JPS6029427Y2 - 往復動装置 - Google Patents
往復動装置Info
- Publication number
- JPS6029427Y2 JPS6029427Y2 JP10561881U JP10561881U JPS6029427Y2 JP S6029427 Y2 JPS6029427 Y2 JP S6029427Y2 JP 10561881 U JP10561881 U JP 10561881U JP 10561881 U JP10561881 U JP 10561881U JP S6029427 Y2 JPS6029427 Y2 JP S6029427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- oil
- stopper
- pressure
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は往復動装置であって衝激については空気による
膨張力と緩衝作用を利用し、駆動時の出力については油
圧の性質を巧みに利用した往復動装置の構造を提供する
ものである。
膨張力と緩衝作用を利用し、駆動時の出力については油
圧の性質を巧みに利用した往復動装置の構造を提供する
ものである。
従来の駆動装置は単に圧搾空気を利用した打鋲機具とか
振動装置を利用して空気の急激な膨張による仕事をやら
せる機械が存在し、また油圧機械として剪断機、穿孔機
械など強力なストロークを利用したものがある。
振動装置を利用して空気の急激な膨張による仕事をやら
せる機械が存在し、また油圧機械として剪断機、穿孔機
械など強力なストロークを利用したものがある。
本考案の実施例を図に依って説明すると、第1図はその
構成を示したもので、シリンダ一本体1内の一端を空気
室2とし、空気孔3は常時密閉しておくが、必要に応じ
て空気を空気室2に圧入する。
構成を示したもので、シリンダ一本体1内の一端を空気
室2とし、空気孔3は常時密閉しておくが、必要に応じ
て空気を空気室2に圧入する。
シリンダ一本体1内の他端にはプランジャー4を設け、
工具(図示せず)を接続しシリンダー底部開口5より工
具先端を外方に突出せしめる。
工具(図示せず)を接続しシリンダー底部開口5より工
具先端を外方に突出せしめる。
シリンダ一本体1内の中央部にはストッパー6を固定し
、空気室側に設けたピストン7及びプランジャー側に設
けた弁8の頭部の移動を制止する。
、空気室側に設けたピストン7及びプランジャー側に設
けた弁8の頭部の移動を制止する。
弁8は弁座リング9に当接する如くなっており、プラン
ジャ−4内部を胴部が摺動する如く嵌合する。
ジャ−4内部を胴部が摺動する如く嵌合する。
又、このストッパー6はプランジャ4のストッパーにも
なり、プランジャー上端がストッパー6に接した状態で
、油室10は排出口11に接続する。
なり、プランジャー上端がストッパー6に接した状態で
、油室10は排出口11に接続する。
ピストン7はシリンダー1の内壁を移動できるようにな
っており、空気室2を縮小せしめることができる。
っており、空気室2を縮小せしめることができる。
12は圧油吸入孔、13. 14. 15はそれぞれ“
0゛リングである。
0゛リングである。
次に本考案の往復動装置の作動について説明する。
第1図Aにおいて圧油は圧油吸入孔12からプランジャ
ー4内の弁8の胴部にまで侵入し、ランド16にかかる
油圧によって弁8を押しあげる。
ー4内の弁8の胴部にまで侵入し、ランド16にかかる
油圧によって弁8を押しあげる。
第1図Bの如く弁8は弁座リング9に接し更に弁を押し
あげるとプランジャー4が弁8と共に押しあげられる。
あげるとプランジャー4が弁8と共に押しあげられる。
油の排出口11は開放状態で上記作動に従って油室10
から油は排出される。
から油は排出される。
第1図Cにおいてプランジャー4が押しあげられると排
出口11が閉塞し、油室10内の油が逃げずピストン7
が押しあげられ空気室2の空気は圧縮される。
出口11が閉塞し、油室10内の油が逃げずピストン7
が押しあげられ空気室2の空気は圧縮される。
かくして弁8の頭部はストッパー6に当ってこれ以上弁
8は押しあげられないが、プランジャー4は更に上昇す
る。
8は押しあげられないが、プランジャー4は更に上昇す
る。
この状態で弁8と弁座9とは開放され、第1図りの如く
プランジャー4上端がストッパー6に当ると排油口11
が再び開放し、油室10の油は弁8と弁座9の間を通り
プランジャー4の側孔17から排油口11に通じ、油室
10の圧力がなくなるので空気室2は膨張し、第1図C
の状態から第1図りの状態となる。
プランジャー4上端がストッパー6に当ると排油口11
が再び開放し、油室10の油は弁8と弁座9の間を通り
プランジャー4の側孔17から排油口11に通じ、油室
10の圧力がなくなるので空気室2は膨張し、第1図C
の状態から第1図りの状態となる。
空気室10の膨張作用がはじまるとピストン7が急激に
移動し、ストッパ6に当ってとまるが、このとき油室1
0の圧力が急に上昇し弁8の傘部を衝撃的に押すのでプ
ランジャー4が弁8と共に移動し、排油口11を閉鎖す
るので油室10内の油の容積が変化せずプランジャー4
を押し下げる。
移動し、ストッパ6に当ってとまるが、このとき油室1
0の圧力が急に上昇し弁8の傘部を衝撃的に押すのでプ
ランジャー4が弁8と共に移動し、排油口11を閉鎖す
るので油室10内の油の容積が変化せずプランジャー4
を押し下げる。
18は空気抜孔である。
プランジャー4の移動に伴って工具は急激に押し下げら
れる。
れる。
プランジャー4がシリンダー1の端部に来ると第1図A
の状態となってプランジャー4が油圧によって押しあげ
られ、工具はゆるやかに引き上げられる。
の状態となってプランジャー4が油圧によって押しあげ
られ、工具はゆるやかに引き上げられる。
このような作動は第2図に示す如く、アキュムレーター
21.油圧シリンダー22、油圧切換弁23を一体にし
た形式のもので動作をただ一つの弁体によって行うもの
である。
21.油圧シリンダー22、油圧切換弁23を一体にし
た形式のもので動作をただ一つの弁体によって行うもの
である。
即ち第2図において、油圧ポンプ24により送給された
圧油は切換弁23を通ってアキュムレーター21及び油
圧シリンダー22の上の油室24に送給せられる。
圧油は切換弁23を通ってアキュムレーター21及び油
圧シリンダー22の上の油室24に送給せられる。
ピストン下側の油室25の圧力はしめ切りになっている
ので油圧は上昇する。
ので油圧は上昇する。
油室25の油圧が一定以上になると油圧切換弁23がA
からBに切り換わり、油室25の圧油は排出されピスト
ン26はアキュムレーター21の圧力によって下に下げ
られる。
からBに切り換わり、油室25の圧油は排出されピスト
ン26はアキュムレーター21の圧力によって下に下げ
られる。
油室25の圧力が一定値以下になると油圧切換弁23が
B状態からA状態に復帰するので圧油は最初の状態とな
り、アキュムレーター21及び油圧シリンダー22に送
られる。
B状態からA状態に復帰するので圧油は最初の状態とな
り、アキュムレーター21及び油圧シリンダー22に送
られる。
本考案は上記説明で明らかな如く、第2図に示したよう
な多くの機能を1個の弁機構によって完成し、往復動装
置として使用すれば各種機械に利用でき、振動機械、穴
あけ機械などに使用するものである。
な多くの機能を1個の弁機構によって完成し、往復動装
置として使用すれば各種機械に利用でき、振動機械、穴
あけ機械などに使用するものである。
而して空気圧と油圧とを巧みに利用し衝撃作用、緩撃作
用は空気圧に依存し、工具の移動スラストについては油
圧力を利用し、液圧、気圧と共に利用したところに本考
案の特徴がある。
用は空気圧に依存し、工具の移動スラストについては油
圧力を利用し、液圧、気圧と共に利用したところに本考
案の特徴がある。
第1図A、 B、 C,Dは本考案の実施例の作動状況
を示す側断面図、第2図は作用を模型的に示した系統図
である。 1・・・・・・シリンダ一本体、2・・・・・・空気室
、3・・・・・・空気孔、4・・・・・・プランジャー
、5・・・・・・開口、6・・・・・・ストッパー 7
・・・・・ゼストン、8・・・・・・弁、9・・・・・
・弁座リング、10・・・・・・油室、11・・・・・
・排出口、12・・・・・・圧油吸入孔、13,14,
15・・・・・・“0”リング、16・・・・・・ラン
ド、17・・・・・・側孔、18・・・・・・空気孔、
21・・・・・・アキュムレーター 22・・・・・・
油圧シリンダー、23・・・・・・油圧切換弁、24・
・・・・・油圧ポンプ、25,26・・・・・・油室、
27・・・・・・ピストン。
を示す側断面図、第2図は作用を模型的に示した系統図
である。 1・・・・・・シリンダ一本体、2・・・・・・空気室
、3・・・・・・空気孔、4・・・・・・プランジャー
、5・・・・・・開口、6・・・・・・ストッパー 7
・・・・・ゼストン、8・・・・・・弁、9・・・・・
・弁座リング、10・・・・・・油室、11・・・・・
・排出口、12・・・・・・圧油吸入孔、13,14,
15・・・・・・“0”リング、16・・・・・・ラン
ド、17・・・・・・側孔、18・・・・・・空気孔、
21・・・・・・アキュムレーター 22・・・・・・
油圧シリンダー、23・・・・・・油圧切換弁、24・
・・・・・油圧ポンプ、25,26・・・・・・油室、
27・・・・・・ピストン。
Claims (1)
- シリンダー内の一端に空気室を、他端にプランジャーを
有し中央にストッパーを設けてなり、該プランジャー末
端には工具を接続してシリンダー底部から外方に工具先
端を突出せしめたものにおいて、上記プランジャーとス
トッパーとの間には、プランジャー内を圧油によって移
動する弁体を、また空気室とストッパーとの間には空気
室容積を増減するピストンを設けると共に、プランジャ
ーがシリンダ一端に押しつけられたときに圧油孔が開口
し、弁体が前記ストッパーに当接し、プランジャーが中
央寄りに位置したときに排油孔が開口するようにストッ
パー周辺に油室を構成した往復動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10561881U JPS6029427Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 往復動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10561881U JPS6029427Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 往復動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813981U JPS5813981U (ja) | 1983-01-28 |
JPS6029427Y2 true JPS6029427Y2 (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=29900149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10561881U Expired JPS6029427Y2 (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 往復動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029427Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5457769B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2014-04-02 | 大和基工株式会社 | 1流路型油圧シリンダ駆動式拡大ヘッド |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10561881U patent/JPS6029427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813981U (ja) | 1983-01-28 |
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