JPH09109056A - 空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造 - Google Patents

空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造

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JPH09109056A
JPH09109056A JP29347295A JP29347295A JPH09109056A JP H09109056 A JPH09109056 A JP H09109056A JP 29347295 A JP29347295 A JP 29347295A JP 29347295 A JP29347295 A JP 29347295A JP H09109056 A JPH09109056 A JP H09109056A
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JP
Japan
Prior art keywords
driver
piston
striking
holder
nailing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP29347295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kimura
洋一 木村
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付強度を向上させることができるとともに、
ドライバ5の交換も可能な空気圧式釘打機における打撃
ピストン6とドライバ5との取付構造。 【解決手段】打撃シリンダ4内に打撃ピストン6を摺動
自在に嵌合し、この打撃ピストン6には板状ドライバ5
を結合し、打撃シリンダ4をエアチャンバに開いて打撃
シリンダ内に瞬時に供給された圧縮空気で打撃ピストン
6を駆動してドライバ5により釘を打ち出す釘打機にお
いて、打撃ピストン6を環状に形成されたピストン本体
6aと、その内側に螺合されたドライバホルダ6bとか
ら形成し、ドライバホルダ6bにはその上部を残してそ
の下方にドライバ5の嵌合溝19を開口形成し、この嵌
合溝19の内側にドライバ5を嵌合するとともに、この
ドライバ5とドライバホルダ6bとを通しピン22によ
り結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気圧式釘打機にお
いて圧縮空気によって駆動される打撃ピストンとこの打
撃ピストンに一体的に結合した釘打撃用のドライバとの
取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にフィニッシネイルやステープルを
打込む釘打機には板状のドライバが設けられている。そ
して、図5、図6に示されるように上記ドライバ30
は、打撃ピストン31の下方に突設したボス32に嵌合
溝33を形成して、この嵌合溝33にその上端部を嵌合
させるとともに、ボス32とドライバ30にピン孔34
を設けてピン35を貫通させ、ピン35の両端をかしめ
ることにより取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような取付構造によれば、打撃ピストン31へは達しな
いようボス32に浅い嵌合溝33を形成し、ドライバ3
0をピン35で止めるから、図6に示すようにドライバ
30のピン孔34の回りの肉取りが少なくなるから、取
り付け部分の強度が不足する問題点があるし、またピン
35を脱落させないためボス32へかしめ付けるので、
ドライバ30が摩耗しても交換することができないもの
であった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、取付強度を
向上させることができるとともに、ドライバの交換も可
能な空気圧式釘打機における打撃ピストンとドライバと
の取付構造を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る空気圧式釘打機における打撃ピストンとド
ライバとの取付構造は、圧縮空気を貯留したエアチャン
バに対してバルブを介して連通した打撃シリンダ内に打
撃ピストンを摺動自在に嵌合し、この打撃ピストンには
板状ドライバを結合し、上記バルブにより打撃シリンダ
をエアチャンバに開いて打撃シリンダ内に瞬時に供給さ
れた圧縮空気で上記打撃ピストンを駆動してドライバに
より釘を打ち出す釘打機において、上記打撃ピストンを
環状に形成されたピストン本体と、その内側に螺合され
たドライバホルダとから形成し、ドライバホルダにはそ
の上部を残してその下方にドライバの嵌合溝を開口形成
し、この嵌合溝の内側にドライバを嵌合するとともに、
このドライバとドライバホルダとを通しピンにより結合
したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はフィニッシネイルやステー
プル等を打ち込む空気圧式釘打機の縦断面図で、符号1
はボディ、2はグリップ、3はマガジンを示す。ボディ
1の内部には、打撃シリンダ4と、打撃シリンダ4内に
摺動自在に収容されるとともにドライバ5を一体に結合
した打撃ピストン6と、打撃シリンダ4内にエアチャン
バ7(圧縮空気供給源に接続)内の圧縮空気を給排して
打撃ピストン6を駆動制御するヘッドバルブ8と、ヘッ
ドバルブ8の作動を制御するトリガバルブ9が配置され
ている。ボディ1の先端にはノーズ部10が設けられ、
上記ドライバ5はノーズ部10を摺動するように案内さ
れている。ノーズ部10にはマガジン3の先端が開口
し、マガジン3内の釘14はノーズ部10に供給される
ように構成されている。また、トリガバルブ9はグリッ
プ2の基部に配置され、トリガバルブ9のバルブステム
11の先端はトリガレバー12に対向配置されている。
【0007】上記釘打機は、非作動時にはトリガバルブ
9はエアチャンバ7に接続され、さらにエアチャンバ7
から取り込まれた圧縮空気はエア通路13を介してヘッ
ドバルブ8に供給され、これによりヘッドバルブ8は同
図のように打撃シリンダ4の上端を閉じている。打ち込
み時にはトリガレバー12を操作してトリガバルブ9の
バルブステム11を押し込むことによりトリガバルブ9
が上記エア通路13を大気に開放してヘッドバルブ8を
大気に接続させることによって打撃シリンダ4の上端を
開くように(図示せず)作動する。これによりエアチャ
ンバ7内の圧縮空気が打撃シリンダ4内に瞬時に供給さ
れて打撃ピストン6とともにドライバ5を駆動し、ノー
ズ部10内の釘14を打撃して被打込み材に打込むので
ある。その後、トリガレバー12を解放すると、再びト
リガバルブ9は図1のようにヘッドバルブ8をエアチャ
ンバ7に接続させて打撃シリンダ4をエアチャンバ7に
対して閉じ、同時に打撃シリンダ4は大気に接続されて
排気され、打撃ピストン6は初期位置に復帰して次の釘
打ち込み作動が準備される。なお、上記トリガバルブ
9、ヘッドバルブ8の作動による釘打機の打ち込み制御
の機構は公知のものと同じである。
【0008】ところで、上記打撃ピストン6はピストン
本体6aとドライバホルダ6bとから構成されている。
ピストン本体6aは、図2に示すように環状に形成さ
れ、その内側に雌ねじ15が設けられているとともに、
外側にはOリング16を嵌合する環状溝17が周設され
ている。ドライバホルダ3bは、外周に上記ピストン本
体6aの雌ねじ15に螺合する雄ねじ18を設け、中心
に上部を残して前記板状ドライバ8の嵌合溝19を下方
へ開口するように形成している。
【0009】そして、このドライバホルダ6bの上記嵌
合溝19には、図3に示すように板状ドライバ5が嵌合
され、ドライバ5とドライバホルダ6bとに設けたピン
孔20、21に通しピン22を挿し通すとドライバホル
ダ6bとドライバ5とが図3に示すように結合される。
【0010】さらに、ドライバホルダ6bと板状ドライ
バ5とが結合されたら、ドライバホルダ6bの雄ねじ1
8を図3に示すようにピストン本体6aの雌ねじ15に
螺合させてドライバホルダ6bの下端に設けたフランジ
23をピストン本体6aの下部に設けた受凹部24に圧
接させれば、ピストン本体6aとドライバホルダ6bと
が結合一体化される。
【0011】前述の打撃ピストンとドライバの取付構造
によれば、環状に形成されたピストン本体6a内側にド
ライバホルダ6bを螺合し、ドライバホルダ6bの嵌合
溝19にドライバ5を嵌合するとともに、このドライバ
5とドライバホルダ5bとを通しピン22により結合し
たものであるから、ドライバ5のピン孔20周りに十分
な肉取りが得られてドライバ5の取り付け強度を著しく
向上させることができる。
【0012】また、通しピン22はピストン本体6aの
内側に納められるから、通しピン22をかしめなくても
これがドライバホルダ5bから脱落することがない。し
かし、ピストン本体6aからドライバホルダ6bを外せ
ば、通しピン22は抜き取り自在となる。したがって、
ドライバ5が破損したときはピストン本体6aからドラ
イバホルダ6bを外し、さらに通しピン22を抜き取っ
てドライバ5を簡単に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気圧式釘打機における打撃ピス
トンとドライバとの取付構造を採用した空気圧式釘打機
の実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】本発明に係る空気圧式釘打機における打撃ピス
トンとドライバとの取付構造の実施形態において使用し
た部品の縦断側面図である。
【図3】同上部品の組立て途中の状態を示す縦断側面図
である。
【図4】同上部品の組立て完了状態を示す縦断正面図で
ある。
【図5】従来の空気圧式釘打機における打撃ピストンと
ドライバとの取付構造を示す縦断側面図である。
【図6】同上の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 打撃シリンダ 3 打撃ピストン 5 ドライバ 6 打撃ピストン 6a ピストン本体 6b ドライバホルダ 19 嵌合溝 22 通しピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気を貯留したエアチャンバに対し
    てバルブを介して連通した打撃シリンダ内に打撃ピスト
    ンを摺動自在に嵌合し、この打撃ピストンには板状ドラ
    イバを結合し、上記バルブにより打撃シリンダをエアチ
    ャンバに開いて打撃シリンダ内に瞬時に供給された圧縮
    空気で上記打撃ピストンを駆動してドライバにより釘を
    打ち出す釘打機において、 上記打撃ピストンを環状に形成されたピストン本体と、
    その内側に螺合されたドライバホルダとから形成し、ド
    ライバホルダにはその上部を残してその下方にドライバ
    の嵌合溝を開口形成し、この嵌合溝の内側にドライバを
    嵌合するとともに、このドライバとドライバホルダとを
    通しピンにより結合したことを特徴とする空気圧式釘打
    機における打撃ピストンとドライバとの取付構造。
JP29347295A 1995-10-17 1995-10-17 空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造 Pending JPH09109056A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29347295A JPH09109056A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造
TW086213204U TW329732U (en) 1995-10-17 1996-11-18 Piston-driver fitting structure inpneumatic nailing machine

Applications Claiming Priority (1)

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JP29347295A JPH09109056A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造

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JPH09109056A true JPH09109056A (ja) 1997-04-28

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JP29347295A Pending JPH09109056A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 空気圧式釘打機におけるピストンとドライバとの取付構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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TW329732U (en) 1998-04-11

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