JP3840865B2 - 打込機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は釘等の止具を打込む圧縮空気式釘打機等の打込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の打込機の一例を図7、図8を参照して説明する。
【0003】
トリガバルブ部6は、後述するごとく、トリガ39により上下動されるプランジャ7、プランジャ7の移動に対応してプランジャ7と相反する方向に移動してスリーブバルブ室8内の圧縮空気を直接給排するバルブピストン9、プランジャ7及びバルブピストン9を移動可能に支持するバルブブッシュ10、11、プランジャ7とバルブピストン9との間に設けられたスプリング12等により構成されている。プランジャ7の下部には、バルブピストン下室13と大気を連通する空気通路16を断続するOリング25が設けられている。バルブピストン9には、蓄圧室2とバルブピストン下室13を連通する空気通路14を断続するOリング15、蓄圧室2とスリーブバルブ19の下方にあるスリーブバルブ室8を連通する空気通路20を断続するOリング21、空気通路20と大気を連通する空気通路47を断続するOリング23、バルブピストン下室13と空気通路47を常時シールするOリング24等が設けられている。
【0004】
バルブピストン9が上死点に位置している時、スリーブバルブ室8は蓄圧室2と連通すると共に大気とは遮断され、バルブピストン9が下死点に位置している時、スリーブバルブ室8は大気と連通すると共に蓄圧室2とは遮断される。
【0005】
メインバルブであるスリーブバルブ部26は、スリーブバルブ19、スリーブバルブ19の上方に嵌着され、蓄圧室2とシリンダ3間を断続するスリーブバルブラバー27、スリーブバルブ19を上死点側に付勢するスリーブバルブスプリング28、シリンダ3の上方に嵌着され、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空気を排気するための空気通路29をスリーブバルブ19との接離によって断続するエキゾーストラバー30、スリーブバルブ室8と空気通路29間を常時シールするOリング31、32等から構成されている。
【0006】
スリーブバルブ19の下降により、スリーブバルブ19がエキゾーストラバー30と接触して空気通路29を閉じると共に蓄圧室2とシリンダ3内のピストン4a上側が連通する。スリーブバルブ19の上昇により、シリンダ3上端が閉じると共にスリーブバルブ19がエキゾーストラバー30から離れ空気通路29が開く。空気通路29は図示しない空気通路を介して大気に連通している。
【0007】
シリンダ3下端外周にはドライバブレード4を上死点に復帰させるための圧縮空気を貯める戻し空気室33が設けられ、軸方向中央部下方に逆止弁34を備えた空気通路35及びシリンダ3下方に空気通路36が設けられている。またシリンダ3下端には釘5打込み後のドライバブレード4の余剰エネルギーを吸収するためのピストンバンパ37が設けられている。
【0008】
操作部38は、操作者によって操作されるトリガ39、トリガ39とプランジャ7との間に位置するアームプレート40、ノーズ41の下端からアームプレート40近傍まで延び、ノーズ41側に付勢されてノーズ41に沿って移動可能なプッシュレバー42等から構成されている。従って、周知のごとく、トリガ39の引き操作と、プッシュレバー42の被打込材への押し当て操作の両方が行われた時にプランジャ7が押し上げられるようになっている。
【0009】
次に、上記構成の打込機による打ち込み動作について、図7〜図11を参照して説明する。
【0010】
圧縮空気を蓄圧室2に貯溜した状態を図7、図8に示す。蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通路14を介してバルブピストン下室13に流入する。Oリング15とOリング25の径差による受圧力及びスプリング12の押圧力によってプランジャ7は下死点に位置する。また蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通路20を介してスリーブバルブ室8に流入する。スリーブバルブラバー27とOリング46の径差と、Oリング31、32の径差による受圧力及びスリーブバルブスプリング28の押圧力によって、スリーブバルブ19は上死点に位置する。
【0011】
次に、プランジャ7を上死点に押し上げた瞬間の状態を図9に示す。Oリング15によって空気通路14が遮断され、空気通路16を介してバルブピストン下室13と大気が連通し、バルブピストン下室13の圧縮空気は排気される。
【0012】
プランジャ7の上死点移動に対応してバルブピストン9が下死点に移動した瞬間の状態を図10に示す。バルブピストン下室13がほぼ大気圧になると、Oリング15とOリング23の径差による受圧力によって、スプリング12の押圧力に抗してバルブピストン9が下死点側に移動する。Oリング21によって空気通路20が遮断され、空気通路20、47を介してスリーブバルブ室8と大気が連通し、スリーブバルブ室8内の圧縮空気は排気される。
【0013】
スリーブバルブ室8がほぼ大気圧になると、スリーブバルブラバー27とOリング46の径差による受圧力によって、スリーブバルブスプリング28の押圧力に抗してスリーブバルブ19が下死点側に移動し始め、蓄圧室2とシリンダ3が連通すると、Oリング46とエキゾーストラバー30の径差による受圧力によって、スリーブバルブ19は急激に下死点側に移動する。
【0014】
エキゾーストラバー30によって空気通路29が遮断され、蓄圧室2とシリンダ3が連通する。蓄圧室2からシリンダ3のピストン4a上側に流入した圧縮空気によってピストン4aは急激に下死点側に移動しドライバブレード4が釘5を打ち込む。また、シリンダ3のピストン4a下側の空気は、空気通路36を介して戻し空気室33に流入し、ピストン4aが空気通路35を通過すると、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空気の一部が空気通路35を介して戻し空気室33に流入する。
【0015】
プランジャ7を下死点に戻した瞬間の状態を図11に示す。プランジャ7は、蓄圧室2の圧縮空気による受圧力とスプリング12の押圧力によって下死点側に移動する。Oリング25によって空気通路16が遮断され、空気通路14を介して蓄圧室2の圧縮空気がバルブピストン下室13内に流入する。
【0016】
バルブピストン下室13に圧縮空気が流入すると、Oリング21とOリング24の径差による受圧力とスプリング12の押圧力によって、バルブピストン9が上死点側に移動する。Oリング23によって空気通路20と47が遮断され、空気通路20を介して蓄圧室2とスリーブバルブ室8が連通し、スリーブバルブ室8に圧縮空気が流入する。スリーブバルブ室8に圧縮空気が流入すると、Oリング31とOリング46の径差による受圧力とスリーブバルブスプリング28の押圧力によってスリーブバルブ19が上死点側に移動する。スリーブバルブ19が上死点に達するとスリーブバルブラバー27によって蓄圧室2とシリンダ3間が遮断されるとともにエキゾーストラバー30により空気通路29が開きシリンダ3と大気が連通する。戻し空気室33に蓄積された圧縮空気によってシリンダ3のピストン4a下側が押圧され、ピストン4aは急激に上死点側に移動する。シリンダ3のピストン4a上側の空気は、空気通路29を介して大気に放出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の打込機は、バルブピストン下室13内の圧縮空気を空気通路16を介して排気するとともにスリーブバルブ室8内の圧縮空気を空気通路47を介して排気していた。空気通路16、47の排気口は共にトリガ39近傍にあるため、トリガ39を操作する指に圧縮空気がかかってしまうという問題があった。
【0018】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、圧縮空気がトリガ側に排気されないようにすることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、プランジャが下死点位置にある初期状態でバルブピストン下室に蓄圧室からの圧縮空気をプランジャの下方から流入させ、プランジャが上死点側に移動した時にバルブピストン下室内をプランジャの上方から大気に連通させ、バルブピストンを下死点側に移動させてシリンダの上端を開閉するスリーブバルブを動作させるスリーブバルブ室をバルブピストンの上方外周を介して大気に連通させ、バルブピストン下室およびスリーブバルブ室内の起動用圧縮空気をトリガバルブ部の上方から排気することにより達成される。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1、図2に本発明の一実施形態を示し、これをもとにまず全体構成を説明する。
【0021】
図示しない圧縮機からの圧縮空気は、図示しないエアホースを介して打込機本体1内の蓄圧室2に蓄積される。打込機本体1内には円筒状のシリンダ3が設けられ、シリンダ3内には上下に移動可能にピストン4aが設けられ、ピストン4aにはドライバブレード4bが一体に形成され、先端部4cによって釘5を打ち込むようになっている。
【0022】
トリガバルブ部6は、トリガ39により上下動されるプランジャ7、プランジャ7の移動に対応してプランジャ7と相反する方向に移動してスリーブバルブ室8内の圧縮空気を直接給排するバルブピストン9、プランジャ7及びバルブピストン9を移動可能に支持するバルブブッシュ10、11、プランジャ7とバルブピストン9との間に設けられたスプリング12等により構成されている。プランジャ7の上部には、バルブピストン下室13と大気を連通する空気通路14を断続するOリング15が設けられている。
【0023】
バルブピストン9には、大気とスリーブバルブ室8を連通する空気通路20、空気通路20と蓄圧室2を連通する空気通路22をそれぞれ断続するOリング21、23が嵌着され、またバルブピストン下室13と空気通路22を常時閉じるOリング24が嵌着されている。
【0024】
バルブブッシュ10には、バルブピストン下室13と蓄圧室2を連通する空気通路16、空気通路17を断続するOリング18および空気通路16と大気を常時閉じるOリング25が嵌着されている。
【0025】
シリンダ3の上側外周にはスリーブバルブ部26が設けられ、スリーブバルブ部26は、スリーブバルブ19、スリーブバルブ19の上方に嵌着され、蓄圧室2とシリンダ3を断続するスリーブバルブラバー27、スリーブバルブ19を上死点側に付勢するスリーブバルブスプリング28、シリンダ3の上方に嵌着され、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空気を排気するための空気通路29をスリーブバルブ19との接離によって断続するエキゾーストラバー30、スリーブバルブ室8と空気通路29を常時閉じるOリング31、Oリング32等から構成されている。
【0026】
スリーブバルブ19の下降により、スリーブバルブ19がエキゾーストラバー30と接触して空気通路29を閉じると共に蓄圧室2とシリンダ3内のピストン4a上側が連通する。スリーブバルブ19の上昇により、シリンダ3上端が閉じると共にスリーブバルブ19がエキゾーストラバー30から離れ空気通路29が開く。空気通路29は図示しない空気通路を介して大気に連通している。
【0027】
シリンダ3下端外周にはドライバブレード4を上死点に復帰させるための圧縮空気を貯める戻し空気室33が設けられ、軸方向中央部下方に逆止弁34を備えた空気通路35及びシリンダ3下方に空気通路36が設けられている。またシリンダ3下端には釘5打込み後のドライバブレード4の余剰エネルギーを吸収するためのピストンバンパ37が設けられている。
【0028】
操作部38は、操作者によって操作されるトリガ39、トリガ39とプランジャ7との間に位置するアームプレート40、ノーズ41の下端からアームプレート40近傍まで延び、ノーズ41側に付勢されてノーズ41に沿って移動可能なプッシュレバー42等から構成されている。従って、周知のごとく、トリガ39の引き操作と、プッシュレバー42の被打込材への押し当て操作の両方が行われた時にプランジャ7が押し上げられるようになっている。
【0029】
射出部43には、ピストン4の往復動に対応してマガジン44に装填された釘5を順次射出口41に給送する給送機構45が設けられている。
【0030】
次に、上記構成の打込機1による打込み動作について、図1〜図6を参照して説明する。
【0031】
打込機本体1にエアホースをつないだ状態を図1、図2に示す。
【0032】
圧縮空気は蓄圧室2に貯溜される。蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通路17、空気通路16を介してバルブピストン下室13内に流入する。Oリング15とOリング25の径差による受圧力およびスプリング12の押圧力によってプランジャ7は下死点に位置する。蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通路22を介してスリーブバルブ室8内に流入する。スリーブバルブラバー27とOリング46の径差、Oリング31、Oリング32の径差による受圧力およびスリーブバルブスプリング28の押圧力によって、スリーブバルブ19は上死点に位置する。
【0033】
トリガ39の引き操作とプッシュレバー42の被打込材への押し当て操作の両方を行い、プランジャ7を上死点に押し上げた瞬間の状態を図3に示す。
【0034】
Oリング18によって空気通路16が遮断されるとともにOリング15のシールが外れ、空気通路14を介してバルブピストン下室13と大気が連通し、バルブピストン下室13の圧縮空気は排気される。上方に排気されるので、トリガ39を操作する指にはかからない。
【0035】
プランジャ7の上死点側への移動に対応してバルブピストン9が下死点側に移動した瞬間の状態を図4に示す。
【0036】
バルブピストン下室13がほぼ大気圧になると、Oリング21とOリング24の径差による受圧力によって、スプリング12の押圧力に抗してバルブピストン9が下死点側に移動する。Oリング23によって空気通路22と空気通路20が遮断され、Oリング21のシールが外れ、空気通路20を介してスリーブバルブ室8と大気が連通し、スリーブバルブ室8内の圧縮空気は排気される。上方に排気されるので、トリガ39を操作する指にはかからない。
【0037】
バルブピストン9の下死点側移動に対応してスリーブバルブ19が下死点側に移動した瞬間の状態を図5に示す。スリーブバルブ室8がほぼ大気圧になると、スリーブバルブラバー27とOリング46の径差による受圧力によって、スリーブバルブスプリング28の押圧力に抗してスリーブバルブ19が下死点側に移動し始め、蓄圧室2とシリンダ3が連通すると、Oリング46とエキゾーストラバー30の径差による受圧力によって、スリーブバルブ19は急激に下死点側に移動する。
【0038】
エキゾーストラバー30によって蓄圧室2およびシリンダ3と空気通路29との間にが遮断されるとともに蓄圧室2とシリンダ3は連通する。蓄圧室2からシリンダ3のピストン4a上側に流入した圧縮空気によってピストン4aは急激に下死点に移動しながら釘5を打込む。また、シリンダ3のピストン4a下側の空気は、空気通路36を介して戻し空気室33内に流入し、ピストン4aが空気通路35を通過すると、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空気の一部が空気通路35を介して、戻し空気室33内に流入する。
【0039】
トリガ39を戻すかプッシュレバー42の被打込材への押し当て操作をやめて、プランジャ7を下死点に戻した瞬間の状態を図6に示す。プランジャ7は、Oリング15とOリング25の径差による受圧力とスプリング12の押圧力によって下死点側に移動する。Oリング15によって空気通路14が遮断され、Oリング18のシールが外れ、空気通路17、空気通路16を介して蓄圧室2の圧縮空気がバルブピストン下室13内に流入する。
【0040】
プランジャ7の下死点側移動に対応してバルブピストン9が上死点に移動すると、図1、図2の状態に戻る。バルブピストン下室13に圧縮空気が流入すると、Oリング23とOリング24の径差およびOリング15とOリング24の径差による受圧力とスプリング12の押圧力によって、バルブピストン9が上死点側に移動する。Oリング21によって空気通路20が大気と遮断され、空気通路22、空気通路20を介して蓄圧室2とスリーブバルブ室8が連通し、スリーブバルブ室8に圧縮空気が流入する。スリーブバルブ室8内に圧縮空気が流入すると、Oリング31とOリング46の径差による受圧力とスリーブバルブスプリング28の押圧力によってスリーブバルブ19が上死点側に移動する。
【0041】
スリーブバルブラバー27によって蓄圧室2とシリンダ3が遮断され、エキゾーストラバー30によってシリンダ3と大気が連通する。戻し空気室33に蓄積された圧縮空気によってシリンダ3のピストン4a下側が押圧され、ピストン4aは急激に上死点側に移動する。シリンダ3のピストン4a上側の空気は、空気通路29を介して大気に放出され初期の状態に戻る。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、スリーブバルブ室、バルブピストン下室の圧縮空気の排気をトリガ側以外としたため、トリガを操作する指に圧縮空気がかかることがなく、操作者の不快感は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明打込機の一実施形態を示す一部断面側面図。
【図2】図1のトリガバルブ部の初期状態を示す断面図。
【図3】図2からプランジャを押し上げた状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図4】図3からバルブピストンが下死点に移動した状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図5】スリーブバルブが下死点に移動した状態を示す断面図。
【図6】図4からプランジャを戻した状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図7】従来の打込機の一例を示す一部断面側面図。
【図8】図7のトリガバルブ部の初期状態を示す断面図。
【図9】図8からプランジャを押し上げた状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図10】図9からバルブピストンが下死点に移動した状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図11】図10からプランジャを戻した状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【符号の説明】
1は打込機本体、2は蓄圧室、6はトリガバルブ、7はプランジャ、9はバルブピストン、10、11はバルブブッシュ、12はスプリング、13はバルブピストン下室である。
Claims (1)
- 圧縮空気を貯める蓄圧室と、圧縮空気の押圧力によって往復移動し、釘等の止具を打撃するピストンと、ピストンを往復移動可能に支持するシリンダと、シリンダへの圧縮空気の給排を行うメインバルブと、メインバルブを操作するためのトリガバルブと、トリガバルブを駆動させるトリガを備えた打込機であって、
トリガの操作による上下動が可能な如くトリガバルブ内に設けられたプランジャと、トリガバルブ内に上下動可能に支持され、プランジャを上下動可能に支持するバルブピストンと、バルブピストンの下方に形成され、圧縮空気が供給された時バルブピストンを上昇させ、圧縮空気が排出された時にバルブピストンを下降させるバルブピストン下室と、圧縮空気が供給された時にシリンダと蓄圧室間を遮断するように前記メインバルブを動作させ、圧縮空気が排出された時にシリンダと蓄圧室間を連通するように前記メインバルブを動作させるメインバルブ室と、プランジャが下死点位置にある初期状態の時に蓄圧室とバルブピストン下室を連通させて蓄圧室内の圧縮空気をプランジャの下方からバルブピストン下室内に流入させる第1空気通路と、トリガの操作によりプランジャが上死点位置側に移動する時にバルブピストン下室を大気に連通させる第2空気通路と、バルブピストンが上方に移動する時に蓄圧室とメインバルブ室を連通させる第3空気通路と、バルブピストンが下方に移動する時にメインバルブ室を第2空気通路を介して大気に連通させるようにバルブピストンの上方外周に設けられた第4空気通路とを備え、トリガバルブを動作させるためのバルブピストン下室の圧縮空気をプランジャが上方に移動する時に第2空気通路を介して大気に排出し、メインバルブを動作させるためのメインバルブ室内の圧縮空気をプランジャが上方に移動してバルブピストンが下方に移動する時に前記第4空気通路と第2空気通路を介して大気に排出するようにしたことを特徴とする打込機。
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