JP5449988B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の分解斜視図である。なお、以下の説明では、図1等に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とする。また、図1等のX1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「前」側、Y2方向側を「後(後ろ)」側、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。
図4は、図3に示す駆動用コイル14、15と駆動用磁石16、17との光軸方向における配置関係を説明するための図であり、(A)は可動体2が基準位置にあるときの状態を示す図、(B)は可動体2が最大移動位置にあるときの状態を示す図である。
以上説明したように、本形態では、基準位置に可動体2があるときに、駆動用コイル14は、駆動用磁石片16a、17aと駆動用磁石片16b、17bと両者に対向している。そのため、本形態では、基準位置における駆動機構4の駆動力を低減することが可能になる。また、本形態では、最大移動位置に可動体2があるときに、駆動用コイル14が駆動用磁石片16a、17aのみに対向し、駆動用コイル15が駆動用磁石片16b、17bのみに対向しており、可動体2が基準位置から上下方向における所定の位置まで移動した後は、駆動用コイル14は、駆動用磁石片16a、17aのみに対向し、駆動用コイル15は、駆動用磁石片16b、17bのみに対向する。そのため、本形態では、駆動用コイル14、15に供給される電流の大きさに応じて駆動機構4の駆動力を高めることが可能になる。さらに、本形態では、光軸方向における可動体2の可動範囲は、光軸方向における駆動用磁石片16a、17aの幅の半分以下であり、最大移動位置に可動体2があるときに、上下方向における駆動用コイル14の全域が駆動用磁石片16a、17aに対向し、かつ、上下方向における駆動用コイル15の全域が駆動用磁石片16b、17bに対向している。そのため、可動体2が最大移動位置に近い位置にある場合であっても、駆動用コイル14と駆動用磁石片16a、17aとの対向面積、および、駆動用コイル15と駆動用磁石片16b、17bとの対向面積を大きくすることができ、駆動機構4の駆動力の低下を抑制することが可能になる。
駆動用磁石片16a、17aの光軸方向の幅W1:0.695(mm)
駆動用磁石片16b、17bの光軸方向の幅W2:0.995(mm)
駆動用コイル14、15の光軸方向の幅W3:0.56(mm)
駆動用コイル14、15間の距離L1:0.28(mm)
可動体2が基準位置にあるときの駆動用磁石片16b、17bの下端と駆動用コイル15の下端との距離L2:0.055(mm)
可動体2が基準位置にあるときの当接面16c、17cと駆動用コイル14の下端との距離L3:0.21(mm)
可動体2が基準位置にあるときの駆動用磁石片16a、17aの上端と駆動用コイル14の上端との距離L4:0.345(mm)
可動体2が最大移動位置にあるときの当接面16c、17cと駆動用コイル15の上端との距離L5:0.185(mm)
可動体2が最大移動位置にあるときの駆動用磁石片16a、17aの上端と駆動用コイル14の上端との距離L6:0.04(mm)
駆動用磁石片16a、17aの光軸方向の幅W11:0.89(mm)
駆動用磁石片16b、17bの光軸方向の幅W12:0.8(mm)
駆動用コイル14、15の光軸方向の幅W13:0.56(mm)
駆動用コイル14、15間の距離L11:0.2(mm)
可動体2が基準位置にあるときの駆動用磁石片16b、17bの下端と駆動用コイル15の下端との距離L12:0.015(mm)
可動体2が基準位置にあるときの当接面16c、17cと駆動用コイル14の下端との距離L13:0.055(mm)
可動体2が基準位置にあるときの駆動用磁石片16a、17aの上端と駆動用コイル14の上端との距離L14:0.385(mm)
可動体2が最大移動位置にあるときの当接面16c、17cと駆動用コイル15の上端との距離L15:0.05(mm)
可動体2が最大移動位置にあるときの駆動用磁石片16a、17aの上端と駆動用コイル14の上端との距離L16:0.08(mm)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
2 可動体
3 固定体
4 駆動機構
5、6、7 板バネ
9 スリーブ
9c 鍔部
14 駆動用コイル(第1駆動用コイル)
15 駆動用コイル(第2駆動用コイル)
16、17 駆動用磁石
16a、17a 駆動用磁石片(第1磁石部)
16b、17b 駆動用磁石片(第2磁石部)
16c、17c 当接面
18 磁性部材
L 光軸
Z 光軸方向
Z1 被写体側
Z2 反被写体側
Claims (4)
- レンズを保持し前記レンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する固定体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動機構と、前記可動体と前記固定体とを繋ぐ板バネとを備え、
前記駆動機構は、前記光軸方向で重なるように前記可動体に巻回される第1駆動用コイルおよび第2駆動用コイルの2個の駆動用コイルと、前記固定体に取り付けられ前記駆動用コイルの外周面に対向配置される駆動用磁石とを備え、
前記可動体は、前記駆動用磁石よりも前記光軸方向における一方側となる被写体側に配置される磁性部材を備え、
前記駆動用磁石は、前記光軸方向で重なるように配置されるとともに前記駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第1磁石部および第2磁石部を備え、
前記第1駆動用コイルと前記第2駆動用コイルとは、前記第1駆動用コイルに供給される電流の方向と前記第2駆動用コイルに供給される電流の方向とが異なる方向になるように巻回され、
前記第1駆動用コイルおよび前記第1磁石部は、前記被写体側に配置され、前記第2駆動用コイルおよび前記第2磁石部は、前記光軸方向における他方側となる反被写体側に配置され、
前記可動体には、前記第1駆動用コイルと前記第2駆動用コイルとの間に配置される鍔部が形成され、
前記駆動用磁石は、前記第1磁石部の前記反被写体側の面と前記第2磁石部の前記被写体側の面とが当接するように形成され、
前記固定体に対して前記可動体が最も前記反被写体側へ移動している基準位置に前記可動体があるときに、前記第1駆動用コイルは、前記第1磁石部および前記第2磁石部に対向し、前記第2駆動用コイルは、前記第2磁石部のみに対向し、
前記固定体に対して前記可動体が最も前記被写体側へ移動している最大移動位置に前記可動体があるときに、前記光軸方向における前記第1駆動用コイルの全域が前記第1磁石部のみに対向し、前記光軸方向における前記第2駆動用コイルの全域が前記第2磁石部のみに対向するとともに、前記第1磁石部と前記第2磁石部との当接面が、前記光軸方向において、前記鍔部が形成された範囲内に配置されていることを特徴とするレンズ駆動装置。 - 前記光軸方向における前記第1磁石部の幅は、前記光軸方向における前記第2磁石部の幅よりも狭くなっていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
- 前記板バネは、前記光軸方向における前記可動体の両端側に配置され、
前記可動体の前記被写体側に配置される前記板バネおよび前記可動体の前記反被写体側に配置される前記板バネの少なくとも一方は、前記基準位置に向かって前記可動体を付勢していることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ駆動装置。 - 前記光軸方向における前記可動体の可動範囲は、前記光軸方向における前記第1磁石部の幅および前記光軸方向における前記第2磁石部の幅の半分以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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