける略中央付近にも、周方向に連続した円環状突起157が形成されており、かかる円環状突起157から外周側に向けては、4つの突起152g、152h、152i、152jが周方向で略等角度間隔に形成されている。
スリーブ15の外周面において、像側端部にも、周方向に連続した円環状突起156が形成されており、かかる円環状突起156から外周側に向けては、4つの突起151g、151h、151i、151jが周方向で略等角度間隔に形成されている。かかる円環状突起156の下端面に第1バネ部材31の円環状の可動側連結部312が連結される。
このようにしてスリーブ15の外周面には、円環状突起156と円環状突起157とによって挟まれた領域に駆動コイル141の巻回領域が構成され、円環状突起157と円環状突起158とによって挟まれた領域に駆動コイル142の巻回領域が構成されている。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起152g、152h、152i、152jによってスリーブ15(移動体3)の周方向の回転許容範囲を規定するストッパが形成されている。すなわち、移動体3の周りに駆動マグネット17を配置すると、周方向で隣接する駆動マグネット17の間に突起152g、152h、152i、152jが位置するため、スリーブ15(移動体3)が光軸周りに回転したときには、突起152g、152h、152i、152jと駆動マグネット17とが干渉する。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起151g、151h、151i、151j、152g、152h、152i、152jによってスリーブ15(移動体3)の光軸に交差する方向の変位や傾きを規制するストッパが形成されている。すなわち、移動体3をケース11の内側に配置すると、スリーブ15の突起151g、151h、151i、151j、152g、152h、152i、152jと、ケース11の側板部112、113、114、115が対向するので、スリーブ15(移動体3)が光軸に交差する方向に変位したときや傾いたときには、スリーブ15の突起151g、151h、151i、151j、152g、152h、152i、152jとケース11の側板部112、113、114、115とが干渉する。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起153g、153h、153i、153jによってスリーブ15(移動体3)の被写体側への可動範囲や傾きを規定するストッパが形成されている。すなわち、移動体3をケース11の内側に配置すると、スリーブ15の突起153g、153h、153i、153jと、ケース11の張り出し部111g、111h、111i、111jとが光軸方向Lで重なるため、スリーブ15(移動体3)が光軸に沿って被写体側に移動したときや傾いたときには、突起153g、153h、153i、153jと張り出し部111g、111h、111i、111jとが干渉する。
(スリーブ15の像側端部の構成)
図4(d)および図5(a)に示すように、スリーブ15の像側端面には、計6つの小突起154が周方向で離間した位置に形成されており、かかる小突起154は、スリーブ15に第1バネ部材31の円環状の可動側連結部312を連結するのに利用される。例えば、第1バネ部材31の可動側連結部312に、小突起154が嵌る穴や切り欠きを形成しておき、かかる穴や切り欠きに小突起154を嵌めた後、小突起154を溶融させれば、第1バネ部材31の可動側連結部312をスリーブ15に熱溶着することができる。
また、スリーブ15の像側端面には、計4つの突起155g、155h、155i、155jが略等角度間隔に形成されており、かかる突起155g、155h、155i、155jは、周方向に所定寸法延在した形状を備えている。かかる突起155g、155h、155i、155jは、以下に説明するベース19と干渉することにより、スリーブ15(移動体3)の像側への可動範囲を規定する。
(ベース19の構成)
図2、図3、図4および図5に示すように、ベース19は、略矩形の平板部191と、平板部191の外周縁から下方に突出した矩形枠状の側板部192と、平板部の外周縁から上方(被写体側)に突出した側壁部193とを備えており、側壁部193には平板部191の辺部に相当する位置に切り欠き193aが形成されている。
平板部191の中央には、貫通穴からなる矩形の開口部190が形成されている。ベース19の下方側には、開口部190に対して光軸方向に重なる位置に撮像素子60やフィルター(図示せず)などが配置される。
ここで、平板部191の被写体側の面は、開口部190が形成されている略円形の内周側領域194と、この内周側領域194の外周縁194bに段部191aを介して連接して内周側領域194よりも被写体側に向けて一段高くなった環状領域195と、平板部191の角部分で環状領域195の外周縁195bに段部191bを介して連接して環状領域195よりも被写体側に向けて一段高くなった三角領域196とを備えている。
4つの三角領域196はいずれも、第1バネ部材31の固定側連結部311が連結される領域である。4つの三角領域196の各々には小突起196aが形成されており、小突起196aは、第1バネ部材31の固定側連結部311を連結するのに利用される。例えば、第1バネ部材31の固定側連結部311には、小突起196aが嵌る穴が形成されているので、かかる穴に小突起196aを嵌めた後、小突起196aを溶融させれば、第1バネ部材31の固定側連結部311をベース19に熱溶着することができる。
平板部191の被写体側の面には、内周側領域194と環状領域195とに跨るように円形の凹部195cが複数、形成されており、かかる凹部195cは、スリーブ15の小突起154と光軸方向で重なる位置に形成されている。このため、凹部195cは、スリーブ15の小突起154を受け入れることにより、ベース19とスリーブ15とが小突起154によって干渉することを阻止する機能を担っている。なお、環状領域195には複数の浅い円形の凹部195dが形成されており、かかる凹部195dはベース19を樹脂成形する際にイジェクトピンが当接した箇所である。
(ベース19のストッパ部および塵埃貯留用凹部などの構成)
このように構成したベース19の被写体側の面において、環状領域195には、その内周縁195aに沿うように形成された突部によって計4つのストッパ部197g、197h、197i、197jが略等角度間隔に形成されており、かかるストッパ部197g、197h、197i、197jは、周方向に所定寸法延在した円弧形状を備えている。ここで、ストッパ部197g、197h、197i、197jは、スリーブ15の像側端面に形成された突起155g、155h、155i、155jと光軸方向Lで重なる位置に形成されており、スリーブ15(移動体3)の像側への可動範囲を規定するストッパとして機能する。すなわち、スリーブ15(移動体3)が光軸に沿って像側に移動したときには、突起155g、155h、155i、155jとストッパ部197g、197h、197i、197jとが当接し、干渉する。
また、ベース19では、ストッパ部197g、197h、197i、197jに対して内周側で隣接する位置には、内周側領域194の外周縁194bに沿うように、計4つの塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jが形成されている。かかる塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jは、像側に向けて凹んでおり、突起155g、155h、155i、155jとストッパ部197g、197h、197i、197jとが当接した際に発生する塵埃を捕捉して保持する。ここで、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jも、周方向に所定寸法延在した円弧形状を備えており、内外方向で隣接するストッパ部197g、197h、197i、197jと塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jとの間では、レンズ光軸を中心にしたとき、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの周方向における形成角度範囲は、ストッパ部197g、197h、197i、197jの周方向における形成角度範囲と等しい。
ここで、ストッパ部197g、197h、197i、197jは、環状領域195の内周縁195aに沿うように形成され、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jは、内周側領域194の外周縁194bに沿うように形成されている。このため、ストッパ部197gの内周側に位置する壁面と、塵埃貯留用凹部198gの外周側に位置する壁面とは、連続した面を構成している。同様に、他のストッパ部197h、197i、197jの内周側に位置する壁面と、塵埃貯留用凹部198h、198i、198jの外周側に位置する壁面とは、連続した面を構成している
さらに、ベース19の被写体側の面において、内周側領域194には、開口部190の周縁に沿って被写体側に向けて突出した段部194eが形成されている。
(本形態の動作および主な効果)
本形態のレンズ駆動装置10において、まず、磁気駆動機構5が停止している待機期間中、第1バネ部材31および第2バネ部材32の付勢力によって、移動体3は、像側に位置し、スリーブ15の像側端部に形成された突起155g、155h、155i、155jがストッパ部197g、197h、197i、197jに弾性をもって当接している状態にある。
このような状態において、磁気駆動機構5の駆動コイル141、142に所定方向の電流を流すと、駆動コイル141、142は各々、上向き(前側)の電磁力を受けることになる。これにより、駆動コイル141、142が固着されたスリーブ15は、被写体側(上方/前側)に移動し始めることになる。このとき、第1バネ部材31とスリーブ15の前端との間、および第2バネ部材32とスリーブ15の後端との間には、それぞれスリーブ15の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ15を前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ15の移動を規制する弾性力とが釣り合ったとき、スリーブ15は停止する。その際、駆動コイル141、142に流す電流量と、第1バネ部材31および第2バネ部材32によってスリーブ15に働く弾性力とを調整することで、スリーブ15(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
また、本形態では、弾性力(応力)と変位量(歪み量)との間に線形関係が成立する第1バネ部材31および第2バネ部材32を用いていることから、スリーブ15の移動量と駆動コイル141、142に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。また、第1バネ部材31および第2バネ部材32という2個の弾性部材を用いていることから、スリーブ15が停止したときに光軸方向Lに大きな釣り合いの力が加わることになり、光軸方向Lに遠心力や衝撃力等の他の力が働いたとしても、より安定にスリーブ15を停止させることができる。さらに、レンズ駆動装置10では、スリーブ15を停止させるのに、衝突材(緩衝材)等に衝突させて停止させるのではなく、電磁力と弾性力との釣り合いを利用して停止させることとしているので、衝突音の発生を防ぐことも可能である。
ここで、外部からの衝撃によって移動体3が像側に変位した際、および磁気駆動機構5の駆動コイル141、142への給電が停止して移動体3が像側に変位した際、スリーブ15の像側端部に形成された突起155g、155h、155i、155jがベース19のストッパ部197g、197h、197i、197jに当接して、移動体3のさらなる像側への変位を阻止する。その際、突起155g、155h、155i、155jまたはストッパ部197g、197h、197i、197jから塵埃が発生するおそれがあるが、かかる塵埃は塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jで捕捉される。このため、塵埃がベース19の開口部190を通り抜けて撮像素子60やフィルタに付着することを防止することができる。それ故、撮像素子60で撮像した画像の品位が、塵埃の付着によって低下するという事態を回避することができる。
特に本形態では、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jは、ストッパ部197g、197h、197i、197jに対して内周側で隣接する位置に形成されており、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jとストッパ部197g、197h、197i、197jとは別々に構成されている。このため、スリーブ15の突起155g、155h、155i、155jは、ストッパ部197g、197h、197i、197jに当接した際、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに保持されている塵埃に接することがないので、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jから塵埃が出てしまうことがない。それ故、塵埃をベース19で確実に保持しておくことができるので、塵埃がベース19の開口部190を通り抜けて撮像素子60やフィルタに付着することを確実に防止することができる。また、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jとストッパ部197g、197h、197i、197jとは別々になっているので、スリーブ15の突起155g、155h、155i、155jがストッパ部197g、197h、197i、197jに当接した際、間に塵埃を挟むことがないため、移動体3の光軸方向Lの停止位置を正確に決めることができる。
また、移動体3は、磁気駆動機構5が停止している期間中、第1バネ部材31および第2バネ部材32の付勢力によって、移動体3は、像側に位置し、スリーブ15の像側端部に形成された突起155g、155h、155i、155jがストッパ部197g、197h、197i、197jに当接している。このため、磁気駆動機構5が停止している期間中、レンズ駆動装置10に外力が加わっても、突起155g、155h、155i、155jがストッパ部197g、197h、197i、197jに当接したままであるので、突起155g、155h、155i、155jとストッパ部197g、197h、197i、197jとの塵埃の発生を低く抑えることができる。
さらに、内外方向で隣接するストッパ部197g、197h、197i、197jと塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jとの間では、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの周方向における形成角度範囲は、ストッパ部197g、197h、197i、197jの周方向における形成角度範囲と等しいので、塵埃を塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jによって確実に捕捉することができる。
さらにまた、ストッパ部197g、197h、197i、197jの内周側に位置する壁面と、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの外周側に位置する壁面とは、連続した面を構成しているため、ストッパ部197g、197h、197i、197jと塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jとを最も近接させることができる。それ故、塵埃を塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jによって確実に捕捉することができる。
また、ベース19には、開口部190の周縁に沿って被写体側に向けて突出した段部194eが形成されている。このため、突起155g、155h、155i、155jとストッパ部197g、197h、197i、197jとが当接した際に発生した塵埃のうち、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jで捕捉できなかった塵埃や、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jから出てしまった塵埃を段部194eによって捕捉することができる。
また、ストッパ部197g、197h、197i、197jは、ベース19の内周側領域194よりも被写体側に向けて突出しているため、ストッパ部197g、197h、197i、197j以外の領域では、移動体3とベース19との間に隙間を確保することができる。それ故、かかる隙間を利用して第1バネ部材31を配置することができる。
(塵埃貯留用凹部の改良例1)
図6は、本発明の改良例1に係るレンズ駆動装置の主たる部品の説明図であり、図6(a)、(b)は各々、ベースに形成したストッパ部周辺の斜視図、およびストッパ部周辺の断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、図1〜図5を参照して説明した形態と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図1〜図5を参照して説明した形態では、内周側領域194を凹ませるだけで塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jを形成した。しかるに本形態では、図6に示すように、ストッパ部197g、197h、197i、197jに対して内周側で隣接する位置で内周側領域194を凹ませて塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jを形成するとともに、内周側領域194において塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに対して内周側に隣接する位置に突条部199を形成してある。ここで、突条部199は、ストッパ部197g、197h、197i、197jが位置する側を除く塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの3方を囲むように形成されており、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jにおいて内周側に位置する壁面および周方向の両側に位置する壁面から連続するように形成されている。
このため、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jは、突条部199の高さ寸法だけ深いので、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに多量の塵埃を保持することができるとともに、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに保持された塵埃が塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jから出難くすることができる。その他の構成は、図1〜図5を参照して説明した形態と同様であるため、説明を省略する。
(塵埃貯留用凹部の改良例2)
図7は、本発明の改良例2に係るレンズ駆動装置の主たる部品の説明図であり、図7(a)、(b)は各々、ベースに形成したストッパ部周辺の斜視図、およびストッパ部周辺の断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、図1〜図6を参照して説明した形態と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図7に示すように、本形態でも、図6を参照して説明した形態と同様、ストッパ部197g、197h、197i、197jに対して内周側で隣接する位置で内周側領域194を凹ませて塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jを形成するとともに、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの3方を囲むように突条部199を形成してある。かかる突条部199を形成するにあたって、図6を参照して説明した形態では、突条部199を、環状領域195と同一の高さ寸法をもって環状領域195から連続して形成したが、図7に示す本形態では、突条部199を、ストッパ部197g、197h、197i、197jと同一の高さ寸法をもってストッパ部197g、197h、197i、197jから連続して形成してある。
このため、図1〜図6を参照して説明した形態と比較して、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jが深い。従って、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに多量の塵埃を保持することができるとともに、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jに保持された塵埃が塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jから出難くすることができる。その他の構成は、図1〜図6を参照して説明した形態と同様であるため、説明を省略する。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの周方向における形成角度範囲は、ストッパ部197g、197h、197i、197jの周方向における形成角度範囲と等しくしたが、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの周方向における形成角度範囲と、ストッパ部197g、197h、197i、197jの周方向における形成角度範囲とが相違している構成を採用してもよい。但し、塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jの周方向における形成角度範囲は、ストッパ部197g、197h、197i、197jの周方向における形成角度範囲以上に設定すれば、塵埃を塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jによって確実に捕捉することができる。
上記実施の形態では、ストッパ部197g、197h、197i、197jおよび塵埃貯留用凹部198g、198h、198i、198jを4組形成したが、それらの数については、ベース19のサイズなどを考慮して最適な数に設定すればよく、4組に限定されるものではない。
2・・支持体
3・・移動体
10・・レンズ駆動装置
11・・ケース
15・・スリーブ
19・・ベース
31・・第1バネ部材
32・・第2バネ部材
141、142・・駆動コイル
155g、155h、155i、155j・・スリーブの突起
191a、191b・・段部
194・・内周側領域
194e・・段部
195・・環状領域
197g、197h、197i、197j・・ベースのストッパ部
198g、198h、198i、198j・・ベースの塵埃貯留用凹部
199・・突条部

Claims (9)

  1. レンズを備えた移動体と、前記移動体がバネ部材を介して搭載された支持体と、前記移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記支持体は、前記移動体より像側にベースを備え、
    前記ベースは、前記レンズを介して入射した光を撮像素子によって受光するための開口部と、当該ベースの被写体側の面において前記開口部より外周側で前記移動体の像側端部に当接して当該移動体の像側への可動範囲を規定するストッパ部と、前記ストッパ部と前記開口部との間の内周側領域において前記ストッパ部に対して内周側で隣接する位置で当該ストッパ部よりも像側に向けて凹んだ塵埃貯留用凹部と、を備えていることを特徴とする。
  2. 前記移動体は、前記磁気駆動機構が停止している期間中、前記バネ部材の付勢力によって前記像側端部が前記ストッパ部に弾性をもって当接していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記ストッパ部および前記塵埃貯留用凹部は、周方向で離間する複数個所に形成され、
    内外方向で隣接する前記ストッパ部と前記塵埃貯留用凹部との間では、前記レンズ光軸を中心にしたとき、当該塵埃貯留用凹部の周方向における形成角度範囲が当該ストッパ部の周方向における形成角度範囲以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記ストッパ部は、前記内周側領域よりも被写体側に向けて突出していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記ストッパ部の内周側に位置する壁面と、前記塵埃貯留用凹部の外周側に位置する壁面とは連続した面を構成していることを特徴とする請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記内周側領域において前記塵埃貯留用凹部に対して内周側に隣接する位置には、前記塵埃貯留用凹部の内周側に位置する壁面から連続して被写体側に向けて突出した突条部が設けられていることを特徴とする請求4または5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記塵埃貯留用凹部は、前記ストッパ部が位置する側を除く3方が前記突条部によって囲まれていることを特徴とする請求項6に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記突条部の上端面は、前記ストッパ部の上端面よりも被写体側に位置することを特徴とする請求項6または7に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記内周側領域には、前記開口部の周縁に沿って被写体側に向けて突出した段部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
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