JP2001523170A - 互換性の制御モジュールを有するファスナー打込み装置 - Google Patents

互換性の制御モジュールを有するファスナー打込み装置

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JP2001523170A JP54804098A JP54804098A JP2001523170A JP 2001523170 A JP2001523170 A JP 2001523170A JP 54804098 A JP54804098 A JP 54804098A JP 54804098 A JP54804098 A JP 54804098A JP 2001523170 A JP2001523170 A JP 2001523170A
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ホワイト、ブライアン、エム.
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スタンレー ファスニング システムズ エル.ピー.
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    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
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    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder
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Abstract

(57)【要約】 i)ハウジング(12)に装着され、シリンダの一端を大気に連通するように開放可能な排出通路(76)を提供する制御モジュールハウジング組立体(38、42)と、ii)通路(30)を開閉するように開放位置と閉鎖位置との間を運動するように制御モジュールハウジング組立体(38、42)に装着された主弁(46)とを有する制御弁モジュール(36)を含む空圧作動のファスナ打込み装置(10)である。制御モジュール(36)は標準型式、完全サイクル型式、自動型式および遠隔型式の自動型式のうちから選択された一つである。選択された一型式の制御モジュール(36)はユニットとして取り外し可能なようにハウジング(12)の主フレーム部分(16)に対して構成され、かつ配置されている。選択された一型式の制御モジュール(36)をユニットとして取り外した後、前記型式の制御モジュールの別のものを、ハウジング(12)の主フレーム部分(16)と共に作動するようにユニットとして該ハウジングの部分に対して位置させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 互換性の制御モジュールを有するファスナー打込み装置発明の背景 本発明はファスナー打込み装置に関し、特に互換性の制御モジュールを有する 空圧作動のファスナー打込み装置に関する。 従来のファスナー打込み装置は典型的にピストンとシリンダユニットとを収容 するシリンダスリーブの上方に配置された主弁を含む。主弁はパイロット圧力で 作動し、閉鎖位置から開放位置まで運動可能で、加圧空気がファスナ打込みスト ロークを開始するためにピストンとシリンダとに連通しうるようにする。この主 弁/スリーブ弁装置は効率的であることが判明しているが、当該装置の全高を大 きくするが、これはある用途においては許容されないことがありうる。 また、従来のファスナ打込み装置は数型式のうちの一つの型式のものでよいこ とも知られている。「標準」型式の弁装置を含むものと従来から称せられている 第1の型式の打込み装置によれば、ピストンはトリガが作動するとファスナ打込 みストロークを実行する。この装置においては、ピストンはトリガが解放されて しまう後までは初期位置すなわち上方位置まで復帰しない。 標準型式はある用途に対しては適当ではあるが、操作者はファスナを打ち込む のに要する以上に長くトリガを作動させる可能性があり、これはピストンにかか る空気を増加させることになる。この圧力はライン圧力に達しうる。従って、ピ ストンにかかる高い圧力はピストンの復帰ストロークの間に排出する必要があり 、これは騒音を発生させる傾向がある。更に、そのような高圧を排出する必要が あるためトリガ起動工具による空気消費が高い。更に、高圧がピストンに不必要 に供給され、ピストンは打込みストロークの終わりにおいて前記工具のバンパと 接触するので、バンパの寿命が短くなる。 トリガ起動工具では、操作者が必要以上に長くトリガを作動させる場合、打込 み要素は露出した状態、すなわち前記工具の鼻部片から伸長した状態に留まる。 操作者が一方の位置から別の位置まで移動すると、ファスナ打込み要素の先端は 損傷あるいは破損しうる。更に、前記工具が椅子張り工具である場合、ファスナ 打込み要素の露出した先端が家具に引っ掛かり、織布を損傷させる可能性がある 。 「完全サイクル」弁装置を有する装置として知られている第2の型式のファス ナ打込み装置は、トリガが作動状態に留まっている間に工具の作動の一回の完全 サイクル(単一のフルサイクル)が完了するように開発されてきたものである。 このように、ピストンの空気はライン圧力以下の、比較的低い状態に留まってい る。このため、騒音を低下させ、バンパの寿命を増加させる。更に、ファスナ打 込み要素は鼻部片から極短時間露出されるのみでり、そのため前述の問題を排除 する。 また、自動モードで作動する第3の型式のファスナ打込み装置も存在する。打 込み装置を自動の作動モードで作動させるには、典型的には、圧力に応答する二 次弁が設けられている。このような装置により、手動で作動するトリガが作動し 、作動状態に保持されると、主弁と二次弁とは交互に作動し、ピストン室内へ空 気を取り入れ、その後、そこから空気を排出することによって、ピストンとファ スナ打込み要素との運動が繰り返される。 第4の型式のファスナ打込み装置はファスナ打込みストロークと戻りストロー クとを交互に発生させるために高圧信号と低圧信号とを交互に提供する遠隔の作 動装置に適当な仕方で本装置を接続することによって遠隔作動が可能にされる。 これらのファスナ打込み工具の各々に対する制約はそれらが単一モードのみで 作動するように構成され、2種類あるいは3種類のモードで作動するように容易 に適合させることが出来ないことである。操作者が作動モードを変更したいと思 う場合もあるので、種々の作動モードの間で容易、かつ効率的に変換可能なファ スナ打込み装置に対する要求がある。発明の要約 本発明の目的は前述した要求を満足させることである。本発明の原理によれば 、ハウジングと、前記ハウジング内に配置されたファスナ打込み軌道と、前記打 込み軌道内へ横方向に一連のファスナを供給するファスナマガジンと、前記打込 み軌道内のファスナが係合され、打込みトラックの長手方向外方で加工物内へ動 かされる打込みストロークと戻りストロークとを含む作動サイクルを通して運動 す るように摺動可能に装着されたファスナ打込み要素と、前記ファスナ打込み要素 に接続された打込みピストンとを含む空圧作動のファスナ打込み装置が提供され る。前記ハウジング内で画成されたシリンダはピストンを往復運動可能に装着し ており空気圧リザーバが通路を介して前記シリンダの一端と連通している。また 、前記通路を開放し、リザーバ圧力を一端において前記シリンダと連通させピス トンをファスナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向に運動させ、かつ 前記通路を閉鎖し、前記シリンダの一端を大気と連通させピストンが前記ファス ナ打込み要素の復帰ストロークを実行する方向に運動しうるようにする制御モジ ュールも含まれており、前記制御弁モジュールはi)前記ハウジングに対して装 着され前記シリンダの一端を大気と連通させるように開放可能な排気通路を提供 する制御モジュールハウジング組立体と、ii)前記通路を開閉するように開放 位置と閉鎖位置との間で運動するべく制御モジュールハウジング組立体に対して 装着された主弁とを含む。制御モジュールは初期位置からファスナ打込みストロ ークを通して、および前記ファスナ打込み要素が前記初期位置まで戻る戻りスト ロークを通してファスナ打込み要素の運動を実行させるべく作動可能である。制 御モジュールは以下の型式の一つが選択される。すなわち、a)トリガ組立体が 通常の非作動位置から作動位置まで運動すると、初期位置からファスナ打込みス トロークを通してファスナ打込み要素を運動させるようにトリガ組立体が作動可 能であり、トリガ組立体が作動位置から通常の非作動位置まで復帰すると、ファ スナ打込み要素が初期位置まで戻る戻りストロークを通してファスナ打込み組立 体が運動する第1の型式の制御モジュールと、b)トリガ組立体が通常の非作動 位置から作動位置まで運動すると、トリガ組立体がファスナ打込み組立体をファ スナの打込みストロークと戻りストロークとを含むファスナ打込み組立体の一回 の完全サイクルを通してファスナ打込み要素を運動させるようにトリガ組立体が 作動可能である第2の型式の制御モジュールと、c)トリガ組立体が通常の非作 動位置から作動位置まで運動すると複数の交互のファスナ打込みストロークと戻 りストロークとを通してファスナ打込み要素を運動させ、トリガ組立体が作動位 置から通常の非作動位置まで運動すると交互のファスナ打込みストロークと戻り ストロークとを停止させるようにトリガ組立体が作動可能である第3の型式の制 御 モジュールと、d)トリガ組立体が無く、交互のファスナ打込みストロークと戻 りストロークとを実行するように交互に高圧信号と低圧信号とを提供する遠隔作 動装置と接続されるように構成され、かつ配置されている第4の型式の制御モジ ュールである。選択された一つの制御モジュールはハウジングの主フレーム部分 からユニットとして取り外し可能なように該主フレーム部分に対して構成され、 かつ配置されている。選択された一つの制御モジュールをユニットとして取り外 した後、別の一型式の制御モジュールをハウジングの主フレーム部分と共に作動 するように該主フレーム部分に対して位置させることが出来る。 好適実施例においては、管状ハウジング部分と該管状ハウジング部分から横方 向に延びている主フレーム部分とを有するハウジングであって、前記管状ハウジ ング部分がファスナ打込み軌道を画成しているハウジングと、一連のファスナを 前記打込み軌道内へ供給するファスナマガジンと、前記打込み軌道内のファスナ が係合され、前記打込み軌道の長手方向外方に加工物内へ動かされる打込みスト ロークと、戻りストロークとを含む作動サイクルを通して運動するように前記打 込み軌道に摺動可能に装着されたファスナ打込み要素と、前記管状ハウジング部 分に画成され、その中でピストンが往復運動可能に装着されているシリンダと、 通路を介して前記シリンダの一端と連通している空気圧リザーバと、ファスナ駆 動要素の駆動ストロークを実行する方向にピストンを運動させるように前記通路 を開放し、一端で前記シリンダと前記リザーバの圧力を連通させ、前記ファスナ 打込み要素の復帰ストロークを実行する方向に前記ピストンが運動できるように 前記通路を閉鎖し、前記シリンダの一端を大気と連通させる制御モジュールとを 含み、前記制御モジュールが前記ハウジングの主フレーム部分に対して装着され 、シリンダの一端を大気と連通させるように開放可能な排気通路を提供している 制御モジュールハウジング組立体と、前記通路を開閉するべく開放位置と閉鎖位 置との間で運動するように制御モジュールハウジングに対して装着された主弁で あって、制御モジュールハウジング組立体の一部と共に制御圧室を画成している 第1の圧力領域を有し、第1の圧力領域とは反対側で第2の圧力領域を含む主弁 と、前記主弁を閉鎖位置に向って弾圧するばね構造体と、前記制御モジュールハ ウジング組立体に固定された排気シール構造体であって、排気シールが主弁が開 放位 置に配置されると排気通路を閉鎖するように主弁と作動関連している排気シール 構造体と、前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され、通常のシー ルされた位置から、主弁開放位置まで運動を開始させるために作動位置である非 シール位置まで運動させることよって、通路を開放し、ファスナ打込みストロー クを通してファスナ打込み要素の運動を開始させるように構成され、かつ配置さ れている作動部材と、通常の非作動位置から作動位置まで運動するように前記制 御モジュール組立体に対して装着されたトリガ組立体であって、それが非作動位 置から作動位置まで運動すると前記作動部材をその通常のシールされた位置から 作動位置である非シール位置まで運動させるトリガ組立体とを含み、前記作動部 材は制御圧室の圧力を制御することによって、前記作動部材がその作動位置であ る非シール位置にあると、前記第1の圧力領域に作用している制御圧室の圧力が 大気へ解放され、前記第2の圧力領域に作用している圧力が前記主弁をばね構造 体の弾圧に抗してその開放位置まで運動させ、ファスナ打込みストロークを開始 させ、前記主弁は開放位置にあると前記排気シール構造体と係合し、排気通路を 閉鎖し、前記シリンダの一端が大気と連通しないようにする空圧作動のファスナ 打込み装置が提供される。前記制御モジュールはファスナ打込み要素を初期位置 からファスナ打込みストロークを通して、かつ前記ファスナ打込み要素が前記フ ァスナの打込みストロークの後前記初期位置まで戻る戻りストロークを通して運 動させるように作動可能であり、前記制御モジュールは下記型式のうちから選択 された一つである。すなわち、a)前記トリガ組立体が通常の非作動位置から作 動位置まで運動すると前記ファスナ打込みストロークを通してファスナ打込み要 素を運動させるように作動し、トリガ組立体が前記作動位置から前記通常の非作 動位置まで復帰すると、前記ファスナ打込み要素が該ファスナ打込み要素が初期 位置まで戻る戻りストロークを通して運動する第1の型式の制御モジュールと、 b)トリガ組立体が通常の非作動位置から作動位置まで運動するとファスナ打込 みストロークと戻りストロークとを含む一回のファスナ打込みの完全サイクルを 通してファスナ打込み要素を運動させるように作動する第2の型式の制御モジュ ールと、c)前記トリガ組立体が通常の非作動位置から作動位置まで運動すると 、複数の交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを通してファスナ 打 込み要素を運動させ、かつ前記トリガ組立体が作動位置から通常の非作動位置ま で運動すると交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを停止させる ように作動する第3の型式の制御モジュールと、d)遠隔の作動装置に接続され 、交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを実行するために第4の 型式の制御モジュールに交互の高圧信号と低圧信号とを提供する第4の型式の制 御モジュールとである。選択された一制御モジュールはハウジングの主フレーム 部分からユニットとして取り外し可能なように該ハウジングの主フレーム部分に 対して構成され、かつ配置されており、前記選択された一型式の制御モジュール がユニットとして取り外された後、別の型式の一制御モジュールをハウジングの 主フレーム部分と共に作動可能なように、該主フレーム部分に対してユニットと して位置させることが可能である。 互換性にある制御モジュールはハウジングの主フレーム部分に容易に挿入ある いは取り外しが可能である。 本発明の前記およびその他の目的は以下の詳細説明および請求の範囲の過程に おいて明らかとなる。 本発明は実施例が示されている添付図面を参照することにより最良に理解出来 る。図面の簡単な説明 図1は本発明の原理によって提供された標準的な制御モジュールを含む、部分 的に断面で示すファスナ打込み装置の図面、 図2は本装置が休止しているときの閉鎖位置で示す制御モジュールの主弁の拡 大した断面図、 図3は初期の開放位置で主弁を示す、図2と類似の図面、 図4はファスナ打込みストロークを開始する完全に開放した位置において主弁 を示す、図2と類似の図面、 図5は空気による押圧およびばねによる弾圧によって閉鎖位置まで最初に運動 している主弁を示す図2と類似の図面、 図6は本装置の復帰ストロークの間閉鎖位置までのみばね弾圧によって運動し ている主弁を示す図2と類似の図面、 図7は閉鎖位置まで復帰した主弁を示す、図2と類似の図面、 図8は圧力室と作動部材との間の連通通路を示す拡大した断面図、 図9は補助圧力源によってシャットル弁を作動させるように作動可能な遠隔作 動装置を示す概略図、 図10は本発明の原理によって提供された自動制御弁モジュールを含むファス ナ打込み装置の断面図、 図11は本装置が休止しているときの主弁と二次弁部材との相対位置を示す、 図10に示す弁モジュールの部分的な断面図、 図12は開放位置まで主弁を運動させるように作動した作動部材を示す、図1 1と類似の断面図、 図13はピストンの戻りストロークの間の閉鎖位置における主弁および二次弁 部材を示す、図12と類似の図面、 図14はピストンの打込みストロークの開放位置における主弁と二次弁とを示 す、図12と類似の図面、 図15は高圧に移行する二次弁部材に作用するピストンに対する圧力を示す、 図14に類似の図面、 図16は主弁の図示を判り易くするために取り外した状態で示す、図10の矢 印Aの方向から見た弁ハウジングの図面、 図17は二次弁部材を開放位置で示す、図16の線17―17に沿って見た部 分的な断面図、 図18は二次弁部材を閉鎖位置で示す、図16の線17―17に沿って見た部 分的な断面図、 図19は図10の線19―19に沿って見た制御弁モジュールのトリガハウジ ングの図面、 図20は図10の線20―20に沿って見た図面、 図21は本発明により提供されたフルサイクルの制御弁モジュールを含むファ スナ打込み装置の部分的な断面図、 図22は本装置が休止しているときの主弁と二次弁部材との相対位置を示す、 図21に示す制御モジュールの部分的な断面図、 図23は主弁を開放位置まで運動させるように作動した作動部材を示す、図2 2と類似の断面図、 図24は作動部材が作動した状態に留まっている間のピストンの戻りストロー クの間の閉鎖位置における主弁と二次弁部材とを示す、図22に類似の図面、 図25は主弁部材が閉鎖位置に配置され、二次弁部材が開放位置まで復帰した 状態で解放された作動部材を示す、図22と類似の図面、 図26は図示を判り易くするために主弁を取り外した状態で示す、図21の矢 印Aaの方向から見た制御弁モジュールの部分の図面、 図27は二次弁部材を解放位置で示す、図26の線27―27に沿って見た部 分的な断面図、 図28は二次弁部材を閉鎖位置で示す、図26の線27―27に沿って見た部 分的な断面図、 図29は図21の線29―29に沿って見た制御弁モジュールのトリガハウジ ングの図面、 図30は図21の線30―30に沿って見た断面図、 図31は特に図9に示す遠隔作動装置と組み合わせて使用するようにされた自 動空気式ファスナ打込み装置の好適実施例の部分的な断面図、 図32は本装置が圧力源に接続されているが、休止しているときの主弁と二次 弁部材との相対位置を示す、図31に示す弁モジュールの部分的な断面図である 。発明の詳細説明 特に、図面を参照すると、図1から図8までは全体的に10で指示し、標準的 な制御モジュール組立体に使用する場合の本発明の原理を実施した空圧作動のフ ァスナ打込み装置を示す。 本装置10は全体的に12で指示するハウジングを含み、該ハウジングは全体 的に円筒形、すなわち管状のハウジング部分14と該管状ハウジング部分14か ら横方向に延びている主フレーム部分16とを含む。主フレーム部分は、連通し ている空気源から来る加圧空気を入れるリザーバ室18を構成している中空形状 の握り部分を形成している。ハウジング12の円筒形部分14はファスナ打込み 軌道を画成する通常の鼻端片を含み、前記ファスナ打込み軌道は全体で24で指 示し、従来の構造と作動とであるファスナマガジン組立体内の装着されたファス ナのパッケージから先導するファスナ22を横方向に受け取るようにされている 。ハウジング12の円筒形部分の内部には、上端28が通路30を介してリザー バ室18と外側で連通関係に配置されているシリンダ26が装着されている。シ リンダ26の内部には打込みピストン32が装着されている。ピストン32には ファスナ打込み要素34が支持されている、前記ファスナ駆動要素32にはファ スナ打込み要素34が支持されており、該打込み要素34は、ファスナ打込み要 素34が打込み軌道20内でファスナと係合し、ファスナを長手方向に加工物内 へ外方に運動させる打込みストロークと戻りストロークとを含む作動サイクルを 通してピストン32によって運動可能に打込み軌道20内で摺動可能に装着され ている。 前述の作動サイクルを実行するために、本発明によって構成され、全体的に3 6で指示する制御モジュールが設けられている。前記モジュール36は制御モジ ュールハウジング組立体を含み、該組立体は図示実施例においては、40におい てピン接続手段によって主フレーム部分16に接続されたトリガハウジング38 と、好ましくはねじ44の形態の固定具によってトリガハウジング38に固定さ れた弁ハウジング42とを含む。ハウジング38と42とはプラスチック材料か ら成形されることが好ましい。O―リング45はハウジング12の主フレーム部 分内で弁ハウジング42をシールする。制御モジュールハウジング組立体は単一 のユニットとして形成可能なことが認められる。 制御モジュール36は弁ハウジング42に対して装着された主弁46を含む。 図2を参照すると、主弁46は外周面48と内周面50とを有する円筒体である 。主弁46は通路30を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間で運動可能な ように通路30に対して装着されている。主弁46は第1の環状の圧力領域52 と、第2の、反対側の環状の圧力領域(図1から図7におけるAからEまで)と を含む。図2に示すように、本装置10が主弁46が閉鎖位置にある状態で休止 していると、圧力領域Aは環状のハウジングの着座面56を越えて延び、リザー バ圧力に対して露出されている。コイルばね58の形態のばね構造体は圧力領域 52に作用するリザーバ圧力と共に主弁46を閉鎖位置まで弾圧する。このよう に、 ばね58の力に圧力領域52に作用する力とを加えたものが反対側の圧力領域A に作用する圧力による力よりは大きく、その結果、主弁46を閉鎖位置に保持す る。ばね58は全体的に60で指示する排出シール構造体の面と主弁46の面と の間に配置されている。 圧力領域52は弁ハウジング40の環状の溝部分62と共に圧力室64を画成 する。圧力室64は孔68と連通する通路66および67(図8)を介してリザ ーバ圧、すなわち室18内の高圧と連通している。孔68は作動部材70を収容 し、ポート69を介して室18のリザーバ圧に露出される。室64内のこの高圧 は以下説明するように主弁46を開放するために大気に対して放出される。 ウレタンのシール部材72が主弁46の上面73の縁部に取り付けられ、主弁 46が閉鎖位置にあるとき該主弁とハウジングの着座面56との間のシールを向 上させる。図示実施例において、主弁46の上面73は複数のポート74を含み 、そのため通路30とシリンダの上端28とが、その機能が以下明らかとなる制 御モジュール組立体において画成された排出通路76と連通しうる。O−リング シール78と80とが弁ハウジング42内で主弁46をシールするために設けら れている。 排出シール構造体60は、該シール構造体60の面82が弁ハウジング42の 面84と係合するように弁ハウジング42に固定されている。シール構造体60 が主弁46の内部に配置され、主弁が全開位置(図4)にあるとき主弁46の内 周面50と係合し、排気通路76を閉鎖し、シリンダの上端28が以下詳述する ように排気通路88と連通するのを阻止する環状の弁要素86を含む。 制御モジュール36は通常のシールした位置から非シールの作動位置まで直線 運動して主弁46をその開放位置まで運動を開始させ、それによってファスナ打 込みストロークを通してファスナ打込み要素34の運動を開始させるように前記 モジュール36によって支持された作動部材70を含む。作動部材70は通常コ イルばね92とポート69を介するリザーバ圧力とによってシールされた位置ま で通常押圧されている。図8に示すように、シールされた位置においては、作動 部材70の面94はハウジング面96と係合し、O−リング98は圧縮されて排 出ポート100をシールしている。 図1に示すように、制御モジュール36は全体的に102で指示し、作動部材 70を運動させるための手動のトリガ組立体を含む。トリガ組立体はピン106 においてトリガハウジング38に枢着されたトリガ104とピン110において トリガ104に枢着されたロッカアーム108とを含む。このように、トリガ1 04の運動によってロッカアーム108が作動部材70と係合し、シールされた 位置から非シールの作動位置まで運動するようにさせる。 本装置10の作動は図面を参照すれば認められる。図2に示すように、本装置 10が休止しているとき、ばね58は圧力領域52に作用している室64内のリ ザーバ圧力と共に主弁46をその閉鎖位置まで押圧している。このように、圧力 領域52に作用しているリザーバ圧力にばね58の力を加えたものが圧力領域A に作用しているリザーバ圧力によって発生する力より大きく、主弁46をその閉 鎖位置に保持している。排気通路76は排気通路88と連通しているため、通路 30内のピストンに作用する圧力は大気圧である。排気通路88は本装置10の 後部において大気と連通している。 ファスナ打込みストロークを開始するためには、トリガ104は引っ張られ、 そのためロッカアーム108が作動部材70と接触し、それを非シールの作動位 置まで運動させ、ポート100を開放する。この作用により圧力室64内の高圧 を主弁46の下で通路66、67および排出ポート100を介して解放する。最 初は、主弁46の圧力領域52が低圧の空気に露出されているので、圧力領域A に作用する高圧がばね58の弾圧力に圧力領域52に作用する低圧を加ええたも のを上回り、主弁46を着座面56から離れるように運動させ始める。その後、 圧力領域B(図3)に作用するリザーバ圧力によって発生する力が再びばね58 の力に圧力領域52に作用する大気圧によって発生する力を加えたものより大き くなる。このため開放位置に向かう主弁46の運動を加速する。その結果、通路 30における低圧がリザーバ室18を介して高圧となり、高圧の空気が主弁46 を強制的に開放させ、高圧の空気がシリンダ26の一端28と連通しうるように させ、ピストン32をファスナ打込み装置10の打込みストロークを実行させる 方向に運動させる。 図4に示すように、主弁46が全開すると、圧力領域Cに作用するリザーバ圧 力によって発生する力は、圧縮された高さにおけるばね58の力に圧力領域52 に作用する大気圧によって発生する力を加えたものより大きくなる。この位置に おいて、主弁46は弁要素86と係合し、通路76を閉鎖させ、シリンダの上端 28におけるリザーバ圧力が排気通路88を介して本装置10から出て行かない ようにする。 図5はピストンの復帰ストロークの間の主弁46の閉鎖位置への初期シフトを 示す。このように、トリガ104が解放されると、作動部材70はシール位置ま で運動し、リザーバ圧力がポート69を介して圧力室64を充満する。この位置 においては、圧力領域52に作用するリザーバ圧によって発生する力にばね58 の力を加えた力は圧領域Dにおけるリザーバ圧によって発生した力より大きい。 この圧力は主弁46を閉鎖位置に向って上方に運動させ始める。表面積の差異F は、ばね58が主弁46と排気シール構造体60との間の摩擦を克服するように 助勢する空気押圧力を発生させる。 図8に示すように、ポート69はピストンのストロークの底部におけるピスト ンの休止を制御する大きさにされた送りオリフィスである。排気通路100の面 積はポート69の面積よ大きく、そのため作動部材70のO−リング98がシー ルされなくなると、空洞64内の高圧は減衰する。特に、高速のスキッド発射/ 急速発射用には、作動部材には2個のO−リング、すなわち下側および上側O− リングが設けられ、下側のO−リングは図8に示すO−リング98と同様の位置 に位置しているが、排気通路100に配置された圧縮ばねによって上方にばね弾 圧されている。それはまた、孔に配置された上側O−リングを有し、送りポート オリフィス69をシールしており、該オリフィス69は排出通路100がシール されなくなる前にシールされる。このような装置は参考のために本明細書に組み 入れてある本発明と共に出願中の米国特許願第60/033,243号に詳しく 記載されている。 図6は閉鎖位置まで運動している主弁46を示す。この位置においては、圧力 領域52に作用するリザーバ圧によって発生する力にばね58の力を加えたもの は圧力領域Eに作用するリザーバ圧によって発生する力より大きい。圧力領域E は一般的に圧力領域52と等しい。今や排気通路76は開放しているので、シリ ンダ(図1)の上端28は大気圧に対して露出されている。 図7は閉鎖位置に戻り、本装置10の作動サイクルを完了している主弁を示す 。 作動部材70の単一のO−リングは主弁46の応答性を向上させる。本装置1 0が休止していると、作動部材の力はばね92の力にポート69を介して作動部 材70に作用する空気圧の力を加えたものと等しくなる。作動部材70が非シー ル位置まで運動すると、作動部材の力はばねの力のみと等しくなる。このため、 空気圧の力が減衰すると、作動部材70を加速させようとするポペット状作用を 発生させる。 主弁46を本装置10のフレームに位置させることにより、工具の全高が減少 することが認められる。更に弁組立体は制御モジュール36の形態で単一のユニ ット内に収容されているので、本装置は組み立ておよび使用が容易である。 図9から図20までにおいて、本発明は本発明により自動制御モジュールと共 に作動している状態で示されている。全体的に200で指示する空圧作動のファ スナ打込み装置が図10に示されている。本装置200は全体的に212で指示 し、円筒形のハウジング部分213と該円筒形ハウジング部分213から横方向 に延びているフレームハウジング部分215とを有するハウジングを含む。中空 形状の手で握る部分214がフレームハウジング部分215に画成され、連通し ている圧力源から来る加圧空気のためのリザーバ室216を構成している。ハウ ジング212は更に従来の構造であり、従来の仕方で作動するマガジン組立体( 図示せず)内の装着されたファスナのパッケージから先導のファスナを横方向に 受け取るようにされたファスナ打込み軌道(図示せず)を画成する通常の鼻端片 を含む。円筒形ハウジング部分213内には、上端が通路を介してリザーバ室2 16と連通関係に配置されているシリンダ221が装着されている。シリンダ2 21内にはピストン224が装着されている。ファスナ打込み要素226が打込 み軌道内でファスナと係合し、ファスナを長手方向外方に加工物内へ動かす打込 みサイクルと、戻りサイクルとを含む作動サイクルを通して、打込み軌道内で摺 動可能に装着され、ピストンとシリンダとのユニットによって運動可能なファス ナ打込み要素226がピストン224によって支持されている。 前述の作動サイクルを実行するために、全体的に228で指示され、本発明に よって構成された制御モジュール(ここでは「制御弁組立体」とも称する)が設 けられている。制御モジュールすなわち制御弁組立体228は、図示実施例にお いては231においてピン接続手段によってフレーム部分215に取り外し可能 に接続されたトリガハウジング230と、ねじ236の形態が好ましい固定具に よって前記トリガハウジング230に固定された弁ハウジング232とを含むハ ウジングユニットを含む。ハウジング230と232とはプラスチック材料から 成形されることが好ましい。O−リング238と240とはハウジング212の フレーム部分内で弁ハウジング232をシールしている。 さて、特に図10を参照すると、制御モジュール228は弁ハウジング232 に装着され、ピストン室251を画成するシリンダ221の一端247とリザー バ室216との間の通路244と関連している主弁242を含む。前記主弁24 2は通路244を開閉するように開放位置と閉鎖位置との間を運動可能であり、 第1の環状の圧力応答面246と第2の、反対側の圧力応答面248とを有する 。主弁が閉鎖すると、面248の一部249は環状のハウジングの座250を越 えて延び、リザーバ216内のリザーバ圧力に露出される。コイルばね252の 形態のばね構造体が面246に作用するリザーバ圧力と共に主弁242を閉鎖位 置まで押圧する。このように、ばね252の力に面246に作用する力を加えた ものは反対側の面248の部分249に作用する力よりも大きく、その結果主弁 242を閉鎖位置に保持する。ばね252は排気シール253の面と主弁34の 面との間に配置されている。排気シール253は弁ハウジング232に固定され 、その環状の上面255は主弁が完全に開放した位置にあると主弁242の内面 と接触し、それによって排気通路254を閉鎖する。排気通路254は排気口2 56を介して大気と連通する。 ウレタンのシール部材258が面248において主弁242に取り付けられ、 、主弁が閉鎖すると、確実にシールする。主弁242が閉鎖位置にあると、主弁 の面248はハウジング212の座250とシール係合する。弁ハウジング23 2内で主弁242をシールするためにO−リング260が設けられている。 全体的に262で指示する軸線方向の通路構造体が主弁242と排気シル25 3とを貫通して画成されている。通路構造体262は弁ハウジング232の通路 264とトリガハウジング230の通路266とを含む。通路構造体262は以 下明らかになるように二次弁構造体に圧力信号を提供する。 圧力室268(図11)が主弁242の第1の圧力応答面246と弁ハウジン グ232の一部との間で画成されている。圧力室268はリザーバと、すなわち 送りオリフィス270を介して室216の高圧と連通している。この室268の 高圧は以下説明するように主弁242を開放するように大気に対して放出される 。 図11を参照すると、通路272は抑制された抽気通路276を介して圧力室 268と排気ポート274とに接続されている。通路272、孔280、抽気通 路276は、その機能が以下明らかとなる、圧力室268と排気ポート274と の間の第1の通路構造体を画成する。 制御モジュール228はトリガハウジング230(図11)の孔280に装着 されたシャットル弁278の形態の二次弁部材を含む。シャットル弁278は全 体的に円筒形であって、ピストン室251と連通している圧力であるピストン圧 と圧力連通している第1の有効圧力面282を有する。この圧力は、本装置がサ イクルのどの部分で作動しているかによって低くも、高くもなりうる。そのよう な連通は面282がポート283と連通し、ポートの方はニードル弁の孔285 と連通し、前記孔が弁ハウジング232の通路264とトリガハウジング230 の通路266とを介して軸線方向の通路構造体262と連通することによって達 成される。軸線方向の通路構造体262は通路244に対して開放しており、従 ってピストン室251に対して開放している。これらの通路は第2の通路構造体 を画成し、シャットル弁とピストン室251との間の直接の連通を提供している 。 全体的に284で指示する(図20)ニードル弁組立体は孔285に収容され ている。ニードル弁組立体284は手動で調整可能なニードル弁286を含む。 圧力通路288はニードル弁286、ポート283および通路266と連通して いる。弁ハウジング232がトリガハウジング230に接続されると、圧力空洞 292が画成され、ポート290は圧力空洞292(図19)をポート283と 連通させる。ニードル弁286によって規定される抑制がピストンのストローク の頂点におけるニードル弁286の休止を選択的に制御する。更に、圧力空洞2 92はニードル弁286の感度を低減する。O−リングシール部材300はトリ ガハウジング230と弁ハウジング232との間のシールを提供する。 シャットル弁278は第1の圧力面282とは反対側の第2の圧力面294を 有し、ポート272を介してリザーバ室268と連通している。前記面294と 282とは均等な面積を有する。図11に示すように、シャットル弁278が送 りオリフィス270を介してポート272と孔280から連通している面278 においてリザーバ圧によって通常押圧されている開放位置にあると、通路272 は抑制された抽気通路276と連通する。O−リング296はリザーバ圧すなわ ち高圧の空気がシャットル弁278を通過しないように阻止する。面282は、 ポート283におけるピストン圧が排気通路256において大気圧にあるので大 気圧に露出される。 図12を参照すると、ピストン圧すなわち高圧が面282に作用し、連通して いるリザーバ圧により面294に作用する力より大きな力を加えると、シャット ル弁278は閉鎖位置に向って動かされ、そこでは弁278の面294が弁ハウ ジング232の面298と係合し、ポート272と排気ポート274との間の連 通を阻止する。O−リング296はポート283の圧力が通路272と通路27 6とに連通しないようにする。 図11に示すように、抑制された抽気通路276は通路272と孔280とを トリガステム孔300に接続する。トリガステム孔300は排気ポート274と 連通する。作動器を形成しているトリガステム310は、主弁242の閉鎖位置 への運動を開始させる非シールの作動位置へ通常のシールされた位置から運動さ せ、それによってファスナ打込み要素226をファスナ打込みストロークを通し て運動させ始めるようにするトリガハウジング230によって坦持されている。 作動器310はコイルばね312によって通常のシールされた位置に通常弾圧さ れている。図11に示すように、作動器310はシールされた位置において、O −リング314をそれらの間で圧縮させた状態でトリガハウジング230の面と 係合し、排気ポート274をシールする。 図10を参照すると、制御モジュール228は、通常の非作動位置から作動位 置まで手動で運動するようにピン318においてトリガハウジング230に枢着 されたトリガ部材316を含むトリガ組立体を含む。トリガ組立体は、またピン を介してトリガ部材316に枢着されたロッカアーム320を含む。トリガ部材 316が上方に運動するとロッカアーム320が作動器310と係合し、該作動 器310をシールされた位置から非シールの作動位置まで運動させるようにする 。 制御モジュール228の作動は図10から図20までを参照すれば認識される 。図11に示すように、本装置200が休止していると、面246に作用する送 りオリフィス270からのリザーバ圧が主弁242をハウジングの座250に対 して押圧し、リザーバ圧がシリンダ221の開放端246へ入らないように阻止 する。主弁242は、表面領域246が座250を越えて延びる部分249の表 面積より大きいため上方に押圧される。リザーバ圧は通路272と孔280へ入 り、シャットル弁278を、該シャットル弁の面294に圧力が作用するため開 放位置まで押圧する。ポート283におけるピストン圧は、シリンダ221の上 端246が軸線方向通路262と排気通路256とを介して大気に露出されるた め低圧である。作動部材310は排気ポート274を密閉した状態で通常のシー ルされた位置にある。 図12に示すように、作動器310がトリガ316を手動で動かすことにより 上方に動かされると、排気ポート274が開放され、パイロット圧室268の圧 力が通路272、孔280および抽気通路276を介して大気に放出される。こ のため、図10に示すように主弁を開放位置までシフトさせ、リザーバ圧が通路 244を通過してピストン室251まで入り、打込みストロークを通してファス ナ打込み要素を運動させることが出来るようにする。この時、ピストン圧は、リ ザーバ圧が軸線方向通路262を通過してポート285へ、そしてポート283 へ入るので、高圧となり始める。図13に示すように、作動器310を依然とし て作動させた状態でファスナ打込み要素の戻りストロークの間、通路283のピ ストン圧、すなわち高圧がシャットル弁278を閉鎖位置までシフトさせ、通路 272と排気ポート274との間の連通を阻止する。 図12に示すように、主弁242が全開すると、圧力面248に作用するリザ ーバ圧によって発生する力は圧縮された高さにおけるばね252の力に圧力面2 46に作用する大気圧によって発生する力を加えたものより大きい。この位置に おいて、主弁242は弁要素255と係合し、通路254を閉鎖しシリンダの上 端246におけるリザーバ圧が排気通路256を介して本装置200から出て行 かないようにする。 ピストン圧の空気すなわち高圧の空気は圧力通路288を介して軸線方向通路 262を通り、シャットル弁278の下方でニードル弁の孔285を通りポート 290内へ、従って空洞292内へ抽気される。空洞292は前述した空洞14 0と類似であって、ニードル弁の調整感度を低下させ易くする容積を提供する。 ピストン圧の空気は空洞292に溜り、シャットル弁278の面282と連通し 、図13に示すように、シャットル弁278を閉鎖位置までシフトさせる。この ような状態の発生は表面積Bbに作用するピストン圧によって発生する力が表面 積Ccに作用するリザーバ圧より大きいためである。シャットル弁278は通路 272が排気ポート274と連通しないようにする。このように、室268は送 りオリフィス270を介してリザーバ圧で充満される。送りオリフィスはストロ ークの底部におけるピストンの休止を制御する。次に、高圧の空気は主弁242 を閉鎖位置までシフトさせ、そのためシール258はハウジングの座250と係 合する。ピストン圧は軸線方向通路構造体262と排気通路256とを介して排 出される。空洞292におけるピストン圧はニードル弁286を通ってポート2 90(図19)を介して抽気され、次に圧力通路288、通路266および軸線 方向通路構造体262のハウジング通路264を介して、最終的に排気通路25 6を介して抽気される。面282に作用するシャットル弁278での高圧は大気 内へ抽気され、かくして面294のリザーバ圧がシャットル弁278を開放位置 までシフトする。次に、室268における主弁242のリザーバ圧は通路272 を通して、孔280を介して、および抑制された通路276と排気ポート274 とを介して大気へ解放される。リザーバ216の高圧は前述した仕方で主弁24 2を解放位置まで強制的に移動させ、かくしてピストンを下方に駆動する。ピス トンの作業サイクルは作動器310が非シールの作動位置に保持されている限り 繰り返される。トリガ部材316が解放されると本装置をその休止位置まで復帰 させる。表面積Bbに作用するピストン圧によって発生する力が表面積Ccに作 用するリザーバ圧によって発生する力と等しくなるとシャットル弁278が開放 し始める。表面積Ccは表面積Bbより著しく小さい。表面積Bbと表面積Cc と の間の比が大きくなればなるほど、より大きな抽気が発生し、そのためより良好 な信号が発生する。このため本装置の応答性を向上させる。 図14はポート283を大気圧であるピストン圧に露出させた状態で面294 に作用するリザーバ圧によって押圧されて開放位置にあるシャットル弁を示す。 図15は本装置200の作業サイクルを繰り返すように高圧に上昇し始めてい るポート283でのピストン圧力を示す。 図17と図18とを参照すると、抑制通路276の機能が認識される。通路2 72が開放すると、抑制された通路276における抑制された排出空気が面29 4においてシャットル弁278で高圧を発生させる。このように、シャットル弁 は面294に作用する高圧によって開放位置までシフトされる。通路276はシ ャットル弁で圧力を発生させ、抽気遅れによってシャットル弁の完全なストロー クを保証する。 主弁242を本装置200のフレームに位置させることによって、工具の全高 が低減することが認められる。更に、制御モジュール228がハウジング212 から取り外し可能な単一のユニットであるので、本装置は組み立てや使用が容易 である。 図9に示すように、遠隔作動装置401が、例えば図10に示す自動装置のよ うな空気式のファスナ打込み装置をトリガを手動で作動させる必要無く遠隔での 作動を可能にする。遠隔作動装置401は空気式ファスナ打込み装置を、例えば 組み立てラインのような機械に装着し、遠隔で作動可能にする。 遠隔作動装置401と組み合わせた自動ファスナ打込み装置の好適配置が図3 1に示されている。図31において、同じ部材には図10に示すものと同じ参照 番号を付している。図31に示す自動装置800は図10に示す自動装置200 と構造および機能が概ね同一であることが認められる。しかしながら、自動装置 800には、何らトリガ組立体が無く、また作動器のステム組立体が無い制御モ ジュール828が設けられている点で相違する。このように、図32から判るよ うに、排気ポート274は常に開放している。図32において、本装置は休止時 にとる形態で示されている。詳しくは、本装置が圧力源に接続されるが、作動し ていないとき、面282が高圧信号を受け取るにつれてシャットル弁は上方位置 にある。この上方位置において、シャットル弁278は閉鎖位置にあり、通路2 72と排気ポート274との間の連通を阻止する。 遠隔作動装置401を図10に示すファスナ打込み装置200に接続するため に、ニードル弁286はタップ付きのハウジング400と置き換えられている。 タップ付きのハウジング400は図示のように可撓性ホース402を介して遠隔 作動装置401に接続されている。タップ付きハウジング400には「O」リン グが設けられており、Oリングは通路264を空気的に閉塞してピストン圧ポー トに対するデッドエンドを形成し、そのため高圧/低圧信号が遠隔装置401か らのみ提供される。 遠隔作動装置401が適所にあると、シャットル弁278はホース402を介 して遠隔作動装置401によって提供される補助の交互の高圧/低圧の圧力源に よって遠隔作動可能である。シャットル弁278を駆動するためにポート283 を介して交互の高圧/低圧がシャットル弁278の面282によって受け取られ る。このように、シャットル弁278の面282は図10の実施例に関連して図 示し、かつ説明した実施例に関連して説明したピストン圧の代わりに遠隔作動装 置401からの交互の高圧/低圧の圧力源に露出される。好適実施例においては 、面282の下方の室が高圧信号に露出されると、シャットル弁278は上方に 駆動されファスナ打込みストロークを実行し、低圧信号に露出されると、シャッ トル弁は下方に駆動され戻りストロークを実行する。代替的な実施例において、 本発明は打込みストロークを実行するために低圧信号を、戻りストロークを実行 するために高圧信号を使用しうることも考えうることが認められる。 遠隔作動装置401は、好ましいことではないが、トリガ組立体および作動ス テム組立体を含む図10に示す自動装置と関連して使用しうることを認識すべき である。図10に示すファスナ打込み装置200に設けられた制御モジュール2 28が使用される場合、トリガ部材316は、遠隔の、非手動の、自動操作のた めにラッチあるいはクリップ部材(図示せず)によって作動位置すなわち押し下 げ位置に保持する必要がある。このように、図31に示す実施例と比較してより 多くの部材が必要とされることが認められる。 図21から図32までは完全サイクル制御モジュールに使用された場合の本発 明による空圧作動のファスナ打込み装置を示す。 全体的に410で指示するファスナ打込み装置は全体的に412で指示し、円 筒形のハウジング部分413と該円筒形ハウジング部分413から横方向に延び ているフレームハウジング部分415とを有する通常のハウジング組立体を含む 。中空形状の握り部分414がフレームハウジング部分415に画成され、該ハ ウジング部分415は、連通している空気源から来る加圧空気のリザーバ室41 6を構成している。ハウジング組立体412は、更に従来の構造と作動のマガジ ン組立体420内に装着されたファスナのパッケージから先導のファスナを横方 向に受け取るようにされたファスナ打込み軌道418を画成する通常の鼻部材を 含む。 上端が通路424を介してリザーバ室416との連通関係で配置されているシ リンダ422が円筒形のハウジング部分413内に装着されている。シリンダ4 22内にはピストン426が装着されている。打込み軌道内で摺動可能に装着さ れたファスナ打込み要素428であって、該ファスナ打込み要素428が打込み 軌道内でファスナと係合し、ファスナを加工物内へ長手方向外方に運動させるフ ァスナ打込みストロークと戻りストロークとを含む作動サイクルを通してピスト ンおよびシリンダユニットによって運動可能にされるファスナ打込み要素428 がピストン426によって坦持されている。 ピストン426の戻りストロークを実行する手段がハウジング組立体412内 に設けられている。例えば、そのような手段は参考のためにその開示を本明細書 に含めている米国特許第3,708,096号に記載のような従来の高圧室戻り装 置の形態でもよい。 前述の作動サイクルを実行するために、全体的に430で指示され、本発明に よって構成された制御モジュールすなわち「制御弁構造体」が設けられている。 制御モジュール430は、図示実施例において、434においてピン接続手段に よってフレーム部分415に取り外し可能に接続されたトリガハウジング432 と好ましくはねじ438の形態で固定部によってトリガハウジング432に固定 された弁ハウジング436とを含むハウジングユニットを含む。ハウジング43 2および436はプラスチック材料から成形することが好ましい。O−リング4 40と442がハウジング組立体412のフレーム部分内で弁ハウジング436 をシールする。 さて特に図21を参照すると、図示実施例において、制御モジュール430は 弁ハウジング436に対して装着され、シリンダ422の一端446とリザーバ 416との間の通路424と関連している主弁444を含む。主弁444は通路 424を開閉するように開放位置と閉鎖位置との間で運動可能で、第1の環状の 圧力応答面450と第2の、反対側の環状の圧力応答面452とを有する。主弁 444が閉鎖すると、面452の部分453は環状のハウジングシール454を 越えて延び、リザーバ室416内のリザーバ圧に露出される。コイルばね456 の形態のばね構造体が面450に作用するリザーバ圧と共に主弁444を閉鎖位 置に押圧する。このように、ばね456の力に面450に作用するリザーバ圧を 加えたものが反対側の面452の部分453に作用する圧力による力より大きく 、その結果主弁444を閉鎖位置に保持する。ばね456は排気シール458の 面と主弁444の面との間に配置されている。排気シール458は弁ハウジング 436に固定され、その環状の上面460が、主弁444が全開位置にあるとき 主弁444の内面と接触することによって排気通路462を閉鎖する。排気通路 462は排気通路464を介して大気と連通する。 ウレタンのシール部材466が主弁444の上端に取り付けられ、主弁444 が閉鎖されると適正なシールを保証する。このように、主弁444が閉鎖位置に あると、面452と、従って主弁のシール部材466とはハウジング組立体41 2の座454とシール係合関係にある。弁ハウジング436内で主弁444をシ ールするためにO−リングのシール470(図23)が設けられている。 全体的に472で指示されている通路は主弁444と排気シール458とを通 して画成されている。前記通路472は弁ハウジング436の通路474と、ト リガハウジング432の通路476と、排気シール458の通路475と、主弁 444の頂面に画成された通路477とを含む。通路472は以下明らかになる ように、二次弁構造体に圧力信号を提供する二次通路構造体の一部である。 圧力室478(図22)が主弁444の第1の圧力応答面450と弁ハウジン グ436の一部との間で画成されている。圧力室478は送りオリフィス480 を介してリザーバ室416内の高圧と連通し主弁444を閉鎖位置に向って押圧 する。前記室478内のこの高圧は大気に放出され以下説明するように主弁44 4を開放する。 図22を参照すると、第1の通路構造体は圧力室478を排気ポート486と 接続する。通路482、孔488および489、抽気通路484は圧力室478 と排気ポート486との間で第1の通路構造体を画成するが、その機能は以下明 らかとなる。第1の通路構造体はパイロット圧力室478と排気ポート486と の間の連通を可能にするいずれかの形態でよい。 制御モジュール430はトリガハウジング432の孔488と弁ハウジング4 36の孔489(図22)にある第1の通路構造体に対して装着されたシャット ル弁490の形態の二次弁部材を含む。図22は本装置410が休止していると きのシャットル弁490の位置を示す。シャットル弁490は全体的に円筒形で 、基部492と、該基部492から延びているステム部分494とを有する。ス テム部分494は直径が小さくされた部分495を有し、その機能については以 下明らかとなる。基部492は、ピストン室448と連通している圧力であるピ ストン圧と連通している第1の圧力受け取り面496を画成している。この圧力 は、本装置410がサイクルのどの部分で作動しているかによって排気圧あるい は高圧でありうる。面496がポート498と連通し、前記ポート498が通路 472と連通している孔500と連通しているため、このような連通が達成され る。通路472は通路424に対して、従ってピストン室448に対して開放し ている。これらの通路はシャットル弁490とピストン室448との間の連通を 提供する二次通路構造体を画成する。二次通路構造体はピストン室と二次弁部材 との間の連通を可能にするいずれかの形態のものでよいことが認められる。 図示実施例において、プラグ502(図30)が孔500にシールされて装着 されている。弁ハウジング436がトリガハウジング432に接続されると、圧 力空洞504が画成される。ポート506は空洞504(図29)と連通し、圧 力空洞504を孔500を介してポート498と連通させる。シール部材508 はトリガハウジング432と弁ハウジング436との間のシールを提供する。 シャットル弁490は、第1の圧力受け取り面496と対向し、通路482と 送りオリフィス480とを介してリザーバ室416と連通している第2の圧力受 け取り面510を有する。本装置410が休止していると、リザーバ圧は、また ポート530を介して面510と連通する。更に、シャットル弁490のステム 部分494はポート514を介して大気に連続的に露出されている第3の圧力受 け取り面512を含む。環状の面510と環状の面512の表面積は各々環状の 面496の表面積より小さい。ポート514は排気通路464と連通する。図2 2に示すように、シャットル弁490が、面510での高圧によって通常押圧さ れ、送りオリフィス480とポート530とを介して通路482と連通した開放 位置にあると、通路482は抽気通路484と連通する。このような状態が発生 するのは、高圧の空気がシャットル弁490の直径を小さくした部分495の周 りを通過しうるからである。O−リング516がこの高圧がポート514を介し て大気まで逃げるのを阻止し、一方O−リング518が通路482をポート49 8から遮断する。ポート498におけるピストン圧が排気通路462が開放して いるため大気圧であるので、面496は大気圧に露出される。 図23を参照すると、本装置410が以下詳細に説明するように作動すると、 パイロット圧室478の圧力が排出され、ポート530がシールされ、それによ って主弁が開放し、ファスナ打込みストロークを開始させることが出来る。その 結果、ピストン圧、すなわち高圧が面496に作用し、圧力が連通するので面5 10に作用する力より大きな力を加え、そのためシャットル弁490は閉鎖位置 (図24)まで運動する。この位置において、シャットル弁490の面510は 弁ハウジング436の面520と係合し、ポート482と排気ポート486との 間の連通を阻止する。O−リング516は面512をシールし、O−リング51 6と522とはポート482をシールし、空圧の均衡したシールを形成する。O −リング522はポート486をシールする。また。O−リング518はポート 498の圧力が排気ポート486と連通しないようにする。シャットル弁490 がこの閉鎖位置にあると、送りオリフィス480はパイロット圧力室478を加 圧し、以下詳細に説明するように主弁を閉鎖する。 図22に示すように、抽気通路484は通路482と孔488、489とをト リガステムの孔524と接続する。トリガステムの孔524は排気ポート486 と連通し、排気ポートの一部と見なすことが出来る。作動器を画成するトリガス テム526はトリガハウジング432によって坦持されて、通常のシールされた 位置から非シールの作動位置まで運動して、主弁444をその開放位置まで運動 を開始させ、それによってファスナ打込みストロークを通してのファスナ打込み 要素428の運動を開始させる。作動器526は、トリガポート530を介して 加えられるリザーバ圧と共にばね528によって通常のシールされた位置まで通 常押圧されている。ポート530はリザーバ室416と連通する。図22に示す ように、シールされた位置において、作動器526は、O−リング532をその 間で圧縮させた状態でトリガハウジング432の面と係合し、排気ポート486 を閉鎖する。 図21を参照すると、図示実施例において、制御モジュール430は通常の非 作動位置から作動位置まで手動で運動するようにピン538においてトリガハウ ジング432に枢着されたトリガ部材536を含むトリガ組立体を含む。トリガ 組立体は、またピン542を介してトリガ部材536に枢着されているロッカア ーム540を含む。トリガ部材536が上方に運動するとロッカアーム540を 作動器526と係合させ、シールされた位置から非シールの作動位置まで運動さ せる。 制御モジュール、および従って本装置410の作動は図21から図30を参照 すれば認められる。図22に示すように、本装置410が休止していると、面4 50に作用する送りオリフィス480からのリザーバ圧が主弁444をハウジン グ組立体412の座454に対して押圧し、リザーバ圧がシリンダ422の上端 446から入らないようにする。圧力応答面450の面積が前記座454を越え て延びる部分453(図21)の表面積よりも大きいので、主弁444は上方に 押圧される。室478における高圧が通路482および孔488、489へ入り シャットル弁490をポート530からのリザーバ圧と共に開放位置まで押圧す る。このように、シャットル弁490の面510に作用する高圧がシャットル弁 を開放させる。ピストン室448は通路472と排気通路462とを介して大気 に露出されるのでポート498内の圧力が排出される。作動部材526は排気ポ ート486を閉鎖した状態で通常のシールされた位置まで押圧される。 図23に示すように、作動器526がトリガ部材536を手動で運動させるこ とにより上方に運動すると、排気ポート486が開放し、そのためパイロット圧 力室478の圧力を通路482、孔488、489および抽気通路486とを介 して大気に放出する。このため、主弁444を図23に示すように開放位置まで シフトさせ、高圧が通路424を通りピストン室448まで入りファスナ打込み 要素428を打込みストロークを通して運動させるようにしうる。作動器526 は上側のO−リング544を含み、該O−リング544はO−リング532がト リガステムの孔524に対して非シール状態となる前にポート530から導かれ たリザーバ圧をシールする。この時点で、ピストン圧は高圧で通路472を通し てポート498まで進む。図23に示すように、主弁444が全開すると、圧力 面452(図21)に作用する高圧によって発生した力はばね456の圧縮した高 さにおいてばねによって発生する力に面450に作用する大気圧によって発生す る力を加えたものより大きくなる。この位置において、図21を参照すると、主 弁444は排気シール458の環状の面460と係合し、通路462を閉鎖して ピストン室448の圧力が排気通路464を通して本装置410から出て行かな いようにする。 ピストン圧の空気、すなわち高圧の空気は通路472を介して孔500内へ、 かつシャットル弁490の下のポート498を介してポート506内へ、従って 空洞504内へ抽気する。空洞504はピストンのストロークの底部におけるピ ストンの休止を制御する空気が蓄積される容積を提供する。空洞504はパイロ ット圧力室478の圧力を低減するのに十分な休止を提供する。ピストン圧空気 が空洞504に蓄積し、ポート498を介してシャットル弁490の面496と 連通し、シャットル弁490を図24に示すように閉鎖位置までシフトさせる。こ のような状態が発生するのは、面496に作用するピストン圧によって発生する 力が面510に作用する圧力と面512に作用する大気圧より大きいからである 。このように、図24に示すように、作動器526を依然として作動したままと して、ファスナ打込み要素の戻りストロークの間、ピストン圧すなわち通路49 8における高圧がシャットル弁490を閉鎖位置までシフトし、通路482と排 気ポート486との間の連通を阻止する。室478は送りオリフィス480を 介してリザーバ圧で充満する。送りオリフィスはピストンのストロークの底部に おけるピストンの休止を制御する大きさにされている。次に、高圧は主弁444 をその閉鎖位置までシフトさせ、そのためシール部材466がハウジング組立体 412(図21)の座454と係合する。ピストン圧は通路462と排気通路4 64を通して排出される。空洞504におけるピストン圧はポート506(図2 9)を通して、次に通路476を通して、そして通路472を通して、通路46 2を通して抽気され、最終的に排気通路464を通して抽気される。前述のよう に、シャットル弁490とO−リング516、522とは空圧的に均衡のとれた シールを提供する。このように、一旦シャットル弁490が閉鎖されると、該弁 は、以下説明するようにトリガ部材が解放されるまで閉鎖されたままである。 図25を参照すると、トリガ部材536を解放すると作動器526をシールさ れた位置まで運動させることが出来る。このため、高圧の空気はO−リング54 4を通過して抽気し、シャットル弁490の面510に作用し、それによって主 弁444を図25に示すようにその閉鎖位置に位置させて、シャットル弁490 を開放位置に押圧、すなわちリセットする。通路498内で、かつシャットル弁 490の下のピストン圧は、主弁444が閉鎖されており、排気通路462が開 放しているので排気圧である。このように、トリガ部材536が作動している間 に一完全サイクルが完了する。トリガ部材536を解放することによりシャット ル弁490をリセットし、本装置410は再び作動しうる状態となる。 主弁444を本装置410のフレームに位置させることにより、工具の全高が 低減することが認められる。更に、図示実施例において、制御モジュール430 はハウジング412から取り外し可能な単一のユニットの形態であるので、本装 置410は組み立て、および使用が容易である。 主弁とシャットル弁とは制御モジュールに対して種々の位置に配置させること が可能で、かつ種々の形態とすることが可能で、しかも前述したものと同じ機能 を果たすことが認められる。 このように、主弁とシャットル弁との配置により、トリガ部材が作動状態にあ る間に作動の完全な一サイクルが完了することが判る。トリガ部材を解放するこ とにより本装置410を別の完全サイクルに対してリセットする。ファスナ打込 み要素はファスナを打ち込む極めて短い時間のみ露出されるので、たとえ操作者 がファスナを打ち込むのに必要な以上に長い時間打込み要素を保持していたとし てもファスナ打込み要素に対する損傷は阻止しうる。更に、打込みストロークの 後、ピストン圧力はトリガ部材を作動させてもライン圧力には達しない。このよ うに、戻りストロークの間ピストン圧を排出することにより結果的に静かな工具 の作動が得られる。 本特許願は本発明による空圧作動のファスナ打込み装置の4つの型式の制御モ ジュール(標準、完全サイクル、自動および遠隔自動)の互換性を開示している が、本発明は単に2つの型式以上の制御モジュールの互換性を必要とする。例え ば、本発明の最も広義の局面においては、主フレーム部分に位置した初期制御モ ジュールに対する1個の制御モジュール代替の可能性があるだけでよいが、好適 実施例においては、4つの型式全ての制御モジュールの互換性が可能である。 また、図1に示す標準制御モジュールの主弁46、図10に示す自動制御モジ ュールの主弁242および図21に示す完全サイクル制御モジュールの主弁44 4は、前述の主弁のいずれか1個が故障しても同じ構造のものと容易に交換可能 であり、そのため在庫コストを低減するように構造が同一であることが好ましい 。実際に、1個の制御モジュールの主弁が故障したとしても、手元にある種々型 式の互換性の制御モジュールのうちの1個から主弁を単に集めることにより交換 しうる。主弁は単に主弁から関連の制御モジュールを取り外し、主弁を、それが 着座している環状の溝部分(例えば図2における参照番号64)から引っ張り出 し、環状の溝部分に別の主弁を位置させることにより簡単に取りはずせる。 本発明を現在最も実用的で、好適な実施例と考えられるものと関連して説明し てきたが、本発明は開示された実施例に限定されるのではなく、逆に請求の範囲 に記載の精神と範囲内に含まれる種々の修正や均等な配置を網羅する意図である 。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月11日(1999.5.11) 【補正内容】 トリガ起動工具では、操作者が必要以上に長くトリガを作動させる場合、打込 み要素は露出した状態、すなわち前記工具の鼻部片から伸長した状態に留まる。 操作者が一方の位置から別の位置まで移動すると、ファスナ打込み要素の先端は 損傷あるいは破損しうる。更に、前記工具が椅子張り工具である場合、ファスナ 打込み要素の露出した先端が家具に引っ掛かり、織布を損傷させる可能性がある 。 「完全サイクル」弁装置を有する装置として知られている第2の型式のファス ナ打込み装置は、トリガが作動状態に留まっている間に工具の作動の一回の完全 サイクル(単一のフルサイクル)が完了するように開発されてきたものである。 このように、ピストンの空気はライン圧力以下の、比較的低い状態に留まってい る。このため、騒音を低下させ、バンパの寿命を増加させる。更に、ファスナ打 込み要素は鼻部片から極短時間露出されるのみでり、そのため前述の問題を排除 する。 また、自動モードで作動する第3の型式のファスナ打込み装置も存在する。打 込み装置を自動の作動モードで作動させるには、典型的には、圧力に応答する二 次弁が設けられている。このような装置により、手動で作動するトリガが作動し 、作動状態に保持されると、主弁と二次弁とは交互に作動し、ピストン室内へ空 気を取り入れ、その後、そこから空気を排出することによって、ピストンとファ スナ打込み要素との運動が繰り返される。 第4の型式のファスナ打込み装置はファスナ打込みストロークと戻りストロー クとを交互に発生させるために高圧信号と低圧信号とを交互に提供する遠隔の作 動装置に適当な仕方で本装置を接続することによって遠隔作動が可能にされる。 これらのファスナ打込み工具の各々に対する制約はそれらが単一モードのみで 作動するように構成され、2種類あるいは3種類のモードで作動するように容易 に適合させることが出来ないことである。米国特許第4,915,013号は、ファスナ を打ち込むための単一のショットと自動作動を提供するが、交感可能なモジュラ ートリガ組立体を提供せず、したがって広範囲の作動モードを提供し得ないファ スナ打込み装置を開示している。操作者が作動モードを変更したいと思う場合も あるので、種々の作動モードの間で容易、かつ効率的に変換可能なファスナ打込 み装置に対する要求がある。発明の要約 本発明の目的は前述した要求を満足させることである。本発明の原理によれば 、ハウジングと、前記ハウジング内に配置されたファスナ打込み軌道と、前記打 込み軌道内へ横方向に一連のファスナを供給するファスナマガジンと、前記打込 み軌道内のファスナが係合され、打込みトラックの長手方向外方で加工物内へ動 かされる打込みストロークと戻りストロークとを含む作動サイクルを通して運動 するように摺動可能に装着されたファスナ打込み要素と、前記ファスナ打込み要 素に接続された打込みピストンとを含む空圧作動のファスナ打込み装置が提供さ れる。前記ハウジング内で画成されたシリンダはピストンを往復運動可能に装着 しており空気圧リザーバが通路を介して前記シリンダの一端と連通している。ま た、前記通路を開放し、リザーバ圧力を一端において前記シリンダと連通させピ ストンをファスナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向に運動させ、か つ前記通路を閉鎖し、前記シリンダの一端を大気と連通させピストンが前記ファ スナ打込み要素の復帰ストロークを実行する方向に運動しうるようにする制御モ ジュールも含まれており、前記制御弁モジュールはi)前記ハウジングに対して 装着され前記シリンダの一端を大気と連通させるように開放可能な排気通路を提 供する制御モジュールハウジング組立体と、ii)前記通路を開閉するように開 放位置と閉鎖位置との間で運動するべく制御モジュールハウジング組立体に対し て装着された主弁とを含む。制御モジュールは初期位置からファスナ打込みスト ロークを通して、および前記ファスナ打込み要素が前記初期位置まで戻る戻りス トロークを通してファスナ打込み要素の運動を実行させるべく作動可能である。 このように、主弁とシャットル弁との配置により、トリガ部材が作動状態にあ る間に作動の完全な一サイクルが完了することが判る。トリガ部材を解放するこ とにより本装置410を別の完全サイクルに対してリセットする。ファスナ打込 み要素はファスナを打ち込む極めて短い時間のみ露出されるので、たとえ操作者 がファスナを打ち込むのに必要な以上に長い時間打込み要素を保持していたとし てもファスナ打込み要素に対する損傷は阻止しうる。更に、打込みストロークの 後、ピストン圧力はトリガ部材を作動させてもライン圧力には達しない。このよ うに、戻りストロークの間ピストン圧を排出することにより結果的に静かな工具 の作動が得られる。 本特許願は本発明による空圧作動のファスナ打込み装置の4つの型式の制御モ ジュール(標準、完全サイクル、自動および遠隔自動)の互換性を開示している が、本発明は単に2つの型式以上の制御モジュールの互換性を必要とする。例え ば、本発明の最も広義の局面においては、主フレーム部分に位置した初期制御モ ジュールに対する1個の制御モジュール代替の可能性があるだけでよいが、好適 実施例においては、4つの型式全ての制御モジュールの互換性が可能である。 前述の説明から、かつ図面、特に図1、図10、図21および図31とを比較 することから、ファスナ打込み装置10、200および410の構造は制御モジ ュール36、430、228および遠隔作動装置401と組み合わせた228の 構造を除いては同一であることも認識すべきである。特に、(円筒形の部分14 、213、413、フレーム部分16、215、415、握り部分214、41 4およびリザーバ室18、216、416を含む)ハウジング12、212、4 12と、ファスナ打込み軌道20、418、マガジン組立体24、420、(上 端を含む)シリンダ26、221、422と、ファスナ打込み要素34、226 、428と、シリンダ26、221、422とリザーバ室18、216、416 との間の通路30、244、424および排気通路88、256、464との構 造は、例えば、たとえそれらが本装置10、100、410の各々において異な る参照番号で識別しているとしても同一であることを認識すべきである。本装置 10、200、410のこれら、およびその他の共通の構造は本発明の各種の実 施例を説明し易くするためにのみ異なる参照番を付けており、いずれかの構造の 差 異を意味するものではない。従って、図面は単一のファスナ打込み装置と、単一 の打込み装置を種々の作動モードで使用可能なように単一のファスナ打込み装置 において選択的に、かつ互換可能に使用可能な複数の異なる制御モジュールとを 示していることが認められる。 また、図1に示す標準制御モジュールの主弁46、図10に示す自動制御モジ ュールの主弁242および図21に示す完全サイクル制御モジュールの主弁44 4は、前述の主弁のいずれか1個が故障しても同じ構造のものと容易に交換可能 であり、そのため在庫コストを低減するように構造が同一であることが好ましい 。実際に、1個の制御モジュールの主弁が故障したとしても、手元にある種々型 式の互換性の制御モジュールのうちの1個から主弁を単に集めることにより交換 しうる。主弁は単に主弁から関連の制御モジュールを取り外し、主弁を、それが 着座している環状の溝部分(例えば図2における参照番号64)から引っ張り出 し、環状の溝部分に別の主弁を位置させることにより簡単に取りはずせる。 本発明を現在最も実用的で、好適な実施例と考えられるものと関連して説明し てきたが、本発明は開示された実施例に限定されるのではなく、逆に請求の範囲 に記載の精神と範囲内に含まれる種々の修正や均等な配置を網羅する意図である 。請求の範囲 1. 空圧作動のファスナ打込み装置(10、200、410)であって、 管状のハウジング部分(14)と、前記管状ハウジング部分から横方向に延び ている主フレーム部分(16)とを有し、前記管状ハウジング部材がファスナ打 込み軌道(20)を画成するハウジング(12)と、 一連のファスナを前記打込み軌道内へ横方向に送るファスナマガジン(24) と、 前記打込み軌道内のファスナと係合し、該ファスナを前記打込み軌道を外方向 に加工物内へ動かす打込みストロークと、戻りストロークとを含む作動サイクル を通して運動するように打込み軌道に摺動可能に装着されたファスナ打込み要素 (34)と、 ファスナ打込み要素に接続された打込みピストン(32)と、 前記管状ハウジング部分に画成され、その中でピストンが往復運動可能に装着 されているシリンダ(26)と、 通路(30)を介してシリンダの一端(28)と連通された空気圧リザーバ( 18)と、 前記通路を開放し、前記一端においてシリンダとリザーバ圧を連通させてファ スナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向にピストンを運動させ、かつ 前記通路を閉鎖し、シリンダの前記一端を大気と連通させピストンが前記ファス ナ打込み要素の戻りストロークを実行する方向に運動しうるようにさせる制御モ ジュールであって、 前記ハウジングの主フレーム部分に対して装着され、前記シリンダの一端を大 気と連通するように開放しうる排気通路(88)を提供する制御モジュールハウ ジング組立体(42)と、 前記通路を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間を運動するように前記制 御モジュールに対して装着された主弁(46)であって、前記制御モジュールハ ウジングの一部と共に制御圧力室を画成する第1の圧力領域(52)を有し、前 記第1の圧力領域とは反対側の第2の圧力領域を含む主弁(46)と、 前記主弁を閉鎖位置に向って弾圧するばね構造体(58)と、 前記制御モジュールハウジング組立体に固定された排気シール構造体(60) であって、前記主弁が開放位置に配置されると前記排気通路を閉鎖するように前 記主弁と作動関連している排気シール構造体(60)と、 前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され、通常のシールされた 位置から非シールの作動位置まで運動して前記主弁の開放位置への運動を開始さ せ、それにより前記通路を開放し、かつファスナ打込みストロークを通しての前 記ファスナ打込み要素の運動を開始させるように構成され、配置されている作動 部材(70)と、 非作動位置から作動位置まで運動すると前記作動部材を通常のシールされた位 置から非シールの作動位置まで運動させるように通常の非作動位置から作動位置 まで運動するように前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着されたト リガ組立体(102)とを含む制御モジュールとを含み、 前記作動部材が非シールの作動位置にあるとき前記第1の圧力領域に作用する 前記制御圧室の圧力が大気に解放され、前記第2の圧力領域に作用する圧力が前 記主弁を前記ばね構造体の弾圧に抗して解放位置まで運動させてファスナ打込み ストロークを開始するように前記作動部材が前記制御圧室の圧力を制御し、前記 主弁は開放位置にあると前記排気シール構造体と係合し、それによって前記排気 通路を閉鎖し、前記シリンダの一端が大気と連通するのを阻止し、 前記制御モジュールは、前記ファスナ打込み要素を初期位置から、ファスナ打 込みストロークを通して、そして前記ファスナ打込み要素が前記ファスナ打込み ストロークの後前記初期位置まで戻る戻りストロークを通して運動させるように 作動可能である空圧作動のファスナ打込み装置(10、200、410)におい て、前記制御モジュールが以下の型式から選択された一つであり、 a)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と前記ファスナ打込み要素を前記ファスナ打込みストロークの一つを通して前記 初期位置から運動させ、前記トリガ組立体が前記作動位置から前記通常の非作動 位置まで戻ると前記ファスナ打込み要素が前記初期位置まで戻る前記戻りストロ ークを通して運動する第1の型式の制御モジュール(36)、 b)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と前記ファスナ打込みストロークと前記戻りストロークとを含む完全な一サイク ルのファスナ打込みストロークを通して前記ファスナ打込み要素を運動させるよ うに作動可能な第2の型式の制御モジュール(430)、 c)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と、複数の交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを通して前記フ ァスナ打込み要素を運動させ、前記トリガ組立体が前記作動位置から前記通常の 非作動位置まで運動すると前記交互のファスナ打込みストロークと戻りストロー クとを終了させるように作動可能な第3の型式の制御モジュール(228)、 d)交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを実行するように交 互の高圧および低圧信号を提供する遠隔の作動装置(401)に接続するように 構成され、かつ配置された第4の型式の制御モジュール(228)、 前記選択された一つである制御モジュールがユニットとして前記ハウジングの 主フレーム部分から取り外し可能なように前記主フレーム部分に対して構成され 、かつ配置されており、前記選択された一つである制御モジュールがユニットと して取り外された後は、前記型式のうちの別の一型式の制御モジュールを前記ハ ウジングの前記主フレーム部分と共にユニットとして作動可能なように前記主フ レーム部分に対して位置しうることを特徴とする空圧作動のファスナ打込み装置 。 2. 前記主フレーム部分が環状の着座面(56)を画成し、前記主弁(46) が該主弁が閉鎖位置にあると前記着座面と係合する環状面を含み、前記主弁が閉 鎖位置にあると、前記第2の圧力領域が前記環状の着座面を越えて延び、かつ前 記圧力リザーバ(18)のリザーバ圧に露出される領域として画成されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10 )。 3. 前記主弁(46)の前記環状面の少なくとも一部がウレタンのシール部材 (72)を含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の空圧作動のファスナ 打込み装置(10)。 4. 前記排気シール構造体(60)が前記主弁(46)が開放位置に配置され ると、前記排気通路(88)を閉鎖するように構成され、かつ配置されている環 状の弁要素(86)を含み、前記排気シール構造体と前記制御モジュールハウジ ング組立体(42)とは前記排気通路が前記弁要素と前記主弁との間、および前 記制御モジュールハウジング組立体の一部を通して延びるように構成され、かつ 配置されており、前記主弁は前記シリンダ(26)の一端を前記排気通路(76 )と連通させる少なくとも1個のポート(74)を前記上面(73)において含 むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置( 10)。 5. 前記主弁(46)が開放位置まで運動すると前記主弁の内周面(50)が 前記排気シール構造体の前記弁要素(86)と係合し、前記排気通路(76)を 閉鎖して前記シリンダ(26)の前記一端が大気と連通しないように、前記排気 シール構造体(60)が前記主弁の内方部分に配置されていることを特徴とする 請求の範囲第4項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 6. 前記制御モジュールハウジング組立体(42)が、 前記主弁(46)が装着されている弁ハウジング(42)と、 前記弁ハウジングに接続されたトリガハウジング(38)であって、前記トリ ガ組立体(102)が接続されている弁ハウジング(38)とを含むことを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 7. 前記弁ハウジング(42)が固定具(44)によって前記トリガハウジン グ(38)に接続され、前記トリガハウジング(38)が前記制御モジュール( 36)を前記ハウジングの前記主フレーム部分に固定するようにピン接続手段( 40)によって前記ハウジング(12)の前記主フレーム部分(16)に接続さ れていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の空圧作動のファスナ打込み 装置(10)。 8. 前記作動部材(70)がリザーバ圧とばねの力とによって通常のシールさ れた位置まで押圧され、前記リザーバ圧が送りオリフィス(69)を介して前記 作動部材と連通しており、前記送りオリフィスがそのストロークの底における前 記ピストンの休止を制御する寸法とされていることを特徴とする請求の範囲第1 項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 9. 前記制御モジュール(36)が、前記制御モジュールハウジング組立体 (42)を前記ハウジングの前記主フレーム部分に固定している取り外し可能な ピン接続手段によって前記ハウジング(12)の前記主フレーム部分に接続され ていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装 置(10)。 10.前記第2の型式の制御モジュール(430)が、 制御圧室(478)と排気通路(486)との間にある第1の通路構造体(4 82、488、489、484)と、 通常開放している位置と閉鎖している位置との間で運動可能な圧力応答二次弁 部材(490)と、 前記シリンダ(422)の前記一端(446)を前記第2の弁部材と連通させ る第2の通路構造体(498、500、472、424)であって、前記排気通 路が開放状態にあると、前記排気通路と連通し、前記第2の弁部材が前記制御圧 室と前記排気通路との間の連通を可能にする前記第1の通路を介しての加圧空気 圧によって押圧される開放位置と、前記制御圧室と前記排気通路との間の連通を 阻止する前記第2の通路を介しての前記シリンダの一端から連通した打込みピス トン(426)の空気によって押圧される閉鎖位置との間で運動可能なように前 記第1の通路構造体に対して装着されているような、第2の通路構造体(498 、500、472、424)とを含み、 前記トリガ部材(536)が作動位置まで運動すると作動サイクルが開始され 、作動器(526)を非シールの位置まで運動させて前記制御圧室内の制御圧を 前記排気通路を介して排出し、前記主弁を開放位置まで運動させ、それによって ファスナの打込みストロークを開始させ、前記ピストン室における前記打込みピ ストンにかかる圧力と前記通路組立体の圧力が前記第2の弁部材と連通して前記 二次弁部材を開放位置から閉鎖位置まで運動させ、前記主弁を閉鎖位置まで運動 させ、それによって前記トリガ部材が作動位置に留まっている間に前記作動サイ クルを完了させ、 前記二次弁部材は前記トリガ部材が通常の非作動位置まで運動しうるようにな ると開放位置まで戻るように構成され、かつ配置されていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 11.前記第3の型式の制御モジュール(228)が、 パイロット圧室(268)と排気通路(274)との間にある第1の通路構造 体(272、280、276)と、 加圧空気によって押圧され前記制御圧室と前記排気通路との間の連通を可能に する開放位置とシリンダ(221)の前記一端において打込みピストン(228 )にかかる空気によって押圧され前記制御室と前記排気通路との間の連通を阻止 する閉鎖位置との間で運動可能なように前記第1の通路構造体に対して装着され ている二次弁部材(278)と、 前記シリンダの前記一端を前記二次弁部材と前記排気通路とに連通させる第2 の通路構造体(262、244、251)とを含み、それによって 前記トリガ部材(316)が作動位置まで運動すると、作動サイクルが開始さ れ、前記作動器(310)を非シール位置まで運動させて前記制御圧力室の制御 圧を排出し、前記主弁(242)を開放位置まで運動させ、それによってファス ナ打込みストロークを開始させ、前記シリンダの前記一端における前記打込みピ ストンにかかる圧力は前記二次弁部材と連通して前記二次弁部材を閉鎖位置まで 運動させ、前記制御圧室と前記排気通路との間の連通を阻止し、それによって前 記主弁が閉鎖位置まで運動するようにさせ、 前記二次弁部材が前記シリンダの前記一端において発生する圧力の変化に応答 して運動して前記主弁を往復運動させ、それによって前記打込みピストンを、前 記トリガ部材が作動位置にある限りはファスナ打込みおよび戻りストロークを繰 返して運動させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファス ナ打込み装置(10) 12.前記第2の通路構造体(262、244、251)に配置され、前記第2 の通路構造体における空気の流れを抑制し、それによって前記ピストンのストロ ークの頂点における該ピストンの休止を制御するように構成され、かつ配置され ている弁(286)を更に含むことを特徴とする請求の範囲第11項に記載の空 圧作動のファスナ打込み装置(10)。 13.前記弁(286)が手動で運動するニードル弁であることを特徴とする請 求の範囲第12項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 14.前記作動器を通常のシールされた位置まで前記加圧空気と共に押圧するば ね(92)を更に含み、前記作動器がシール位置にあるとき前記排気通路をシー ルするシール部材(98)を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空 圧作動のファスナ打込み装置(10)。 15.前記第3の型式の制御モジュール(228)が、前記二次弁部材を遠隔で 運動させるように前記ハウジング組立体に空圧的に接続されるように構成され、 かつ配置されている遠隔作動装置(401)と協動して作動可能であることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 16.ハウジング(12)と、 前記ハウジング内に配置されたファスナ打込み軌道(20)と、 前記打込み軌道内へ一連のファスナを横方向に送り込むファスナマガジン(2 4)と、 前記打込み軌道内のファスナと係合し、該ファスナが前記打込み軌道の外方長 手方向に加工物内へ動かされる打込みストロークと戻りストロークとを含む作動 サイクルを通して運動するように前記打込み軌道に摺動可能に装着されたファス ナ打込み要素(34)と、 前記ファスナ打込み要素(34)に接続された打込みピストン(32)と、 前記ハウジングに画成され、その内部で前記ピストンが往復運動可能に装着さ れているシリンダ(26)と、 通路(30)を通してシリンダの一端と連通している空気圧リザーバ(18) と、 前記通路を開放し、リザーバ圧を前記一端(28)においてシリンダと連通さ せ、ファスナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向にピストンを運動さ せ、かつ前記通路を閉鎖し、前記シリンダの一端を大気と連通させ、前記ファス ナ打込み要素の戻りストロークを実行する方向に前記ピストンが運動しうるよう にする制御モジュール(36)であって、i)前記ハウジングに対して装着され 前記シリンダの一端を大気と連通させるように開放可能な排気通路(76)を提 供する制御モジュールハウジング組立体と、ii)前記制御モジュールハウジン グ組立体に対して装着され前記通路を開閉するように開放位置と閉鎖位置との間 を運動する主弁とを含む制御モジュール(36)とを含み、 前記制御モジュールがファスナ打込みストロークを通して、かつ前記ファスナ 打込み要素が初期位置まで戻る戻りストロークを通して初期位置からの前記ファ スナ打込み要素の運動を実行するように作動可能である空圧作動のファスナ打込 み装置(10)において、 前記制御モジュールが以下の型式から選択した一つであり、 a)トリガ組立体が通常の非作動位置から作動位置まで運動すると、前記ファ スナ打込み要素を前記ファスナ打込みストロークの一つを通して初期位置から運 動させるように作動可能であるトリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記作 動位置から前記通常の非作動位置まで戻ると、前記ファスナ打込み要素が前記初 期位置まで戻る戻りストロークを通して運動する第1の型式の制御モジュール( 36)、 b)トリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記 作動位置へ運動すると、前記トリガ組立体が前記ファスナ打込みストロークと前 記戻りストロークとを含む完全な一サイクルのファスナ打込みストロークを通し て前記ファスナ打込み要素を運動させるように作動可能である、第2の型式の制 御モジュール(430)、 c)トリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記 作動位置まで運動すると、前記トリガ組立体が複数の交互のファスナ打込みスト ロークと戻りストロークとを通して前記ファスナ打込み要素を運動させ、前記ト リガ組立体が前記作動位置から前記通常の非作動位置まで運動すると前記トリガ 組立体が前記交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを終了させる ように作動可能である第3の型式の制御モジュール(228)、 d)トリガ組立体が無く、交互の高圧および低圧の信号を提供して交互のファ スナ打込みストロークと戻りストロークとを生じさせる遠隔作動装置(401) と接続されるように構成され、かつ配置されている第4の型式の制御モジュール (228)、 前記選択された一制御モジュールがユニットとして取り外し可能なように前記 ハウジングの前記主フレーム部分に対して構成され、かつ配置されており、前記 選択された一制御モジュールの除去後に前記型式のうちの別の型式の制御モジュ ールが前記主フレーム部分と共に作動可能なようにユニットとして前記ハウジン グの前記主フレーム部分に対して位置しうることを特徴とする空圧作動のファス ナ打込み装置(10)。 17.前記主弁(46)が前記制御モジュールハウジング組立体の一部と共に制 御圧室を画成する第1の圧力領域(52)を有しており、前記主弁が前記第1の 圧力領域に対して対向関係にある第2の圧力領域を含み、前記ファスナ打込み装 置が更に、 前記主弁を閉鎖位置に向って弾圧するばね構造体(58)と、 前記制御モジュールハウジング組立体に固定された排気シール構造体(60) であって、前記主弁に作動関連して前記主弁が開放位置に配置されると前記排気 通路を閉鎖する排気シール構造体(60)とを含むことを特徴とする請求の範囲 第16項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 18.前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され、通常のシールさ れた位置から非シールの作動位置まで運動して、前記主弁の開放位置までの運動 を開始させ、それによって前記通路を開放し、ファスナ打込みストロークを通し てのファスナ打込み要素の運動を開始させるように構成され、かつ配置されてい る作動部材(70)を更に含み、 前記第1の型式と、第2の型式と、第3の型式の制御モジュールの前記トリガ 組立体(102)は、該トリガ組立体が非作動位置から作動位置まで運動すると 前記作動部材を通常のシールされた位置から非シールの作動位置まで運動させる ように通常の非作動位置から作動位置まで運動するように前記制御モジュールハ ウジング組立体に対して装着されており、 前記作動部材は、該作動部材が非シールの作動位置にあるとき前記第1の圧力 領域に作用している前記制御圧室内の圧力が大気に開放され、前記第2の圧力領 域に作用している圧力が前記ばね構造体の弾圧に抗して前記主弁を開放位置まで 運動させ、ファスナ打込みストロークを開始させるように前記制御圧力室内の圧 力を制御し、前記主弁は該主弁が開放位置にあるとき前記排気シール構造体と係 合し、それによって前記排気通路を閉鎖し、前記シリンダの前記一端が大気と連 通しないようにすることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の空圧作動のフ ァスナ打込み装置(10)。 19.前記主弁(46)が前記各型式の制御モジュール(35、228、430 )の制御モジュールハウジングから取り外し可能であり、前記各型式の制御モジ ュールの主弁はその他の全ての型式の前記制御モジュールの前記主弁と互換性が あることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の空圧作動のファスナ打込み装 置(10)。 20.前記第1の型式の制御モジュール(36)、前記第2の型式の制御モジュ ール(430)、前記第3の型式の制御モジュール(228)、および前記第4 の型式の制御モジュール(228)の各々が前記ハウジング(12)の前記主フ レーム部分(16)と共に作動しうるように該主フレーム部分(16)に互換可 能に装着しうることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の空圧作動のファス ナ打込み装置(10)。 21.前記第4の型式の制御モジュール(228)が、前記高圧信号が前記ファ スナ打込みストロークを生じさせ、前記低圧信号が前記戻りストロークを生じさ せるように構成され、かつ配置されていることを特徴とする請求の範囲第16項 に記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。 22.前記第4の型式の制御モジュール(228)が、前記高圧信号が前記ファ スナ打込みストロークを生じさせ、前記低圧信号が前記戻りストロークを生じさ せるように構成され、かつ配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の空圧作動のファスナ打込み装置(10)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 空圧作動のファスナ打込み装置であって、 管状のハウジング部分と、前記管状ハウジング部分から横方向に延びている主 フレーム部分とを有し、前記管状ハウジング部材がファスナ打込み軌道を画成す るハウジングと、 一連のファスナを前記打込み軌道内へ横方向に送るファスナマガジンと、 前記打込み軌道内のファスナと係合し、該ファスナを前記打込み軌道を外方向 に加工物内へ動かす打込みストロークと、戻りストロークとを含む作動サイクル を通して運動するように打込み軌道に摺動可能に装着されたファスナ打込み要素 と、 ファスナ打込み要素に接続された打込みピストンと、 前記管状ハウジング部分に画成され、その中でピストンが往復運動可能に装着 されているシリンダと、 通路を介してシリンダの一端と連通された空気圧リザーバと、 前記通路を開放し、前記一端においてシリンダとリザーバ圧を連通させてファ スナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向にピストンを運動させ、かつ 前記通路を閉鎖し、シリンダの前記一端を大気と連通させピストンが前記ファス ナ打込み要素の戻りストロークを実行する方向に運動しうるようにさせる制御モ ジュールであって、 前記ハウジングの主フレーム部分に対して装着され、前記シリンダの一端を大 気と連通するように開放しうる排気通路を提供する制御モジュールハウジング組 立体と、 前記通路を開閉するために開放位置と閉鎖位置との間を運動するように前記制 御モジュールに対して装着された主弁であって、前記制御モジュールハウジング の一部と共に制御圧力室を画成する第1の圧力領域を有し、前記第1の圧力領域 とは反対側の第2の圧力領域を含む主弁と、 前記主弁を閉鎖位置に向って弾圧するばね構造体と、 前記制御モジュールハウジング組立体に固定された排気シール構造体であって 、 前記主弁が開放位置に配置されると前記排気通路を閉鎖するように前記主弁と作 動関連している排気シール構造体と、 前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され、通常のシールされた 位置から非シールの作動位置まで運動して前記主弁の開放位置への運動を開始さ せ、それにより前記通路を開放し、かつファスナ打込みストロークを通しての前 記ファスナ打込み要素の運動を開始させるように構成され、配置されている作動 部材と、 非作動位置から作動位置まで運動すると前記作動部材を通常のシールされた位 置から非シールの作動位置まで運動させるように通常の非作動位置から作動位置 まで運動するように前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着されたト リガ組立体とを含む制御モジュールとを含み、 前記作動部材が非シールの作動位置にあるとき前記第1の圧力領域に作用する 前記制御圧室の圧力が大気に解放され、前記第2の圧力領域に作用する圧力が前 記主弁を前記ばね構造体の弾圧に抗して解放位置まで運動させてファスナ打込み ストロークを開始するように前記作動部材が前記制御圧室の圧力を制御し、前記 主弁は開放位置にあると前記排気シール構造体と係合し、それによって前記排気 通路を閉鎖し、前記シリンダの一端が大気と連通するのを阻止し、 前記制御モジュールは、前記ファスナ打込み要素を初期位置から、ファスナ打 込みストロークを通して、そして前記ファスナ打込み要素が前記ファスナ打込み ストロークの後前記初期位置まで戻る戻りストロークを通して運動させるように 作動可能である空圧作動のファスナ打込み装置において、前記制御モジュールが 以下の型式から選択された一つであり、 a)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と前記ファスナ打込み要素を前記ファスナ打込みストロークの一つを通して前記 初期位置から運動させ、前記トリガ組立体が前記作動位置から前記通常の非作動 位置まで戻ると前記ファスナ打込み要素が前記初期位置まで戻る前記戻りストロ ークを通して運動する第1の型式の制御モジュール、 b)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と前記ファスナ打込みストロークと前記戻りストロークとを含む完全な一サイク ルのファスナ打込みストロークを通して前記ファスナ打込み要素を運動させるよ うに作動可能な第2の型式の制御モジュール、 c)前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記作動位置まで運動する と、複数の交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを通して前記フ ァスナ打込み要素を運動させ、前記トリガ組立体が前記作動位置から前記通常の 非作動位置まで運動すると前記交互のファスナ打込みストロークと戻りストロー クとを終了させるように作動可能な第3の型式の制御モジュール、 d)交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを実行するように交 互の高圧および低圧信号を提供する遠隔の作動装置に接続するように構成され、 かつ配置された第4の型式の制御モジュール、 前記選択された一つである制御モジュールがユニットとして前記ハウジングの 主フレーム部分から取り外し可能なように前記主フレーム部分に対して構成され 、かつ配置されており、前記選択された一つである制御モジュールがユニットと して取り外された後は、前記型式のうちの別の一型式の制御モジュールを前記ハ ウジングの前記主フレーム部分と共にユニットとして作動可能なように前記主フ レーム部分に対して位置しうることを特徴とする空圧作動のファスナ打込み装置 。 2. 前記主フレーム部分が環状の着座面を画成し、前記主弁が該主弁が閉鎖位 置にあると前記着座面と係合する環状面を含み、前記主弁が閉鎖位置にあると、 前記第2の圧力領域が前記環状の着座面を越えて延び、かつ前記圧力リザーバの リザーバ圧に露出される領域として画成されていることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 3. 前記主弁の前記環状面の少なくとも一部がウレタンのシール部材を含むこ とを特徴とする請求の範囲第2項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 4. 前記排気シール構造体が前記主弁が開放位置に配置されると、前記排気通 路を閉鎖するように構成され、かつ配置されている環状の弁要素を含み、前記排 気シール構造体と前記制御モジュールハウジング組立体とは前記排気通路が前記 弁要素と前記主弁との間、および前記制御モジュールハウジング組立体の一部を 通して延びるように構成され、かつ配置されており、前記主弁は前記シリンダの 一端を前記排気通路と連通させる少なくとも1個のポートを前記上面において 含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置 。 5. 前記主弁が開放位置まで運動すると前記主弁の内周面が前記排気シール構 造体の前記弁要素と係合し、前記排気通路を閉鎖して前記シリンダの前記一端が 大気と連通しないように、前記排気シール構造体が前記主弁の内方部分に配置さ れていることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の空圧作動のファスナ打込み 装置。 6. 前記制御モジュールハウジング組立体が、 前記主弁が装着されている弁ハウジングと、 前記弁ハウジングに接続されたトリガハウジングであって、前記トリガ組立体 が接続されている弁ハウジングとを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の空圧作動のファスナ打込み装置。 7. 前記弁ハウジングが固定具によって前記トリガハウジングに接続され、前 記トリガハウジングが前記制御モジュールを前記ハウジングの前記主フレーム部 分に固定するようにピン接続手段によって前記ハウジングの前記主フレーム部分 に接続されていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の空圧作動のファス ナ打込み装置。 8. 前記作動部材がリザーバ圧とばねの力とによって通常のシールされた位置 まで押圧され、前記リザーバ圧が送りオリフィスを介して前記作動部材と連通し ており、前記送りオリフィスがそのストロークの底における前記ピストンの休止 を制御する寸法とされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作 動のファスナ打込み装置。 9. 前記制御モジュールが、前記制御モジュールハウジング組立体を前記ハウ ジングの前記主フレーム部分に固定している取り外し可能なピン接続手段によっ て前記ハウジングの前記主フレーム部分に接続されていることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 10.前記第2の型式の制御モジュールが、 制御圧室と排気通路との間にある第1の通路構造体と、 通常開放している位置と閉鎖している位置との間で運動可能な圧力応答二次弁 部材と、 前記シリンダの前記一端を前記第2の弁部材と連通させる第2の通路構造体で あって、前記排気通路が開放状態にあると、前記排気通路と連通し、前記第2の 弁部材が前記制御圧室と前記排気通路との間の連通を可能にする前記第1の通路 を介しての加圧空気圧によって押圧される開放位置と、前記制御圧室と前記排気 通路との間の連通を阻止する前記第2の通路を介しての前記シリンダの一端から 連通した打込みピストンの空気によって押圧される閉鎖位置との間で運動可能な ように前記第1の通路構造体に対して装着されているような、第2の通路構造体 とを含み、 前記トリガ部材が作動位置まで運動すると作動サイクルが開始され、作動器を 非シールの位置まで運動させて前記制御圧室内の制御圧を前記排気通路を介して 排出し、前記主弁を開放位置まで運動させ、それによってファスナの打込みスト ロークを開始させ、前記ピストン室における前記打込みピストンにかかる圧力と 前記通路組立体の圧力が前記第2の弁部材と連通して前記二次弁部材を開放位置 から閉鎖位置まで運動させ、前記主弁を閉鎖位置まで運動させ、それによって前 記トリガ部材が作動位置に留まっている間に前記作動サイクルを完了させ、 前記二次弁部材は前記トリガ部材が通常の非作動位置まで運動しうるようにな ると開放位置まで戻るように構成され、かつ配置されていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 11.前記第3の型式の制御モジュールが、 パイロット圧室と排気通路との間にある第1の通路構造体と、 加圧空気によって押圧され前記制御圧室と前記排気通路との間の連通を可能に する開放位置とシリンダの前記一端において打込みピストンにかかる空気によっ て押圧され前記制御室と前記排気通路との間の連通を阻止する閉鎖位置との間で 運動可能なように前記第1の通路構造体に対して装着されている二次弁部材と、 前記シリンダの前記一端を前記二次弁部材と前記排気通路とに連通させる第2 の通路構造体とを含み、それによって 前記トリガ部材が作動位置まで運動すると、作動サイクルが開始され、前記作 動器を非シール位置まで運動させて前記制御圧力室の制御圧を排出し、前記主弁 を開放位置まで運動させ、それによってファスナ打込みストロークを開始させ、 前記シリンダの前記一端における前記打込みピストンにかかる圧力は前記二次弁 部材と連通して前記二次弁部材を閉鎖位置まで運動させ、前記制御圧室と前記排 気通路との間の連通を阻止し、それによって前記主弁が閉鎖位置まで運動するよ うにさせ、 前記二次弁部材が前記シリンダの前記一端において発生する圧力の変化に応答 して運動して前記主弁を往復運動させ、それによって前記打込みピストンを、前 記トリガ部材が作動位置にある限りはファスナ打込みおよび戻りストロークを繰 返して運動させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファス ナ打込み装置。 12.前記第2の通路構造体に配置され、前記第2の通路構造体における空気の 流れを抑制し、それによって前記ピストンのストロークの頂点における該ピスト ンの休止を制御するように構成され、かつ配置されている弁を更に含むことを特 徴とする請求の範囲第11項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 13.前記弁が手動で運動するニードル弁であることを特徴とする請求の範囲第 12項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 14.前記作動器を通常のシールされた位置まで前記加圧空気と共に押圧するば ねを更に含み、前記作動器がシール位置にあるとき前記排気通路をシールするシ ール部材を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧作動のファスナ 打込み装置。 15.前記第3の型式の制御モジュールが、前記二次弁部材を遠隔で運動させる ように前記ハウジング組立体に空圧的に接続されるように構成され、かつ配置さ れている遠隔作動装置と協動して作動可能であることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 16.ハウジングと、 前記ハウジング内に配置されたファスナ打込み軌道と、 前記打込み軌道内へ一連のファスナを横方向に送り込むファスナマガジンと、 前記打込み軌道内のファスナと係合し、該ファスナが前記打込み軌道の外方長 手方向に加工物内へ動かされる打込みストロークと戻りストロークとを含む作動 サイクルを通して運動するように前記打込み軌道に摺動可能に装着されたファス ナ打込み要素と、 前記ファスナ打込み要素に接続された打込みピストンと、 前記ハウジングに画成され、その内部で前記ピストンが往復運動可能に装着さ れているシリンダと、 通路を通してシリンダの一端と連通している空気圧リザーバと、 前記通路を開放し、リザーバ圧を前記一端においてシリンダと連通させ、ファ スナ打込み要素の打込みストロークを実行する方向にピストンを運動させ、かつ 前記通路を閉鎖し、前記シリンダの一端を大気と連通させ、前記ファスナ打込み 要素の戻りストロークを実行する方向に前記ピストンが運動しうるようにする制 御モジュールであって、i)前記ハウジングに対して装着され前記シリンダの一 端を大気と連通させるように開放可能な排気通路を提供する制御モジュールハウ ジング組立体と、ii)前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され 前記通路を開閉するように開放位置と閉鎖位置との間を運動する主弁とを含む制 御モジュールとを含み、 前記制御モジュールがファスナ打込みストロークを通して、かつ前記ファスナ 打込み要素が初期位置まで戻る戻りストロークを通して初期位置からの前記ファ スナ打込み要素の運動を実行するように作動可能である空圧作動のファスナ打込 み装置において、 前記制御モジュールが以下の型式から選択した一つであり、 a)トリガ組立体が通常の非作動位置から作動位置まで運動すると、前記ファ スナ打込み要素を前記ファスナ打込みストロークの一つを通して初期位置から運 動させるように作動可能であるトリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記作 動位置から前記通常の非作動位置まで戻ると、前記ファスナ打込み要素が前記初 期位置まで戻る戻りストロークを通して運動する第1の型式の制御モジュール、 b)トリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記 作動位置へ運動すると、前記トリガ組立体が前記ファスナ打込みストロークと前 記戻りストロークとを含む完全な一サイクルのファスナ打込みストロークを通し て前記ファスナ打込み要素を運動させるように作動可能である、第2の型式の制 御モジュール、 c)トリガ組立体を有し、前記トリガ組立体が前記通常の非作動位置から前記 作動位置まで運動すると、前記トリガ組立体が複数の交互のファスナ打込みスト ロークと戻りストロークとを通して前記ファスナ打込み要素を運動させ、前記ト リガ組立体が前記作動位置から前記通常の非作動位置まで運動すると前記トリガ 組立体が前記交互のファスナ打込みストロークと戻りストロークとを終了させる ように作動可能である第3の型式の制御モジュール、 d)トリガ組立体が無く、交互の高圧および低圧の信号を提供して交互のファ スナ打込みストロークと戻りストロークとを生じさせる遠隔作動装置と接続され るように構成され、かつ配置されている第4の型式の制御モジュール、 前記選択された一制御モジュールがユニットとして取り外し可能なように前記 ハウジングの前記主フレーム部分に対して構成され、かつ配置されており、前記 選択された一制御モジュールの除去後に前記型式のうちの別の型式の制御モジュ ールが前記主フレーム部分と共に作動可能なようにユニットとして前記ハウジン グの前記主フレーム部分に対して位置しうることを特徴とする空圧作動のファス ナ打込み装置。 17.前記主弁が前記制御モジュールハウジング組立体の一部と共に制御圧室を 画成する第1の圧力領域を有しており、前記主弁が前記第1の圧力領域に対して 対向関係にある第2の圧力領域を含み、前記ファスナ打込み装置が更に、 前記主弁を閉鎖位置に向って弾圧するばね構造体と、 前記制御モジュールハウジング組立体に固定された排気シール構造体であって 、前記主弁に作動関連して前記主弁が開放位置に配置されると前記排気通路を閉 鎖する排気シール構造体とを含むことを特徴とする請求の範囲第16項に記載の 空圧作動のファスナ打込み装置。 18.前記制御モジュールハウジング組立体に対して装着され、通常のシールさ れた位置から非シールの作動位置まで運動して、前記主弁の開放位置までの運動 を開始させ、それによって前記通路を開放し、ファスナ打込みストロークを通し てのファスナ打込み要素の運動を開始させるように構成され、かつ配置されてい る作動部材を更に含み、 前記第1の型式と、第2の型式と、第3の型式の制御モジュールの前記トリガ 組立体は、該トリガ組立体が非作動位置から作動位置まで運動すると前記作動部 材を通常のシールされた位置から非シールの作動位置まで運動させるように通常 の非作動位置から作動位置まで運動するように前記制御モジュールハウジング組 立体に対して装着されており、 前記作動部材は、該作動部材が非シールの作動位置にあるとき前記第1の圧力 領域に作用している前記制御圧室内の圧力が大気に開放され、前記第2の圧力領 域に作用している圧力が前記ばね構造体の弾圧に抗して前記主弁を開放位置まで 運動させ、ファスナ打込みストロークを開始させるように前記制御圧力室内の圧 力を制御し、前記主弁は該主弁が開放位置にあるとき前記排気シール構造体と係 合し、それによって前記排気通路を閉鎖し、前記シリンダの前記一端が大気と連 通しないようにすることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の空圧作動のフ ァスナ打込み装置。 19.前記主弁が前記各型式の制御モジュールの制御モジュールハウジングから 取り外し可能であり、前記各型式の制御モジュールの主弁はその他の全ての型式 の前記制御モジュールの前記主弁と互換性があることを特徴とする請求の範囲第 16項に記載の空圧作動のファスナ打込み装置。 20.前記第1の型式の制御モジュール、前記第2の型式の制御モジュール、前 記第3の型式の制御モジュール、および前記第4の型式の制御モジュールの各々 が前記ハウジングの前記主フレーム部分と共に作動しうるように該主フレーム部 分に互換可能に装着しうることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の空圧作 動のファスナ打込み装置。 21.前記第4の型式の制御モジュールが、前記高圧信号が前記ファスナ打込み ストロークを生じさせ、前記低圧信号が前記戻りストロークを生じさせるように 構成され、かつ配置されていることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の空 圧作動のファスナ打込み装置。 22.前記第4の型式の制御モジュールが、前記高圧信号が前記ファスナ打込み ストロークを生じさせ、前記低圧信号が前記戻りストロークを生じさせるように 構成され、かつ配置されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の空圧 作動のファスナ打込み装置。
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