JP2007304153A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載すべき基板の規格や種類が異なっても、同一種類の筐体を使用でき汎用性が高いレンズ駆動装置を得ることである。
【解決手段】筐体5と、筐体5内に配置されたレンズを保持するキャリア7と、キャリア7を筐体5に対して支持するスプリング11と、キャリア7に設けたコイル10と、筐体5に設けたマグネット13とを備え、コイル10に通電して生じる電磁力によりキャリア7をレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置1であって、スプリング11とコイル10とが電気的に接続されており、スプリング11にはコイル10に電流を供給する給電端子19、20が設けられており、筐体5の外側面には溝15が設けられており、給電端子19、20は筐体5の溝内に係止する係止部19a、20aと撮像素子を搭載した基板の電源端子27に接続される接続部19b、20bとを有し、係止部19a、20aの幅が接続部19b、20bの幅よりも広くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関する。
特許文献1には、コイルと電気的に接続されたスプリングを備えたレンズ駆動装置において、スプリングに設けた給電端子の係止部を筐体側面に形成した溝内に係止すると共に、撮像素子が搭載される基板の電源端子に接続する接続部を設けた技術が開示されている。
特開2006−58662号公報
しかし、上述の従来技術は、給電端子の接続部の幅が溝内に配置される係止部と同じ幅であるので、基板の規格の違いによって基板側の電源端子の位置が異なると、規格や種類の異なる基板ごとに、給電端子の位置を変更する必要が生じる。
給電端子の位置を変更すると、筐体側面に形成した溝の位置も変える必要が生じ、溝の位置を変えるごとに筐体の金型も変更する必要があった。このように規格や種類の異なる基板毎に筐体を製造する金型を変更する必要があり、汎用性に劣るという問題があった。 特に、小型のレンズ駆動装置では、筐体を製造する金型に高い精度が要求されているため、筐体の金型を変更すると、レンズ駆動装置内の構成部品の組み付け精度にも影響を及ぼすので、金型の変更は望ましくないという問題があった。
本発明は、搭載すべき基板の規格や種類が異なっても、同一種類の筐体を使用でき汎用性が高いレンズ駆動装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、筐体と、筐体内に配置されたレンズを保持するキャリアと、キャリアを筐体に対して支持するスプリングと、キャリアに設けたコイルと、筐体に設けたマグネットとを備え、コイルに通電して生じる電磁力によりキャリアをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、スプリングとコイルとが電気的に接続されており、スプリングにはコイルに電流を供給する給電端子が設けられており、筐体の外側面には溝が設けられており、給電端子は筐体の溝内に係止する係止部と撮像素子を搭載した基板の電源端子に接続される接続部とを有し、係止部の幅が接続部の幅よりも広いことを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、筐体の溝の壁には溝の延出方向に沿って係止部の両側縁が嵌合する嵌合溝が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、給電端子は複数備え、一方の給電端子と他方の給電端子とは筐体の外側面に隣り合せに設けられており、係止部の幅は接続部の幅の2倍以上であることを特徴とする特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、給電端子の接続部は係止部と別体に製造して係止部に固定してあることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、筐体と、筐体内に配置されたレンズを保持するキャリアと、キャリアを筐体に対して支持するスプリングと、キャリアに設けたコイルと、筐体に設けたマグネットとを備え、コイルに通電して生じる電磁力によりキャリアをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、スプリングとコイルとが電気的に接続されており、スプリングにはコイルに電流を供給する給電端子が設けられており、筐体の外側面には溝が設けられており、給電端子は筐体の溝内に位置し且つ撮像素子を搭載した基板の電源端子に接続されるようになっており、給電端子の幅が電源端子の幅よりも広いことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、給電端子の係止部の幅は、給電端子の接続部の幅よりも広くなっているので、撮像素子が搭載される基板の規格が異なり、基板に設けてある電源端子の位置が異なる場合でも、係止部に対する接続部の位置をずらして、給電端子の接続部を基板の電源端子の位置に合わせることができる。
撮像素子を搭載した基板の規格や種類が異なっても、給電端子の係止部の形状を変更する必要がないので、筐体の形状も変更する必要がない。従って、規格や種類の異なる基板ごとに筐体の金型を変える必要がなく同一種類の筐体を使用でき、汎用性が高い。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏すると共に、筐体側面の溝壁には係止部の両側縁が嵌合する嵌合溝が形成されているので、係止部を溝の端から挿入するだけで、給電端子を筐体に簡単に固定できる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏すると共に、給電端子の係止部の幅を接続部の幅の2倍以上とすることで、規格や種類の異なる基板ごとの電源端子の異なる位置変化に対応することができる。
請求項4に記載された発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏すると共に、給電端子の接続部を係止部と別体に製造して係止部に固定してあるので、後付けにより接続部を係止部に固定できる。よって、給電端子が接続される電源端子の位置が異なっても、係止部に対する接続部の取付位置を変えるだけで良いので、給電端子の係止部が一体となったスプリングの形状を変えることなく、スプリングを同一種類の金型を使用して製造できる。
請求項5に記載された発明によれば、給電端子の係止部が電源端子との接続部を兼ねるので、電源端子の位置が基板により異なっても、係止部の形状を変える必要がなく、同一のスプリングを使用できる。従って撮像素子を搭載すべき基板の規格や種類が異なる場合でも、同一のレンズ駆動装置を基板に搭載することができ、汎用性が高い。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は第1実施の形態に係るレンズ駆動装置の側面図、図2は図1に示すA−A断面図であり、一点鎖線で抜き出して示す図は嵌合溝の拡大図、図3は第1実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図、図4は第1実施の形態に係るレンズ駆動装置をセンサ基板と共に示す斜視図、図5はレンズ駆動装置を異なる種類のセンサ基板に接着した側面図である。
第1実施形態に係るレンズ駆動装置1は、携帯電話のオートフォーカスカメラに組み込むものであり、略コ字状のヨーク3と、ヨーク3が装着されるベース(筐体)5と、ベース5を支えるフレーム6と、ヨーク3の内周側に配置されるキャリア7と、キャリア7の外周側に配置されるコイル10と、キャリア7の光軸方向前側の位置に配置される前側スプリング(スプリング)9と、キャリア7の光軸方向後側の位置に配置される後側スプリング(スプリング)11と、後側スプリング11とヨーク3との間に挟まれる後方スペーサ17とを備えている。
ヨーク3は断面が略コ字状であり、コ字内に板状のマグネット13が配置されている。
ベース(筐体)5は樹脂製であり、金型で一体成形されている。ベース5は基底部5aと基底部5aに立設して設けた柱部5bとを備えている。基底部5aには円形状の開口穴5cが形成されており、ベース5の外側面5eには溝15、15が光軸方向に沿って形成されている。ベース5の溝壁15aは溝幅方向に嵌合溝15cが形成されており、嵌合溝15cは溝底15bに亘って形成されている。嵌合溝15は溝底15bに形成された凹みと共に挿入空間15dを形成している。
前側スプリング9は平面視略環状の板ばねであり、内周側端部9aと外周側端部9bとが設けてあり、内周側端部9aはキャリア7の光軸方向前端部に固定されており、外周側端部9bはベース5に固定されたヨーク3とフレーム6との間に挟まれて固定されている。
後側スプリング11は平面視略環状の板ばねであり、後側スプリング11は左側端部12と右側端部14とに分離して設けられている。後側スプリング11の左側端部12と右側端部14とは略対称な形状である。後側スプリング11の左側端部12及び右側端部14には内周側端部11aと外周側端部11bとがそれぞれ設けてある。
後側スプリング11の内周側端部11aはキャリア7の後端に固定されており、外周側端部11bはスペーサ17とベース5の基底部5aとの間に挟まれて固定されている。後側スプリング11の外周側端部11bには、外周側端部11bの外周縁から略L字に折れ曲がった給電端子19、20が設けられている。後側スプリング11の左側端部12には一方の給電端子19が接続されており、後側スプリング11の右側端部14には他方の給電端子20が接続されている。
後側スプリング11は金属製であり、給電端子19と共にプレス打ち抜き又はエッチング等により成形される。
コイル10には2つのリード線が後側スプリング11に半田付けされており、一方のリード線は後側スプリング11の左側端部12に接続されており、他方のリード線は後側スプリング11の右側端部14に接続されている。
給電端子19はベース5の溝15内に配置された係止部19aと、ベース底面5dから後述のセンサ基板21側に突設してセンサ基板21の電源端子27に接続される接続部19bとを備えている。
給電端子19の係止部19aは長方形状であり、係止部19aの両縁間の幅(図1に示すB)は1mm〜4mm、好ましくは約2mmである。給電端子19の接続部19bは長方形状であり、接続部19bの両縁間の幅(図1に示すC)は0.5mm〜2mm、好ましくは約1mmである。
接続部19bは係止部19aの後端における幅方向の任意の位置に設けることができる。例えば図1に示す給電端子では、各接続部19b、20b間の距離(図1に示すD)を約1.4mmにしている。図5に示す給電端子では、各接続部19b、20b間の距離(図5に示すE)を約4mmにしている。
後方スペーサ17は絶縁体であり、ヨーク3と後側スプリング11との間の通電を防止している。
レンズ駆動装置1の光軸方向後端にはセンサ基板21が設けられており、レンズ駆動装置1のベース5の底面とセンサ基板21の上面とが固定されている。センサ基板21の中央には撮像素子23が設けられている。センサ基板21にはメイン基板に接続される配線部25と、レンズ駆動装置1の給電端子19とハンダ付け等により電気的に接続される電源端子27、27が設けられている。電源端子27は携帯電話機内の電源に接続される。
次に、本実施の形態に係るレンズ駆動装置の作用及び効果を説明する。レンズ駆動装置1の組み立ては、キャリア7にコイル10及び後側スプリング11を取り付けた後、キャリア7、コイル10及び後側スプリング11のユニットをベース5に取り付ける。その後、後方スペーサ17を後側スプリング11の前面に載置した後、マグネット13を組み付けたヨーク3を後方スペーサ17の前面に載置する。次いでヨーク3の前面に前側スプリング9を載置し、前側スプリング9の前面にフレーム6を被せる。その後、キャリア7にレンズ体をねじ込んで固定し、レンズ駆動装置1の組み付けが終了する。
尚、後側スプリング11をベース5に組み付ける際には、後側スプリング11の左側端部12に設けられた一方の給電端子19における係止部19aの両側縁を、ベース外側面5eの溝15の両壁15aに形成された嵌合溝15cに前側から嵌め込んで、係止部19aをベース外側面5eの溝15に固定する。後側スプリング11の右側端部14に設けられた他方の給電端子20についても、他方の給電端子20における係止部20aの両側縁を、ベース5の外側面5eの溝15の両壁15aに形成された嵌合溝15cに前側から嵌め込んで、係止部20aをベース外側面5eの溝15に固定する。次いで、レンズ駆動装置1とセンサ基板21とを固定し、レンズ駆動装置1の給電端子19の接続部19bとセンサ基板21の電源端子27とをハンダ付け等により固定する。
図5に示すように、電源端子27の位置が異なるセンサ基板21の場合には、接続部19b、20bの位置を係止部19a、20aに対してずらした給電端子19、20を有する後側スプリング11を打ち抜きにより成形する。そして、レンズ駆動装置1の組み付けの際には、接続部19b、20bの位置を変更した後側スプリング11をキャリア7に取り付け、後側スプリング11を組み込んだキャリア7をベース5に取り付ける。
後側スプリング11は、給電端子19、20の係止部19a、20aをベース外側面5eの溝15に嵌め込み、給電端子19、20の接続部19b、20bとセンサ基板21の電源端子27とをハンダ付け等により固定する。
後側スプリング11以外の部品である、キャリア7、ベース5、フレーム6等は変更することなく、同じ部品を使用する。
組み付け終了後のレンズ駆動装置1において、センサ基板21の電源端子27に供給された電流は、電源端子27から一方の給電端子19(他方の給電端子20)に入力し、後側スプリング11の左側端部12(右側端部14)を介してコイル10に供給される。コイル10に供給された電流は、後側スプリング11の右側端部14(左側端部12)を介して他方の給電端子20(一方の給電端子19)から出力される。給電端子19、20を通じてコイル10に電流が流れると、コイル10に流れる電流とマグネット13が形成する磁界とにより誘起される電磁力により、キャリア7がレンズの光軸方向に移動する。
本実施の形態では、給電端子19、20の係止部19a、20aの幅Bは、給電端子19、20の接続部19b、20bの幅Cよりも大きくなっているので、レンズ駆動装置1が搭載されるセンサ基板21の規格が異なり、センサ基板21に設けてある電源端子27の位置が異なる場合でも、係止部19a、20aに対する接続部19b、20bの位置をずらして、給電端子19、20の接続部19b、20bをセンサ基板21の電源端子27の位置に合わせることができる。
センサ基板21の規格や種類が異なっている場合には、図5に示すように係止部19a、20aの形状を変更する必要がないので、ベース5の形状を変更する必要がない。従って、規格や種類の異なるセンサ基板21ごとにベース5の金型を変える必要がなく、同一種類のベース5を使用でき、汎用性が高い。
規格や種類の異なるセンサ基板21ごとにベース5の金型を変える必要がないので、レンズ駆動装置の製造を安価に抑えることができる。
電源端子27の位置が異なるセンサ基板21の場合には、後側スプリング11のみ変更して、後側スプリング11以外の部品である、キャリア7、ベース5、フレーム6等は変更することなく同じ部品を使用できるので、レンズ駆動装置の製造を安価に抑えることができる。
ベース側面5eの溝壁15aには、係止部19a、20aの両側縁が嵌合する嵌合溝15cが形成されているので、係止部19a、20aを溝15の上端から挿入するだけで、給電端子19、20をベース5に簡単に固定できる。
ベース5の溝壁15aに形成された嵌合溝15cは、溝底15bに形成された凹みと共に挿入空間15dを形成しているので、給電端子19、20の係止部19a、20aの両側縁19c、20cが挿入する自由度が高くなり、係止部19a、20aの両側縁19c、20cを嵌合溝15cに挿入し易い。
給電端子19、20の係止部19a、20aの幅を接続部19b、20bの幅の2倍以上とすることで、センサ基板21の規格の違いによる電源端子27の異なる位置変化に対応することができる。
後側スプリング11の左側端部12がコイル10の一方のリード線に接続し、後側スプリング11の右側端部14が他方のリード線に接続してあるので、コイル10の2つのリード線をスプリングに半田付けする際に、コイル10の後端側(一方向側)のみから後側スプリング11に接続することができ、リード線の半田付け作業がし易い。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。
第2実施の形態では、給電端子19、20の接続部19b、20bを別途に製造して、係止部19a、20aに半田付け又はスポット溶接で接続固定している。
本実施の形態によれば、給電端子19、20の接続部19b、20bを別途に製造して、係止部19a、20aに固定してあるので、後付けにより接続部19b、20bを係止部19a、20aに固定できる。よって、給電端子19、20が接続される電源端子27の位置が異なっても、係止部19a、20aに対する接続部19b、20bの取付位置を変えるだけなので、給電端子19、20の係止部19a、20aが一体となったスプリング9、11の形状を変えることなく、同一種類の金型でスプリング9、11を製造できる。
次に第3実施の形態について図7を用いて説明する。尚、図7(a)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付ける前を示す図、(b)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付けた後を示す図である。図7(a)に示すように第3実施の形態では、係止部19a、20aが電源端子27との接続部を兼ねており、センサ基板21の前端面から突設する電源端子27を、係止部19a、20aと電源端子27とが重なる位置29aで半田付け又はスポット溶接で固定している。一方、センサ基板21の規格が異なって、電源端子27の位置が異なる場合(図7において二点鎖線で示す)には、電源端子27に対応する係止部19a、20a内の異なる位置29bで電源端子27を固定する。尚、係止部19a、20aの幅は約4mm、電源端子27の幅は約1mmである。
第3実施の形態では、給電端子19、20の係止部19a、20aが電源端子27との接続部を兼ねているので、電源端子27の位置が基板により異なっても、係止部19a、20aの形状を変える必要がなく、同一のスプリング11を使用できる。従って、センサ基板21の規格や種類が異なる場合でも、同一のレンズ駆動装置1を基板に搭載することができ、汎用性が高い。
次に第4実施の形態について図8を用いて説明する。尚、図8(a)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付ける前を示す図、(b)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付けた後を示す図である。図8(a)に示すように第3実施の形態では、給電端子19の接続部19b、20bがベース5から突設せずに、ベース5の外側面5eに形成した溝15内に位置している。
レンズ駆動装置1をセンサ基板21に搭載する際には、センサ基板21から突設する電源端子27を各給電端子19、20の接続部19b、20bに半田付け又はスポット溶接で接続固定する。センサ基板21の規格が異なって電源端子27の位置が異なる場合(図8において二点鎖線で示す)には、接続部19b、20bの位置を係止部19a、20aに対してずらした後側スプリング11を打ち抜きにより成形する。そして、レンズ駆動装置1の組み付けの際には、接続部19b、20bの位置を変更した後側スプリング11をキャリア7に取り付け、後側スプリング11を組み込んだキャリア7をベース5に取り付ける。後側スプリング11は、給電端子19、20の係止部19a、20aをベース外側面5eの溝15に嵌め込み、給電端子19、20の接続部19b、20bとセンサ基板21から突設する電源端子27とをハンダ付け等により固定する。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。
上述の第1実施形態では、2つの給電端子19、20を後側スプリング11に設けてあるが、これに限定されず、一方の給電端子19を前側スプリング9に設け、他方の給電端子20を後側スプリング11に設けてあっても良い。この場合、後側スプリング11には
上述の第1実施形態で説明した2分割したスプリングは使用せず、前側スプリング9と略同一形状のスプリングを使用する。電源端子27から一方の給電端子19(他方の給電端子20)に入力した電流は、前側スプリング9(後側スプリング11)を介してコイル10に供給される。コイル10に供給された電流は、後側スプリング11(前側スプリング9)を介して他方の給電端子20(一方の給電端子19)から出力される。
レンズ駆動装置1は携帯電話に搭載するものに限らず、小型カメラに用いるものであっても良い。
第1実施の形態に係るレンズ駆動装置の側面図である。 図1に示すA−A断面図であり、一点鎖線で抜き出して示す図は嵌合溝の拡大図である。 第1実施の形態に係るレンズ駆動装置の分解斜視図である。 第1実施の形態に係るレンズ駆動装置をセンサ基板と共に示す斜視図である。 レンズ駆動装置を異なる種類のセンサ基板に接着した側面図である。 第2実施の形態に係るレンズ駆動装置の側面図である。 第3実施の形態に係るレンズ駆動装置の側面図であり、(a)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付ける前を示す図、(b)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付けた後を示す図である。 第4実施の形態に係るレンズ駆動装置の側面図であり、(a)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付ける前を示す図、(b)はレンズ駆動装置をセンサ基板に取り付けた後を示す図である。
符号の説明
1 レンズ駆動装置
3 ヨーク
5 ベース(筐体)
7 キャリア
9 前側スプリング(スプリング)
10 コイル
11 後側スプリング(スプリング)
13 マグネット
15 (ベース)の溝
15c 嵌合溝
19 一方の給電端子
20 他方の給電端子

Claims (5)

  1. 筐体と、筐体内に配置されたレンズを保持するキャリアと、キャリアを筐体に対して支持するスプリングと、キャリアに設けたコイルと、筐体に設けたマグネットとを備え、コイルに通電して生じる電磁力によりキャリアをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、スプリングとコイルとが電気的に接続されており、スプリングにはコイルに電流を供給する給電端子が設けられており、筐体の外側面には溝が設けられており、給電端子は筐体の溝内に係止する係止部と撮像素子を搭載した基板の電源端子に接続される接続部とを有し、係止部の幅が接続部の幅よりも広いことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 筐体の溝の壁には溝の延出方向に沿って係止部の両側縁が嵌合する嵌合溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 給電端子は複数備え、一方の給電端子と他方の給電端子とは筐体の外側面に隣り合せに設けられており、係止部の幅は接続部の幅の2倍以上であることを特徴とする特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 給電端子の接続部は係止部と別体に製造して係止部に固定してあることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  5. 筐体と、筐体内に配置されたレンズを保持するキャリアと、キャリアを筐体に対して支持するスプリングと、キャリアに設けたコイルと、筐体に設けたマグネットとを備え、コイルに通電して生じる電磁力によりキャリアをレンズの光軸方向に移動するレンズ駆動装置であって、スプリングとコイルとが電気的に接続されており、スプリングにはコイルに電流を供給する給電端子が設けられており、筐体の外側面には溝が設けられており、給電端子は筐体の溝内に位置し且つ撮像素子を搭載した基板の電源端子に接続されるようになっており、給電端子の幅が電源端子の幅よりも広いことを特徴とするレンズ駆動装置。


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