JPH0871948A - 空気圧式固着具打込機 - Google Patents

空気圧式固着具打込機

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JPH0871948A
JPH0871948A JP21571394A JP21571394A JPH0871948A JP H0871948 A JPH0871948 A JP H0871948A JP 21571394 A JP21571394 A JP 21571394A JP 21571394 A JP21571394 A JP 21571394A JP H0871948 A JPH0871948 A JP H0871948A
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JP
Japan
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main
cylinder
piston
main cylinder
air
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Application number
JP21571394A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Fukui
弘幸 福井
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Kanematsu NNK Corp
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Kanematsu NNK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空気消費量の少ない、メインピストンの復帰
力の高い空気圧式固着具打込機を提供する。 【構成】 メインシリンダ8を静止位置と打込位置との
間で移動可能に支持するシリンダガイド13と、メイン
シリンダ用圧力室17にリザーバ5からの加圧空気を供
給したり遮断したりするトリガ装置6とを備え、メイン
シリンダの内側には隙間39をもってサブシリンダ9が
ハウジング3に固定され、メインピストン11の復帰の
際のピストン上面側の空気が隙間39を通り、メインシ
リンダ8の排気戻し穴41を通してリターンチャンバ2
1に戻されている。排気戻し穴41には、隙間39から
の空気の流入を許すがリターンチャンバ21からの空気
の流出を阻止するチェックバルブ43が設けられ、メイ
ンピストンの復帰の際のピストン上面側の排出空気がリ
ターンチャンバへ加わってリターンチャンバからメイン
ピストンの下面に供給され、メインピストンの復帰力を
高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釘打機等の空気圧式固
着具打込機に関し、特に、メインシリンダが静止位置と
打込み位置との間を移動するメインシリンダ移動型の空
気圧式固着具打込機に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧空気を利用して、ブレード等の打撃
部材をピストン・シリンダ装置によって駆動し、この打
撃部材によって、釘等の固着具を木材等の打込対象物に
打込む空気圧式固着具打込機は極めてよく知られてお
り、その概略的な構成は、内部に加圧空気を溜めるリザ
ーバを形成したハウジングと、ハウジング内部に設けら
れたメインシリンダと、メインシリンダ内を往復動する
ように配置され、下方のノーズにある固着具を打撃する
打込部材が連結されたメインピストンとを備えている。
そして、その動作においては、ハウジングのハンドル部
分に設けられたトリガ装置により、リザーバからメイン
シリンダへの加圧空気の供給を遮断してメインピストン
を静止させた状態にする静止位置とリザーバからメイン
シリンダへ加圧空気を供給してメインピストンを打込ま
せる打込位置とをとる。1つの形式の打込機では、メイ
ンシリンダ上部にメインシリンダ内への加圧空気の供給
及び遮断を制御するように移動するメインバルブが設け
られている。他の形式の打込機では、メインシリンダ内
への加圧空気の供給及び遮断を制御するように、メイン
シリンダ自体が静止位置と打込み位置との間を移動す
る。本発明は、後者の形式の空気圧式固着具打込機に係
る。このような打込機は、たとえば、実開昭57−10
8881号公報に記載されている。
【0003】メインシリンダ移動型の固着具打込機は、
トリガ装置を作動させることによって静止位置にあった
メインシリンダを打込位置に移動させてメインシリンダ
内へリザーバから加圧空気を供給してメインピストンを
下方のノーズ側に急激に移動させ、同時にメインピスト
ン下面側の空気をメインシリンダの下部とハウジングと
の間のリターンチャンバに加圧状態で溜める。次に、ト
リガ装置の作動の解除によって打込位置にあったメイン
シリンダを静止位置に移動させてメインピストン上面へ
の加圧空気の供給を停止するとともにリターンチャンバ
からメインピストンの下面に加圧空気を供給してメイン
ピストンを復帰させ、復帰の際にメインピストン上面側
のメインシリンダ内の空気をハウジングの外側に排気す
るように動作し、また、復帰の際に次の固着具をノーズ
に送ったりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このメイン
ピストンの復帰時にメインピストン上面側のシリンダ室
からの排気はそのまま無駄にハウジングの外に放出され
ている。そのため、従来の空気圧式固着具打込機にあっ
ては、空気消費量が多いという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、空気消費量の少
ない、しかもメインピストンの復帰力の高い空気圧式固
着具打込機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、打込み動作を行うメインピストンと、静
止位置と打込位置との間を移動する可動のメインシリン
ダと、該メインシリンダを外側から覆うように設けられ
て内部に加圧空気を溜めるリザーバが形成されたハウジ
ングと、該ハウジングに設けられ、メインシリンダが静
止位置と打込位置との間を移動するように支持するシリ
ンダガイドと、通常時にはメインシリンダを静止位置に
位置させ、作動時にはメインシリンダを打込位置に位置
させるようにメインシリンダ用圧力室に前記リザーバか
らの加圧空気を供給するトリガ装置とを備え、前記メイ
ンシリンダと前記ハウジングとの間には内部に加圧空気
を溜めるリターンチャンバが形成されており、トリガ装
置を作動させることによって静止位置にあったメインシ
リンダを打込位置に移動させてメインピストンの上面に
前記リザーバからの加圧空気を供給して該ピストンを打
込み動作させ、ピストン下面の空気を前記メインシリン
ダの下部穴から前記リターンチャンバに溜め、次に、ト
リガ装置の作動を解除することによって打込位置にあっ
たメインシリンダを静止位置に移動させてメインピスト
ン上面への加圧空気の供給を停止するとともに、メイン
ピストンの下面に前記リターンチャンバから加圧空気を
供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固着具打
込機を提供し、かかる固着具打込機は、メインシリンダ
の内側には、該メインシリンダとの間に一定の隙間を形
成するようにサブシリンダがハウジングに固定され、サ
ブシリンダの内側にメインピストンが往復動可能に配置
されており、サブシリンダの上部にはメインピストン上
面にリザーバからの加圧空気を供給するための流通口が
形成されており、更に、メインピストンの復帰の際の該
ピストン上面側の空気がサブシリンダとメインシリンダ
との隙間を通り、更にメインシリンダに形成された排気
戻し穴を通してリターンチャンバに戻されており、メイ
ンシリンダの排気戻し穴の部分には、前記隙間からの空
気の流入を許すがリターンチャンバからの空気の流出を
阻止するチェックバルブが設けられており、メインピス
トンの復帰の際の該ピストン上面側の排出空気がリター
ンチャンバへ加わって該リターンチャンバからメインピ
ストンの下面に供給されることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1において、空気圧式固着具打込機
としての釘打機1は、ピストンシリンダ装置を外から覆
う部分と打込機を持つためのハンドル2を形成する部分
とから成るハウジング3を有する。ハウジング3のハン
ドル2の端部には、外部から加圧空気を供給する供給口
(図示せず)が設けられ、ハンドル2の内部は加圧空気
が溜められるリザーバ5となっている。ハンドル2には
トリガ装置6が設けられている。ハウジング3のピスト
ンシリンダ装置を外から覆う部分の下部には固着具とし
ての釘を打出すノーズ7が一体的に設けられ、ノーズ7
には釘給送部(図示せず)から1本ずつ釘が給送される
ようになっている。
【0008】ピストンシリンダ装置を包囲するハウジン
グ3の部分の内側にはメインシリンダ8が設けられ、メ
インシリンダ8の内側には、サブシリンダ9が設けられ
ている。サブシリンダ9の上部にはリザーバ5からの加
圧空気を流すための流通口としての穴38が複数形成さ
れており、サブシリンダ9の下部にも穴45が複数形成
されている。更に、サブシリンダ9の内側には、ノーズ
7にある釘を打撃する打込部材としてのブレード10が
連結されたメインピストン11が往復動可能に配置され
ている。メインシリンダ8は、静止位置(図1の位置)
と打込位置(図2に示す下がった位置)との間を上下に
移動するように、ハウジング3の内壁に取付けられたシ
リンダガイド13によって支持されている。メインシリ
ンダの上部外周には、シリンダガイド13の内側に接す
るフランジ14が形成され、シリンダガイド13の下部
とフランジ14との間には、メインシリンダ8を図1の
静止位置に付勢するコイルばね15が設けられている。
更に、メインシリンダのフランジ14の上面には、メイ
ンシリンダ用圧力室17を形成するための円板18がガ
イドシリンダ13に固定されている。圧力室17にトリ
ガ装置6、加圧空気通路34を介してリザーバ5から加
圧空気が供給されると、該加圧空気がフランジ14に作
用してコイルばね15に抗して、メインシリンダ8を図
1のストローク19の分だけ下降させて図2の打込位置
となる。
【0009】メインシリンダ8の下部外周とハウジング
3の内壁との間にはメインピストン11の復帰用の加圧
空気を溜めるリターンチャンバ21が形成され、メイン
シリンダ8の下部穴22及びサブシリンダ9の下部穴4
5を介してサブシリンダ内に通じている。メインシリン
ダ8の上部には、排気通路23を形成する筒状部材25
が取付けられており、この筒状部材25の中心の中空部
には、上下にスライド可能で排気通路23を開閉する円
筒形状の排気バルブ26が設けられている。この排気バ
ルブ26の上面側には、トリガ装置6、加圧空気通路3
4を介してリザーバ5から加圧空気が供給される排気バ
ルブ作用室27が形成されており、図2の打込時におい
ては、トリガ装置6によってリザーバ5から加圧空気が
供給され、排気バルブ26が下降して排気通路23を密
閉し、メインシリンダ8に供給された加圧空気の排出を
防止する。
【0010】トリガ装置6は、バルブハウジング29と
バルブピン30とボール形状のバルブ本体31とバルブ
ピン30を押上げるトリガレバー33とを備え、バルブ
ピン30は、下方に下がった静止位置(図1の位置)
と、押上げられた打込位置(図2の位置)との間で移動
可能になっている。バルブハウジング29は、その上面
が開放していてリザーバ5から加圧空気が入るようにな
っており、バルブ本体31のバルブシートより下方のバ
ルブハウジングの側面には、加圧空気通路34の一端が
開口している。この加圧空気通路34が、既述のよう
に、メインシリンダ8のフランジ14の上面のメインシ
リンダ用圧力室17に通じており、更に排気バルブ作用
室27に通じている。通常時すなわちトリガレバー33
の解放時には、バルブピン30は下方に下がっていて、
図1に図示のように、バルブシートに着座したバルブ本
体31がリザーバ5から加圧空気が加圧空気通路34へ
供給されるのを遮断して、加圧空気通路34をバルブハ
ウジング29の下部を通して大気へ通じるようにしてい
る。打込みのため、トリガレバー33が上方に引かれる
と、バルブピン30が押上げられてバルブ本体31をバ
ルブシートから押上げ、リザーバ5から加圧空気が加圧
空気通路34へ供給され、更に、圧力室17と排気バル
ブ作用室27に供給される。
【0011】バルブピン30及びバルブ本体31が、図
1の静止位置にあるときは、加圧空気通路34は大気圧
にされ、メインシリンダ8はコイルばね15の力及びフ
ランジ14の下面に作用するリザーバ5の加圧空気の圧
力によって図1の静止位置に保持される。次に、図2に
示すように、トリガレバー33がバルブピン30を押上
げてバルブ本体31を押上げると、リザーバ5から加圧
空気が加圧空気通路34を通して圧力室17に供給さ
れ、この加圧空気がフランジ14の上面に作用すること
によってメインシリンダ8がシリンダガイド13に沿っ
て下方に移動させられ、更に、排気バルブ作用室27に
加圧空気が供給されて、排気バルブ26が下がって排気
通路23を閉じる。メインシリンダ8が下方に押下げら
れると、メインシリンダ8の上端がシール材35から離
れて、リザーバ5から加圧空気がメインシリンダ8内に
供給される。排気通路23は排気バルブ26によって閉
じているので、サブシリンダ9の穴38を介してメイン
ピストン11の上面に加圧空気が作用して下方に押下
げ、ブレード10を下方のノーズ側に急激に移動させて
ノーズ7にある釘を打込対象物に打込む。このとき、メ
インピストン11の下面側の空気が、サブシリンダ9の
下部穴45及びメインシリンダ8の下部穴22を通して
リターンチャンバ21に溜められる。
【0012】そして、図1に示すように、トリガレバー
33を解放すると、再び通路34の空気が大気へ排気さ
れ、圧力室17及び排気バルブ作用室27の空気が大気
圧に減圧し、メインシリンダ8がコイルばね15によっ
て静止位置に上昇し、排気バルブ26も排気通路23を
開放する。これにより、メインシリンダ8へのリザーバ
5からの加圧空気の供給が停止させられるとともに、リ
ターンチャンバ21からの加圧空気が下部穴22、45
からサブシリンダ9内へ供給されて、この加圧空気がメ
インピストン11の下面に作用してメインピストン11
を押上げて図1の静止位置に復帰させる。このとき、メ
インピストン11の上部側の空気の一部は排気通路23
から排気される。この排気が本発明による機構に利用さ
れる。
【0013】メインピストン11の復帰において、該ピ
ストン上面側のサブシリンダ9内の空気は、従来、排気
通路23を経由して外部にそのまま排気されていた。本
発明においては、排気通路23に送られた空気の外部へ
の排出が、排気通路出口としてハウジング3に形成され
た小孔37によってほんの少しに制限され、ピストン上
面側から排気される空気の大部分をリターンチャンバに
戻している。このため、前記のように、メインシリンダ
8の内側には、サブシリンダ9がノーズ7(ひいてはハ
ウジング3)に対して固定され、このサブシリンダ9の
内側にメインピストン11が往復動可能に配置されてい
る。更に、メインピストン11の復帰の際のピストン上
面側の加圧空気がサブシリンダ9とメインシリンダ8と
の隙間39を通ってリターンチャンバ21に戻るため、
メインシリンダ8の中間高さ位置には、排気戻し穴41
が複数形成されている。そして、この排気戻し穴41よ
り下方側への空気の流れを阻止するため、隙間39を排
気戻し穴41より下部の側でシールするシールリング4
2が、サブシリンダ9(またはメインシリンダ8でもよ
い)に設けられている。更に、メインシリンダ8の排気
戻し穴41の部分には、隙間39からリターンチャンバ
21へ空気が流入するのを許すがリターンチャンバから
隙間へ空気が流出するのを阻止するため、弾性Oリング
で成るチェックバルブ43が設けられている。従って、
図1に示すように、メインピストン11の復帰の際、ピ
ストン上面側の排気がリターンチャンバ21へ加わる。
リターンチャンバ21からは、メインシリンダ8の下部
穴22及びサブシリンダ9の下部穴45を通して加圧空
気がメインピストン11の下面に供給され、これによ
り、メインピストンの復帰力を高く維持する。なお、排
気通路23から外部へ排気する小孔37の直径は、排気
の戻り量を調節するため任意に選択できる。この選択の
容易のため、この小孔37の部分に絞りバルブを設けて
もよい。
【0014】チェックバルブ43は、メインシリンダ8
が打込位置にあるとき、リザーバ5からの加圧空気が、
隙間39からリターンチャンバ21へ流入するのを阻止
するように、規制される。このため、図1に示すよう
に、シリンダガイド13の下部には、チェックバルブ4
3を越えて下方に延びたチェックバルブ当接部46が形
成されている。この当接部46は、図2の打込位置にお
いては、Oリング形状のチェックバルブ43にしっかり
と当接して排気戻し穴41を密封し、リザーバ5の加圧
空気が隙間39からリターンチャンバ21へ流入するの
を阻止する。これによって、打込位置において、リター
ンチャンバ21を通してリザーバ5から加圧空気が、下
方に移動するメインピストン11の下面に供給されて、
その移動を妨げるのを防止できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、メインピストンの復帰
の際のピストン上面側の排気を従来のように無駄に外部
に排出することなく、メインシリンダとサブシリンダと
の隙間を通してメインシリンダの排気戻し穴及びチェッ
クバルブを経由した後リターンチャンバに供給して、排
気をメインピストンを静止位置に復帰させるために利用
しているので、空気圧式固着具打込機の空気消費量を低
減することができる。また、排気を利用するのでエネル
ギー効率が上昇し、外部への排気に伴う雑音の発生も減
少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気圧式固着具打込機としての釘
打機の静止状態を、1部省略して示す断面図である。
【図2】図1の釘打機の打込状態を示す図1と同様の図
である。
【符号の説明】
1 釘打機(空気圧式固着具打込機) 3 ハウジング 5 リザーバ 6 トリガ装置 8 メインシリンダ 9 サブシリンダ 11 メインピストン 13 シリンダガイド 15 コイルばね 17 メインシリンダ用圧力室 21 リターンチャンバ 23 排気通路 26 排気バルブ 33 トリガレバー 34 加圧空気通路 38 流通口としての穴 39 隙間 41 排気戻し穴 43 チェックバルブ 45 サブシリンダの下部穴 46 シリンダガイドのチェックバルブ当接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打込み動作を行うメインピストンと、静
    止位置と打込位置との間を移動する可動のメインシリン
    ダと、該メインシリンダを外側から覆うように設けられ
    て内部に加圧空気を溜めるリザーバが形成されたハウジ
    ングと、該ハウジングに設けられ、メインシリンダが静
    止位置と打込位置との間を移動するように支持するシリ
    ンダガイドと、通常時にはメインシリンダを静止位置に
    位置させ、作動時にはメインシリンダを打込位置に位置
    させるようにメインシリンダ用圧力室に前記リザーバか
    らの加圧空気を供給するトリガ装置とを備え、前記メイ
    ンシリンダと前記ハウジングとの間には内部に加圧空気
    を溜めるリターンチャンバが形成されており、トリガ装
    置を作動させることによって静止位置にあったメインシ
    リンダを打込位置に移動させてメインピストンの上面に
    前記リザーバからの加圧空気を供給して該ピストンを打
    込み動作させ、ピストン下面の空気を前記メインシリン
    ダの下部穴から前記リターンチャンバに溜め、次に、ト
    リガ装置の作動を解除することによって打込位置にあっ
    たメインシリンダを静止位置に移動させてメインピスト
    ン上面への加圧空気の供給を停止するとともに、メイン
    ピストンの下面に前記リターンチャンバから加圧空気を
    供給してメインピストンを復帰させる空気圧式固着具打
    込機において、 前記メインシリンダの内側には、該メインシリンダとの
    間に一定の隙間を形成するようにサブシリンダが前記ハ
    ウジングに固定され、該サブシリンダの内側に前記メイ
    ンピストンが往復動可能に配置されており、該サブシリ
    ンダの上部には前記メインピストン上面に前記リザーバ
    からの加圧空気を供給するための流通口が形成されてお
    り、更に、前記メインピストンの復帰の際の該ピストン
    上面側の空気が前記サブシリンダと前記メインシリンダ
    との隙間を通り、更に前記メインシリンダに形成された
    排気戻し穴を通して前記リターンチャンバに戻されてお
    り、前記メインシリンダの排気戻し穴の部分には、前記
    隙間からの空気の流入を許すがリターンチャンバからの
    空気の流出を阻止するチェックバルブが設けられてお
    り、メインピストンの復帰の際の該ピストン上面側の排
    出空気が前記リターンチャンバへ加わって該リターンチ
    ャンバからメインピストンの下面に供給されることを特
    徴とする空気圧式固着具打込機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気圧式固着具打込機
    において、前記チェックバルブは、前記メインシリンダ
    が打込位置にあるとき、前記隙間から空気がリターンチ
    ャンバへ流入するのを阻止するように、規制されること
    を特徴とする空気圧式固着具打込機。
JP21571394A 1994-09-09 1994-09-09 空気圧式固着具打込機 Pending JPH0871948A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012652A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 De Poan Pneumatic Corp エアードライバー
TWI424909B (zh) * 2010-01-29 2014-02-01 De Poan Pneumatic Corp 一種改良之氣動裝置

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