JP2001198849A - 打込機 - Google Patents

打込機

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JP2001198849A
JP2001198849A JP2000014766A JP2000014766A JP2001198849A JP 2001198849 A JP2001198849 A JP 2001198849A JP 2000014766 A JP2000014766 A JP 2000014766A JP 2000014766 A JP2000014766 A JP 2000014766A JP 2001198849 A JP2001198849 A JP 2001198849A
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Sadanori Ishizawa
禎紀 石沢
Masanori Aoki
正則 青木
Hiroki Kitagawa
宏樹 北川
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/044Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with movable main cylinder
    • B25C1/046Trigger valve and trigger mechanism

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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動用圧縮空気がトリガを操作する指にかか
らないように排気すること。 【解決手段】 プランジャ7が下死点位置にある初期状
態でバルブピストン下室13に蓄圧室2からの圧縮空気
をプランジャ7の下方から流入させ、プランジャ7が上
死点側に移動した時にバルブピストン下室13内をプラ
ンジャ7の上方から大気に連通させ、バルブピストン9
を下死点側に移動させてシリンダ3の上端を開閉するス
リーブバルブ19を動作させるスリーブバルブ室8をバ
ルブピストン9の上方外周を介して大気に連通させ、バ
ルブピストン下室13およびスリーブバルブ室8内の起
動用圧縮空気をトリガバルブ部の上方から排気するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は釘等の止具を打込む
圧縮空気式釘打機等の打込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の打込機の一例を図7、図8を参照
して説明する。
【0003】トリガバルブ部6は、後述するごとく、ト
リガ39により上下動されるプランジャ7、プランジャ
7の移動に対応してプランジャ7と相反する方向に移動
してスリーブバルブ室8内の圧縮空気を直接給排するバ
ルブピストン9、プランジャ7及びバルブピストン9を
移動可能に支持するバルブブッシュ10、11、プラン
ジャ7とバルブピストン9との間に設けられたスプリン
グ12等により構成されている。プランジャ7の下部に
は、バルブピストン下室13と大気を連通する空気通路
16を断続するOリング25が設けられている。バルブ
ピストン9には、蓄圧室2とバルブピストン下室13を
連通する空気通路14を断続するOリング15、蓄圧室
2とスリーブバルブ19の下方にあるスリーブバルブ室
8を連通する空気通路20を断続するOリング21、空
気通路20と大気を連通する空気通路47を断続するO
リング23、バルブピストン下室13と空気通路47を
常時シールするOリング24等が設けられている。
【0004】バルブピストン9が上死点に位置している
時、スリーブバルブ室8は蓄圧室2と連通すると共に大
気とは遮断され、バルブピストン9が下死点に位置して
いる時、スリーブバルブ室8は大気と連通すると共に蓄
圧室2とは遮断される。
【0005】メインバルブであるスリーブバルブ部26
は、スリーブバルブ19、スリーブバルブ19の上方に
嵌着され、蓄圧室2とシリンダ3間を断続するスリーブ
バルブラバー27、スリーブバルブ19を上死点側に付
勢するスリーブバルブスプリング28、シリンダ3の上
方に嵌着され、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空
気を排気するための空気通路29をスリーブバルブ19
との接離によって断続するエキゾーストラバー30、ス
リーブバルブ室8と空気通路29間を常時シールするO
リング31、32等から構成されている。
【0006】スリーブバルブ19の下降により、スリー
ブバルブ19がエキゾーストラバー30と接触して空気
通路29を閉じると共に蓄圧室2とシリンダ3内のピス
トン4a上側が連通する。スリーブバルブ19の上昇に
より、シリンダ3上端が閉じると共にスリーブバルブ1
9がエキゾーストラバー30から離れ空気通路29が開
く。空気通路29は図示しない空気通路を介して大気に
連通している。
【0007】シリンダ3下端外周にはドライバブレード
4を上死点に復帰させるための圧縮空気を貯める戻し空
気室33が設けられ、軸方向中央部下方に逆止弁34を
備えた空気通路35及びシリンダ3下方に空気通路36
が設けられている。またシリンダ3下端には釘5打込み
後のドライバブレード4の余剰エネルギーを吸収するた
めのピストンバンパ37が設けられている。
【0008】操作部38は、操作者によって操作される
トリガ39、トリガ39とプランジャ7との間に位置す
るアームプレート40、ノーズ41の下端からアームプ
レート40近傍まで延び、ノーズ41側に付勢されてノ
ーズ41に沿って移動可能なプッシュレバー42等から
構成されている。従って、周知のごとく、トリガ39の
引き操作と、プッシュレバー42の被打込材への押し当
て操作の両方が行われた時にプランジャ7が押し上げら
れるようになっている。
【0009】次に、上記構成の打込機による打ち込み動
作について、図7〜図11を参照して説明する。
【0010】圧縮空気を蓄圧室2に貯溜した状態を図
7、図8に示す。蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気
通路14を介してバルブピストン下室13に流入する。
Oリング15とOリング25の径差による受圧力及びス
プリング12の押圧力によってプランジャ7は下死点に
位置する。また蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通
路20を介してスリーブバルブ室8に流入する。スリー
ブバルブラバー27とOリング46の径差と、Oリング
31、32の径差による受圧力及びスリーブバルブスプ
リング28の押圧力によって、スリーブバルブ19は上
死点に位置する。
【0011】次に、プランジャ7を上死点に押し上げた
瞬間の状態を図9に示す。Oリング15によって空気通
路14が遮断され、空気通路16を介してバルブピスト
ン下室13と大気が連通し、バルブピストン下室13の
圧縮空気は排気される。
【0012】プランジャ7の上死点移動に対応してバル
ブピストン9が下死点に移動した瞬間の状態を図10に
示す。バルブピストン下室13がほぼ大気圧になると、
Oリング15とOリング23の径差による受圧力によっ
て、スプリング12の押圧力に抗してバルブピストン9
が下死点側に移動する。Oリング21によって空気通路
20が遮断され、空気通路20、47を介してスリーブ
バルブ室8と大気が連通し、スリーブバルブ室8内の圧
縮空気は排気される。
【0013】スリーブバルブ室8がほぼ大気圧になる
と、スリーブバルブラバー27とOリング46の径差に
よる受圧力によって、スリーブバルブスプリング28の
押圧力に抗してスリーブバルブ19が下死点側に移動し
始め、蓄圧室2とシリンダ3が連通すると、Oリング4
6とエキゾーストラバー30の径差による受圧力によっ
て、スリーブバルブ19は急激に下死点側に移動する。
【0014】エキゾーストラバー30によって空気通路
29が遮断され、蓄圧室2とシリンダ3が連通する。蓄
圧室2からシリンダ3のピストン4a上側に流入した圧
縮空気によってピストン4aは急激に下死点側に移動し
ドライバブレード4が釘5を打ち込む。また、シリンダ
3のピストン4a下側の空気は、空気通路36を介して
戻し空気室33に流入し、ピストン4aが空気通路35
を通過すると、シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空
気の一部が空気通路35を介して戻し空気室33に流入
する。
【0015】プランジャ7を下死点に戻した瞬間の状態
を図11に示す。プランジャ7は、蓄圧室2の圧縮空気
による受圧力とスプリング12の押圧力によって下死点
側に移動する。Oリング25によって空気通路16が遮
断され、空気通路14を介して蓄圧室2の圧縮空気がバ
ルブピストン下室13内に流入する。
【0016】バルブピストン下室13に圧縮空気が流入
すると、Oリング21とOリング24の径差による受圧
力とスプリング12の押圧力によって、バルブピストン
9が上死点側に移動する。Oリング23によって空気通
路20と47が遮断され、空気通路20を介して蓄圧室
2とスリーブバルブ室8が連通し、スリーブバルブ室8
に圧縮空気が流入する。スリーブバルブ室8に圧縮空気
が流入すると、Oリング31とOリング46の径差によ
る受圧力とスリーブバルブスプリング28の押圧力によ
ってスリーブバルブ19が上死点側に移動する。スリー
ブバルブ19が上死点に達するとスリーブバルブラバー
27によって蓄圧室2とシリンダ3間が遮断されるとと
もにエキゾーストラバー30により空気通路29が開き
シリンダ3と大気が連通する。戻し空気室33に蓄積さ
れた圧縮空気によってシリンダ3のピストン4a下側が
押圧され、ピストン4aは急激に上死点側に移動する。
シリンダ3のピストン4a上側の空気は、空気通路29
を介して大気に放出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の打込機
は、バルブピストン下室13内の圧縮空気を空気通路1
6を介して排気するとともにスリーブバルブ室8内の圧
縮空気を空気通路47を介して排気していた。空気通路
16、47の排気口は共にトリガ39近傍にあるため、
トリガ39を操作する指に圧縮空気がかかってしまうと
いう問題があった。
【0018】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、圧縮空気がトリガ側に排気されないようにす
ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プランジャ
が下死点位置にある初期状態でバルブピストン下室に蓄
圧室からの圧縮空気をプランジャの下方から流入させ、
プランジャが上死点側に移動した時にバルブピストン下
室内をプランジャの上方から大気に連通させ、バルブピ
ストンを下死点側に移動させてシリンダの上端を開閉す
るスリーブバルブを動作させるスリーブバルブ室をバル
ブピストンの上方外周を介して大気に連通させ、バルブ
ピストン下室およびスリーブバルブ室内の起動用圧縮空
気をトリガバルブ部の上方から排気することにより達成
される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1、図2に本発明の一実施形態
を示し、これをもとにまず全体構成を説明する。
【0021】図示しない圧縮機からの圧縮空気は、図示
しないエアホースを介して打込機本体1内の蓄圧室2に
蓄積される。打込機本体1内には円筒状のシリンダ3が
設けられ、シリンダ3内には上下に移動可能にピストン
4aが設けられ、ピストン4aにはドライバブレード4
bが一体に形成され、先端部4cによって釘5を打ち込
むようになっている。
【0022】トリガバルブ部6は、トリガ39により上
下動されるプランジャ7、プランジャ7の移動に対応し
てプランジャ7と相反する方向に移動してスリーブバル
ブ室8内の圧縮空気を直接給排するバルブピストン9、
プランジャ7及びバルブピストン9を移動可能に支持す
るバルブブッシュ10、11、プランジャ7とバルブピ
ストン9との間に設けられたスプリング12等により構
成されている。プランジャ7の上部には、バルブピスト
ン下室13と大気を連通する空気通路14を断続するO
リング15が設けられている。
【0023】バルブピストン9には、大気とスリーブバ
ルブ室8を連通する空気通路20、空気通路20と蓄圧
室2を連通する空気通路22をそれぞれ断続するOリン
グ21、23が嵌着され、またバルブピストン下室13
と空気通路22を常時閉じるOリング24が嵌着されて
いる。
【0024】バルブブッシュ10には、バルブピストン
下室13と蓄圧室2を連通する空気通路16、空気通路
17を断続するOリング18および空気通路16と大気
を常時閉じるOリング25が嵌着されている。
【0025】シリンダ3の上側外周にはスリーブバルブ
部26が設けられ、スリーブバルブ部26は、スリーブ
バルブ19、スリーブバルブ19の上方に嵌着され、蓄
圧室2とシリンダ3を断続するスリーブバルブラバー2
7、スリーブバルブ19を上死点側に付勢するスリーブ
バルブスプリング28、シリンダ3の上方に嵌着され、
シリンダ3のピストン4a上側の圧縮空気を排気するた
めの空気通路29をスリーブバルブ19との接離によっ
て断続するエキゾーストラバー30、スリーブバルブ室
8と空気通路29を常時閉じるOリング31、Oリング
32等から構成されている。
【0026】スリーブバルブ19の下降により、スリー
ブバルブ19がエキゾーストラバー30と接触して空気
通路29を閉じると共に蓄圧室2とシリンダ3内のピス
トン4a上側が連通する。スリーブバルブ19の上昇に
より、シリンダ3上端が閉じると共にスリーブバルブ1
9がエキゾーストラバー30から離れ空気通路29が開
く。空気通路29は図示しない空気通路を介して大気に
連通している。
【0027】シリンダ3下端外周にはドライバブレード
4を上死点に復帰させるための圧縮空気を貯める戻し空
気室33が設けられ、軸方向中央部下方に逆止弁34を
備えた空気通路35及びシリンダ3下方に空気通路36
が設けられている。またシリンダ3下端には釘5打込み
後のドライバブレード4の余剰エネルギーを吸収するた
めのピストンバンパ37が設けられている。
【0028】操作部38は、操作者によって操作される
トリガ39、トリガ39とプランジャ7との間に位置す
るアームプレート40、ノーズ41の下端からアームプ
レート40近傍まで延び、ノーズ41側に付勢されてノ
ーズ41に沿って移動可能なプッシュレバー42等から
構成されている。従って、周知のごとく、トリガ39の
引き操作と、プッシュレバー42の被打込材への押し当
て操作の両方が行われた時にプランジャ7が押し上げら
れるようになっている。
【0029】射出部43には、ピストン4の往復動に対
応してマガジン44に装填された釘5を順次射出口41
に給送する給送機構45が設けられている。
【0030】次に、上記構成の打込機1による打込み動
作について、図1〜図6を参照して説明する。
【0031】打込機本体1にエアホースをつないだ状態
を図1、図2に示す。
【0032】圧縮空気は蓄圧室2に貯溜される。蓄圧室
2内の圧縮空気の一部は、空気通路17、空気通路16
を介してバルブピストン下室13内に流入する。Oリン
グ15とOリング25の径差による受圧力およびスプリ
ング12の押圧力によってプランジャ7は下死点に位置
する。蓄圧室2内の圧縮空気の一部は、空気通路22を
介してスリーブバルブ室8内に流入する。スリーブバル
ブラバー27とOリング46の径差、Oリング31、O
リング32の径差による受圧力およびスリーブバルブス
プリング28の押圧力によって、スリーブバルブ19は
上死点に位置する。
【0033】トリガ39の引き操作とプッシュレバー4
2の被打込材への押し当て操作の両方を行い、プランジ
ャ7を上死点に押し上げた瞬間の状態を図3に示す。
【0034】Oリング18によって空気通路16が遮断
されるとともにOリング15のシールが外れ、空気通路
14を介してバルブピストン下室13と大気が連通し、
バルブピストン下室13の圧縮空気は排気される。上方
に排気されるので、トリガ39を操作する指にはかから
ない。
【0035】プランジャ7の上死点側への移動に対応し
てバルブピストン9が下死点側に移動した瞬間の状態を
図4に示す。
【0036】バルブピストン下室13がほぼ大気圧にな
ると、Oリング23とOリング24の径差による受圧力
によって、スプリング12の押圧力に抗してバルブピス
トン9が下死点側に移動する。Oリング23によって空
気通路22と空気通路20が遮断され、Oリング21の
シールが外れ、空気通路20を介してスリーブバルブ室
8と大気が連通し、スリーブバルブ室8内の圧縮空気は
排気される。上方に排気されるので、トリガ39を操作
する指にはかからない。
【0037】バルブピストン9の下死点側移動に対応し
てスリーブバルブ19が下死点側に移動した瞬間の状態
を図5に示す。スリーブバルブ室8がほぼ大気圧になる
と、スリーブバルブラバー27とOリング46の径差に
よる受圧力によって、スリーブバルブスプリング28の
押圧力に抗してスリーブバルブ19が下死点側に移動し
始め、蓄圧室2とシリンダ3が連通すると、Oリング4
6とエキゾーストラバー30の径差による受圧力によっ
て、スリーブバルブ19は急激に下死点側に移動する。
【0038】エキゾーストラバー30によって蓄圧室2
およびシリンダ3と空気通路29との間にが遮断される
とともに蓄圧室2とシリンダ3は連通する。蓄圧室2か
らシリンダ3のピストン4a上側に流入した圧縮空気に
よってピストン4aは急激に下死点に移動しながら釘5
を打込む。また、シリンダ3のピストン4a下側の空気
は、空気通路36を介して戻し空気室33内に流入し、
ピストン4aが空気通路35を通過すると、シリンダ3
のピストン4a上側の圧縮空気の一部が空気通路35を
介して、戻し空気室33内に流入する。
【0039】トリガ39を戻すかプッシュレバー42の
被打込材への押し当て操作をやめて、プランジャ7を下
死点に戻した瞬間の状態を図6に示す。プランジャ7
は、Oリング15とOリング25の径差による受圧力と
スプリング12の押圧力によって下死点側に移動する。
Oリング15によって空気通路14が遮断され、Oリン
グ18のシールが外れ、空気通路17、空気通路16を
介して蓄圧室2の圧縮空気がバルブピストン下室13内
に流入する。
【0040】プランジャ7の下死点側移動に対応してバ
ルブピストン9が上死点に移動すると、図1、図2の状
態に戻る。バルブピストン下室13に圧縮空気が流入す
ると、Oリング23とOリング24の径差およびOリン
グ15とOリング24の径差による受圧力とスプリング
12の押圧力によって、バルブピストン9が上死点側に
移動する。Oリング21によって空気通路20が大気と
遮断され、空気通路22、空気通路20を介して蓄圧室
2とスリーブバルブ室8が連通し、スリーブバルブ室8
に圧縮空気が流入する。スリーブバルブ室8内に圧縮空
気が流入すると、Oリング31とOリング46の径差に
よる受圧力とスリーブバルブスプリング28の押圧力に
よってスリーブバルブ19が上死点側に移動する。
【0041】スリーブバルブラバー27によって蓄圧室
2とシリンダ3が遮断され、エキゾーストラバー30に
よってシリンダ3と大気が連通する。戻し空気室33に
蓄積された圧縮空気によってシリンダ3のピストン4a
下側が押圧され、ピストン4aは急激に上死点側に移動
する。シリンダ3のピストン4a上側の空気は、空気通
路29を介して大気に放出され初期の状態に戻る。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、スリーブバルブ室、バ
ルブピストン下室の圧縮空気の排気を上側としたため、
トリガを操作する指に圧縮空気がかかることがなく、操
作者の不快感は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明打込機の一実施形態を示す一部断面側面
図。
【図2】図1のトリガバルブ部の初期状態を示す断面
図。
【図3】図2からプランジャを押し上げた状態のトリガ
バルブ部を示す断面図。
【図4】図3からバルブピストンが下死点に移動した状
態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図5】スリーブバルブが下死点に移動した状態を示す
断面図。
【図6】図4からプランジャを戻した状態のトリガバル
ブ部を示す断面図。
【図7】従来の打込機の一例を示す一部断面側面図。
【図8】図7のトリガバルブ部の初期状態を示す断面
図。
【図9】図8からプランジャを押し上げた状態のトリガ
バルブ部を示す断面図。
【図10】図9からバルブピストンが下死点に移動した
状態のトリガバルブ部を示す断面図。
【図11】図10からプランジャを戻した状態のトリガ
バルブ部を示す断面図。
【符号の説明】
1は打込機本体、2は蓄圧室、6はトリガバルブ、7は
プランジャ、9はバルブピストン、10、11はバルブ
ブッシュ、12はスプリング、13はバルブピストン下
室である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気の押圧力によって往復移動動
    し、釘等の止具を打撃するピストンと、ピストンを往復
    移動可能に支持するシリンダと、シリンダへの圧縮空気
    の給排を行うメインバルブと、メインバルブを操作する
    ためのトリガバルブと、トリガバルブを駆動させるトリ
    ガを備えた打込機であって、 メインバルブ、トリガバルブを動作させるための圧縮空
    気の排気をトリガ側以外としたことを特徴とする打込
    機。
  2. 【請求項2】 前記トリガバルブ内に、トリガ操作によ
    って移動するプランジャと、プランジャのバルブピスト
    ン下室の圧縮空気の給排動作に応動して、メインバルブ
    を動作させるためにメインバルブ室の圧縮空気を給排す
    るバルブピストンを備え、バルブピストン下室とメイン
    バルブ室の圧縮空気を外部に排気するための空気通路を
    設け、前記排気をトリガ側以外にするように空気通路を
    配設したことを特徴とする請求項1記載の打込機。
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