JPH0570722B2 - - Google Patents

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JPH0570722B2
JPH0570722B2 JP61274836A JP27483686A JPH0570722B2 JP H0570722 B2 JPH0570722 B2 JP H0570722B2 JP 61274836 A JP61274836 A JP 61274836A JP 27483686 A JP27483686 A JP 27483686A JP H0570722 B2 JPH0570722 B2 JP H0570722B2
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Japan
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pressure
supply
valve
valve body
pilot
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Priority to EP87310134A priority patent/EP0268458B1/en
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Publication of JPH0570722B2 publication Critical patent/JPH0570722B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • F15B11/08Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor
    • F15B11/15Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor with special provision for automatic return
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L25/00Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means
    • F01L25/02Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means by fluid means
    • F01L25/04Drive, or adjustment during the operation, or distribution or expansion valves by non-mechanical means by fluid means by working-fluid of machine or engine, e.g. free-piston machine
    • F01L25/06Arrangements with main and auxiliary valves, at least one of them being fluid-driven
    • F01L25/066Arrangements with main and auxiliary valves, at least one of them being fluid-driven piston or piston-rod being used as auxiliary valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B9/00Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members
    • F04B9/08Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B9/00Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members
    • F04B9/08Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid
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    • F04B9/103Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid having only one pumping chamber
    • F04B9/107Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid having only one pumping chamber rectilinear movement of the pumping member in the working direction being obtained by a single-acting liquid motor, e.g. actuated in the other direction by gravity or a spring

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、空圧又は油圧などの流体圧でピスト
ンを往復駆動する発動機に関し、ピストンの駆動
速度を速めて出力アツプすること、始動ミスをな
くすこと、及び微速駆動時に停止してしまうのを
なくすことができるようにする技術である。
<従来の技術> 本発明が対象とする流体圧ピストン発動機は、
その前提構造が次のようになつている。
例えば、第4図又は第5図に示すように、 シリンダ7に挿入したピストン8の上側に作動
室9を設け、その作動室9を給圧口14と排圧口
15とに切り換え接続する流体圧給排弁13を設
け、その給排弁13を流体圧の給圧位置Xと排圧
位置Yとに切り換え操作するパイロツト弁18を
設け、 上記の給排弁13は、上記シリンダ7の上側に
設けた給排弁箱29内に筒状の給排弁体30を上
下移動自在に挿入して構成し、その給排弁体30
の外側に、上記の給圧口14へ連通される給圧側
弁室33と、上記の排圧口15へ連通される排圧
弁室34と、同上の給圧口14と圧抜き口51と
へ選択的に連通されるパイロツト作動室35とを
設け、 前記パイロツト弁18は、上記給排弁体30の
筒孔面30d内に上下移動自在に挿入したスプー
ル形パイロツト弁体46と、上記の給圧口14と
上記パイロツト作動室35との間に設けた封止リ
ング製の排圧操作用弁体48と、同上パイロツト
作動室35と前記の圧抜き口51との間に設けら
れた圧抜き弁体53とで構成し、 上記パイロツト弁体46は、前記ピストン8に
連動連結され、下死点の近傍では上記の排圧操作
用弁体48を開弁させて上記パイロツト作動室3
5を上記の給圧口14へ連通させるのに対して、
上死点の近傍では上記の圧抜き弁体53を開弁さ
せて同上のパイロツト作動室35を前記の圧抜き
口51へ連通可能に構成したものである。
この前提構造では、次のように作動する。
第5図に示すように、圧力流体供給弁16を開
弁すると、流体圧源17から圧縮空気又は圧油等
の圧力流体が供給されて発動機2が運転され、閉
弁すると圧力流体の供給が停止されて運転停止さ
れる。
運転停止した状態では、同図中の左半図に示す
ように、ピストン8及びパイロツト弁体46が復
帰ばね11で上死点に押戻され、給排弁体30が
排圧側弁室34側へ押寄せられている。
運転している状態では、その左半図に示す下降
駆動行程と、右半図に示す上昇復帰行程とを繰返
す。
下降駆動行程では、圧抜き弁体53が開いて、
パイロツト作動室35の流体圧が圧抜口51から
逃されるため、給排弁体30が給圧側弁室33の
流体圧で排圧側弁室34側へ押動かされ、給圧側
弁室33に常時供給されている流体圧が作業側弁
室32から作動室9へ圧入されて、ピストン8を
下降駆動させる。
また、上昇復帰行程では、ピストン8が下死点
に達したときに、右半図に示すように、排圧操作
用弁体48が開かれて、給圧口14から常時供給
されている流体圧がパイロツト作動室35に圧入
されて、給排弁体30をパイロツト作動室35の
流体圧で給圧側弁室33側へ押動かし、作動室9
の流体圧が作業側弁室32から排圧側弁室34を
経て排圧口15外へ逃がされて、ピストン8が復
帰ばね11で上昇復帰させられる。
そして、ピストン8が上死点に達したときに左
半図に示すように、圧抜き弁体53が開かれて、
前記の下降駆動行程に切換わる。
上述の前提構造において、流体圧給排弁13及
びパイロツト弁18を実用化するための構造とし
て、従来では、特公昭55−40761号公報に示され
た技術を本発明者が先に提案した。
この従来技術とは、第5図と第6図に示すよう
に、給排弁体30の上側に給圧側弁室33を、下
側に排圧側弁室34及びパイロツト作動室35を
配置し、給排弁体30の給圧側弁室33に臨む給
圧側弁面30aの給圧側弁面径Aを排圧室34に
臨む排圧側弁面30bの排圧側弁面径Bと同径に
形成して、給圧側弁面30aが閉じた状態での給
圧側開弁開始時受圧面積Dを排圧側弁面30bが
閉じた状態での給圧側開弁終了時受圧面積Eと同
じ面積に形成し、封止リング製の排圧操作用弁体
48の内周面48aをパイロツト弁体46に、外
周面48bを給排弁箱29の下部の弁室内周面2
9cに摺動自在に封止接触させるとともに、その
上面48cを受具49の下面に受止めさせ、受具
49の上部を給排弁体30に固定したものであ
る。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来技術では、パイロツト弁体46がピス
トン8に対して、直接的に切換作動されて動作遅
れが生じないので、パイロツト弁体46の応答感
度が高く、ピストン8の駆動速度を速めて、高出
力を得ることができる点で優れている。
しかし、次の問題が残されていた。
イ 給排弁体の切換作動速度を速める余地がある
こと。
Oリング製の排圧側操作用弁体48は、第5図
の右半図に示す給排弁体30の排圧位置Yへの切
換上昇時には、流体圧で押上げられる一方、その
左半図に示す給圧位置Xへの切換下降時には、弁
室内周面29cとパイロツト弁18の外周面18
aとに摺接しながら、給排弁体30の下端部の受
具49で押下げられる。
このため、給排弁体30は、給圧位置Xへの切
換下降時に、排圧操作用弁体48の内周面48と
外周面48b、パイロツト作動室35を封止する
Oリング42、及び給圧側弁室33を封止するO
リング90の合計4箇所で摩擦抵抗を受ける。
特に、給圧側弁室封止用Oリング90は、その
下半面が給圧側弁室33の高い作動流体圧力を常
時受けるのに対し、上半面がパイロツト弁室4
5・圧抜口51及び排圧側弁室34を通じて大気
側に開放されている。このため、上記Oリング9
0は、大きな差力で上方に押付けられて左右に押
し拡げられ、摺動案内面91に強く圧接されるの
で、前記の摩擦抵抗が特に大きい。
従つて、給排弁体30は、摩擦抵抗が大きい分
だけ弁切換の作動遅れが大きくなり、発動機の作
動速度を低下させてその出力を低下させる。
ロ 発動機に始動ミスが発生すること。
例えば、始業時に、圧力流体供給弁16を誤つ
て開いたままコンプレツサを起動して、空気圧源
(流体圧源)17の圧力を大気圧から設定圧にま
で高めていくときに、給排弁体30が切換作動の
途中位置で停止して、発動機2が次の原因により
始動不能に陥ることがある。
発動機2を起動する前では、ピストン8が復帰
ばね11で押上げられ、その上死点近くでパイロ
ツト弁体46が給圧操作用弁体53を開けて、パ
イロツト作動室35の圧力を圧抜口51から逃が
すため、給排弁体30は、第5図の左半図に示す
給圧位置Xに位置させられている。
何らかの誤りで、圧力流体供給弁16が開いた
ままコンプレツサを起動すると、空気圧源17の
圧力が大気圧から徐々に上昇していく。これに伴
い、発動機2に供給される空気圧も徐増してい
く。
この空気圧の徐増の初期には、その低い圧力に
よつて、ピストン8が非常に遅い速度で下降駆動
されていく。そして、下死点近くになり、パイロ
ツト弁体46の開弁用溝46aが排圧操作用弁体
48を微速で通過して開弁していこうとする。こ
の排圧操作用弁体48が僅かに開いたときに、低
圧の圧縮空気がパイロツト作動室35に流入し
て、Oリング42,90の大きな摩擦抵抗に抗し
て給排弁体30を時間をかけてゆつくりと押上げ
ていく。
そのゆつくりとした押上げの途中で、作業側弁
室32が給圧側弁室33にも排圧側弁室34にも
連通して、作動室9の内圧力が作業側弁室32か
ら排圧側弁室34へ逃がされる。このため、ピス
トン8が復帰ばね11の弾圧力で押上げられて、
開弁用溝46aが排圧操作用弁体48を開きかけ
た途中で閉じ戻してしまう。
すると、パイロツト作動室35内に低圧の圧縮
空気が閉じ込められてしまうとともに、給圧側弁
室33内の圧縮空が作業側弁室32から排圧側弁
室34へ短絡して排出される。
このため、給排弁体30は、パイロツト作動室
35からの押上げ力と給圧側弁室33からの押下
げ力との釣合いにより、上昇途中で停止させられ
てしまい、ピストン8を下降駆動できなくなる。
その結果、発動機2が始動不能に陥るのである。
また、これに伴い、圧縮空気が給圧側弁室33
から排圧側弁室34へ短絡して排出されるため、
エネルギーロスが生じるうえ、空気圧源17の圧
力がいつまでたつても上昇しないので工場内の他
部所に設置した流体圧アクチユエータも駆動出来
なくなつてしまう。
ハ 発動機が微速駆動時に停止してしまうこと。
例えば第4図に示すように、発動機2でプラン
ジヤ式油圧ポンプ3を駆動して、油圧シリンダ6
1を伸長させ終えた後にも加圧し続けているとき
に、作動室61aや切換弁60等から圧油がリー
クすると、このリークした油量を補充するため
に、ピストン8が油圧ポンプ3のプランジヤ22
を微速駆動させる。
このようにピストン8が微速駆動しながら下死
点に近づいたときに、パイロツト弁体46の開弁
用溝46aが排圧操作用弁体48を微速で通過し
て開弁していこうとすことから、前記問題点ロで
述べたことと同じ作用により、給排弁体30が上
昇途中で停止してしまい、発動機2が停止して運
転不能に陥つてしまう。
また、特開昭58−178886号公報には、切換弁子
8が切換途中の位置で常に切換え方向へ押圧され
るように構成することによつて、前記の問題点ロ
及びハを解消しようとする技術が開示されてい
る。
しかし、その技術では前記の問題点イを解消で
きなかつた。その理由を同上の公報の図面に基づ
いて説明すると、次のようになる。
切換弁子8は、給圧位置へ押し下げ操作される
時には、φA部の上OリングとφC部の中間高さO
リングとφD部の下Oリングとの3つのOリング
によつて摺動抵抗を受ける。
そのうえ、上記のφA部の上Oリングは、その
下半面が流体圧供給口2からの高い圧力う常時受
けるのに対して、上半面が連通路14を経て大気
側へ開放されている。また、前記のφD部の下O
リングも、その上半面が切換弁室19からの高い
圧力を常時受けるのに対して、下半面が連通路1
4を経て大気側へ開放されている。このため、上
記のφA部の上OリングとφD部の下Oリングと
は、上下方向の大きな差力によつて、それぞれ、
上方と下方へと押し付けられて左右方向へ強力に
押し広げられて、弁箱の案内面に強く圧接される
ので、摩擦抵抗が特に大きい。
また、上記の切換弁子8は、排圧位置へ押し上
げ操作される時には、上記の3つのOリングに加
えて、スプール形ピストンロツド6の上部に設け
たOリングからも摺動抵抗を受けるので、合計で
4箇所から大きな摺動抵抗を受けることになる。
さらに、切換弁子8は、前述の給圧位置への押
し下げ時には、その押し下げの初期を除いた全期
間にわたつて、切換弁室19から下側受圧面積8
2に加わる上向きの圧力が常に作用するので、そ
の背圧抵抗が大きい。
従つて、切換弁子8は、摩擦抵抗や背圧抵抗が
大きい分だけ切換えの作動遅れが大きくなり、発
動機の作動速度を低下させて出力を低下させる。
本発明は、上記の問題点イ〜ハを全て解決し
て、給排弁体の切換作動速度を速めることにより
発動機の出力を向上させること、発動機の始動ミ
スをなくすこと、及び、発動機が微速駆動時に停
止してしまうのをなくすことを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記目的を達成するために、例えば
第1図から第3図に示すように、前述の前提構造
において、次の改良を加えたものである。
即ち、前記の給圧側弁室33と前記の排圧側弁
室34と前記パイロツト作動室35とを下側から
順に設け、 前記の給排弁体30の上記の給圧側弁室33に
対面する給圧側弁面30aの給圧側弁面径Aを上
記の排圧側弁室34に対面する排圧側弁面30b
の排圧側弁面径Bよりも小径に形成して、給圧側
開弁開始時受圧面積Dを給圧側開弁終了時受圧面
積Eよりも小面積に形成し、同上の給排弁体30
の前記パイロツト作動室35に対面するパイロツ
ト受圧面30cのパイロツト受圧面積Fを上記の
給圧側開弁終了時受圧面積Eよりも大面積に形成
し、 前記パイロツト作動室35の周面35aと上記
の給排弁体30との間に封止具42を設けると共
に、 上記の給排弁体30の前記の筒孔面30d内に
前記の排圧操作用弁体48を設けて、その弁体4
8の内周面48aを前記パイロツト弁体46に摺
動自在に封止接触させ、その弁体48の外周面4
8bを上記の筒孔面30dに摺動自在に封止接触
させ、その弁体48の上面48cを、前記の給排
弁箱29に支持した受具49の下面で受止めて構
成し、 前記の給排弁体30の上側に、前記パイロツト
作動室35に連通する圧抜き弁座52と前記圧抜
き口51とを下から順に設けるとともに、その圧
抜き弁座52に前記の圧抜き弁体53を閉止弾圧
する閉弁ばね54を設け、上記の圧抜き弁体53
に前記パイロツト弁体46の上部を下側から開弁
操作可能に対面させて構成したものである。<作
用> 本発明は、次のように作用する。
イ 給排弁体30の切換作動速度が速くなるこ
と。
上記の給排弁体30は、パイロツト作動室35
の周面35aと受具49とでスライドガイドされ
るので、排圧位置Yから給圧位置Xへ切換時にお
いて、パイロツト作動室35を封止する封止具4
2と、排圧操作用弁体48の外周面48bとの2
箇所でしか摩擦抵抗を受けない。そのうえ、パイ
ロツト作動室35の圧抜きは、シート弁式の圧抜
き弁体53をパイロツト弁体46の上部で押し上
げることによつて行われるので、圧抜き弁体53
が給排弁体30の切換時の摩擦抵抗とならない。
従つて、給排弁体30が受ける摩擦抵抗は、前述
の各従来例の4箇所で受ける場合と比べて半減す
る。
しかも、前述の特公昭55−40761号の従来例に
おけるOリング90(第5図参照)や、前述の特
開昭58−178886号公報におけるφA部の上Oリン
グ及びφD部の下Oリングは、上下から加わる大
きな圧力差で常時押しつけられて摩擦抵抗が特に
大きいが、本発明はこのようなOリングを省略で
きた。
以上により、本発明の給排弁体30は、従来例
のものに比べて、摩擦抵抗が大幅に軽減される。
また、給排弁体30が給圧側弁室33の流体圧
で第1図の右半図の排圧位置Yから左半図の給圧
位置Xへ切換作動される。このときの弁切換操作
力は、弁切換作動の初期には、給圧弁面30aが
閉じているため、給圧側開弁開始時受圧面積Dに
加わる圧力に対応した力であるのに対し、弁切換
作動の中期乃至後期には、給圧側弁面30aが開
くとともに、排圧側弁面30bが閉じていくた
め、給圧側開弁終了時受圧面積Eの大きな面積に
加わる圧力に対する力に切換わる。これにより、
弁切換作動速度は、作動途中から加速されて、高
速化ささる。
逆に、給排弁体30がパイロツト作動室35の
流体圧で給圧位置Xから排圧位置Yへ切換作動さ
れるときに、給圧側弁室33側の流体圧が背圧抵
抗となる。この背圧抵抗は、弁切換作動の初期に
は、給圧側弁面30aが開いているため、給圧側
開弁終了時受圧面積Eに加わる圧力であるのに対
し、弁切換作動の中期乃至後期には、給圧側弁面
30aが閉じていくとともに、排圧側弁面30b
が開いていくため、給圧側開弁開始時受圧面積D
の小さな面積に切換わる。これにより、弁切換作
動速度は、作動途中から加速されて高速化され
る。
以上のように、給排弁体30は、摩擦抵抗が軽
減する事、弁切換操作力が増大する事、及び弁切
換作動の背圧抵抗が減少する事により、弁切換作
動速度が大幅に高められる。これに伴い、ピスト
ン8の作動サイクルが大幅に速められ、発動機2
の出力が大幅に高まる。
ロ 発動機の始動ミスが無くなること。
圧力流体供給弁16が誤つて開かれたまま、コ
ンプレツサを起動して、作動用空気圧源17の圧
力を大気圧から設定圧にまで高めていくときに、
第1図の左半図に示すように、給排弁体30が給
圧位置Xに停止している状態で、給圧側弁室33
から作動室9に供給される圧縮空気の圧力も大気
圧から徐々に上昇していく。
すると、ピストン8が低圧で微速駆動されてい
き、これが下死点近くになり、パイロツト弁体4
6の上端開弁用溝46aが排圧操作用弁体48を
微速で通過して開弁していこうとして僅かに開い
たときに、低圧の圧縮空気がパイロツト作動室3
5に流入して給排弁体30をゆつくりと押下げて
いく。
この弁押下げの背圧抵抗は、弁押下げ前には、
給圧側弁面30aが開いているため、給圧側開弁
終了時受圧面積Eに加わる圧力に対応した力であ
るのに対し、弁押下げ後には、給圧側弁面30a
が閉じられていくとともに、排圧側弁面30bが
開いていくため、給圧側開弁開始時受圧面積Dの
小さな面積に対応する力に切換わるので、その背
圧抵抗が急速に減少する。
これにより、給排弁体30は、強力に押下げら
れ、下降途中で停止することが無くなり、発動機
2が始動不能に陥ることが解消される。
ハ 発動機の微速駆動時の停止が無くなること。
何らかの原因でピストン8が微速駆動される場
合において、下死点に近づいて、パイロツト弁体
46の上端開弁用溝46aが排圧操作用弁体48
を微速通過して開弁していこうとするときに、給
排弁体30は上記作用ロと同じように作用して背
圧の低下により強力に押下げられ、下降途中で停
止することが無くなるので発動機2が停止に陥る
ことが解消される。
<発明の効果> 本発明は、上記のように構成され、作用するこ
とから、次の効果を奏する。
イ 給排弁体は、摩擦抵抗が軽減する事・弁切換
操作力が増大する事・弁切換作動の背圧抵抗が
減少する事の三つの面から、弁切換作動速度が
大幅に高められる。これに伴い、ピストンの作
動サイクルが速められ、発動機の出力が大幅に
高められる。
ロ 給排弁体は、パイロツト作動室の圧力で給圧
位置から排圧位置へゆつくりと押し下げられる
ときに、この弁押下げの背圧抵抗が給圧側開弁
終了時受圧面積Eに加わる圧力から、これより
小面積の給圧側開弁開始時受圧面積Dに加わる
圧力に低下するので、強力に押下げられ、下降
途中で停止しなくなる。
これにより、圧力流体供給弁が誤つて開かれ
たまま、コンプレツサを起動して作動用空気圧
源の圧力を大気圧から高めていくときに、給排
弁体がゆつくり押し下げられても途中で停止し
ないので、発動機は始動不能に陥ることが解消
され、確実に始動する。
また、これに伴い、圧縮空気が給圧側弁室か
ら排圧側弁室へ短絡して排出されることも無く
なるから、エネルギーロスが生じなくなるう
え、空気圧源の圧力がいつまでたつても上昇し
ないことに起因して工場内の他部所の流体圧ア
クチユエータも駆動不能に陥ることも解消す
る。
ハ 何らかの原因でピストンが微速駆動される場
合において、パイロツト弁体が排圧操作用弁体
を微速開弁することにより、パイロツト作動室
内の緩やかな圧力上昇で給排弁体をゆつくりと
押下げるときに、給排弁体は前記背圧抵抗の低
下により下降途中で停止しなくなり、確実に切
換作動するので、発動機が停止に陥ることが解
消される。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は作動を説明するための図であつて、第2
図の要部拡大模式図、第2図は本発明の発動機を
適用したブースタポンプ装置の縦断面図、第3図
は給排弁体の切換時の受圧面積を示す図である。
第2図中、1はブースタポンプ装置で、これ
は、圧縮空気を利用して往復直線運動を発生する
空圧ピストン式発動機2と、この発動機2によつ
て駆動されて高圧油を送り出すプランジヤ式油圧
ポンプ3とで構成されている。
上記発動機2は、圧縮空気の圧力エネルギーを
動力に変換する発動機本体4を有し、この発動機
本体4に流体圧給排手段5を介して圧縮空気が供
給・排出される。
発動機本体4は単動ばね復帰形に構成されてい
る。即ち、シリンダ7にピストン8が上下気密摺
動自在に挿入される。シリンダ7の上壁7aとピ
ストン8の上側との間に作動室9が形成されると
共に、シリンダ7の下壁7bとピストン8の下側
との間にばね室10が形成される。このばね室1
0に復帰ばね11が装着される。上記作動室9に
圧縮空気を供給すると、ピストン8が復帰ばね1
1の弾圧力に抗して下死点側へ駆動される一方、
作動室9から圧縮空気を排出するとピストン8
は、復帰ばね11の弾圧力で上死点側へ復帰され
る。
前記の流体圧給排手段5は流体圧給排弁13を
有し、上記の作動室9がこの流体圧給排弁13を
介して給圧口14と排圧口15とに切換接続可能
とされている。給圧口14は圧力流体供給弁16
を介して空気圧源(流体圧源)17に連接され、
排圧口15は大気側へ開放されている。また、流
体圧給排弁13はパイロツト弁18で流体圧の給
圧位置Xと排圧位置Yとに切換作動可能とされて
いる。
前記プランジヤ式油圧ポンプ3は周知のもので
あり、シリンダ状のポンプ室21内にプランジヤ
22が上下油密摺動自在に挿入され、このプラン
ジヤ22がピストン8に連結される。ポンプ室2
1の底壁に開口した吸込口23に吸込口24が装
着され、同上ポンプ室21の周壁に開口した吐出
口25に吐出弁26が装着される。そして、ピス
トン8を下降駆動すると、プランジヤ22がポン
プ室21内に進出してその内圧を高め、吐出弁2
6が開かれてポンプ室21内の作動油が吐出され
る。一方、ピストン8が上昇復帰すると、プラン
ジヤ22がポンプ室21から後退してその内圧は
低下し、吸込弁24が開かれてポンプ室21内に
作動油が吸込まれる。以上の行程を繰り返すこと
によつて高圧の差動油が送り出される。
上記ブースタホンプ装置1において、流体圧給
排手段5の構成を主として第1図により詳述す
る。第1図中の左半図及び第2図はピストン8の
下降駆動行程の初期状態を示し、同上第1図中の
右半図はピストン8の上昇復帰行程の初期状態を
示している。
まず、流体圧給排弁13について説明すると、
これはシリンダ7の上側に設けた給排弁箱29を
有している。この給排弁箱29内に筒状の給排弁
体30が挿入され、その筒孔面30dは給排弁箱
29から垂下された支持筒31に上下摺動自在に
支持されている。給排弁体30は上方に押上げら
れると給圧位置Xとなり、下方に押下げられると
排圧位置Yとなる。
上記給排弁箱29内で給排弁体30の外周部に
作業側弁室32が形成される。また、給排弁体3
0の一端面側である下側に給圧側弁室33が形成
される。一方、給排弁体30の他端面側である上
側には、排圧側弁室34とパイロツト作動室35
とが形成される。このパイロツト作動室35は排
圧側弁室34の上方に配置されている。上記作業
側弁室32は給排気孔36を介して作動室9に連
通される。また、給圧側弁室33はフイルタ37
を介して給圧口14に連通され、排圧側弁室34
は排圧孔38を介して排圧口15に連通される。
この排圧口15ちに形成した排圧室39に消音器
40が内設される。
上記給排弁体30に、給圧側弁面30aが給圧
側弁室33に臨ませて形成されると共に、排圧側
弁面30bが排圧側弁室34に臨ませて形成され
る。この場合、給圧側弁面30aの給圧側弁面径
Aは排圧側弁面30bの排圧側弁面径Bよりも小
径に形成される。また、第3図で示すように、給
圧側弁面30aが閉じた状態(第1図中右半図)
での給圧側開弁開始時受圧面積Dは、排圧側弁面
30bが閉じた状態(同図中左半図)での給圧側
開弁終了時受圧面積Eよりも小面積に形成され
る。さらに、給排弁体30にはパイロツト作動室
3誤に臨むパイロツト受圧面30cが形成され、
このパイロツト受圧面30cの受圧面積Fは前記
の給圧側開弁終了時受圧面積Eよりも大面積に形
成される。そして、第1図中左半図で示すように
給排弁体30を押上げて給圧位置Xに切換える
と、給圧側弁面30aが給圧側弁座29aから離
間して給圧側弁室33と作業側弁室32とが連通
されると共に、排圧側弁面30bが排圧側弁座2
9bに座着して作業側弁室32と排圧側弁室34
との間が封止される。これとは逆に、同上第1図
中右半図で示すように給排弁体30を押下げて排
圧位置Yに切換えると、給圧側弁面30aが給圧
側弁座29aに座着して給圧側弁室33と作業側
弁室32との間が封止されると共に、排圧側弁面
30bが排圧側弁座29bから離間して作業側弁
室32と排圧側弁室34とが連通される。
また、排圧側弁室34はパイロツト作動室35
との間は、給排弁体30の上部周面に嵌着したパ
イロツト作動室封止用Oリング42で気密状に封
止される。上記パイロツト作動室35がパイロツ
ト弁18を介して給圧口14又は排圧口15に選
択的に連通され、これによつて給排弁体30の切
換操作がなされる。
次に、このパイロツト弁18について説明す
る。給排弁体30の筒孔面30d内を貫通して縦
向きのパイロツト弁室45が設けられる。このパ
イロツト弁室45内に、スプール形のパイロツト
弁体46が前記支持筒31の筒孔面から径方向に
所定の間隙をあけて挿入される。このパイロツト
弁体46がピストン8に連接される。
上記支持筒31の筒孔面とパイロツト弁体46
の外周面との間に環状通気路47が形成される。
給圧側弁室33は、この通気路47と支持筒31
の連通孔31aを介してパイロツト作動室35に
連通される。上記の通気路47を開閉する排圧操
作用弁体48が設けられる。この排圧操作用弁体
48は封止用Oリングで構成されており、その内
周面48aがパイロツト弁体46の周面に、ま
た、外周面48bが給排弁体30の筒孔面30d
に、それぞれ、摺動自在に封止接触される。さら
に、排圧操作用弁体48の上面48cは支持筒3
1の下部に設けた受具49の下面で受止められ
る。また、パイロツト弁体46の上部には、先す
ぼまり状に形成した開弁用溝46aが設けられ
る。
一方、パイロツト弁室45の上方でこれと同軸
上にシリンダ状の圧抜口51が形成される。この
圧抜口51の底部を縮径して圧抜弁座52が形成
され、圧抜口51内に上下摺動自在に挿入した給
圧操作用の圧抜き弁体53が閉弁ばね54で圧抜
弁座52に弾圧される。
そして、ピストン8の下降に同行して、パイロ
ツト弁体46が第1図中左半図の実線で示す上死
点近くにある状態から、同左半図中の二点鎖線で
示す下死点近くにある状態に切換えられる場合に
は、まず圧抜き弁体53が圧抜弁座52に座着し
て圧抜口51が閉じられ、その後、排圧操作用弁
体48がパイロツト弁体46の開弁用溝46aに
嵌まり込んでパイロツト弁室45の通気路47が
開かれる。すると、パイロツト作動室35は、支
持筒31の連通孔31a・パイロツト弁室45の
通気路47・開弁用溝46a・給圧側弁室33の
経路で給圧口14に連通される。これによつて、
給排弁体30が上下の差力によつて押下げられ、
給圧位置Xから排圧位置Yに切換えられる(第1
図中右半図)。そして、作動室9は、給排気孔3
6・作業側弁室32・排圧側弁室34・排圧孔3
8を介して排圧口15に連通され、ピストン8の
上昇復帰行程が開始される。
そして、パイロツト弁体46が第1図中右半図
の実線で示す下死点近くにある状態から同右半図
中二点鎖線で示す上死点近くの状態に切換えられ
る場合には、まず、パイロツト弁体46の周面が
排圧操作用弁体48の内周面48aに封止接触
し、通気路47が閉じられる。次いで圧抜き弁体
53が閉弁ばね54の弾圧力に抗して押上げられ
て圧抜弁座52から離間し、パイロツト作動室3
5が支持筒31の連通孔31a・開弁用溝46
a・圧抜口51の経路で排圧口15に連通され
る。
これによつて、給排弁体30が上下の差圧力に
よつて押上げられ、排圧位置Yから給圧位置Xに
切換えられる。そして、作動室9は、給排気孔3
6・作業側弁室32・給圧側弁室33を介して給
圧口14に連通れさ、ピストン8の下降駆動行程
が開始される。
なお、第2図に示すように、発動機本体4のば
ね室10はタイロツド56の挿通孔57を介して
排圧室39に連通されており、ピストン8の昇降
時におけるばね室10の呼吸作用が消音器40を
通してなされる。
上記実施例においては、発動機2を空圧作動式
に構成したがこれはガス作動式や油圧作動式であ
つてもよい。また、発動機2によつて油圧ポンプ
3が駆動されるとしたが、この被駆動機は、往復
直線運動を機械的仕事に変換する機器であればよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の実施例を示し、第
1図は作動説明図、第2図は本発明の発動機を適
用したブースタポンプ装置の縦断面図、第3図は
給排弁体の切換時の受圧面積を示す図、第4図は
本発明の前提構造を示す模式図であつて、第2図
又は第5図に対応する図、第5図と第6図は従来
例を示し、第5図は作動説明用の縦断面図、第6
図は第3図相当図である。 7……シリンダ、8……ピストン、9……作動
室、13……流体圧給排弁、14……給圧口、1
5……排圧口、18……パイロツト弁、29……
給排弁箱、30……給排弁体、30a……給圧側
弁面、30b……排圧側弁面、30c……パイロ
ツト受圧面、30d……筒孔面、33……給圧側
弁室、34……排圧側弁室、35……パイロツト
作動室、35a……周面、42……封止具(Oリ
ング)、46……パイロツト弁体、48……排圧
操作用弁体、48a……内周面、48b……外周
面、48c……上面、49……受具、51……圧
抜き口、52……圧抜き弁座、53……圧抜き弁
体、54……閉弁ばね、A……給圧側弁面30a
の給圧側弁面径、B……排圧側弁面30bの排圧
側弁面径、D……給圧側開弁開始時受圧面積、E
……給圧側開弁終了時受圧面積、E……パイロツ
ト受圧面30cのパイロツト受圧面積、X……給
圧位置、Y……排圧位置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダ7に挿入したピストン8の上側に作
    動室9を設け、その作動室9を給圧口14と排圧
    口15とに切り換え接続する流体圧給排弁13を
    設け、その給排弁13を流体圧の給圧位置Xと排
    圧位置Yとに切り換え操作するパイロツト弁18
    を設け、 上記の給排弁13は、上記シリンダ7の上側に
    設けた給排弁箱29内に筒状の給排弁体30を上
    下移動自在に挿入して構成し、その給排弁体30
    の外側に、上記の給圧口14へ連通される給圧側
    弁室33と、上記の排圧口15へ連通される排圧
    側弁室34と、同上の給圧口14と圧抜き口51
    とへ選択的に連通されるパイロツト作動室35と
    を設け、 前記パイロツト弁18は、上記の給排弁体30
    の筒孔面30d内に上下移動自在に挿入したスプ
    ール形パイロツト弁体46と、上記の給圧口14
    と上記パイロツト作動室35との間に設けた封止
    リング製の排圧操作用弁体48と、同上パイロツ
    ト作動室35と前記の圧抜き口51との間に設け
    た圧抜き弁体53とで構成し、上記パイロツト弁
    体46は、前記ピストン8に連動連結され、下死
    点の近傍では上記の排圧操作用弁体48を開弁さ
    せて上記パイロツト作動室35を上記の給圧口1
    4へ連通させるのに対して、上死点の近傍では上
    記の圧抜き弁体53を開弁させて同上のパイロツ
    ト作動室35を前記の圧抜き口51へ連通可能に
    構成した、流体圧ピストン発動機において、 前記給圧側弁室33と前記排圧側弁室34と前
    記パイロツト作動室35とを下側から順に設け、 上記給排弁体30の上記の給圧側弁室33に対
    面する給圧側弁面30aの給圧側弁面径Aを上記
    の排圧側弁室34に対面する排圧側弁面30bの
    排圧側弁面径Bよりも小径に形成して、給圧側開
    弁開始時受圧面積Dを給圧側開弁終了受圧面積E
    よりも小面積に形成し、同上の給排弁体30の前
    記パイロツト作動室35に対面するパイロツト受
    圧面30cのパイロツト受圧面積Fを上記の給圧
    側開弁終了時受圧面積Eよりも大面積に形成し、 前記パイロツト作動室35の周面35aと上記
    の給排弁体30との間に封止具42を設けるとと
    もに,上記の給排弁体30の前記の筒孔面30d
    内に前記の排圧操作用弁体48を設けて、その弁
    体48の内周面48aを前記パイロツト弁体46
    に摺動自在に封止接触させ、その弁体48の外周
    面48bを上記の筒孔面30dに摺動自在に封止
    接触させ、その弁体48の上面48cを、前記の
    給排弁箱29に支持した受具49の下面で受止め
    て構成し、 前記の給排弁体30の上側に、前記パイロツト
    作動室35に連通する圧抜き弁座52と前記の圧
    抜き口51とを下から順に設けるとともに、その
    圧抜き弁座52に前記の圧抜き弁体53を閉止弾
    圧する閉弁ばね54を設け、上記の圧抜き弁体5
    3に前記パイロツト弁体46の上部を下側から開
    弁操作可能に対面させて構成した、ことを特徴と
    する流体圧ピストン発動機。
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