JP2010029945A - 釘打機 - Google Patents

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Yukimichi Hoshino
享道 星野
Hironori Yamamoto
博紀 山本
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Max Co Ltd
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Abstract

【課題】短い釘を支持してその摺動を確実に案内することができるとともに、送り爪11の強度も十分に確保することができる。
【解決手段】釘打機本体の下部の釘打ち込み用ノーズ部1に釘送り通路2を介して連設されたマガジン内に渦巻き状に巻き回した連結釘3を収納し、上記連結釘3を釘送り通路2に設けられた釘送り部材10の往復動によって1本ずつ上記ノーズ部の射出口1に送り出す釘送り機構を備えた釘打機において、上記釘送り通路2に沿って連結釘3の送りガイド15を摺動自在に設け、この送りガイド15を上記釘送り部材10に連結した。
【選択図】図1

Description

本発明は、連結釘を収納したマガジンから連結釘を引き出し、釘送り通路から釘打機の釘打ち込み用ノーズ部に送り出す釘送り機構を備えた釘打機に関する。
一般に、釘打機は、エアチャンバ内の高圧エアをメインバルブの作動によって打撃シリンダの上端に対して開閉し、打撃シリンダに供給された高圧エアによって内部に収容された打撃ピストンを駆動し、打撃ピストンに一体的に結合したドライバ、ドライバビット等の打撃手段により、マガジンから釘打機本体の下部に設けられた打ち込み用ノーズ部に供給された一般釘、打ち込みネジ等の釘を打撃して打ち込むように構成されている。
ノーズ部の射出口とマガジンとの間には釘送り通路が設けられ、マガジンに装填された連結釘は引き出されて釘送り通路から射出口に送られるようになっており、釘の送りは、釘送り通路に設けられた釘送り部材によって行われる。釘送り部材には釘軸部に係合するための送り爪が突出形成されている。釘送り部材は釘送り通路に並んだ連結釘の裏側に配置され、釘送り方向に沿って往復動可能に設けられ、送り爪は往動時に連結釘の釘軸部に係合して釘1本分だけ送り出し、復動時には連結釘を回避しながら後退移動して再び後位の釘軸部に係合するという動作を繰り返すように構成されている(特許文献1参照)。
ところで、釘送り通路には、釘送り部材が摺動するために必要な開口部が形成されている。したがって、釘送り通路に連結釘を並べたとき、釘軸部を支持するものがないと連結釘は傾いて開口部に落ち込み、送り不良が生じることがある。そのため、開口部には釘送り方向に沿って釘軸部に係合してその摺動を案内するガイド部材が設けられている。ガイド部材は釘送り部材が往復動する際、釘送り部材に形成された送り爪に干渉するから、送り爪を切欠き、切欠き部を通るように設けられている。
特許第2836512号公報
しかしながら、軸長が15mm程度の非常に短い釘の摺動を案内するガイド部材を設ける場合、ガイド部材を通すために送り爪に形成する切欠きは、送り爪の上端の直下部に形成する必要がある。そうすると、この切欠きの上の送り爪は薄くなってしまうので、強度不足になるという問題がある。
本発明は上記問題点を解消し、短い釘を支持してその摺動を確実に案内することができるとともに、送り爪の強度も十分に確保することができる釘送り機構を備えた釘打機を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、釘打機本体の下部のノーズ部に設けられた釘送り通路と、該釘送り通路に整列された連結釘を上記釘送り通路に設けられた釘送り部材の往復動によって上記ノーズ部の射出口に送り出す釘送り機構とを備えた釘打機において、上記釘送り部材の上記釘送り通路方向における上記ノーズ部射出口と反対側に上記連結釘の送りガイドを連結するとともに、上記送りガイドの一端を上記釘送り部材の基部に回動自在に連結するとともに、上記送りガイドの他端を上記釘送り通路に形成したガイド部に沿って摺動自在に取付けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記送りガイドには、釘送り通路の釘頭部に係合する頭部案内部と、釘軸部に係合可能な軸部案内部とを形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、上記釘送り部材の上記ノーズと反対側に上記連結釘の送りガイドを連結するとともに、この送りガイドを上記釘送り通路に沿って摺動自在に設けたから、釘送り部材が摺動するために必要な開口部には送りガイドが配置されているので、軸長が短い釘の連結釘であっても釘軸部が開口部に傾くことがない。
また、送りガイドは釘送り部材と連動するので、釘送り部材が摺動するときに送りガイドが干渉することはない。また、送りガイドは釘送り通路に沿って連結釘を支持するから、連結釘は開口部に向かって傾くことがなく、常に連結釘を正しい姿勢に保持して確実に案内することができる。
しかも、送り爪に切欠きを形成する必要がないから、送り爪の強度は損なわれず、十分にその強度を確保することができる。
さらに、送りガイドの一端を釘送り部材の基部に回動自在に連結するとともに、上記送りガイドの他端を釘送り通路に形成したガイド部に沿って摺動自在に取付けたから、釘送り部材が釘送り作動した後に釘送り通路に並んでいる連結釘との干渉を回避するために回動するが、送りガイドの摺動にはなんら障害にならないとともに、送りガイドの円滑な摺動も確保することができる。
請求項2に係る発明によれば、送りガイドには、釘送り通路の釘頭部に係合する頭部案内部と、釘軸部に係合可能な軸部案内部とを形成したから、釘送り通路内の連結釘は正しい姿勢に保持され、釘送りを円滑かつ確実に保持することができる。
図1は釘打機の下部に設けられたノーズ部の斜視図、図2はその正面図、図3は図2のX−X線上の断面図であり、図4は図2のY−Y線上の断面図である。ノーズ部には、射出口1や釘送り通路2等が形成されている。射出口1は釘打機本体(図示せず)の打撃機構の作動によって駆動されたドライバを摺動自在に収容するとともに、釘送り通路2に対して開口している。釘送り通路2は連結釘3を収納するマガジン(図示せず)と射出口1との間に設けられ、マガジンから連結釘3を引き出して射出口1に送るための通路である。
釘送り通路2には釘送り機構が設けられている。これは、図4に示されるように、エアシリンダ4内に送りピストン5を摺動自在に収納し、送りピストン5に一体に結合した送りロッド6をエアシリンダ4から突出して設け、送りピストン5を圧縮バネ7によって常時釘の送り側に前進するように付勢するとともに、エアシリンダ4の端部に形成された供給口8から圧縮エアを供給して送りピストン5を後退移動させるものである。したがって、送りピストン5は、圧縮エアの供給を遮断してエアシリンダ4内の圧縮エアを排出させれば、圧縮バネ7により前進して送り作動し、エアシリンダ4に圧縮エアを供給すれば、後退して送り準備作動を行う。このようにして送りロッド6は釘1本を送る分だけ往復動する。
送りロッド6の先端には釘送り部材10が連結されている。釘送り部材10には2本の送り爪11が形成され、釘送り通路2に突出している。また、釘送り部材10の基部は支軸12によって送りロッド6の先端部に連結されている。なお、送りロッド6と釘送り部材10との間には圧縮バネ13が配置されている。これにより、釘送り部材10は支軸12を中心に釘送り通路2から退避するように回動可能となっているとともに、圧縮バネ13により送り爪11が釘送り通路2に突出するように付勢されている。
上記釘送り機構によれば、連結釘3を釘送り通路2に設けられた釘送り部材10の往復動によって釘を1本ずつ上記ノーズ部の射出口1に送り出す。
なお、上述のように、釘送り部材10は釘送り通路2上を摺動するように構成されているので、釘送り通路2において釘送り部材10が摺動する範囲には開口部14が形成されている。
次に、図1〜図7に示されるように、釘送り部材10の後部には送りガイド15が連結されている。送りガイド15は、釘送り部材10が釘送り側の端部に移動したときに釘送り通路2の開口部14上に配置されるように設けられ、図3に示されるように、細長板状のガイド本体15aの一端から連結部15bを直角に形成した部材で、ガイド本体15aの表面には上下2つの突条18、19(図1等参照)が形成されている。ガイド本体15aの他端17は傾斜部として形成されている。連結部15bは釘送り部材10の後部に形成された切欠き部20に嵌め込まれ、連結部15bの先端は上記送りロッド6を連結するのと同じ支軸12を介して釘送り部材10の基部に回動自在に連結されている。また、図7に示されるように、送りガイド15の傾斜部17の上下端には係合突部21、22が形成されている。これに対し、釘送り通路2と平行に形成された壁面23から釘送り通路2側に突出した2つの突縁部24,25の相対する面にガイド溝26、27が形成されている。送りガイド15の係合突部21、22はガイド溝26、27に摺動自在に係合している。
連結釘3は渦巻き状に巻き回された状態でマガジン内に収容され、釘打ち込み時には先端から順に引き出され、釘送り通路2に整列され、さらにノーズ部の射出口1に送られる。連結釘3としては、例えば図5及び図7に示されるような、釘軸部28に合成樹脂製の打ち込み案内用筒部29が嵌挿され、その上下には合成樹脂製の連結帯30を取付けたものを使用すればよい。上記連結釘3の釘の軸長は15〜20mm程度の非常に短いものとなっている。
そして、送りガイド15のどの部分が連結釘3のどの部分に係合して案内するかは図に示したとおりで、次のようになっている。
送りガイドの上部16a:釘頭部31の案内部
上部突条18:首下部32の案内部
下部突条19:釘軸部28の下部側案内部
中間部16b:案内用筒部29の案内部
傾斜部17:連結釘3の釘送り通路2への案内部
次に、上記構成の釘送り機構の作動について説明すると、エアシリンダ4が作動することにより、送りロッド6とともに釘送り部材10が前進して先頭釘を釘1本分だけ射出口1に向けて送り出す。射出口1に送られた先頭釘は釘打機本体の打撃機構の作動によって駆動されたドライバによってノーズ部の先端から被打ち込み材に打ち込まれる。釘打ち込み終了後にエアシリンダ4が作動し、送りロッド6とともに釘送り部材10が後退移動する。このとき、送り爪11が次位の釘に係合するが、連結釘3は図示しない逆止爪により後退移動できないようになっているから、釘送り部材10は圧縮バネ13に抗して支軸12を中心に釘送り通路2から退避するように回動し、連結釘3の背面側を後退移動する。このとき、送りガイド15の後端の傾斜部17が連結釘3を釘送り通路2側に案内する。そして、釘送り部材10が釘1本分だけ後退して停止すると、送り爪11が圧縮バネ13により送り爪11が釘送り通路2に突出して次位の釘とその次の釘との間に入り込んで次段の釘送りが準備される。
ところで、釘送り部材10が後退移動するときは送りガイド15も後退移動する。後退時に釘送り部材10が支軸12を中心に回動する場合、支軸12の位置は前進時と変わらないから、後退移動するときも送りガイド15は釘送り通路2に平行に移動する。このように、送りガイド15は前進後退時に同じ軌跡上を移動することになるから、その上部16aは釘頭部31、上部突条18は釘軸部28の上端の首下部32、中間部16bは案内用筒部29を、そして下部突条19は釘軸部28の下部側をそれぞれ係合して案内するから連結釘3を正しい姿勢に安定に保持することができる。また、送りガイド15はノーズ部に形成された釘送り部材10移動用の開口部14に設けられているので、連結釘3が開口部14側に倒れこむのを確実に防止して常に連結釘3を正しい姿勢に保持し、釘送りを円滑に行うことができる。
上述の釘送り機構によれば、釘送り通路2に沿って連結釘3の送りガイド15を摺動自在に設け、この送りガイド15を上記釘送り部材10に連結したから、送りガイド15は釘送り部材10と連動するので、釘送り部材10が摺動するときに送りガイド15が干渉することはない。
また、釘送り部材10が摺動するために必要な開口部14には送りガイド15が配置されているので、軸長が短い釘の連結釘3であっても釘軸部が開口部14に傾くことがない。
さらに、送りガイド15は釘送り部材10に連結され、送り爪11に切欠きを形成する必要がないから、送り爪11の強度は損なわれず、十分にその強度を確保することができる。
また、送りガイド15の一端を釘送り部材10の基部に回動自在に連結するとともに、上記送りガイド15の他端を釘送り通路2に形成したガイド部に沿って摺動自在に取付けたから、釘送り部材10が釘送り作動した後に釘送り通路2に並んでいる連結釘3に係合して回動するが、送りガイド15はこの回動になんら障害にならないとともに、送りガイド15の円滑な摺動も確保することができる。
本発明に係るノーズの斜視図 上記ノーズの正面図 図2のX−X線上の断面図 図2のY−Y線上の断面図 上記ノーズに連結釘が整列した状態の正面図 図5のZ−Z線上の断面図 上記ノーズの側面図
符号の説明
1 射出口
2 釘送り通路
3 連結釘
10 釘送り部材
11 送り爪
15 送りガイド

Claims (2)

  1. 釘打機本体の下部のノーズ部に設けられた釘送り通路と、該釘送り通路に整列された連結釘を上記釘送り通路に設けられた釘送り部材の往復動によって上記ノーズ部の射出口に送り出す釘送り機構とを備えた釘打機において、
    上記釘送り部材の上記釘送り通路方向における上記ノーズ部射出口と反対側に上記連結釘の送りガイドを連結するとともに、上記送りガイドの一端を上記釘送り部材の基部に回動自在に連結するとともに、上記送りガイドの他端を上記釘送り通路に形成したガイド部に沿って摺動自在に取付けた
    ことを特徴とする釘打機。
  2. 上記送りガイドには、釘送り通路の釘頭部に係合する頭部案内部と、釘軸部に係合可能な軸部案内部とを形成したことを特徴とする、請求項1に記載の釘打機。
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