JP2008304605A - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008304605A
JP2008304605A JP2007150255A JP2007150255A JP2008304605A JP 2008304605 A JP2008304605 A JP 2008304605A JP 2007150255 A JP2007150255 A JP 2007150255A JP 2007150255 A JP2007150255 A JP 2007150255A JP 2008304605 A JP2008304605 A JP 2008304605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
holder
protrusion
driving device
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007150255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4966750B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Hagiwara
一嘉 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micro Win Tech Inc
Original Assignee
Micro Win Tech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micro Win Tech Inc filed Critical Micro Win Tech Inc
Priority to JP2007150255A priority Critical patent/JP4966750B2/ja
Publication of JP2008304605A publication Critical patent/JP2008304605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4966750B2 publication Critical patent/JP4966750B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】レンズホルダの固定部材に対する変位量を規制して、落下時の衝撃などによるバネ部材の塑性変形を防止するとともに、規制部材とホルダとの接触により発生するゴミ等の受光センサ上への落下を防止することのできるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ11を保持するレンズホルダ12と固定部材である上ケース16Aと下ケース16Bとを板バネ17A,17Bにて弾性支持する構成のレンズ駆動装置10において、上記下ケース16Bの中心部に形成された開口部16hの周縁部にレンズ開口部側に突出する突起部21を設け、レンズホルダ12の下側に、上記突起部21のホルダ径方向の先端部を収納し、かつ、上記突起部21のレンズホルダ12に対する相対的な移動量を規制する規制用の溝23が形成された、上記突起部21を覆う鍔部22を設けて、落下などの衝撃によるレンズホルダ12の回転や横方向移動を規制するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ等に用いられる、対物レンズを保持するレンズホルダを固定部材に弾性支持する板バネを備えたレンズ駆動装置に関するものである。
近年、携帯電話等に搭載されるカメラは画素数が増大されるとともに、ズーム処理やマクロ処理等の高機能化が進んでいることから、搭載されるレンズ系についても、従来の固定焦点のものだけでなく、可動焦点のものも投入されてきている。この可動焦点のレンズ系の駆動方式としては、図6(a)に示すような、ボイスコイルモータを用いたレンズ駆動装置50が多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このレンズ駆動装置50は、軟鉄等の磁性体から成るコの字型円筒形状ヨーク51と、上記ヨーク51の内壁に取付けられるリング状のマグネット52と、中央位置にレンズ53を保持するレンズホルダ54と、このレンズホルダ54に装着される駆動コイル55と、上記ヨーク51が装着されるベース56と、上記ベース56を支えるフレーム57と、上記レンズホルダ54を上下で支持する2個のバネ部材58A,58Bと、このバネ部材58A,58Bの上下を覆う2個のキャップ59A,58Bとを備えている。
上記駆動コイル55は、上記ヨーク51と上記マグネット52とにより印加される、コイル周りに放射状に分布する磁界中に設置されているので、上記駆動コイル55に通電すると、図6(b)に示すように、上記駆動コイル55には、同図の矢印に示すような、被写体の方向(上方)へ向けたローレンツ力が発生して、上記レンズホルダ54を上記バネ部材58A,58Bの復元力と釣り合った位置に移動させることができる。したがって、上記駆動コイル55に通電する電流値を制御することにより、上記レンズホルダ54の移動量を制御して、上記レンズ53の位置を制御することができる。
ところで、上記レンズ駆動装置50に落下等の衝撃力が加わると、この衝撃力によりレンズホルダ54が偏心して横方向にずれて、固定部材であるフレーム57やベース56に衝突し、この衝突の衝撃によりレンズホルダ54が回転したり横方向に移動したりする。レンズホルダ54が回転したり横方向に移動した場合、上記バネ部材58A,58Bに圧縮応力や捩れを引き起こす応力が加わるため、上記バネ部材58A,58Bの腕部に座屈が生じて、塑性変形してしまう場合がある。その結果、上記バネ部材58A,58Bの特性が劣化してしまい、レンズ駆動装置50の耐久性が低下してしまうといった問題点があった。
そこで、本発明者は、上記問題点を解決するため、レンズホルダの回転や横方向への移動を規制することのできるレンズ駆動装置の構成を提案している(特願2006−298765号)。図7(a),(b)はその一構成例を示す図である。このレンズ駆動装置10Zはレンズ11と、このレンズ11を保持するレンズホルダ12と、上記レンズホルダ12に装着される環状の駆動コイル13と、上記駆動コイル13に放射状に分布する磁界を印加するためのマグネット14及びヨーク15と、固定部材である上ケース16Aと下ケース16Bと、この下ケース16Bに一体に構成されて、上記マグネット14及びヨーク15を外周側から支持する外ケース16Cと、上記レンズホルダ12を上記上ケース16Aと下ケース16Bとに弾性支持する板バネ17A,17Bとに加えて、上記レンズホルダ12の下部側に規制用の溝12nを設けるとともに、上記下ケース16Bに上記溝部12n内へ突出する突起部16mを設けて、上記溝12nの側壁12pと内壁12qにて、上記突起部16mの移動量(レンズホルダ12の移動量)を規制するようにしている。
このように、レンズホルダ12の回転や横方向の移動量を規制する構成とすれば、板バネ17A,17Bの変形量を抑制することができるので、板バネ17A,17Bの塑性変形を防止することができ、レンズ駆動装置10Zの耐久性を向上させることができる。
特開2004−280031号公報
ところで、上記下ケース16Bの下側には、上記レンズ11で集光され上記下ケース16Bの中心部に形成された開口部16hを通って送られてくる光を受光してこれを電気信号に変換する受光センサ19が配置されている。この受光センサ19の受光面19Sは上記レンズ11の持つ最大口径の位置よりも内側に位置している。
上記のレンズ駆動装置10Zでは、図7(b)に示すように、上記規制用の溝12nと上記突起部16mとの隙間が下ケース16Bと受光面19Sとの間の空間に開口しているため、突起部16mが規制用の溝12nに接触し、この接触によりゴミが発生した場合には、上記ゴミが受光センサ19上に落下する場合が考えられる。そして、上記ゴミが上記受光センサ19の受光面19Sに付着した場合には、画像の欠損といった問題点が発生する恐れがある。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、レンズホルダの固定部材に対する変位量を規制して、落下時の衝撃などによるバネ部材の塑性変形を防止するとともに、規制部材とホルダとの接触により発生するゴミ等の受光センサ上への落下を防止することのできるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、レンズを保持するホルダと、このホルダの外側に配置された固定部材と、上記ホルダと上記固定部材とを、上記レンズの開口部側である上部側及び上記開口部側とは反対側の下部側にてそれぞれ連結するバネ部材とを備えたレンズ駆動装置であって、上記固定部材のレンズ開口部側とは反対側に設けられた、レンズ開口部側に突出し、ホルダ径方向の最内部の位置が上記レンズの持つ最大口径の位置かそれよりも外側に位置する突起部と、上記ホルダの下側に設けられ、当該ホルダの径方向外側に突出して上記突起部を覆う鍔部とを備えており、上記鍔部の上記突起部側には、上記突起部の少なくともホルダ径方向の先端部を収納するとともに、上記突起部の上記ホルダに対する相対的な移動量を規制する規制用の溝が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズ駆動装置において、上記突起部のホルダ径方向内側に、外周部が上記突起部の内周部と一体化され、先端が上記ホルダの内部に位置する円筒状の隔壁を形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のレンズ駆動装置において、上記突起部と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量を、上記ホルダのレンズ移動方向における最大移動量以上としたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のレンズ駆動装置において、上記円筒状の隔壁と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量を、上記ホルダのレンズ移動方向における最大移動量以上としたものである。
本発明のレンズ駆動装置は、固定部材のレンズ開口部側とは反対側に、レンズ開口部側に突出し、ホルダ径方向の最内部の位置が上記レンズの持つ最大口径の位置かそれよりも外側に位置する突起部を設け、レンズホルダの下側に、当該ホルダの径方向外側に突出して上記突起部を覆うとともに、上記突起部側に上記突起部の少なくともホルダ径方向の先端部を収納し、かつ、上記突起部の上記ホルダに対する相対的な移動量を規制する規制用の溝が形成された鍔部を設け、落下などの衝撃によるレンズホルダの回転や横方向移動を規制するようにしたので、ホルダの回転や横方向移動に伴うバネ部材の塑性変形を防止することができ、装置の耐久性を向上させることができる。また、本発明では、上記突起部と上記規制用の溝との隙間が固定部材の下側に配置される受光センサの受光面に開口していないので、突起部とホルダとの接触により発生するゴミ等が受光センサ上への落下を防止することができる。
更に、上記突起部のホルダ径方向内側に、外周部が上記突起部の内周部と一体化され、先端が上記ホルダの内部に位置する円筒状の隔壁を形成するようにすれば、突起部とホルダとの接触により発生するゴミだけでなく、レンズ駆動装置の内部に浮遊してゴミが回り込んで受光センサ上への落下することもないので、ゴミ等の付着による画像の欠損を確実に防止することができる。
このとき、上記突起部と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量や上記円筒状の隔壁と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量を、上記ホルダのレンズ移動方向における最大移動量以上としておけば、レンズの位置に関わらず、ホルダの回転や横方向移動を確実に規制することができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
なお、以下の説明中、従来例と共通する部分については同一符号を用いて説明する。
最良の形態1.
図1(a)は、本発明の最良の形態1に係るレンズ駆動装置10の構成を示す模式図で、図1(b)は、このレンズ駆動装置10を受光センサ19側から見た平面図、図2はレンズホルダとケーシングの組付け前の状態を示す図である。各図において、11はレンズ、12はこのレンズ11を保持するレンズホルダ、13は上記レンズホルダに装着される環状の駆動コイル、14は上記駆動コイル13に放射状に分布する磁界を印加するためのマグネット、15はヨーク、16A,16Bは固定部材である上ケース16Aと下ケース、16Cは上記下ケース16Bに一体に構成されて、上記マグネット14及びヨーク15を外周側から支持する外ケース、17A,17Bは上記レンズホルダ12を上記上ケース16Aと下ケース16Bとに弾性支持する板バネ、20は上記レンズホルダ12の動きを規制する規制部である。また、上記下ケース16Bの中心部にはレンズの持つ最大口径かそれよりも大きな径を有する開口部16hが形成されている。
規制部20は上記下ケース16Bに設けられた突起部21と、レンズホルダ12のレンズ開口部側とは反対側(以下、下側という)に設けられた鍔部22に形成された溝23とから構成される。
突起部21は上記開口部16hの周縁部からレンズ開口部側に突出するブロック状の部材で、本例では、上記周縁部に90度間隔で4個設けられている。この突起部21の上記開口部16h側の面21aは、上記開口部16hを断面としてホルダ径方向に延長する仮想円柱の外周部に内接する凹面となるように形成されている(図2参照)。すなわち、上記突起部21のホルダ径方向の最内部の位置は、上記レンズの持つ最大口径の位置かそれよりも外側に位置するように設けられている。また、上記開口部16h側の面21aと反対側の面である径方向外側の面21bは、上記面21aとほぼ同じ曲率半径の凸面となっている。
鍔部22はレンズホルダ12の径方向外側に突出して上記突起部21を覆っている。そして、この鍔部22の突起部21側の上記突起部21に対応する部分には、上記突起部21の少なくともホルダ径方向の先端部を収納するとともに、上記突起部21の上記ホルダに対する相対的な移動量を規制する規制用の溝23が形成されている。なお、図2に示すように、本例の溝23の両側には下ケース16B方向に突出するバネ部材位置決め用の突起部22k,22kが設けられているため、上記溝23は径方向内側の方が溝深さが実質的に深くなっている。
上記突起部21と規制用の溝23との関係は、詳細には、図3(a)に示すように、規制用の溝23の溝幅Wが上記突起部21の溝幅wよりも広く、かつ、上記溝23の深さ(ホルダ径方向の長さ)Dが少なくとも上記突起部21のホルダ径方向の先端部、好ましくは上記突起部21の厚み(ホルダ径方向の幅)dの半分以上が十分に収納されるような寸法である。
また、上記突起部21と上記規制用の溝23のレンズ移動方向の長さについてはスペースの関係で適宜決定されるが、レンズの位置に関わらず、ホルダの回転や横方向移動を確実に規制するためには、図3(b)に示すように、上記突起部21と上記規制用の溝23のレンズ移動方向のオーバーラップ量kを、上記レンズホルダ12のレンズ移動方向における最大移動量以上となるように設定することが好ましい。
これにより、上記突起部21は、上記規制用の溝23に対して、ホルダ径方向及びホルダ周方向にそれぞれ所定の隙間を保ちながら、少なくともホルダ径方の先端部が上記規制用の溝23内に収納されるので、落下時の衝撃などにより、上記レンズホルダ12が回転した場合には、上記突起部21の側面(ホルダ12の径方向に交差する面)21c,21cが上記規制用の溝23の内壁23p,23pに当たって上記回転が阻止されるので、板バネ17A,17Bの変形量を抑制することができ、上記板バネ17A,17Bの塑性変形を防止することができる。
一方、上記レンズホルダ12が径方向に移動した場合には、上記突起部21の上記開口部16h側の面21aと反対側の面21bが上記規制用の溝23の溝底部23qに当たって上記径方向の移動が阻止されるので、板バネ17A,17Bの変形量を規制することができる。
更に、本例では、上記突起部21のホルダ径方向の最内部の位置が、上記レンズの持つ最大口径の位置かそれよりも外側に位置しており、かつ、突起部21は鍔部22により覆われているので、突起部21と規制用の溝23との隙間が受光センサ19の受光面19S側に開口していないので、上記突起部21と上記溝23との接触により発生するゴミ等が受光センサ19上へ直接落下することを防止することができる。
このように、本最良の形態1によれば、レンズ11を保持するレンズホルダ12と固定部材である上ケース16Aと下ケース16Bとを板バネ17A,17Bにて弾性支持する構成のレンズ駆動装置10において、上記下ケース16Bの中心部に形成された開口部16hも周縁部にレンズ開口部側に突出する突起部21を設け、レンズホルダ12の下側に、上記突起部21のホルダ径方向の先端部を収納し、かつ、上記突起部21のレンズホルダ12に対する相対的な移動量を規制する規制用の溝23が形成された、上記突起部21を覆う鍔部22を設けて、落下などの衝撃によるレンズホルダの回転や横方向移動を規制するようにしたので、ホルダの回転や横方向移動に伴う板バネ17A,17Bの塑性変形を防止することができ、装置の耐久性を向上させることができる。また、突起部21と規制用の溝23との隙間が受光センサ19の受光面19S側に開口していないので、受光センサ19上へのゴミ等の落下を防止することができる。
最良の形態2.
図4(a)は、本発明の最良の形態2に係るレンズ駆動装置10Rの構成を示す模式図で、模式図で、図4(b)は、このレンズ駆動装置10Rを受光センサ19側から見た平面図、図5はレンズホルダとケーシングの組付け前の状態を示す図である。
本例のレンズ駆動装置10Rでは、下ケース16Bに、突起部21に加えて、円筒状の隔壁24を設けた構成としている。
上記円筒状の隔壁24は、内径が上記下ケース16Bの開口部16hとほぼ等しい環状の部材で、その先端はレンズホルダ12の内部側に位置している。また、その外周部は上記突起部21の内周側の面21aと一体化されている。本例では、上記円筒状の隔壁24の高さを上記突起部21の高さよりも高く設定している。
上記最良の形態1で示した構成では、レンズ駆動装置10が上下、前後、左右に大きく動いた場合、突起部21と溝23との衝突で生じレンズ駆動装置10内に留まっているゴミが上記突起部21の側面21b,21b側を回り込んで受光センサ19上に落下する恐れがある。しかしながら、本例の構造を採れば、回り込もうとするゴミは上記円筒状の隔壁24により阻止されるので、突起部21とレンズホルダ12との接触により発生するゴミだけでなく、レンズ駆動装置10Rの内部に浮遊しているゴミの落下も防止することができるので、ゴミ等の付着による画像の欠損を確実に防止することができる。
なお、上記浮遊しているゴミの落下を確実に防止するためには、上記円筒状の隔壁24とレンズホルダ12内径部とのレンズ移動方向のオーバーラップ量Kを、上記レンズホルダ12のレンズ移動方向における最大移動量以上となるように設定することが好ましい。
また、上記円筒状の隔壁24の高さは、上記突起部21の高さと同じ高さであってもよいし、突起部21の高さを高くしてもよいが、本例のように、円筒状の隔壁24の高さを上記突起部21の高さよりも高くした方が、内部に浮遊しているゴミの落下を確実に防止することができる。
なお、上記最良の形態1,2では、突起部21と規制用の溝23とを4箇所設けたが、これに限るものではなく、3箇所以上設けてあればよい。なお、突起部21と規制用の溝23とは1箇所あるいは2箇所であってもある程度の効果はあるが、この場合には、突起部21が規制用の溝23に当たったときに、上記突起部21もしくは規制用の溝23を支点として光軸(または、レンズホルダ12の中心軸)が傾いたり、横方向移動を確実に規制できない恐れがあるので、突起部21と規制用の溝23とは3箇所以上設けることが好ましい。また、突起部21と規制用の溝23とはレンズホルダ12の中心に対して対称に配置することが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、バネ部材の塑性変形を確実に防止することができとともに、規制部材とホルダとの接触により発生するゴミ等の受光センサ上への落下を防止することができるので、レンズ駆動装置の耐久性と信頼性とをともに向上させることができる。
本発明の最良の形態1に係るレンズ駆動装置の構成を示す模式図である。 レンズホルダとケーシングの組付け前の状態を示す図である。 突起部と溝部との関係を示す図である。 本発明の最良の形態2に係るレンズ駆動装置の構成を示す模式図である。 レンズホルダとケーシングの組付け前の状態を示す図である。 従来のレンズ駆動装置の構成を示す図である。 規制部を備えたレンズ駆動装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 レンズ駆動装置、11 レンズ、12 レンズホルダ、13 駆動コイル、
14 マグネット、15 ヨーク、16A 上ケース、16B 下ケース、
16C 外ケース、17A,17B 板バネ、20 規制部、21 突起部、
22 鍔部、23 規制用の溝。

Claims (4)

  1. レンズを保持するホルダと、このホルダの外側に配置された固定部材と、上記ホルダと上記固定部材とを、上記レンズの開口部側である上部側及び上記開口部側とは反対側の下部側にてそれぞれ連結するバネ部材とを備えたレンズ駆動装置であって、上記固定部材のレンズ開口部側とは反対側に設けられた、レンズ開口部側に突出し、ホルダ径方向の最内部の位置が上記レンズの持つ最大口径の位置かそれよりも外側に位置する突起部と、上記ホルダの下側に設けられ、当該ホルダの径方向外側に突出して上記突起部を覆う鍔部とを備えており、上記鍔部の上記突起部側には、上記突起部の少なくともホルダ径方向の先端部を収納するとともに、上記突起部の上記ホルダに対する相対的な移動量を規制する規制用の溝が形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 上記突起部のホルダ径方向内側には、外周部が上記突起部の内周部と一体化され、先端が上記ホルダの内部に位置する円筒状の隔壁が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 上記突起部と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量を、上記ホルダのレンズ移動方向における最大移動量以上としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 上記円筒状の隔壁と上記規制用の溝のレンズ移動方向におけるオーバーラップ量を、上記ホルダのレンズ移動方向における最大移動量以上としたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のレンズ駆動装置。
JP2007150255A 2007-06-06 2007-06-06 レンズ駆動装置 Expired - Fee Related JP4966750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007150255A JP4966750B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 レンズ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007150255A JP4966750B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 レンズ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008304605A true JP2008304605A (ja) 2008-12-18
JP4966750B2 JP4966750B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=40233404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007150255A Expired - Fee Related JP4966750B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4966750B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009139942A (ja) * 2007-11-14 2009-06-25 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2009237526A (ja) * 2008-03-04 2009-10-15 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2010190923A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
WO2019131316A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 アルプスアルパイン株式会社 レンズ駆動装置及びカメラモジュール
CN110361825A (zh) * 2018-04-09 2019-10-22 新思考电机有限公司 透镜驱动装置、照相机装置以及电子设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222064A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Seiko Precision Inc 固体撮像装置
JP2005208351A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Seiko Precision Inc 固体撮像装置およびこれを備えた携帯用電子機器
JP2006251728A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Mitsumi Electric Co Ltd オートフォーカス用アクチュエータ
JP2007292821A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222064A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Seiko Precision Inc 固体撮像装置
JP2005208351A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Seiko Precision Inc 固体撮像装置およびこれを備えた携帯用電子機器
JP2006251728A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Mitsumi Electric Co Ltd オートフォーカス用アクチュエータ
JP2007292821A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009139942A (ja) * 2007-11-14 2009-06-25 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2009237526A (ja) * 2008-03-04 2009-10-15 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
JP2010190923A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
WO2019131316A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 アルプスアルパイン株式会社 レンズ駆動装置及びカメラモジュール
JPWO2019131316A1 (ja) * 2017-12-27 2020-11-19 アルプスアルパイン株式会社 レンズ駆動装置及びカメラモジュール
CN110361825A (zh) * 2018-04-09 2019-10-22 新思考电机有限公司 透镜驱动装置、照相机装置以及电子设备
CN110361825B (zh) * 2018-04-09 2024-03-29 新思考电机有限公司 透镜驱动装置、照相机装置以及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4966750B2 (ja) 2012-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112105987B (zh) 光学单元
TWI717682B (zh) 帶抖動修正功能的光學單元
JP6637668B2 (ja) レンズ駆動装置
US9140884B2 (en) Voice coil motor
JP4966750B2 (ja) レンズ駆動装置
US7630151B2 (en) Lens drive unit
JP2008052196A (ja) レンズ駆動装置
CN105549296A (zh) 成像装置
JP2010197826A (ja) レンズ駆動装置
JP2008197313A (ja) レンズ駆動装置
JP2008116622A (ja) レンズ駆動装置
WO2010032467A1 (ja) レンズ駆動装置
JP2007241095A (ja) レンズ駆動装置
JP2008116620A (ja) レンズ駆動装置
JP2010217576A (ja) レンズ駆動装置
JP2007264020A (ja) レンズ駆動装置
CN104714352B (zh) 能够使光学元件从光路退避的光学设备
KR100221170B1 (ko) 주사 광학 장치
KR20070100057A (ko) 렌즈 구동장치
JP4364006B2 (ja) レンズ駆動装置
JP2007072271A (ja) レンズ駆動装置
JP2008122705A (ja) レンズ駆動装置
JP2008040017A (ja) レンズ駆動装置
JP3116084U (ja) 光軸ステッピングモータ構造
JP4101664B2 (ja) 固体撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4966750

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees