JP5185088B2 - レンズ駆動装置およびレンズ駆動装置の製造方法 - Google Patents

レンズ駆動装置およびレンズ駆動装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるレンズ駆動装置およびその製造方法に関する。
携帯電話等に搭載されるカメラの撮影用レンズを駆動するレンズ駆動装置として、複数のレンズを保持して光軸方向に移動する移動筒と、移動筒の外側に配置される外筒とを備えるレンズ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。この特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置は、移動筒を駆動するための磁石とコイルとを備えており、磁石は、外筒に取り付けられ、コイルは、移動筒に取り付けられている。
特開2007−86158号公報 特開2007−86159号公報
近年、携帯電話等に使用されるカメラの市場では、カメラの小型化の要求が一段と高まっており、そのため、カメラに搭載されるレンズ駆動装置の小型化の要求も一段と高まっている。一方で、近年、携帯電話等に使用されるカメラの市場では、高画素化、高解像度化の要求が高まっており、レンズ駆動装置に搭載されるレンズの径が大型化する傾向にあるため、レンズ駆動装置を小型化することが困難な状況が生じつつある。
そこで、本発明の課題は、搭載されるレンズの径が大型化する場合であっても、小型化することが可能なレンズ駆動装置およびこのレンズ駆動装置の製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、撮影用のレンズを保持しレンズの光軸方向に移動可能な可動体と、付勢部材を介して可動体を光軸方向に移動可能に保持する固定体とを備え、可動体は、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動用磁石と、磁性材料で形成され駆動用磁石が固定される可動ヨークとを備え、固定体は、レンズの光軸に直交する方向で駆動用磁石に対向配置される駆動用コイルと、磁性材料で形成され可動ヨークの外周側を覆うように配置される固定ヨークとを備え、可動ヨークおよび固定ヨークは、光軸方向から見たときの外形が略四角形状となるように形成され、可動ヨークの四隅のそれぞれには、駆動用磁石を固定するための磁石固定部が形成されるとともに、光軸方向から見たときの外形が略四角形状となる可動ヨークの4つの外周辺のそれぞれにおいて所定の間隔をあけた状態で磁石固定部が形成され、駆動用コイルは、円筒状に巻回されて形成されるとともに、駆動用磁石よりも内周側に配置され、可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面とが略平行に配置され、光軸に直交する方向における可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面との間には、略一定の隙間が形成されていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置では、可動体側に駆動用磁石が配置され、固定体側に駆動用コイルが配置されている。ここで、特許文献1に記載のレンズ駆動装置のように、可動体側に駆動用コイルが配置されているレンズ駆動装置では、可動体の移動量に応じて、所定の端子等に巻回されて固定される駆動用コイルの両端部分と、駆動用コイルの可動体への取付部分との間にたるみを持たせる必要がある。そのため、可動体側に駆動用コイルが配置されているレンズ駆動装置では、駆動用コイルのたるみ部分を配置するスペースが必要となる。これに対して、本発明では、固定体側に駆動用コイルが配置されているため、駆動用コイルの固定体への取付部分と駆動用コイルの両端部分との間にたるみを持たせる必要がなく、駆動用コイルのたるみ部分を配置するスペースを設ける必要がなくなる。
また、本発明では、光軸に直交する方向における可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面との間には、略一定の隙間が形成されている。そのため、可動ヨークと固定ヨークとによって、光軸に直交する方向における可動体の可動範囲を規制することができる。したがって、光軸に直交する方向における可動体の可動範囲を規制するための部材を別途、設ける必要がない。
このように、本発明では、駆動用コイルのたるみ部分を配置するスペースを設ける必要がなく、かつ、光軸に直交する方向における可動体の可動範囲を規制するための部材を別途、設ける必要がない。したがって、本発明では、搭載されるレンズの径が大型化する場合であっても、レンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
また、本発明では、可動ヨークおよび固定ヨークは、光軸方向から見たときの外形が略四角形状となるように形成されるとともに、可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面とが略一定の隙間を介して略平行に配置されているため、可動ヨークと固定ヨークとによって、光軸を中心とする可動体の回動を規制することができる。したがって、光軸を中心とする可動体の回動を規制するための部材を別途、設ける必要がなくなり、レンズ駆動装置をさらに小型化することが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、たとえば、レンズとして、被写体側に配置される小径レンズと、反被写体側に配置され小径レンズよりも径の大きな大径レンズとを備え、駆動用磁石および駆動用コイルは、被写体側に配置されている。
本発明において、固定体は、被写体側で駆動用コイルを保持するコイルホルダを反被写体側に備え、コイルホルダには、駆動用コイルの端部をコイルホルダの反被写体側へ引き出すための引出溝または引出孔が形成されていることが好ましい。このように構成すると、反被写体側へ引き出される駆動用コイルが引出溝または引出孔の中に収納されるため、光軸に直交する方向でレンズ駆動装置を小型化することが可能になる。また、反被写体側へ引き出される駆動用コイルが引出溝または引出孔の中に収納されるため、落下等によって、レンズ駆動装置に衝撃が加わっても、駆動用コイルの断線を防止することが可能になる。
本発明において、コイルホルダの反被写体側には、駆動用コイルの端部側が巻回されるコイル巻回部材が取り付けられていることが好ましい。このように構成すると、固定体において、駆動用コイルの端部の固定処理を完結することができ、駆動用コイルの端部の固定処理が容易になる。また、駆動用コイルへ電流を供給する基板等への接続処理も容易になる。
本発明において、可動ヨークは、駆動用コイルの、駆動用磁石との対向側の反対側に対向するコイル対向部を備え、光軸方向におけるコイル対向部の長さは、光軸方向における駆動用磁石の長さよりも長くなっていることが好ましい。このように構成すると、駆動用磁石が発生させる磁束の漏れを防止して、効率的な磁気回路を形成することが可能になる。
本発明において、付勢部材として、板バネを備えるレンズ駆動装置は、固定体に板バネの一部を固定する第1固定工程と、第1固定工程後に、可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面との間の隙間を調整する隙間調整工程と、隙間調整工程後に、可動体に板バネの他の一部を固定する第2固定工程とを備えるレンズ駆動装置の製造方法によって製造されることが好ましい。この場合には、第2固定工程において、光軸方向からレーザを照射して可動体と板バネの他の一部とを溶接で固定することが好ましい。
かかる製造方法でレンズ駆動装置を製造すると、可動ヨークの外側面と固定ヨークの内側面との間の隙間を調整した後に、レーザ溶接によって、可動体に板バネの一部を短時間で固定することができる。また、レーザ溶接によって、可動体に板バネの一部を固定する場合には、固定部分の厚さを薄くすることができるため、光軸方向からレーザを照射する場合であっても、レンズ駆動装置を薄型化することが可能になる。
以上のように、本発明では、搭載されるレンズの径が大型化する場合であっても、レンズ駆動装置を小型化することが可能になる。また、本発明のレンズ駆動装置の製造方法でレンズ駆動装置を製造すると、レンズ駆動装置を薄型化することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(レンズ駆動装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1に示すレンズ駆動装置1の分解斜視図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の平面図である。図4は、図3のE−E断面の断面図である。図5は、図1に示すコイルホルダ12を示す図であり、(A)は底面側からの斜視図、(B)は底面図である。図6は、図1に示すレンズ駆動装置1からレンズホルダ7、コイルホルダ12および板バネ4、5等を取り外した状態を底面側から示す図である。図7は、図2に示す板バネ5を固定プレート14に固定した状態を示す斜視図である。
本形態のレンズ駆動装置1は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるものであり、全体として略直方体状に形成されている。本形態のレンズ駆動装置1が搭載されるカメラでは、図4の下側(すなわち、Z2方向側)に図示を省略する撮像素子が配置されており、図4の上側(すなわち、Z1方向側)に配置される被写体が撮影される。したがって、以下の説明では、Z1方向側を被写体側、Z2方向側を反被写体側(撮像素子側)とする。
レンズ駆動装置1は、図2、図4に示すように、撮影用のレンズを保持しレンズの光軸Lの方向(光軸方向)に移動可能な可動体2と、可動体2を光軸方向に移動可能に保持する固定体3と、可動体2と固定体3とを繋ぐ付勢部材としての2種類の板バネ4、5とを備えている。本形態のレンズ駆動装置1は、1個の板バネ4と、4個の板バネ5とを備えている。なお、以下では、板バネ4と板バネ5とを区別して表す場合には、板バネ4を「第1の板バネ4」、板バネ5を「第2の板バネ5」と表記する。
可動体2は、複数のレンズが固定されたレンズホルダ7をその内周側で保持している。この可動体2は、可動体2を光軸方向へ移動させるための4個の駆動用磁石8と、磁性材料で形成され駆動用磁石8が固定される可動ヨーク9とを備えている。また、固定体3は、光軸Lに直交する方向で駆動用磁石8に対向配置される駆動用コイル11と、被写体側で駆動用コイル11を保持するコイルホルダ12と、磁性材料で形成され可動ヨーク9の外周側を覆うように配置される固定ヨーク13と、第2の板バネ5の一部を固定するための固定プレート14とを備えている。
レンズホルダ7は、略円筒状に形成されており、その内周側に複数のレンズが固定されている。本形態では、レンズホルダ7の被写体側に径の小さな小径レンズが配置され、反被写体側に小径レンズよりも径の大きな大径レンズが配置されている。そのため、図2に示すように、レンズホルダ7は、反被写体側の外径が被写体側の外径よりも大きい段付の円筒状に形成されている。
レンズホルダ7の被写体側部分の外周面には、第1の板バネ4に形成される後述の係合突起4eに係合する多条ネジからなる多条ネジ部7aが形成されている。本形態では、後述のように、第1の板バネ4には、3個の係合突起4eが形成されており、多条ネジ部7aは3条ネジによって構成されている。
駆動用磁石8は、図2、図6に示すように、光軸方向から見たときの形状が、斜辺が曲線状に形成された略二等辺三角形状となる略三角柱状に形成されている。すなわち、駆動用磁石8は、図2に示すように、互いに直交する矩形状の2個の平面部8aと、互いに平行な略二等辺三角形状の平面部8bと、レンズの径方向外側に向かって膨らむ曲面部8cとからなる略三角柱状に形成されている。本形態では、4個の駆動用磁石8の曲面部8cに形成される磁極が同じになるように、駆動用磁石8が着磁されている。駆動用コイル11は、図2に示すように、円筒状に巻回された空芯コイルである。本形態の駆動用コイル11は、1本の導線が一方向に巻回されて形成されている。
可動ヨーク9は、全体として、略四角筒状に形成されている。すなわち、可動ヨーク9は、光軸方向から見たときの外形が略四角形状になるように形成されている。この可動ヨーク9は、駆動用磁石8を固定するための8個の磁石固定部9aと、光軸Lを中心とする円筒状に形成された円筒部9bと、第1の板バネ4を固定するためのバネ固定部9cとを備えている。なお、本形態の可動ヨーク9は、金属材料で形成されている。
磁石固定部9aは、可動ヨーク9の四隅に配置され、円筒部9bは、磁石固定部9aよりも径方向内側に配置されている。また、バネ固定部9cは、平面状に形成されるとともに被写体側に配置されており、磁石固定部9aと円筒部9bとは、バネ固定部9cを介して繋がっている。
磁石固定部9aは、略矩形の平面状に形成されるとともに、バネ固定部9cの外周辺から反被写体側に向かって形成されている。また、磁石固定部9aは、可動ヨーク9の四隅のそれぞれに2個ずつ形成されている。すなわち、バネ固定部9cの外周辺のそれぞれに繋がるように形成される2個の磁石固定部9aは、所定の間隔をあけた状態で形成されている。本形態の磁石固定部9aは、プレスによる曲げ加工で形成されており、可動ヨーク9の四隅に配置される2個の磁石固定部9aの間には、わずかな隙間が形成されている。また、磁石固定部9aの反被写体側端には、反被写体側へわずかに突出する凸部9dが形成されている。なお、磁石固定部9aは、プレスによる絞り加工等で形成されても良い。磁石固定部9aが絞り加工で形成される場合には、可動ヨーク9の四隅に配置される2個の磁石固定部9aの間の隙間がなくなり、2個の磁石固定部9aが繋がる。
4個の駆動用磁石8は、その曲面部8cによって光軸Lを囲むように磁石固定部9aに固定されている。すなわち、駆動用磁石8の平面部8aが磁石固定部9aの内側面に固定されている。本形態では、図4に示すように、被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bとバネ固定部9cの反被写体側の面との間に所定の隙間が形成されるように、4個の駆動用磁石8が磁石固定部9aに固定されている。また、4個の駆動用磁石8は、駆動用磁石8の曲面部8cと駆動用コイル11の外周面とが対向するように配置されている。なお、本形態では、磁石固定部9aの外側面9eが、光軸Lに直交する方向における可動ヨーク9の外側面となっている。
円筒部9bは、図4に示すように、駆動用コイル11よりも径方向の内側に配置されており、駆動用コイル11の内周面に対向している。すなわち、本形態の円筒部9bは、駆動用コイル11の内周面に対向するコイル対向部となっている。また、円筒部9bの内周側には、レンズホルダ7が接着されて固定されている。
コイルホルダ12は、樹脂で形成され、可動ヨーク9および固定ヨーク13の下方に配置されている。また、コイルホルダ12は、扁平な略四角筒状に形成されている。コイルホルダ12の径方向の中心には、レンズホルダ7が配置される丸い配置孔12aが光軸方向に貫通するように形成されている。また、被写体側における配置孔12aの縁には、駆動用コイル11が固定される円筒状のコイル固定部12bが被写体側に突出するように形成されている。
コイルホルダ12の内周側には、図5に示すように、被写体側に形成されたコイル固定部12bに固定される駆動用コイル11の端部を反被写体側へ引き出すための2本の引出溝12cが形成されている。引出溝12cは、コイルホルダ12の内周面から径方向外側に向かって窪むように、かつ、コイル固定部12bの被写体側端から反被写体側に向かって直線状に形成されている。
また、コイルホルダ12の反被写体側には、2本の引出溝12cに対応するように2個の凹部12dが形成されており、引出溝12cの反被写体側端は、凹部12dに繋がっている。凹部12dは、コイルホルダ12の内周面から径方向外側に向かって窪むように、かつ、コイルホルダ12の反被写体側の端面から被写体側に向かって窪むように形成されている。
凹部12dの被写体側の面には、駆動用コイル11の端部側が巻回されるコイル巻回部材としての巻回ピン15が取り付けられている。具体的には、凹部12dの被写体側の面から反被写体側に向かって突出するように、圧入または一体成型によって、巻回ピン15が凹部12dの被写体側の面に固定されている。巻回ピン15は、金属材料で形成されており、巻回ピン15には、駆動用コイル11の端部側が巻回されて半田付けされている。また、巻回ピン15に巻回された駆動用コイル11の端部側は、凹部12dの中に配置されている。なお、巻回ピン15は、図示を省略する配線基板に接続される。
固定ヨーク13は、略四角筒状に形成されている。すなわち、固定ヨーク13は、光軸方向から見たときの外形が略四角形状になるように形成されている。固定ヨーク13の被写体側の四隅には、第1の板バネ4を固定するためのバネ固定部13aが形成されている。バネ固定部13aの被写体側の面には、被写体側に突出する突起13bが形成されている。なお、本形態の固定ヨーク13は、金属材料で形成されている。
固定プレート14は、金属材料で形成されている。また、固定プレート14は、略四角形の平板状に形成されており、コイルホルダ12の被写体側の面に取り付けられている。固定プレート14の中心には、レンズホルダ7が配置される丸い貫通孔が光軸方向に貫通するように形成されている。また、固定プレート14の四隅の近傍の被写体側の面は、第2の板バネ5を固定するためのバネ固定部14aとなっている。具体的には、駆動用磁石8の反被写体側の平面部8bに対向する固定プレート14の被写体側の面がバネ固定部14aとなっている。また、固定プレート14の四隅の近傍には、切欠部14bが2個ずつ形成されている。
第1の板バネ4は、図3等に示すように、固定ヨーク13のバネ固定部13aの被写体側の面に固定される4個の固定体固定部4aと、可動ヨーク9のバネ固定部9cに固定される可動体固定部4bと、固定体固定部4aと可動体固定部4bを繋ぐ4本のバネ部4cとを備えている。
固定体固定部4aには、固定ヨーク13の突起13bが挿通される貫通孔が形成されており、固定体固定部4aは、この貫通孔に突起13bが挿通された状態で、バネ固定部13aに溶接で固定されている。可動体固定部4bは、略円環状に形成されており、可動ヨーク9のバネ固定部9cに溶接で固定されている。本形態では、図3に示すように、ある固定体固定部4aに一端が繋がっているバネ部4cの他端は、この固定体固定部4aに周方向で隣接する他の固定体固定部4aの径方向における内側で、可動体固定部4bと繋がっている。
なお、本形態では、第1の板バネ4は、レーザ溶接によって、可動ヨーク9および固定ヨーク13に固定されている。また、本形態では、図4に示すように、バネ固定部13aは、バネ固定部9cよりも被写体側に配置されているため、バネ部4cは、固定体固定部4aと可動体固定部4bとの間で光軸方向に傾斜している。
可動体固定部4bには、レンズホルダ7の多条ネジ部7aに係合する係合突起4eが径方向の内側に突出するように形成されている。本形態では、3個の係合突起4eが光軸Lを中心として略120°ピッチで形成されている。
第2の板バネ5は、図7等に示すように、固定プレート14のバネ固定部14aに固定される固定体固定部5aと、可動ヨーク9の凸部9dに固定される可動体固定部5bと、固定体固定部5aと可動体固定部5bを繋ぐバネ部5cとを備えている。本形態では、あるバネ固定部14aに固定体固定部5aが固定される第2の板バネ5の可動体固定部5bは、このバネ固定部14aに周方向で隣接するバネ固定部14aに対応する位置に配置される可動ヨーク9の凸部9dに固定されている(図7参照)。
固定体固定部5aは、固定プレート14のバネ固定部14aに溶接で固定されている。また、可動体固定部5bは、可動ヨーク9の凸部9dに溶接で固定されている。本形態では、第2の板バネ5は、レーザ溶接によって、可動ヨーク9および固定プレート14に固定されている。
板バネ4、5を介して可動体2が固定体3に支持されている状態では、図6に示すように、8個の磁石固定部9aの外側面9eと、固定ヨーク13の内側面13cとの間には、略一定の隙間Sが形成されている。すなわち、板バネ4、5を介して可動体2が固定体3に支持されている状態では、8個の磁石固定部9aの外側面9eと、固定ヨーク13の内側面13cとは、略一定の隙間Sを介して略平行に配置されている。
上述のように、コイルホルダ12の被写体側に、コイル固定部12bが形成されており、駆動用コイル11は、図4に示すように、コイル固定部12bの被写体側端に固定されている。また、駆動用磁石8は、その曲面部8cと駆動用コイル11の外周面とが対向するように配置されている。すなわち、本形態では、駆動用磁石8および駆動用コイル11は、レンズ駆動装置1の被写体側に配置されている。
(レンズ駆動装置の製造方法)
図8は、図2に示す駆動用磁石8への板バネ5の固定工程を説明するための斜視図である。
以上のように構成されたレンズ駆動装置1は、たとえば、以下のように製造される。まず、可動ヨーク9の磁石固定部9aに駆動用磁石8を固定する。また、コイルホルダ12のコイル固定部12bの被写体側端に駆動用コイル11を固定する。
また、固定ヨーク13のバネ固定部13aに第1の板バネ4の固定体固定部4aをレーザ溶接で固定する。また、図7に示すように、固定プレート14のバネ固定部14aに4個の第2の板バネ5の固定体固定部5aをレーザ溶接で固定する。
その後、可動ヨーク9の凸部9dに第2の板バネ5の可動体固定部5bをレーザ溶接で固定する。具体的には、図8に示すように、光軸方向において、第2の板バネ5が固定された固定プレート14と、駆動用磁石8が固定された可動ヨーク9とを重ねて、可動ヨーク9の凸部9dに第2の板バネ5の可動体固定部5bをレーザ溶接で固定する。その後、第2の板バネ5を介して可動ヨーク9と連結されている固定プレート14をコイルホルダ12の被写体側の面に固定する。なお、上述のように、固定プレート14の四隅の近傍には、切欠部14bが形成されているため、第2の板バネ5が固定された固定プレート14と可動ヨーク9とを光軸方向で重ねた状態であっても、可動体固定部5bと凸部9dとの当接部分にレーザを照射して、可動体固定部5bを凸部9dにレーザ溶接することができる。
その後、8個の磁石固定部9aの外側面9eと、固定ヨーク13の内側面13cとの間に、略一定の隙間Sが形成されるように、外側面9eと内側面13cとの間の隙間を調整する。その後、固定ヨーク13をコイルホルダ12に固定するとともに、可動ヨーク9のバネ固定部9cに第1の板バネ4の可動体固定部4bをレーザ溶接で固定する。本形態では、光軸方向から(具体的には、被写体側から)、バネ固定部9cと可動体固定部4bとの接触部分にレーザを照射して、バネ固定部9cと可動体固定部4bとを固定する。
その後、固定ヨーク13と固定プレート14とを固定する。また、レンズホルダ7の被写体側の外周面および/または可動ヨーク9の円筒部9bの内周面に接着剤を塗布して、反被写体側からレンズホルダ7をコイルホルダ12および円筒部9bの内周側に挿入するとともに、レンズホルダ7の多条ネジ部7aと第1の板バネ4の係合突起4eとを係合させて、光軸Lを中心にしてレンズホルダ7を回転させながら、光軸方向におけるレンズホルダ7と可動ヨーク9との位置調整を行う。レンズホルダ7と可動ヨーク9との位置調整が終了し、円筒部9bの内周面等に塗布された接着剤が硬化すると、レンズ駆動装置1が完成する。
なお、本形態では、固定ヨーク13のバネ固定部13aに第1の板バネ4の固定体固定部4aをレーザ溶接で固定する工程が、第1固定工程であり、磁石固定部9aの外側面9eと固定ヨーク13の内側面13cとの間に、略一定の隙間Sが形成されるように、外側面9eと内側面13cとの間の隙間を調整する工程が、隙間調整工程である。また、可動ヨーク9のバネ固定部9cに第1の板バネ4の可動体固定部4bをレーザ溶接で固定する工程が、第2固定工程である。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、可動体2側に駆動用磁石8が配置され、固定体3側に駆動用コイル11が配置されている。そのため、駆動用コイル11は、可動体2の移動に伴って移動しない。したがって、本形態では、駆動用コイル11のコイルホルダ12への取付部分と駆動用コイル11の端部との間にたるみを持たせる必要がなく、駆動用コイル11のたるみ部分を配置するスペースを設ける必要がない。
また、本形態では、8個の磁石固定部9aの外側面9eと、固定ヨーク13の内側面13cとは、略一定の隙間Sを介して略平行に配置されている。そのため、可動ヨーク9と固定ヨーク13とによって、光軸Lに直交する方向における可動体2の可動範囲を規制することができる。したがって、光軸Lに直交する方向における可動体2の可動範囲を規制するための部材を別途、設ける必要がない。また、可動ヨーク9と固定ヨーク13とによって、光軸Lを中心とする可動体2の回動を規制することができる。したがって、光軸Lを中心とする可動体2の回動を規制するための部材を別途、設ける必要がない。
このように、本形態では、駆動用コイル11のたるみ部分を配置するスペースを設ける必要がなく、かつ、光軸Lに直交する方向における可動体2の可動範囲を規制するための部材および光軸Lを中心とする可動体2の回動を規制するための部材を別途、設ける必要がない。その結果、本形態では、搭載されるレンズの径が大型化する場合であっても、レンズ駆動装置1を小型化することができる。
なお、本形態では、可動ヨーク9と固定ヨーク13とによって、光軸Lに直交する方向における可動体2の可動範囲を規制したり、光軸Lを中心とする可動体2の回動を規制しているため、可動ヨーク9と固定ヨーク13とが衝突するおそれがある。しかし、本形態では、可動ヨーク9および固定ヨーク13はいずれも金属材料で形成されているため、可動ヨーク9と固定ヨーク13とが衝突しても、可動ヨーク9および固定ヨーク13の損傷を抑制することができる。
本形態では、コイルホルダ12に、駆動用コイル11の端部をコイルホルダ12の反被写体側へ引き出すための引出溝12cが形成されている。そのため、反被写体側へ引き出される駆動用コイル11が引出溝12cに収納される。したがって、駆動用コイル11の端部を反被写体側へ引き出すためのスペースを別途、設ける必要がなくなり、光軸Lに直交する方向でレンズ駆動装置1を小型化することができる。また、反被写体側へ引き出される駆動用コイル11が引出溝12cに収納されるため、落下等によって、レンズ駆動装置1に衝撃が加わっても、駆動用コイル11の断線を防止することが可能になる。
本形態では、コイルホルダ12の反被写体側に、駆動用コイル11の端部側が巻回される巻回ピン15が取り付けられている。そのため、固定体3において、駆動用コイル11の端部の固定処理を完結することができ、駆動用コイル11の端部の固定処理が容易になる。また、駆動用コイル11へ電流を供給する配線基板等への接続処理も容易になる。
本形態では、磁石固定部9aの外側面9eと固定ヨーク13の内側面13cとの間に、略一定の隙間Sが形成されるように、外側面9eと内側面13cとの間の隙間を調整した後に、可動ヨーク9のバネ固定部9cに第1の板バネ4の可動体固定部4bをレーザ溶接で固定している。そのため、外側面9eと内側面13cとの間の隙間を調整した後に、レーザ溶接によって、第1の板バネ4の可動体固定部4bを可動ヨーク9に短時間で固定することができる。また、レーザ溶接によって、第1の板バネ4の可動体固定部4bを可動ヨーク9に固定する場合には、固定部分の厚さを薄くすることができるため、光軸方向からレーザを照射する場合であっても、レンズ駆動装置1を薄型化することが可能になる。
本形態では、磁石固定部9aの外側面9eを覆うように固定ヨーク13が配置されている。そのため、駆動用磁石8が発生させる磁束の漏れ量を少なくすることができる。
なお、本形態では、バネ固定部9cの外周辺のそれぞれに繋がるように形成される2個の磁石固定部9aは、所定の間隔をあけた状態で形成されている。そのため、図6に示すように、この2個の磁石固定部9aの間に駆動用コイル11の一部を配置することができる。したがって、本形態では、光軸Lに直交する方向でレンズ駆動装置1をより小型化することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、コイルホルダ12の内周側に、駆動用コイル11の端部を反被写体側へ引き出すための引出溝12cが径方向外側に窪むように形成されている。この他にもたとえば、コイルホルダ12の外周側に、駆動用コイル11の端部を反被写体側へ引き出すための引出溝が径方向内側に窪むように形成されても良い。また、駆動用コイル11の端部を反被写体側へ引き出すための引出孔が、コイル固定部12bの被写体側端から凹部12dまで貫通するように形成されても良い。
上述した形態では、図4に示すように、可動ヨーク9の円筒部9bの反被写体側端9fは、反被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bよりも被写体側に配置されている。この他にもたとえば、光軸方向における円筒部9bの長さが駆動用磁石8の長さよりも長くなるように円筒部9bが形成されて、円筒部9bの反被写体側端9fが、反被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bよりも反被写体側に配置されても良い。このように構成すると、駆動用磁石8が発生させる磁束の漏れを防止して、効率的な磁気回路を形成することが可能になる。
上述した形態では、可動ヨーク9および固定ヨーク13は、光軸方向から見たときの外形が略四角形状になるように形成されている。この他にもたとえば、可動ヨーク9および固定ヨーク13は、光軸方向から見たときの外形が略六角形状等の多角形状や円形状になるように形成されても良い。
上述した形態では、第1の板バネ4の固定体固定部4aは、固定ヨーク13のバネ固定部13aの被写体側の面に固定されているが、固定体固定部4aは、バネ固定部13aの反被写体側の面に固定されても良い。また、上述した形態では、空芯コイルである駆動用コイル11がコイルホルダ12のコイル固定部12bに固定されているが、コイルホルダ12に駆動用コイル11の巻回部を形成して、この巻回部に直接、駆動用コイル11を巻回しても良い。さらに、上述した形態では、レンズホルダ7の被写体側に径の小さな小径レンズが配置され、反被写体側に小径レンズよりも径の大きな大径レンズが配置されているが、レンズホルダ7の被写体側と反被写体側とに、径の大きさが同じレンズが配置されても良い。
上述した形態では、被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bとバネ固定部9cの反被写体側の面との間に所定の隙間が形成されるように、駆動用磁石8が磁石固定部9aに固定されている。この他にもたとえば、被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bとバネ固定部9cの反被写体側の面とを当接させた状態で、駆動用磁石8が磁石固定部9aに固定されても良い。ただし、被写体側に配置される駆動用磁石8の平面部8bとバネ固定部9cの反被写体側の面との間に所定の隙間が形成されている場合には、駆動用磁石8が発生させる磁束の、バネ固定部9cの被写体側の面への漏れ量を少なくすることができ、効率的な磁気回路を形成することが可能なる。
本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置の平面図である。 図3のE−E断面の断面図である。 図1に示すコイルホルダを示す図であり、(A)は底面側からの斜視図、(B)は底面図である。 図1に示すレンズ駆動装置からレンズホルダ、コイルホルダおよび板バネ等を取り外した状態を底面側から示す図である。 図2に示す板バネを固定プレートに固定した状態を示す斜視図である。 図2に示す駆動用磁石への板バネの固定工程を説明するための斜視図である。
符号の説明
1 レンズ駆動装置
2 可動体
3 固定体
4 第1の板バネ(板バネ、付勢部材)
5 第2の板バネ(板バネ、付勢部材)
8 駆動用磁石
9 可動ヨーク
9b 円筒部(コイル対向部)
9e 外側面
11 駆動用コイル
12 コイルホルダ
12c 引出溝
13 固定ヨーク
13c 内側面
15 巻回ピン(コイル巻回部材)
L 光軸
S 隙間
Z1 被写体側
Z2 反被写体側

Claims (7)

  1. 撮影用のレンズを保持し前記レンズの光軸方向に移動可能な可動体と、付勢部材を介して前記可動体を前記光軸方向に移動可能に保持する固定体とを備え、
    前記可動体は、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動用磁石と、磁性材料で形成され前記駆動用磁石が固定される可動ヨークとを備え、
    前記固定体は、前記レンズの光軸に直交する方向で前記駆動用磁石に対向配置される駆動用コイルと、磁性材料で形成され前記可動ヨークの外周側を覆うように配置される固定ヨークとを備え、
    前記可動ヨークおよび前記固定ヨークは、前記光軸方向から見たときの外形が略四角形状となるように形成され、
    前記可動ヨークの四隅のそれぞれには、前記駆動用磁石を固定するための磁石固定部が形成されるとともに、前記光軸方向から見たときの外形が略四角形状となる前記可動ヨークの4つの外周辺のそれぞれにおいて所定の間隔をあけた状態で前記磁石固定部が形成され、
    前記駆動用コイルは、円筒状に巻回されて形成されるとともに、前記駆動用磁石よりも内周側に配置され、
    前記可動ヨークの外側面と前記固定ヨークの内側面とが略平行に配置され、前記光軸に直交する方向における前記可動ヨークの外側面と前記固定ヨークの内側面との間には、略一定の隙間が形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記レンズとして、被写体側に配置される小径レンズと、反被写体側に配置され前記小径レンズよりも径の大きな大径レンズとを備え、
    前記駆動用磁石および前記駆動用コイルは、前記被写体側に配置されていることを特徴とする請求項記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記固定体は、前記被写体側で前記駆動用コイルを保持するコイルホルダを前記反被写体側に備え、
    前記コイルホルダには、前記駆動用コイルの端部を前記コイルホルダの前記反被写体側へ引き出すための引出溝または引出孔が形成されていることを特徴とする請求項記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記コイルホルダの前記反被写体側には、前記駆動用コイルの端部側が巻回されるコイル巻回部材が取り付けられていることを特徴とする請求項記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記可動ヨークは、前記駆動用コイルの、前記駆動用磁石との対向側の反対側に対向するコイル対向部を備え、
    前記光軸方向における前記コイル対向部の長さは、前記光軸方向における前記駆動用磁石の長さよりも長くなっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記付勢部材として、板バネを備える請求項1から5のいずれかに記載のレンズ駆動装置を製造するためのレンズ駆動装置の製造方法であって、
    前記固定体に前記板バネの一部を固定する第1固定工程と、
    前記第1固定工程後に、前記可動ヨークの外側面と前記固定ヨークの内側面との間の隙間を調整する隙間調整工程と、
    前記隙間調整工程後に、前記可動体に前記板バネの他の一部を固定する第2固定工程とを備えることを特徴とするレンズ駆動装置の製造方法。
  7. 前記第2固定工程において、前記光軸方向からレーザを照射して前記可動体と前記板バネの他の一部とを溶接で固定することを特徴とする請求項記載のレンズ駆動装置の製造方法。
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