JP2016047594A - 打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス蓄圧部を付勢手段として用いた打込機でのメンテナンスを容易にする。
【解決手段】ハウジング2と、電力供給部16と、電力供給部16によって駆動されるモータ10と、ハウジング2内に設けられたシリンダ43と、シリンダ43に往復動可能に装着されたピストンと、ピストンの動きに連動し、一方向に止具を打ち込むドライバブレード6と、圧縮ガスが封入され、シリンダ43とピストンとを用いて形成された密閉空間となるガス蓄圧室55と、モータ10によってガス蓄圧室55内の気体を圧縮した後この圧縮を解く駆動手段11とを具備し、シリンダ43は、ガス蓄圧室55と外部とを連通するガス充填孔61を有し、ガス充填孔61は、圧縮ガスをハウジング2外部から供給するガス充填バルブ62を設けたことを特徴とする。
【選択図】図17

Description

本発明は、打込機に関する。
打込機では、下記の特許文献1に示すように、中間リングコイルバネ等の付勢手段の付勢力でプランジャを押し出し、プランジャ先端に取り付けられたブレードで釘が打ち込まれる。
特開2008−149404号公報
この種の打込機には、圧縮気体が充填されたガス蓄圧部を付勢手段として用いたものがある。従来のこの種の打込機では、ドライバブレードがガス蓄圧部内まで進入して動作していた。このため、メンテナンスが煩雑になるという課題があった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、ガス蓄圧部を付勢手段として用いた打込機でのメンテナンスを容易にすることを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の打込機は、ハウジングと、電力供給部と、前記電力供給部によって駆動されるモータと、前記ハウジング内に設けられたシリンダと、前記シリンダに往復動可能に装着されたピストンと、前記ピストンの動きに連動し、一方向に止具を打ち込むドライバブレードと、圧縮ガスが封入され、前記シリンダと前記ピストンとを用いて形成された密閉空間となるガス蓄圧室と、前記モータによって前記ガス蓄圧室内の気体を圧縮した後この圧縮を解く駆動手段とを具備し、前記シリンダは、前記ガス蓄圧室と外部とを連通するガス充填孔を有し、前記ガス充填孔は、圧縮ガスを前記ハウジング外部から供給するガス充填バルブを設けたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ガス充填孔は、前記ガス蓄圧室であって前記ピストンの摺動領域以外に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ガス充填バルブは、前記ハウジングの内部に設けられたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ハウジングは、前記一方向と交差する方向に延伸し、作業時に作業者によって把持されるグリップ部が設けられ、前記電力供給部は、前記グリップ部の前記ガス蓄圧室とは反対側の端部に設けられたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ハウジングは、前記グリップ部と前記電力供給部、或いはモータと前記電力供給部との間の領域に電源制御部を有したことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ガス充填バルブは、前記一方向において、前記グリップ部よりも他方の側に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ガス充填バルブは、前記グリップ部に向かって設けられたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記ドライバブレードは、前記ピストンと着脱可能に設けられたことを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記駆動手段は、前記モータによって前記ドライバブレードを駆動し、前記ガス蓄圧室を圧縮することを特徴とする。
また、本発明の打込機において、前記駆動手段は、前記モータによって駆動した回転位置を検出するマイクロスイッチを備えた角度位置検出機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、ガス蓄圧部を付勢手段として用いた打込機でのメンテナンスを容易に行える。
本発明の第1の実施形態の打込機の断面図である。 図1の打込機の打込準備時の断面図である。 図1の打込機の打込み時の断面図である。 図1の打込機のトリガ部分の拡大図である。 図1の打込機のトリガ部分の拡大図である。 図1の打込機の射出部詳細(7を除いた状態) 図1の打込機のカムを示す図である。 図1の打込機の動作状態を示す部分拡大断面図である 図1の打込機のピストンクミの外観を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態の打込機の打込時の断面図である。 図10の打込機の打込準備時の断面図である。 図10の打込機の巻取機構を示す斜視図である。 図12の巻取機構の動作を示す図である。 図12の巻取機構の動作を示す図である。 図12の巻取機構の動作を示す図である。 ト゛ラムの回転位置検出装置を示す図である。 本発明の第3の実施形態の打込機の打込時の断面図である。 図17の打込機の打込準備時の断面図である。 図17の打込機の部分拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態の変形例である打込機の部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態による打込機について、図1〜図4に基づき説明する。図1〜3に示される打込機である打込機本体1は電動式であり、止具102であるステープルや釘を被打込材である木材や石膏ボードなどの被打込材に打ち込む工具である。打込機本体1は、ハウジング2aと、モータ10と、減速機構となるギヤ群11と、圧縮機構となるカム12と、ピストンクミ5と、ガス蓄圧部4と、マガジン9と、ノーズ部70、角度位置検出機構80とから主に構成されている。ピストンクミ5の押し上げ機構は、ピストンクミ5に対向してピストンクミ5の移動方向に(上下方向)に沿って並設されたカム12と、ギヤ群11、回転軸11aに減速機構となる遊星ギア機構71を介して連携されるモータ10とによって構成されている。尚、後述のピストンクミ5が移動する方向を上下方向と定義すると共にピストンクミ5が後述のガス蓄圧部4により付勢されて止具102を打撃する方向を下方向と定義し、後述のグリップ部2cが延出される方向を後方向、反対を前方向と定義して以下説明する。
なお、以下の説明では、気体として通常の圧縮されたエア(空気)を例示するが、本発明はこれに限定されることなく、例えばチッ素ガスあるいは二酸化炭素ガス等により実施することも可能である。
ハウジング2は、ナイロンまたはポリカーボネイト等の樹脂から構成されている。ハウジング2は、カム12、ガス蓄圧部4が主に内蔵されるメインボディ21と、メインボディ21の上側部分から上下方向と略直交する方向へ延出されるグリップ部2cと、主にモータ10、ギヤ群11が主に内蔵され、メインボディ21の下側部分からグリップ部2cと略平行に延出されるサブボディ23とから主に構成されている。
メインボディ21の最下端部分には、後述のドライバブレード6を保持するブレードガイド26が埋設され、下方に向けて突出するドライバガイド7が設けられている。ドライバガイド7において、ブレードガイド26の後面側には、ブレードガイド26を画成する壁の一部とする射出口21aが形成されている。この射出口21aはメインボディ21において後述のピストンクミ5の位置まで貫通している。またブレードガイド26の上方には、後述のドライバブレード6の前面に位置する図示せぬカバープレートが配置されている。ドライバガイド7近傍のメインボディ21内の下側部分は、ガス蓄圧部4を受ける受部21Bが形成されている。
図3に示すように、ハウジング2のグリップ部2c内には、メインボディ21との接続部分には、打込機1の打込み動作のため、グリップ部2cの外周を把持する手の指で引き操作(引き込み操作)でき、モータ10の制御を行うトリガ13を配設し、さらに、トリガ13で操作するための起動スイッチ13Aと、起動スイッチ13Aと係合可能に配置され、起動スイッチ13AをONさせるためのスイッチプランジャ96とスイッチレバー15が配置されている。
また、グリップ部2cの後端には、着脱式のバッテリ16が設けられており、グリップ部2cの内部において、プッシュスイッチ24C、起動スイッチ13A等からの検出結果に基づいて、バッテリ16から供給される電力をモータ10に制御・供給する電源制御部82が設けられている。
プッシュレバ14は、メインボディ21の側面に沿って、射出部96の先端側に位置する先端部(下端部)14aからトリガ13の近傍に位置する上端部14cまで延在し、メインボディ21に対して上下動可能としており、図6に示すように、スプリング95によってプッシュレバ14の上下可動方向の上死点に付勢されている。
本実施形態では、プッシュレバ14の先端部14aは、マガジン9から止め具を供給する給送路の先頭の止めの打出し口である射出口21a(図3参照)の一部を形成し、射出部96を構成するブレードガイド26(図3参照)にガイドされると共にブレードガイド26に往復動可能に支持されている。
さらに、プッシュレバ14は、ノーズ24を被打込み部材と当接させることによりドライバガイド7の先端から縮退、または、下側への移動を固定されるよう構成され、ガス蓄圧部4を跨いで後側に延出されるアーム部24Bを有している。
プッシュレバ14と協動した状態でトリガ13を引き操作すると、スイッチプランジャ96が、スイッチレバー15を介してグリップ部2cに付設された起動スイッチ13Aを押圧してON状態とし、このON状態によりバッテリ16に接続したモータ10が動作する。
トリガ13は、図4,5(図1の部分拡大図)に示すように、回動軸98を支点として回動操作が可能な如くメインボディ21に支持されている。トリガ13には、一端がトリガ13に設けられた枢支部99に枢支されつつ前後に摺動可能なように長穴100cを有するトリガアーム100が設けられている。トリガアーム100は、スプリング101により常時前方すなわち回動軸98側に押圧されている。トリガアーム100の最前の位置において、トリガアーム100の自由端部100aがプッシュレバ14の上端部14cと係合すると共にトリガアーム100のほぼ中央がスイッチプランジャ96の先端と係合するように構成され、トリガアーム100は、さらに後退する途中で、トリガアーム100の自由端部100aが上端部14cとの係合が外れるように構成されている。
トリガ13の中央部には、下方に突出し上下摺動可能に支持されたスイッチプランジャ96が設けられている。スイッチプランジャ96が下死点にある時、打込機本体1はOFF状態を保ち、スイッチプランジャ96がスプリング101の抗力に反して下死点から上死点に移動する過程においてスイッチレバー15が回動して、起動スイッチ13AがONとなり、モータ10が動作し、打込機本体1の打込み動作を開始する。
メインボディ21内において、ガス蓄圧部4の後方には、後述の遊星ギア機構71、ファイナルギア72を保持するギアホルダ73が配置されている。ギアホルダ73には、上下方向においてグリップ部2cとサブボディ23との間の位置に、ファイナルギア72を軸支する支持軸部25Aが前後方向を軸方向とし前方に向けて突出して設けられ、上下方向においてサブボディ23が配置される位置に、遊星ギア機構71が挿入される貫通孔25aが前後方向を貫通方向として形成されている。
サブボディ23には、その下側にマガジン9が前後方向に延出される形で配置されている。マガジン9は、図示しないプッシャとから主に構成され、マガジン9の先端部から、ブレードガイド26を経由しドライバガイド7の射出口21aまで止具102の供給口が連通して形成され、後述のプッシャが止具102を付勢する方向が前後方向と平行になるように、サブボディ23の下側に配置されている。マガジン9内には、整列されて連結した複数の止具102を保持しており、マガジン9の前側端部が射出孔21a内においてブレードガイド26後側に位置している。よって止具102は、射出孔21a内においてブレードガイド26後側位置に供給される。
プッシャは、マガジン9内で摺動自在に装着され、図示せぬバネにより前方のブレードガイド26側に付勢されており、止具102の後方に配置されている。よって止具102の先頭がプッシャにより、順次、射出口21a内に供給されるようになっている。
ブレードガイド26は、図3に示すように、略平板状をなし、マガジン9内の止具102が通過する給送路26aが設けられ、給送路26aの下側には止具102の足先端を支持する足受け部26b(図6参照)が形成されている。ブレードガイド26の前面には給送路26aに平行に延びた案内凸部26cが突出して設けられている。
プッシュレバ14は、ブレードガイド26との間に設けられたプッシュレバスプリング97によって常時上死点側に押圧される。プッシュレバスプリング97の荷重は、スイッチプランジャ96のプランジャスプリング101により下方に押圧されている荷重より小さく設定されている。
図6に示したブレードガイド26の前面の給送路30a、プッシュレバ14の案内竿14eは、図3に示すように、ドライバガイド7によってカバーされる。ドライバガイド7は、ブレードガイド26にねじによって固定される。これにより、プッシュレバ14は、ドライバガイド7とブレードガイド26の間で上下摺動可能に挟持される。
ドライバガイド7は、給送路26aの前面に設けられ、止具102を介してプッシャに加わるスプリング(図示なし)による押圧力を受けるので、この押圧力はプッシュレバ14に作用しない。従って、プッシュレバ14を押し上げているプッシュレバスプリング97の押圧力を、プッシャの押圧力とは無関係に小さく設定できる。
本実施形態では、プッシュレバ14の先端部14aは、ドライバブレード6が上下動するためのガイド面を有する。すなわち、プッシュレバ14の先端部14aは、その一部を覆う略平板状のノーズ24と合体して射出口21aを形成するように、ねじにより固定されている。ノーズ24とプッシュレバ14は、一体となって上下方向に摺動可能となっている。また、図6に示すように、ノーズ24と一体となったプッシュレバ14の先端部14aは、下方に行くに従って細くなるように先細りの形状とされている。
モータ10は回転軸部10aを有しており、回転軸部10aの軸方向が前後方向と平行になるように配置されている。
ギヤ群11は、モータ10の前方にモータ10と同軸的に配置されており、遊星ギア機構71とファイナルギア72から主に構成されている。遊星ギア機構71は、回転軸部10aの端部位置に設けられており、貫通孔25a内に装着されてギアホルダ73に保持され、回転軸部31に装着される太陽ギア、公転ギア、及び出力ギア41A等を含む公知のギア機構である。遊星ギア機構71の出力ギア41Aは、回転軸部31と同軸上に配置されている。ファイナルギア72は、出力ギア41Aと噛合し、支持軸部25Aに回転可能に支持される。
カム12は、回転体であるファイナルギア72の前側端面から前側のピストンクミ5側に向けて突設される第一掛止部12aと第二掛止部12bとから構成されており、図3,7に示されるように、前側前面において、支持軸部25Aの軸心を中心とした同心円上に約120度の間隔をおいて時計回りの先端側に第一掛止部12a、後端側に第二掛止部12bが配置されている。
第一掛止部12a、第二掛止部12bは、図8に示されるように、それぞれ略同径の第一ピン91及び第一ローラ93、第二ピン92及び第二ローラ94から構成されており、第一ピン91及び第一ローラ93に比べて第二ピン92及び第二ローラ94の方が前後方向における長さが大きくなるように構成されている。また、第一ローラ93及び第二ローラ94は、ピストンクミ5との係合箇所になる。
第一ピン91は、ファイナルギア72の前側端面から延出される略円柱状の第一基部91Aと、第一基部91Aの前側に配置されて第一基部91Aより大径の略円柱状であり、第一ローラ93を回転可能に支持する第一フランジ91Bとを備えて構成されている。第一基部91Aにおいて第一フランジ91Bと接続される箇所には、加工上の都合(直交形状を形成することが容易ではない。)により、第一基部91Aの周方向に亘って前後方向の溝が形成されている。第一ローラ93は、前後方向に連通する第一孔93a、第二孔93bから環状に構成され、第一ピン91に回転可能に装着されている。第一孔93aは、第一フランジ91Bと略同形状に形成されており、第一孔93a内の内周が第一フランジ91Bの外周と摺動するように構成されている。第二孔93bは、第一フランジ91Bより小径で、第一基部91Aより大径に構成され、第一基部91Aが挿通している。第一フランジ91Bの外周が第二孔93bより大径なため、第一ローラ93が第一ピン91より脱落することが抑制されている。また、第一ローラ93において、第一孔93aの穿設深さは、第一フランジ91Bの前後方向長さと略同じになるように構成されている。よって、第一フランジ91Bと第一ローラ93とのそれぞれの前端は、同一平面上に配置される。
第二ピン92及び第二ローラ94も第一ピン91及び第一ローラ93と同様に第二基部92A第二フランジ92B、及び溝92a(図8)と、第一孔94A及び第二孔94bを備えて構成され、第二ローラ94が第二フランジ92Bに摺動・回転可能に支持されている。尚、第二掛止部12bは第一掛止部12aより突出しているため、第一フランジ91Bに比べて第二フランジ92Bの方が前後方向における距離が大きく構成されている。これに合わせて、第一ローラ93の第一孔93aより第二ローラ94の第一孔94Aの方の穿設深さが大きく形成されている。故に、第一ローラ93と第一フランジ91Bとが接触する面積より、第二ローラ94と第二フランジ93Bとが接触する面積の方が大きくなる。
また、ハウジング2内には、筒状ガイド部3を備え、筒状ガイド部3内には、ベローズ41内に圧縮空気を封入して構成されたガス蓄圧部4が備えられている。
ガス蓄圧部4の外周は、繊維補強したゴム等の可撓性材料、または、金属薄膜等で気密して形成された蛇腹状のベローズ41で形成されて、上下両端が端面が平面とした密閉部材4a、密閉部材4bで密閉された中空筒状をなして上下方向に真っ直ぐに伸縮自在となっている。ベローズ41の縮経部には中間リング42が数か所設けられており、ベローズ41との間で、提灯のように幾つかの膨らみを持ち、その両端に密閉部材4a、密閉部材4bを設けて、気密を保ち得るようにシールがされている。山と山の間の中間リング42は、内圧による張力を受け持ち縮経部の外径を保つために嵌められたものである。ベローズ41のゴム膜の厚さは通常2〜4mm程度で、気密を保つための内面ゴム層と、内圧による張力を支えるためのコード補強層及び外界の影響から本体を保護するための外面ゴム層とから成る。また、ベローズ41の両端の密閉部材4a、密閉部材4bへの取付部分には、通常、補強のためのリング状のスチール製ビードワイヤが埋設される。
ガス蓄圧部4の下端面側には、ピストンクミ5が着脱可能に取り付けられており、上端はハウジング2内の受け部2aで受けている。なお、ガス蓄圧部4は上端部にエア供給口を有しており、ガスを再充填することができる。
ピストンクミ5は、断面略U字状の有底筒状体から構成され(図9参照)、下方に突設した固定部51には、釘打ち出し用のドライバブレード6が固定されており、ドライバガイド7、ブレードガイド26とノーズ24により形成された射出口21aによる案内手段で上下を摺動可能に配置され、ガス蓄圧部4により常時下方に付勢されている。ガス蓄圧部4の下端部を覆うように底板部がガス蓄圧部4に対して着脱可能に固定されている。つまり、ピストンクミ5は、ガス蓄圧部4に外側から着脱可能に取り付けられている。ピストンクミ5の側面には、被係止部52a,52bが上下方向に並んで設けられている。ピストンクミ5の下端面には、固定部51が突設されている。また、上方に筒状に伸びる断面略U字状のガイド部5aが、ハウジング2の筒状ガイド部3と摺動可能となっており、上下摺動の際にハウジング2に対して傾くことを防止している。なお、図には記載しないが、筒状ガイド部3とガイド部5間に筒状の薄鋼板を設けることで、摺動性と耐摩耗性を向上することも可能である。このように筒状に設けられたピストンクミ5の内側に、ガス蓄圧部4が配置されていることによって、ガス蓄圧部4を保護することができる。具体的には、ベローズ41が外側にはみ出すことが抑制されることで、ベローズ41が第一掛止部12aや第二掛止部12bに当接することが防止されている。図1から図3から分かるように、ガス蓄圧部4が内側に配置されるピストンクミ5の円筒形状部の上端は、ガス蓄圧部4の圧縮時にベローズ41に引っかかってベローズ41が損傷してしまわないように、内側に行くほど低くなるテーパ形状をしている。この形状により、よりガス蓄圧部4の破損を防止する効果が高まっている。
またピストンクミ5には、図8に示されるように、後面側に被係止部52aと被係止部52bとが上下方向に整列して設けられ、下方側に固定部51が突設して設けられている。
被係止部52aは、ピストンクミ5の上側位置から後方へ向けて、係止部12aと係合可能な突出量を採るように突出している。被掛止部52bは、ピストンクミ5の下端位置から後方へ向けて、係止部12aと係合不能かつ係止部12bと係合可能な突出量を採るように突出している。また固定部51には、ドライバブレード6が装着されている。
ドライバブレード6は、細長い板状に構成されて上端部分に貫通孔511が形成され、基端部を貫通した穴に固定部51の貫通孔911を挿通したピンが嵌合することで、固定部51に固定され、図3に示されるように射出孔21a内に上下動可能に配置されている。ドライバブレード6は、ハウジング2aの下端面に形成された挿通窓21を経て、ハウジング2の下端面から突出したドライバガイド7のガイド孔内に至っている。なお、密閉部材4bに固定部を設けて、ドライバブレード6を固定しても、ドライバブレード6単体で交換可能となる。
ハウジング2a内の下端部には、ピストンクミ5の下動時の衝撃を和らげるための緩衝材としてのピストンバンパ8が収容されている。ピストンバンパ8は軟質ゴム、又はウレタン等の樹脂製であり、ピストンクミ5の下方に配置されて、ピストンクミ5の下端面と当接可能に構成されている。ドライバガイド7の右側面には、マガジン9が取り付けられている。
次に、打込機1での動作について説明する。
図1に示す状態から、ハウジング2のトリガ13及びノーズ24と一体となって射出口21aを形成するプッシュレバ14の先端部14aを被打込み部材の表面に軽く当てる。打込機1を起動させるべくトリガ13の引き込み操作を行うと、トリガ13が回動軸98を中心にスイッチプランジャ96側に回動する。これによりトリガアーム100の枢支部99が上方に移動するため、トリガアーム100の中央部がスイッチプランジャ96の先端部に当接する。
この結果、図4に示すように、スイッチプランジャ96の先端部が支点となり、また枢支部99が力点となってトリガアーム100の自由端部100aがプッシュレバ14の先端部14cを押し下げようとする。しかしながら、プッシュレバ14の先端部14aが被打込み部材の表面に当接しているため、プッシュレバ14の下降が阻止され、スイッチプランジャ96は、プッシュレバ14を押し下げられない。この下降阻止によって、プッシュレバ14が移動しないため、トリガ13の引き込み操作に伴い、スイッチプランジャ96の先端部が力点となり、また枢支部99が支点となって、スイッチプランジャ96はトリガアーム100の中央部によって押し上げられる。これにより、スイッチレバー15が、回動して起動スイッチ13aをONさせて、モータ10に電力を供給して、モータ10が起動する。
係止部12bが上死点に至るまでの間に係止部12aが被係止部52aの下面に係合し、ファイナルギア72が更に回転し、ピストンクミ5が上方へと移動される。係止部12bが上死点を通過して被係止部52bから外れると、ピストンクミ5は係止部12aが上方に変位するのに伴いさらに上昇する。係止部12aが上死点に至ると、図2に示すように、ピストンクミ5は上死点に至る。ピストンクミ5が上死点に至った後でカム12がさらに回転し、係止部12aが被係止部52aの下面から外れると、ピストンクミ5は下方へ移動可能な状態となる。
カム12の回転によるピストンクミ5の上動は、ガス蓄圧部4内の圧縮気体の気圧に抗してなされており、ピストンクミ5の上動に伴いガス蓄圧部4内のエアは圧縮されエネルギーが蓄積される。このため、係止部12aが被係止部52aを外れると、図3に示すように、圧縮エアの反発力によりピストンクミ5が付勢されて下動し、これに伴い、給送路26a内の止具102の先頭の射出口21aからドライバブレード6により釘が被打込み部材に打ち出される。
ドライバブレード6によって止具102が被打込み部材に打込まれると、打込機本体1は、打込み反力により被取付部材36と反対の方向に移動する。またスプリング17は、スイッチプランジャ96をトリガアーム100の自由端部21aに対して常に下方に押圧している。この荷重は、プッシュレバ14を上死点に押し上げているスプリング5の荷重よりも大きく設定されているため、スイッチプランジャ96のトリガアーム100との接点が力点となり、また枢支部99が支点となってトリガアーム100の自由端部21aがコンタクトアーム上端部4cを押し下げる。その結果、打込機本体1は被打込み部材の表面から離れる方向に移動するが、プッシュレバ14の先端部14aは、被打込み部材の表面に常に当接するように、打込機本体1に対し相対的に下方に移動する。これにより、被打込み部材に止具102が完全に打ち込まれるまで、プッシュレバ14の先端部14aとノーズ部70で形成された射出口により、止具102の頭部が確実にガイドされることになる。
なお、ピストンクミ5がピストンバンパ8に衝突して停止した後にピストンクミ5が戻されるよう、係止部12aが被係止部52aが外れるタイミングと、係止部12bが被係止部52bに係合するタイミングについて、ファイナルギア72の回転状態は、スイッチレバー82とマイクロスイッチ83との当接に基づくマイクロスイッチ83からの検出信号により、電源制御部82で判断し調整が図られている。
本実施形態によれば、ピストンクミ5がガス蓄圧部4に外側から着脱可能に固定され、ドライバブレード6がピストンクミ5に固定されているので、ピストンクミ5を交換することで、ガス蓄圧部4を分解することなく、ドライバブレード6を交換できる。このため、ドライバブレード6の交換作業を容易に行える。
また、本実施形態によれば、カム12のほぼ1回転に伴い、被係止部52bが係止部12bにより上動し、被係止部52aが係止部12aにより上動することによってピストンクミ5が上動するので、比較的小径のカム12であっても、ピストンクミ5のストロークを大きくすることができる。
また、ガス蓄圧部4をピストンクミ5及びドライバブレード6と別体とすることで、比較的簡単なカム構造を用いてガス蓄圧部4の圧縮ができ、低コストで製造可能となる。また、ガス蓄圧部4内でのピストン摺動部がないため、摺動部のシール部の摩耗もなく、さらに、ガス蓄圧部4を圧縮した際の摺動部からのガス漏れも発生しにくく、繰り返しの動作によるガス蓄圧部4のガスの漏れによる圧力の低下が防止でき、ひいては、エネルギー低下を防止できる。また、比較的強度が弱くなりがちな伸縮する蛇腹部分を直接ピストンクミ5で圧縮しないため、ガス蓄圧部4の耐久性を向上させられる。
なお、実施例では、ピストンクミを移動させてガス蓄圧部を圧縮する構造としたが、ピストンクミを移動させるだけではなく、ドライバを駆動することによりピストンクミ自体を移動させることでガス蓄圧部を圧縮する構造としても良い。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態の打込機1ではギア群11及びカム12を用いてモータ10の動力をピストンクミ5に伝達していたが、図10に示す本実施形態の打込機1aではベルト機構11A及び巻取機構でピストン35を伸縮させ、モータ10の動力をピストンクミ5に伝達している。
図12に示すように、巻取機構は、ワイヤ37を巻き取る巻取体30と、ベルト機構11Aから動力が出力される回転軸11aと、回転軸11aに固定された回転押圧体34と、回転軸11aに回転自在に外嵌された回転体33と、回転押圧体34に押圧されて通路32を移動する移動体31とで構成されている。巻取体30は、回転体33に外嵌されて固定されている。回転押圧体34には孔が形成されており、この孔内に回転軸11aが嵌挿される。 回転押圧体34からは、前記孔の貫通方向と略直交する方向に溝形成部が延出しており、この溝形成部には、孔の貫通方向と略直交する方向に延びたスリットが形成されている。移動体31は、前記スリット内を摺動可能に配置されている。通路32は回転軸11aの回りに拡径部32aを備えた長円状に形成されている。移動体31は、回転押圧体34の周回位置に応じて前記スリット内を回転軸11aに対して近接・離間するように移動する。
移動体31及び回転体34が、図13に示すように下死点にいる状態から回転軸11aが矢印方向に回転すると、回転押圧体34が回転軸11aと一体となって回転し、移動体31が回転押圧体34に押圧されて通路32内を回転軸11aの回転方向に移動する。回転体33は、移動体31に押圧されて巻取体30と共に同方向に回転する。これにより、巻取体30にワイヤ37が巻き取られる。
図14に示すように、移動体31が通路32に設けられた拡径部32aまで回転すると、移動体31と回転体33との係合が解けて移動体31及び回転押圧体34が回転を継続する。これにより、移動体31による回転体33に対する押圧が解け、図15に示すように、回転体33が巻取体30と共に通路32内を逆方向に移動可能となる。これにより、巻取体30からワイヤ37が送り出される状態となる。この動作が、回転軸11aが1回転する度に繰り返される。
ピストン35は、ハウジング2a内の上端部に固定された固定部351と、固定部351に上下摺動可能に収容されたスライド部352とで構成されている。ピストン35は、ガス蓄圧部4を上下方向に貫通し、スライド部352の先端がピストンクミ5に着脱可能に固定されている。つまり、ピストンクミ5は、ガス蓄圧部4に外側から着脱可能に取り付けられている。スライド部352の内側には、ワイヤ37の先端部が固定部材36により固定されている。
次に、打込機1aでの動作について説明する。
図10に示す状態から、ハウジング2のトリガ13及びプッシュレバ14が操作されてモータ10が起動すると、図11に示すように巻取体30にワイヤ37が巻き取られてガス蓄圧部4を縮短させる。これにより、ピストンクミ5が上動され、ガス蓄圧部4内のガスが圧縮される。その後、巻取体30からワイヤ37が送り出される状態になると、図10に示すように、圧縮ガスの反発力によりピストンクミ5が下動され、ドライバブレード6により釘が打ち出される。
本実施形態でも、ピストンクミ5がガス蓄圧部4に外側から着脱可能に固定され、ドライバブレード6がピストンクミ5に固定されているので、ドライバブレード6の交換作業を容易に行える。また、比較的簡単なワイヤ37による吊上構造を用いることで低コストで製造可能となり、蛇腹部分を圧縮しないことでガス蓄圧部4の耐久性を向上させられる。また、ピストン摺動部がないため、シール部の摩耗やガス漏れの発生を防止できる。しかも、巻取機構の採用により、カム等の構造に対して比較的長いストロークでガス蓄圧部4を圧縮できる。
なお、巻き取り機構は、ガス蓄圧部4の中心を貫通して巻き取る構造としたが、第1の実施形態のように、ピストンに係止部を設けて、巻き上げても同様の効果を得ることが可能である。具体的には、図16に示すように、カム12がファイナルギア72の前側端面からピストンクミ5側に向けて突設される第一掛止部12aと第二掛止部12bとから構成され、カム12のほぼ1回転に伴い被係止部52bが係止部12bにより上動し、被係止部52aが係止部12aにより上動することによってピストンクミ5が上動する構成としてもよい。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
第1、第2の実施形態の打込機本体1ではガス蓄圧部4がベローズ41内に圧縮ガスを封入して構成されていたが、図17,図18に示すように、第3の実施形態の打込機1bでは、圧縮気体が封入されたシリンダ43と、シリンダ43内を進退するピストン44とでガス蓄圧部4aが構成されている。
なお、ギア群11及びカム12を用いてモータ10の動力をピストンクミ5に伝達している構造については、第1の実施形態の打込機1と同様のため、説明は省略する。
ガス蓄圧部4aは、シリンダ43と、ピストン44と、シリンダ43とピストン44とで形成されたガス蓄圧室55と、このガス蓄圧室55に充填されてピストン44を進出方向へ付勢する圧縮ガス(例えば、圧力が0.5〜10MPa有した圧縮窒素ガス)等を有する。
シリンダ43は、筒体部43aと、これの反対側に形成された閉塞壁60とで構成され、一端部分にロッド摺動孔48を有し、かつ他端側が閉塞壁60で閉塞されている。閉塞壁60の中心部には、シリンダ43の蓄圧室55と外部に連通するガス充填孔61が設けられ、このガス充填孔61にガス充填バルブ62が装着されている。シリンダ43の下端部の内周部には環状係合溝43bが形成され、この環状係合溝43bにストッパリング56が装着され、スリーブ49がストッパリング56を介してシリンダ43に内嵌されて固定されている。
シリンダ43の外周面の上部または下部には、環状係合溝43c,43dが形成されており、ガス蓄圧部4aを打込機本体1のハウジング2a内に取り付ける際は、ハウジング2aの固定リング部2e、固定リング部2fを環状係合溝それぞれ43b,43cに係合して、ガス蓄圧部4aを固定する。また、別な構造の場合は、シリンダ43の外周の下端面と、ハウジング2aに設けられたリング状の係合部2bとの間で固定されても良い。
ピストン44は、ロッド部44aとその上端のツバ部44bとを一体形成したもので、このピストン44の内部にはガス蓄圧室55の一部を形成する内腔部44cが形成されている。ピストン44はロッド摺動孔48内を上下に摺動自在に装着されており、ガス蓄圧室55に充填された圧縮ガスによりピストン44が最大限進出した場合では、ツバ部44bの環状の下面がスリーブ49の上面部49gとピストン44のツバ部44bの間に配設されたダンパー46で係止可能となっている。ピストン44が最大限上方に侵入した状態では、ツバ部44bの環状の上面が閉塞壁60のうえ下面近傍まで近接する。但し、ピストン44が最大限退入した状態で、ピストン44の下端部はシリンダ43の下端から適当長さだけ突出している。また、ロッド部44aの先端部とピストンクミ5は、緩装部5bで左右をガイドした構造として、ピストンクミ5に対してピストン44が、打撃の際に左右にずれ、摺動部の耐久性とシール性が低下することを防止している。
また、ピストン44は、ツバ部44bにガイドリングb装着溝44dが形成されており、このガイドリングb装着溝44dにガイドリングb68を有し、シリンダ43の内径との間で摺動性を向上している。また、ガイドリングb68により、ピストン44が上下に移動する際には、ロッド部44aと合わせて、上下の2か所でガイドされながら摺動可能としており、シリンダ43に対して、傾きにくい構造となっている。また、ツバ部44b近傍には、連通路69が開口しており、ピストンが上昇した際での、ガス蓄圧室55と、ロッド部44a外周となるガス蓄圧室55bが連通可能な構造としている。
ガス蓄圧室55は、シリンダ43の内部空間とピストン44の内腔部44c、ピストン44が上昇した際のロッド部44a外周となるガス蓄圧室55bが連通して構成され、ピストン44が上昇しガス蓄圧室55を圧縮した際に、内腔部44c、ガス蓄圧室55bをガス蓄圧室55の一部として有効活用するため、コンパクトながらもガス蓄圧室55の容積を大きく確保することができる。このガス蓄圧室55には、図示外の窒素ガスボンベなどのガス供給源からガスホースとガス充填バルブ62を介して、圧縮窒素ガス等の圧縮ガスがガス蓄圧室55内に充填され、この圧縮ガスによる付勢力がピストン44に作用し、ピストン44を下方に急激に移動する際のエネルギーとなる。
次に、シリンダ43とピストン44との間を閉塞してロッド摺動孔48を形成する金属製のスリーブ49について説明する。図19に示すように、スリーブ49はシリンダ43の一端部分に内嵌されて固定されたものである。スリーブ49の内周側にUパッキン45、バックアップリング54、ガイドリングa59、ダストシール53等によりロッド摺動孔48が形成されている。また、スリーブ49の内周側は、ダストシール装着溝49aと、ガイドリングa装着溝49bと、リング係止壁49cと、Uパッキン装着溝49dが形成されている。また、ダストシール装着溝49aは、スリーブ49の下段部の内周側に形成され、このダストシール装着溝49aには硬質の可撓性材料からなるダストシール53が装着されている。中段部の内周側には両端のリング係止壁49cにより形成されたガイドリング装着溝49bが形成され、このガイドリング装着溝49bには、ガイドリングa59が装着されている。さらに、このUパッキン装着溝49dにはバックアップリング54とUパッキン45とが装着されている。
また、スリーブ49の中段部の外周側には、シリンダ43に固定する為に、ストップリング55が係合される環状係合部49eが形成されている。シリンダ43の一端部分の先端部の環状係合溝43bにストップリング55を配設し、スリーブ49側の環状係合部49eをストップリング55に上方から係合させることで、スリーブ49をストップリング55を介してシリンダ43に固定してある。さらに、スリーブ49外周上段部にはシール部材装着溝49fが形成され、このシール部材装着溝49fには、例えばOリングからなるシール部材が装着されていて、スリーブ49外径とシリンダ43の内径をガス密にシール可能としている。スリーブ49の上面部49gには、ダンパー46を介して、ピストン44のツバ部44bが係止可能になっている。
なお、ピストンクミ5が下降し、ピストン44と、ピストンクミ5が衝撃的にピストンバンパ8に突き当たって停止し、ある程度ピストンバンパ8が撓んだ際に、さらにツバ部44bがバンパ46へ当接する位置に設定されている。
また、ピストンクミ5が下降し、ピストン44と、ピストンクミ5が衝撃的にピストンバンパ8に突き当たって停止し、ある程度ピストンバンパ8が撓んだ際に、ツバ部44bとスリーブ49の上面部49gとの間に隙間を設け、バンパ46が無い構造としても良い。
次に、ダストシール53はダストシール装着溝49aに配設され、ウレタン樹脂やNBRなどで硬質のもので構成される。このダストシール53はピストン44のロッド部44a外周面に付着した埃などを除去し、埃などがロッド部44aとロッド摺動孔48との摺動隙間から侵入するのを防止するものである。
Uパッキン45は、合成樹脂製のガイドリング59より柔軟性のあるゴム材料で構成され、Uパッキン装着溝49dに装着されてスリーブ49とピストン44のロッド部44a外周面の間をガス密にシールする。このUパッキン45の上端面のガス圧作用面部分がリップ状51aに形成され、圧縮ガスのガス圧が作用するとリップ部が広がり、ガス密にシールする。
バックアップリング54はUパッキン45よりも硬質の合成樹脂材料で構成され、リング状のワッシャ形状をなし、Uパッキン45の径方向厚さとほぼ同幅(同厚さ)でUパッキン45のガス圧作用面と反対側の反対側面に当接してUパッキン45が高圧により下方にはみ出すことを防止するようガス圧を受圧するUパッキン45を反対側で受け止めるように構成されている。
また、シリンダ43とピストン44の摺動性の向上のために、ロッド摺動孔7に装着されてピストン44のロッド部44aを案内する合成樹脂製のスリーブ状のガイドリングa59がスリーブ49のガイドリングa装着溝49bに配設されている。ガイドリングa59は、リング状で一体的、または一部がカットされて形成されたものであり、このガイドリングa59と、ガイドリングa装着溝49b及びロッド部44aとの間には、合成樹脂製のガイドリングa59の板厚部分の熱膨張による体積増加分を収容可能な隙間が設けられている。
尚、リング係止溝49bを生成する両端のリング係止壁49cが、ピストン44のロッド部44a外周面に接触しないように形成され、リング係止壁49cの内周面の直径は、ピストン44のロッド部44aの外径よりも所定長さ(例えば約0.2〜0.5mm)大きく設定されている。
なお、図20に示した変形実施例では、スリーブ49をシリンダ43に固定する際に、ストップリング55の代わりに、シリンダ43下端の内周部と、スリーブ49外周部の両側にそれぞれねじ部42e、ねじ部49hを形成しねじ込み固定し、ピストン44自体をストップリング55でスリーブ49に係止している。
ピストンクミ5は、断面略U字状の有底筒状体から構成され、下方に突設した固定部51には、釘打ち出し用のドライバブレード6が固定されており、ドライバガイド7、ブレードガイド26とノーズ24により形成された射出口21aによる案内手段で上下を摺動可能に配置され、ガス蓄圧部4aにより常時下方に付勢されている。ガス蓄圧部4aの下端部を覆うように底板部5cがガス蓄圧部4aに対して着脱可能に固定されている。つまり、ピストンクミ5は、ガス蓄圧部4に外側から着脱可能に取り付けられている。ピストンクミ5の側面には、第一被係止部52a,第二被係止部52bが上下方向に並んで設けられている。ピストンクミ5の下端面には、固定部51が突設されている。また、上方に筒状に伸びる断面略U字状のガイド部5aが、前記ハウジング2の筒状ガイド部3と摺動可能としており、上下摺動の際にハウジング2に対して傾くことを防止している。なお、図には記載しないが、筒状ガイド部3とガイド部5間に筒状の薄鋼板を設けることで摺動性と耐摩耗性を向上することも可能である。
なお、実施例では、ピストンクミ5と、釘を打ち出すドライバブレード6を一体に結合した構造としたが、ピストン44の下部に直接、固定部51を突設し、ドライバブレード6を固定することで、ドライバブレード6のみで交換可能にしても、同様の効果を奏する。
次に、打込機本体1bでの動作について説明する。
図17に示す状態から、ハウジング2のトリガ13及びプッシュレバ14が操作されてモータ10が起動すると、カム12がピストンクミ5を上動させる。これにより、図18に示すように、ピストン44が上動されてシリンダ43内のガスが圧縮される。
このガス蓄圧部4aにおいては、バックアップリング54が、Uパッキン45の径方向厚さと同幅としてUパッキン45のガス圧作用面と反対側の反対側面に当接してバックアップするので、圧縮ガスのガス圧がUパッキン45のガス圧作用面に作用しても、Uパッキン45の前記反対側面をバックアップ部20aで受け止めてバックアップする。このため、Uパッキン45がガイドリング20とスリーブ部材10との隙間に侵入して損傷を受けることがない。仮に、Uパッキン45の一部が、バックアップ部20aと圧入筒部12dとの間の隙間に侵入したとしても、バックアップ部20aの軸心方向の厚さは小さいため、その侵入長さは小さいからUパッキン45への悪影響は殆ど生じない。また、このガイドリング20は、カット部を有さずに一体的に形成されている為に、Uパッキン45がカット部に侵入して損傷を受けることが無い。
しかも、リング係止部11cは、ピストン部材4のロッド部4aの表面にメタル接触しないように形成されている。ガイドリング20のガイド部20bが、バックアップ部20aの内端部からUパッキン45と反対方向へ延びピストン部材4に外嵌されているため、この合成樹脂製のガイド部20bによりピストン部材4のロッド部4aが案内される。
このように、ピストン部材4がロッド摺動孔7でガイドされつつ昇降する時、ピストン部材4のロッド部4aの外周面には、合成樹脂製のUパッキン45、ガイドリング20、ダストシール17等が接触するだけであるため、ロッド部4aの表面のメッキ被膜が損傷することがない。それ故、Uパッキン45の耐久性が向上し、ガススプリング1の耐久性が向上する。しかも、バックアップ部20aとガイド部20bを一体的に形成して、従来のバックアップリングを省略したため、ガススプリング1の部品数を少なくし、少なくとも軸心方向小型化し、製作費を低減することができる。
その後、カム12によるピストンクミ5の上動が解かれると、図17に示すように、圧縮ガスの反発力によりピストンクミ5が下動され、ドライバブレード6により釘が打ち出される。
本実施形態でも、ピストンクミ5がガス蓄圧部4aに外側から着脱可能に固定され、ドライバブレード6がピストンクミ5に固定されているので、ドライバブレード6の交換作業を容易に行える。
なお、ピストンクミ5やガス蓄圧部4の形状は任意であり、上記各実施形態で構成には限定されない。例えば、ガス蓄圧部4は、蛇腹状に形成されていなくてもよい。また、ガス蓄圧部4の蛇腹状の縮経部に中間リングコイルバネが巻き付けられていなくてもよい。また、駆動手段の構成も任意であり、上記各実施形態で構成には限定されない。また、ドライバブレード6のピストンクミ5への固定方法は任意であり、上記実施形態での構成には限定されない。
なお、実施例では、ピストンクミを移動させてガス蓄圧部を圧縮する構造ととによりピストンクミ5を移動させてガス蓄圧部を圧縮する構造としても良い。
また、ピストン44のツバ部44bをバンパで受ける構造としたが、打込み時のストッパはピストンバンパ8でメインで受ける構造とし、ピストン44とダンパー46の間には隙間を設ける構造としても、前記と同様の効果を奏する。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。実施例1,2,3に図示のガススプリング1,1A,1Bのシリンダ本体やピストンの大きさ、形状、ストローク等は一例に過ぎず、適宜変更可能である。その他、当業者であれば、本発明明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能である。
1,1a 打込機本体
2 ハウジング
2a 本体収容部
2b 駆動部収容部
2c グリップ部
2d 受け部
2e 固定リング部
2f 固定リング部
2g 係合部
3 筒状ガイド部
4,4a ガス蓄圧部
41 ベローズ
42 中間リング
4c 密閉部材
4d 密閉部材
5 ピストンクミ
5a ガイド部
5b 緩装部
51 固定部
511 貫通孔
52a 第一被係止部
52b 第二被係止部
6 ドライバブレード
7 ドライバガイド
8 ピストンバンパ
9 マガジン
10 モータ(駆動手段)
10a 回転軸部
11 ギア群(駆動手段)
11a 回転軸(駆動手段)
11A ベルト機構(駆動手段)
12 カム(駆動手段)
12a 第一係止部(駆動手段)
12b 第二係止部(駆動手段)
13 トリガ
13A 起動スイッチ
14 プッシュレバ
14a 先端部(下端部)
14c 上端部
14e 案内竿
15 スイッチレバー
16 バッテリ
21 メインボディ
21a 射出口
21B 受部
21c 上部穿孔
23 サブボディ
24 ノーズ
24B アーム部
24C プッシュスイッチ
25A 支持軸部
25a 貫通孔
26 ブレードガイド
26a 給送路
26b 足受け部
26c 案内凸部
30 巻取体(駆動手段)
31 移動体(駆動手段,巻取機構)
32 通路(駆動手段,巻取機構)
32a 拡径部(駆動手段,遮断手段)
33 回転押圧体(駆動手段,巻取機構)
34 回転体(駆動手段,巻取機構)
35 ピストン(駆動手段)
351 固定部(駆動手段)
352 スライド部(駆動手段)
36 固定部材(駆動手段)
37 ワイヤ(駆動手段)
41A 出力ギア
43 シリンダ
43a 筒体部
43b 環状係合溝
43c,43d 環状係合溝
43e ねじ部
44 ピストン
44a ロッド部
44b ツバ部
44c 内腔部
44d ガイドリングb装着溝
45 Uパッキン
46 ダンパー
48 ロッド摺動孔
49 スリーブ
49a ダストシール装着溝
49b ガイドリングa装着溝
49c リング係止壁
49d Uパッキン装着溝
49e 環状係合部
49f シール部材装着溝
49g 上面部
49h ねじ部
53 ダストシール
54 バックアップリング
55 ガス蓄圧室
55b ガス蓄圧室
56 ストッパリング
59 ガイドリングa
60 閉塞壁
61 ガス充填孔
62 ガス充填バルブ
68 ガイドリングb
69 連通路
70 ノーズ部
71 遊星ギア機構
72 ファイナルギア
73 ギアホルダ
80 角度位置検出機構
82 電源制御部
83 マイクロスイッチ
84 検知スイッチ
91 第一ピン
91A 第一基部
91B 第一フランジ
92 第二ピン
93 第一ローラ
93a 第一孔
94 第二ローラ
95 射出部
96 スイッチプランジャ
97 プッシュレバスプリング
98 回動軸
99 枢支部
100 トリガアーム
100a 自由端部
100c 長穴
101 プランジャスプリング
102 止具

Claims (10)

  1. ハウジングと、
    電力供給部と、
    前記電力供給部によって駆動されるモータと、
    前記ハウジング内に設けられたシリンダと、
    前記シリンダに往復動可能に装着されたピストンと、
    前記ピストンの動きに連動し、一方向に止具を打ち込むドライバブレードと、
    圧縮ガスが封入され、前記シリンダと前記ピストンとを用いて形成された密閉空間となるガス蓄圧室と、
    前記モータによって前記ガス蓄圧室内の気体を圧縮した後この圧縮を解く駆動手段とを具備し、
    前記シリンダは、前記ガス蓄圧室と外部とを連通するガス充填孔を有し、前記ガス充填孔は、圧縮ガスを前記ハウジング外部から供給するガス充填バルブを設けたことを特徴とする打込機。
  2. 前記ガス充填孔は、前記ガス蓄圧室であって前記ピストンの摺動領域以外に設けられていることを特徴とする請求項1記載の打込機。
  3. 前記ガス充填バルブは、前記ハウジングの内部に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の打込機。
  4. 前記ハウジングは、前記一方向と交差する方向に延伸し、作業時に作業者によって把持されるグリップ部が設けられ、
    前記電力供給部は、前記グリップ部の前記ガス蓄圧室とは反対側の端部に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の打込機。
  5. 前記ハウジングは、前記グリップ部と前記電力供給部、或いはモータと前記電力供給部との間の領域に電源制御部を有したことを特徴とする請求項4に記載の打込機。
  6. 前記ガス充填バルブは、前記一方向において、前記グリップ部よりも他方の側に配置されたことを特徴とする請求項4または5に記載の打込機。
  7. 前記ガス充填バルブは、前記グリップ部に向かって設けられたことを特徴とする請求項6に記載の打込機。
  8. 前記ドライバブレードは、前記ピストンと着脱可能に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の打込機。
  9. 前記駆動手段は、前記モータによって前記ドライバブレードを駆動し、前記ガス蓄圧室を圧縮することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の打込機。
  10. 前記駆動手段は、前記モータによって駆動した回転位置を検出するマイクロスイッチを備えた角度位置検出機構を有することを特徴とする請求項9に記載の打込機。
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