JPH07314837A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

Info

Publication number
JPH07314837A
JPH07314837A JP11690094A JP11690094A JPH07314837A JP H07314837 A JPH07314837 A JP H07314837A JP 11690094 A JP11690094 A JP 11690094A JP 11690094 A JP11690094 A JP 11690094A JP H07314837 A JPH07314837 A JP H07314837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
line
motor
time
thermal head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11690094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3321987B2 (ja
Inventor
Yasushi Murai
靖 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11690094A priority Critical patent/JP3321987B2/ja
Publication of JPH07314837A publication Critical patent/JPH07314837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3321987B2 publication Critical patent/JP3321987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ライン型のサーマルヘッドを備え、
分割印字方式で印刷動作する印刷装置において、被印刷
媒体の1ライン搬送処理が次の印字周期にまで掛かるこ
とを防ぎ、印刷品質の低下を防止することを目的とす
る。 【構成】所定の1ライン印字周期T1においてサーマル
ヘッドをその前半部Aと後半部Bとで前半通電時間ta
と後半通電時間tbとで分割して発熱駆動する2分割印
字処理にあって、テープ搬送モータによりラベルテープ
を1印字ライン分搬送させるためのモータ励磁切換えタ
イミングcを、前記後半通電時間tbの終了時刻より、
前記モータから減速ギヤやプラテンを介し実際にテープ
搬送動作が開始されるまでの応答遅れ時間teだけ前寄
りにセットし、前記実際のテープ搬送動作の開始時刻を
前記ヘッド通電時間ta,tbの終了時刻に同期させる
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば帯状記録紙を被
印刷媒体として印刷するラベルプリンタ等の印刷装置に
関し、特に、ライン型のサーマルヘッドを備え、その複
数個の発熱体を複数組に分割して発熱駆動する印刷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオカセットやビデオカセ
ットに貼付けてその内容を記すインデックスラベル、あ
るいは種々の所持品に貼付けてその所有者を記すネーム
ラベル等をオリジナルで作成する装置の1つとして、例
えばラベルプリンタが提供されている。
【0003】このラベルプリンタは簡易な印刷装置であ
るために装置の電源に電池を用い、この電池電源でライ
ン型のサーマルヘッド及び被印刷媒体(ラベルテープ)
の搬送用モータを駆動している。そして、サーマルヘッ
ドの駆動方式には、その複数個の発熱体を複数組に分割
して発熱駆動する、所謂、分割印字方式が採用されてい
る。
【0004】すなわち、サーマルヘッドには複数個の発
熱体がライン状に配設されているが、これらの発熱体全
部を同時に発熱駆動すると、電池電源ではその容量が小
さいため、サーマルヘッドへの通電印加電圧が一時的に
急激な低下を生じて電池電源が著しく消耗する不具合が
ある。
【0005】このため、ライン状に並んだ複数個の発熱
体を複数組に分割し、それぞれその駆動時間を違えて発
熱駆動する前記分割印字方式を採用することにより、電
源の急激な電圧降下を防止すると共に、電池電源の長寿
命化を図っている。
【0006】図9は従来のラベルプリンタにおける分割
印字処理に伴なうサーマルヘッドの通電状態とテープ搬
送用ステッピングモータの励磁切換えタイミングとの関
係を示すタイミングチャートである。
【0007】図9において、STBはサーマルヘッドに
加えるストローブ信号であり、LATはサーマルヘッド
に加える印刷データのラッチタイミングである。この場
合には、例えばサーマルヘッドの複数個の発熱体が前半
通電時間taと後半通電時間tbに2分割されて発熱駆
動される分割印字方式が採用される。
【0008】また、従来のラベルプリンタでは、電圧変
動の影響がある電池電源を使用するために、例えば電源
電圧が低下すると、より長い時間のヘッド通電時間t
a,tbを設定するというように、サーマルヘッドの通
電時間を電源電圧の変動に応じて調整するためのテーブ
ルをROM内に備えている。そして、印刷制御全体を簡
単にするために、前記通電時間ta,tbと非通電時間
tcとからなる1回の印字周期Tは、一定時間に設定さ
れている。
【0009】従って、従来のラベルプリンタでは、サー
マルヘッドに通電すると略同時に電源電圧値を検出して
その電圧値に応じた時間ta,tbだけヘッドへの通電
を行ない、後半の通電(tb)を終了すると同時に、テ
ープ搬送用のモータに励磁切換えのパルスを印加して被
印刷媒体(ラベルテープ)を次の印字ラインまで搬送し
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源電
圧が低下して長い通電時間(ta,tb)が設定される
と、1回の印字周期Tが一定時間に設定されている関係
から、非通電時間tcが必然的に短くなり、前記後半通
電時間(tb)の終了と同時に励磁切換えが為された搬
送モータを含む搬送手段による被印刷媒体の搬送完了
が、次の印字周期Tにまで掛かってしまうこがある。
【0011】図10は従来のラベルプリンタにおける分
割印字処理に伴なう各印字ラインの印刷状態を示す図で
ある。すなわち、電源電圧の低下に伴なうヘッド通電時
間ta,tbの延長により、非通電時間tcが短くな
り、テープ搬送モータの励磁切換えタイミングから実際
にラベルテープが1印字ライン分搬送されて停止するま
での時間が、次の印字周期Tにまで掛かってしまうと、
各印字ラインL1,L2,L3,…における分割前半A
の部分では、ラベルテープが各対応する印字ラインLに
完全に搬送される前に前半のヘッド通電taが開始され
るため、その印刷ドットがラベルテープの搬送方向に長
くなり、分割後半Bの部分の印刷ドットと大きさが合わ
なくなるばかりか、相前後する印字ラインの印刷ドット
と重なって印刷品質の低下を招く問題がある。
【0012】一方、電源電圧の低下に伴ないヘッド通電
時間ta,tbが延長された場合でも、ラベルテープの
1ライン分の所要搬送時間が次の印字周期Tにまで掛か
らないよう、該印字周期Tそのものを十分長い時間に設
定することが考えられるが、印刷速度が遅くなるという
新たな問題を招いてしまう。
【0013】本発明は前記課題に鑑みなされたもので、
被印刷媒体の1ライン搬送処理が次の印字周期にまで掛
かることなく、印刷品質の低下を防止することが可能に
なる印刷装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の印刷装置は、複数個の発熱体がライン状に配置
されたサーマルヘッドと、このサーマルヘッドの複数個
の発熱体を複数組に分割して発熱駆動することにより被
印刷媒体に1ラインの印刷を行なう印刷手段と、この印
刷手段による1ラインの印刷に対応させてモータを1回
駆動させることにより前記被印刷媒体を1印字ライン分
搬送する搬送手段と、前記複数組に分割されたサーマル
ヘッドの発熱体の発熱駆動の終了時より以前に前記モー
タに駆動制御信号を加えるモータ制御手段とを備えて構
成したものである。
【0015】また、本発明に係わる第2の印刷装置は、
複数個の発熱体がライン状に配置されたサーマルヘッド
と、1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通
電時間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組
に分割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1
ラインの印刷を行なう印刷手段と、モータを備え、前記
1ライン印字周期中に該モータの1回の駆動により前記
被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手段と、前記
1ライン印字周期中における前記サーマルヘッドの通電
時間の終了時より、前記モータに駆動制御信号が加えら
れてから前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際に搬
送開始されるまでの搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モ
ータに対し駆動制御信号を加えるモータ制御手段とを備
えて構成したものである。
【0016】また、本発明に係わる第3の印刷装置は、
電池電源と、複数個の発熱体がライン状に配置され前記
電池電源から駆動電圧の供給を受けるサーマルヘッド
と、1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通
電時間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組
に分割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1
ラインの印刷を行なう印刷手段と、前記サーマルヘッド
の通電時間中に前記電池電源から出力される電圧値を検
出する電圧検出手段と、この電圧検出手段により検出さ
れた前記電池電源の出力電圧値に応じて前記サーマルヘ
ッドの通電時間を設定する通電時間設定手段と、前記電
池電源から駆動電圧の供給を受けるモータを備え、前記
1ライン印字周期中に該モータの1回の駆動により前記
被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手段と、前記
電圧検出手段により検出された電池電源の出力電圧値に
応じて前記モータに駆動制御信号が加えられてから前記
搬送手段により前記被印刷媒体が実際に搬送開始される
までの搬送応答遅れ時間を決定する搬送応答時間決定手
段と、前記1ライン印字周期中における前記通電時間設
定手段により設定された前記サーマルヘッドの通電時間
の終了時より、前記搬送応答時間決定手段により決定さ
れた搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し駆動
制御信号を加えるモータ制御手段とを備えて構成したも
のである。
【0017】また、本発明に係わる第4の印刷装置は、
複数個の発熱体がライン状に配置されたサーマルヘッド
と、1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通
電時間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組
に分割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1
ラインの印刷を行なう印刷手段と、モータを備え、前記
1ライン印字周期中に該モータの複数回の駆動により前
記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手段と、前
記1ライン印字周期中における前記サーマルヘッドの通
電時間の終了時より、前記モータに駆動制御信号が加え
られてから前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際に
搬送開始されるまでの搬送応答遅れ時間だけ前に、前記
モータに対し初回の駆動制御信号を加える第1のモータ
制御手段と、前記1ライン印字周期の終了時より、前記
搬送応答遅れ時間と前記モータの1回の駆動に伴なう前
記被印刷媒体の所要搬送時間とを加えた時間だけ前に、
前記モータに対し最終回の駆動制御信号を加える第2の
モータ制御手段とを備えて構成したものである。
【0018】また、本発明に係わる第5の印刷装置は、
電池電源と、複数個の発熱体がライン状に配置され前記
電池電源から駆動電圧の供給を受けるサーマルヘッド
と、1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通
電時間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組
に分割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1
ラインの印刷を行なう印刷手段と、前記サーマルヘッド
の通電時間中に前記電池電源から出力される電圧値を検
出する電圧検出手段と、この電圧検出手段により検出さ
れた前記電池電源の出力電圧値に応じて前記サーマルヘ
ッドの通電時間を設定する通電時間設定手段と、前記電
池電源から駆動電圧の供給を受けるモータを備え、前記
1ライン印字周期中に該モータの複数回の駆動により前
記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手段と、前
記電圧検出手段により検出された電池電源の出力電圧値
に応じて前記モータに駆動制御信号が加えられてから前
記搬送手段により前記被印刷媒体が実際に搬送開始され
るまでの搬送応答遅れ時間を決定する搬送応答時間決定
手段と、前記1ライン印字周期中における前記通電時間
設定手段により設定された前記サーマルヘッドの通電時
間の終了時より、前記搬送応答時間決定手段により決定
された搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し初
回の駆動制御信号を加える第1のモータ制御手段と、前
記1ライン印字周期の終了時より、前記搬送応答時間決
定手段により決定された搬送応答遅れ時間と前記モータ
の1回の駆動に伴なう前記被印刷媒体の所要搬送時間と
を加えた時間だけ前に、前記モータに対し最終回の駆動
制御信号を加える第2のモータ制御手段とを備えて構成
したものである。
【0019】
【作用】つまり、前記第1の印刷装置では、1ライン印
字周期において、サーマルヘッドの複数個の発熱体を複
数組に分割して発熱駆動することにより被印刷媒体に1
ラインの印刷を行なうと共に、モータの1回の駆動によ
り前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送するものにあっ
て、前記1ライン印字周期中における前記サーマルヘッ
ドの通電発熱時間の終了時より以前に、前記モータに対
し駆動制御信号が加えられるので、前記1ライン印字周
期内における前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完
了時間が前寄りに設定されることになる。
【0020】また、前記第2の印刷装置では、1ライン
印字周期において、サーマルヘッドの複数個の発熱体を
複数組に分割して発熱駆動することにより被印刷媒体に
1ラインの印刷を行なうと共に、モータの1回の駆動に
より前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送するものにあ
って、前記1ライン印字周期中における前記サーマルヘ
ッドの通電発熱時間の終了時より、前記モータの駆動で
前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬送応答
遅れ時間だけ前に、前記モータに対し駆動制御信号が加
えられるので、前記1ライン印字周期内における前記被
印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了時間が最大限前寄
りに設定されることになる。
【0021】また、前記第3の印刷装置では、1ライン
印字周期において、サーマルヘッドの複数個の発熱体を
複数組に分割して発熱駆動することにより被印刷媒体に
1ラインの印刷を行なうと共に、モータの1回の駆動に
より前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送するものにあ
って、前記サーマルヘッド及びモータに駆動電圧を供給
する電池電源の検出電圧に応じて、前記サーマルヘッド
の通電時間が設定されると共に前記モータの駆動で前記
被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬送応答遅れ
時間が決定され、前記1ライン印字周期中における前記
サーマルヘッドの設定通電時間の終了時より、前記決定
搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し駆動制御
信号が加えられるので、前記1ライン印字周期内におけ
る前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了時間が、
前記電池電源の電圧変動を考慮して最大限前寄りに設定
されることになる。
【0022】また、前記第4の印刷装置では、1ライン
印字周期において、サーマルヘッドの複数個の発熱体を
複数組に分割して発熱駆動することにより被印刷媒体に
1ラインの印刷を行なうと共に、モータの複数回の駆動
により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送するものに
あって、前記1ライン印字周期中における前記サーマル
ヘッドの通電発熱時間の終了時より、前記モータの駆動
で前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬送応
答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し初回の駆動制御
信号が加えられ、前記1ライン印字周期の終了時より、
前記搬送応答遅れ時間と前記モータの1回の駆動に伴な
う前記被印刷媒体の所要搬送時間とを加えた時間だけ前
に、前記モータに対し最終回の駆動制御信号が加えられ
るので、前記1ライン印字周期内における前記被印刷媒
体の1印字ライン分の搬送完了時間が最大限前寄りに設
定され、且つ前記モータの負担が軽減されることにな
る。
【0023】また、前記第5の印刷装置では、1ライン
印字周期において、サーマルヘッドの複数個の発熱体を
複数組に分割して発熱駆動することにより被印刷媒体に
1ラインの印刷を行なうと共に、モータの複数回の駆動
により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送するものに
あって、前記サーマルヘッド及びモータに駆動電圧を供
給する電池電源の検出電圧に応じて、前記サーマルヘッ
ドの通電時間が設定されると共に前記モータの駆動で前
記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬送応答遅
れ時間が決定され、前記1ライン印字周期中における前
記サーマルヘッドの設定通電時間の終了時より、前記決
定搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し初回の
駆動制御信号が加えられ、前記1ライン印字周期の終了
時より、前記決定搬送応答遅れ時間と前記モータの1回
の駆動に伴なう前記被印刷媒体の所要搬送時間とを加え
た時間だけ前に、前記モータに対し最終回の駆動制御信
号が加えられるので、前記1ライン印字周期内における
前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了時間が前記
電池電源の電圧変動を考慮して最大限前寄りに設定さ
れ、且つ前記モータの負担が軽減されることになる。
【0024】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は本発明の印刷装置を搭載したラベルプリ
ンタの電子回路の構成を示すブロック図である。
【0025】このラベルプリンタは、制御部(CPU)
11を備えている。この制御部(CPU)11は、キー
入力部12から供給されるキー操作信号に基づき、RO
M13に予め記憶されているシステムプログラムを起動
させ、回路各部の動作制御を実行するもので、この制御
部(CPU)11には、前記キー入力部12,ROM1
3の他、RAM14,キャラクタジェネレータ15が接
続される。
【0026】また、前記制御部(CPU)11には、表
示メモリ16及び表示ドライバ17を介して液晶表示部
18が接続されると共に、印刷制御部19を介してサー
マルヘッド20及びテープ搬送モータ21が接続され
る。
【0027】また、このラベルプリンタは電池電源22
により駆動されるもので、この電池電源22からの電源
電圧は、前記サーマルヘッド20及びテープ搬送モータ
21に対し直接供給されると共に、回路用電圧発生部2
3を介して発生される電子回路用の電圧は、制御部(C
PU)11に供給されて回路各部に供給される。
【0028】さらに、前記電池電源22の出力電圧は、
電圧検出回路24により検出されるもので、この電圧検
出回路24による電源電圧の検出信号は前記制御部(C
PU)11に供給される。
【0029】前記キー入力部12には、被印刷データと
なる任意の文字列(文書)を入力するためのかな文字キ
ー,数字キー,記号キーやかな/漢字変換キー,選択/
実行キー等からなる文字入力キーが備えられると共に、
印刷処理を実行する際に操作される印刷キー等の各種機
能キーが備えられる。
【0030】前記ROM13には、このラベルプリンタ
の基本動作を司るシステムプログラムの他、文書作成プ
ログラムや作成文書の表示,印刷プログラム等が記憶さ
れる。
【0031】また、ROM13には、通電パルス幅テー
ブル13a及び応答時間テーブル13bが備えられる。
前記通電パルス幅テーブル13aには、被印刷データを
印刷制御部19からサーマルヘッド20を介し1ライン
データずつ印刷出力する際に、前記電圧検出回路24に
より検出される電源電圧の変動に応じてサーマルヘッド
20における前半及び後半それぞれの印字通電時間t
a,tbを可変設定するためのテーブルデータが記憶さ
れるもので、例えば電源電圧がその消耗により低下する
のに伴ない、前記印字通電時間ta,tbが長く設定さ
れるテーブルデータが記憶される。
【0032】前記応答時間テーブル13bには、前記電
圧検出回路24により検出される電源電圧の変動に応じ
た、テープ搬送モータ21の励磁切換えタイミングから
実際にテープ搬送が開始されるまでの応答遅れ時間がテ
ーブルデータとして記憶されるもので、例えば電源電圧
の各変動値に対応させて、テープ搬送モータ21の励磁
切換えタイミングから該モータ21が回転し複数の減速
ギヤ25を介しプラテン26が回転するまでの応答遅れ
時間が記憶される。
【0033】前記サーマルヘッド20とテープ搬送モー
タ21との間には、ヘッド20側にインクリボン27
が、モータ21側にラベルテープ28が配置され、それ
ぞれ重ねた状態で挾持圧接されるもので、サーマルヘッ
ド20による1ラインデータずつの発熱駆動処理に応じ
てテープ搬送モータ21によりプラテン26が1ライン
分ずつ回転駆動され、ラベルテープ28にインクリボン
27を介した1ラインデータずつの印刷が行なわれる。
【0034】前記RAM14には、各種処理データの記
憶部(ワークエリア)やキー入力データ記憶部等の他、
印刷データ記憶部14aが備えられる。前記印刷データ
記憶部14aには、キー入力部12における各種文字デ
ータの入力操作により作成された文字列データが、ラベ
ルテープ28に印刷すべき被印刷データとして文字コー
ドで記憶される。
【0035】前記キャラクタジェネレータ15は、前記
キー入力部12の文字入力キーにより入力可能な全ての
文字/記号/数字データに対応するフォントパターン
が、それぞれ対応する文字コードに従って発生されるも
ので、例えば印刷処理の実行に際し、前記RAM14内
の印刷データ記憶部14aに記憶された被印刷データの
各文字コードに従って、そのフォントパターンがこのキ
ャラクタジェネレータ15から読出されると、このフォ
ントパターンが被印刷1ラインデータずつ印刷制御部1
9を介しサーマルヘッド20のラッチ部20aにラッチ
され、このラッチデータに応じたサーマルヘッド20の
発熱素子の通電駆動によりラベルテープ28に対する1
ライン印刷が行なわれる。
【0036】この場合、サーマルヘッド20は、前半と
後半の2分割で通電駆動する分割印字方式が採用され
る。前記表示メモリ16は、液晶表示部18の画面領域
と1:1に対応するビットマップデータの記憶領域を有
し、フレームメモリとして機能するもので、例えば前記
キー入力部12の入力操作に応じて得られた文字コード
データに対応するフォントパターンが前記キャラクタジ
ェネレータ15から発生されて表示メモリ16に展開さ
れ、表示ドライバ17を介して液晶表示部18に表示さ
れる。
【0037】前記印刷制御部19は、前記RAM14内
の印刷データ記憶部14aに記憶された被印刷データに
従ってキャラクタジェネレータ15から順次発生された
フォントパターンを、1ラインデータずつラッチ部20
aにラッチさせ、サーマルヘッド20を通電駆動すると
共に、テープ搬送モータ21を励磁駆動し、プラテン2
6を1印字ライン分ずつ回転させてラベルテープ28に
対する印刷制御を行なうもので、この場合、サーマルヘ
ッド20は2分割の分割印字方式により通電駆動される
ので、ラッチ部20aにラッチされた1ラインデータの
前半部に応じてサーマルヘッド20の前半部に対応する
発熱素子が通電駆動され、続いて、前記1ラインデータ
の後半部に応じてサーマルヘッド20の後半部に対応す
る発熱素子が通電駆動される。
【0038】ここで、前記テープ搬送モータ21には、
例えば2相励磁式のステップモータが使用されるもの
で、常に何れか2相のコイルを励磁させると共に、1相
ずつその励磁対象コイルを切換えずらすことで、1ステ
ップずつ回転動作し、本実施例の場合には、ラベルテー
プ28がサーマルヘッド20に対し1印字ライン分ずつ
搬送される。
【0039】図2は前記ラベルプリンタの印刷制御部1
9によるテープ搬送モータ21の励磁信号φ1〜φ4と
被印字1ラインデータのラッチ信号LAT及びサーマル
ヘッド20の駆動信号STBとの関係を示すタイミング
チャートである。
【0040】図3は前記ラベルプリンタの1ライン印字
周期T1に対応するサーマルヘッド20の駆動信号ST
Bとテープ搬送モータ21の励磁切換えタイミングcと
の関係を示すタイミングチャートである。
【0041】図2及び図3において、T1は1ライン印
字周期、taは前半通電時間、tbは後半通電時間、t
cは非通電時間、td1は前半通電開始後における電源
電圧検出時刻、td2は後半通電開始後における電源電
圧検出時刻、teはROM13内の応答時間テーブル1
3bから得られるテープ搬送応答遅れ時間、aは被印字
1ラインデータの前半ラッチデータ、bはその後半ラッ
チデータである。
【0042】次に、前記構成によるラベルプリンタの印
刷動作について説明する。図4は前記ラベルプリンタに
よる2分割印字方式での1ライン印刷処理を示すフロー
チャートである。
【0043】図5は前記ラベルプリンタの分割印字処理
に伴なう各印字ラインの印刷状態を示す図である。すな
わち、RAM14内の印刷データ記憶部14aに対し、
キー入力部12の文字入力キーの操作により作成された
文字列データに対応する文字コードデータが記憶された
状態で、キー入力部12の印刷キーの操作により印刷実
行が指示されると、前記文字列データに対応する文字コ
ードデータに従って被印刷文字列に対応するフォントパ
ターンがキャラクタジェネレータ15から発生され制御
部(CPU)11に読込まれる。
【0044】すると、まず、被印刷データにおける第1
ライン目の被印字1ラインデータのうち前半データaが
作成され、印刷制御部24を介しサーマルヘッド20の
ラッチ部20aにラッチされると共に、このラッチされ
た前半データaに応じてサーマルヘッド20における前
半部Aの通電が開始される(ステップS1,S2,S
3)。
【0045】この後、電源電圧検出時刻td1において
電圧検出回路24により検出される電池電源22の電源
電圧が制御部(CPU)11に取込まれる(ステップS
4)。
【0046】すると、前記電池電源22の前半検出電圧
に応じて、ROM13内の通電パルス幅テーブル13a
より前半通電時間taが決定されるもので、これによ
り、該前半通電時間taから既に通電経過した前記電源
電圧検出時刻td1を減算した残りの時間(ta−td
1)まで前半部Aの通電が継続される(ステップS5,
S6)。
【0047】こうして、第1ライン目L1における前半
部Aの通電時間taが経過すると、これと同時に、前記
制御部(CPU)11に読込まれた被印字1ラインデー
タのうち後半データbが作成され、印刷制御部24を介
しサーマルヘッド20のラッチ部20aにラッチされる
と共に、このラッチされた後半データbに応じてサーマ
ルヘッド20における後半部Bの通電が開始される(ス
テップS7,S8,S9)。
【0048】この後、電源電圧検出時刻td2において
電圧検出回路24により検出される電池電源22の電源
電圧が制御部(CPU)11に取込まれる(ステップS
10)。
【0049】すると、前記電池電源22の後半検出電圧
に応じて、ROM13内の通電パルス幅テーブル13a
より後半通電時間tbが決定されるもので、これによ
り、該後半通電時間tbから既に通電経過した前記電源
電圧検出時刻td2を減算した残りの時間(tb−td
2)まで後半部Bの通電が継続される(ステップS1
1,S12)。
【0050】ここで、前記電池電源の後半検出電圧に応
じて、ROM13内の応答時間テーブル13bよりラベ
ルテープ搬送のための応答遅れ時間teが決定されるも
ので、これにより、前記後半通電残り時間(tb−td
2)からさらに該応答遅れ時間teを減算した残り時間
(tb−td2−te)の経過時点に対応してテープ搬
送モータ21の励磁切換えタイミングcをセットし、該
モータ21の1ステップの回転処理、つまり、ラベルテ
ープ28の第2ライン目L2までの搬送処理を開始させ
る(ステップS13,S14)。
【0051】すなわち、テープ搬送モータ21の励磁切
換えタイミングcが、後半通電時間tbの終了時刻より
前記ラベルテープ搬送のための応答遅れ時間teだけ前
に設定されるもので、これにより、前記後半通電時間t
bの終了時刻と同時に、実際にプラテン26が回転動作
し、ラベルテープ28の搬送動作が開始される。
【0052】よって、前記ラベルテープ28を1印字ラ
イン搬送させるためのテープ搬送モータ21に対する励
磁切換えタイミングcを、所定の1ライン印字周期T1
内で最大限前寄りにセットすることができ、実際にラベ
ルテープ28の1印字ライン分の搬送が完了するまでの
期間が、次の1ライン印字周期T1に掛かる恐れを解消
することができる。
【0053】これにより、各印字ラインL1,L2,…
の前半部Aの通電開始に際し、ラベルテープ28の1ラ
イン搬送処理が完了しないという不具合の発生を防止す
ることができ、各印字ラインL1,L2,…における前
半部A,後半部B共に正確な印刷ドットパターンを得る
ことができる。
【0054】そして、前記前後半通電時間ta,tbに
伴なうサーマルヘッド20の通電駆動期間が経過終了
し、非通電時間tcが経過して、今回の1ライン印刷処
理が終了したと判断されると、第2ライン目L2におけ
る1ライン印刷処理が開始される(ステップS15,S
16→S1,…)。
【0055】したがって、前記構成のラベルプリンタに
よれば、所定の1ライン印字周期T1においてサーマル
ヘッド20をその前半部Aと後半部Bとで前半通電時間
taと後半通電時間tbとで分割して発熱駆動する2分
割印字処理にあって、テープ搬送モータ21によりラベ
ルテープ28を1印字ライン分搬送させるためのモータ
励磁切換えタイミングcを、前記後半通電時間tbの終
了時刻より、前記モータ21から減速ギヤ25やプラテ
ン26を介し実際にテープ搬送動作が開始されるまでの
応答遅れ時間teだけ前寄りにセットし、前記実際のテ
ープ搬送動作の開始時刻を前記ヘッド通電時間ta,t
bの終了時刻に同期させるようにしたので、ラベルテー
プ28の搬送完了までに要する期間を前記1ライン印字
周期T1内に十分収めることができ、例えば電源電圧の
低下に伴なうヘッド通電時間ta,tbの延長により、
非通電時間tcが短くなっても、ラベルテープ28の搬
送完了時間が、次の印字周期T1にまで掛かってしまう
ことはなく、分割前半部Aに対応する印刷ドットがテー
プ搬送方向に長くなる等の不具合発生を防止できるよう
になる。よって、印刷品質の低下は防止される。
【0056】なお、前記実施例では、テープ搬送モータ
21の1ステップ動作で、ラベルテープ28を1印字ラ
イン分搬送させる構成としたが、該テープ搬送モータ2
1の2ステップ動作、つまり、1ライン印刷処理に伴な
い2回のモータ励磁切換えを行なってラベルテープ28
を1印字ライン分搬送させる構成とすれば、テープ搬送
モータ21における1回当りの励磁保持時間を短くする
ことでき、該モータ21の使用上の負担を軽減すること
ができる。
【0057】図6は前記ラベルプリンタにおけるテープ
搬送モータ21の2ステップ動作で1印字ライン分のテ
ープ搬送を行なう場合の印刷制御部19によるモータ励
磁信号φ1〜φ4と被印字1ラインデータのラッチ信号
LAT及びサーマルヘッド20の駆動信号STBとの関
係を示すタイミングチャートである。
【0058】図7は前記ラベルプリンタにおけるテープ
搬送モータ21の2ステップ動作で1印字ライン分のテ
ープ搬送を行なう場合の1ライン印字周期T2に対応す
るサーマルヘッド20の駆動信号STBとテープ搬送モ
ータ21の励磁切換えタイミングc1,c2との関係を
示すタイミングチャートである。
【0059】図6及び図7において、T2は1ライン印
字周期、taは前半通電時間、tbは後半通電時間、t
cは非通電時間、td1は前半通電開始後における電源
電圧検出時刻、td2は後半通電開始後における電源電
圧検出時刻、teはROM13内の応答時間テーブル1
3bから得られるテープ搬送応答遅れ時間、tfはモー
タ1ステップ当りの1/2印字ライン分のテープ搬送に
要する所要搬送時間、aは被印字1ラインデータの前半
ラッチデータ、bはその後半ラッチデータである。
【0060】図8は前記ラベルプリンタによる2分割印
字方式で且つテープ搬送モータ21の2ステップ動作で
1印字ライン分のテープ搬送を行なう場合の1ライン印
刷処理を示すフローチャートである。
【0061】すなわち、RAM14内の印刷データ記憶
部14aに対し、キー入力部12の文字入力キーの操作
により作成された文字列データに対応する文字コードデ
ータが記憶された状態で、キー入力部12の印刷キーの
操作により印刷実行が指示されると、前記文字列データ
に対応する文字コードデータに従って被印刷文字列に対
応するフォントパターンがキャラクタジェネレータ15
から発生され制御部(CPU)11に読込まれる。
【0062】すると、まず、被印刷データにおける第1
ライン目の被印字1ラインデータのうち前半データaが
作成され、印刷制御部24を介しサーマルヘッド20の
ラッチ部20aにラッチされると共に、このラッチされ
た前半データaに応じてサーマルヘッド20における前
半部Aの通電が開始される(ステップS1,S2,S
3)。
【0063】この後、電源電圧検出時刻td1において
電圧検出回路24により検出される電池電源22の電源
電圧が制御部(CPU)11に取込まれる(ステップS
4)。
【0064】すると、前記電池電源22の前半検出電圧
に応じて、ROM13内の通電パルス幅テーブル13a
より前半通電時間taが決定されるもので、これによ
り、該前半通電時間taから既に通電経過した前記電源
電圧検出時刻td1を減算した残りの時間(ta−td
1)まで前半部Aの通電が継続される(ステップS5,
S6)。
【0065】こうして、第1ライン目L1における前半
部Aの通電時間taが経過すると、これと同時に、前記
制御部(CPU)11に読込まれた被印字1ラインデー
タのうち後半データbが作成され、印刷制御部24を介
しサーマルヘッド20のラッチ部20aにラッチされる
と共に、このラッチされた後半データbに応じてサーマ
ルヘッド20における後半部Bの通電が開始される(ス
テップS7,S8,S9)。
【0066】この後、電源電圧検出時刻td2において
電圧検出回路24により検出される電池電源22の電源
電圧が制御部(CPU)11に取込まれる(ステップS
10)。
【0067】すると、前記電池電源22の後半検出電圧
に応じて、ROM13内の通電パルス幅テーブル13a
より後半通電時間tbが決定されるもので、これによ
り、該後半通電時間tbから既に通電経過した前記電源
電圧検出時刻td2を減算した残りの時間(tb−td
2)まで後半部Bの通電が継続される(ステップS1
1,S12)。
【0068】ここで、前記電池電源の後半検出電圧に応
じて、ROM13内の応答時間テーブル13bよりラベ
ルテープ搬送のための応答遅れ時間teが決定されるも
ので、これにより、前記後半通電残り時間(tb−td
2)からさらに該応答遅れ時間teを減算した残り時間
(tb−td2−te)の経過時点に対応してテープ搬
送モータ21の1回目の励磁切換えタイミングc1をセ
ットし、該モータ21の1ステップの回転処理、つま
り、ラベルテープ28の前半1/2印字ライン分の搬送
処理を開始させる(ステップS13,S14)。
【0069】そして、前記前後半通電時間ta,tbに
伴なうサーマルヘッド20の通電駆動期間が経過終了す
ると、1ライン印字周期Tから前記前後通電時間(ta
+tb)及び前記応答遅れ時間(te)と前記所要搬送
時間(tf)とを減算した残り時間「T2−(ta+t
b)−(te+tf)」の経過時点に対応してテープ搬
送モータ21の2回目の励磁切換えタイミングc2をセ
ットし、該モータ21の1ステップの回転処理、つま
り、ラベルテープ28の後半1/2印字ライン分の搬送
処理を開始させる(ステップS15,S16)。
【0070】この後、非通電時間tcが経過して、今回
の1ライン印刷処理が終了したと判断されると、次の1
印字ラインにおける1ライン印刷処理が開始される(ス
テップS17→S1,…)。
【0071】したがって、この場合にも、前記実施例と
同様にして、ラベルテープ28を1印字ライン搬送させ
るためのテープ搬送モータ21に対する励磁切換えタイ
ミングc1,c2を、所定の1ライン印字周期T2内で
最大限前寄りにセットすることができ、実際にラベルテ
ープ28の1印字ライン分の搬送が完了するまでの期間
が、次の1ライン印字周期T2に掛かる恐れを解消する
ことができるのは勿論、テープ搬送モータ21における
1回当りの励磁保持時間を短くし、該モータ21に対す
る使用上の負担を軽減することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の印刷装置
によれば、1ライン印字周期において、サーマルヘッド
の複数個の発熱体を複数組に分割して発熱駆動すること
により被印刷媒体に1ラインの印刷を行なうと共に、モ
ータの1回の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン
分搬送するものにあって、前記1ライン印字周期中にお
ける前記サーマルヘッドの通電発熱時間の終了時より以
前に、前記モータに対し駆動制御信号が加えられるの
で、前記1ライン印字周期内における前記被印刷媒体の
1印字ライン分の搬送完了時間が前寄りに設定されるよ
うになる。
【0073】また、本発明の第2の印刷装置によれば、
1ライン印字周期において、サーマルヘッドの複数個の
発熱体を複数組に分割して発熱駆動することにより被印
刷媒体に1ラインの印刷を行なうと共に、モータの1回
の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する
ものにあって、前記1ライン印字周期中における前記サ
ーマルヘッドの通電発熱時間の終了時より、前記モータ
の駆動で前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの
搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し駆動制御
信号が加えられるので、前記1ライン印字周期内におけ
る前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了時間が最
大限前寄りに設定されるようになる。
【0074】また、本発明の第3の印刷装置によれば、
1ライン印字周期において、サーマルヘッドの複数個の
発熱体を複数組に分割して発熱駆動することにより被印
刷媒体に1ラインの印刷を行なうと共に、モータの1回
の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する
ものにあって、前記サーマルヘッド及びモータに駆動電
圧を供給する電池電源の検出電圧に応じて、前記サーマ
ルヘッドの通電時間が設定されると共に前記モータの駆
動で前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬送
応答遅れ時間が決定され、前記1ライン印字周期中にお
ける前記サーマルヘッドの設定通電時間の終了時より、
前記決定搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し
駆動制御信号が加えられるので、前記1ライン印字周期
内における前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了
時間が、前記電池電源の電圧変動を考慮して最大限前寄
りに設定されるようになる。
【0075】また、本発明の第4の印刷装置によれば、
1ライン印字周期において、サーマルヘッドの複数個の
発熱体を複数組に分割して発熱駆動することにより被印
刷媒体に1ラインの印刷を行なうと共に、モータの複数
回の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送す
るものにあって、前記1ライン印字周期中における前記
サーマルヘッドの通電発熱時間の終了時より、前記モー
タの駆動で前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまで
の搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し初回の
駆動制御信号が加えられ、前記1ライン印字周期の終了
時より、前記搬送応答遅れ時間と前記モータの1回の駆
動に伴なう前記被印刷媒体の所要搬送時間とを加えた時
間だけ前に、前記モータに対し最終回の駆動制御信号が
加えられるので、前記1ライン印字周期内における前記
被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了時間が最大限前
寄りに設定され、且つ前記モータの負担が軽減されるよ
うになる。
【0076】また、本発明の第5の印刷装置によれば、
1ライン印字周期において、サーマルヘッドの複数個の
発熱体を複数組に分割して発熱駆動することにより被印
刷媒体に1ラインの印刷を行なうと共に、モータの複数
回の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送す
るものにあって、前記サーマルヘッド及びモータに駆動
電圧を供給する電池電源の検出電圧に応じて、前記サー
マルヘッドの通電時間が設定されると共に前記モータの
駆動で前記被印刷媒体が実際に搬送開始されるまでの搬
送応答遅れ時間が決定され、前記1ライン印字周期中に
おける前記サーマルヘッドの設定通電時間の終了時よ
り、前記決定搬送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに
対し初回の駆動制御信号が加えられ、前記1ライン印字
周期の終了時より、前記決定搬送応答遅れ時間と前記モ
ータの1回の駆動に伴なう前記被印刷媒体の所要搬送時
間とを加えた時間だけ前に、前記モータに対し最終回の
駆動制御信号が加えられるので、前記1ライン印字周期
内における前記被印刷媒体の1印字ライン分の搬送完了
時間が前記電池電源の電圧変動を考慮して最大限前寄り
に設定され、且つ前記モータの負担が軽減されるように
なる。したがって、被印刷媒体の1ライン搬送処理が次
の印字周期にまで掛かることなく、印刷品質の低下を防
止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる印刷装置を搭載した
ラベルプリンタの電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記ラベルプリンタの印刷制御部によるテープ
搬送モータの励磁信号φ1〜φ4と被印字1ラインデー
タのラッチ信号LAT及びサーマルヘッドの駆動信号S
TBとの関係を示すタイミングチャート。
【図3】前記ラベルプリンタの1ライン印字周期T1に
対応するサーマルヘッドの駆動信号STBとテープ搬送
モータの励磁切換えタイミングcとの関係を示すタイミ
ングチャート。
【図4】前記ラベルプリンタによる2分割印字方式での
1ライン印刷処理を示すフローチャート。
【図5】前記ラベルプリンタの分割印字処理に伴なう各
印字ラインの印刷状態を示す図。
【図6】前記ラベルプリンタにおけるテープ搬送モータ
の2ステップ動作で1印字ライン分のテープ搬送を行な
う場合の印刷制御部によるモータ励磁信号φ1〜φ4と
被印字1ラインデータのラッチ信号LAT及びサーマル
ヘッドの駆動信号STBとの関係を示すタイミングチャ
ート。
【図7】前記ラベルプリンタにおけるテープ搬送モータ
の2ステップ動作で1印字ライン分のテープ搬送を行な
う場合の1ライン印字周期T2に対応するサーマルヘッ
ドの駆動信号STBとテープ搬送モータの励磁切換えタ
イミングc1,c2との関係を示すタイミングチャー
ト。
【図8】前記ラベルプリンタによる2分割印字方式で且
つテープ搬送モータの2ステップ動作で1印字ライン分
のテープ搬送を行なう場合の1ライン印刷処理を示すフ
ローチャート。
【図9】従来のラベルプリンタにおける分割印字処理に
伴なうサーマルヘッドの通電状態とテープ搬送用ステッ
ピングモータの励磁切換えタイミングとの関係を示すタ
イミングチャート。
【図10】従来のラベルプリンタにおける分割印字処理
に伴なう各印字ラインの印刷状態を示す図。
【符号の説明】
11…制御部(CPU)、12…キー入力部、13…R
OM、13a…通電パルス幅テーブル、13b…応答時
間テーブル、14…RAM、14a…印刷データ記憶
部、15…キャラクタジェネレータ、16…表示メモ
リ、17…表示ドライバ、18…液晶表示部、19…印
刷制御部、20…サーマルヘッド、20a…ラッチ部、
21…テープ搬送モータ、22…電池電源、23…回路
用電圧発生部、24…電圧検出回路、25…減速ギヤ、
26…プラテン、27…インクリボン、28…ラベルテ
ープ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発熱体がライン状に配置された
    サーマルヘッドと、 このサーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組に分割し
    て発熱駆動することにより被印刷媒体に1ラインの印刷
    を行なう印刷手段と、 この印刷手段による1ラインの印刷に対応させてモータ
    を1回駆動させることにより前記被印刷媒体を1印字ラ
    イン分搬送する搬送手段と、 前記複数組に分割されたサーマルヘッドの発熱体の発熱
    駆動の終了時より以前に前記モータに駆動制御信号を加
    えるモータ制御手段と、を具備したことを特徴とする印
    刷装置。
  2. 【請求項2】 複数個の発熱体がライン状に配置された
    サーマルヘッドと、 1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通電時
    間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組に分
    割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1ライ
    ンの印刷を行なう印刷手段と、 モータを備え、前記1ライン印字周期中に該モータの1
    回の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送す
    る搬送手段と、 前記1ライン印字周期中における前記サーマルヘッドの
    通電時間の終了時より、前記モータに駆動制御信号が加
    えられてから前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際
    に搬送開始されるまでの搬送応答遅れ時間だけ前に、前
    記モータに対し駆動制御信号を加えるモータ制御手段
    と、を具備したことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 電池電源と、 複数個の発熱体がライン状に配置され前記電池電源から
    駆動電圧の供給を受けるサーマルヘッドと、 1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通電時
    間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組に分
    割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1ライ
    ンの印刷を行なう印刷手段と、 前記サーマルヘッドの通電時間中に前記電池電源から出
    力される電圧値を検出する電圧検出手段と、 この電圧検出手段により検出された前記電池電源の出力
    電圧値に応じて前記サーマルヘッドの通電時間を設定す
    る通電時間設定手段と、 前記電池電源から駆動電圧の供給を受けるモータを備
    え、前記1ライン印字周期中に該モータの1回の駆動に
    より前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手段
    と、 前記電圧検出手段により検出された電池電源の出力電圧
    値に応じて前記モータに駆動制御信号が加えられてから
    前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際に搬送開始さ
    れるまでの搬送応答遅れ時間を決定する搬送応答時間決
    定手段と、 前記1ライン印字周期中における前記通電時間設定手段
    により設定された前記サーマルヘッドの通電時間の終了
    時より、前記搬送応答時間決定手段により決定された搬
    送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し駆動制御信
    号を加えるモータ制御手段と、を具備したことを特徴と
    する印刷装置。
  4. 【請求項4】 複数個の発熱体がライン状に配置された
    サーマルヘッドと、 1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通電時
    間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組に分
    割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1ライ
    ンの印刷を行なう印刷手段と、 モータを備え、前記1ライン印字周期中に該モータの複
    数回の駆動により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送
    する搬送手段と、 前記1ライン印字周期中における前記サーマルヘッドの
    通電時間の終了時より、前記モータに駆動制御信号が加
    えられてから前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際
    に搬送開始されるまでの搬送応答遅れ時間だけ前に、前
    記モータに対し初回の駆動制御信号を加える第1のモー
    タ制御手段と、 前記1ライン印字周期の終了時より、前記搬送応答遅れ
    時間と前記モータの1回の駆動に伴なう前記被印刷媒体
    の所要搬送時間とを加えた時間だけ前に、前記モータに
    対し最終回の駆動制御信号を加える第2のモータ制御手
    段と、を具備したことを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 電池電源と、 複数個の発熱体がライン状に配置され前記電池電源から
    駆動電圧の供給を受けるサーマルヘッドと、 1ライン印字周期における前記サーマルヘッドの通電時
    間中に該サーマルヘッドの複数個の発熱体を複数組に分
    割して発熱駆動することにより前記被印刷媒体に1ライ
    ンの印刷を行なう印刷手段と、 前記サーマルヘッドの通電時間中に前記電池電源から出
    力される電圧値を検出する電圧検出手段と、 この電圧検出手段により検出された前記電池電源の出力
    電圧値に応じて前記サーマルヘッドの通電時間を設定す
    る通電時間設定手段と、 前記電池電源から駆動電圧の供給を受けるモータを備
    え、前記1ライン印字周期中に該モータの複数回の駆動
    により前記被印刷媒体を1印字ライン分搬送する搬送手
    段と、 前記電圧検出手段により検出された電池電源の出力電圧
    値に応じて前記モータに駆動制御信号が加えられてから
    前記搬送手段により前記被印刷媒体が実際に搬送開始さ
    れるまでの搬送応答遅れ時間を決定する搬送応答時間決
    定手段と、 前記1ライン印字周期中における前記通電時間設定手段
    により設定された前記サーマルヘッドの通電時間の終了
    時より、前記搬送応答時間決定手段により決定された搬
    送応答遅れ時間だけ前に、前記モータに対し初回の駆動
    制御信号を加える第1のモータ制御手段と、 前記1ライン印字周期の終了時より、前記搬送応答時間
    決定手段により決定された搬送応答遅れ時間と前記モー
    タの1回の駆動に伴なう前記被印刷媒体の所要搬送時間
    とを加えた時間だけ前に、前記モータに対し最終回の駆
    動制御信号を加える第2のモータ制御手段と、を具備し
    たことを特徴とする印刷装置。
JP11690094A 1994-05-30 1994-05-30 印刷装置 Expired - Fee Related JP3321987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690094A JP3321987B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690094A JP3321987B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07314837A true JPH07314837A (ja) 1995-12-05
JP3321987B2 JP3321987B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=14698426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11690094A Expired - Fee Related JP3321987B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3321987B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11268343A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 記録装置
JP2004306500A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置及び印字制御方法
US6851781B2 (en) 2002-02-20 2005-02-08 Seiko Epson Corporation Printing apparatus controlling method, printing apparatus controlling program, recording medium for storing printing apparatus controlling program and printing system
JP2009148948A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタ及びその制御方法
JP2018122455A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 カシオ計算機株式会社 印刷装置および印刷装置の制御方法および制御プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11268343A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 記録装置
US6851781B2 (en) 2002-02-20 2005-02-08 Seiko Epson Corporation Printing apparatus controlling method, printing apparatus controlling program, recording medium for storing printing apparatus controlling program and printing system
JP2004306500A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置及び印字制御方法
JP2009148948A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタ及びその制御方法
JP2018122455A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 カシオ計算機株式会社 印刷装置および印刷装置の制御方法および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3321987B2 (ja) 2002-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59162066A (ja) 感熱プリント方法及び感熱プリンタ
JPH0789115A (ja) サーマルプリンタ
EP0255116A2 (en) Thermal print head printing control apparatus
KR910004031B1 (ko) 더어멀 프린터
JP3433354B2 (ja) 印刷装置
US5682504A (en) Driving technique for printhead of thermal printer to improve print quality
JPH07314837A (ja) 印刷装置
JPS59150768A (ja) ラインサ−マルヘツドの駆動方法
JP2000185424A (ja) サーマルプリンタ履歴制御方法
JPH07323597A (ja) 印刷装置
JP3470387B2 (ja) 印刷装置
EP0473191A1 (en) Driving apparatus for a thermal print head, and driving method for the same
JPH081982A (ja) 印刷装置
JP3362448B2 (ja) 印字装置
JPH08310034A (ja) 印刷装置
JP2005231180A (ja) ラインサーマルプリンタ
JP2001088332A (ja) 熱転写記録装置
JP2783877B2 (ja) 感熱式印字装置
JPH0620613Y2 (ja) 熱転写式カラ−プリンタのヘツドドライブ回路
JPH05305725A (ja) サーマルヘッド及びそれを備えた電子機器
JPH1178097A (ja) 感熱記録装置
JP3067553B2 (ja) 印字装置
JP2686378B2 (ja) 熱転写プリンタ制御装置
JPH0880631A (ja) 印刷装置
JPH03120053A (ja) バーコードプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130628

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees