JP6549020B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に携帯電話等に搭載される比較的小型のカメラに用いられるレンズ駆動装置に関する。
近年、携帯電話等に搭載されるカメラの高性能、高機能化の要求が高まり、カメラ付き携帯電話等に搭載されるレンズ駆動装置において、オートフォーカス機能のみならず手ぶれ補正機能をも具備することが求められている。
撮影ユニット(可動モジュール)と呼ばれる従来のAFカメラモジュールを4本のサスペンションワイヤで支持し、光軸に直交する2軸方向に駆動することで手振れを補正する構造となっている。
具体的には、4本の直線状のサスペンションワイヤの一端がベースの四隅に固定され、他端が上側板バネの貫通孔に挿入され、はんだ等で固定されている。
特開2013−44924号
ところで、サスペンションワイヤはきわめて細いため、製造過程において取付部材に取り付ける作業が難しいという問題がある。また、サスペンションワイヤが取付部材から外れると、再度取り付ける作業に手間がかかるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サスペンションワイヤの取り扱いを簡単にすることができるレンズ駆動装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明のレンズ駆動装置は、レンズ体を保持可能なレンズホルダと、前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させるオートフォーカス機構と、前記レンズホルダおよび前記オートフォーカス機構を前記光軸方向と交差する方向に移動させる手振れ補正機構とを備えたレンズ駆動装置であって、前記光軸方向と交差する方向に前記オートフォーカス機構を移動可能に支持する複数のサスペンションワイヤを有し、前記サスペンションワイヤは、直線状に延びて前記オートフォーカス機構を支持する第1の延設部と、前記第1の延設部の一端から前記第1の延設部とは異なる方向に延びる第2の延設部とを有し、前記2の延設部が、前記レンズホルダとともに前記光軸方向と交差する方向に移動する取付部材に埋設されている。
この構成によれば、サスペンションワイヤの第2の延設部が取付部材に埋設されているため、細くて扱いが難しいサスペンションワイヤを単体で扱う必要がない。これにより、製造工程を簡単にでき、歩留まりを向上できる。
発明のレンズ駆動装置は、前記レンズホルダが上側板バネと下側板バネとで両側から挟まれるように固定されており、前記取付部材は、前記上側板バネを固定する枠状部を有し、前記枠状部に前記サスペンションワイヤの前記第2の延設部が埋設されている。
この構成によれば、比較的簡単な構成でサスペンションワイヤを固定できる。
発明のレンズ駆動装置の前記上側板バネは、2つの分離した第1の上側板バネと第2の上側板バネとを有し、前記レンズホルダを光軸方向に移動させる電磁気力を生じるための第1のコイルが前記レンズホルダに固定されており、前記第1のコイルの一端が前記第1の上側板バネに導通接続され、前記第1のコイルの他端が前記第2の上側板バネに導通接続され、第1の前記サスペンションワイヤが前記第1の上側板バネに導通接続され、第2の前記サスペンションワイヤが前記第2の上側板バネに導通接続されている。
この構成によれば、第1および第2のサスペンションワイヤを第1のコイルに通電するための経路としても利用できる。
本発明のレンズ駆動装置の前記枠状部は、前記第1のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の一部および前記第2のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の一部を、外側に露出させた状態で前記第1のサスペンションワイヤおよび前記第2のサスペンションワイヤを埋設し、前記第1のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の前記一部が前記第1の上側板バネと導通接続され、前記第2のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の前記一部が前記第2の上側板バネと導通接続されており、前記第1のサスペンションワイヤおよび前記第2のサスペンションワイヤは、それぞれ、前記第1の延設部の前記一端と前記第2の延設部の前記一部との間に位置する部分における前記第2の延設部が前記枠状部に埋設されている
この構成によれば、第1および第2のサスペンションワイヤの第2の延設部を取付部材の枠状部に埋設しても、これらのサスペンションワイヤと第1および第2の上側板バネとを容易に導通接続できる。
好適には本発明のレンズ駆動装置の前記サスペンションワイヤの前記第1の延設部は前記光軸方向に沿って延びており、前記第2の延設部は前記光軸方向と交差するように延在している。
この構成によれば、第2の延設部を取付部材から外れ難くできる。
好適には本発明のレンズ駆動装置の前記第2の延設部は、複数の屈曲部を有し、当該屈曲部が前記取付部材に埋設されている。
この構成によれば、取付部材が手振れ補正により光軸方向と交差する方向に動いても、第2の延設部を取付部材から外れ難くできる。
好適には本発明のレンズ駆動装置は、複数の金属部材を備えたベース部材を有し、前記サスペンションワイヤの前記第1の延設部の他端が前記金属部材に固定されている。
この構成によればサスペンションワイヤを通電可能な金属部材に安定した状態で支持できる。
好適には本発明のレンズ駆動装置は、前記取付部材に一体化されるヨークを備え、前記取付部材は、多角形状に形成されており、当該多角形の辺に前記枠状部が位置し、前記多角形の角部において下方に突出して設けられた脚部を有し、前記上側板バネを固定する前記取付部材の前記枠状部の下面に第1突部が設けられ、前記上側板バネの貫通部とヨークの貫通部とが前記第1突部に挿通されて前記上側板バネおよび前記ヨークが前記取付部材の前記枠状部に固定され、前記脚部の前記下側板バネを固定する下面には第2突部が設けられており、前記下側板バネの貫通部が前記第2突部に挿通されて、当該下側板バネが前記脚部に固定されている。
この構成によれば、第1突部と第2突部とが、いずれも同じ方向に突出しているので、製造時に、取付部材の向きを逆にする必要はないので、生産性を高められる。
好適には本発明のレンズ駆動装置は、前記レンズホルダを光軸方向に移動させる電磁気力を生じるための第1のコイルと、前記第1のコイルの外側で当該第1のコイルに対向して位置し、前記第1のコイルを流れる電流との間で電磁相互作用による光軸方向の電磁気力を生じさせる磁界を発生する磁石と、前記磁石が発生する磁界との電磁相互作用により前記光軸方向と交差する方向の電磁気力を生じさせる電流を流す第2のコイルとを有し、前記第1のコイルは、前記レンズホルダの外周に位置し、当該レンズホルダと一体となって移動し、前記第2のコイルは、前記磁石の下方に配置されている。
この構成によれば、小規模な構成で、第1のコイルを流れる電流と磁石との電磁相互作用によってレンズホルダが光軸方向に移動すると共に、第2のコイルを流れる電流と磁石との電磁相互作用によってオートフォーカス機構全体を前記光軸と交差する方向に移動できる。
本発明によれば、サスペンションワイヤの取り扱いを簡単にするレンズ駆動装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係わるレンズ駆動装置の外観斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置の上方側から見た分解斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置の下方側から見た分解斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置のケースおよびフレキシブル基板等を省略した状態の下方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置のベース部材、下側板バネ、第1のコイル、上側板バネおよびサスペンションワイヤに係る構造を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係る上側板バネの平面図である。 本発明の実施形態に係るサスペンションワイヤの形状を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る取付部材の角部を下方側から見た斜視図である。 ケースおよび取付部材を外した状態における本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の四隅付近の構成を説明するための斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係わるレンズ駆動装置を説明する。
[実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係わるレンズ駆動装置1の外観斜視図である。図2は図1に示すレンズ駆動装置1の上方側から見た分解斜視図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の下方側から見た分解斜視図である。図4は、図1に示すレンズ駆動装置1のケース35およびフレキシブル基板8等を省略した状態のベース部材11の側から見た斜視図である。
なお、理解を容易にするために、図1においては、レンズ体3がレンズホルダ27に取り付けられた状態を示している。
図1〜図4に示すように、レンズ駆動装置1は、例えば、ベース部材11、4個の第2のコイル13、金属部材(ワイヤホルダ)15、下側板バネ17、第1のコイル21、4個の磁石(永久磁石)23、絶縁シート25、レンズホルダ27、上側板バネ29、ヨーク31、取付部材(トップカバー)33、ケース35および4本のサスペンションワイヤ411,412,413,414を有する。
レンズ駆動装置1は、オートフォーカス機能および手振れ補正機能を有している。
オートフォーカス機能は、撮像画像を基に、レンズ体3が保持されるレンズホルダ27を光軸(Z方向)に移動してピント調整を行う機能であり、オートフォーカス機構5によって実現される。オートフォーカス機構5は、例えば、第1のコイル21、磁石23、ヨーク31、取付部材33、下側板バネ17および上側板バネ29等によって実現される。
手振れ補正機能は、ホール素子等で検出した位置情報を基に、撮影時に生じた手振れを補正して像ブレのない画像を撮像できるようにする機能であり、手振れ補正機構7によって実現される。手振れ補正機能では、後述するようにレンズホルダ27およびオートフォーカス機構5を光軸方向と交差するX,Y軸方向に移動させる。
手振れ補正機構7は、主に、第2のコイル13、金属部材15、ヨーク31、磁石23およびサスペンションワイヤ411,412,413,414等で構成される。
レンズ駆動装置1では、金属線材からなるサスペンションワイヤ411,412,413,414は、光軸方向に延びる第1の延設部81と、第1の延設部81の一端から第1の延設部81と交差(直交)する方向に延びる第2の延設部83とを有する。第2の延設部83は、取付部材33の枠状部331に埋設されている。
そのため、レンズ駆動装置1の製造工程において、サスペンションワイヤ411,412,413,414を取付部材33と一体的に扱うことができ、細いサスペンションワイヤ411,412,413,414の取り扱いが容易になる。
以下、レンズ駆動装置1の構成および作用について詳細に説明する。
レンズ体3を保持可能なレンズホルダ27は、下側板バネ17および上側板バネ29にZ軸方向両側から挟まれて弾性的に固定される。
また、レンズホルダ27の外周には第1のコイル21が固定されている。第1のコイル21は、レンズホルダ27の外周に導線を巻回して形成されている。第1のコイル21が通電されると、第1のコイル21を流れる電流と磁石23からの磁界との電磁相互作用により第1のコイル21およびレンズホルダ27を一体としてZ軸方向(光軸方向)に沿って移動させる電磁気力が生じる。これにより、オートフォーカス機能が実現される。
4個の第2のコイル13がX,Y平面に沿って、ベース部材11の矩形の各辺の中央付近に点対称に設けられている。磁石23からの磁界が第2のコイル13を横断する。そのため、第2のコイル13が通電されると、第2のコイル13を流れる電流と磁石23からの磁界との電磁相互作用により、レンズホルダ27およびオートフォーカス機構5を全体的にX,Y方向に沿って移動させる電磁気力が生じる。これにより、手振れ補正機能が実現される。
図5は、本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置1のベース部材11、下側板バネ17、第1のコイル21、上側板バネ29およびサスペンションワイヤ411,412,413,414に係る構造を説明するための斜視図である。図6は、上側板バネ29の平面図である。図7は、サスペンションワイヤ411,412,413,414の形状を説明するための図である。図8は、取付部材33の角部を下方側から見た斜視図である。図9は、ケース35および取付部材33を外した状態におけるレンズ駆動装置1の四隅付近の構成を説明するための斜視図である。
ベース部材11は、例えば、絶縁性の樹脂材料を成形して構成され、矩形状に形成されている。
ベース部材11の中央近傍には、図示しないイメージセンサに対応する位置に円形状の開口部が形成されている。
ベース部材11の4辺の各辺の所定箇所には、第2のコイル13の位置決め用に用いられる位置決め部が設けられている。ベース部材11の下面には、ホール素子462,463が実装されたフレキシブル基板8が固定されている。
図5に示すように、ベース部材11には金属部材15がインサート成形によって固定され、ベース部材11の4隅には金属部材15の切り欠き部151が位置している。金属部材15は、金属板材にブランク加工及び折り曲げ加工を施して形成されている。
図4、図5および図9に示すように、金属部材15の切り欠き部151には、Z方向に延在したサスペンションワイヤ411、412、413、414の第1の延設部81の下端部が挿入されて固定されている。当該固定は、半田や導電性接着剤等で行われる。図4に示すように、切り欠き部151の下面にはサスペンションワイヤ411,412,413,414の端部を固定する半田フィレット153が形成されている。
サスペンションワイヤ411,412,413,414の第1の延設部81は、細長い略円柱状で直線状に形成されている。サスペンションワイヤ411,412,413,414の第1の延設部81の上端部は、図4に示すように、取付部材33内に埋設されている。後述するように、サスペンションワイヤ411,412は、第1のコイル21に給電を行うためにも用いられる。
以下、サスペンションワイヤ411,412,413,414について詳細に説明する。
サスペンションワイヤ411,412,413,414は、取付部材33に固定されており、オートフォーカス機構5をX,Y方向に移動可能に支持する。
サスペンションワイヤ411,412,413,414は、図7に示すように、光軸方向(Z方向)に延びる第1の延設部81と、第1の延設部81の一端(上端)から第1の延設部81と交差する方向に延びる第2の延設部83とを有する。本実施形態においては、第2の延設部83は、光軸方向と直交する平面(X、Y平面)に沿うように延在しており、第1の延設部81と略直交する方向に延びている。
第2の延設部83は、取付部材33の枠状部331内に埋設されている。
サスペンションワイヤ411,412,413,414は、例えば、樹脂製の取付部材33を射出成形等により製造する際に取付部材33に埋設される。
そのため、レンズ駆動装置1の製造工程において、サスペンションワイヤ411,412,413,414を取付部材33と一体的に扱うことができ、細い金属線材からなるサスペンションワイヤ411,412,413,414の取り扱いが容易になる。
第2の延設部83は、図7に示すように、複数の屈曲部を有し、当該屈曲部が取付部材33の枠状部331に埋設されている。これら複数の屈曲部は、その屈曲方向および長さが多様に構成されている。この構成によれば、取付部材33から第2の延設部83が外れ難くなり、サスペンションワイヤ411,412,413,414を安定した状態で取付部材33に固定できる
図6に示すように、上側板バネ29は、電気的に分離した導電性の金属板からなる第1の上側板バネ129と第2の上側板バネ229とを有する。
取付部材33の枠状部331は、サスペンションワイヤ411の第2の延設部83の一部およびサスペンションワイヤ412の第2の延設部83の一部を、第1の上側板バネ129および第2の上側板バネ229に対向する下面に露出させた状態で埋設している。
また、サスペンションワイヤ411の第2の延設部83の一部(枠状部331からの露出部)が第1の上側板バネ129に導通接続され、サスペンションワイヤ412の第2の延設部83の一部(枠状部331からの露出部)が第2の上側板バネ229に導通接続されている。このサスペンションワイヤ411、412と上側板バネ129、229との導通接続は、機械的な圧接だけでも良い。なお、本実施形態においては、図示していないが、半田あるいは導電性接着剤などの接合材を用いている。
また、第1のコイル21の一端は電線87を介して第1の上側板バネ129に半田等の接合材によって導通接続され、第1のコイル21の他端は電線89を介して第2の上側板バネ229に半田等の接合材によって導通接続されている。
この構成により、サスペンションワイヤ411と第1のコイル21の一端とが導通接続されると共に、サスペンションワイヤ412と第1のコイル21の他端とが導通接続され、第1および第2のサスペンションワイヤ411、412を介して第1のコイル21に給電が可能となる。
図2,図3および図5に示すように、ベース部材11の4辺の各々には、細長形状の第2のコイル13が固定されている。このようにベース部材11の4辺に第2のコイル13を固定する構造にすることで、第2のコイル13の位置決めが容易になり、製造プロセスを簡単にできる。なお、それぞれの第2のコイル13の両端部は、フレキシブル基板8の配線パターンに半田付けされている。
第2のコイル13には、磁石23からの磁界が横断する。そのため、第2のコイル13を流れる電流と磁石23からの磁界との電磁相互作用により、レンズホルダ27およびオートフォーカス機構5を全体的にX,Y方向に沿って移動させる電磁気力が生じる。
ここで、第2のコイル13は、ヨーク31、および磁石23の下方(ベース部材11側)で、且つZ軸(光軸)方向において当該部材と重なり合うように位置している。また、第2のコイル13は、ベース部材11に固定されている。
このように、2のコイル13を、Z軸(光軸)方向においてヨーク31、および磁石23と重なり合うように位置することで、当該部材の外側に位置する場合に比べて、磁束密度が高い空間内に第2のコイル13を配置することができる。そのため、第2のコイル13を流れる電流と磁石23との間で高い電磁気力(推力)特性を発揮できる。
なお、本実施形態では、第2のコイル13は、導線を巻いたものを用いているが、導電性のパターンが形成されたフィルムを複数枚積層することによって構成された積層コイルを用いても良い。
図2、図5および図9に示すように、金属板からなる下側板バネ17は、4隅に貫通部171を有し、貫通部171に図3および図8に示す取付部材33の第2突部333aが挿入される。第2突部333aは、貫通部171に挿入された状態で、その先端が変形させられる。これにより、下側板バネ17が取付部材33の脚部333に固定される。当該固定は、かしめにより行われる。かしめは、例えば、先端側から樹脂のボス(第2突部333a)を潰して行われる。なお、図3および図8にいては、第1突部331a、第2突部333aが潰された状態で示されている。
また、下側板バネ17は、内側部分がレンズホルダ27の下部に固定されている。
本実施形態では、下側板バネ17および上側板バネ29が同じ部材である取付部材33に固定されているので、レンズホルダ27が光軸に対して傾きにくいものにすることができる。
図2、図3および図5に示すように、第1のコイル21は、略矩形状をしており、レンズホルダ27の外周に巻回して固定されている。第1のコイル21は、前述したようにサスペンションワイヤ411,412により給電される。
また、レンズホルダ27の外側且つヨーク31の内側の位置には、第1のコイル21の4辺部のそれぞれにすき間を有して対向する4個の磁石23が位置している。
図2および図3に示すように、ヨーク31は、矩形の4辺の各辺に、磁石23の側面と当接状態で対向して位置するヨーク側面部371と、磁石23の上面と当接状態で対向して位置するヨーク天井部311とを有する。磁石23とヨーク31とは、接着剤などによって一体化されており、ヨーク31は磁石23と一体となって移動する。
ヨーク31のヨーク天井部311の切り欠き部321の両側には、合計8個の貫通部313が形成されている。図8に示す取付部材33の枠状部331の下面に設けられた第1突部331aをヨーク31の貫通部313に挿通させて、固定する。これにより、ヨーク31と取付部材33とが一体化される。
当該固定は、かしめにより行われる。なお、ヨーク31と取付部材33とのかしめによる固定箇所は合計8個であるが、少なくとも一か所は位置決めの(ガタを調整する)ために接着剤による固定としても良い。
このとき、第1突部331aは、図2および図3に示す絶縁シート25の貫通部251および上側板バネ129,229の貫通部293にも挿通されてヨーク31に固定される。これにより、絶縁シート25および上側板バネ29が、取付部材33とヨーク31とで挟み込まれた状態で固定される。
また、ヨーク31の4隅は、取付部材33の脚部333が位置するスペースを確保するための切り欠き部321となっている。なお、上側板バネ129、229の内側部分は、レンズホルダ27の上部に固定される。
また、ヨーク31は、図2および図3に示すように、第1のコイル21の内側に配置される内ヨーク部361を有する。
このように、ヨーク31のヨーク側面部371と内ヨーク部361とで挟まれるように第1のコイル21が配置されるので、オートフォーカスの推力を高めることができる。
また、本実施形態では、ヨーク31を有しているので、磁石23がオートフォーカス機構5と手振れ補正機構7とに兼用される場合でも、レンズホルダ27を移動させる推力を高めることができる。
図2に示すように、ヨーク31のヨーク天井部311の上面には絶縁シート25が固定され、絶縁シート25の上に上側板バネ29が固定されている。そのため、第1の上側板バネ129と第2の上側板バネ229とがショートすることが効果的に回避される。なお、絶縁シート25を設ける代わりに、ヨーク天井部311の上面に絶縁膜を印刷等で形成しても良い。
取付部材33は、絶縁性の樹脂等で多角形状に成形され、上側板バネ29および絶縁シート25を介してヨーク31のヨーク天井部311に重ねられる枠状部331と、ヨーク31の切り欠き部321に配置される脚部333を有する。脚部333は、多角形状(矩形状)をなした枠状部331の角部において、枠状部331から下方に突出している。
図8を用いて前述したように、取付部材33の枠状部331の下面には第1突部331aが形成されており、脚部333の下面には第2突部333aが形成されている。
取付部材33の第2突部333aには、下側板バネ17の貫通部171が挿通され、取付部材33に下側板バネ17が取り付けられている。
本実施形態では、上側板バネ29と一体になってヨーク31に固定される取付部材33の第1突部331aと、下側板バネ17の貫通部171に固定される取付部材33の第2突部333aとが、いずれも同じ方向(下方)に突出している。そのため、製造時に取付部材33をヨーク31に取り付ける際に部材の向きを逆にする工程が不要となり、生産性を高めることができる。また、製造時の位置決め精度を高めることも可能になる。
また、レンズ駆動装置1では、下側板バネ17および上側板バネ29が共に取付部材33に固定されるため、位置決めを容易に行うことができる。
以下、レンズ駆動装置1の作用を説明する。
[製造工程]
レンズ駆動装置1は、その製造工程において、サスペンションワイヤ411,412,413,414が取付部材33の枠状部331に埋め込まれるように、射出成形等により取付部材33を成形する。
そして、取付部材33を中心としてユニット化されたオートフォーカス機構5をベース部材11に取り付ける際に、取付部材33の枠状部331に一端(上端)が埋め込まれZ方向の延びるサスペンションワイヤ411,412,413,414の第1の延設部81の他端(下端)を、金属部材15の切り欠き部151に挿入して半田付けにより半田フィレット153を形成して固定する。これにより、オートフォカース機構5が、サスペンションワイヤ411、412、413、414の第1の延設部81によって、光軸方向と交差する方向へ移動可能に支持される。
このように、サスペンションワイヤ411,412,413,414を取付部材33と一体となって取り扱うことができ、サスペンションワイヤを単独で扱う場合に比べて、取り扱いが容易になる。
[オートフォーカス]
オートフォーカス動作において、レンズ体3を介してイメージセンサに入射した光の結像結果に応じた撮像画像を基に、ピントが調整されるように第1のコイル21に電流が供給される。
そして、第1のコイル21を流れる電流と磁石23からの磁界との電磁相互作用により第1のコイル21およびレンズホルダ27を一体として光軸(Z軸)方向に沿って移動させる電磁気力が生じる。
[手振れ補正]
手振れ補正動作において、ホール素子462,463等で検出した位置情報を基に、第2のコイル13に通電される。なお、第2のコイル13は、X方向に延在する一対のコイルとY方向に延在する一対のコイルとに独立して電流を供給できるように構成されている。
第2のコイル13が通電されると、第2のコイル13を流れる電流と磁石23からの磁界との電磁相互作用により、レンズホルダ27およびオートフォーカス機構5を全体的にX,Y方向に沿って移動させる電磁気力が生じる。
以上説明したように、レンズ駆動装置1によれば、サスペンションワイヤ411,412,413,414の第2の延設部83を枠状部331に埋設するように取付部材33を成形するため、細くて扱いが難しいサスペンションワイヤ411,412,413,414を単体で扱うことはない。これにより、製造工程を簡単にでき、歩留まりを向上できる。
また、レンズ駆動装置1によれば、第1の延設部81と略直交するように交差する第2の延設部83を取付部材33に埋設する。また、第2の延設部83には複数の屈曲部が形成されている。そのため、取付部材33からサスペンションワイヤ41(411〜414)を外れ難くできる。
また、レンズ駆動装置1によれば、サスペンションワイヤ411,412の第2の延設部83の一部を、第1の上側板バネ129および第2の上側板バネ229と対向する外側(下面)に露出させた状態で埋設するように取付部材33の枠状部331を構成にした。これにより、枠状部331にサスペンションワイヤ411,412を埋設しても、これらと第1の上側板バネ129および第2の上側板バネ229とを半田付け等で容易に通電接続できる。そのため、2つのサスペンションワイヤ411,412を介して、第1のコイル21に給電できる。
また、レンズ駆動装置1では、サスペンションワイヤ41の第1の延設部81の他端は、金属部材15の切り欠き部151に半田付けにより固定されている。
この構成によれば、サスペンションワイヤ41の支持を確実に行うことができる。また、半田フィレット153が、金属部材15の下面側に形成されているので、サスペンションワイヤ411,412,413,414の弾性を妨げない。
また、レンズ駆動装置1によれば、ベース部材11の4辺の中央付近に第2のコイル13を配置したことで、第2のコイル13の位置決めが容易になり、製造プロセスを簡単にできる。
また、レンズ駆動装置1によれば、上側板バネ29と一体になってヨーク31に固定される取付部材33の第1突部331aと、下側板バネ17の貫通部171に固定される取付部材33の第2突部333aとが、いずれも同じ方向(下方)に突出している。そのため、製造時に取付部材33をヨーク31に取り付ける際に部材の向きを逆にする工程が不要となり、生産性を高められる。また、製造時の位置決め精度を高めることも可能になる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、レンズホルダ27と一体となって第1のコイル21が光軸方向に移動する場合を例示したが、レンズホルダ27と一体となって磁石が移動する構成にしてもよい。
また、上述した実施形態のサスペンションワイヤ411,412,413,414は、光軸方向に延びる第1の延設部81と、それと略直交する方向に延びる第2の延設部83とを有する場合を例示したが、第1の延設部81と第2の延設部83とが形成する角度は90度以外でもよいし、第1の延設部81は光軸方向以外の方向に延設されていてもよい。
また、上述した実施形態では、複数の屈曲部を有する第2の延設部83を用いた場合を例示したが、屈曲部がない直線状の第2の延設部83を用いてもよい。
また、上述した実施形態では、4本のサスペンションワイヤ411,412,413,414を用いた場合を例示したが、サスペンションワイヤの数は特に限定されない。
また、上述した実施形態では第1の上側板バネ129と第2の上側板バネ229とを物理的に分離している場合を例示したが、電気的に分離されていれば一つのモジュールとして構成してもよい。
上述した実施形態では、オートフォーカス機構5と手振れ補正機構7とで、磁石23を共用する場合を例示したが、それぞれに対応して異なる磁石を用いる構成にしてもよい。
また、上述した実施形態では、ヨークおよび取付部材が矩形の場合を例示したが、本発明はヨークおよび取付部材は多角形であれば特に限定されない。
また、上述した実施形態では、ヨークを有する場合を例示したが、ヨークを備えていない構成としても良い。この場合には、取付部材33の枠状部331の上面に上側板バネ29を取り付ける突起を上方へ突出させて構成できる。
本発明は、サスペンションワイヤを用いたレンズ駆動装置に適用可能である。
1…レンズ駆動装置
3…レンズ体
11…ベース部材
13…第2のコイル
15…金属部材
151…切り欠き部
17…下側板バネ
21…第1のコイル
23…磁石
25…絶縁シート
27…レンズホルダ
29…上側板バネ
129…第1の上側板バネ
229…第2の上側板バネ
31…ヨーク
311…ヨーク天井部
313…貫通部
321…切り欠き部
361…内ヨーク部
371…ヨーク側面部
373…ヨーク天井部
33…取付部材(トップカバー)
331…枠状部
331a…第1突部
333…脚部
333a…第2突部
35…ケース
411,412,413,414…サスペンションワイヤ
81…第1の延設部
83…第2の延設部

Claims (6)

  1. レンズ体を保持可能なレンズホルダと、前記レンズホルダを光軸方向に沿って移動させるオートフォーカス機構と、前記レンズホルダおよび前記オートフォーカス機構を前記光軸方向と交差する方向に移動させる手振れ補正機構とを備えたレンズ駆動装置であって、
    前記光軸方向と交差する方向に前記オートフォーカス機構を移動可能に支持する複数のサスペンションワイヤ
    を有し、
    前記サスペンションワイヤは、直線状に延びて前記オートフォーカス機構を支持する第1の延設部と、前記第1の延設部の一端から前記第1の延設部とは異なる方向に延びる第2の延設部とを有し、
    前記第2の延設部が、前記レンズホルダとともに前記光軸方向と交差する方向に移動する取付部材に埋設されており、
    前記レンズホルダが上側板バネと下側板バネとで上下方向両側から挟まれるように固定されており、
    前記取付部材は、前記上側板バネを固定する枠状部を有し、
    前記枠状部に前記サスペンションワイヤの前記第2の延設部が埋設されており、
    前記上側板バネは、2つの分離した第1の上側板バネと第2の上側板バネとを有し、
    前記レンズホルダを光軸方向に移動させる電磁気力を生じるための第1のコイルが前記レンズホルダに固定されており、前記第1のコイルの一端が前記第1の上側板バネに導通接続され、前記第1のコイルの他端が前記第2の上側板バネに導通接続され、
    第1の前記サスペンションワイヤが前記第1の上側板バネに導通接続され、第2の前記サスペンションワイヤが前記第2の上側板バネに導通接続されており、
    前記枠状部は、前記第1のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の一部および前記第2のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の一部を外側に露出させた状態で、前記第1のサスペンションワイヤおよび前記第2のサスペンションワイヤを埋設し、
    前記第1のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の前記一部が前記第1の上側板バネと導通接続され、前記第2のサスペンションワイヤの前記第2の延設部の前記一部が前記第2の上側板バネと導通接続されており、
    前記第1のサスペンションワイヤおよび前記第2のサスペンションワイヤは、それぞれ、前記第1の延設部の前記一端と前記第2の延設部の前記一部との間に位置する部分における前記第2の延設部が前記枠状部に埋設されている、
    レンズ駆動装置。
  2. 前記サスペンションワイヤの前記第1の延設部は前記光軸方向に沿って延びており、前記第2の延設部は前記光軸方向と交差するように延在している
    請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第2の延設部は、複数の屈曲部を有し、当該屈曲部が前記取付部材に埋設されている
    請求項1または請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 複数の金属部材を備えたベース部材
    を有し、
    前記サスペンションワイヤの前記第1の延設部の他端が前記金属部材に固定されている
    請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記取付部材に一体化されるヨークを備え、
    前記取付部材は、多角形状に形成されており、当該多角形の辺に前記枠状部が位置し、前記多角形の角部において下方に突出して設けられた脚部を有し、
    前記上側板バネを固定する前記取付部材の前記枠状部の下面に第1突部が設けられ、
    前記上側板バネの貫通部とヨークの貫通部とが前記第1突部に挿通されて前記上側板バネおよび前記ヨークが前記取付部材の前記枠状部に固定され、
    前記脚部の前記下側板バネを固定する下面には第2突部が設けられており、
    前記下側板バネの貫通部が前記第2突部に挿通されて、当該下側板バネが前記脚部に固定されている
    請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズホルダを光軸方向に移動させる電磁気力を生じるための第1のコイルと、
    前記第1のコイルの外側で当該第1のコイルに対向して位置し、前記第1のコイルを流れる電流との間で電磁相互作用による光軸方向の電磁気力を生じさせる磁界を発生する磁石と、
    前記磁石が発生する磁界との電磁相互作用により前記光軸方向と交差する方向の電磁気力を生じさせる電流を流す第2のコイルと
    を有し、
    前記第1のコイルは、前記レンズホルダの外周に位置し、当該レンズホルダと一体となって移動し、
    前記第2のコイルは、前記磁石の下方に配置されている
    請求項1〜3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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