JP5310311B2 - 衝撃工具用バンパ及び衝撃工具 - Google Patents

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Description

本発明は、主に空気圧工具又はガス燃焼式打込み工具等の衝撃工具において、ピストンの駆動による衝撃を緩和吸収するための衝撃工具用バンパ及び衝撃工具に関する。
例えば、圧縮空気で打撃ピストンを駆動し、打撃ピストンに結合されたドライバにより釘、打ち込みネジ、ステープル等のファスナーを打撃して被打ち込み材に向けて打ち出す衝撃工具には、打撃ピストンの衝撃を吸収するための緩衝機構が設けられている。この緩衝機構は、通常は打撃シリンダの下方に配置されて打撃ピストンの下面を受け、打撃ピストンの衝撃を吸収する筒状のバンパによって構成されている。
このようなバンパとして、例えば特許文献1に示されるように、その下部の内径および外径を上部の内径および外径よりもそれぞれ大きくするとともに、バンパ下部の内側には大きな空間を形成し、さらにドライバとドライバ案内孔間のクリアランスを小さくして、打撃ピストンの衝撃が加わる時に前記クリアランスが閉鎖して下部空間内に閉じ込められた空気が圧縮されるようにし、バンパの弾性とエアクッションの相乗効果を利用して前記衝撃の吸収効果を高めたものが知られている。
また、特許文献2に示されるように、上方部分の外径が小さく、下方部分の外径が大きく形成された外形形状の中空円筒形バンパの中空部の内径を、上部内径よりも下部内径が大径となるようにして空隙部を形成し、これにより圧縮されたバンパの変形分が逃げられるようにして圧縮方向の変形を促進することで打撃ピストンの衝撃の吸収効果を高めたバンパが知られている。
さらに、特許文献3に示されるように、縦長の筒状で、上部は厚肉でその外径は収容部の内径とほぼ同じ大きさに形成され、中間部は収容部の下部の膨出内周面に沿うように膨らみ、下部はへこみ薄肉に形成して空隙を備える形状として、これによりバンパの下部は変形し易く、この変形分は前記空隙に逃げることで打撃ピストンの衝撃の吸収効果を高めたバンパも知られている。
特許第3267469号公報 特許第2876982号公報 実用新案登録第2576575号公報
上述の特許文献1〜3に記載のバンパは、打撃シリンダの上室で高圧の空気圧又は燃焼圧により駆動された打撃ピストンの下面を受けるが、このときの衝撃を上部又は下部で吸収するように設計されていたので、その共通構造として、いずれもバンパの上部の形状と下部の形状が非対称であり、衝撃を受けたときの撓みによる変形が上部又は下部に集中しやすい。このような構造では衝撃を瞬間的に吸収することになり、変形部分にのみ応力が集中するので、変形部分のみの劣化を早める原因になり、上部と下部の均等な撓みによる変形を阻害し、結果としてバンパの耐久性が局部的に低下することになる、という問題がある。
また、打撃シリンダの下部にはブローバックチャンバに通じる排気孔が形成されている。打撃ピストンの駆動時に打撃シリンダの下室に圧縮された空気を排気孔からブローバックチャンバに蓄えておき、下死点まで下降した打撃ピストンを排気孔から打撃シリンダの下室に送り戻して上死点まで上昇移動させるようになっている。排気孔はバンパの上部の外側部分に配置されているので、バンパが打撃ピストンによって衝撃を受けて圧縮されて外側に膨れるたびに、膨れた部分は上記排気孔の開口端に強く接触するので、繰り返し接触するうちにバンパの表面が荒れて損傷し、耐久性が損なわれていた。
本発明は、上記問題点を解消し、釘打機等の衝撃工具において衝撃を受けたときに上から下まで撓むようにすることで衝撃吸収効果と耐久性の向上を図ることができる衝撃工具用バンパ及びこのバンパを収納配置した衝撃工具を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、大径のピストン本体とその下部の小径の打ち込み手段固定部とから構成された打撃ピストンを受ける衝撃工具用バンパであって、全体が筒状で、内部には下方に広がる空間部を形成し、外周面の上部には全高の上端から中間部のやや上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面を形成し、中間部には最大外径を有する膨出部を張出し形成するとともに、下部には外径が下方に向かって小さくなる逆傾斜面を形成し、上記上部の内径は上部全域にわたってほぼ同じで、上記中間部の内側形状は上部の内側形状よりも大きく、上記下部の内側形状は中間部の内側形状と同じかそれよりも大きく形成され、上記打撃ピストンのピストン本体の下面が上記バンパの上面に当接したときの上記打ち込み手段固定部の下端面が、上記中間部と上記下部との境界にあるように設定されているたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のバンパを備えた衝撃工具であって、上記打撃ピストンを摺動自在に収容する打撃シリンダを備え、上記バンパの順傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部と、上記バンパの逆傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部と、上記打撃ピストンのピストン本体の下面が上記バンパの上面に当接したときの上記打撃ピストンの打ち込み手段固定部と上記バンパの内周面との間の空隙部と、を形成したことを特徴とする
請求項3に係る発明は、請求項において、上記衝撃工具は、圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動するものであり、上記バンパの順傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部に臨むように、ブローバックチャンバに通じる排気孔を貫通形成したことを特徴とする
請求項1の発明に係るバンパによれば、バンパの内部には、下方に広がる空間部が形成され、また外周面の上部には全高の上端から中間部のやや上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面が形成され、かつ下部の外径が徐々に小さくなる逆傾斜面が形成されている。したがって、バンパが上部から圧縮されたとき、まず上部は上下に圧縮されるとともに外側に撓み変形しやすい。また、中間部には最大外径を有する膨出部が張出し形成されているので、上下に圧縮変形しやすい。また、下部の外径は徐々に小さくなっているので、上下に圧縮変形するとともに外側に撓み変形しやすい。このように、圧縮による変形は上部から下部まで伝播するから、打撃シリンダ内に配置するときに上記各部の変形の特徴を阻害しないように収納することにより、バンパは上部から下部まで全体が変形して衝撃を確実に吸収することができるとともに、耐久性も向上する。
また、上記上部の内径は上部全域にわたってほぼ同じで、上記中間部の内側形状は上部の内側形状よりも大きく、上記下部の内側形状は中間部の内側形状と同じかそれよりも大きく形成されている。このように、下部のボリュームが比較的小さいから、上方からの衝撃によって圧縮されたとき、上部だけでなく、中間部も下部も変形しやすい構造になっている。したがって、圧縮による変形は上部から下部まで伝播するから、打撃シリンダ内に配置するときに、上記各部の形状に基づく変形的特徴を生かすように収納することにより、バンパは上部から下部まで全体が変形して衝撃を確実に吸収することができるとともに、圧縮荷重を全体で負担し、変形が一部にのみ偏らないから耐久性を向上させることができる。
請求項に係る発明によれば、バンパの中間部及び下部の内周面と、上記打撃ピストンの打ち込み手段固定部の作動域との間に空隙部を形成したことで、バンパの変形が空隙部を埋めるように変形したときに打撃ピストンが停止するようになっているので、変形時にバンパ下部の内周面が打撃ピストンの打ち込み手段固定部の下面側に回り込むほど変形することがない。さらに空隙部の範囲が大きいため、バンパ全体の衝撃吸収とバンパ下部の内周面の損傷を有効に防止し又は軽減することができる。
また、バンパの内周面と、打撃ピストンがバンパの上面に当接したときの打ち込み手段固定部との間に空隙部を形成したので、らに、たとえば打撃ピストンの構造や、衝撃工具のパワ−によるバンパボリュ−ム等の構造的な制約からバンパの空隙部の範囲を大きくとれない場合がある。そのような場合においても、ドライバ固定部との間に空隙部を形成することで、バンパ下部の内周面の損傷を有効に防止し又は軽減することができる。
また、バンパの内周面の内側に設けられた空隙部のほかに、バンパの外周面上部の順傾斜面と打撃シリンダとの間には第2の空隙部を形成し、下部の逆傾斜面と打撃シリンダとの間には第3の空隙部を形成したので、部の順傾斜面によってバンパが上部から圧縮されたときは、まず上部は上下に圧縮されるとともに外側の第2の空隙部に向かって撓み変形しやすい。また、下部の逆傾斜面によって外径は徐々に小さくなっているので、上下に圧縮変形するとともに外側の第3の空隙部に向かって撓み変形しやすい。したがって、バンパは上部から下部まで全体が変形して衝撃を確実に吸収することができるとともに、耐久性も向上する。
本発明に係る釘打機の縦断面図である。 バンパ部分の拡大縦断面図である。 上記バンパの取付状態を示す要部の拡大断面図である。 本発明のバンパの撓みによる変形状態を示す図であり、(a)は駆動された打撃ピストンの衝突直後のバンパの状態を示す図であり、(b)は上記打撃ピストンの衝突により下方に押し込まれて変形したバンパの変形状態を示す図であり、(c)は上記打撃ピストンが下死点に到達したときの最終段階におけるバンパの変形状態を示す図である。 上記バンパと従来のバンパについて、圧縮してから終了するまでの時間を比較したグラフ図である。 他の実施形態に係るバンパの縦断面図である。 上記バンパの撓みによる変形状態を示す図であり、(a)は駆動された打撃ピストンの衝突直後のバンパの状態を示す図であり、(b)は上記打撃ピストンの衝突により下方に押し込まれて変形したバンパの変形状態を示す図であり、(c)は上記打撃ピストンが下死点に到達したときの最終段階におけるバンパの変形状態を示す図である。 別の実施形態に係るバンパの縦断面図である。 上記バンパの撓みによる変形状態を示す図であり、(a)は駆動され(a)は上記バンパの平面図、(b)はその側面図、(c)は(b)のX−X線上の断面図である。 打撃シリンダとバンパのさらに他の実施形態の縦断面図である。
以下、本発明の1つの実施形態を、衝撃工具(釘打機)と衝撃工具用バンパについて図1〜図4を参照して説明する。
図1において符号Aは釘打機を示す。釘打機Aはボディ1の後部にグリップ2を、ボディ1の下部には射出口3を有するノーズ部4をそれぞれ一体に設け、ノーズ部4の後部には射出口3に釘を供給するマガジン5を連設したもので、ボディ1内には打撃シリンダ6と打撃ピストン7からなる駆動部を備えており、打撃シリンダ6内に打撃ピストン7が摺動自在に収容されている。打撃ピストン7の下部にはドライバ(打ち込み手段)8が一体に結合固定され、ドライバ8はノーズ部4の射出口3内を摺動するように構成されている。
また、ボディ1には図示されないエアコンプレッサ等の圧縮空気供給源(図示せず)から供給された圧縮空気を貯留するエアチャンバ10が形成されている。
ノーズ部4の先端が被打ち込み材に押し付けられた後、トリガレバー11を引き操作して起動バルブ12を作動させると、ヘッドバルブ13が開き作動し、エアチャンバ10内の圧縮空気が打撃シリンダ6内の打撃ピストン7の上面に供給され、これにより打撃ピストン7と板状ドライバ8が下方に駆動されて、マガジン5からノーズ部4の射出口3に供給された釘(図示せず)が打ち出されるようになっている。
その後、打撃時に圧縮された打撃シリンダ6の周囲のブローバックチャンバ14内に貯留した圧縮空気により、打撃ピストン7は上動し、初期の上死点位置に復帰して次の釘打ち込みの準備がなされる。
ところで、打撃シリンダ6の下部には段差15が形成されている。また、段差15の直上部にはブローバックチャンバ14に通じる排気孔9が貫通形成されている。打撃シリンダ6の底部にはドライバ8のガイド溝19が形成されている。
打撃ピストン7は、図1及び図3に示されるように、大径のピストン本体7aと、その下部の小径のドライバ固定部7bとから構成され、ドライバ固定部7bの中心には下方に開口する嵌合溝16が形成され、この嵌合溝16にはドライバ8が嵌め込まれ、ドライバ8はドライバ固定部7bを横切る固定ピン17によって打撃ピストン7に一体に結合している。
そして、打撃シリンダ6の底部には、バンパ収容部18が形成され、その内部には釘打ち込み時に下方に駆動された打撃ピストン7の下面を受けるバンパ(緩衝体)20が収容配置されている。
すなわち、図2に示されるように、バンパ20はゴム等の弾性材料にからなる短円筒状の部材で、内部に下方に広がる空間部Sを形成したもので、上部b1よりも下部b3の内径の方がやや大きく形成されている。また、バンパ20の上端中央部に形成された開口部20aの内径は最小であるが、打撃ピストン7のドライバ固定部7bの外径よりもやや大きくなるように形成されている。そして、バンパ20の内周面は、その下部b3の内径の方が上部b1の内径よりも大きくなるように形成されている。また、中間部b2の最大内径は上部b1の最大内径よりも大きく、下部b3の最小内径と同じかそれよりも小さく形
成されている。つまり、中間部b2の内側形状は上部b1の内側形状よりも大きく、上記下部b3の内側形状は中間部b2の内側形状と同じかそれよりも大きく形成され、バンパ20の内側には、下方に広がる大きな空間部Sが形成されている。さらに、全高の3分の1ほど上部b1の内径は略同じで、その内周面は垂直に形成され、その下方の中間部b2の内周面は、全高の約2分の1までは比較的急に大きくなり、さらにその下の下部b3から下端まではわずかに大きくなる程度で、垂直に近い傾斜面となっている。
これに対し、バンパ20の外周面の上部b1には全高の上端から中間部b2の上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面23が形成されている。また、中間部b2には最大外径を有する膨出部21が張出し形成され、この部分は外方に膨出している。膨出部21は全高の約3分の1ほど下の下部b3まで続き、膨出部21の外周上端には段部22が形成されている。そして、下部b3の外周面は、外径が徐々に小さくなる逆傾斜面24として形成されている。
上述のように、バンパ20の内部には下方に広がる空間部Sが形成されている。また上部b1には外径が大きくなる順傾斜面23が形成され、かつ下部b3には徐々に小さくなる逆傾斜面24が形成されている。このため、バンパ20は下部b3のボリュームが比較的小さいので、バンパ20が上方からの衝撃によって圧縮されたとき、上部b1だけでなく、中間部b2も下部b3も変形しやすい構造になっている。したがって、圧縮による変形は上部b1から下部b3まで伝播するから、打撃シリンダ6内に配置するときに、図1、図3等に示されるように、上記各部の形状に基づく変形的特徴を生かすように収納することにより、バンパ20は上部b1から下部b3まで全体が変形して衝撃を確実に吸収することができるとともに、圧縮荷重を全体で負担し、変形が一部にのみ偏らないから耐久性を向上させることができる。
上記構成のバンパ20を打撃シリンダ6の下部に収納配置するときは、図1および図3に示すように、バンパ20の外周の段部22を打撃シリンダ6の大径部6aとの段差15に係合し、その外周面は打撃シリンダ6の内壁に当接させる。そして、中間部b2及び下部b3の内周面と打撃ピストン7のドライバ固定部7bの作動域(点線)との間には第1の空隙部s1が形成され、またバンパ20の外周面の上部b1の順傾斜面23と打撃シリンダ6の内壁との間には第2の空隙部s2が形成され、さらに、バンパ20の下部b3の外周面(逆傾斜面24)と打撃シリンダ6の内壁との間には第3の空隙部s3が形成されるようにする。
打撃ピストン7のピストン本体7aの下面がバンパ20の上面に当接したときのドライバ固定部7bの下端面は、図3に示されるように、バンパ20のほぼ中間部b2と下部b3との境界にあるように設定されている。
なお、バンパ20の内側に形成された第1の空隙部s1のうち、打ち込み時に打撃ピストン7のピストン本体7aの下面がバンパ20の上面に当接したときに、ドライバ固定部7bとバンパ20の内周面との間に形成される空隙部を第1の空隙上部(内側空隙上部)s11とし、当接後に打撃ピストン7がさらに下死点に達するまで下降したときのドライバ固定部7bの作動域とバンパの内周面との間の空隙部を第1の空隙下部(内側空隙下部)s12とする。
第1の空隙上部s11を形成することで、打撃ピストンの構造や、釘打機のパワ−によるバンパボリュ−ム等の構造的な制約からバンパ20の空隙部の範囲を大きくとれない場合においても、バンパ下部b3の内周面の損傷を有効に防止し又は軽減することができる。
次に、上記バンパ20の作用について説明すると、打撃シリンダ6内に供給された圧縮空気により打撃ピストン7が下方に駆動されたとき、打撃ピストン7のドライバ固定部7bはバンパ20の開口部20aから上部b1の内側空間部Sに挿入され、ピストン本体7aの下面がバンパ20の上端部に衝撃的に当る。これにより、図4(a)に示されるように、まずバンパ20の上部b1は圧縮されて撓み変形するが、同時に第1の空隙部s1側にも膨出するように変形し、この変形は中間部b2に伝播する。2点鎖線は変形前の状態を示す。同図(b)に示されるように、中間部b2でも同様に上下方向に変形するが、中間部b2の質量は比較的大きいので、変形の度合いは小さいが、同時に中間部b2の内周面が第1の空隙上部s11側に膨らんで打撃ピストン7のドライバ固定部7bの外周面に当たる。さらに、上記衝撃により下部b3も圧縮されて変形するが、同時に肉薄なので、外部の第3の空隙部s3及び内部の第1の空隙下部s12側に膨出変形する(同図(c)参照)。
上述のように、バンパ20の中間部b2及び下部b3の内周面と、上記打撃ピストン7のドライバ固定部7bの作動域との間に第1の空隙部s1を形成したことで、バンパ20の変形が第1の空隙部s1を埋めるように変形したときに打撃ピストン7が停止するようになっているので、変形時にバンパ下部b3の内周面が打撃ピストン7のドライバ固定部7bの下面側に回り込むほど変形することがない。さらに第1の空隙部s1の範囲が大きいため、バンパ全体の衝撃吸収とバンパ下部b3の内周面の損傷を有効に防止し又は軽減することができる。
また、バンパ20の内側形状は上部b1よりも下部b3が大きくなるもので、内部に大きな空間部Sが形成されるとともに、バンパ20の内外に空隙部s1〜s3が形成される構造であるから、圧縮されたときに上下方向だけでなく径方向にも変形しやすい。つまり、上部b1は外側に第2の空隙部s2があるので外側に変形し、中間部b2では逆に内側にのみ第1の空隙上部s11があるので内側に変形し、下部b3では内外側に第3の空隙部s3と第1の空隙下部s12があるので、内外側に撓み変形する。このように、打撃シリンダ6と打撃ピストン7との間の空間を効率的に利用してバンパ20は径方向と上下方向に撓み変形する。したがって、圧縮による変形は上部b1から下部b3まで伝播するので、その分衝撃がゆっくりと受け止められて吸収される。実際に、衝撃を受けてから衝撃を吸収するまでの時間を上記バンパと従来のバンパとでどのように違うかを計測した結果、図5に示される実験結果が得られた。これに対し、従来のバンパは、衝撃による荷重を上部又は下部のみが負担して吸収する傾向が強い。したがって、上記バンパ20は上部b1から下部b3まで全体が変形して衝撃を確実に吸収することができるとともに、耐久性に優れるだけでなく、ドライバ8に作用する慣性力が低減するので、ドライバ8とドライバ固定部7bにおける強度上の安全率を向上できる。
さらに、バンパ20の上部b1が衝撃を受けて撓み変形する際、上部b1の外周面は順傾斜面23のため、打撃シリンダ6の壁面に沿って摺動ながら接触するのではなく、上下に圧縮されながら径方向に変形するので、上記外周面は圧縮の最後に打撃シリンダ6に接触する。このため、上部b1はブローバックチャンバ14への排気孔9に接触することがない。また、バンパ20の下部b3の内外側には第3の空隙部s3と第1の空隙上部s11と第1の空隙下部s12が形成されているので、バンパ20の変形が第2の空隙部s2とともに第3の空隙部s3と第1の空隙上部s11と第1の空隙下部s12を埋めるように変形したときに打撃ピストン7が停止するようになっているので、変形時に下部b3の内周面が打撃ピストンのドライバ固定部7bの下面側に回り込むほど変形することがない。したがって、バンパの上部b1の外周面と下部b3の内周面の損傷を有効に防止し又は軽減することができる。このように、一部のみの劣化や損傷が生じることがないから、バンパの耐久性は良好に維持される。
次に、図6はバンパの他の形態を示すもので、バンパ20の上部b1の内径は上部全域にわたって略同じで、その内周面は垂直に形成され、その下方の内径は、中間部b2で急激に大きくなり、さらに中間部b2及び下部b3の全域にわたって略同じに形成されている。また、外周面の上部には全高の上端から中間部b2の上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面23が形成され、中間部b2の最大外径を有する膨出部21は下部b3の上部まで続いている。そして、下部b3の外径は徐々に小さくなり逆傾斜面24を構成している。
また、バンパ20と打撃シリンダ6の内壁と打撃ピストン7の外周面との間にも、上述の実施形態と同様に、第1の空隙部s1〜第3の空隙部s3が形成されている。
上記構成によれば、上部b1と中間部b2と下部b3のボリュームのバランスは図2の形態とほとんど同じであるから、図7(a)(b)(c)のように圧縮される。したがって、図2のバンパ20による場合と同様の作用効果が得られる。
なお、図2の形態と同じ部材は同符号で示した。以下の形態も同様である。
次に、図8はバンパ20のさらに他の形態を示すもので、バンパ20の外周面は上述の形態と同じである。これに対し、バンパ20の内側空間Sは、全高の上半部が下半部よりも小径に形成され、しかも上半部と下半部の内径はそれぞれ同径に形成されている。このため、中間部b2では最小内径と最大外径とがともに存在する厚肉部25がある。厚肉部25は中間部b2の上半部のうちさらにその下半分である。したがって、厚肉部25のボリュームは最も大きい構造となっている。さらに、バンパ20と打撃シリンダ6の内壁と打撃ピストン7のドライバ固定部7bとの間には、第1の空隙部s1〜第3の空隙部s3が形成されている。
ここで、上記バンパ20の作用を図9(a)(b)(c)により説明すると、打撃ピストン7が下方に駆動されて同図(a)のようにピストン本体7aの下面がバンパ20の上端部に衝撃的に当ると、バンパ20の上部b1は上下方向に撓み変形するとともに第1の空隙部s1側に変形し、この変形は中間部b2に伝播し、中間部b2でも同様に変形するが、中間部b2の質量は比較的大きく、変形を吸収する第1の空隙上部s11は小さいので、同図(b)のように変形も小さい。続いて同図(c)のように、上下方向に圧縮すると同時にバンパ20の下部b3の内部と外部の第1の空隙下部s12と第3の空隙部s3側に変形する。
このように、上記バンパ20は、上部b1と下部b3の変形に比べて中間部b2の変形が小さいが、ほぼ図2のバンパ20の形態による場合と同様の作用効果が得られる。
さらに、図10は打撃シリンダ6と打撃ピストン7とバンパ20のさらに他の形態を示すもので、打撃シリンダ6には下部の大径部6aに排気孔9が形成されている。また、打撃シリンダ6の下端部はノーズ部4の上部に形成された凹部26に嵌合され、この凹部26によって打撃シリンダ6の底部が構成されているとともに、打撃シリンダ6の下端部と凹部26との間には段差15が形成されている。
バンパ20は全体が筒状で、内部には下方に広がる空間部Sを形成し、上部b1の外周面は全高の上端から中間部のやや上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面23が形成され、下部b3には最大外径を有する膨出部21が張出し形成されている。この点において上述のバンパとは異なる形態的特徴を有している。
そして、バンパ20を打撃シリンダ6内に配置したとき、バンパ20の膨出部21の段部22は打撃シリンダ6の底部の段差15に係合し、その外周面は打撃シリンダ6の内壁に当接している。バンパ20と打撃シリンダ6の内壁と打撃ピストン7のドライバ固定部7bとの間にも第1の空隙部s1〜第3の空隙部s3が形成されている。上述の3実施形態に比べて第3の空隙部s3は小さい。
この場合は、上部b1の外周面は全高の上端から中間部のやや上方位置まで順傾斜面23が形成されているから、バンパ20の上部b1は圧縮変形しても排気孔9に接触することはないほか、図2のバンパ20の形態による場合とほぼ同様の作用効果が得られる。
b1 上部
b2 中間部
b3 下部
S 空間部
s1 第1の空隙部
s11 第1の空隙上部
s12 第1の空隙下部
s2 第2の空隙部
s3 第3の空隙部
6 打撃シリンダ
7 打撃ピストン
7a ピストン本体
7b ドライバ固定部
8 ドライバ
20 バンパ

Claims (3)

  1. 大径のピストン本体とその下部の小径の打ち込み手段固定部とから構成された打撃ピストンを受ける衝撃工具用バンパであって、
    全体が筒状で、内部には下方に広がる空間部を形成し、外周面の上部には全高の上端から中間部のやや上方位置まで外径が大きくなる順傾斜面を形成し、中間部には最大外径を有する膨出部を張出し形成するとともに、下部には外径が下方に向かって小さくなる逆傾斜面を形成し
    上記上部の内径は上部全域にわたってほぼ同じで、上記中間部の内側形状は上部の内側形状よりも大きく、上記下部の内側形状は中間部の内側形状と同じかそれよりも大きく形成され、
    上記打撃ピストンのピストン本体の下面が上記バンパの上面に当接したときの上記打ち込み手段固定部の下端面が、上記中間部と上記下部との境界にあるように設定されていることを特徴とする衝撃工具用バンパ。
  2. 請求項1に記載のバンパを備えた衝撃工具であって、
    上記打撃ピストンを摺動自在に収容する打撃シリンダを備え、
    上記バンパの順傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部と、
    上記バンパの逆傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部と、
    上記打撃ピストンのピストン本体の下面が上記バンパの上面に当接したときの上記打撃ピストンの打ち込み手段固定部と上記バンパの内周面との間の空隙部と、
    を形成したことを特徴とする衝撃工具。
  3. 上記衝撃工具は、圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動するものであり、
    上記バンパの順傾斜面と上記打撃シリンダの内壁との間の空隙部に臨むように、ブローバックチャンバに通じる排気孔を貫通形成したことを特徴とする請求項2記載の衝撃工具。
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