JP3536720B2 - 釘打機における連結釘の送り機構 - Google Patents

釘打機における連結釘の送り機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釘打機において連結
釘を収納するマガジンと連結釘の先頭釘を打ち出すノー
ズ部との間の間隔を短縮する連結釘の送り機構に関す
る。
【0002】
【従来技術】一般に、釘打機は連結釘を収納したマガジ
ンと、打撃用ドライバを摺動自在に収容するノーズ部
と、マガジン内の連結釘を送り通路に沿ってノーズ部に
送り出す送り機構とを備え、送り機構によってマガジン
内の連結釘の先頭釘をノーズ部に供給した後、打撃用ド
ライバを駆動してノーズ部内の先頭釘を被打込み材に向
けて打ち出すものである。そして、図6に示されるよう
に、上記送り通路20に沿って送りピストン・シリンダ
装置21が配置され、送りピストン21aとともにその
先端に回動自在に取り付けられた送り爪22を往復動さ
せることにより送り通路内の連結釘23をノーズ部24
に送り込むように構成されている。
【0003】ところで、釘打機は全体がコンパクトの方
が使い回しが楽であり、狭い場所での釘打ち込み作業も
可能となるため、より一層の小型化が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにマガジンとノーズ部との間に送り通路20と送り
ピストンシリンダ装置21とが平行して配置されている
構成であったから、マガジン25とノーズ部24との間
の間隔は固定されていた。また、マガジン25を小さく
すると、必然的に連結釘も短くせざるを得ないから、多
数の釘の打ち込み作業を連続的に行なうことは難しくな
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて成立したもの
で、マガジンとノーズ部との間の間隔を短くすることに
よってコンパクト化を図ることができる釘打機を提供す
ることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機における連結釘の送り機構は、
連結釘を収納した円筒状のマガジンと、マガジン内の連
結釘の先頭釘を打ち出すノーズ部と、マガジンとノーズ
部との間にマガジンの直径方向に真直状に配置された連
結釘の送り通路と、上記マガジン内の連結釘を送り通路
に沿ってノーズ部に送り出す送り機構とを備えた釘打機
における連結釘の送り機構において、上記送り機構を送
りピストン・シリンダ装置と送りピストンの先端に設け
られた送り爪とから構成し、上記送りピストン・シリン
ダ装置を、送りピストンの中心線が送り通路の中心線と
角度をなすように上記送り通路に対して斜めに配置する
とともに、上記送り爪を上記送り通路と平行に摺動する
スライド部材の先端に回動自在に取り付け、スライド部
材にはスライド部材の長手方向に対して傾斜する突片を
形成し、送りピストンの先端の軸を、上記突片に形成さ
れた案内長孔に沿って移動するように係合させ、上記送
り爪を上記送りピストンに対し、上記送り通路に沿って
往復動させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は釘打機の側面図、図2はそ
の平面図を示す。同図において符号1は釘打機のボデ
ィ、2はグリップ、3はマガジン、4は筒状のノーズ部
を示す。
【0008】ボディ1には打撃機構(図示せず)が配置
され、棒状の打撃用ドライバaはノーズ部4を摺動する
ように配置されている。そして、図3に示されるよう
に、マガジン3内にコイル状に装填された連結釘5の先
頭釘5aをノーズ部4に供給した後、グリップ2の内部
を通ってボディ1に形成されたエアチャンバ(図示せ
ず)の圧縮空気によって打撃機構を作動させて打撃用ド
ライバaを駆動し、このドライバaでノーズ部4内の先
頭釘5aを打撃して被打込み材に向けて打ち出すもので
ある。
【0009】ところで、マガジン3内の連結釘5は送り
通路6に沿って送り機構によりノーズ部4に供給され
る。送り通路6はマガジン3とノーズ部4との間に設け
られている。また、送り機構は送りピストン・シリンダ
装置7とその前部に設けられた送り爪8とから構成され
ている。
【0010】送りピストン・シリンダ装置7は、送りシ
リンダ7a内に送りピストン7bを摺動自在に収容する
とともに、送りピストン7bをバネ9によって常時前方
(ノーズ部4側)に付勢し、送りシリンダ7a内に圧縮
空気を供給することによって上記バネ9に抗して送りピ
ストン7bを後退移動させるもので、送りシリンダ7a
は送り通路6の外側に固定された支持体18に一体的に
形成されている。
【0011】上記送りピストン・送りシリンダ装置7は
上記送り通路6に対して斜めに配置されている。そし
て、上記送りシリンダ7aと送り通路6との間には送り
通路6と平行にガイドロッド10が配置され、このガイ
ドロッド10には図3、図4に示すスライド部材11が
摺動自在に配置され、バネ12によって常時前方に付勢
されている。このスライド部材11の前部には傾斜した
突片13が形成され、突片13には案内長孔14が形成
されている。案内長孔14には上記送りピストン7bの
先端に固定された軸15が係合している。また、上記ス
ライド部材11の前端には軸ピン16が固定され、この
軸ピン16には送り爪8が回動自在に連結されている。
軸ピン16は図4に示されるように、上記支持体18に
送り通路6と平行に形成された屈曲側壁19に係合する
ように配置されている。送り爪8は上記送りピストン7
bに対し、上記送り通路6に沿って往復動するように連
結されるとともに、バネ17によって常時送り通路6側
に付勢されている。
【0012】なお、上記スライド部材11の突片13に
形成された案内長孔14の中心線Pが送り通路6の中心
線と成す角度αは、送りピストン7bの中心線Qが送り
通路6の中心線と成す角度βよりも大きくなるように形
成される。したがって、後述のように送りピストン7b
の移動によりスライド部材11を移動させる際、スライ
ド部材11が所定のストローク(釘1本を送る分の距
離)だけ移動するためには、送りピストン7bの移動量
はそれよりも大きくなる。また、上記バネ9のバネ力は
バネ9バネ力よりも小さく設定され、補助的に作用する
ものであって、場合によってはバネ12を使用せず、バ
ネ9のバネ力のみによってスライド部材11を作動させ
ることも可能である。
【0013】上記構成において、先頭釘5aを打ち出し
た後の送り機構の作動態様について説明すると、まず送
りシリンダ7aに圧縮空気を供給する。これにより、図
5のようにバネ9のバネ力に抗して送りピストン7bが
後退する。このとき、送りピストン7bの先端の軸15
はスライド部材11の案内長孔14に沿って移動する
が、角度αは角度βよりも大きいので、同時にスライド
部材11もバネ12のバネ力に抗してガイドロッド10
に沿って送り通路6に沿って平行に後退する。このた
め、送り爪8は軸ピン16を中心にバネ17に抗して回
動しながら先頭から2番目の釘5bのところまで後退す
る。その後、上記圧縮空気を排気すると、送りピストン
7bはバネ9のバネ力によって前進する。これに伴い、
スライド部材11もバネ12のバネ力によって送り通路
6に沿って平行に前進する。このとき、送り爪8は先頭
から2番目の釘5bに係合して連結釘5を釘1本分だけ
送り出し、次の先頭釘5aをノーズ部4に供給する。な
お、スライド部材11が移動する際、軸ピン16は上記
屈曲側壁19に係合するように配置されているから、ス
ライド部材11の移動が円滑に行なわれ、送り爪8のス
イングの中心が安定する。
【0014】上述のように、送りピストン・シリンダ装
置7を送り通路6に対して斜めに配置する構成としたか
ら、図6に示した従来の送り機構における送り通路L1
に比べて送り通路6の長さL2を短くしてマガジン3と
ノーズ部4との間の間隔を短縮し、従来の釘打機よりも
コンパクトにするとともに、取り扱い易く、作業性のよ
い釘打機を得ることができる。
【0015】また、送りピストン7bと送り爪8との間
には送り通路6に沿って摺動するスライド部材11を配
置し、このスライド部材11によって送りピストン7b
の作動方向を送り通路6に沿う方向に変換したので、送
り爪8が移動する際に送り通路6から離れたり近づいた
りすることがなく、釘の送りを安定して行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機の側面図
【図2】上記釘打機の底面図
【図3】図1のXーX線上の要部の断面図
【図4】図3のYーY線上の断面図
【図5】連結釘の送り機構の作動態様説明図
【図6】従来の送り機構の要部の横断面図
【符号の説明】
3 マガジン 4 ノーズ部 5 連結釘 6 送り通路 7 送りピストン・シリンダ装置 8 送り爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−250986(JP,A) 実開 昭60−138664(JP,U) 実開 平2−23967(JP,U) 実開 平4−5381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25C 1/00 - 13/00 B27F 7/13

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結釘を収納した円筒状のマガジンと、
    マガジン内の連結釘の先頭釘を打ち出すノーズ部と、マ
    ガジンとノーズ部との間にマガジンの直径方向に真直状
    に配置された連結釘の送り通路と、上記マガジン内の連
    結釘を送り通路に沿ってノーズ部に送り出す送り機構と
    を備えた釘打機における連結釘の送り機構において、 上記送り機構を送りピストン・シリンダ装置と送りピス
    トンの先端に設けられた送り爪とから構成し、上記送り
    ピストン・シリンダ装置を、送りピストンの中心線が送
    り通路の中心線と角度をなすように上記送り通路に対し
    て斜めに配置するとともに、上記送り爪を上記送り通路
    と平行に摺動するスライド部材の先端に回動自在に取り
    付け、スライド部材にはスライド部材の長手方向に対し
    て傾斜する突片を形成し、送りピストンの先端の軸を、
    上記突片に形成された案内長孔に沿って移動するように
    係合させ、上記送り爪を上記送りピストンに対し、上記
    送り通路に沿って往復動させることを特徴とする釘打機
    における連結釘の送り機構。
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