JPH10113883A - 完全サイクル弁をもつファスナー駆動装置 - Google Patents

完全サイクル弁をもつファスナー駆動装置

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JPH10113883A
JPH10113883A JP9127250A JP12725097A JPH10113883A JP H10113883 A JPH10113883 A JP H10113883A JP 9127250 A JP9127250 A JP 9127250A JP 12725097 A JP12725097 A JP 12725097A JP H10113883 A JPH10113883 A JP H10113883A
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housing
pressure
passage
piston
actuator
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JP9127250A
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Brian M White
エム.ホワイト ブライアン
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Stanley Bostich Inc
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Stanley Bostich Inc
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder
    • B25C1/042Main valve and main cylinder
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder
    • B25C1/043Trigger valve and trigger mechanism

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き金を引いたまま、ファスナー駆動の完全
な1サイクルを完了させるファスナー駆動装置で、騒音
低く、コスト安く、組立て容易な装置を提供する。 【解決手段】 空気作動ファスナー駆動装置は、パイロ
ット圧力により操作され、加圧空気をピストン室に供給
し、ピストン・ファスナー駆動要素の駆動を開始させる
主弁を有する。第1通路構造がパイロット圧力室と排気
口との間に置かれている。2次弁部材が第1通路構造に
搭載され、その開位置において、パイロット圧力室を排
気口に連通させ、閉位置において、連通を阻止してい
る。第2通路構造がピストン室を第2弁部材と排気口と
に連通させている。引き金部材を引くと、パイロット圧
力室内の圧力が低下し、主弁を開かせ、ファスナー駆動
ストロークを開始させる。ピストン上圧力が2次弁部材
に作用し、その閉位置へ動かし、パイロット圧力室と排
気口との連通を阻止し、主弁を閉位置へ動かす。かく
て、引き金部材を引いたまま、完全な1サイクルが実行
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファスナー駆動装置
に関し、特に、引き金を作動状態にしたまま1回の完全
な作動サイクルを完了させ得る主弁と2次弁部材とを有
する空気作動ファスナー駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の引き金発射ファスナー駆動装置ま
たは工具は一般に、引き金を閉位置から開位置へと作動
させることに応じて、加圧空気をピストン室と連通さ
せ、ピストン・ファスナー駆動要素を動かし、ファスナ
ーの駆動ストロークを開始させるようになったパイロッ
ト圧力作動主弁を有している。引き金を緩めると、ファ
スナー駆動要素の復帰ストロークが始まる。このタイプ
の装置では、操作者は、ファスナーを駆動するため必要
以上に長く引き金を作動させ、ピストン上の空気圧を増
加させることになろう。この圧力はライン圧力に達しよ
う。かくて、ピストン上の高い圧力は、ピストンの復帰
ストロークの間に排出されねばならず、騒音を起こし勝
ちである。さらに、これら引き金発射工具においては、
高い圧力を排出しなければならぬため、空気消費量が大
きい。加えて、高い圧力が不必要にピストンに加えら
れ、ピストンが駆動ストロークの最後において装置内の
緩衝材に衝突し、緩衝材の寿命を減少させる。
【0003】引き金発射工具においては、操作者が引き
金を必要以上に長く作動させると、駆動要素が暴露さ
れ、又は工具の鼻部から延びたまま残ってしまう。操作
者が位置を変わるとき、ファスナー駆動要素の先端が損
傷、又は破壊されることもある。さらに、工具が家具用
であると、ファスナー駆動要素の暴露された先端が家具
に当たり、織物を損傷することもある。
【0004】ファスナー駆動工具が、引き金を作動させ
たまま、工具の1回の完全サイクルが完了されるように
開発されている。かくて、ピストン上の空気圧は比較的
低く、ライン圧力よりも低くなる。これは騒音を減少さ
せ、緩衝材の寿命を延ばす。さらに、ファスナー駆動要
素は非常に短い時間、鼻部から暴露されるだけであるか
ら、上述の問題が解消される。費用対効果が良く、組立
て容易な、改良された弁構造をもつ完全サイクルタイプ
のファスナー駆動工具を提供することが常に求められて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述し
た要求を満たすことである。本発明の原理に従えば、本
目的は、シリンダを収容し、ファスナー駆動トラックを
画定するハウジング組立体を有する空気作動ファスナー
駆動装置により達成される。駆動ピストンは摺動可能に
密封状態で、駆動ストロークと復帰ストロークとを含む
作動サイクルを実行するように、シリンダ内に置かれて
いる。ファスナー駆動要素はピストンに作動連結され、
ピストンの駆動ストロークと復帰ストロークに応じて、
自身の駆動ストローク、復帰ストロークを実行するよう
に、ファスナー駆動トラック内に置かれている。
【0006】ファスナーマガジン組立体は、ハウジング
組立体に担持され、次々のファスナーを横方向に駆動ト
ラック内へと供給し、そこからファスナーはファスナー
駆動要素により駆動される。ピストン室がシリンダの一
端に画定され、駆動ピストンと接している。空気圧貯蔵
室がピストン室と連通している。ハウジング組立体内に
画定された排気通路が、該通路が開位置にあるとき、ピ
ストン室を大気に連通させている。パイロット圧力作動
主弁が、ノーマル閉位置から開位置へと動き、排気通路
を閉じ、加圧空気を空気圧貯蔵室からピストン室に供給
し、ピストンとファスナー駆動要素との駆動ストローク
を開始させる。主弁は、ハウジング組立体の一部と共に
パイロット圧力室を画定する第1圧力反応面と、第1圧
力反応面と反対側にあり、加圧空気に曝される第2圧力
反応面とを有している。供給穴が空気圧貯蔵室をパイロ
ット圧力室に連通させている。
【0007】パイロット圧力室内の圧力を制御するため
に、アクチュエータが排気口に対して移動可能に搭載さ
れている。アクチュエータは、(1)空気圧貯蔵室内の
圧力をパイロット圧力室に連通させ、パイロット圧力が
維持されるように排気口を閉じている非作動位置に通常
置かれており、(2)手動操作に応じて、排気口を開
き、パイロット圧力室内パイロット圧力を、排気口を通
り大気圧へ排出させる作動位置へと移動可能である。引
き金部材がハウジング組立体に取り付けられており、ア
クチュエータを作動位置に動かすため、ノーマル非作動
位置から作動位置へと手動で動かされる。
【0008】第1通路構造が、パイロット圧力室と排気
口との間に設けられている。また2次弁部材が設けら
れ、第2通路構造がピストン室を2次弁部材に連通させ
ている。第2通路構造は、排気通路が開状態にあるとき
排気通路と連通している。2次弁部材は第1通路構造に
搭載され、第1通路構造と連通する加圧空気により偏倚
され、パイロット圧力室と排気口との間を連通させてい
る開位置と、第2通路構造を通り、ピストン室内の駆動
ピストン上の空気圧により偏倚され、パイロット圧力室
と排気口との間の連通を阻止している閉位置との間を運
動可能になっている。
【0009】装置の作動サイクルは、引き金部材を作動
位置に動かすことにより開始されるが、その際、アクチ
ュエータを作動位置に動かし、パイロット圧力室のパイ
ロット圧力を排気口を通って排出し、主弁を開位置に動
かし、ファスナー駆動ストロークを開始させる。ピスト
ン室と第2通路構造内の内部の駆動ピストン上の空気圧
が、2次弁部材と連通し、2次弁部材を閉位置に動か
し、パイロット圧力室と排気口との間の連通を阻止し、
主弁を閉位置に動かし、引き金部材を作動位置に放置し
たまま、作動サイクルを完了させる。2次弁部材は、引
き金部材がノーマル非作動位置に復帰したとき開位置に
復帰するように構成、配置されている。
【0010】本発明の他の目的は、上述したタイプのフ
ァスナー駆動装置にして、構造が簡単、操作が効果的、
製造、維持が経済的な装置を提供することである。本発
明の以上および他の目的は、以下の説明と添付の特許請
求の範囲とから明白になろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、例示的実施例を示す付
図を参照して良く理解されよう。図面を詳しく参照すれ
ば、空気作動ファスナー駆動装置は図1に全体的に10
として示され、本発明の原理を具体化したものである。
装置10は、円筒形ハウジング部13と、円筒形ハウジ
ング部13から横方向に延びるフレームハウジング部1
5とを備えた全体的に12で示された通常のハウジング
組立体を有する。中空状の把手部14がフレームハウジ
ング部15内に画定され、フレームハウジング部は空気
圧源から来る加圧空気のための貯蔵室16を構成してい
る。ハウジング組立体12はさらに、ファスナー駆動ト
ラック18を画定する通常の鼻部を有し、該ファスナー
駆動トラックは、従来の構造及び操作のマガジン組立体
20内に収容されたファスナーの包装から来る先行ファ
スナーを横方向に受入れるようになっている。
【0012】円筒形ハウジング部13内に、通路24を
通して貯蔵室16に連通するシリンダ22がある。シリ
ンダ22内にピストン26がある。ファスナー駆動要素
28がピストンにより担持され、駆動トラック内に摺動
可能に置かれ、ピストン・シリンダユニットにより動か
され、ファスナー駆動要素28が駆動トラック内でファ
スナーと係合し、該ファスナーを長手方向外側へ製品内
へと動かす駆動ストロークと、元位置に復帰する復帰ス
トロークとを含む1サイクル作動が実行される。ハウジ
ング組立体12内に、ピストンの復帰ストロークを実施
するための手段が設けられる。かかる手段としては、例
えば、米国特許3,708,096号に開示されたよう
な従来型のプレナム室復帰システムの形態があろう。
【0013】前記した作動の1サイクルを実行するため
に、全体として30として示した制御弁構造が本発明に
従って構成される。制御弁構造30は、図示の実施例に
おいて、ピン結合具34によりフレーム部15に取り外
し可能に結合された引き金ハウジング32と、好ましく
はねじ38形態の固定具により引き金ハウジング32に
固定された弁ハウジング36とを含むハウジングユニッ
トを有している。ハウジング32、36はプラスチック
材料から作られることが好ましい。O−リング40、4
2が弁ハウジング36をハウジング組立体12のフレー
ム部内に密封している。
【0014】図1を詳しく参照し、例示の実施例におい
て、制御弁構造30は、弁ハウジング36に搭載され、
シリンダ22の一端46と貯蔵室16との間の通路24
に関連する主弁44を含んでいる。主弁44は、通路2
4を開閉する開閉位置の間を動き、第1環状圧力反応面
50と、反対側の第2環状圧力反応面52とを有する。
主弁44が閉じられたとき、面52の一部53が環状ハ
ウジング座54を越えて延び、貯蔵室16内の貯蔵圧力
に曝される。面50に作用する貯蔵室圧力と共に、コイ
ルスプリング56形状のスプリング構造が、主弁44を
閉位置に偏倚する。かくて、スプリング56の力と面5
0に作用する圧力による力との和が、反対側の面52の
部分53に作用する圧力による力よりも大きく、その結
果、主弁44が閉位置に保持される。スプリング56は
排気密封材58と主弁44の面との間に置かれる。排気
密封材58は弁ハウジング36に固定され、主弁が完全
開位置にあるとき、その環状上面60が主弁44の内面
に接触し、排気通路62を閉じている。排気通路62は
排気口64を通り大気に通じている。
【0015】ウレタン密封材66が主弁44の上端に取
り付けられ、主弁が閉じたときの適切な密封を保証して
いる。かくて、主弁44が閉位置にあるとき、主弁の面
52従って密封部材66がハウジング組立体12の座5
4と密封係合している。O−リング密封材70(図3)
が主弁44を弁ハウジング36内に密封するため設けら
れている。
【0016】全体として72で示された通路が、主弁4
4と排気密封材58とを通り画定されている。通路72
は弁ハウジング36の通路74、引き金ハウジング32
の通路76、排気密封材58の通路75、主弁44の頂
面に画定された通路77を含んでいる。通路72は、以
下明らかになるように、2次弁構造に対し圧力信号を提
供する第2通路構造の1部である。
【0017】圧力室78(図2)が、主弁44の第1圧
力反応面50と弁ハウジング36の1部との間に画定さ
れている。圧力室78は、供給穴80を通り貯蔵室16
内の高圧力と連通し、主弁44を閉位置に偏倚してい
る。以下述べるように、室78内の高圧力は大気圧まで
落されて主弁44を開ける。
【0018】図2において、第1通路構造が圧力室78
を排気口86に連結している。通路82、孔88、8
9、抽気路84が、圧力室78と排気口86との間に第
1通路構造を画定しており、その機能は以下明らかにな
ろう。第1通路構造は、パイロット圧力室78と排気口
86との間を連通させることが出来れば、いかなる形態
でもよい。
【0019】制御弁構造30は、引き金ハウジング孔8
8と弁ハウジング36の孔89との中にあるシャトル弁
90の形態の2次弁部材を有する(図2)。図2は装置
10が休止しているときのシャトル弁90の位置を示
す。シャトル弁90は一般に円筒形であり、基部92
と、基部92から延びたステム部94とを有している。
ステム部94は、小直径部95を有し、その機能は以下
明らかになる。基部92は、ピストン室48と連通する
圧力であるピストン上圧力と圧力連通する第1圧力受容
面96を画定している。この圧力は、装置10が作動さ
れている作動サイクルのどの段階にあるかに応じて、排
気圧力または高圧力である。かかる連通は、面96が部
分98と連通し、部分98がさらに孔100と連通し、
孔100が通路72と連通しているから達成される。通
路72は通路24に開き、従って、ピストン室48に開
いている。これら通路が、シャトル弁90とピストン室
48との間を連通させる第2通路構造を画定する。第2
通路構造はピストン室と2次弁部材とを連通させる形態
でありさえすればよい。
【0020】図示の実施例では、プラグ102(図1
0)が密封状態で孔100内に置かれている。弁ハウジ
ング36が引き金ハウジング32に結合されたとき、圧
力空所104が画定される。開口106が空所104
(図9)と連通し、圧力空所104を孔100を通り開
口98と連通させている。密封材108が、引き金ハウ
ジング32と弁ハウジング36との間を密封している。
【0021】シャトル弁90は第1圧力受容面96の反
対側にある第2圧力受容面110を有し、通路82と供
給穴80とを通り貯蔵室と連通している。装置10が休
止しているとき、貯蔵圧力がまた開口130を通り、面
110と連通する。さらに、シャトル弁90のステム部
94は、連続して開口114を通り大気に曝されている
第3圧力受容面112を有している。環状面110と環
状面112との面積はそれぞれ、環状面96の面積より
小さい。開口114は排気口64と連通している。図2
に示されているように、シャトル弁90は、通路82、
供給穴80、開口130を通り面110に作用する高圧
力により通常偏倚され、その開位置にあるとき、通路8
2が抽気路84に連通している。このことは、高圧空気
がシャトル弁90の小直径部95回りを通過するので生
じる。O−リング118が通路82を開口98から隔離
している間、O−リング116が高圧空気が開口114
を通り大気へ逃げることを阻止している。排気通路62
が開いているので開口98内のピストン上圧力が大気圧
であるから、面96は大気圧に曝されている。
【0022】図3において、装置10が以下充分説明す
るように作動されると、パイロット圧力室78内の圧力
が排出され、開口130が密封され、主弁を開かせ、フ
ァスナー駆動ストロークを開始させる。その結果、ピス
トン上圧力すなわち高圧力が面96に作用し、面110
に作用する力よりも大きい力を及ぼし、シャトル弁90
を閉位置(図4)へ動かす。この位置において、シャト
ル弁90の面110が弁ハウジング36の面120と係
合し、開口82と排気口86との間の連通を阻止する。
O−リング116が面112を密封し、O−リング11
6、122の両方が開口82を密封し、空力的に平衡し
た密封を形成する。O−リング122が開口86を密封
している。また、O−リング118が開口98内の圧力
が排気口86と連通することを阻止している。シャトル
弁90が閉位置にあると、供給穴80がパイロット圧力
室78を加圧し、以下詳しく説明するように、主弁を閉
じさせる。
【0023】図2に示すように、抽気路84が通路82
と、孔88、89とを引き金ステム孔124に連結して
いる。引き金ステム孔124は、排気口86と連通し、
排気口の一部と考えられる。アクチュエータを形成する
引き金ステム126は引き金ハウジング32により担持
され、ノーマル密封位置から、非密封位置へと動き、主
弁44を開位置へと動かし始め、ファスナー駆動要素2
8の駆動ストロークを開始させる。アクチュエータ12
6は、ノーマル密封位置に、スプリング128と、引き
金開口130を通り作用する貯蔵室圧力とにより偏倚さ
れている。開口130は貯蔵室16と連通している。図
2に示されるように、密封位置において、アクチュエー
タ126は、圧縮されたO−リング132を間において
引き金ハウジング32の面と係合し、排気口86を密封
している。
【0024】図1に示された実施例においては、制御弁
構造30は、ピン138において引き金ハウジング32
に枢着され、ノーマル非作動位置から作動位置へと手動
で動かされる引き金部材136を含む引き金組立体を有
している。引き金組立体はまた、ピン142により引き
金部材136に枢着されたロッカーアーム140を有し
ている。引き金部材136が上方へ動くと、ロッカーア
ーム140がアクチュエータ126と係合し、アクチュ
エータを密封位置から非密封位置へと動かす。
【0025】制御弁構造の作動、従って本装置の作動
は、図1〜図10を参照して理解されよう。図2に示す
ように、装置が休止しているとき、供給穴80から面5
0に作用する貯蔵室圧力が、主弁44をハウジング組立
体12の座54に対して偏倚し、貯蔵室圧力がシリンダ
22の上端46に進入することを阻止している。圧力反
応面50の面積が、座54を越えて延びる部分53の面
積よりも大きいから、主弁44が上方へ偏倚される(図
1)。室78内の高圧が通路82、孔88、89内に進
入し、開口130からの貯蔵室圧力と共にシャトル弁9
0を開位置に向かって偏倚する。かくて、シャトル弁9
0の面110に働く高圧力がシャトル弁を開く。開口9
8内の圧力は、ピストン室48が通路72と排気通路6
2とを通り大気圧に曝されているから、排気圧力であ
る。アクチュエータ部材126は、ノーマル密封位置に
偏倚されて排気口86を閉じている。
【0026】図3に示されるように、引き金部材136
を手動で動かし、アクチュエータ126を上方へ動かす
と、パイロット圧力室78内の圧力を、通路82、孔8
8、89、抽気路84を通り大気圧へと落す排気口86
が開かれる。このことが、主弁44を、図3に示す開位
置へ移動させ、高圧力を通路24を通りピストン室48
内に進入させ、ファスナー駆動要素28の駆動ストロー
クを実行させる。アクチュエータ126は上方O−リン
グ144を含み、O−リング132が引き金ステム孔1
24に対する密封を解除する前に、開口130からの貯
蔵室圧力を密封する。このとき、ピストン上圧力は、通
路72を通り開口98に入る高圧力である。
【0027】図3に示されるように、主弁44が完全に
開いているとき、圧力面52(図1)に作用する高圧力
により生じる力は、スプリング56の圧縮された高さに
おける力と、面50に作用する大気圧により生じる力と
の和よりも大きい。図1を参照し、この位置で、主弁4
4が排気密封材58の環状面と係合し、通路62を閉ざ
し、ピストン室48内の圧力が排気路64を通り、装置
から逃げることを阻止していることが分かろう。
【0028】ピストン上圧力空気すなわち高圧力空気
は、通路72を通り孔100へ、シャトル弁90下方の
開口98を通り開口106へ、従って、空所104内へ
と抽気されている。空所104はストロークの底におけ
るピストンの休止を制御する空気のための空間を提供す
る。空所104はパイロット圧力室78内の圧力を減衰
させ、適切な休止を提供する。ピストン上圧力空気が空
所104内に形成され、開口98を通りシャトル弁90
の面96に連通し、図4に示すように、シャトル弁90
を閉位置へと移動させる。このことは、ピストン上圧力
が面96に作用して生じる力が、面110に作用する圧
力と面112に作用する大気圧との和よりも大きいこと
から生じる。かくて、図4に示されるように、アクチュ
エータ126を作動させたまま、ファスナー駆動要素の
復帰ストロークの間、ピストン上圧力すなわち通路98
内の高圧力が、シャトル弁90を閉位置へ移動させ、通
路82と排気口86との間の連通を阻止する。室78は
供給穴80を通り、貯蔵室加圧空気により充填される。
供給穴は、ストローク底におけるピストン休止を適切に
制御するような大きさになつている。ついで、高圧空気
が主弁44を閉位置に動かし、密封材66がハウジング
組立体12(図1)の座54と係合する。ピストン上圧
力が通路62、排気口64を通り排出される。空所10
4内のピストン上圧力は開口106(図9)を、つぎ
に、通路76、通路72、通路62を通り抽気され、排
気口64を通り完全に抽気される。上記したように、シ
ャトル弁90とO−リング116、122との形態が空
気圧的に平衡された密封を提供する。かくて、シャトル
弁90が閉じられると、該弁は以下説明するように、引
き金部材が解放されるまで、O−リング116、12
2、118の摩擦により閉じられたままである。
【0029】図5を参照し、引き金部材136を解放す
ると、アクチュエータ126が密封位置へ動く。このこ
とが、高圧力空気をO−リング144を通り抽気させ、
シャトル弁90の面110へ作用させ、シャトル弁90
を偏倚し、図5に示されるように、主弁44を閉位置に
保ったまま、シャトル弁を開位置へリセットする。主弁
44が閉じ、排気通路62が開かれているから、通路9
8内と、シャトル弁90の下方のピストン上圧力は排気
圧力である。かくて、引き金部材136を作動させたま
ま、1回の完全サイクルが完了される。引き金部材13
6を解放すると、シャトル弁90がリセットされ、装置
10は再び駆動可能の状態になる。
【0030】主弁44を装置10のフレーム内に置くこ
とにより、工具全体の高さが減少されることが理解され
よう。さらに、図示の実施例では、制御弁構造30が単
一ユニットの形態であり、ハウジング12から取り外し
可能であるから、装置10は組立て、サービスが容易で
ある。
【0031】主弁とシャトル弁とが、上記の機能を果た
しつつ、ハウジングの種々の位置に配置可能であり、種
々の形態をとり得ることも理解されよう。図11におい
ては、主弁244がシリンダ222の上方に置かれてい
る。図示のように、主弁244は大体図1の実施例と同
じであるが、シリンダ22の上方に逆方向に位置してい
る。シャトル弁(図示せず)は、図1の実施例における
と同じくハウジング組立体230内に搭載されている。
供給穴280がパイロット圧力室278を貯蔵室16に
連通させている。図1の実施例と同じく、シャトル弁が
開位置にあるとき、通路282が排気口86と連通して
いる。ピストン上供給通路272が設けられ、室148
内のピストン上圧力を、上記のように、シャトル弁に連
通させている。かくて、引き金部材136が、アクチュ
エータ126を上方へ動かすように引かれたとき、上述
したように、引き金部材136が引かれたままで、装置
は完全な1サイクルを完了する。
【0032】図12は本発明のさらに他の実施例を示
し、類似の部品には類似の番号が付されている。図示の
ように、装置300は工具ハウジング内に置かれたシャ
トル弁390を含み、従来型の引き金弁組立体336を
有している。主弁244はシリンダ222の上方に置か
れ、図11の弁244と同じである。引き金弁組立体3
36は、例えば、米国特許5,083,694号に開示
されたタイプのもであり、その開示内容は参考として本
明細書に編入されている。シャトル弁390上方の室3
40は、開口314を通り大気へ曝されている。ピスト
ン上圧力は開口398を通りシャトル弁と連通してい
る。通路382は前述した通路82に類似している。引
き金部材136が引かれ、アクチュエータが動かされる
と、パイロット圧力室278内の圧力が大気圧へと落さ
れ、装置の作動サイクルを開始させる。アクチュエータ
326が解放されると、高い圧力がシャトル弁390の
面110に向けられることにより、開口384からの圧
力がシャトル弁390をリセットする。
【0033】かくて、主弁とシャトル弁との構造が、引
き金部材を作動させたまま、作動の完全な1サイクルを
実行することを保証することが分かろう。引き金部材を
解放すれば、装置は他の全サイクルに備えてリセットさ
れる。ファスナー駆動要素は非常に短い時間だけファス
ナー駆動に曝されるから、例え操作者が引き金を、ファ
スナーを駆動するに必要な時間以上長く保持したとして
も、ファスナー駆動要素への損傷は防止されよう。さら
に、駆動ストロークの後、引き金部材が駆動状態にあつ
ても、ピストン上圧力はライン圧力に達しない。かく
て、復帰ストロークの間、ピストン上圧力の排出は静粛
に行われる。
【0034】以上、本発明を、最も実際的で好適な実施
例と現在考えられるものに関して説明したが、本発明は
この開示実施例に限定されるものではなく、逆に、添付
の特許請求の範囲の趣旨と権利範囲内で、種々の変形が
意図されていることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従う制御弁構造をもつファスナ
ー駆動装置の部分断面図。
【図2】装置休止状態の、主弁と2次弁部材との間の相
対位置を示す図1の制御弁構造の部分断面図。
【図3】アクチュエータ部材が作動され、主弁を開位置
へ動かしている第2図に類似の断面図。
【図4】アクチュエータ部材が作動されたまま、ピスト
ンが復帰ストロークにある間の、閉位置にある主弁と2
次弁部材とを示す図2に類似の図。
【図5】主弁が閉位置にあり、2次弁部材が開位置に復
帰した状態で、解放されたアクチュエータ部材を示す、
図2に類似の図。
【図6】図1の矢印Aの方向に見た制御弁モジュールの
一部の図であり、分かり易くするため主弁を除いてあ
る。
【図7】2次弁部材が開位置にあることを示す、図6の
線7−7に沿う部分断面図。
【図8】2次弁部材が閉位置にあることを示す、図6の
線7−7に沿う部分断面図。
【図9】制御弁モジュールの引き金ハウジングの図1の
線9−9に沿う断面図。
【図10】図1の線10−10に沿う断面図。
【図11】2次弁部材と遠隔主弁とを含むファスナー駆
動装置の他の実施例の断面図。
【図12】遠隔2次弁部材と遠隔主弁とを含むファスナ
ー駆動装置のさらに他の実施例の部分断面図。
【符号の説明】
10 空気作動ファスナー駆動装置 12 ハウジング組立体 13 円筒形ハウジング部 14 把手部 15 フレームハウジング部 16 空気圧貯蔵室 18 ファスナー駆動トラック 20 マガジン組立体 22 シリンダ 24 通路 26 ピストン 28 ファスナー駆動要素 30 制御弁構造 32 引き金ハウジング 36 弁ハウジング 44 主弁 48 ピストン室 50 第1圧力反応面 52 第2圧力反応面 56 スプリング 62 排気通路 64 排気口 72 通路 78 圧力室 80 供給穴 84 抽気路 86 排気口 90 シャトル弁(2次弁部材) 104 空所 96 第1圧力受容面 110 第2圧力受容面 112 第3圧力受容面 126 アクチュエータ 136 引き金部材 140 ロッカーアーム

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧作動ファスナー駆動装置にして、 内部にシリンダを有し、ファスナー駆動トラックを画定
    するハウジング組立体と、 シリンダ内に摺動可能に密封されて置かれ、駆動ストロ
    ークと復帰ストロークとを含む作動サイクルを動く駆動
    ピストンと、 前記ピストンに作動連結され、ファスナー駆動トラック
    内を、ピストンの駆動ストロークに応じて駆動ストロー
    クを、ピストンの復帰ストロークに応じて復帰ストロー
    クを動くように構成されたファスナー駆動要素と、 ハウジング組立体に担持され、次々のファスナーを横方
    向に駆動トラック内へと供給するファスナーマガジン組
    立体にして、そこから、ファスナーが、ファスナー駆動
    要素の駆動ストロークの間、ファスナー駆動要素により
    駆動されるようになったファスナーマガジン組立体と、 シリンダの一端に画定され、ピストンに隣接しているピ
    ストン室と、 ピストン室と連通する空気圧貯蔵室と、 ハウジング組立体内に画定された排気通路にして、該排
    気通路が開状態にあるとき、ピストン室を大気に連通さ
    せている排気通路と、 ノーマル閉位置から開位置へと動き、前記排気通路を閉
    止し、加圧空気を空気圧貯蔵室からピストン室に供給
    し、ピストン・ファスナー駆動要素の駆動ストロークを
    開始、実行させるパイロット圧力操作主弁にして、該主
    弁が、ハウジング組立体の部分と共にパイロット圧力室
    を画定する第1圧力反応面と、該第1圧力反応面の反対
    側にあり、加圧空気に曝される第2圧力反応面とを有し
    ているパイロット圧力操作主弁と、 空気圧貯蔵室をパイロット圧力室へ連通させる供給穴
    と、 パイロット圧力室内の圧力を制御するため、排気口に対
    して動くアクチュエータにして、(1)空気圧貯蔵室内
    の圧力が、パイロット圧力をもつパイロット圧力室と連
    通するように、排気口を閉じる非作動位置に通常置か
    れ、(2)排気口を開放し、パイロット圧力室内のパイ
    ロット圧力を排気口を通り大気圧まで落す作動位置へ
    と、手動操作により動かされるアクチュエータと、 ハウジングに搭載され、ノーマル非作動位置から作動位
    置へと手動で動かされ、アクチュエータをその作動位置
    へと動かす引き金部材と、 パイロット圧力室と排気口との間の第1通路構造と、 ノーマル開位置と閉位置との間に移動可能な圧力反応2
    次弁部材と、 ピストン室を2次弁部材と連通させ、排気通路が開状態
    にあるとき排気通路と連通する第2通路構造にして、2
    次弁部材が第1通路構造を通る加圧空気により偏倚さ
    れ、パイロット圧力室と排気口とを連通させている開位
    置と、第2通路構造とピストン室とに連通する駆動ピス
    トン上加圧空気により偏倚され、パイロット圧力室と排
    気孔との間の連通を阻止している閉位置との間を動き得
    るように第1通路構造に対して搭載されている第2通路
    構造とを有し、 作動サイクルが引き金部材を作動位置へ動かすことによ
    り開始され、それにより、アクチュエータを作動位置へ
    動かし、パイロット圧力室内の圧力を排気口を通して排
    出し、主弁を開位置へ動かし、ファスナーの駆動ストロ
    ークを開始させ、ピストン室内と第2通路構造内とに存
    在する駆動ピストン上圧力が2次弁部材に作用し、2次
    弁部材を開位置から閉位置へと動かし、主弁を閉位置へ
    と動かし、それにより、引き金部材を作動位置に放置し
    たまま、作動サイクルを完了させており、 引き金部材がノーマル非作動位置へ動かされたとき、2
    次弁部材が開位置へ復帰されるように構成されているこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、ハウジング組立体が、シリンダを囲
    む円筒形部と、該円筒形部から大体横方向に延びるフレ
    ーム部とを有し、該フレーム部が環状の座を有し、主弁
    が、その閉位置にあるとき、前記座と密封係合する環状
    面を有し、主弁の第2圧力反応面が、前記環状座面を越
    えて延び、主弁が閉位置にあるとき、空気圧貯蔵室内の
    加圧空気に曝される部分を有することを特徴とする装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、主弁の環状面の少なくとも一部が、
    その上にウレタン密封材を有していることを特徴とする
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、主弁、2次弁、アクチュエータが、
    ハウジングユニットに搭載されており、該ハウジングユ
    ニットが、 主弁が搭載された弁ハウジングと、 弁ハウジングに結合され、引き金部材が結合された引き
    金ハウジングとを有することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、弁ハウジングが、引き金ハウジング
    に固定具により連結され、引き金ハウジングがハウジン
    グ組立体のフレーム部に取り外し可能に結合されている
    ことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、ハウジングユニットがユニットとし
    て取り外し可能に、ハウジング組立体のフレーム部に対
    し構成、配置されていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、供給穴が、ピストンのストロークの
    底におけるピストン休止を制御するような大きさを有す
    ることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、2次弁部材が大体円筒形であり、第
    1ハウジング孔内に置かれた基礎部と、該基礎部から延
    び、第2ハウジング孔内に置かれたステム部とを有し、
    前記基礎部が互いに反対側に位置する第1、第2圧力受
    容面を有し、前記ステム部の面が、通気口を介して大気
    圧に連続的に曝されていることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の空気圧作動ファスナー
    駆動装置において、第1圧力受容面の面積が、第2圧力
    受容面の面積より大きく、それにより、第1圧力受容面
    が、ピストン室と連通する圧力をもつ空気に曝されたと
    き、2次弁部材がその閉位置へ動くことを特徴とする装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の空気圧作動ファスナ
    ー駆動装置において、アクチュエータが、前記ハウジン
    グ内に画定されたアクチュエータ孔内を動くように搭載
    されており、該アクチュエータ孔が排気口を画定し、第
    1通路構造が、2次弁部材の第2圧力受容面と開放連通
    し排気口と連通する抽気路を有しており、 本装置がさらに、空気圧貯蔵室に連結された引き金開口
    を通り、アクチュエータに連通する加圧空気と共に、ア
    クチュエータをノーマル密封位置に偏倚するスプリング
    を有しており、 前記アクチュエータが、アクチュエータがノーマル密封
    位置にあるとき、排気口を密封する第1密封材と、アク
    チュエータが作動位置にあるとき、引き金開口からの加
    圧空気が、排気口と抽気路とに連通することを阻止する
    密封位置に位置するようになった第2密封材とを有して
    おり、 第1密封材が密封位置にあり、第2密封材が非密封位置
    にあるアクチュエータ密封位置へのアクチュエータの復
    帰が、引き金開口からの加圧空気が抽気路に入り、2次
    弁部材の第2圧力受容面に作用し、2次弁部材をその開
    位置へと動かすことを許すことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の空気圧作動ファス
    ナー駆動装置において、アクチュエータが作動位置へ動
    かされるとき、第1密封材が排気口に対して非密封状態
    になる前に、第2密封材が密封状態になるように構成、
    配置されていることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の空気圧作動ファスナ
    ー駆動装置において、2次弁部材の第2圧力受容面が、
    2次弁部材の閉位置において、ハウジングの座面に接触
    し、パイロット圧力室と排気口との間の連通を阻止して
    いることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の空気圧作動ファス
    ナー駆動装置において、2次弁部材が、2次弁部材の第
    2圧力受容面に隣接する第1密封材を有し、該第1密封
    材が、2次弁部材が閉位置にあるとき、第2ハウジング
    孔と密封係合することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の空気圧作動ファス
    ナー駆動装置において、第2密封材が第1ハウジング孔
    と密封係合し、前記基礎部と共に、第1通路構造と第2
    通路構造との間の連通を阻止し、前記ステム部が、第2
    ハウジング孔と係合し、第1通路構造が通気口と連通す
    ることを阻止する第3密封材を有していることを特徴と
    する装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナ
    ー駆動装置において、前記ハウジングが、シリンダを囲
    う円筒部と、該円筒部から大体横方向に延びたフレーム
    部とを有し、主弁と2次弁とが、ハウジングユニット内
    に置かれ、ハウジングユニットがハウジング組立体から
    取り外し可能に構成、配置されていることを特徴とする
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の空気圧作動ファス
    ナー駆動装置において、ハウジングユニットが弁ハウジ
    ングと、弁ハウジングに連結された引き金ハウジングと
    を有し、引き金部材が引き金ハウジングに結合され、主
    弁が弁ハウジングに搭載されていることを特徴とする装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナ
    ー駆動装置において、該装置がさらに、空気圧貯蔵室と
    連通する開口を通りアクチュエータへ連通されている加
    圧空気と共に、アクチュエータをノーマル密封位置へ偏
    倚するスプリングを有し、また、アクチュエータが、そ
    の密封位置において排気口を密封する密封材を有するこ
    とを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の空気圧作動ファスナ
    ー駆動装置において、該装置がさらに、主弁を閉位置へ
    と偏倚するスプリングを有していることを特徴とする装
    置。
JP9127250A 1996-05-17 1997-05-16 完全サイクル弁をもつファスナー駆動装置 Pending JPH10113883A (ja)

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