JPH0567391B2 - - Google Patents

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JPH0567391B2
JPH0567391B2 JP15723688A JP15723688A JPH0567391B2 JP H0567391 B2 JPH0567391 B2 JP H0567391B2 JP 15723688 A JP15723688 A JP 15723688A JP 15723688 A JP15723688 A JP 15723688A JP H0567391 B2 JPH0567391 B2 JP H0567391B2
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JP
Japan
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air
chamber
piston
cylinder
exhaust port
Prior art date
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JP15723688A
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English (en)
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JPH01321178A (ja
Inventor
Michio Wakabayashi
Akira Uno
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、止具などを打込む空気式打込機で、
打撃エネルギを最大限に利用できるよう配せられ
た打込機、詳しくはその空気逃し弁に関するもの
である。
〔発明の背景〕
止具を打込むために必要な打撃エネルギを有効
に利用するために戻し用空気蓄積室14内に空気
逃し弁21を配設した空気式打込機について特開
昭50−150976がある。以下この構造について、第
4図により説明する。打撃シリンダ2内を往復動
自在に支承されている打撃ピストン6の環状溝内
に挿入されたOリング10が、打撃シリンダ2内
室をヘツド側シリンダ室11と脚部側シリンダ室
12に分割し、これらの両シリンダ室を互いに密
閉している。一方ハウジング1内室と打撃シリン
ダ2の外周部によつて形成された戻し用空気蓄積
室14内には、空気逃し弁21が配設されてい
る。この空気逃し弁21は、バネ22により開放
方向に付勢され、通常は、戻し用空気蓄積室14
と排気口20aを連通させている。従つて打撃ピ
ストン6の下降工程中には、脚部側シリンダ室1
2、および戻し用空気蓄積室14の空気は、排気
口20aを通じ外気へと逃がされる。打撃ピスト
ン6が下死点に近づくと、ヘツド側シリンダ室1
1の圧縮空気は打撃シリンダ2に設けられたシリ
ンダ孔31から流出し、空気逃し弁21の底面3
4に作用する。このとき空気逃し弁21はバネ2
2の付勢力に打ち勝つて閉鎖方向へ働き、戻し用
空気蓄積室14と排気口20aを閉鎖する。これ
以降、戻し用空気蓄積室14内には打撃ピストン
6を上死点へ復帰させるに足る圧縮空気が蓄積さ
れてゆく。一方、打撃ピストン6の復帰工程にお
いては、ヘツド側シリンダ室11内の圧縮空気は
ヘツドガイド5の開口部18、管スライダー17
の開口部19およびハウジング1に設けた排気口
20bを抜け、外気へと流出される。
以上述べた従来技術における構造では、排気口
20を最低2個、即ちヘツド側シリンダ室11内
の空気を抜く排気口20bと脚部側シリンダ室1
2内の空気を抜く排気口20aが必要となる。加
えて、空気逃し弁21を配設する目的、即ち打込
み時に脚部側シリンダ室12のエアクシヨンを最
小限に押えて打撃ピストン6の打撃エネルギを有
効に利用することを十分に果すために、空気逃し
弁21は出来るだけ打撃シリンダ2の脚部側に近
い部分に配置されている。このことは止具打出し
部7に接近した場所に排気口20aが設けられる
ことを意味する。
排気口20を数多く打込機に設けると容易にち
り、ゴミ等が本体内部へ侵入し出力部の各動作を
悪化させ、故障や誤動作の原因となる。また打込
機の運転時に木くず、ちり等を周囲に飛散させる
止具打出し部7に接近して排気口20aが設けら
れているため、上記欠点がより顕著となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、この種の打込機に設けられた排気口からの
ゴミ等の侵入による本体の故障および誤動作を少
なくすることである。
〔発明の概要〕
本発明は、常時外気へ開口する排気口の数を少
なくし、かつ排気口の位置を止具打出し部から離
すことにより、打込機の本体内部へのゴミ等の侵
入を少なくするように空気逃し弁の構造を工夫し
たものである。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明となる打込機の全体図を示す。
出力部の外かくを形成するハウジング1内に打撃
シリンダ2が配設されており、この打撃シリンダ
2は、カバー3に接触しているヘツドキヤツプ4
と、このヘツドキヤツプ4を同一中心として取巻
く円筒状のヘツドガイド5によつて保持されてい
る。打撃シリンダ2内には、打撃ピストン6が往
復動自在に支承されており、この打撃ピストン6
には、止具打出し部7に形成された射出口8内で
案内されているドライバ9が一体結合されてい
る。打撃ピストン6の外周に形成された環状溝内
に支承されているOリング10が打撃シリンダ2
の内室をヘツド側シリンダ室11と脚部側シリン
ダ室12とに分割しており、これらの両シリンダ
室を互いに密閉している。ハウジング1およびカ
バー3によつて形成されている前進アキユムレー
タ室13と、ハウジング1および打撃シリンダ2
の外周部によつて形成されている戻し用空気蓄積
室14は、スリーブプレート15とスリーブガイ
ド16によつて仕切られている。打撃シリンダ2
およびヘツドガイド5を同一中心して取り巻いて
いる円筒状の管スライダー17が上下動可能に設
けられており、打込機が休止位置にあるさいに
は、管スライダー17の上面とヘツドキヤツプ4
によつて前進アキユムレータ室13とヘツド側シ
リンダ室11は密閉されている。このときヘツド
ガイド5の開口部18、管スライダー17の開口
部19およびハウジング1に設けた排気口20を
介して、ヘツド側シリンダ室11は外気に開放さ
れている。一方、戻し用空気蓄積室14内には、
打撃シリンダ2を同一中心として取り巻く円筒状
の空気逃し弁21が上下動可能に配設され、バネ
22により下向きに付勢されている。従つて打込
機が休止位置にあるさいは、スリーブガイド16
の下端部に形成する開口部23を開放している。
従つて打撃シリンダ2の脚部側に設けた複数の開
口部24、戻し用空気蓄積室14、スリーブガイ
ド16の開口部23およびハウジング1の排気口
20を介して、脚部側シリンダ室12は外気に開
放されている。
図示しない打込機の空気取入れ口と圧縮空気源
を接続すると圧縮空気は前進アキユムレータ室1
3へ供給され、同時に制御バルブ25、ハウジン
グ1およびスリーブガイド16に設けた横穴26
を通つて管スライダー17の下端部へ供給され
る。制御バルブ25は、引金27を介して操作可
能であり、引金27を引かない場合は、管スライ
ダー17の下端部へ圧縮空気が供給され、引金2
7を引くと圧縮空気の供給を遮断し、同時に管ス
ライダー17の下端部の圧縮空気を外気へ放出す
る。今、引金27を引いて管スライダー17の下
端部の圧縮空気を外気へ放出すると、管スライダ
ー17の上部に形成された受圧面28に作用して
いる前進アキユムレータ室13内の圧縮空気によ
つて管スライダー17は急激に下方へ押し下げら
れる。第2図に示すように、管スライダー17が
下死点へ達すると前進アキユムレータ室13とヘ
ツド側シリンダ室11は、ヘツドガイド5の開口
部18を介して接続され、ヘツド側シリンダ室1
1内へ圧縮空気が流入し打撃ピストン6が急激に
下降し始める。同時に管スライダー17上部の内
壁に支承されているOリング29によつて打撃シ
リンダ2の外周部がシールされ、ヘツド側シリン
ダ室11と外気との接続が断たれる。一方、脚部
側シリンダ室12内の空気は、打撃シリンダ2の
脚部側に設けた開口部24、戻し用空気蓄積室1
4、スリーブガイド16の開口部23およびハウ
ジング1の排気口20を経て外気へ逃される。第
3図に示すように打撃ピストン6がさらに下降
し、打撃ピストン6のOリング10が打撃シリン
ダ2の外周と空気逃し弁21間に形成された弁室
30へ開口したシリンダ孔31を通過するとヘツ
ド側シリンダ室11内の圧縮空気が弁室30へ流
入し空気逃し弁21を上方へ押上げる。ここで空
気逃し弁21の上部外周に支承されたOリング3
2がスリーブガイド16の開口部23をシール
し、脚部側シリンダ室12と外気との接続が断た
れる。打撃ピストン6が下死点近くまで下降する
とヘツド側シリンダ室11内の圧縮空気は、打撃
シリンダ2の逆止孔33より戻し用空気蓄積室1
4内へ流入し、次に打撃ピストン6を上死点へ復
帰させるに足る圧縮空気が戻し用空気蓄積室14
内へ蓄積されてゆく。引金27を離すと、管スラ
イダー17が押し上げられヘツド側シリンダ室1
1の圧縮空気はヘツドガイド5の開口部18、管
スライダー17の開口部19、ハウジング1の排
気口20を経て、外気へ逃され、同時に戻し用空
気蓄積室14内の圧縮空気によつて打撃ピストン
6は上死点へと戻される。この時、脚部側シリン
ダ室12内の圧縮空気は断熱膨張し圧力が降下す
るため、弁室30内の圧力は下がり空気逃し弁2
1はバネ22の圧縮力によつて下方へ押し戻され
第1図の状態に戻り1サイクルが完了する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、脚部側シリンダ室の空気を逃
すための排気口とヘツド側シリンダ室の空気を逃
すための排気口を兼用させ、その性格上必然的に
止具打出し部に接近した場所へ設けざるを得ない
空気逃し弁用の排気口をなくすことができたの
で、外気から本体内部へゴミ等が侵入するチヤン
スが少なくなる。従つてゴミの介在による出力部
各部の故障や各部摺動部の悪化による誤動作など
が少ない安全な打込機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる打込機の一実施例を示す
要部縦断側面図、第2図、第3図は、第1図の出
力部各部が動作した状態を示す夫々要部縦断側面
図である。第4図は従来例を示す打込機の要部縦
断側面図である。 1はハウジング、2は打撃シリンダ、6は打撃
ピストン、11はヘツド側シリンダ室、12は脚
部側シリンダ室、14は戻し用空気蓄積室、20
は排気口、21は空気逃し弁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮空気を動力源とし、ハウジング内に配設
    された打撃シリンダと、該打撃シリンダ内に上下
    摺動可能に支承される打撃ピストンと、前記打撃
    シリンダの下方外周に設けられた戻し用空気蓄積
    室とを有し、前記打撃ピストンより上方のヘツド
    側シリンダ室に供給された圧縮空気により打撃ピ
    ストンが急激に下降してゆく初期状態では前記戻
    し用空気蓄積室を外気と連結し、また打撃ピスト
    ンが下死点に達する直前では戻し用空気蓄積室と
    外気間を遮断する空気逃し弁を戻し用空気蓄積室
    内に配設した打込機であつて、 前記打撃ピストンの不作動時に前記ヘツド側シ
    リンダ室と外気を連結する排気口をハウジング上
    方に設け、前記戻し用空気蓄積室を該排気口を介
    して外気と連結するようにしたことを特徴とする
    打込機。
JP15723688A 1988-06-24 1988-06-24 打込機 Granted JPH01321178A (ja)

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