JPH10128681A - 空気圧作動ファスナー打込み装置 - Google Patents

空気圧作動ファスナー打込み装置

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JPH10128681A
JPH10128681A JP8327103A JP32710396A JPH10128681A JP H10128681 A JPH10128681 A JP H10128681A JP 8327103 A JP8327103 A JP 8327103A JP 32710396 A JP32710396 A JP 32710396A JP H10128681 A JPH10128681 A JP H10128681A
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JP
Japan
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piston
valve
housing
fastener driving
pressure
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JP8327103A
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Brian M White
エム.ホワイト ブライアン
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Stanley Bostich Inc
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Stanley Bostich Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファスナー打込みを自動方式で行うために加
圧空気をピストン室に供給するように移動可能な主弁と
二次弁部材とを有する空気作動ファスナー打込み装置を
提供する。 【解決手段】 第1通路がパイロット圧力室27と排気
口45の間に設けられている。二次弁部材122がパイ
ロット圧力室と排気口を連絡する開放位置と閉鎖位置の
間を移動し得るように第1通路に取り付けられている。
第2通路がピストン室を二次弁部材と排気口に連絡す
る。作動サイクルはパイロット圧力を排出して主弁25
を開放位置に移動して打込み開始により開始される。ピ
ストン上の圧力が二次弁部材に伝達され、該弁部材を閉
鎖位置に移動しパイロット圧力室と排気口との連絡を阻
止し主弁を閉鎖位置に動かす。二次弁はピストン室内の
圧力変化に応じて移動し主弁を往復動させ、トリッガ部
材が作動位置にある間ピストンを作動サイクルを通じて
移動させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファスナー打込み装
置に関し、かつさらに特定すると、ファスナー打込み装
置を自動モードで操作することを可能にする主弁と二次
弁部材とを有する空気作動ファスナー打込み装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】慣用のフ
ァスナー打込み装置は、典型的には、ピストンとファス
ナー打込み要素とを移動して、それによりファスナー打
込み行程を開始するために加圧空気をピストン室に伝達
可能にする閉鎖位置から開放位置まで移動可能であるパ
イロット圧力で作動する主弁を含む。ファスナー打込み
装置を自動操作モードで操作するために、圧力応答二次
弁が典型的に設けられている。この装置により、手動で
操作可能なトリッガが作動されかつ保持されるときに、
主弁と二次弁が交互に作動して空気をピストン室の中に
取り入れ、その後、空気をピストン室から排出し、それ
によりピストンおよびファスナー打込み要素の移動が繰
り返される。費用効果が高くかつ組立が容易である改良
された弁装置を有する自動型ファスナー打込み装置を提
供する必要が常にある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの目的は上
記の必要を満たすことにある。本発明の原理によれば、
この目的は、内部にシリンダを含むハウジング組立体を
備え、該ハウジング組立体がファスナー打込み走行路を
画成する空気圧作動ファスナー打込み装置を提供するこ
とにより達成される。駆動ピストンが打込み行程と戻り
行程とを含む作動サイクルを通じて移動するためにシリ
ンダ内に滑動可能にシールするように取り付けられてい
る。ファスナー打込み要素がピストンに操作するように
連結されかつピストンの打込み行程に応じて打込み行程
を通じかつピストンの戻り行程に応じて戻り行程を通じ
てファスナー打込み走行路内で移動するために該走行路
内に取り付けられている。ファスナーマガジン組立体が
ファスナー打込み要素の打込み行程の間にファスナー打
込み要素により打込み走行路から打ち込まれるように連
続したファスナーを打込み走行路の中に横方向に供給す
るためにハウジング組立体により担持されている。ピス
トン室がシリンダの一端部に画成されかつ駆動ピストン
と連絡している。空気圧溜めがピストン室と連絡してい
る。ハウジング組立体内に画成された排気通路が該通路
が開放状態にあるときに、ピストン室を大気と連絡させ
る。パイロット圧力で作動する主弁が通常の閉鎖位置か
ら排気通路を閉ざす開放位置に移動可能でありかつピス
トンとファスナー打込み要素のファスナー打込み行程を
通じてピストンおよびファスナー打込み要素の移動を開
始しかつ行うために空気圧溜めからの加圧空気をピスト
ン室に供給することを可能にする。主弁はハウジング組
立体の一部分と共にパイロット圧力室を画成する第1圧
力領域と第1圧力領域に対して対向する関係にありかつ
供給される加圧空気にさらされる第2圧力領域とを有す
る。供給オリフィスが空気圧溜めをパイロット圧力室と
連絡させる。アクチュエータがパイロット圧力室内の圧
力を制御するために排気口に対して移動するために取り
付けられている。アクチュエータは(1)空気圧溜めの
内部の圧力をパイロット圧力室にその内部のパイロット
圧力として伝達することができるように、通常、排気口
を閉ざす不作動位置に配置され、かつ(2)手動作動手
続きに応じて作動位置に移動可能であり、それにより排
気口を開きかつパイロット圧力室内のパイロット圧力を
排気口を通じて大気に排出する。トリッガ部材がアクチ
ュエータをその作動位置に移動するために通常の不作動
位置から作動位置まで手動で移動するためにハウジング
部材に取り付けられている。第1通路構造体がパイロッ
ト圧力室と排気口との間に設けられている。
【0004】二次弁部材がパイロット圧力室と排気口と
の間の連絡を可能にする開放位置とパイロット圧力室と
排気口との間の連絡を阻止する閉鎖位置との間に移動可
能であるように第1通路構造体に対して取り付けられて
いる。第2通路構造体がピストン室を二次弁部材および
排気通路と連絡させる。作動サイクルがトリッガ部材を
その作動位置に移動して、アクチュエータをその作動位
置に移動し、パイロット圧力室内のパイロット圧力を排
出しかつ主弁をその開放位置に移動して、それによりフ
ァスナー打込み行程を開始することにより開始される。
ピストン室内の駆動ピストンの上方の圧力が二次弁部材
に伝達され、その結果、二次弁部材がその閉鎖位置に移
動され、パイロット圧力室と排気口との間の連絡を阻止
し、それにより主弁をその閉鎖位置に移動させる。二次
弁部材はピストン室内に発生する圧力の変化に応じて移
動して、主弁を往復動させ、それによりトリッガ部材が
その作動位置にある限り繰り返される作動サイクルを通
じて駆動ピストンを移動させるように構成されかつ配置
されている。
【0005】
【発明の実施の形態】さて、図面をさらに詳細に参照す
ると、本発明の原理を具体化した全体を符号10で示し
た空気圧で作動するファスナー打込み装置を図1に示し
てある。装置10は該装置と連絡した源から送られる加
圧空気を供給するための溜め室16を構成する中空の形
状の取手部分14を含む全体を符号12で示した通常の
ハウジング組立体を含む。ハウジング組立体12は、さ
らに、全体を符号20で示したファスナーマガジンの内
部に取り付けられたファスナーのパッケージから先導す
るファスナー19をその内部に横方向に受け入れるよう
になったファスナー打込み走行路18を画成する通常の
ノーズピースを含む。このマガジンは慣用の構造を有し
かつ慣用の操作を受けるようになっている。
【0006】ハウジング組立体12はその内部にシリン
ダ21を含む主本体部分を含む。シリンダ21は溜め室
16と連絡する関係に配置された上端部22を有する。
ピストン24がそれぞれのサイクルを通じて移動するた
めにシリンダ21内に滑動可能にかつシールするように
取り付けられている。それぞれのサイクルの各々は、打
込み行程と戻り行程とを含む。ファスナー打込み要素2
6はピストン24と作用するように連結されかつ打込み
走行路18の内部に滑動可能に取り付けられかつピスト
ンの打込み行程に応じて打込み行程を通じてピストン2
4により移動可能であり、打込み行程の間、ファスナー
打込み要素26が打込み走行路18の内部のファスナー
と係合し、該ファスナーを加工物の中に長手方向に外方
に移動し、さらに、ピストンの戻り行程に応じて戻り行
程を行う。
【0007】全体を符号25で示した主弁がピストン2
4およびファスナー打込み要素26の打込み移動を行う
ためにシリンダ21の上端部22に供給される空気の伝
達を制御するために設けられている。主弁25はパイロ
ット圧力により作動し、かつ主弁25のパイロット圧力
室27が全体を符号28で示した作動弁機構の制御をう
ける。ハウジング組立体12の内部には、ピストン24
の戻り行程を行うための手段が設けられている。例え
ば、このような手段は、米国特許第3708096号明
細書に開示されているような慣用の充気室戻り装置の形
態とすることができ、前記米国特許の開示事項は本発明
の明細書に参考のために包含されている。
【0008】弁機構28は慣用でありかつ米国特許第5
083694号明細書に開示された型式であり、この米
国特許の開示事項は本発明の明細書に参考のために包含
されている。弁機構28は、ハウジング組立体12のハ
ンドル部分14内に形成された凹部32の内部にシール
するように係合された弁ハウジング30を含む。弁部材
34が図1に示した通常の不作動位置にばね37による
弾力により偏位され、ハウジング組立体12の中空のハ
ンドル部分14の内部への加圧空気の供給は、管状弁部
材34内およびそのまわりの弁ハウジング30内の入口
開口部36を通過し、かつ弁ハウジング30の中央開口
部40を通じて主弁25用のパイロット圧力室27と連
絡している通路42の中に送ることが可能になる。パイ
ロット圧力室27が高い圧力にさらされたときに、主弁
25は閉鎖された位置にある。パイロット圧力室27内
の圧力が軽減されると、主弁25が圧力により偏位され
て、開放位置に移動する。管状弁部材34が不作動位置
から作動位置に移動して、パイロット圧力室27との溜
め室16内の圧力との連絡が遮断され、かつパイロット
圧力室27内の圧力が大気に排出されるときに、パイロ
ット圧力が軽減される。この移動はアクチュエータ44
の制御をうける。アクチュエータ44は全体を符号48
で示したトリッガ組立体に接近しかつ離れる方向に直線
移動するように取り付けられている。
【0009】弁機構28は、図1に示すように、入口3
6を通じて弁機構28の中空の内部を通って流入する加
圧空気を捕捉する役目をする制御室46を形成する下側
部分を含む。従って、溜め室16の内部の供給源からの
圧力はばね37の偏位力と共に作用して弁部材34を不
作動位置に維持する。この位置においては、通路42の
内部の圧力が大気に逃れることが阻止されている。アク
チュエータ44がトリッガ組立体48のトリッガ部材4
9の移動によりその作動位置に移動するときに、制御室
46の内部への圧力の供給が排気口45を通じて大気に
放出され、かつ管状弁部材34が供給空気の作用により
下方に移動する。従って、溜め室16の内部の供給圧力
が通路42から遮断され、かつ通路42が大気と連絡す
る。通路42からのパイロット圧力が大気に放出される
ときに、主弁25に作用する圧力が主弁25をその開放
位置に移動し、ピストン24に空気圧力を供給するよう
に伝達して、ピストン24をファスナー打込み要素26
と共にその打込み行程を通じて駆動する。ファスナー打
込み要素26はマガジン組立体20から打込み走行路1
8の中に移動されたファスナーを打込み走行路18を通
じて外方に加工物の中に移動する。アクチュエータ44
がその不作動位置にあるときに、Oリング47が排気口
45をシールする。
【0010】さて、特に図2と図3を詳細に参照する
と、主弁25と全体を符号52で示したピストン停止装
置がシリンダ21の上方のキャップ部材50内に取り付
けられている。キャップ部材50はハウジング組立体1
2から取外し可能であるが、キャップ部材50はハウジ
ング組立体12の一部分であると考えられる。ファスナ
ー(図示せず)がキャップ部材50をハウジング組立体
12に固定している。ピストン停止装置52はキャップ
部材50の内部に固定されている。キャップ部材50の
下端部は溜め室16と連絡する開口部54を含む。パイ
ロット圧力室27は環状の形状を有しかつその外周に沿
ってキャップ部材50の外側円筒形部分56により画成
されている。外側円筒形部分56はキャップ部材50の
環状壁部57の内周から下方に延在している。キャップ
部材50の下面58は環状のパイロット圧力室27の上
端部を画成している。パイロット圧力室27の内周は内
側円筒形部分60の外側部により画成されている。内側
円筒形部分60はまた、キャップ部材50の環状壁部5
7の内周から下方に延在している。キャップ部材50
は、さらに、環状壁部分57から下方に延在する貫通し
た中央通路65を画成する中央中空円筒形部分62を含
む。
【0011】ピストン停止装置52の中央部分63は、
中央円筒形部分62の外周と摩擦係合される環状凹部6
4を含む。シール67が円筒形部分62と中央部分63
との間に配置されている。ピストン停止装置52は、図
2に示すように、外方に延在する着座面68に終端する
外側環状部材66を含む。環状凹部70がピストン停止
装置52の環状部材66と中央部分63との間に配置さ
れている。ばね72がピストン停止装置52の中央部分
63のまわりの凹部70内に配置されている。
【0012】主弁25はほぼ円筒形であり、かつ円筒形
部分74と該円筒形部分から延在する環状部分76とを
含む。環状部分76は主弁25の内周部分と隣接しかつ
ばね72と係合する環状ばね着座面78を含み、それに
よりばね72が主弁25をその閉鎖位置に向かって下方
に偏位している。
【0013】ピストン停止装置52の中央部分63は、
その中央部を貫通する穴80と、穴80と連絡する横穴
82とを含む。穴80および82はキャップ部材50の
通路65と連絡しており、その機能は以下の説明から明
らかになろう。ピストン停止装置52は、さらに、ピス
トン24の戻り行程の間にピストン24の面86と係合
するように下方に延在する停止面84を含む。ピストン
停止装置52と主弁52は装置10の総重量を軽減する
ようにプラスチックで構成されることが好ましい。
【0014】内側Oリングシール88が内側環状溝内に
取り付けられ、かつOリングシール90が主弁25の円
筒形部分74の内側環状溝内に取り付けられている。シ
ール88、90とそれらの間に延在する主弁25の上面
がパイロット圧力室27の下端部を画成している。
【0015】内側環状溝92が図3に示すように主弁2
5がその閉鎖位置に配置されているときに内側円筒形部
分60に画成された通路95にほぼ隣接するような位置
において主弁25内に画成されている。主弁25の内周
面96がピストン停止装置52の着座面68と係合する
ように構成されかつ配置されている。着座面68は主弁
25がその開放位置にあるときに排気通路98を閉じ
る。
【0016】主弁25の閉鎖位置を図3に示してある。
弾発性環状パッド状要素100が円筒形部材21の端部
22に取り付けられかつ主弁25と係合される着座面を
画成し、それにより溜め室16内の供給圧力が円筒形部
材21の端部22に流入することが阻止される。主弁2
5がその閉鎖位置にあるときに、通路98がピストン室
150に開放され、それにより圧力を通路95を通じ、
かつ排気通路102を通じ、かつキャップ106の排出
口104を通じて排出することができる。図3に示すよ
うに、排気通路102がハウジング110を通じかつキ
ャップ部材50を通じて延在し、それによりピストン停
止装置52とカバー部材50との間の環状室146と連
絡する。室146は通路95と連絡している。排気通路
102はキャップ106内に画成された環状通路103
と連絡している。
【0017】全体を符号108で示した自動弁モジュー
ルが図1ないし図3に示すようにキャップ部材50の上
方に取り付けられかつキャップ部材50をハウジング組
立体12に固定するファスナー(図示せず)によりハウ
ジング組立体12に固定されている。弁モジュール10
8はハウジング組立体12の一部分と考えることができ
る。自動弁モジュール108は、好ましくは、アルミニ
ウムまたはその他の軽量材料で構成されたハウジング1
10を含む。ハウジング110は、環状凹部112を含
む。凹部112はキャップ部材50に画成された垂直通
路114と連絡している。垂直通路114はパイロット
圧力室27と連絡している。垂直通路114、凹部11
2および通路42は、その内部のパイロット圧力として
供給圧力をパイロット圧力室27と連絡する第1通路構
造体を画成している。Oリング118および120がハ
ウジング110とキャップ部材50との間の接続部をシ
ールするために設けられている。
【0018】好ましくはプラスチック材料で構成された
シャットル弁122の形態の二次弁部材が垂直通路11
4と連絡するようにハウジング110の穴124内に取
り付けられている。シャットル弁122は、ほぼ円筒形
であり、かつ第1圧力応答面126と該第1圧力応答面
の反対側に配置された第2圧力応答面128とを有す
る。圧力応答面126と128は等しい表面積を有す
る。Oリングシール123がシャットル弁122の周囲
に設けられている。Oリング123は、第1圧力応答面
126と第2圧力応答面128のそれぞれを隔離してい
る。例示した実施例においては、圧力応答面126およ
び128の各々がほぼ平面状の中央部分から先細に形成
されている。図2に示すように、シャットル弁122が
その閉鎖位置にあるときに、弁122が垂直通路114
を閉ざし、パイロット圧力室27が通路42と連絡する
ことを阻止し、従って、パイロット圧力室27が排気口
45と連絡することを阻止する。通路130がシャット
ル空洞部154の上端部と連絡しかつ針弁空洞部132
まで延在している。全体を符号134で示した慣用の針
弁は、ピストン行程の頂部におけるピストンの休止を調
節可能に制御するために針弁用空洞部132の内部に配
置されている。針弁用空洞部132はまた、通路136
と連絡している。通路136は凹部138および中央通
路65と連絡している。これらの通路130、132、
136、138、65および80は、シャットル凹部1
54をピストン室150と直接に接続する第2通路構造
体を画成するために協働している。
【0019】例示した実施例においては、シャットル室
140がハウジング110の内部に設けられかつ通路1
42を経て針弁用空洞部132と連絡している。シャッ
トル室140は止めねじによりシールされている。シャ
ットル室140はファスナー打込み装置10が作動して
いる間に針弁134の調節感度を低下させる助けをする
容積を供給する。
【0020】ファスナー打込み装置10の繰返し操作を
行うためのシャットル弁122の移動は図4ないし図9
を参照すると理解されよう。最初に図4を参照すると、
装置10が休止しているときに、アクチュエータ44が
排気口45を遮断するそのシールされた不作動位置にあ
るので、通路42が供給圧力と連絡している。シャット
ル弁122の第2圧力応答面128が供給圧力にさらさ
れ、シャットル弁122をその開放位置に偏位させる。
シャットル弁122がその開放位置に配置されると、通
路42が垂直通路114を経てパイロット圧力室27と
連絡する。それに加えて、供給圧力が供給オリフィス1
52を経てパイロット圧力室27内に流入する。供給オ
リフィス152はその行程の下部におけるピストンの休
止を制御するために構成されかつ配置されている。従っ
て、主弁25がばね72によりかつパイロット圧力室2
7内の供給圧力によりその閉鎖位置に偏位される。通路
130が最終的には排気口104と連絡するので、シャ
ットル弁122の第1有効圧力面126が通路130を
経て大気圧にさらされる。
【0021】ファスナー打込み装置10の作動を開始す
るために、トリッガ49がディジタル方式で押されて、
アクチュエータ44をそのシールされていない作動位置
まで移動する。その結果、溜め室16内の供給圧力が通
路42からシールされ、かつ通路42が排気口45を経
て大気と連絡される。従って、パイロット圧力室27の
内部の圧力が通路114、凹部112、通路42および
排気口45を通じて大気中に放出され、主弁25の下面
に作用する供給圧力が主弁25をその開放位置(図5)
に移動する。主弁25が開いているときに、供給される
空気圧力がピストン24に伝達されて、ピストン24を
ファスナー打込み要素26と共にその打込み行程を通じ
て駆動する。主弁25がその開放位置にあるときに、排
気通路98が図2に示すように主弁25の内周部分96
がピストン停止装置52の着座面68と係合するために
遮断される。ピストン24の打込み行程の終りに、ピス
トンの上方のピストン室150内の圧力が供給圧力、す
なわち、高圧の空気であり、かつこの高圧の空気が図2
と図5に示すように通路80、65、138および13
6を経て通路130(図5の矢印C参照)に流入し始め
る。この明細書に使用している「ピストンの上方の圧
力」(“over−the−piston press
ure”)なる用語は、ピストン24の上方のピストン
室150内の圧力を意味する。ピストンの上方のピスト
ン室内の圧力は、装置10の循環作動(サイクリング)
の間の高圧から低圧までの範囲内にある。
【0022】図2と図6を参照すると、ピストン24の
戻り行程の部分の間に高圧であるピストン室150内の
ピストンの上方の圧力が通路130を含む二次通路構造
体を経てシャットル弁122の第1有効圧力応答面12
6と連絡する。この圧力の連絡により、シャットル弁1
22がその閉鎖位置に移動して、通路42がパイロット
室27と連絡することを阻止する。このときに、パイロ
ット圧力室27に図2に示すように自動供給オリフィス
152を経て供給圧力が満たされ(これはピストン行程
の下部におけるピストンの休止を制御する)、それによ
り主弁25をその閉鎖位置まで偏位し、従って、排気通
路98を開き、装置10が通路95および102を経て
排気することが可能になる。図7に矢印Dにより示した
ピストンの上方のピストン室内の圧力が通路130およ
びシャットル空洞部154と連絡する。ピストン24の
戻り行程のこの段階において、シャットル弁122の表
面積A(図7)に作用するピストンの上方のピストン室
内の圧力により生ずる力が表面積Bに作用する供給圧力
により生ずる力に等しいときに、シャットル弁122が
開き始める。シャットル弁122がその開放位置にある
ときに、装置10が図3に矢印で示すように十分に排気
し、ピストン24の戻り行程を完了する。トリッガ49
が依然として作動しているので、通路42はシールされ
ていない状態に保たれかつ大気に開放されている。
【0023】図8を参照すると、ピストン24の戻り行
程の完了時において、シャットル弁122がシャットル
空洞部154内の低圧のためにその開放位置にあるとき
に、別のピストン打込み行程が開始される。従って、パ
イロット圧力室27内の供給圧力が前述したように通路
114、凹部112、通路42および排気口45を経て
大気に放出され、主弁25をその開放位置に移動させ
る。この作用は別のピストンおよびファスナー打込み要
素の打込み行程を開始する。その後、通路1230およ
びシャットル空洞部154内のピストンの上方の圧力が
図9に矢印Cで示すように高圧になり始め、それにより
シャットル弁122を前述したようにその閉鎖位置に移
動させる。
【0024】従って、トリッガ49が作動している限
り、主弁25およびシャットル弁122の装置がピスト
ンおよびファスナー打込み要素の自動的な反復移動を保
証することが理解できよう。ファスナー打込み装置10
は単一作動用に設定されていない。しかしながら、高速
設定のために、空洞部140(図2)は、単一作動のた
めにトリッガ49を釈放するために適切な時間を与える
ために第1ツールの作動と第2ツールの作動との間に空
気圧による遅れ(pneumatic delay)を
生ずるように構成されかつ配置されている。
【0025】本発明の第2実施例を図10ないし図20
に示してある。全体を符号200で示した空気圧で作動
するファスナー打込み装置を図10に示してある。この
装置200は円筒形ハウジング部分213と該円筒形ハ
ウジング部分から横方向に延在するフレームハウジング
部分215とを有する全体を符号212で示したハウジ
ングを含む。中空の形状の取手部分214がフレームハ
ウジング部分215に画成されている。フレームハウジ
ング部分215は該フレームハウジング部分と連絡した
供給源から送られる加圧空気の溜め室216を構成して
いる。ハウジング212は、さらに、慣用の構造を有し
かつ慣用の方法で操作されるマガジン組立体(図示せ
ず)の内部に取り付けられたファスナーのパッケージか
らの先導ファスナーを内部に横方向に受け入れるように
なったファスナー打込み走行路(図示せず)を画成する
通常のノーズピースを含む。シリンダ221が円筒形ハ
ウジング部分213の内部に取り付けられている。シリ
ンダ221の上端部は、通路を経て溜め室216と連絡
する関係に配置されている。シリンダ221の内部に
は、ピストン224が取り付けられている。ファスナー
打込み要素226がピストン224により担持されてい
る。ファスナー打込み要素226は、打込み走行路の内
部に滑動可能に取り付けられかつファスナー打込み要素
226が打込み走行路の内部のファスナーと係合し、フ
ァスナーを長手方向に外方に加工物の中に移動する打込
み行程と戻り行程とを含む作動サイクルを通じてピスト
ンおよびシリンダユニットにより移動可能である。
【0026】前記作動サイクルを行うために、本発明に
より構成された全体を符号228で示した制御弁組立体
が設けられている。制御弁組立体228は、ハウジング
ユニットを含む。例示した実施例においては、ハウジン
グユニットは、ピン接続部231によりフレーム部分2
15に取外し可能に連結されたトリッガハウジング23
0と、好ましくはねじ236の形態のファスナーにより
トリッガハウジング230に固定された弁ハウジング2
32とを含む。ハウジング230および232はプラス
チック材料で成形されることが好ましい。Oリング23
8、240がハウジング212のフレーム部分の内部の
弁ハウジング232をシールしている。
【0027】さて、特に図10を参照すると、制御弁組
立体228は、主弁242を含む。主弁242は、弁ハ
ウジング232に対して取り付けられかつピストン室2
51を画成するシリンダ221の一端部247と溜め室
216との間の通路244と組み合わされている。主弁
242は通路244を開閉するために開放位置と閉鎖位
置との間を移動可能であり、かつ第1環状圧力応答面2
46と第2の対向した環状圧力応答面248とを有す
る。主弁242が閉ざされたときに、圧力応答面248
の一部分249が環状ハウジング座250を越えて延在
しかつ溜め室216内の溜めの圧力にさらされる。コイ
ルばね252の形態のばね構造体が圧力応答面246に
作用する溜め圧力と共に主弁242をその閉鎖位置に偏
位させている。従って、ばね252の力と圧力応答面2
46に作用する力との和は、対向した圧力応答面248
の部分249に作用する圧力に起因する力よりも大き
く、その結果、主弁242をその閉鎖位置に保持する。
ばね252は排気シール253の表面と主弁242の表
面との間に配置されている。排気シール253は弁ハウ
ジング232に固定され、かつ主弁242が全開位置に
ありそれにより排気通路254を閉ざすときに、排気シ
ール253の上側環状面255は主弁242の内面と接
触する。排気通路254は排気口256を経て大気と連
絡する。
【0028】ウレタンシール部材258が主弁242の
表面248に取り付けられ、かつ主弁242が閉ざされ
たときにシールを保証する。主弁242がその閉鎖位置
にあるときに、主弁242の表面248がハウジング2
12の座250とシール係合する。Oリングシール26
0が弁ハウジング232の内部の主弁242をシールす
るために設けられている。
【0029】全体を符号262で示した軸線通路構造体
が主弁242および排気シール253を貫通して形成さ
れている。通路構造体262は弁ハウジング232の通
路264とトリッガハウジング230の通路166とを
含む。通路構造体262は、以下の説明から明らかにな
るように、二次弁構造体に圧力信号を供給する。
【0030】圧力室268(図11)が主弁242の第
1圧力応答面246と弁ハウジング232の一部分との
間に画成されている。圧力室268は供給オリフィス2
70を経て溜め室または室216内の高圧と連絡してい
る。室268内のこの高圧は、以下に説明するように、
大気に放出されて、主弁242を開く。
【0031】図11について述べると、通路272は圧
力室268と排気口274とを制限ブリード通路276
を経て接続している。通路272、穴280、ブリード
通路276は、圧力室268と排気口274との間に第
1通路構造体を画成しており、その作用は以下の説明か
ら明らかになろう。
【0032】制御弁組立体228は、トリッガハウジン
グ230(図11)の穴280内に取り付けられたシャ
ットル弁278の形態の二次弁部材を含む。シャットル
弁278はほぼ円筒形でありかつピストン室251と連
絡する圧力であるピストンの上方のピストン室内の圧力
と連絡する第1有効圧力面282を有する。この圧力は
装置が作動するサイクルの部分により低圧であってもよ
いし、または高圧であってもよい。第1有効圧力面28
2がポート283と連絡し、次にポート283が針弁の
穴285と連絡し、穴285が弁ハウジング232の通
路264およびトリッガハウジング230の通路266
を経て軸線通路構造体262と連絡する。軸線通路構造
体262は通路244に開口し、従って、ピストン室2
51に開口している。これらの通路はシャットル弁27
8とピストン室251との間を直接に連絡する第2通路
構造体を画成している。
【0033】全体を符号284(図20)で示した針弁
組立体が穴285内に収容されている。針弁組立体28
4は、手動で調節可能な針弁286を含む。圧力通路2
88が針弁286、ポート283および通路266と連
絡している。弁ハウジング232がトリッガハウジング
230と連結されたときに、圧力空洞部292が画成さ
れ、かつポート290が圧力空洞部292(図19)を
ポート283と連絡する。針弁286による制限は、行
程の上部におけるピストンの休止を選択的に制御する。
さらに、圧力空洞部292は針弁286の感度を低下さ
せる。Oリングシール部材300がトリッガハウジング
230と弁ハウジング232との間をシールしている。
【0034】シャットル弁278は、第1有効圧力面2
82と対向しかつポート272を経て溜め室268と連
絡する第2圧力面294を有している。第2圧力面29
4と第1圧力面282は等しい面積を有する。図11に
示すように、シャットル弁278が供給オリフィス27
0を経てポート272および穴280と連絡した表面2
94に作用する溜めの圧力により通常偏位されたその開
放位置にあるときに、通路272が制限ブリード通路2
76と連絡する。Oリング296が溜めの圧力または高
圧の空気がシャットル弁278に送られることを阻止す
る。ポート283内のピストンの上方のピストン室内の
圧力が排気口256における大気圧であるので、第1圧
力面282が大気圧にさらされる。
【0035】図12を参照すると、ピストンの上方のピ
ストン室内の圧力、すなわち、高圧が第1圧力面282
に作用して、溜め圧力が第2圧力面に連絡しているため
に第2圧力面294に作用する力よりも大きい力を第1
圧力面282に加えると、シャットル弁278がその閉
鎖位置に向かって移動し、閉鎖位置において、弁278
の第2圧力面294が弁ハウジング232の面298と
係合して、ポート272と排気口274との間の連絡を
遮断する。Oリング296がポート283内の圧力が通
路272および通路276と連絡することを阻止する。
【0036】図11に示すように、制限ブリード通路2
76が通路272および穴280をトリッガステム穴3
00と接続する。トリッガステム穴300は排気口27
4と連絡している。アクチュエータを構成するトリッガ
ステム310は、主弁242のその開放位置への移動を
開始するために通常のシールされた位置からシールされ
ていない作動位置に移動して、それによりファスナー打
込み行程を通じてファスナー打込み要素226の移動を
開始するために、トリッガハウジング230により担持
されている。アクチュエータ310は、通常、その通常
のシールされた位置にコイルばね312により偏位され
ている。図11に示すように、アクチュエータ310
は、シールされた位置において、トリッガハウジング2
30の表面と係合しており、それらの間に圧縮されたO
リング314が排気口274をシールしている。
【0037】図10を参照すると、制御弁組立体228
は、通常の不作動位置から作動位置に手動で移動するた
めにピン318においてトリッガハウジング230に枢
着されたトリッガ部材316を含むトリッガ組立体を含
む。トリッガ組立体はまた、ピンによりトリッガ部材3
16に枢着されたロッカーアーム320を含む。トリッ
ガ部材316を上方に移動すると、ロッカーアーム32
0がアクチュエータ310と係合しかつ該アクチュエー
タをそのシールされた位置からそのシールされていない
作動位置まで移動する。
【0038】制御弁組立体228の操作は、図10ない
し図20を参照すると理解されよう。図11に示すよう
に、ファスナー打込み装置200が休止しているとき
に、面246に作用する供給オリフィス270からの溜
めの圧力が主弁242をハウジングの座250に偏位さ
せて、溜めの圧力がシリンダ221の開放端部246に
流入することを阻止する。主弁242は、表面積246
が座250を越えて延在する部分249の表面積よりも
大きいので上方に偏位される。溜めの圧力が通路272
および穴280に流入し、かつシャットル弁278の第
2圧力面294に作用する圧力のために、シャットル弁
278をその開放位置に偏位させる。シリンダ221の
上端部246が軸線方向通路262および排気通路25
6を経て大気圧にさらされているので、ポート283内
のピストンの上方のピストン室内の圧力は低圧である。
アクチュエータ部材310はその通常のシールされた位
置にあり、排気口274が閉ざされている。
【0039】図12に示すように、アクチュエータ31
0がトリッガ部材316を手動で移動することにより上
方に移動されるときに、排気口274が開かれ、それに
よりパイロット圧力室268内の圧力が通路272、穴
280およびブリード通路276を経て大気に放出され
る。その結果、主弁242が図10に示すようにその開
放位置に移動し、溜めの圧力が通路244を通過し、ピ
ストン室251中に流入して、ファスナー打込み要素を
打込み行程を通じて移動する。このときに、溜めの圧力
が軸線方向通路262を通過してポート285およびポ
ート283に流入するので、ピストンの上方のピストン
室内の圧力が高圧になり始める。図13に示すように、
アクチュエータ310が依然として作動しているので、
ファスナー打込み要素の戻り行程の間に通路283内の
ピストンの上方のピストン室内の圧力、すなわち、高圧
がシャットル弁278をその閉鎖位置に移動し、通路2
72と排気口274との間の連絡を阻止する。
【0040】図12に示すように、主弁242が全開さ
れたときに、第2圧力応答面248に作用する溜めの圧
力により生ずる力がばね252の圧縮された高さにおけ
る該ばねの力と第1圧力応答面246に作用する大気圧
により生ずる力との和よりも大きい。この位置において
は、主弁241が弁要素255と係合する。弁要素25
5は通路254を閉ざし、シリンダ221の上端部24
6における溜めの圧力が排気口256を通じて装置20
0から流出することを阻止する。
【0041】ピストン上のピストン室内の圧力または高
圧の空気は、軸線方向の通路262を通り、圧力通路2
88およびシャットル弁278の下方の針弁穴285を
通過してポート290に流入し、従って、空洞部292
に流入する。空洞部292は前述した空洞部140と類
似しており、かつ針弁の調節感度の低下を助ける容積
(volume)を提供する。ピストンの上方のピスト
ン室内の加圧空気が空洞部292内に発生して、シャッ
トル弁278の第1圧力面282に伝達され、従って、
シャットル弁278を図13に示すようにその閉鎖位置
に移動する。これは表面積Bに作用するピストンの上方
のピストン室内の圧力により生ずる力が表面積Cに作用
する溜めの圧力よりも大きいので発生する。シャットル
弁278は通路272が排気口274と連絡することを
阻止する。従って、室268には供給オリフィス270
を経て溜めの圧力が満たされる。供給オリフィス270
は行程の底部におけるピストンの休止を制御する。その
ときに、高圧空気が主弁242をその閉鎖位置に移動
し、それによりシール258がハウジングの座250と
係合する。ピストンの上方のピストン室内の圧力が軸線
方向通路構造体262および排気口256を通じて排出
される。空洞部292内のピストンの上方のピストン室
内の圧力が針弁286を通過してポート290(図1
9)を通って、その後、圧力通路288を通り、通路2
66および軸線方向通路構造体262のハウジング通路
264を通り、そして最後に排気口256を通じて排出
される。第1圧力面282に作用するシャットル弁27
8の下部の高圧が大気に放出され、従って、第2圧力面
294に作用する溜めの圧力がシャットル弁278をそ
の開放位置に移動する。その後、室268内の主弁24
2の下方の溜めの圧力は通路272を通り、穴280お
よび制限通路276を通り、かつ排気口284を通じて
大気に放出される。溜め216内の高圧は主弁242を
前述したようにその開放位置に押し込み、従って、ピス
トン224を下方に駆動する。ピストン224の作動サ
イクルは、アクチュエータ310がそのシールされてい
ない作動位置に保持されている限り、繰り返される。ト
リッガ部材316を釈放すると、ファスナー打込み装置
200がその休止位置に戻る。シャットル弁278は、
表面積Bに作用するピストンの上方のピストン室内の圧
力により発生した力が表面積Cに作用する溜めの圧力に
より発生した力と等しいときに、開き始める。表面積C
は表面積Bよりもかなり小さい。表面積Bと表面積Cの
比が大きい程、より大きい流出(bleed dow
n)が起こり、従って、より良好な信号が発生すること
が判明した。その結果、ファスナー打込み装置の応答性
がさらに高められる。
【0042】図14はポート283が大気圧であるピス
トンの上方のピストン室内の圧力にさらされたときに第
2圧力面294に作用する溜めの圧力により偏位された
開放位置におけるシャットル弁を示す。
【0043】図15はファスナー打込み装置200の作
動サイクルを繰り返すために高圧になり始めているポー
ト283内のピストンの上方のピストン室内の圧力を示
す。
【0044】図17と図18を参照すると、制限通路2
76の作用が理解されよう。通路272が開いていると
きに、制限通路276内の制限された排出空気がシャッ
トル弁278の第2圧力面294に高圧を作用する。従
って、シャットル弁278が第2圧力面294に作用す
る高圧によりその開放位置に移動される。通路276
は、シャットル弁の正規の行程を保証するためにシャッ
トル弁278に作用する圧力と流出の遅れ(bleed
down delay)とを発生する。
【0045】主弁242をファスナー打込み装置200
のフレーム内に位置決めすることによりツールの全体の
高さが減らされることは理解できよう。さらに、制御弁
組立体228がハウジング212から除去可能な単一ユ
ニットの形態に構成されているので、装置200の組立
および補修を容易に行うことができる。
【0046】図23に示すように、針弁286をねじを
切ったハウジング400と置き換えることができ、かつ
ハウジング400は遠隔作動装置410と連結されてい
る。この装置により、シャットル弁278を補助圧力源
により遠隔作動することができる。
【0047】上記の機能と同じ機能を行うために、主弁
とシャットル弁とを種々の形態に配置することができ
る。特に、図21を参照すると、自動弁に遠隔作動主弁
342を設けることができることが理解できよう。図2
1に示した装置により、主弁342がシリンダ221の
上方に配置されている。図10の実施例の場合と同様
に、シャットル弁(図示せず)がトリッガハウジング2
30内に配置されている。供給オリフィス270がパイ
ロット圧力室268に通路272を経て溜めの圧力を供
給する。前述した実施例の補助通路と同様な機能を行う
ピストンの上方の供給口244が設けられている。アク
チュエータがいったんそのシールされていない位置に移
動されると、繰返し循環作動を行うことが可能であるこ
とが理解できよう。
【0048】図22は本発明のさらに別の実施例を示
す。図示したように、シャットル弁278がツールハウ
ジング内に配置され、かつ慣用のトリッガ組立体346
が設けられている。各々の実施例においては、シャット
ル弁がピストンの上方のピストン室内の圧力の変化に直
接に応じて作動することが理解できよう。
【0049】以上、本発明を現在最も実際的でありかつ
好ましい実施例であると考えられる事項について説明し
たが、本発明は開示した実施例に限定されず、それどこ
ろか添付の特許請求の範囲の精神および範囲内に包含さ
れた種々の変型および同等の装置を網羅するように意図
されている。例えば、シャットル弁122が圧力のみに
より偏位されるとして開示されているが、空気圧による
遅れを高めるようにシャットル弁を偏位させるために、
ばねを圧力と共に使用することができることを理解でき
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】主弁と二次弁部材とを含むファスナー打込み装
置の部分断面図。
【図2】ファスナー打込み装置の打込み行程の間の位置
で示した図1の装置の拡大断面図。
【図3】ピストンの戻り行程の間の位置で示した図1の
装置の拡大断面図。
【図4】装置が休止しているときに開放位置にある二次
弁部材と閉鎖位置にある主弁とを示した図2の円Aによ
り囲まれた領域の拡大図。
【図5】ピストンの打込み行程を開始する開放位置に移
動した主弁を示す図4と同様な図。
【図6】ピストンの戻り行程の間の閉鎖位置にある主弁
および二次弁部材を示す図4と同様な図。
【図7】ピストンの戻り行程の間に低圧側に放出される
シャットル空洞部内のピストンの上方のピストン室内の
圧力を示す図6と同様な図。
【図8】ピストンの上方のピストン室内の圧力が低圧で
あるときにピストンの打込み行程の間の開放位置にある
主弁および二次弁部材を示した図4と同様な図。
【図9】ピストンの上方のピストン室内の圧力が高圧に
なるときのピストンの打込み行程の間の開放位置にある
主弁およびシャットル弁を示す図8と同様な図。
【図10】本発明の第2実施例により提供された制御弁
モジュールを含むファスナー打込み装置の断面図。
【図11】ファスナー打込み装置が休止しているときの
主弁および二次弁部材の相対位置を示した図10の弁モ
ジュールの部分断面図。
【図12】主弁を開放位置に移動する作動した作動部材
を示した図11と同様な断面図。
【図13】ピストンの戻り行程の間の閉鎖位置にある主
弁および二次弁部材を示した図12と同様な図。
【図14】ピストンの打込み行程の間の開放位置にある
主弁および二次弁部材を示した図12と同様な図。
【図15】二次弁部材に作用するピストンの上方のピス
トン室内の圧力が高圧になる状態を示した図14と同様
な図。
【図16】明瞭に提示するために主弁を除去した状態で
示した図10を矢印に方向に見た弁ハウジングの図。
【図17】開放位置にある二次弁部材を示した図16を
17−17線に沿って裁った部分断面図。
【図18】閉鎖位置にある二次弁部材を示した図16を
17−17線に沿って裁った部分断面図。
【図19】図10を19−19線に沿って裁った制御弁
モジュールのトリッガハウジングの図。
【図20】図10を20−20線に沿って裁った図。
【図21】二次弁部材と遠隔主弁とを含むファスナー打
込み装置の別の実施例の図。
【図22】二次弁部材と遠隔主弁とを含むファスナー打
込み装置のさらに別の実施例の図。
【図23】シャットル弁を補助圧力源により作動させる
ために作動可能な遠隔装置を示した略図。
【符号の説明】
10 ファスナー打込み装置 12 ハウジング組立体 16 溜め室 18 ファスナー打込み走行路 19 ファスナー 20 ファスナーマガジン 21 シリンダ 24 ピストン 25 主弁 26 ファスナー打込み要素 27 パイロット圧力室 28 弁機構 30 弁ハウジング 34 弁部材 37 ばね 42 通路 44 アクチュエータ 45 排気口 47 Oリング 48 トリッガ組立体 49 トリッガ部材 50 キャップ部材 72 ばね 65 通路 80 穴 102 排気通路 108 弁モジュール 110 ハウジング 112 凹部 114 垂直通路 123 Oリング 122 シャットル弁 126 第1圧力応答面 128 第2圧力応答面 130 通路 132 針弁空洞部 136 通路 150 ピストン室 200 ファスナー打込み装置 212 ハウジング 213 ハウジング部分 215 フレームハウジング部分 216 溜め室 221 シリンダ 226 ファスナー打込み要素 228 制御弁組立体 230 トリッガハウジング 232 弁ハウジング 242 主弁 246 第1圧力応答面 248 第2圧力応答面 252 コイルばね 254 排気通路 270 供給オリフィス 272 通路 274 排気口 276 制限ブリード通路 277 供給オリフィス 278 シャットル弁(二次弁部材) 282 第1圧力面 284 針弁組立体 286 針弁 294 第2圧力面 310 アクチュエータ 312 コイルばね

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧作動ファスナー打込み装置であっ
    て、 内部にシリンダを含むハウジング組立体を備え、前記ハ
    ウジング組立体はファスナー打込み走行路を画成し、さ
    らに、 打込み行程と戻り行程とを含む作動サイクルを通じて移
    動するために前記シリンダ内に滑動可能にシールするよ
    うに取り付けられた駆動ピストンと、 前記ピストンに作用する関係に連結されかつピストンの
    打込み行程に応じて打込み行程を通じかつピストンの戻
    り行程に応じて戻り行程を通じて前記ファスナー打込み
    走行路内で移動するために該走行路内に取り付けられた
    ファスナー打込み要素と、 前記ファスナー打込み要素の打込み行程の間に前記ファ
    スナー打込み要素により打込み走行路から打ち込まれる
    ように連続したファスナーを打込み走行路の中に横方向
    に供給するために前記ハウジングにより担持されたファ
    スナーマガジン組立体と、 前記シリンダの一端部に画成されかつ前記駆動ピストン
    と連絡するピストン室と、 前記ピストン室と連絡する空気圧溜めと、 前記ハウジング組立体内に画成された排気通路とを備
    え、該排気通路は該通路が開放状態にあるときにピスト
    ン室を大気と連絡し、さらに、 通常の閉鎖された位置から排気通路を閉ざす開放位置に
    移動可能でありかつピストンおよびファスナー打込み要
    素のファスナー打込み行程を通じてピストンおよびファ
    スナー打込み要素の移動を開始しかつ行なうために空気
    圧溜めからの加圧空気をピストン室に供給するパイロッ
    ト圧力で作動する主弁と、前記主弁は前記ハウジング組
    立体の一部分と共にパイロット圧力室を画成する第1圧
    力領域と前記第1圧力領域に対して対向する関係にあり
    かつ加圧空気の供給を受ける第2圧力領域とを有し、さ
    らに、 空気圧溜めをパイロット圧力室と連絡する供給オリフィ
    スと、 パイロット圧力室内の圧力を制御するために排気口に対
    して移動するために取り付けられたアクチュエータとを
    備え、前記アクチュエータは(1)通常排気口を閉ざす
    不作動位置に配置され、それにより前記空気圧溜めの内
    部の圧力を前記パイロット圧力室にその内部のパイロッ
    ト圧力として伝達することができ、かつ(2)手動作動
    手続きに応じて作動位置に移動可能であり、それにより
    前記パイロット圧力室内のパイロット圧力を排気口を通
    じて大気に排出し、さらに、 アクチュエータをその作動位置まで移動するために通常
    の不作動位置から作動位置まで手動で移動するために前
    記ハウジング部材に対して取り付けられたトリッガ組立
    体と、 パイロット圧力室と排気口との間の第1通路構造体と、 前記パイロット圧力室と前記排気口との間の連絡を可能
    にする前記加圧空気により偏位された開放位置と、前記
    ピストン圧力室と前記排気口との間の連絡を阻止する前
    記ピストン室内の駆動ピストンの上方の空気により偏位
    された閉鎖位置との間を移動可能であるように前記第1
    通路構造体に対して取り付けられた二次弁部材と、 前記ピストン室を前記二次弁部材および前記排気通路と
    連絡する二次通路構造体とを備え、 それにより前記トリッガ部材をその作動位置に移動して
    前記アクチュエータをその作動位置に移動し、前記パイ
    ロット圧力室内のパイロット圧力を排出しかつ前記主弁
    をその開放位置に移動し、それによりファスナー打込み
    行程を開始することにより作動サイクルが開始され、前
    記ピストン室内の前記ピストンの上方の圧力が二次弁部
    材と連絡して前記二次弁部材をその閉鎖位置に移動し、
    前記パイロット圧力室と前記排気口との間の連絡を阻止
    し、それにより前記主弁をその閉鎖位置に移動し、 前記二次弁部材が前記ピストン室内に発生する圧力の変
    化に応じて移動して前記主弁を往復動させ、それにより
    前記トリッガ部材がその作動位置にある限りは前記作動
    ピストンを繰り返される作動サイクルを通じて移動させ
    るように構成されかつ配置されている空気圧作動ファス
    ナー打込み装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング組立体が前記シリンダを
    収容する円筒形部分と前記円筒形部分からほぼ横方向に
    延在するフレーム部分とを含み、前記フレーム部分は環
    状の座を有し、前記主弁は前記主弁がその閉鎖位置にあ
    るときに前記座を密封する関係に係合する環状面を含
    み、前記第2圧力領域は前記主弁がその閉鎖位置にある
    ときに前記環状着座面を越えて延在する領域として画成
    されかつ前記圧力溜め内の前記加圧空気にさらされる請
    求項1に記載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  3. 【請求項3】 前記主弁の前記環状面の少なくとも一部
    分がその上にウレタンシール部材を含む請求項2に記載
    の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  4. 【請求項4】 前記主弁と前記二次弁とがハウジングユ
    ニット内に配置され、前記ハウジングユニットが弁ハウ
    ジングを含み、前記主弁は前記弁ハウジングに対して取
    り付けられ、かつ前記弁ハウジングと結合されたトリッ
    ガハウジングを含み、前記トリッガ部材が前記トリッガ
    ハウジングと結合されている請求項3に記載の空気圧作
    動ファスナー打込み装置。
  5. 【請求項5】 前記弁ハウジングが前記トリッガハウジ
    ングにファスナーにより結合され、かつ前記トリッガハ
    ウジングが前記ハウジング組立体の前記フレーム部分に
    取外し可能に結合されている請求項4に記載の空気圧作
    動ファスナー打込み装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングユニットが前記ハウジン
    グ組立体の前記フレーム部分に対して構成されかつ配置
    され、それにより前記フレーム部分から1つのユニット
    として取外し可能である請求項4に記載の空気圧作動フ
    ァスナー打込み装置。
  7. 【請求項7】 前記供給オリフィスがピストンの行程の
    下部において前記ピストンの休止を制御するためのサイ
    ズに構成されている請求項1に記載の空気圧作動ファス
    ナー打込み装置。
  8. 【請求項8】 前記第1通路構造体の一部分が前記パイ
    ロット圧力室から前記排気口への空気の流れを制限する
    ために構成されかつ配置された制限通路を備えている請
    求項1に記載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  9. 【請求項9】 前記二次弁部材がほぼ円筒形でありかつ
    第1面と対向した第2面とを有し、前記第1面と第2面
    が実質的に等しい表面積を有する請求項1に記載の空気
    圧作動ファスナー打込み装置。
  10. 【請求項10】 前記二次弁部材がその閉鎖位置にある
    ときに前記加圧空気にさらされる前記第1面の表面積が
    前記駆動ピストンの表面積が前記駆動ピストンの上方の
    圧力にさらされる前記第2面の表面積よりも小さい請求
    項9に記載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  11. 【請求項11】 前記第1通路構造体と前記第2通路構
    造体との間の連絡を阻止するためにOリングが前記二次
    弁部材の周囲のまわりに配置されている請求項9に記載
    の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  12. 【請求項12】 前記ハウジングが前記シリンダを包囲
    する円筒形部分と前記円筒形部分からほぼ横方向に延在
    するフレーム部分とを含み、前記主弁と前記二次弁がハ
    ウジングユニット内に配置され、前記ハウジングユニッ
    トが弁ハウジングと前記弁ハウジングと結合されたトリ
    ッガハウジングとを含み、前記トリッガ部材が前記トリ
    ッガハウジングと結合されており、前記主弁が前記弁ハ
    ウジングに対して取り付けられ、かつ前記二次弁部材が
    前記トリッガハウジングに対して取り付けられ、前記ハ
    ウジングユニットが前記ハウジング組立体から取り外さ
    れるように構成されかつ配置されている請求項1に記載
    の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  13. 【請求項13】 さらに、前記第2通路構造体内の空気
    の流れを制限して、それによりピストンの行程の上部に
    おけるピストンの休止を制御するために構成されかつ配
    置された前記第2通路構造体内に配置された弁を備えて
    いる請求項1に記載の空気圧作動ファスナー打込み装
    置。
  14. 【請求項14】 前記弁が手動で移動可能な針弁である
    請求項13に記載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  15. 【請求項15】 前記ハウジング組立体が前記弁と連絡
    する室を含み、前記室が前記針弁の感度の調節を低下さ
    せるように構成されかつ配置されている請求項14に記
    載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  16. 【請求項16】 さらに、前記アクチュエータを前記加
    圧空気と共にその通常のシールされた位置に偏位するば
    ねを含み、前記アクチュエータは前記アクチュエータが
    そのシールされた位置にあるときに前記排気口をシール
    するシール部材を含む請求項1に記載の空気圧作動ファ
    スナー打込み装置。
  17. 【請求項17】 さらに、前記主弁をその閉鎖位置に向
    かって上方に偏位するばねを含む請求項1に記載の空気
    圧作動打込み装置。
  18. 【請求項18】 前記主弁が前記シリンダの前記一端部
    の上方に配置され、それにより前記主弁がその閉鎖位置
    において前記シリンダの前記一端部と接触し、かつ前記
    二次弁部材が前記主弁とほぼ隣接して配置されている請
    求項1に記載の空気圧作動ファスナー打込み装置。
  19. 【請求項19】 前記ハウジング組立体が(1)前記シ
    リンダの上方に取り付けられたキャップ部材を含み、前
    記主弁が前記キャップ部材内に取り付けられ、かつ
    (2)前記キャップ部材に取り付けられた弁モジュール
    を含み、前記二次弁部材が前記弁モジュール内に取り付
    けられている請求項18に記載の空気圧作動ファスナー
    打込み装置。
  20. 【請求項20】 さらに、前記主弁をその閉鎖位置に向
    かって下方に偏位するばねを含む請求項18に記載の空
    気圧作動ファスナー打込み装置。
  21. 【請求項21】 前記二次弁部材を遠隔位置で移動する
    ように前記ハウジング組立体と空気圧で結合されるよう
    に構成されかつ配置された遠隔作動装置と組み合わされ
    た請求項1に記載の空気圧作動フアスナー打込み装置。
JP8327103A 1995-12-07 1996-12-06 空気圧作動ファスナー打込み装置 Pending JPH10128681A (ja)

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