JP2011102823A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子および板バネを介して駆動用コイルへ電流を供給することが可能となっていても、光軸方向に略直交する所定の方向で小型化することが可能なレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置は、可動体に固定されるとともに駆動用コイルの端部が接続される可動体固定部6a、7aと、固定体に固定される固定体固定部6c、7cと、可動体固定部6a、7aと固定体固定部6c、7cとを繋ぐ腕部6d、7dとを有する板バネ6、7を備えている。駆動用コイルに電流を供給するための端子22、23は、固定体固定部6c、7cが半田付けされるバネ接続部22a、23aを備えている。バネ接続部22a、23aは、その厚さ方向とY方向とが略一致するように配置され、バネ接続部22a、23aと固定体固定部6c、7cとは、バネ接続部22a、23aの端面を利用して半田付けされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるレンズ駆動装置に関する。
従来、携帯電話等に搭載されるカメラの撮影用レンズを駆動するレンズ駆動装置として、レンズを保持して光軸方向に移動する移動レンズ体と、板バネを介して移動レンズ体を移動可能に保持する固定体とを備えるレンズ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、移動レンズ体を構成する筒状のスリーブの外周に駆動用コイルが巻回され、駆動用コイルの外周面に対向するように、駆動用磁石が配置されている。
また、このレンズ駆動装置では、光軸方向における移動レンズ体の両端側に板バネが配置されている。移動レンズ体の反被写体側に配置される板バネは、2枚のバネ片によって構成されており、一方のバネ片には、駆動用コイルの巻き始め側の端部が接続され、他方のバネ片には、駆動用コイルの巻き終わり側の端部が接続されている。また、このレンズ駆動装置は、駆動用コイルに電流を供給するための板状の端子を備えており、バネ片には、この端子に接触する端子接触部が形成されている。このレンズ駆動装置では、端子の表面と端子接触部の表面とが接触しており、端子および板バネを介して、駆動用コイルへ電流を供給することが可能となっている。
特開2009−36825号公報
近年、携帯電話等に使用されるカメラの市場では、カメラの小型化の要求が一段と高まっており、そのため、カメラに搭載されるレンズ駆動装置の小型化の要求も一段と高まっている。しかしながら、特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、端子の表面と端子接触部の表面とが接触しているため、端子の厚さ方向でレンズ駆動装置が大型化する傾向にある。具体的には、特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、光軸方向に略直交する所定の方向でレンズ駆動装置が大型化する傾向にある。
そこで、本発明の課題は、端子および板バネを介して駆動用コイルへ電流を供給することが可能となっていても、光軸方向に略直交する所定の方向で小型化することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、レンズを保持しレンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ移動可能に保持する固定体と、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備えるとともに、可動体に固定される可動体固定部と、固定体に固定される固定体固定部と、可動体固定部と固定体固定部とを繋ぐ腕部とを有する板バネを備え、駆動機構は、可動体に取り付けられる駆動用コイルを備え、固定体は、駆動用コイルに電流を供給するための端子を備え、端子は、固定体固定部が半田付けされて接続される板状のバネ接続部を備え、駆動用コイルの端部は、可動体固定部に接続され、固定体固定部は、光軸方向と固定体固定部の厚さ方向とが略一致するように配置され、バネ接続部は、光軸方向に直交する第1方向とバネ接続部の厚さ方向とが略一致するように配置され、バネ接続部と固定体固定部とは、バネ接続部の端面を利用して半田付けされていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置では、固定体は、駆動用コイルに電流を供給するための端子を備え、板バネは、固定体に固定される固定体固定部を備えている。また、端子は、固定体固定部が半田付けされて接続される板状のバネ接続部を備えている。さらに、バネ接続部は、光軸方向に直交する第1方向とバネ接続部の厚さ方向とが略一致するように配置され、バネ接続部と固定体固定部とは、バネ接続部の端面を利用して半田付けされている。そのため、光軸方向に直交する第1方向において、固定体固定部とバネ接続部とを重ねなくても、端子と板バネとを電気的に接続することが可能になる。したがって、本発明では、端子および板バネを介して駆動用コイルへ電流を供給することが可能となっていても、光軸方向に略直交する第1方向でレンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
本発明において、バネ接続部と固定体固定部とは、たとえば、光軸方向と第1方向とに直交する第2方向におけるバネ接続部の端面と、固定体固定部の端面とを利用して半田付けされている。この場合には、固定体固定部の端面に、第1方向においてバネ接続部の表面に対向するように突出する突起部が形成されていることが好ましい。このように構成すると、突起部を利用して固定体固定部の端面のより広い範囲に半田フィレットを形成することが可能になる。したがって、バネ接続部と固定体固定部との接合強度を高めることが可能になり、また、バネ接続部と固定体固定部との間の導通性を高めることが可能になる。
本発明において、バネ接続部と固定体固定部とは、光軸方向におけるバネ接続部の端面と、固定体固定部の表面とを利用して半田付けされていても良い。
本発明において、バネ接続部の端面の少なくとも一部は、めっきされていることが好ましい。このように構成すると、バネ接続部の端面において、半田の濡れ性を高めることができる。したがって、バネ接続部と固定体固定部との接合強度を高めることが可能になり、また、バネ接続部と固定体固定部との間の導通性を高めることが可能になる。
本発明において、固定体は、光軸方向における可動体の基準位置を決めるための基準面が形成される基準部材を備え、固定体固定部は、基準部材に固定される被固定部と、バネ接続部に半田付けされる半田付け部とを備え、バネ接続部の端面と半田付け部との間には、隙間が形成されていることが好ましい。このように構成すると、可動体固定部を可動体に固定するとともに被固定部を基準部材に固定した後に、バネ接続部に半田付け部を半田付けすれば、可動体を基準面に当接させた状態で、端子と板バネとを接触させることなく、可動体固定部を可動体に固定し、固定体固定部を固定体に固定することが可能になる。したがって、可動体に目論見通りのバネ力が作用するように、可動体および固定体に板バネを固定することが可能になる。
本発明において、固定体は、光軸方向における可動体の基準位置を決めるための基準面が形成される基準部材を備え、固定体固定部は、基準部材に接着固定される被固定部と、バネ接続部に半田付けされる半田付け部とを備え、半田付け部は、被固定部から光軸方向と第1方向とに略直交する第2方向に突出するように形成されていることが好ましい。このように構成すると、被固定部を基準部材に接着固定した後に、バネ接続部に半田付け部を半田付けする場合であっても、半田付けの際の熱の影響で被固定部と基準部材との間の接着強度が低下するのを抑制することが可能になる。また、半田付け部への接着剤の流入を抑制することが可能になる。
以上のように、本発明では、端子および板バネを介して駆動用コイルへ電流を供給することが可能となっていても、光軸方向に略直交する所定の方向でレンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1のE−E断面の断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図3に示す板バネ、ベース部材、接地用端子および給電用端子の組立状態を示す斜視図である。 図3に示すベース部材、接地用端子および給電用端子を反被写体側から示す斜視図である。 図4のF部における板バネと給電用端子との接続部の構成を説明するための斜視図である。 図6のG−G方向から板バネと給電用端子との接続部の構成を説明するための斜視図である。 図4のH部における板バネと給電用端子との接続部の構成を説明するための斜視図である。 図8のJ−J方向から板バネと給電用端子との接続部の構成を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(レンズ駆動装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図4は、図3に示す板バネ6、7、ベース部材11、接地用端子21および給電用端子22、23の組立状態を示す斜視図である。
以下の説明では、図1等に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とする。また、図1等のX1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「前」側、Y2方向側を「後(後ろ)」側、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。また、X方向とY方向とから形成される平面を「XY平面」、Z方向とX方向とから形成される平面を「ZX平面」とする。
本形態のレンズ駆動装置1は、携帯電話、ドライブレコーダあるいは監視カメラシステム等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるものであり、図1に示すように、全体として略四角柱状に形成されている。具体的には、レンズ駆動装置1は、撮影用のレンズの光軸Lの方向(光軸方向)から見たときの形状が略正方形状となるように形成されている。また、レンズ駆動装置1の4つの側面は、左右方向または前後方向と略平行になっている。
なお、本形態では、Z方向(上下方向)が光軸方向と一致している。また、本形態では、Y方向(前後方向)は、光軸方向に略直交する第1方向であり、X方向(左右方向)は、光軸方向と第1方向とに略直交する第2方向である。また、本形態のレンズ駆動装置1が搭載されるカメラでは、下側に図示を省略する撮像素子が配置されており、上側に配置される被写体が撮影される。すなわち、本形態では、上側(Z1方向側)は被写体側(物体側)であり、下側(Z2方向側)は反被写体側(撮像素子側、像側)である。
レンズ駆動装置1は、図1〜図3に示すように、撮影用のレンズを保持し光軸方向へ移動可能な可動体2と、可動体2を光軸方向へ移動可能に保持する固定体3と、可動体2を光軸方向へ駆動するための駆動機構4とを備えている。可動体2は、板バネ5〜7を介して固定体3に移動可能に保持されている。本形態では、1個の板バネ5が可動体2の上端側に配置され、2個の板バネ6、7が可動体2の下端側に配置されている。
可動体2は、複数のレンズが固定されたレンズホルダ8を保持するスリーブ9を備えている。固定体3は、レンズ駆動装置1の側面を構成するカバー部材10と、レンズ駆動装置1の反被写体側の端面を構成するベース部材11と、板バネ5の一部が固定されるスペーサ12と、カバー部材10を接地させるための接地用端子21と、駆動機構4を構成する後述の駆動用コイル15に電流を供給するための端子としての2個の給電用端子22、23とを備えている。なお、図3では、レンズホルダ8の図示を省略している。
レンズホルダ8は、略円筒状に形成されている。このレンズホルダ8の内周側には、複数のレンズが固定されている。
スリーブ9は、たとえば、樹脂材料で形成されるとともに、略筒状に形成されている。具体的には、スリーブ9は、上下方向から見たときの内周面の形状が略円形状となり、上下方向から見たときの外周面の形状が略正方形状となる略筒状に形成されている。このスリーブ9は、その内周側でレンズホルダ8を保持している。すなわち、スリーブ9の内周面にレンズホルダ8の外周面が固定されている。
スリーブ9の下端には、ベース部材11に形成される後述の基準面11bに当接する当接する当接面9aがXY平面と略平行に形成されている。具体的には、前後方向および左右方向におけるスリーブ9の下端の略中心位置に、かつ、略90°ピッチで、4個の当接面9aが形成されている。
カバー部材10は、導電性および磁性を有する金属材料で形成されている。また、カバー部材10は、底部10aと筒部10bとを有する底付きの略四角筒状に形成されている。上側に配置される底部10aには、貫通孔10cが形成されている。筒部10bを構成する左右両側面には、左右方向の外側に向かって広がる拡幅部10dが形成されている。具体的には、前後方向における左右両側面の略中心位置に拡幅部10dが形成されている。筒部10bを構成する前側面の下端側には、筒部10bの下端から上側に向かって切り欠かれる切欠部10fが形成されている。具体的には、切欠部10fは、前後方向から見たときの形状が略半円形状となるように形成されている。カバー部材10は、可動体2および駆動機構4の外周側を囲むように配置されている。
ベース部材11は、絶縁性を有する樹脂材料で形成されている。また、ベース部材11は、略正方形の扁平なブロック状に形成されている。図3、図4に示すように、ベース部材11の中心には、略矩形状の貫通孔11aが形成されている。ベース部材11の上面には、光軸方向における可動体2の基準位置を決めるための基準面11bがXY平面と略平行に形成されている。具体的には、前後方向および左右方向におけるベース部材11の上面の略中心位置に、かつ、略90°ピッチで、4個の基準面11bが形成されている。ベース部材11は、カバー部材10の下端側に取り付けられている。本形態のベース部材11は、光軸方向における可動体2の基準位置を決めるための基準面11bが形成される基準部材である。ベース部材11のより具体的な構成については後述する。
スペーサ12は、たとえば、樹脂材料で形成されるとともに、略正方形の扁平なブロック状に形成されている。このスペーサ12は、カバー部材10の底部10aの下面に固定されている。スペーサ12の四隅の下面には、板バネ5の一部を固定するためのバネ固定部12aが形成されている。
板バネ5は、スリーブ9の上端側に固定される円環状の可動体固定部5aと、スペーサ12のバネ固定部12aに固定される4個の固定体固定部5bと、可動体固定部5aと固定体固定部5bとを繋ぐ4本の腕部5cとを備えている(図3参照)。この板バネ5は、その厚さ方向と上下方向とが略一致するように、スリーブ9およびスペーサ12に固定されている。また、板バネ5は、後述の駆動用コイル15に電流が供給されていないときに、スリーブ9の当接面9aとベース部材11の基準面11bとが当接して可動体2が所定の基準位置に配置されるように、撓んだ状態で、スリーブ9およびスペーサ12に固定されている。
板バネ6は、スリーブ9の下端側に固定される可動体固定部6aと、ベース部材11に形成される後述のバネ固定部11cに固定される2個の固定体固定部6b、6cと、可動体固定部6aと固定体固定部6b、6cとを繋ぐ腕部6dとを備えている(図4参照)。同様に、板バネ7は、スリーブ9の下端側に固定される可動体固定部7aと、後述のバネ固定部11cに固定される2個の固定体固定部7b、7cと、可動体固定部7aと固定体固定部7b、7cとを繋ぐ腕部7dとを備えている(図4参照)。なお、本形態の板バネ6、7はエッチングによって形成されている。
板バネ6、7は、その厚さ方向と上下方向とが略一致するように、スリーブ9およびベース部材11に固定されている。また、板バネ6、7は、スリーブ9の当接面9aとベース部材11の基準面11bとが当接しているときに板バネ6、7による付勢力が生じないように、スリーブ9およびベース部材11に固定されている。
可動体固定部6a、7aは、略1/4円弧状に形成されている。この可動体固定部6a、7aには、後述の駆動用コイル15の端部が接続されるコイル接続部6e、7eが径方向の外側へ突出するように形成されている(図4参照)。固定体固定部6b、7bには、ベース部材11に形成される後述の位置決め突起11vが挿通される挿通孔が形成されている。腕部6d、7dは、他の構成部品との干渉を避けるため、かつ、所定のバネ定数を得るために、所定の曲線状に形成されている。固定体固定部6c、7cの具体的な構成については後述する。
駆動機構4は、スリーブ9の外周側に巻回される2個の駆動用コイル15と、レンズ駆動装置1の4つの側面のそれぞれに配置される駆動用磁石16、17とを備えている。
2個の駆動用コイル15は、光軸方向に所定の間隔をあけた状態で、スリーブ9の外周面に巻回されている。すなわち、駆動用コイル15は、略正方形状に巻回されている。2個の駆動用コイル15は、たとえば、1本の導線が順次、巻回されることで形成されている。また、駆動用コイル15の巻き始め側の端部は、板バネ6、7の一方のコイル接続部6e、7eに半田付け等されて電気的に接続され、駆動用コイル15の巻き終わり側の端部は、板バネ6、7の他方のコイル接続部6e、7eに半田付け等されて電気的に接続されている。たとえば、駆動用コイル15の巻き始め側の端部は、コイル接続部6eに接続され、駆動用コイル15の巻き終わり側の端部は、コイル接続部7eに接続されている。
駆動用磁石16、17は、略矩形の板状に形成されている。この駆動用磁石16、17は、駆動用コイル15の外周面に対向するようにカバー部材10の筒部10bの内側面に固定されている。具体的には、駆動用磁石16は、筒部10bを構成する前後両側面の内側に接着剤等を介して固定され、駆動用磁石17は、筒部10bの拡幅部10dの内側に接着剤等を介して固定されている。本形態のカバー部材10は、磁気回路を形成するためのヨークの機能を果たしている。なお、本形態では、図3に示すように、駆動用磁石16の左右方向の幅は、駆動用磁石17の前後方向の幅よりも広くなっている。
駆動用磁石16、17の駆動用コイル15との対向面は、2極に着磁されている。具体的には、上下方向で異なる磁極が重なるように、駆動用磁石16、17の駆動用コイル15との対向面が着磁されている。なお、本形態では、上側に配置される磁極の上下方向の幅が下側に配置される磁極の上下方向の幅よりも狭くなるように、駆動用磁石16、17の駆動用コイル15との対向面が着磁されている。
スリーブ9の上端側には、略円環状に形成された磁性部材18が固定されている。具体的には、磁性部材18は、駆動用磁石16、17の上端面よりも上側に配置されるように、スリーブ9に固定されている。そのため、磁性部材18と駆動用磁石16、17との間には、可動体2を下方向へ付勢する付勢力が作用している。すなわち、磁性部材18と駆動用磁石16、17との間には、スリーブ9の当接面9aとベース部材11の基準面11bとを当接させる方向の付勢力が作用している。
(接地用端子、給電用端子およびその周辺部分の構成)
図5は、図3に示すベース部材11、接地用端子21および給電用端子22、23を反被写体側から示す斜視図である。
接地用端子21は、導電性を有する金属材料で形成されている。たとえば、接地用端子21は、リン青銅で形成されている。また、接地用端子21は、平板状の金属材料が折り曲げられて形成されている。図5に示すように、接地用端子21は、カバー部材10の筒部10bの内側面に当接する当接部21aと、ベース部材11に固定される被固定部21bと、当接部21aと被固定部21bとを繋ぐ折曲げ部21cとを備えている。
接地用端子21は、当接部21aと被固定部21bとが略平行になり、当接部21aおよび被固定部21bと折曲げ部21cとが略直交するように形成されている。本形態では、当接部21aおよび被固定部21bがZX平面と略平行になり、折曲げ部21cがXY平面と略平行になるように、接地用端子21がベース部材11に固定されている。また、当接部21aが上側に配置され、被固定部21bが下側に配置されるように、接地用端子21がベース部材11に固定されている。さらに、当接部21aが前側に配置され、被固定部21bが後ろ側に配置されるように、接地用端子21がベース部材11に固定されている。
当接部21aの前側面には、前側に向かってわずかに突出する凸部21dが形成されている。凸部21dは、ベース部材11に形成される後述の第1配置部11hに当接部21aが配置されたときに、ベース部材11の前端側に形成される後述の突出部11dの前端面よりも前側に突出するように形成されている。被固定部21bの下端側には、レンズ駆動装置1が搭載されるカメラ内に配置されるソケットの接地用の雌端子に差し込まれる差込み部21eが下側に向かって突出するように形成されている。
給電用端子22、23は、導電性を有する金属材料で形成されている。たとえば、給電用端子22、23は、リン青銅で形成されている。また、給電用端子22、23は、平板状に形成されている。また、給電用端子22、23は、プレスの打ち抜き加工で形成されている。本形態では、プレス加工後の給電用端子22、23にめっき処理が施されており、給電用端子22、23の表面および端面の全体は、めっきされている。
図5に示すように、給電用端子22は、板バネ6の固定体固定部6cが半田付けされて接続されるバネ接続部22aと、ベース部材11に固定される被固定部22bとを備えている。給電用端子23は、給電用端子22と同形状に形成されており、板バネ7の固定体固定部7cが半田付けされて接続されるバネ接続部23aと、ベース部材11に固定される被固定部23bとを備えている。本形態では、ZX平面と略平行になるように、給電用端子22、23がベース部材11に固定されている。すなわち、給電用端子22、23の厚さ方向と前後方向とが略一致するように、給電用端子22、23がベース部材11に固定されている。また、バネ接続部22a、23aが上側に配置され、被固定部22b、23bが下側に配置されるように、給電用端子22、23がベース部材11に固定されている。
バネ接続部22aは、上側に配置される略矩形状の第1接続部22cと下側に配置される略矩形状の第2接続部22dとから構成されている。左右方向における第1接続部22cの幅は、第2接続部22dの幅よりも狭くなっている。また、第1接続部22cの右端と第2接続部22dの右端とが一致している。そのため、バネ接続部22aの左端には、図5に示すように、3個の端面が階段状に形成されている。以下では、この3個の端面のうち、第1接続部22cの左端面を第1端面22fとし、第2接続部22dの上端面を第2端面22gとする。
左右方向におけるバネ接続部22aの幅は、被固定部22bの幅よりも狭くなっている。また、バネ接続部22aの右端と被固定部22bの右端とが一致している。被固定部22bの下端側には、レンズ駆動装置1が搭載されるカメラ内に配置されるソケットの雌端子に差し込まれる差込み部22eが下側に向かって突出するように形成されている。差込み部22eは、被固定部22bの左下端側に形成されている。
バネ接続部22aと同様に、バネ接続部23aは、上側に配置される略矩形状の第1接続部23cと下側に配置される略矩形状の第2接続部23dとから構成されている。左右方向における第1接続部23cの幅は、第2接続部23dの幅よりも狭くなっている。また、第1接続部23cの左端と第2接続部23dの左端とが一致している。そのため、バネ接続部23aの右端には、図5に示すように、3個の端面が階段状に形成されている。以下では、この3個の端面のうち、第1接続部23cの右端面を第1端面23fとし、第2接続部23dの上端面を第2端面23gとする。
左右方向におけるバネ接続部23aの幅は、被固定部23bの幅よりも狭くなっている。また、バネ接続部23aの左端と被固定部23bの左端とが一致している。被固定部23bの下端側には、レンズ駆動装置1が搭載されるカメラ内に配置されるソケットの雌端子に差し込まれる差込み部23eが下側に向かって突出するように形成されている。差込み部23eは、被固定部23bの右下端側に形成されている。
ベース部材11の上面の四隅には、板バネ6、7の固定体固定部6b、6c、7b、7cを固定するためのバネ固定部11cが形成されている。バネ固定部11cには、上下方向に直交する方向において、固定体固定部6b、6c、7b、7cを位置決めするための位置決め突起11v(図4参照)が形成されている。位置決め突起11vは、上側に向かって突出する略円柱状に形成されている。
また、ベース部材11には、上側に向かって突出する略板状の突出部11dがベース部材11の外周端側に沿うように形成されている。具体的には、前後方向および左右方向におけるベース部材11の外周端側の略中心位置の4箇所に突出部11dが形成されている。
ベース部材11の前端側には、接地用端子21を配置するための端子配置凹部11eと、給電用端子22を配置するための端子配置凹部11fと、給電用端子23を配置するための端子配置凹部11gとが形成されている。端子配置凹部11fは、ベース部材11の前左端側に形成され、端子配置凹部11gは、ベース部材11の前右端側に形成されている。また、端子配置凹部11eは、端子配置凹部11fに隣接するように、端子配置凹部11fの右側に形成されている。
端子配置凹部11eは、図5に示すように、当接部21aが配置される第1配置部11hと、被固定部21bが配置される第2配置部11jとから構成されている。第1配置部11hは、ベース部材11の前端面の上端側の一部が後ろ側にわずかに窪むことで形成されており、ベース部材11の前端側に形成される突出部11dの前端面の一部も、第1配置部11hを構成している。第2配置部11jは、第1配置部11hの下側に形成されるとともに、第1配置部11hよりもさらに後ろ側に窪むように形成されている。第2配置部11jの左右の側面には、被固定部21bの左右の両端側が差し込まれて固定される差込み溝11kが左右方向の外側に向かって窪むように形成されている。また、第2配置部11jの下端は、被固定部21bの左右両端側を下側から差込み溝11kに差し込むことができるように開放されている。
端子配置凹部11fは、図5に示すように、第2接続部22dの一部が配置される配置孔11mと、被固定部22bが配置される配置部11nとから構成されている。配置部11nは、第2配置部11jと同様に、前後方向において、端子配置凹部11eの第1配置部11hよりもさらに後ろ側に窪むように形成されている。配置部11nの左右の側面には、被固定部22bの左右の両端側が差し込まれて固定される差込み溝11pが左右方向の外側に向かって窪むように形成されている。また、配置部11nの下端は、被固定部22bの左右両端側を下側から差込み溝11pに差し込むことができるように開放されている。配置孔11mは、上下方向でベース部材11を貫通するように形成されている。具体的には、配置孔11mは、その上端がベース部材11の前端側に形成される突出部11dの左側のすぐ近くで開口し、その下端が配置部11nの上側面で開口するように形成されている。
端子配置凹部11gは、端子配置凹部11fと同様に、第2接続部23dの一部が配置される配置孔11qと、被固定部23bが配置される配置部11rとから構成されている。配置部11rは、配置部11nと同様に形成されている。配置部11rの左右の側面には、被固定部23bの左右の両端側が差し込まれて固定される差込み溝11sが左右方向の外側に向かって窪むように形成されている。また、配置部11rの下端は、被固定部23bの左右両端側を下側から差込み溝11sに差し込むことができるように開放されている。配置孔11qは、配置孔11mと同様に、上下方向でベース部材11を貫通するように形成されている。具体的には、配置孔11qは、その上端がベース部材11の前端側に形成される突出部11dの右側のすぐ近くで開口し、その下端が配置部11rの上側面で開口するように形成されている。
本形態では、ベース部材11の下側から、差込み溝11k、11p、11sに被固定部21b、22b、23bの左右両端側が差し込まれて、接地用端子21および給電用端子22、23が下側からベース部材11に固定される。
給電用端子22、23がベース部材11に固定された状態では、図4に示すように、給電用端子22、23のバネ接続部22a、23aの上端側は、配置孔11m、11qを通過して、ベース部材11の上端側に突出している。具体的には、第1接続部22c、23cと第2接続部22d、23dの上端側の一部とがベース部材11の上端側に突出している。すなわち、第1端面22f、23fと第2端面22g、23gとは、ベース部材11の上端側に突出している。また、第1接続部22cは、ベース部材11の前端側に形成される突出部11dの左端面に隣接するように配置され、第1接続部23cは、ベース部材11の前端側に形成される突出部11dの右端面に隣接するように配置されている。
上述のように、ベース部材11は、カバー部材10の下端側に取り付けられている。具体的には、突出部11dの外側面に接着剤が塗布された状態で、カバー部材10の内周側に下側から突出部11dが挿入されることで、ベース部材11は、カバー部材10の下端側に固定されている。すなわち、ベース部材11は、カバー部材10に接着固定されている。
カバー部材10とベース部材11とが固定された状態では、前後方向において、カバー部材10の切欠部10fと、接地用端子21の当接部21aとが重なっている。また、凸部21dの前面は、カバー部材10の筒部10bの内側面に当接している。本形態では、切欠部10fの上端側の端面と凸部21dの前面との境界部分に向かってレーザを照射することで、カバー部材10と当接部21aとが溶接されている。
(固定体固定部の構成および板バネと給電用端子との接続部の構成)
図6は、図4のF部における板バネ6と給電用端子22との接続部の構成を説明するための斜視図である。図7は、図6のG−G方向から板バネ6と給電用端子22との接続部の構成を説明するための斜視図である。図8は、図4のH部における板バネ7と給電用端子23との接続部の構成を説明するための斜視図である。図9は、図8のJ−J方向から板バネ7と給電用端子23との接続部の構成を説明するための斜視図である。
図6に示すように、固定体固定部6cは、バネ固定部11cに固定される被固定部6fと、バネ接続部22aに半田付けされる半田付け部6gとを備えている。被固定部6fには、ベース部材11の位置決め突起11vが挿通される挿通孔6hが形成されている。また、被固定部6fには、被固定部6fの左端側から後ろ方向に向かって伸びるように腕部6dが繋がっている。半田付け部6gは、被固定部6fの前端側から右方向に突出するように形成されている。また、半田付け部6gは、その先端(右端)に向かうにしたがって前側に広がる略台形状に形成されている。半田付け部6gの先端には、右側に向かってさらに突出する突起部6jが形成されている。突起部6jは、半田付け部6gの前端側に形成されている。
同様に、図8に示すように、固定体固定部7cは、バネ固定部11cに固定される被固定部7fと、バネ接続部23aに半田付けされる半田付け部7gとを備えている。被固定部7fには、ベース部材11の位置決め突起11vが挿通される挿通孔7hが形成されている。また、被固定部7fには、前後方向における被固定部7fの中間位置から左方向に向かって伸びるように腕部7dが繋がっている。半田付け部7gは、被固定部7fの前端側から左方向に突出するように形成されている。また、半田付け部7gの基端側(右端側)は、略長方形状に形成され、半田付け部7gの先端側(左端側)は、その先端(左端)に向かうにしたがって前側に広がる略台形状に形成されている。半田付け部7gの先端には、左側に向かってさらに突出する突起部7jが形成されている。突起部7jは、半田付け部7gの前端側に形成されている。
本形態では、可動体固定部6aがスリーブ9に接着固定され、かつ、被固定部6fがバネ固定部11cに接着固定された後に、ベース部材11の上端側に突出しているバネ接続部22aに半田付け部6gが半田付けされて接続される。被固定部6fがバネ固定部11cに接着固定された状態では、図6、図7に示すように、バネ接続部22aの第1端面22fと半田付け部6gの先端面6kとの間に隙間が形成されている。また、この状態では、図7に示すように、バネ接続部22aの第2端面22gと半田付け部6gの下面との間にも隙間が形成されている。さらに、この状態では、突起部6jの後端面は、前後方向において第1接続部22cの前面とわずかに対向している。
同様に、本形態では、可動体固定部7aがスリーブ9に接着固定され、かつ、被固定部7fがバネ固定部11cに接着固定された後に、ベース部材11の上端側に突出しているバネ接続部23aに半田付け部7gが半田付けされて接続される。被固定部7fがバネ固定部11cに接着固定された状態では、図8、図9に示すように、バネ接続部23aの第1端面23fと半田付け部7gの先端面7kとの間に隙間が形成されている。また、この状態では、図9に示すように、バネ接続部23aの第2端面23gと半田付け部7gの下面との間にも隙間が形成されている。さらに、この状態では、突起部7jの後端面は、前後方向において第1接続部23cの前面とわずかに対向している。
また、本形態では、バネ接続部22aと半田付け部6gとは、第1端面22fおよび第2端面22gを利用して半田付けされている。すなわち、本形態では、半田付け部6gの先端面6kと第1端面22fとを利用して、バネ接続部22aと半田付け部6gとが半田付けされるとともに、半田付け部6gの下面と第2端面22gとを利用して、バネ接続部22aと半田付け部6gとが半田付けされている。具体的には、図6、図7に示すように、半田付け部6gの先端面6kと第1端面22fとの間、半田付け部6gの下面と第2端面22gとの間および半田付け部6gの上面に半田フィレット30が形成されるように、バネ接続部22aと半田付け部6gとが半田付けされている。なお、突起部6jの長さによっては、突起部6jの後端面と第1接続部22cの前面との間に、半田フィレット30が形成されることもある。
同様に、本形態では、バネ接続部23aと半田付け部7gとは、第1端面23fおよび第2端面23gを利用して半田付けされている。すなわち、本形態では、半田付け部7gの先端面7kと第1端面23fとを利用して、バネ接続部23aと半田付け部7gとが半田付けされるとともに、半田付け部7gの下面と第2端面23gとを利用して、バネ接続部23aと半田付け部7gとが半田付けされている。具体的には、図8、図9に示すように、半田付け部7gの先端面7kと第1端面23fとの間、半田付け部7gの下面と第2端面23gとの間および半田付け部7gの上面に半田フィレット31が形成されるように、バネ接続部23aと半田付け部7gとが半田付けされている。なお、突起部7jの長さによっては、突起部7jの後端面と第1接続部23cの前面との間に、半田フィレット31が形成されることもある。
なお、可動体固定部6a、7aがスリーブ9に接着固定され、被固定部6f、7fがバネ固定部11cに接着固定される際には、スリーブ9の当接面9aとベース部材11の基準面11bとを当接させた状態で、かつ、板バネ6、7に外力がかからない状態で、可動体固定部6a、7aがスリーブ9に接着固定され、被固定部6f、7fがバネ固定部11cに接着固定される。すなわち、上述のように、板バネ6、7は、当接面9aと基準面11bとが当接しているときに板バネ6、7による付勢力が生じないように、スリーブ9およびベース部材11に固定される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ZX平面と略平行に配置される給電用端子22、23の第1端面22f、23fと第2端面22g、23gとを利用して、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとが半田付けされている。そのため、前後方向において、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとを重ねなくても、給電用端子22、23と板バネ6、7とを電気的に接続することができる。したがって、本形態では、給電用端子22、23および板バネ6、7を介して駆動用コイル15へ電流を供給することが可能となっていても、前後方向においてレンズ駆動装置1を小型化することが可能になる。
本形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとは、第1端面22f、23fと、半田付け部6g、7gの先端面6k、7kとを利用して半田付けされている。また、本形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとは、第2端面22g、23gと半田付け部6g、7gの下面とを利用して半田付けされている。そのため、先端面6k、7kと第1端面22f、23fとの間、半田付け部6g、7gの下面と第2端面22g、23gとの間に半田フィレット30、31を形成することができる。したがって、本形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの接合強度を高めることが可能になる。また、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの間の導通性を高めることが可能になる。
特に本形態では、半田付け部6g、7gの先端に、第1接続部22c、23cの前面と対向する突起部6j、7jが形成されている。そのため、突起部6j、7jを利用して先端面6k、7kのより広い範囲に半田フィレット30、31を形成することが可能になる。したがって、本形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの接合強度をより高めることが可能になる。また、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの間の導通性をより高めることが可能になる。
また、本形態では、給電用端子22、23の端面の全体がめっきされている。すなわち、第1端面22f、23fおよび第2端面22g、23gの全体がめっきされている。そのため、プレス加工で形成された給電用端子22、23の第1端面22f、23fおよび第2端面22g、23gの一部が破断面であったとしても、第1端面22f、23fおよび第2端面22g、23gにおける半田の濡れ性を高めることができる。したがって、本形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの接合強度をより高めることが可能になる。また、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとの間の導通性をより高めることが可能になる。
本形態では、半田付け部6gは、その先端に向かうにしたがって前側に広がる略台形状に形成されている。また、半田付け部7gの先端側は、その先端に向かうにしたがって前側に広がる略台形状に形成されている。そのため、バネ固定部11cに対する固定体固定部6c、7cの固定位置がばらついても、第1端面22f、23fと先端面6k、7kとを対向させやすくなる。そのため、第1端面22f、23fと先端面6k、7kとの間で確実に半田フィレット30、31を形成することが可能になる。また、第1端面22f、23fと先端面6k、7kとの間の半田付け作業が容易になる。
本形態では、第1端面22f、23fと先端面6k、7kとの間に隙間が形成され、かつ、第2端面22g、23gと半田付け部6g、7gの下面との間に隙間が形成されている。また、本形態では、可動体固定部6a、7aがスリーブ9に接着固定され、かつ、被固定部6f、7fがバネ固定部11cに接着固定された後に、バネ接続部22a、23aに半田付け部6g、7gが半田付けされている。そのため、当接面9aと基準面11bとを当接させた状態で、板バネ6、7と給電用端子22、23とを接触させることなく、可動体固定部6a、7aをスリーブ9に固定し、固定体固定部6c、7cをベース部材11に固定することができる。したがって、本形態では、可動体2に目論見通りのバネ力が作用するように、可動体2および固定体3に板バネ6、7を固定することが可能になる。
本形態では、半田付け部6gは、被固定部6fから右方向に突出するように形成され、半田付け部7gは、被固定部7fから左方向に突出するように形成されている。すなわち、半田付け部6gと被固定部6fとが比較的離れており、また、半田付け部7gと被固定部7fとが比較的離れている。そのため、本形態では、半田付けの際の熱の影響で被固定部6f、7fとベース部材11との間の接着強度が低下するのを抑制することが可能になる。また、半田付け部6g、7gへの接着剤の流入を抑制することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとは、第1端面22f、23fと半田付け部6g、7gの先端面6k、7kとを利用して半田付けされるとともに、第2端面22g、23gと半田付け部6g、7gの下面とを利用して半田付けされている。この他にもたとえば、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとは、第1端面22f、23fと半田付け部6g、7gの先端面6k、7kとのみを利用して半田付けされても良い。また、固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとは、第2端面22g、23gと半田付け部6g、7gの下面とのみを利用して半田付けされても良い。固定体固定部6c、7cとバネ接続部22a、23aとが、第2端面22g、23gと半田付け部6g、7gの下面とのみを利用して半田付けされる場合には、バネ接続部22a、23aは、第2接続部22d、23dのみによって構成されても良い。
上述した形態では、半田付け部6g、7gに突起部6j、7jが形成されているが、半田付け部6g、7gに突起部6j、7jが形成されていなくても良い。
上述した形態では、給電用端子22、23の端面の全体がめっきされている。この他にもたとえば、バネ接続部22a、23aの端面のみがめっきされていても良い。また、第1端面22f、23fおよび第2端面22g、23gのみがめっきされていても良い。また、上述した形態では、第1端面22f、23fおよび第2端面22g、23gの全体がめっきされている。この他にもたとえば、第1端面22f、23fおよび/または第2端面22g、23gの一部がめっきされても良い。この場合であっても、第1端面22f、23fや第2端面22g、23gにおける半田の濡れ性を高めることが可能になる。また、たとえば、給電用端子22、23は、表面がめっきされた金属板をプレス加工で打ち抜くことで形成されても良い。この場合であっても、プレス加工時に、第1端面22f、23fや第2端面22g、23gのせん断面にめっきが付着するため、第1端面22f、23fや第2端面22g、23gにおける半田の濡れ性を高めることが可能になる。
上述した形態では、給電用端子22、23は、平板状に形成されている。この他にもたとえば、給電用端子22、23は、接地用端子21と同様に、平板状の金属材料が折り曲げられて形成されても良い。また、バネ接続部22a、23aが平板状に形成されるとともに、バネ接続部22a、23aを除くその他の部分が曲率半径の大きな曲板状に形成されても良いし、給電用端子22、23の全体が曲率半径の大きな曲板状に形成されても良い。この場合であっても、バネ接続部22a、23aは、その厚さ方向と前後方向とが略平行になるように配置される。
上述した形態では、レンズ駆動装置1の4つの側面のそれぞれに駆動用磁石16、17が配置されているが、レンズ駆動装置1の四隅に駆動用磁石が配置されても良い。また、上述した形態では、レンズ駆動装置1は、略四角柱状に形成されているが、レンズ駆動装置1は、略六角柱状等の多角柱状に形成されても良いし、円柱状あるいは楕円柱状等に形成されても良い。
1 レンズ駆動装置
2 可動体
3 固定体
4 駆動機構
6、7 板バネ
6a、7a 可動体固定部
6c、7c 固定体固定部
6d、7d 腕部
6f、7f 被固定部
6g、7g 半田付け部
6j、7j 突起部
6k、7k 先端面(固定体固定部の端面)
11 ベース部材(基準部材)
11b 基準面
15 駆動用コイル
22、23 給電用端子(端子)
22a、23a バネ接続部
22f、23f 第1端面(バネ接続部の端面)
22g、23g 第2端面(バネ接続部の端面)
L 光軸
X 第2方向
Y 第1方向
Z 光軸方向

Claims (7)

  1. レンズを保持し前記レンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する固定体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備えるとともに、
    前記可動体に固定される可動体固定部と、前記固定体に固定される固定体固定部と、前記可動体固定部と前記固定体固定部とを繋ぐ腕部とを有する板バネを備え、
    前記駆動機構は、前記可動体に取り付けられる駆動用コイルを備え、
    前記固定体は、前記駆動用コイルに電流を供給するための端子を備え、
    前記端子は、前記固定体固定部が半田付けされて接続される板状のバネ接続部を備え、
    前記駆動用コイルの端部は、前記可動体固定部に接続され、
    前記固定体固定部は、前記光軸方向と前記固定体固定部の厚さ方向とが略一致するように配置され、
    前記バネ接続部は、前記光軸方向に直交する第1方向と前記バネ接続部の厚さ方向とが略一致するように配置され、
    前記バネ接続部と前記固定体固定部とは、前記バネ接続部の端面を利用して半田付けされていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記バネ接続部と前記固定体固定部とは、前記光軸方向と前記第1方向とに直交する第2方向における前記バネ接続部の端面と、前記固定体固定部の端面とを利用して半田付けされていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記固定体固定部の端面には、前記第1方向において前記バネ接続部の表面に対向するように突出する突起部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記バネ接続部と前記固定体固定部とは、前記光軸方向における前記バネ接続部の端面と、前記固定体固定部の表面とを利用して半田付けされていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記バネ接続部の端面の少なくとも一部は、めっきされていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記固定体は、前記光軸方向における前記可動体の基準位置を決めるための基準面が形成される基準部材を備え、
    前記固定体固定部は、前記基準部材に固定される被固定部と、前記バネ接続部に半田付けされる半田付け部とを備え、
    前記バネ接続部の端面と前記半田付け部との間には、隙間が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記固定体は、前記光軸方向における前記可動体の基準位置を決めるための基準面が形成される基準部材を備え、
    前記固定体固定部は、前記基準部材に接着固定される被固定部と、前記バネ接続部に半田付けされる半田付け部とを備え、
    前記半田付け部は、前記被固定部から前記光軸方向と前記第1方向とに略直交する第2方向に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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