JP4687572B2 - 打込機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮空気を動力源として釘やステープル等の止具を打ち込むための打込機に関するものである。
斯かる打込機の従来例を図5〜図9に基づいて説明する(例えば、特許文献1参照)。
図5は打込機の一形態としての空気式釘打機の要部断面図、図6は図5のA−A線断面図、図7〜図9は同空気式釘打機の作用を示す部分断面図である。
図5に示す空気式釘打機1は、側面視略T字状のハウジング14を備えており、このハウジング14内には蓄圧室7が形成されている。尚、図示しないが、ハウジング14のハンドル部8の後端部にはエアホースを接続するためのエアプラグが設けられている。
又、ハウジング14には、不図示の複数本の釘を収容して成るマガジン23が装着されているとともに、トリガ9によって上下動するプランジャ24を備えた制御バルブ25が設けられている。
更に、ハウジング14内にはシリンダ5が設けられており、このシリンダ5内にはピストン6が上下摺動可能に嵌挿されている。このピストン6は、シリンダ5内を垂直下方に延びており、シリンダ5内はピストン6によってピストン上室26とピストン下室27とに区画されている。そして、シリンダ5内の底部には、ゴム等の弾性体から成るピストンバンパ10が設けられている。
又、ハウジング14内のシリンダ5との間に形成される円筒状の空間の下半部には、シリンダ5のフランジ5aによって区画された戻し空気室11が形成されており、シリンダ5の戻し空気室11の一部を構成する部分の上下には空気孔28,17がそれぞれ周方向に複数形成されている。そして、上方の空気孔28には、ピストン6が空気孔28より下方に位置する場合にはピストン上室26から戻し空気室11方向への圧縮空気の流れのみを許容する逆止弁12が設けられている。
他方、ハウジング14内の上部には、シリンダ5の上部外周に沿って上下に移動可能な円筒状のスリーブバルブ4が設けられており、このスリーブバルブ4は、スプリング29によって常時上方に付勢されている。そして、このスリーブバルブ4の側部には、ハウジング14に形成された排気口18に選択的に連通する排気孔30が形成されている。
又、ハウジング14の天井壁の中心部には軸16が下方に向かって一体に突設されており、この軸16には、ウレタンゴムやニトリルゴム等の弾性体から成るヘッドバンパ2が軸方向に圧縮された状態で嵌め込まれて固定されている。
ところで、釘を打ち込む前の初期状態においては、図7に示すように、スリーブバルブ4は上方に位置しており、その上端面がハウジング14の天井面と接触するとともに(両者の接触面を22で示す)、その上端内周面がヘッドバンパ2の外周面と接触している(両者の接触面を20にて示す)。そして、スリーブバルブ4の下方には、該スリーブバルブ4とハウジング14及びシリンダ5によって区画されるスリーブバルブ室31が形成されており、釘の打込動作が行われない場合(制御バルブ25がOFF)には、前記制御バルブ25を介して蓄圧室7とスリーブバルブ室31が連通している。尚、スリーブバルブ室31は、不図示の空気通路を介して前記制御バルブ25に連通している。
又、ハウジング14の先端部には、釘を案内するノーズ32が取り付けられるとともに、該ノーズ32に沿って上下方向に移動可能なプッシュレバー15が設けられている。
次に、以上の構成を有する空気式釘打機1の作用を説明する。
木材等の不図示の被打込材への釘打作業に際して、ハンドル部8の後端部に設けられた不図示のエアプラグに不図示のエアホースを接続すると、コンプレッサ等の不図示の圧力供給源から圧縮空気がエアホースを経て空気式釘打機1のハウジング14内の蓄圧室7に供給される。
而して、初期状態においては、図7に示すように、スリーブバルブ4は上死点に位置しており、該スリーブバルブ4の上端外周面とヘッドバンパ2の外周面の接触面20及びスリーブバルブ4の上端面とハウジング14の天井面の接触面22によるシール作用によって、シリンダ5内のピストン上室26と蓄圧室7の連通が遮断されている。又、このとき、スリーブバルブ4の排気孔30とハウジング14の排気口18とが図示のように連通しており、シリンダ上室26は排気孔30と排気口18を介して大気に連通しているため、シリンダ上室26の圧力は大気圧に保持されている。
次に、トリガ9の引き操作とプッシュレバー15の被打込材への押し当て動作の双方がなされると、制御バルブ25がONされてスリーブバルブ室31の圧縮空気が制御バルブ25から本体外へと排出されるため、スリーブバルブ4の上方に作用している蓄圧室7の圧縮空気の圧力によってスリーブバルブ4がスプリング29の付勢力に抗して図8に示すようにシリンダ5の外周に沿って下方へ移動する。すると、ピストン上室26と蓄圧室7とが連通するとともに、ハウジング14の排気口18がスリーブバルブ4によって閉じられてピストン上室26の大気との連通が遮断され、蓄圧室7内の圧縮空気がピストン上室26内に流入するため、ピストン6は、圧縮空気の圧力を上面に受けてシリンダ5内を下死点に向かって急激に下降し、マガジン23からノーズ32の不図示の射出口へと供給された不図示の釘をドライブビット33によって打撃する。
そして、ドライブビット33によって打撃された釘は、ノーズ32の射出口に案内されて被打込材に打ち込まれる。尚、ピストン6がシリンダ5内を下降して上方の空気孔28を通過すると、ピストン上室26内の圧縮空気は、空気孔28と逆止弁12を通って戻し空気室11内に流入して蓄積される。又、ピストン6がシリンダ5内を下降して下死点に達すると、該ピストン6がピストンバンパ10に衝突して該ピストンバンパ10を弾性変形させるため、このピストンバンパ10の弾性変形によって余剰エネルギーが吸収される。
次に、トリガ9を元に戻すか、或はプッシュレバー15を被打込材から離すと、プランジャ24が元に戻って制御バルブ25がOFFされ、スリーブバルブ4が上方へ移動してその上端内周面がヘッドバンバ2の外周面に嵌合するため、両者の接触面20及びスリーブバルブ4の上端面とハウジング14の天井面の接触面22によってピストン上室26と蓄圧室7との連通が遮断されるとともに、スリーブバルブ4の排気孔30がハウジング14の排気口18に連通し、シリンダ上室26が大気と連通せしめられる。
すると、戻し空気室11に蓄積されていた圧縮空気が下方の空気孔17からピストン下室27内に流入するため、ピストン6は、圧縮空気の圧力を下面に受けてシリンダ5内を上死点に向かって急激に上昇する。これに伴ってピストン上室26内の空気は、排気孔30と排気口18から大気中に排出され、ピストン6は図7に示す初期状態に戻る。尚、ピストン6がシリンダ5内を上降して上死点に達すると、該ピストン6がヘッドバンパ2に衝突して該ヘッドバンパ2を弾性変形させるため、このヘッドバンパ2の弾性変形によって衝撃が吸収される。
以上の動作が繰り返されることによって、マガジン23内に収容された複数本の釘が被打込材に連続的に打ち込まれていく。
特開2001−162557号公報
近年、小型・軽量化のために打込機が高圧化してきており、例えば23気圧前後の高圧で使用されるものも普及してきているため、特にシール部への負荷は大きくなっている。
図5に示した従来の空気式釘打機1においては、ハウジング14に軸16を突設し、この軸16にヘッドバンパ2を軸方向に圧縮した状態で嵌め込んで固定する構造が採用されているが、正常状態ではヘッドバンパ2は圧縮で発生した弾性力によってハウジング14に圧着されており、ヘッドバンパ2とハウジング14の接触面3は密着しているため、ヘッドバンパ2とハウジング14の間に圧縮空気が流入することはない。
ところで、一般に空気式釘打機1は1秒間に3〜5本の釘を打ち込むことができる性能を有しているため、連続打ち時にはヘッドバンパ2はピストン6との衝突によって変形及び発熱し、該ヘッドバンパ2への負荷は相当なものとなる。ヘッドバンパ2への高負荷が長期に亘って繰り返されると、該ヘッドバンパ2とハウジング14の密着性が悪くなり、両者間に隙間が生じることがある。
而して、上述のようにヘッドバンパ2とハウジング14の間に隙間が生じると、図9に示すように、打ち込み動作開始時にスリーブバルブ4が若干下降して該スリーブバルブ4の上端面がハウジング14の天上面から離れたが、スリーブバルブ4の上端内周面がヘッドバンパ2の外周面に未だ嵌合しているためにピストン上室26と蓄圧室7との連通が遮断され、排気孔30と排気口18が連通しているためにピストン上室26の圧力が大気圧に保持されている状態では、蓄圧室7の圧縮空気が侵入経路21を経てヘッドバンパ2の上面に圧力を及ぼして該ヘッドバンパ2を図示のように下方へ撓ませる。つまり、ヘッドバンパ2は、これの上面に作用する圧縮空気の圧力と下面に作用する大気圧との差圧によって下方へ撓むように変形し、最悪の場合には、ヘッドバンパ2がハウジング14の軸16から脱落するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ヘッドバンパの脱落を確実に防ぐことができる釘打機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジング内のシリンダ内にピストンを摺動自在に嵌挿してシリンダ内にピストン上室とピストン下室を画成し、前記ピストンが初期位置に復帰した際の衝撃を吸収するヘッドバンパを前記ハウジング内に固定するとともに、前記シリンダの外周に沿って移動して前記ピストン上室をハウジング内の蓄圧室又は大気に選択的に連通させるスリーブバルブを設け、初期状態において前記スリーブバルブを前記ヘッドバンパに嵌合させて前記ピストン上室と前記蓄圧室との連通を遮断するとともに、ピストン上室を大気に連通させ、打込作業が開始されると前記スリーブバルブを移動させて前記ピストン上室を前記蓄圧室に連通させるとともに、ピストン上室と大気との連通を遮断し、蓄圧室からピストン上室に流入する圧縮空気の圧力によって前記ピストンをシリンダ内で急激に移動させて止具を打撃するようにした打込機において、前記ヘッドバンパに、前記排気孔を介して前記ヘッドバンパとハウジングとの接触面を前記シリンダ上室に連通させる排気孔を形成し、前記蓄圧室から前記ハウジングと前記ヘッドバンパとの接触部へ侵入する圧縮空気を、前記排気孔を介して大気中に排出することを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドバンパが劣化したために該ヘッドバンパとハウジングとの間に隙間が生じた場合であっても、打込作業の開始初期においてスリーブバルブ前及びピストン上室の大気との連通を遮断する前の状態で、蓄圧室からハウジングとヘッドバンパ間の隙間に侵入する圧縮空気は排気孔から大気中に排出されるため、ヘッドバンパの上下面には共に大気圧が作用することとなり、ヘッドバンパが差圧によって撓み変形してハウジングから脱落するという不具合の発生が確実に防がれる。又、作業者は、排気孔からの圧縮空気の排出によってヘッドバンパの劣化等の異常を感知することができ、ヘッドバンパの交換時期を事前に知ることができる。
本発明の別の特徴によれば、ヘッドバンパとハウジングとの間に隙間が生じた場合、打込作業の開始初期に蓄圧室からハウジングとヘッドバンパ間の隙間に侵入する圧縮空気は、ハウジングに形成された排気孔から大気中に直接排出される。
本発明のさらに別の特徴によれば、打込動作の開始初期にはピストン上室は未だ大気と連通状態にあるため、打込作業の開始初期に蓄圧室からハウジングとヘッドバンパ間の隙間に侵入する圧縮空気は、ヘッドバンパに形成された排気孔からピストン上室を経て大気中に排出される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る空気式釘打機の初期状態を示す部分断面図、図2は同空気式釘打機の平面図、図3は同空気式釘打機の打込開始初期の状態を示す部分断面図であり、これらの図においては図5〜図9に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態は、図1及び図2に示すように、ハウジング14の頂部に8つの排気孔14を軸16を中心とする同一円周上に等角度ピッチ(45°ピッチ)に形成し、これらの排気孔13を介してヘッドバンパ2とハウジング14との接触面3を大気に連通させたことを特徴とし、他の構成及び作用は図5〜図9に示した従来のものと同じである。
図1は空気式釘打機1の初期状態を示し、この初期状態においては、スリーブバルブ4は図示のように上死点に位置しており、該スリーブバルブ4の上端外周面とヘッドバンパ2の外周面の接触面20及びスリーブバルブ4の上端面とハウジング14の天井面の接触面22によるシール作用によって、シリンダ5内のピストン上室26と蓄圧室7の連通が遮断されている。又、このとき、スリーブバルブ4の排気孔30とハウジング14の排気口18とが図示のように連通しており、シリンダ上室26は排気孔30と排気口18を介して大気に連通しているため、シリンダ上室26の圧力は大気圧に保持されている。
次に、上記初期状態から打込動作が開始されると、前述のようにスリーブバルブ4がシリンダ5に沿って下動するが、スリーブバルブ4が僅かに下動した打込動作の開始初期においては、図3に示すように、スリーブバルブ4の上端内周面がヘッドバンパ2の外周面に依然として嵌合してピストン上室26と蓄圧室7の連通が遮断されたままであるとともに、スリーブバルブ4の排気孔30とハウジング14の排気口18は未だ連通状態にあるためにピストン上室26が大気に連通している。ヘッドバンパ2が劣化等していない正常な状態にあるときには、該ヘッドバンパ2は図1に示すようにハウジング14の天上面に密着しているために両者間に隙間は発生せず、ヘッドバンパ2とハウジング14の接触面3に圧縮空気が侵入することはない。
ところが、ヘッドバンパ2が劣化等のために変形し、図3に示すように、該ヘッドバンパ2とハウジング14との間に隙間が発生した場合には、その隙間に圧縮空気が侵入する。このような場合、図5に示した従来の空気式釘打機1では、圧縮空気の圧力がヘッドダンパ2の上面に作用し、ヘッドバンパ2の下面には大気圧が作用するため、ヘッドバンパ2は差圧によって図9に示すように下方へ撓み変形してハウジング14の軸16から脱落するという問題があったことは前述の通りである。
然るに、本実施の形態では、前述のようにハウジング14の頂部に8つの排気孔13を形成し、これらの排気孔13を介してヘッドバンパ2とハウジング14との接触面3を大気に連通させたため、図3に矢印19にて示すように、ヘッドバルブ2とハウジング14の間の隙間に侵入した圧縮空気は排気孔13を通って大気中に排出される。このため、ヘッドバンパ2の上下面には共に大気圧が作用することとなり、ヘッドバンパ2が差圧によって撓み変形してハウジング14から脱落するという不具合の発生が確実に防がれる。
又、作業者は、排気孔13からの圧縮空気の排出によってヘッドバンパ2の劣化等の異常を感知することができ、ヘッドバンパ2の交換時期を事前に知ることができる。
そして、スリーブバルブ4が更に下方へ移動すると、ピストン上室26が蓄圧室7に連通するとともに、ハウジング14の排気口18がスリーブバルブ4によって閉じられてピストン上室26と大気と連通が遮断される。すると、前述のように蓄圧室7からピストン上室26内に圧縮空気が流入し、ピストン6は、圧縮空気の圧力を上面に受けてシリンダ5内を下死点に向かって急激に下降してドライブビット33で釘を打撃する。以後の動作は前述と同様である。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図4に基づいて説明する。
図4は本実施の形態に係る空気式釘打機要部の断面図であり、本図においては図3に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについて説明は省略する。
本実施の形態は、排気孔13をヘッドバンパ2に形成し、ヘッドバンパ2とハウジング14との接触面3を排気孔13を介してシリンダ上室26に連通させたことを特徴とし、他の構成は前記実施の形態1のそれと同様である。
而して、本実施の形態においても、ヘッドバンパ2が劣化等のために変形し、図4に示すように、該ヘッドバンパ2とハウジング14との間に隙間が発生した場合であっても、打込動作の開始初期にはピストン上室26は未だ大気と連通状態にあるため、打込作業の開始初期に蓄圧室7からハウジング14とヘッドバンパ2間の隙間に侵入する圧縮空気は、図4に矢印19にて示すようにヘッドバンパ2に形成された排気孔13からピストン上室26及び排気孔30と排気口18を経て大気中に排出される。このため、ヘッドバンパ2の上下面には共に大気圧が作用することとなり、ヘッドバンパ2が差圧によって撓み変形してハウジング14から脱落するという不具合の発生が確実に防がれる。
尚、以上は止具として釘を打ち込む空気式釘打機に対して本発明を適用した形態について説明したが、釘以外のネジやステープル等の他の止具を打ち込むための他の任意の打込機に対しても本発明を同様に適用することができることは勿論である。
本発明の実施の形態1に係る空気式釘打機の初期状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気式釘打機の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気式釘打機の打込開始初期の状態を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気式釘打機の打込開始初期の状態を示す部分断面図である。 従来の空気式釘打機の要部断面図である。 図5のA−A線断面図である。 従来の空気式釘打機の作用を示す部分断面図である。 従来の空気式釘打機の作用を示す部分断面図である。 従来の空気式釘打機の作用を示す部分断面図である。
符号の説明
1 空気式釘打機(打込機)
2 ヘッドバンパ
3 ハウジングとヘッドバンパとの接触面
4 スリーブバルブ
5 シリンダ
5a シリンダのフランジ
6 ピストン
7 蓄圧室
8 ハンドル部
9 トリガ
10 ピストンバンパ
11 戻し空気室
12 逆止弁
13 排気孔
14 ハウジング
15 プッシュレレバー
16 軸
17 空気孔
18 排気口
19 排気口からの圧縮空気の排出方向
20 スリーブバルブとヘッドバンパとの接触面
21 圧縮空気の侵入経路
22 スリーブバルブとハウジングとの接触面
23 マガジン
24 プランジャ
25 制御バルブ
26 ピストン上室
27 ピストン下室
28 空気孔
29 スプリング
30 排気孔
31 スリーブバルブ室
32 ノーズ
33 ドライブビット

Claims (1)

  1. ハウジング内のシリンダ内にピストンを摺動自在に嵌挿してシリンダ内にピストン上室とピストン下室を画成し、前記ピストンが初期位置に復帰した際の衝撃を吸収するヘッドバンパを前記ハウジング内に固定するとともに、前記シリンダの外周に沿って移動して前記ピストン上室をハウジング内の蓄圧室又は大気に選択的に連通させるスリーブバルブを設け、初期状態において前記スリーブバルブを前記ヘッドバンドに嵌合させて前記ピストン上室と前記蓄圧室との連通を遮断するとともに、ピストン上室を大気に連通させ、打込作業が開始されると前記スリーブバルブを移動させて前記ピストン上室を前記蓄圧室に連通させるとともに、ピストン上室と大気との連通を遮断し、蓄圧室からピストン上室に流入する圧縮空気の圧力によって前記ピストンをシリンダ内で急激に移動させて止具を打撃するようにした打込機において、
    前記ヘッドバンパに、前記ヘッドバンパと前記ハウジングとの接触面を前記シリンダ上室に連通させる排気孔を形成し、
    前記蓄圧室から前記ハウジングと前記ヘッドバンパとの接触部へ侵入する圧縮空気を、前記排気孔を介して大気中に排出することを特徴とする打込機。
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