JPH06122225A - サーマルヘッド制御装置 - Google Patents

サーマルヘッド制御装置

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Publication number
JPH06122225A
JPH06122225A JP27386692A JP27386692A JPH06122225A JP H06122225 A JPH06122225 A JP H06122225A JP 27386692 A JP27386692 A JP 27386692A JP 27386692 A JP27386692 A JP 27386692A JP H06122225 A JPH06122225 A JP H06122225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
data
energization
heating elements
thermal
Prior art date
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Pending
Application number
JP27386692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
正夫 山本
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Fujitsu Isotec Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Isotec Ltd filed Critical Fujitsu Isotec Ltd
Priority to JP27386692A priority Critical patent/JPH06122225A/ja
Publication of JPH06122225A publication Critical patent/JPH06122225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、他ドツトの非通電データの通過によ
るドット温度の低下を防止できるサーマルヘッド制御装
置に関し、ラツチ回路を設けることなく、他ドットに対
する非通電データの通過に起因するドット温度の低下を
防止できるサーマルヘッド制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】直列信号として送られてくる通電データを並列
信号に変換する変換手段8と、該変換手段8で並列信号
に変換された各信号のそれぞれに対応するべく設けられ
た複数の発熱素子を有するサーマルヘッド2と、印刷が
指示された際、前記サーマルヘッド2の全発熱素子をオ
ンにする通電データを前記変換手段8に与え、その後印
字情報に対応した通電データを前記変換手段8に与える
制御手段1とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド制御装
置に係り、特に他ドツトの非通電データの通過によるド
ット温度の低下を防止できるサーマルヘッド制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピユータやワードプロセツサ
などで処理した文書を印刷するプリンタ装置として熱転
写方式や感熱式を採用するものが広く普及している。
【0003】この種の従来のサーマルプリンタ装置で
は、印刷ヘツドとしてサーマルヘツドが用いられ、印刷
データに応じてサーマルヘツドの発熱素子が熱せられ
る。そして、熱転写方式のプリンタ装置では、この発熱
素子に接触している印刷リボンに塗布された印刷材料が
熱溶融され、用紙上に転写されて印刷が行われる。ま
た、感熱式のプリンタ装置では、発熱素子に接触してい
る用紙の部分が発色されて印刷が行われる。
【0004】この場合、サーマルヘツドの発熱素子はサ
ーマルヘツドドライバにより駆動されるが、発熱素子、
つまりドツト数が増加したときはサーマルヘッドとヘツ
ドドライバとの間の信号数を減らすためサーマルヘッド
とヘツドドライバを同一位置に実装するようにしてい
る。
【0005】そして、サーマルヘッドへの通電、非通電
データの信号伝送は制御部とヘツドドライバ間の信号線
数を極力減らして行うようになっており、最も減らした
場合は直列信号の電送により行うようになっている。
【0006】このような従来のサーマルプリンタ装置に
おいて、サーマルヘツドの各発熱素子は過去の通電状態
に依存してそれぞれ温度が異なるものになる。従って、
良好な印字品質を得るには同じ位置の各ドツトの通電時
間を可変にする必要がある。
【0007】このため、同じ位置の発熱素子に対して、
例えば図5に示したように、複数回の通電データを送り
通電時間を変化させるようにしている。
【0008】ところで、例えば上記複数回の通電データ
を、直列信号で直接サーマルヘッドの発熱素子に与える
構成では、次の通電データに従って現在の各発熱素子の
通電状態は一時的に変化することになる。
【0009】即ち、従来のサーマルプリンタ装置におい
ては、各発熱素子ごとに通電時間が異なっており、この
ため本来連続的に通電されて1つのドツトが形成される
場合、非通電ドツトデータを含む複数回のデータ転送に
より非通電ドツトデータの通過に起因して通電が遮断さ
れ温度が低下することになる。
【0010】かかる欠点を除去するために、従来のサー
マルプリンタ装置は、図4のブロック図に示すように構
成されている。
【0011】図4において、マイクロプロセツサ1はサ
ーマルヘツド2への通電、非通電状態を示す信号すなわ
ちサーマルヘツド2のそれぞれの発熱素子のオン、オフ
信号を出力回路3を介してシフトレジスタ4に送出す
る。
【0012】これによりオン・オフ信号は並列信号から
直列信号に変換されてシフトレジスタ4から順次信号さ
れる。この直列オン・オフ信号は、以上の諸要素で構成
された制御部5から最小本数(例えば1本)になされた
信号線6を介してヘッド側7に送出される。
【0013】ヘッド側7では、上記の直列信号がシフト
レジスタ8により並列信号に変換され、この並列信号は
ラツチ回路9により後に示すように現ドツトの通電状態
を保護するため一時ラツチされる。
【0014】すなわち、ラツチ回路9を用いることによ
り、本来連続して通電されるべきドツトが、シフトレジ
スタ8のシフト動作に応じて非通電ドツトデータが通過
するため通電が遮断され、従ってそのドツトの温度が低
下することのないようになされる。ラツチ回路9からの
通電、非通電信号はヘツドドライバ10を介してサーマ
ルヘツド2に供給され、これによりサーマルヘツド2の
発熱素子がオン・オフ制御される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、次データ
の転送に起因する現ドツトの通電遮断したがってその温
度低下を防止するために、従来は、ラツチ回路を使用し
ていたが、このようなラツチ回路を用いるとドライバ回
路が複雑になるという問題点がある。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、ラツチ回路を設けることなく、他ドットに対する
非通電データの通過に起因するドット温度の低下を防止
できるサーマルヘッド制御装置を提供することを目的に
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
制御装置は、上記目的を達成するために、直列信号とし
て送られてくる通電データを並列信号に変換する変換手
段8と、該変換手段8で並列信号に変換された各信号の
それぞれに対応するべく設けられた複数の発熱素子を有
するサーマルヘッド2と、印刷が指示された際、前記サ
ーマルヘッド2の全発熱素子をオンにする通電データを
前記変換手段8に与え、その後印字情報に対応した通電
データを前記変換手段8に与える制御手段1とを備えた
ことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明においては、印字情報に対応する通電デ
ータでサーマルヘッド2を駆動するに先立って、該サー
マルヘッド2の全発熱素子に通電するようにしている。
【0019】これにより、サーマルヘッド2全体の保有
熱量が所定値に保たれ、他ドットの非通電データの通過
によるドット温度の低下が防止される。従って、良好な
印字品質を実現できものとなっている。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、以下の説明においては、従来
例と同一又は相当部分には同一符号を付しその説明は適
宜省略する。
【0021】マイクロプロセッサ1は、記憶装置11に
格納された制御プログラムに従って動作する。また、サ
ーマルヘッド2の各発熱素子の通電・非通電データは一
時記憶装置12に格納されている。
【0022】マイクロプロセッサ1に印字情報が入力さ
れると、マイクロプロセッサ1は一時記憶装置12から
サーマルヘッド2の各発熱素子の通電・非通電データを
読み出し、出力回路3を介してシフトレジスタ4に並列
信号としてセットする。
【0023】シフトレジスタ4はシフト動作を行うこと
により、入力された並列通電・非通電データを直列信号
に変換し、信号線6を介してシフトレジスタ8に送出す
る。
【0024】シフトレジスタ8は、受信した信号を並列
信号としてヘッド駆動回路10に送出し、ヘッド駆動回
路10はこの並列通電・非通電情報によりサーマルヘッ
ド2の各発熱素子の通電・非通電動作を制御する。
【0025】次に、上記構成において、図3に示したタ
イミング図を参照しながら動作について説明する。
【0026】図3(a)は例えば5つの発熱素子A〜E
の直前の通電状態を示している。発熱素子A〜Dはオフ
状態にあり、発熱素子Eはオン状態にある。
【0027】これらの発熱素子A〜Eは、図3(c)に
示すように,発熱素子D,Eをオン、A,B,Cをオフ
にする次印字データが印加されるが、その前に、図3
(b)に示すように、全発熱素子A〜Eをオンにする前
加熱データが印加される。さらに、図3(c)でこの前
加熱データに続いて2個連続してオン状態にする次印字
データが印加される。
【0028】図3(a)に示した直前の状態がオン状態
の発熱素子Eは、図3(b)の前加熱データの通過時に
引き続いてオン状態を維持するが、図3(a)の直前の
状態がオフの発熱素子A〜Dは一時的にオン状態にな
る。
【0029】続いて、図3(c)に示した次印字データ
が通過するため直前の状態がオフである発熱素子の一時
的なオン状態は感熱紙の発色またはインクリボンの溶融
には到らず、サーマルヘッド全体の温度低下の防止にの
み寄与する。
【0030】図3(a)の直前の状態がオンの発熱素子
Eは、図3(b)の前加熱データを印加されている間は
オン状態を継続し、図3(c)の次印字データの印加中
は、オフのデータ通過中は一時的にオフとなり温度低下
を生じる。
【0031】しかし、上記のように図3(c)の次印字
データの通過前には図3(b)の前加熱でサーマルヘッ
ド全体に与えたエネルギーによりサーマルヘッド全体の
保有熱量は増加しており、図3(c)の次印字データの
通過による温度低下量は低減される。
【0032】したがって、他発熱素子に対するデータの
通過に起因する温度低下が防止されることになる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
記憶手段に各発熱素子の通電情報を格納し、そのうち最
も早く通電される発熱素子オン情報をシフトレジスタを
介して直列信号として発熱素子に印加することにより、
従来技術のようなラツチ回路を用いることなく他ドット
の非通電データの通過によるドット温度の低下を防止し
良好な印字品質を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明によるサーマルヘッド制御装置の一実施
例を示す回路構成図である。
【図3】本発明の実施例の動作を示すタイミング図であ
る。
【図4】従来のサーマルヘッド制御装置の回路構成図で
ある。
【図5】従来のサーマルヘッド制御装置の動作を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(制御手段) 2 サーマルヘッド 4 シフトレジスタ(制御手段) 8 シフトレジスタ(変換手段) 11 記憶装置 12 一時記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直列信号として送られてくる通電データを
    並列信号に変換する変換手段(8) と、 該変換手段(8) で並列信号に変換された各信号のそれぞ
    れに対応するべく設けられた複数の発熱素子を有するサ
    ーマルヘッド(2) と、 印刷が指示された際、前記サーマルヘッド(2) の全発熱
    素子をオンにする通電データを前記変換手段(8) に与
    え、その後印字情報に対応した通電データを前記変換手
    段(8) に与える制御手段(1) とを具備したことを特徴と
    するサーマルヘッド制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記制御手段(1) は、
    プロセッサ(1) と該プロセッサ(1) からのデータを保持
    するシフトレジスタ(4) とを有し、該シフトレジスタ
    (4) のシフト動作により直列信号としての通電データを
    出力することを特徴とするサーマルヘッド制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記変換手段
    (8) は、シフトレジスタであることを特徴とするサーマ
    ルヘッド制御装置。
JP27386692A 1992-10-13 1992-10-13 サーマルヘッド制御装置 Pending JPH06122225A (ja)

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JP27386692A JPH06122225A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 サーマルヘッド制御装置

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JP27386692A JPH06122225A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 サーマルヘッド制御装置

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JPH06122225A true JPH06122225A (ja) 1994-05-06

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ID=17533655

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JP27386692A Pending JPH06122225A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 サーマルヘッド制御装置

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