JP2010064225A - 打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】打込機の空気消費量を低減する。
【解決手段】ハウジングと、該ハウジング内部に設けられた圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該蓄圧室と連通可能なシリンダと、該蓄圧室と該シリンダの連通を制御するヘッドバルブと、該ヘッドバルブの動きを制御するトリガと、を備えた打込機において、該シリンダは移動手段を有し、該トリガを引くことにより、該移動手段に圧縮空気による圧力が働く構造とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、釘、ステープルなどの止具を打ち込む打込機の空気消費料低減に関するものである。
圧縮空気などの動力によってピストンを駆動し、木材などに止具を打込む打込機が知られている。これらの打込機には、圧縮空気を蓄える蓄圧室と、蓄圧室と連通可能なシリンダ、蓄圧室とシリンダの連通を制御するヘッドバルブが設けられている。打込機のトリガを引くと、ヘッドバルブが移動し、蓄圧室とシリンダを連通させる。そして、シリンダ内を往復動可能に設けられたピストンが下降していき、射出部に送られた先頭の止具を打込む。このような打込機は特許文献1に記載されている通り、すでに知られている。
特開2003−236768
特許文献1記載の打込機において止具を打ち込む際には、ヘッドバルブが上昇し、蓄圧室とシリンダが連通する。そして、蓄圧室の圧縮空気がシリンダに流入することでピストンと急激に下降させて止具を打込む。止具を打込んだ直後において、ピストンは急激に下降していくため、ピストン上側の圧力は、蓄圧室の圧力よりも小さい。従って、蓄圧室とシリンダ内のピストン上側の圧力が同等になるまで蓄圧室の圧縮空気がシリンダに流入する。止具を打ち込んだ後、すなわちピストンが下死点に達した後に、シリンダ内に流入する圧縮空気は仕事をせずに排出される。
上記課題を達成するために、ハウジングと、該ハウジング内部に設けられた圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該蓄圧室と連通可能なシリンダと、該蓄圧室と該シリンダの連通を制御するヘッドバルブと、該ヘッドバルブの動きを制御するトリガと、を備えた打込機において、該シリンダは移動手段を有し、該トリガを引くことにより、該移動手段に圧縮空気による圧力が働く構成とした。
本発明によれば、止具を打ち込んだ後すなわちピストンが下死点に達した後でも、蓄圧室の圧縮空気が、シリンダと蓄圧室の圧力がほぼ同等になるまで流入し続けることがなくなる。よって、打込みエネルギとはならずに排出される圧縮空気を減少させ、空気消費量を低減することができる。
従来の打込機の一例を説明する。また、説明の便宜上、図における紙面上方向を上方向、紙面下方向を下方向と定義するが、この定義は本発明を制限するものではない。
図5に示すように打込機は、図示しない空気圧縮機からの圧縮空気が、図示しないエアホースを介して、打込機1内の蓄圧室1に蓄積されている。打込機には、円筒状のシリンダ7が設けてあり、シリンダ7内には上下に摺動可能に往復動するピストン10が配置されている。また、シリンダ7の下方にはゴム製のバンパ16を配置している。バンパ16の下方には止具を打込むための射出部24を形成している。
蓄圧室1は、図示しない空気圧縮機にエアホース及びエアプラグを介して接続され、打込機の動力となる圧縮空気を蓄積する。
シリンダ7は、ピストン10を上下摺動自在に収容する。ピストン10はシリンダ7内周とほぼ同一の外周面をもち、ピストン10外周にはOリングなどのシール部材を有する。従って、シリンダ7はピストン10によってシリンダ7上室とシリンダ7下室に隔てられる。シリンダ上室は蓄圧室1及び大気と選択的に連通可能になっている。シリンダ7上部にはヘッドバルブ6が設けられており、バネによって下方向に付勢されている。
バンパ16は、シリンダ7内の下端に位置し、その上面はピストン10が下死点に達した際に突き当たる。バンパ16はゴムなどの弾性体であるため変形し、ピストン10の余剰エネルギーを吸収する。
射出部24は、バンパ16の下端に位置し、内部に射出口25を形成している。射出部24にはマガジンに収納された釘11が、スプリングによって射出口25方向に付勢されている図示しない給送部材によって送られてくる。射出口25は、ピストン10と一体となっているドライバブレード26を案内する役割も持っている。
次に、上記従来の打込機の動作について説明する。図示していないエアホースをつなぐと、蓄圧室1内に蓄積された圧縮空気の一部は、空気通路2を介して、制御バルブ3内に流入し、さらに空気通路4を介してヘッドバルブ室5へ流入する。ヘッドバルブ室5へ送られた圧縮空気はヘッドバルブ6とシリンダ7をさらに密着させ、圧縮空気の流入を防ぐ。
トリガ8を引くと、制御バルブ3内のプランジャ9が押し上げられ、ヘッドバルブ室5の圧縮空気が空気通路4を介して、大気に排出される。ヘッドバルブ室5の圧縮空気が排気されると、蓄圧室1の圧縮空気の圧力でヘッドバルブ6が押し上げられ、シリンダ7上室と蓄圧室1が連通する。また、同時にシリンダ7上室と大気が遮断され、蓄圧室1の圧縮空気がシリンダ7上室に流入する。シリンダ7上室に流入した圧縮空気はピストン10を急激に下死点に移動させ、釘11を打ち込む。この時、シリンダ7下室の空気は、空気通路12を介して戻り空気室13に流入する。シリンダ7の側面には、圧縮空気を戻り空気室13方向へのみに流入させる逆止弁14を備えた空気通路15が設けてある。よって、ピストン10がシリンダ7に設けられた空気通路15より下方に位置したとき、シリンダ7上室に流入した圧縮空気の一部が空気通路15を介して戻り空気室13に流入する。蓄圧室1から流入した圧縮空気によって下降してきたピストン10は下死点でバンパ16に接触する。バンパ16はピストン10の余剰エネルギーを吸収し、変形する。
トリガ8を戻すと、プランジャ9が戻り、制御バルブ3内に圧縮空気が流入する。そして、圧縮空気は空気通路2、空気通路4を介してヘッドバルブ室5へ流入する。ヘッドバルブ室5に圧縮空気が流入することにより、スリーブバルブ6が押し下げられ、蓄圧室1とシリンダ7上室を遮断する。そしてエキゾーストバルブ部17によって、シリンダ7上室と大気が連通する。ピストン10は、戻り室空気13に蓄積された圧縮空気によって下側から押圧され、上死点側に移動する。シリンダ7上室側の空気は空気通路18、膨張室19で減圧、消音されながら大気に放出され、初期状態に戻る。この工程を繰り返すと連結されている釘11が順次打ち込まれて行く。
次に本発明に係る打込機の一実施形態を図1〜図4用いて説明する。従来の打込機と対応する部材については共通の番号を付した。
図1に示すように本発明に係る打込機は、図示しない空気圧縮機からの圧縮空気が、図示しないエアホースを介して、打込機内の蓄圧室1に蓄積されている。打込機には、移動手段を備えた円筒状のシリンダ7が設けてあり、シリンダ7内には上下に摺動可能に往復動するピストン10が配置されている。また、蓄圧室1とシリンダ7の連通を制御するヘッドバルブ6が設けられている。
蓄圧室1は、図示しない空気圧縮機にエアホース及びエアプラグを介して接続され、本実施例に係る打込機の動力となる圧縮空気を蓄積する。
シリンダ7は、ピストン10を上下摺動自在に収容している。ピストン10はシリンダ7内周とほぼ同一の外周面を持ち、ピストン10外周にはシール部材であるピストンリング22を有する。従って、シリンダ7はピストン10によってシリンダ7上室とシリンダ7下室に隔てられる。シリンダ7上端付近にはヘッドバルブ6が位置しており、ヘッドバルブ6はヘッドバルブ室5に設けられたスプリングによって上下動可能に支持されている。ヘッドバルブ室5はヘッドバルブ6の上端とハウジング内壁とで形成される空間である。ヘッドバルブ室5の一部を形成しているハウジング内壁には空気通路4が設けられている。空気通路4は、制御バルブ3を介して蓄圧室1、もしくは大気と選択的に連通可能である。よって、蓄圧室1の圧縮空気が空気通路4を介してヘッドバルブ室5に流入する構造となっている。
制御バルブ3は主にプランジャ9とバルブピストン27で構成される。バルブピストン27は中空円柱形状であり、外周部にはOリングを備えている。プランジャ9は円柱形上であり、バルブピストン27と同様に外周部にOリングを備えている。またプランジャ9はバルブピストン27の中空部分に位置している。トリガ8を引かない状態において、プランジャ9は押し上げられていないため、空気通路4は蓄圧室1と連通している。トリガ8を引いた状態において、プランジャ9が上方向に押し上げられると、バルブピストン27は下方向に動き、ヘッドバルブ室5は大気と連通する。
トリガ8を引かない状態において、ヘッドバルブ6は蓄圧室1からの圧縮空気と、ヘッドバルブ室5に設けられたスプリングの2つよって下方向に付勢されている。ヘッドバルブ室5に設けられたスプリングが、ヘッドバルブ6を下方向に付勢する力は、蓄圧室1の圧縮空気が、ヘッドバルブ6を上方向に押し上げる力よりも小さい。よって、トリガ8を引き、ヘッドバルブ室5が大気と連通したとき、ヘッドバルブ室5に設けられたスプリングのみが、ヘッドバルブ6を下方向へ付勢する状態になる。これにより、ヘッドバルブ6はスプリングによる付勢力に抗して上方向に移動することができる。
また、シリンダ7は上下動可能な構造になっている。シリンダ7側面には、シリンダ7内の圧縮空気を戻り空気室13に送るための空気通路15が設けられている。空気通路15には、圧縮空気を戻り空気室13方向へのみ流入させる逆止弁14が設けてある。シリンダ7外周にはシリンダプレート20が設けられている。シリンダプレート20は中空円柱形状をしており、その内周と外周のそれぞれに、Oリングなどのシール部材が設けてある。シリンダプレート20の内周はシリンダ7の外周とほぼ等しく、シリンダプレート20の外周は打込機本体のハウジング内壁とシールしている。シリンダプレート20の上側端面は蓄圧室1の一部を形成しており、動かないようにハウジング内壁に固定されている。
シリンダ7に設けられた移動手段について説明する。移動手段はシリンダ7のフランジ部7aである。シリンダ7の外周側面にフランジ部7aが設けられており、その形状はシリンダプレート20とほぼ等しい。また、フランジ部7aの外周部にもOリングなどのシール部材が設けてある。フランジ部7aはシリンダプレート20の下部で、かつ空気通路15の上部に設けてある。空気通路15はシリンダ7側面に設けてあり、シリンダ7内部と戻り空気室13をつないでいる。また、空気通路15は、シリンダ7内部から戻り空気室13方向へのみ圧縮空気を流入させる逆止弁14を備えている。シリンダ7外周面、フランジ部7a、シリンダプレート20とハウジング内壁で、シリンダ付勢部21を形成している。シリンダ付勢部21は中空円柱状の空間であり、内部にはスプリング23が設けられている。スプリング23は、シリンダ付勢部21の一部を形成しているフランジ部7aを常に下方向に付勢している。シリンダ付勢部21の一部を形成しているハウジング内壁部分には穴が設けられて大気と連通する。これにより、戻り空気室13の圧力がフランジ部7aを上方向への押圧する力が、スプリング23がフランジ部7aを下方向に付勢する力よりも大きくなったとき、シリンダ7は戻り空気室13の圧力によって、スプリング23の付勢力に抗して上方向に移動する構造である。
バンパ16は、シリンダ7内の下端に位置し、その上面はピストン10が下死点に達した際に突き当たる。バンパ16はゴムなどの弾性体であるため変形し、ピストン10の余剰エネルギーを吸収する。
射出部24は、バンパ16の下端に位置し、内部に射出口25を形成している。射出部24にはマガジンに収納された釘11が、スプリングによって射出口25方向に付勢されている図示しない給送部材によって送られてくる。射出口25は、ピストン10と一体となっているドライバブレード26を案内する役割も持っている。
次に本発明の実施形態に係る打込機の動作について図2〜図4を用いて説明する。図示していないエアホースをつなぐと、蓄圧室1内に蓄積された圧縮空気の一部は、空気通路2を介して、制御バルブ3内に流入し、さらに空気通路4を介してヘッドバルブ室5へ流入する。ヘッドバルブ室5へ送られた圧縮空気はヘッドバルブ6とシリンダ7をさらに密着させ、圧縮空気の流入を防ぐ。
トリガ8を引くと、制御バルブ3内のプランジャ9が押し上げられ、ヘッドバルブ室5の圧縮空気が空気通路4を介して、大気に排出される。ヘッドバルブ室5の圧縮空気が排気されると、蓄圧室1の圧縮空気の圧力でヘッドバルブ6が押し上げられ、シリンダ7上室と蓄圧室1が連通する。また、同時にシリンダ7上室と大気が遮断され、蓄圧室1の圧縮空気がシリンダ7上室に流入する。シリンダ7上室に流入した圧縮空気はピストン10を急激に下死点に移動させ、釘11を打ち込む。この時、シリンダ7下室の空気は、空気通路12を介して戻り空気室13に流入する。
ピストン10が、空気通路15を通過すると、蓄圧室1からシリンダ7上室に流入した圧縮空気の一部が戻り空気室13へ流入する。戻り空気室13に流入した圧縮空気は、戻り空気室13の上部を形成する上記のフランジ部7aの下側を押圧する。戻り空気室13に流入した圧縮空気が、フランジ部7aの下側を押圧する力が、スプリング23がフランジ部7aの上側を付勢する力よりも大きくなると、シリンダ7はスプリング23の付勢力に抗してシリンダプレート20側へ移動する。この時、シリンダ7上端面がヘッドバルブ6とシールし、蓄圧室1からシリンダ7上室への圧縮空気流入を遮断する。蓄圧室1から流入した圧縮空気によって下降してきたピストン10は下死点でバンパ16に接触する。バンパ16はピストン10の余剰エネルギーを吸収し、変形する。
ここで、本発明に係る打込機の打込み過程において、蓄圧室1、シリンダ7上室、シリンダ7下室の圧力の関係を図2〜図4を用いて説明する。図2において、トリガ8を引いていない状態のため、図示していないエアホースから供給される圧縮空気は、蓄圧室1にのみ流入している。図2において、シリンダ7上室、シリンダ7下室には、圧縮空気は流入していないため、圧力は大気圧のままである。図2の打込機の蓄圧室1、シリンダ7上室、シリンダ7下室の圧力の関係を比で表すと、10:1:1程度である。
図3に示すように、トリガ8を引くと、ヘッドバルブ6が上方向に移動するため、蓄圧室1の圧縮空気がシリンダ7上室に急激に流入する。蓄圧室1には、図示しないエアホースから圧縮空気が供給され続ける。しかし、蓄圧室1からシリンダ7上室へ流入する圧縮空気の量のほうが多いため、蓄圧室1の圧力はわずかに減少する。蓄圧室1からシリンダ7上室に圧縮空気が流入したことにより、ピストン10が下方向に移動する。これにより、シリンダ7上室、シリンダ7下室ともに圧力が上昇する。シリンダ7下室の空気は、ピストン10が下降してわずかしか経っていないため、圧力の上昇はわずかである。図3の打込機の蓄圧室1、シリンダ7上室、シリンダ7下室の圧力の関係を比で表すと、9:5:1.5程度である。
図4に示すように、ピストン10が空気通路15を通過すると、空気通路15を介して戻り空気室13へ圧縮空気が流入する。これにより、戻り空気室13の圧力がスプリング23の付勢力より大きくなるため、シリンダ7は上方向に移動する。シリンダ7が上方向に移動すると、シリンダ7上端はヘッドバルブ6とシールする。これにより、蓄圧室1とシリンダ7上室との連通が遮断される。図3の状態と同様に、蓄圧室1には、図示しないエアホースから圧縮空気が供給され続ける。しかし、蓄圧室1とシリンダ7上室の連通は遮断されている。よって、蓄圧室1の圧力は図2の圧力と等しくなる。蓄圧室1とシリンダ7上室の連通は遮断されているため、シリンダ7上室に圧縮空気が流入しなくなる。よって、シリンダ7上室の圧力の上昇はわずかである。図3の状態より、さらにピストン10が下降することにより、シリンダ7下室の圧力は、さらに上昇する。図4の打込機の蓄圧室1、シリンダ7上室、シリンダ7下室の圧力の関係を比で表すと、10:6:2.5程度である。
トリガ8を戻すと、プランジャ9が戻り、制御バルブ3内に圧縮空気が流入する。そして、圧縮空気は空気通路2、空気通路4を介してヘッドバルブ室5へ流入する。ヘッドバルブ室5に圧縮空気が流入することにより、ヘッドバルブ6が押し下げられ、ヘッドバルブ6、シリンダ7は一体となって下方向に移動する。その後、戻り空気室13に蓄積された圧縮空気によってピストン10下側が押圧され、ピストン10は上死点側に移動する。この時、ピストン10上側の圧縮空気は、空気通路18、膨張室19で減圧、消音されながら大気に放出され初期状態に戻る。
このように釘11を打ち込み、ピストン10の下降中に、ピストン10上側に流入する圧縮空気を遮断することにより、打込みエネルギーにはならない圧縮空気を低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本発明は本実施形態に限定されず、発明の内容を逸脱しない範囲での変更が可能である。



本発明打込機の一実施形態を示す全体断面図。 本発明打込機の一実施形態の主要部を示す拡大断面図。 本発明打込機のトリガを引いたときの主要部を示す拡大断面図。 本発明打込機のトリガを引いたときの主要部を示す拡大断面図。 従来の打込機の一実施形態を示す全体断面図。
符号の説明
1・・・蓄圧室 4・・・空気通路 6・・・ヘッドバルブ 7・・・シリンダ
7a・・・フランジ部 10・・・ピストン 13・・・戻り空気室 21・・・シリンダ付勢部
23・・・スプリング 24・・・射出部

Claims (2)

  1. ハウジングと、該ハウジング内部に設けられた圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該蓄圧室と連通可能なシリンダと、該蓄圧室と該シリンダの連通を制御するヘッドバルブと、該ヘッドバルブの動きを制御するトリガと、を備えた打込機において、該シリンダは移動手段を有し、該トリガを引くことにより、該移動手段に圧縮空気による圧力が働くことを特徴とする打込機。
  2. ハウジングと、該ハウジング内部に設けられた圧縮空気を蓄える蓄圧室と、該蓄圧室と連通可能なシリンダと、該蓄圧室と該シリンダの連通を制御するヘッドバルブと、該シリンダ内を往復動可能なピストンと、ピストンを上死点に復帰させるための圧力を蓄える戻り空気室と、を備えた打込機において、該シリンダはフランジ部を有し、該フランジ部はハウジングとシールして戻り空気室の一部を形成し、該フランジ部の上部には、該フランジを常時下方向に付勢する弾性体を設け、該弾性体の付勢力は戻り空気室の最大圧力よりも小さいことを特徴とする打込機。
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