JPH09109432A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH09109432A
JPH09109432A JP27279595A JP27279595A JPH09109432A JP H09109432 A JPH09109432 A JP H09109432A JP 27279595 A JP27279595 A JP 27279595A JP 27279595 A JP27279595 A JP 27279595A JP H09109432 A JPH09109432 A JP H09109432A
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JP
Japan
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heating
data processing
processing circuit
temperature
printing
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JP27279595A
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Masato Adachi
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NEC Data Terminal Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改行したときのドットライン間の印字のない
部分をなくして感熱紙の下地の色が見えないようにし、
しかもドットが重なることがないため印字むらが発生し
ないようにして、高品位の印刷結果を得る。 【解決手段】 一列に並べた複数個の発熱体のそれぞれ
の温度を検出する複数個のセンサを内蔵するサーマルヘ
ッドと、その複数個のセンサからの信号によって各発熱
体の温度をそれぞれの所定温度に維持し、かつ1ドット
ライン分の印字が終了したとき感熱紙を印字終了位置に
保持して次のドットラインの印字データが入力したとき
感熱紙をサーマルヘッドの発熱体の大きさに相当する長
さだけ搬送させるように制御する発熱データ処理回路と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラインプリンタ方式
のサーマルプリンタに関し、特にカラー階調印刷を行う
ことができるサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のサーマルプリンタの一例を
示すブロック図である。
【0003】従来のラインプリンタ方式のサーマルプリ
ンタは、図3に示すように、一列に並べた複数個の発熱
体を有するサーマルヘッド11と、上位装置から印字デ
ータ19を入力してサーマルヘッド11の各発熱体に対
して電圧を印加するヘッド駆動回路14と、サーマルヘ
ッド11によって発色させられる感熱紙12を搬送する
プラテン13と、タイミングベルト18を介してプラテ
ン13を駆動する搬送モータ17と、ヘッド駆動回路1
4からの信号によって搬送モータ17に電流を供給する
搬送モータ駆動回路16とを備えている。
【0004】このように構成されたサーマルプリンタ
は、1ドットライン分の印字データ19がヘッド駆動回
路14に入力すると、ヘッド駆動回路14はサーマルヘ
ッド11の各発熱体に対して電圧を印加する。これによ
ってサーマルヘッド11の各発熱体が発熱するため、感
熱紙12のサーマルヘッド11と接触している部分が発
色する。感熱紙12が発色するのに充分な時間が経過す
ると、ヘッド駆動回路14は、サーマルヘッド11に対
する電圧の印加を停止する。1ドットライン分の印字が
終了すると、搬送モータ駆動回路16は、搬送モータ1
7に対して電流を供給して駆動する。これにより搬送モ
ータ17は、タイミングベルト18を介してプラテン1
3を回転させ、感熱紙12を1ドットライン分だけ搬送
して改行する。感熱紙12の1ドットラインの改行が終
了すると、ヘッド駆動回路14は、次の1ドットライン
分の印字データ19を入力して上述の動作を繰返えす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
サーマルプリンタは、感熱紙の1ドットライン分の改行
を行うときは印字を行わないため、ドットライン間に印
字のない部分が発生し、感熱紙の下地の色が見える。こ
のため、発色部分における印字濃度が所定の値を満足し
ていても、全体的には印字濃度が薄く見えるという欠点
を有している。これを回避するため、ドットラインの改
行のときに前のドットラインと下部と後のドットライン
の上部とがが重なるようにすると、重なった部分の印字
濃度が他の部分の印字濃度よりも濃くなるため、印字む
らが発生するという別の問題が生ずる。
【0006】本発明の目的は、このような従来のサーマ
ルプリンタの欠点を解消して、改行したときのドットラ
イン間の印字のない部分をなくして感熱紙の下地の色が
見えないようにし、しかもドットとが重なることがない
ため印字むらが発生しないようにすることにより、特に
写真のカラー印刷するとき等の諧調表現を必要とする場
合において、高品位の印刷結果を得ることができるサー
マルプリンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルプリン
タは、一列に並べた複数個の発熱体と前記複数個の発熱
体のそれぞれの温度を検出する複数個のセンサとを有す
るサーマルヘッドと、前記複数個のセンサからの信号を
入力することによって前記複数個の発熱体のそれぞれの
温度を監視して前記複数個の発熱体のそれぞれに対して
印加する電圧の制御と印字用紙の搬送の制御とを行なう
発熱データ処理回路と、前記発熱データ処理回路からの
信号によって前記複数個の発熱体のそれぞれに対して電
圧を印加するヘッド駆動回路と、前記発熱データ処理回
路からの信号によって前記印字用紙を搬送するプラテン
を駆動する搬送モータに対して電流を供給する搬送モー
タ駆動回路とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図、図2は図1の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【0010】図1において、サーマルヘッド1は、一列
に並べた複数個の発熱体とその発熱体のそれぞれの温度
を検出する複数個のセンサ10とを有している。発熱デ
ータ処理回路5は、サーマルヘッド1の各センサ10か
らの信号を入力し、複数個の発熱体のそれぞれの温度を
監視して、サーマルヘッド1の各発熱体に対して印加す
る電圧の制御と、感熱紙2の搬送の制御とを行なう。ヘ
ッド駆動回路4は、発熱データ処理回路5からの信号を
入力し、サーマルヘッド1の各発熱体に対して所定の電
圧を印加する。搬送モータ駆動回路6は、発熱データ処
理回路5からの信号を入力し、感熱紙2を搬送するプラ
テン3を駆動する搬送モータ7に対して電流を供給す
る。
【0011】次に、上述のように構成したサーマルプリ
ンタの動作について、図1および図2を参照して説明す
る。
【0012】発熱データ処理回路5に印字データ9が入
力すると(図2のステップ21)、発熱データ処理回路
5はヘッド駆動回路4に対して発熱開始信号を送り、ヘ
ッド駆動回路4はこれによってサーマルヘッド1に電圧
を印加する。サーマルヘッド1の各発熱体は、これによ
って発熱する(ステップ22)。サーマルヘッド1の各
発熱体が発熱すると、その温度がセンサ10によって検
出されて発熱データ処理回路5に送られるため、発熱デ
ータ処理回路5は、サーマルヘッド1の各発熱体の温度
が入力した印字データ9に対応する所定の印字濃度を満
足する温度(所定温度)に到達したか否かを監視し(ス
テップ23)、すべての発熱体がそれぞれの所定温度に
到達したとき、搬送モータ駆動回路6に対して駆動開始
信号を送る。モータ駆動回路6は、この駆動開始信号を
入力すると、搬送モータ7に対して駆動電流を供給して
搬送モータ7を動作させる。搬送モータ7は、タイミン
グベルト8を介してプラテン3を回転させ、感熱紙2を
搬送する(ステップ24)。
【0013】サーマルヘッド1の各発熱体の温度が所定
温度を超えたときは、発熱データ処理回路5は、ヘッド
駆動回路4に対して発熱中止信号を送り、サーマルヘッ
ド1に対する電圧の印加を停止させる。サーマルヘッド
1の各発熱体に対する電圧の印加が停止されている間
も、発熱データ処理回路5はサーマルヘッド1の各発熱
体の温度を監視しており、各発熱体の温度が所定温度よ
りも低くなると、ヘッド駆動回路4に対して発熱開始信
号を送る。これによってヘッド駆動回路4は、サーマル
ヘッド1の当該発熱体に対する電圧の印加を再開する。
このようにしてサーマルヘッド1の各発熱体の温度は、
それぞれ所定温度に維持される。
【0014】1ドットライン分の印字が終了すると、発
熱データ処理回路5はヘッド駆動回路4に対して印字終
了信号を送り、ヘッド駆動回路4はサーマルヘッド1の
各発熱体に対する電圧の印加を終了する。これと同時
に、発熱データ処理回路5は搬送モータ駆動回路6に対
して搬送終了信号を送り、モータ駆動回路6は、搬送モ
ータ7に対して駆動電流の供給を停止し、代りに保持電
流を供給する。保持電流の供給を受けると、搬送モータ
7はタイミングベルト8を介してプラテン3を保持し、
感熱紙2を印字が終了した位置に保持する(ステップ2
5)。この状態においては、発熱データ処理回路5は、
次のドットラインの印字データの入力待ちの状態となっ
ている。
【0015】次のドットラインの印字データが発熱デー
タ処理回路5に入力すると(ステップ26)、発熱デー
タ処理回路5は、搬送モータ駆動回路6に対してサーマ
ルヘッド1の発熱体の大きさに相当する長さだけ感熱紙
2を搬送させるための信号を送り、搬送モータ7を動作
させてタイミングベルト8を介してプラテン3によって
感熱紙2を搬送させる。感熱紙2のサーマルヘッド1の
発熱体の大きさに相当する長さの搬送が終了すると、発
熱データ処理回路5は、ステップ22に戻り、上述の動
作を反復する。
【0016】このように、サーマルヘッド1のすべての
発熱体の温度がそれぞれ所定の印字濃度を満足する温度
に到達したときにのみ感熱紙2を搬送させ、感熱紙2の
搬送距離をサーマルヘッド1の発熱体の大きさに相当す
る長さとすることにより、感熱紙の下地の色が見えずま
たドットが重なって印字むらが発生することもないた
め、高品位の印字結果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
プリンタは、一列に並べた複数個の発熱体のそれぞれの
温度を検出する複数個のセンサを内蔵するサーマルヘッ
ドと、その複数個のセンサからの信号によって各発熱体
の温度をそれぞれの所定温度に維持し、かつ1ドットラ
イン分の印字が終了したとき感熱紙を印字終了位置に保
持して次のドットラインの印字データが入力したとき感
熱紙をサーマルヘッドの発熱体の大きさに相当する長さ
だけ搬送させるように制御する発熱データ処理回路とを
設けることにより、感熱紙の下地の色が見えずまたドッ
トが重なって印字むらが発生することもないため、高品
位の印刷結果を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】従来のサーマルプリンタの一例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1・11 サーマルヘッド 2・12 感熱紙 3・13 プラテン 4・14 ヘッド駆動回路 5 発熱データ処理回路 6・16 搬送モータ駆動回路 7・17 搬送モータ 8・18 タイミングベルト 9・19 印字データ 10 センサ 21〜26 ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列に並べた複数個の発熱体と前記複数
    個の発熱体のそれぞれの温度を検出する複数個のセンサ
    とを有するサーマルヘッドと、前記複数個のセンサから
    の信号を入力することによって前記複数個の発熱体のそ
    れぞれの温度を監視して前記複数個の発熱体のそれぞれ
    に対して印加する電圧の制御と印字用紙の搬送の制御と
    を行なう発熱データ処理回路とを備えることを特徴とす
    るサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 一列に並べた複数個の発熱体と前記複数
    個の発熱体のそれぞれの温度を検出する複数個のセンサ
    とを有するサーマルヘッドと、前記複数個のセンサから
    の信号を入力することによって前記複数個の発熱体のそ
    れぞれの温度を監視して前記複数個の発熱体のそれぞれ
    に対して印加する電圧の制御と印字用紙の搬送の制御と
    を行なう発熱データ処理回路と、前記発熱データ処理回
    路からの信号によって前記複数個の発熱体のそれぞれに
    対して電圧を印加するヘッド駆動回路と、前記発熱デー
    タ処理回路からの信号によって前記印字用紙を搬送する
    プラテンを駆動する搬送モータに対して電流を供給する
    搬送モータ駆動回路とを備えることを特徴とするサーマ
    ルプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456854B2 (en) 2005-01-14 2008-11-25 Funai Electric Co., Ltd. Thermal printer

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179958A (ja) * 1986-02-04 1987-08-07 Fujitsu Ltd サ−マルヘツド温度検出器
JPH04115960A (ja) * 1990-09-07 1992-04-16 Ricoh Co Ltd 感熱記録装置
JPH0858153A (ja) * 1994-08-18 1996-03-05 Fujitsu Ltd シリアル型電子写真装置及び印字調整方法

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Effective date: 19981104