JP2011154120A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベースにスリットを設けずに給電端子をヨークの内側から外側まで引き出すことにより、組立工程や給電端子へのハンダ付け工程の効率化を図ることができるとともに、ヨークの内側への異物の侵入を防止することのできるレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置10においては、ベース19に対して光軸方向L前側にヨーク11が被さっている。給電端子16は、ベース19の外側面194に形成された溝状凹部195を通ってヨーク11の内側から外側に引き出され、溝状凹部195の底部195aに当接して径方向で位置決めされている。端子延在部169に対して径方向外側には、端子延在部169との間に隙間Gを介してヨーク11の後側端縁119が対向し、隙間Gは、接着剤Rにより封止されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズを備えた移動体を光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関するものである。
カメラ付き携帯電話機やデジタルカメラ等に搭載されるレンズ駆動装置は、レンズを備えた移動体と、この移動体の外側に配置された支持体と、移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動するコイルおよびマグネットを備えた磁気駆動機構とを有している。ここで、支持体は、移動体に対して光軸方向後側で撮像素子を保持するベースと、ベースに対して光軸方向前側で被さって移動体を覆うヨークとを備えている。
かかるレンズ駆動装置は、コイルに給電するための給電端子を有しており、給電端子は、ヨークの内側に配置された内部端子部と、内部端子からヨークの外側まで延在する端子延在部とを備えている。かかる給電端子をヨークの外側まで延在させる際、ベースに被さるヨークと給電端子との短絡を回避する必要がある。
そこで、光軸方向に貫通するスリットをベースに設けておき、かかるスリット内に端子延在部を通して端子延在部をヨークの外側まで延在させた構造が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−14890号公報
しかしながら、ベースに設けたスリット内に給電端子を通した構成の場合には、レンズ駆動装置を組み立てる際に給電端子をスリット内に通す必要があるため、組立に多大な手間がかかるという問題点がある。また、ベースに設けたスリット内に給電端子を通した構成の場合には、給電端子をスリットに圧入する際にスリット内壁が擦れて粉が発生し、かかる粉が異物としてレンズや撮像素子に付着してしまうという問題点もある。さらに、スリットについてはベースの外側面から所定の寸法分だけ離間した位置に設ける必要があるため、ベースの外側面からみてかなり奥まった箇所に端子延在部が引き出されることになり、端子延在部ヘのハンダ付けに多大な手間がかかるという問題点もある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ベースにスリットを設けずに給電端子をヨークの内側から外側まで引き出すことにより、組立工程や給電端子へのハンダ付け工程の効率化を図ることができるとともに、ヨークの内側への異物の侵入を防止することのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズを備えた移動体と、該移動体の外側に配置された支持体と、前記移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動するコイルおよびマグネットを備えた磁気駆動機構と、前記コイルに電気的に接続された給電端子と、を有するレンズ駆動装置において、前記支持体は、前記移動体に対して光軸方向後側に設けられたベースと、該ベースの光軸方向前側および当該ベースの径方向外側に被さって前記移動体を覆うヨークと、を有し、前記給電端子は、前記ヨークの内側に配置された内部端子部と、該内部端子部から前記ベースの外側面に沿って延在して前記ヨークの後側端縁から外側に引き出された端子延在部と、を備え、当該端子延在部は、前記ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされていることを特徴とする。
本発明において、給電端子は、ベースの外側面に沿って延在してヨークの後側端縁から外側に引き出された端子延在部を備え、かかる端子延在部は、ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされている。かかる構成によれば、給電端子をベースのスリット内に通す構成と違って、レンズ駆動装置の組立時に多大な手間を必要としないので、レンズ駆動装置の組立工程を効率よく行なうことができる。また、給電端子をスリット内に圧入する構成と違って、バリの削り屑等の異物が発生しないので、異物がレンズ等に付着する等の不具合の発生を防止することができる。また、給電端子をベースのスリット内に通す構成と違って、ベースの外側面に近い位置に端子延在部が位置するため、端子延在部と配線部材とのハンダ付けを効率よく行なうことができる。さらに、端子延在部は、ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされているため、端子延在部の近傍にヨークが位置する場合でも、端子延在部とヨークとの間に隙間を確実に確保でき、端子延在部とヨークとが短絡することがない。
本発明において、前記ベースの外側面には、径方向内側に凹んだ溝状凹部が形成されており、前記端子延在部は、前記溝状凹部内で延在しているとともに、当該溝状凹部において径方向内側に位置する底部に当接して径方向で位置決めされていることが好ましい。かかる構成によれば、ヨークを大型化しなくても、給電端子をヨークと短絡させることなく外部まで延在させることができる。また、端子延在部が溝状凹部内で延在しているため、レンズ駆動装置の小型化を図ることができる。
本発明において、前記端子延在部に対して径方向外側には、当該端子延在部との間に隙間を介して前記ヨークの後側端縁が対向し、前記隙間は、接着剤により封止されていることが好ましい。かかる構成によれば、給電端子とヨークとの短絡を阻止するための隙間を介してヨークの内部に異物が侵入することを接着剤によって防止することができる。また、給電端子とヨークとの短絡を接着剤によって阻止することもできる。
本発明において、前記ベースの外側面には、前記隙間に対して前記ヨークの後側端縁が延在する方向で隣り合う位置で当該ヨークの後側端縁に沿って延在する接着剤充填溝を構成する段部が形成されており、前記接着剤は、前記隙間を封止する部分と繋がるように前記接着剤充填溝に充填されていることが好ましい。かかる構成によれば、隙間内と接着剤充填溝内とで繋がるように接着剤を充填するため、隙間の端部等といった接着剤で封止しにくい個所であっても接着剤によって確実に封止することができる。従って、給電端子とヨークの後側端縁との隙間からヨークの内部に異物が侵入することを確実に防止することができる。
本発明において、前記端子延在部は、前記ヨークの後側端縁に沿う方向に延在する第1延在部と、該第1延在部の先端部から光軸方向後側に向けて屈曲して延在する第2延在部と、を備え、前記接着剤充填溝は、前記第1延在部と前記第2延在部との屈曲部分の内側まで延在していることが好ましい。かかる構成によれば、屈曲部分の内側等といった接着剤を充填しにくい個所であっても接着剤を充填することができる。従って、給電端子とヨークの後側端縁との隙間からヨークの内部に異物が侵入することを確実に防止することができる。
本発明において、給電端子は、ベースの外側面に沿って延在してヨークの後側端縁から外側に引き出された端子延在部を備え、かかる端子延在部は、ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされている。このため、給電端子をベースのスリット内に通す構成と違って、レンズ駆動装置の組立時に多大な手間を必要としないので、レンズ駆動装置の組立工程を効率よく行なうことができる。また、給電端子をスリット内に圧入する構成と違って、バリの削り屑等の異物が発生しないので、異物がレンズ等に付着する等の不具合の発生を防止することができる。また、給電端子をベースのスリット内に通す構成と違って、ベースの外側面に近い位置に端子延在部が位置するため、端子延在部ヘのハンダ付けを効率よく行なうことができる。それ故、給電端子へのハンダ付け工程を効率よく行なうことができる。さらに、端子延在部は、ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされているため、端子延在部の近傍にヨークが位置する場合でも、端子延在部とヨークとの間に隙間を確実に確保でき、端子延在部とヨークとが短絡することがない。
本発明において、端子延在部と、端子延在部に対して径方向外側に位置するヨークの後側端縁との間の隙間が接着剤により封止されている場合、かかる隙間を介してヨークの内部に異物が侵入することを接着剤によって防止することができる。また、給電端子とヨークとの短絡を接着剤によって阻止することもできる。
本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置に用いた各部材の説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の縦断面図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベースへの給電端子の搭載構造を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベースへの給電端子の搭載部分を斜め前方からみた様子を示す斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベースへの給電端子の搭載部分を斜め後方からみた様子を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明するレンズ駆動装置は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、薄型のデジタルカメラ、PHS、PDA、バーコードリーダ、監視カメラ、車の背後確認用カメラ、光学的認証機能を有するドア等に用いることができる。また、以下に参照する図面において、互いに直交する3方向をX方向、Y方向およびZ方向とし、Z方向を光軸に沿う方向として説明する。また、以下に参照する図面において、X方向、Y方向およびZ方向の一方側を+X、+Y、+Zとし、他方側を−X、−Y、−Zとする。さらに、光軸方向において、物体が位置する側を光軸方向前側とし、像が形成される側を光軸方向後側として説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図であり、図1(a)、(b)は各々、レンズ駆動装置を前側の斜め上方からみた斜視図、および後側の斜め下方からみた斜視図である。図2は、本発明を適用したレンズ駆動装置の分解斜視図であり、図3は、本発明を適用したレンズ駆動装置に用いた各部材の説明図であり、図3(a)、(b)は、レンズ駆動装置をさらに細かく分解した様子を示す分解斜視図、およびベースに第1バネ部材と給電端子とを搭載した様子を示す斜視図である。図4は、本発明を適用したレンズ駆動装置の縦断面図である。なお、図2〜図4では、レンズやレンズホルダ等の図示を省略してある。
図1において、本形態のレンズ駆動装置10は、カメラ付き携帯電話機等に用いられる薄型カメラにおいてレンズ121を光軸方向Lに沿って被写体(物体側)に近づくA方向(上方/前側)、および被写体とは反対側(後側/撮像素子60が配置されている側)に近づくB方向(下方/後側)の双方向に移動させるためのものであり、略直方体形状を有している。
図2〜図4に示すように、レンズ駆動装置10は、概ね、図1(a)に示すレンズ121および固定絞り(図示せず)を直接、あるいは円筒状のレンズホルダ120を介して一体に保持した略円筒状のスリーブ15を備えた移動体3と、この移動体3を光軸方向Lに沿って磁気駆動する磁気駆動機構5と、磁気駆動機構5および移動体3が搭載された支持体2とを有している。
本形態において、支持体2は、光軸方向L後側で撮像素子60やIRフィルタを保持するためのベース19と、ベース19に対して光軸方向L前側に配置されたヨーク11と、ヨーク11の前板部111の下面に固着された矩形枠状のバネホルダ18とを備えている。
ベース19の中央には、撮像素子60に対する光路を確保する矩形の開口部190が形成されており、かかる開口部190は、ベース19を光軸方向Lで貫通している。また、バネホルダ18にも開口部180が形成されている。従って、撮像素子60は、レンズ121を介して入射した光を受光することができる。ここで、撮像素子60は、ベース19よりもさらに後側で開口部190から外れた位置に配置される場合がある他、開口部190の内側に配置されることもある。
ヨーク11は、矩形の前板部111と、側板部112、113、114、115からなる角筒状胴部117を備えており、前板部111の中央には、被写体からの反射光をレンズ121に取り込むための円形の入射窓110が形成されている。また、前板部111では、その対角線上に、入射窓110から半径方向外側に向けて切り欠き111a、111b、111c、111dが形成されており、その結果、前板部111の辺部に相当する部分は、半径方向内側に突出した張り出し部111g、111h、111i、111jになっている。ヨーク11の角筒状胴部117には、レンズ駆動装置10を機器本体に搭載する際にフックが係合する切り欠き117aが形成されている。
ヨーク11は、角筒状胴部117が移動体3の周りを囲んだ状態に配置されており、角筒状胴部117の4つの角部分の内側には、三角柱状のマグネット17が各々固着されている。ヨーク11は、鋼板等の強磁性板からなり、マグネット17に対するバックヨークとして機能する。
マグネット17は、スリーブ15の外周面に巻回された円筒状のコイル141、142に対して外周側で対向し、磁気駆動機構5を構成している。4つのマグネット17はいずれも、内面と外面が異なる極に着磁されている。本形態では、4つのマグネット17は各々、2つのマグネット片を光軸方向Lに重ねて配置した構成を備えている。
支持体2と移動体3とは、第1バネ部材31および第2バネ部材32からなる2枚のバネ部材によって接続されている。第1バネ部材31および第2バネ部材32は双方とも、ベリリウム銅等からなる金属製の薄板から形成された板バネ状のジンバルバネである。
第1バネ部材31は、ベース19の4つの角部分に連結される4つの固定側連結部311と、スリーブ15の後側端縁に連結される円環状の可動側連結部312と、固定側連結部311と可動側連結部312とを接続する4本のアーム部313とを備えている。第2バネ部材32も、第1バネ部材31と同様な形状を有しており、バネホルダ18の4つの角部分に連結される4つの固定側連結部321と、スリーブ15の前側端部に連結される円環状の可動側連結部322と、固定側連結部321と可動側連結部322とを接続する4本のアーム部323とを備えている。かかる第1バネ部材31および第2バネ部材32は、移動体3を光軸方向Lに変位可能に支持するとともに、移動体3の光軸周りの回転を阻止する機能を担っている。
本形態において、第2バネ部材32は、全体が一体として形成されている。これに対して、第1バネ部材31は、電気的に分離された2枚のバネ片31a、31bからなり、バネ片31a、31bの各々には、バネ片31a、31bとは別体の金属部品からなる給電端子16が接続されている。従って、バネ片31a、31bにコイル141、142のコイル端末を電気的に接続すれば、給電端子16を介してコイル141、142に給電することができる。
レンズ駆動装置10は、さらに、スリーブ15の上端に保持されたリング状の磁性片150を備えており、このような磁性片150は、マグネット17との間に作用する吸引力により移動体3に対して光軸方向Lの付勢力を印加する磁気バネを構成する。このため、移動体3が無通電時に自重で変位することを防止することができるため、移動体3に所望の姿勢を維持させ、さらに耐衝撃性を向上させることが可能である。また、磁性片150は、一種のバックヨークとして作用し、マグネット17とコイル141、142との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくすることができる。なお、磁性片としては、棒状の磁性体が用いられることもある。
(スリーブ15の構成)
スリーブ15は略円筒状の樹脂成形品である。スリーブ15の外周面においては、前側端部には、周方向に連続した円環状突起158が形成されており、円環状突起158の前端面に第2バネ部材32の円環状の可動側連結部322が連結される。また、円環状突起158の前端面およびスリーブ15の外周面に跨るように、4つの突起153が周方向で略等角度間隔に形成されている。
スリーブ15の外周面において、光軸方向Lにおける略中央付近にも、周方向に連続した円環状突起157が形成されており、かかる円環状突起157から外周側に向けては、4つの突起152が周方向で略等角度間隔に形成されている。
スリーブ15の外周面において、後側端部にも、周方向に連続した円環状突起156が形成されており、かかる円環状突起156から外周側に向けては、4つの突起151が周方向で略等角度間隔に形成されている。かかる円環状突起156の下端面に第1バネ部材31の円環状の可動側連結部312が連結される。
このようにしてスリーブ15の外周面には、円環状突起156と円環状突起157とによって挟まれた領域にコイル141の巻回領域が構成され、円環状突起157と円環状突起158とによって挟まれた領域にコイル142の巻回領域が構成されている。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起152によってスリーブ15(移動体3)の周方向の回転許容範囲を規定するストッパが形成されている。すなわち、移動体3の周りにマグネット17を配置すると、周方向で隣接するマグネット17の間に突起152が位置するため、スリーブ15(移動体3)が光軸周りに回転したときには、突起152とマグネット17とが干渉する。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起151、152によってスリーブ15(移動体3)の光軸に交差する方向の変位や傾きを規制するストッパが形成されている。すなわち、移動体3をヨーク11の内側に配置すると、スリーブ15の突起151、152と、ヨーク11の側板部112、113、114、115が対向するので、スリーブ15(移動体3)が光軸に交差する方向に変位したときや傾いたときには、スリーブ15の突起151、152とヨーク11の側板部112、113、114、115とが干渉する。
また、スリーブ15の外周面で突出した突起153によってスリーブ15(移動体3)の前側への可動範囲や傾きを規定するストッパが形成されている。すなわち、移動体3をヨーク11の内側に配置すると、スリーブ15の突起153と、ヨーク11の張り出し部111g、111h、111i、111jとが光軸方向Lで重なるため、スリーブ15(移動体3)が光軸に沿って前側に移動したときや傾いたときには、突起153と張り出し部111g、111h、111i、111jとが干渉する。
(ベース19の基本的な構成)
図1〜図4に示すように、ベース19は、略矩形の平板部191と、平板部191の外周縁から光軸方向L後側に突出した矩形枠状の側板部192と、平板部191の外周縁から光軸方向L前側に突出したリブ状突起193とを備えており、リブ状突起193には平板部191の辺部に相当する位置に切り欠き193aが形成されている。かかるリブ状突起193は、ヨーク11の内周面に当接して、ヨーク11の位置決めを行なっている。
平板部191の中央には、貫通穴からなる矩形の開口部190が形成されている。ベース19の下方側には、開口部190に対して光軸方向Lに重なる位置に撮像素子60やフィルター(図示せず)等が配置される。
平板部191の光軸方向L前側の面には、開口部190が形成されている略円形の内周側領域191aと、この内周側領域191aの外周縁に段部を介して連接して内周側領域191aよりも光軸方向L前側に向けて一段高くなった環状領域191bと、平板部191の角部分で環状領域191bの外周縁に段部を介して連接して環状領域191bよりも光軸方向L前側に向けて一段高くなった三角領域191cとを備えている。
4つの三角領域191cはいずれも、第1バネ部材31の固定側連結部311が連結される領域である。4つの三角領域191cの各々には小突起191eが形成されており、小突起191eは、第1バネ部材31の固定側連結部311を連結するのに利用される。例えば、第1バネ部材31の固定側連結部311には、小突起191eが嵌る穴が形成されているので、かかる穴に小突起191eを嵌めた後、小突起191eを溶融させれば、第1バネ部材31の固定側連結部311をベース19に熱溶着することができる。
平板部191の光軸方向L前側の面には、内周側領域191aと環状領域191bとに跨るように円形の凹部191fが複数、形成されており、かかる凹部191fは、スリーブ15において第1バネ部材31の可動側連結部312を連結するのに用いた小突起(図示せず)と光軸方向Lで重なる位置に形成されている。このため、凹部191fは、スリーブ15の小突起を受け入れることにより、ベース19とスリーブ15とが小突起によって干渉することを阻止する機能を担っている。なお、環状領域191bには複数の浅い円形の凹部191gが形成されており、かかる凹部191gベース19を樹脂成形する際にイジェクトピンが当接した箇所である。
平板部191の光軸方向L前側の面において、環状領域191bには、その内周縁に沿うように形成された突部によって計4つのストッパ部191hが略等角度間隔に形成されており、かかるストッパ部191hは、周方向に所定寸法、延在した円弧形状を備えている。ここで、ストッパ部191hは、スリーブ15の後側端面に形成された突起(図示せず)と光軸方向Lで重なる位置に形成されており、スリーブ15(移動体3)の後側への可動範囲を規定するストッパとして機能する。すなわち、スリーブ15(移動体3)が光軸に沿って後側に移動したときには、スリーブ15の突起とストッパ部191hとが当接し、干渉する。また、ベース19では、ストッパ部191hに対して内周側で隣接する位置には、内周側領域191aの外周縁に沿うように塵埃貯留用凹部191iが形成されている。かかる塵埃貯留用凹部191iは、光軸方向L後側に向けて凹んでおり、スリーブ15の突起とストッパ部191hとが当接した際に発生する塵埃を捕捉して保持する。ここで、塵埃貯留用凹部191iも、周方向に所定寸法延在した円弧形状を備えている。
ベース19の光軸方向L前側の面において、4つの三角領域191cのうち、X方向の一方側(+X側)に位置する2つの三角領域191cにY方向で隣接する領域191sは、三角領域191cより一段低く、かかる領域191sには、給電端子16を保持する小突起191jが形成されている。すなわち、給電端子16には小突起191jが嵌る穴162aが形成されており、穴162aに小突起191jを嵌めた後、小突起191jを溶融させれば、2つの給電端子16を各々ベース19に熱溶着することができる。また、2つの給電端子16は各々、第1バネ部材31を構成するバネ片31a、31bにハンダ等で電気的に接続されており、2つの給電端子16は各々、バネ片31a、31bを介してコイル141、142に電気的に接続されている。
(動作)
本形態のレンズ駆動装置10において、まず、磁気駆動機構5が停止している待機期間中、第1バネ部材31および第2バネ部材32の付勢力によって、移動体3は、光軸方向L後側に位置し、スリーブ15がベース19に弾性をもって当接している状態にある。
このような状態において、磁気駆動機構5のコイル141、142に所定方向の電流を流すと、コイル141、142は各々、光軸方向L前側の電磁力を受けることになる。これにより、コイル141、142が固着されたスリーブ15は、光軸方向L前側に移動し始めることになる。このとき、第1バネ部材31とスリーブ15の前側端部との間、および第2バネ部材32とスリーブ15の後側端部との間には、それぞれスリーブ15の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ15を光軸方向L前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ15の移動を規制する弾性力とが釣り合ったとき、スリーブ15は停止する。その際、コイル141、142に流す電流量と、第1バネ部材31および第2バネ部材32によってスリーブ15に働く弾性力とを調整することで、スリーブ15(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
また、本形態では、弾性力(応力)と変位量(歪み量)との間に線形関係が成立する第1バネ部材31および第2バネ部材32を用いていることから、スリーブ15の移動量とコイル141、142に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。また、第1バネ部材31および第2バネ部材32という2個の弾性部材を用いていることから、スリーブ15が停止したときに光軸方向Lに大きな釣り合いの力が加わることになり、光軸方向Lに遠心力や衝撃力等の他の力が働いたとしても、より安定にスリーブ15を停止させることができる。さらに、レンズ駆動装置10では、スリーブ15を停止させるのに、衝突材(緩衝材)等に衝突させて停止させるのではなく、電磁力と弾性力との釣り合いを利用して停止させることとしているので、衝突音の発生を防ぐことも可能である。
(ベース19への給電端子16の搭載構造)
図5は、本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベース19への給電端子16の搭載構造を示す説明図であり、図5(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、ベース19に給電端子16を搭載した様子を示す平面図、ベース19に給電端子16とヨーク11とを搭載した様子を示す側面図、ベース19に給電端子16を搭載した様子をヨーク11を省略して示す側面図、ベース19と給電端子16とを分解して示す側面図、およびベース19に給電端子16を搭載した様子を示す底面図である。なお、図5では、給電端子16についてはグレー領域として示してある。
図6は、本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベース19への給電端子16の搭載部分を斜め前方からみた様子を示す斜視図であり、図6(a)、(b)、(c)は、ベース19に給電端子16とヨークとを搭載した様子を示す斜視図、ベース19に給電端子16を搭載した様子をヨーク11を省略して示す斜視図、およびベース19と給電端子16とを分解して示す斜視図である。
図7は、本発明を適用したレンズ駆動装置におけるベース19への給電端子16の搭載部分を斜め後方からみた様子を示す斜視図であり、図7(a)、(b)、(c)は、ベース19に給電端子16とヨークとを搭載した様子を示す斜視図、ベース19に給電端子16を搭載した様子をヨーク11を省略して示す斜視図、およびベース19と給電端子16とを分解して示す斜視図である。
図5(d)、図6(c)および図7(c)に示すように、2つの給電端子16はいずれも、同一形状の金属部品から構成されており、ヨーク11の内側でベース19の光軸方向L前側の面上に配置される内部端子部160と、内部端子部160から延在する端子延在部169とを備えている。
内部端子部160は、X方向に延在する細幅の接続部分161と、接続部分161に連接する略三角形の固定部分162とを備えており、2つの給電端子16は各々、接続部分161がバネ片31a、31bにハンダ(図示せず)等で電気的に接続されている(図3(b)参照)。また、固定部分162には、ベース19の小突起191jが嵌る穴162aが形成されており、2つの給電端子16は各々、固定部分162によってベース19に固定されている。
端子延在部169は、固定部分162から光軸方向L後側に向けて直角に折れ曲がってY方向に延在する第1延在部163と、第1延在部163の端部からさらに光軸方向L後側に直角に屈曲した第2延在部164と、第2延在部164の後側端縁からY方向に延在する第3延在部165と、第3延在部165の端部からさらに光軸方向L後側に直角に屈曲した第4延在部166とを備えている。なお、接続部分161において、端子延在部169の付け根部分には半円形状の切り欠き161aが形成されている。
かかる構成の給電端子16を搭載するために、ベース19の外側面194において、端子延在部169が位置する部分は、径方向内側に凹む溝状凹部195になっている。ベース19において溝状凹部195の両側は、溝状凹部195において径方向内側に位置する底部195aよりも径方向外側に突出する突部198、199になっており、突部199に対して光軸方向L後側に隣接する領域は、溝状凹部195の底部195aによりもさらに径方向内側に凹んだ凹部194eになっている。
ベース19において突部198には、溝状凹部195においてX方向に延在する内側壁198aと、内側壁198aに対して光軸方向L後側で連接して径方向外側に向く壁面198bと、壁面198bの後側端縁で径方向外側に向けて突出して光軸方向L前側に向く段部198cとが形成されている。
このように構成したベース19に対して給電端子16を搭載するには、図5(a)、(c)、図6(b)、および図7(b)に示すように、ベース19の領域191sに内部端子部160を重ね、固定部分162の穴162aにベース19の小突起191jを嵌める。その際、端子延在部169を溝状凹部195に嵌める。その結果、端子延在部169は、ベース19の外側面194のうち、溝状凹部195の底部195aに当接し、給電端子16は径方向で位置決めされる。この状態で、給電端子16の第4延在部166は、ベース19の凹部194eよりわずかに径方向外側に浮いた状態となる。このようにして、ベース19に対して給電端子16を搭載した後、小突起191jを溶融させて、2つの給電端子16を各々ベース19に熱溶着する。次に、2つの給電端子16と、第1バネ部材31のバネ片31a、31bとをハンダ等で電気的に接続する。その結果、2つの給電端子16は各々、バネ片31a、31bを介してコイル141、142に電気的に接続される。
次に、図5(b)、図6(a)および図7(a)に示すように、ベース19に対して光軸方向L前側にヨーク11を被せる。その結果、ヨーク11は、ベース19のリブ状突起193に規定された位置に配置され、ベース19の光軸方向L前側および径方向外側に被さって移動体3等を覆った状態となる。また、ヨーク11の側板部112は、給電端子16の端子延在部169の一部を径方向外側で覆った状態となる。但し、給電端子16の第2延在部164の一部、第3延在部165、および第4延在部166は、ヨーク11の後側端縁119から露出した状態にある。
この状態で、図5(a)、(e)に示すように、端子延在部169に対して径方向外側には、ヨーク11の側板部112が対向した状態となる。ここで、ヨーク11の側板部112の径方向内側の面は、ベース19の突部199に当接する一方、給電端子16の端子延在部169は、溝状凹部195の底部195aに当接し、径方向で位置決めされている。このため、端子延在部169の径方向外側の面と、ヨーク11の側板部112の径方向内側の面との間には隙間Gが介在し、給電端子16とヨーク11との短絡が防止される。但し、ヨーク11と給電端子16との間に隙間Gが存在していると、異物がヨーク11の内部に侵入するおそれがある。そこで、本形態では、図5(b)、図6(a)および図7(a)に太い実線R1で示すように、ヨーク11の後側端縁119に沿って接着剤Rを塗布した後、接着剤Rを硬化させ、図1、図5(b)、図6(a)および図7(a)に示すように、端子延在部169とヨーク11の後側端縁119との間に介在する隙間Gを封止する。かかる接着剤Rとして、本形態では光硬化性接着剤が用いられている。
また、ベース19にヨーク11を被せると、ベース19の外側面194において隙間Gに対してヨーク11の後側端縁119が延在する方向で隣り合う位置には、ヨーク11の後側端縁119とベース19の段部198cとによって、ヨーク11の後側端縁119に沿って延在する接着剤充填溝97が構成される。ここで、ヨーク11の後側端縁119は、給電端子16において第1延在部163と第2延在部164とが形成する直角な屈曲部分167と径方向外側に重なる箇所に位置し、かかる屈曲部分167の内側まで段部198cが延在している。このため、接着剤充填溝197は、屈曲部分167の内側まで延在し、接着剤充填溝197と隙間Gは、略一直線状に並ぶことになる。そこで、本形態では、隙間Gを接着剤Rで封止する際、接着剤Rの塗布領域を隙間Gの長さ寸法よりも延長し、接着剤充填溝197内にも接着剤Rを充填する。従って、接着剤Rは、隙間Gを封止する部分と繋がるように接着剤充填溝97に充填されることになる。それ故、ベース19の外側面194とヨーク11の後側端縁119との間も接着剤Rで封止される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のレンズ駆動装置10において、給電端子16は、ヨーク11の内側に配置された内部端子部160と、内部端子部160からベース19の外側面194に沿って延在してヨーク11の後側端縁119から外側に引き出された端子延在部169とを備え、端子延在部169は、ベース19の外側面194に当接して径方向で位置決めされている。このため、給電端子16をベース19のスリット内に通す構成と違って、レンズ駆動装置10の組立時に多大な手間を必要としないので、レンズ駆動装置10の組立工程を効率よく行なうことができる。また、給電端子16をスリット内に圧入する構成と違って、スリット内壁が擦れて粉が発生してレンズ121や撮像素子60等に付着する等の不具合の発生を防止することができる。また、給電端子16をベース19のスリット内に通す構成と違って、ベース19の外側面194に近い位置に端子延在部169が位置するため、端子延在部169と配線部材とのハンダ付けを効率よく行なうことができる。さらに、端子延在部169は、ベース19の外側面194に当接して径方向で位置決めされているため、端子延在部169の近傍にヨーク11が位置する場合でも、端子延在部169とヨーク11との間に隙間Gを確実に確保でき、端子延在部169とヨーク11とが短絡することがない。
また、本形態において、ベース19の外側面194には、ヨーク11の後側端縁119が当接する突部199等よりも径方向内側に凹んだ溝状凹部195が形成されており、端子延在部169は、溝状凹部195内で延在しているとともに、溝状凹部195の底部195aに当接して径方向で位置決めされている。このため、ヨーク11を大型化しなくても、給電端子16をヨーク11と短絡させることなく外部まで延在させることができる。
また、本形態において、端子延在部169に対して径方向外側には、端子延在部169との間に隙間Gを介してヨーク11の後側端縁119が対向し、隙間Gは、接着剤Rにより封止されている。このため、給電端子16とヨーク11との短絡を阻止するための隙間Gを介してヨーク11の内部に異物が侵入することを接着剤Rによって防止することができる。また、給電端子16とヨーク11との短絡を接着剤Rによって阻止することもできる。
さらに、ベース19の外側面194には、隙間Gに対してヨーク11の後側端縁119が延在する方向で隣り合う位置でヨーク11の後側端縁119に沿って延在する接着剤充填溝197を構成する段部198cが形成されており、接着剤Rは、隙間Gを封止する部分と繋がるように接着剤充填溝197に充填されている、このため、隙間Gの端部等といった接着剤Rで封止しにくい個所であっても、接着剤Rによって確実に封止することができる。従って、給電端子16とヨーク11の後側端縁119との隙間Gからヨーク11の内部に異物が侵入することを確実に防止することができる。特に本形態の給電端子16において、端子延在部169は、ヨーク11の後側端縁119に沿う方向に延在する第1延在部163と、第1延在部163の先端部から光軸方向L後側に向けて屈曲して延在する第2延在部164とを備えていることから、隙間Gの端部は、第1延在部163と第2延在部164との屈曲部分167の内側といった接着剤Rを塗布しにくい個所に位置している。しかるに本形態では、接着剤充填溝197が第1延在部163と第2延在部164との屈曲部分167の内側まで延在しているため、屈曲部分167の内側等といった接着剤Rを充填しにくい個所であっても、接着剤Rを充填することができる。従って、給電端子16とヨーク11の後側端縁119との隙間Gからヨーク11の内部に異物が侵入することを確実に防止することができる。
2・・支持体
3・・移動体
10・・レンズ駆動装置
11・・ヨーク
15・・スリーブ
16・・給電端子
19・・ベース
31・・第1バネ部材
32・・第2バネ部材
119・・ヨークの後側端縁
141、142・・コイル
169・・端子延在部
194・・ヨークの外側面
195・・溝状凹部
197・・接着剤充填溝
198c・・段部
G・・隙間
R・・接着剤

Claims (5)

  1. レンズを備えた移動体と、該移動体の外側に配置された支持体と、前記移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動するコイルおよびマグネットを備えた磁気駆動機構と、前記コイルに電気的に接続された給電端子と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記支持体は、前記移動体に対して光軸方向後側に設けられたベースと、該ベースの光軸方向前側および当該ベースの径方向外側に被さって前記移動体を覆うヨークと、を有し、
    前記給電端子は、前記ヨークの内側に配置された内部端子部と、該内部端子部から前記ベースの外側面に沿って延在して前記ヨークの後側端縁から外側に引き出された端子延在部と、を備え、
    当該端子延在部は、前記ベースの外側面に当接して径方向で位置決めされていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ベースの外側面には、径方向内側に凹んだ溝状凹部が形成されており、
    前記端子延在部は、前記溝状凹部内で延在しているとともに、当該溝状凹部において径方向内側に位置する底部に当接して径方向で位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記端子延在部に対して径方向外側には、当該端子延在部との間に隙間を介して前記ヨークの後側端縁が対向し、
    前記隙間は、接着剤により封止されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記ベースの外側面には、前記隙間に対して前記ヨークの後側端縁が延在する方向で隣り合う位置で当該ヨークの後側端縁に沿って延在する接着剤充填溝を構成する段部が形成されており、
    前記接着剤は、前記隙間を封止する部分と繋がるように前記接着剤充填溝に充填されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記端子延在部は、前記ヨークの後側端縁に沿う方向に延在する第1延在部と、該第1延在部の先端部から光軸方向後側に向けて屈曲して延在する第2延在部と、を備え、
    前記接着剤充填溝は、前記第1延在部と前記第2延在部との屈曲部分の内側まで延在していることを特徴とする請求項4に記載のレンズ駆動装置。
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