JPH09104513A - 免震倉庫 - Google Patents
免震倉庫Info
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- JPH09104513A JPH09104513A JP25998195A JP25998195A JPH09104513A JP H09104513 A JPH09104513 A JP H09104513A JP 25998195 A JP25998195 A JP 25998195A JP 25998195 A JP25998195 A JP 25998195A JP H09104513 A JPH09104513 A JP H09104513A
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- slab
- foundation
- rack
- warehouse
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
を防止する。 【解決手段】 ラック3が載るスラブ2を、スラブ2に
加わる鉛直荷重を負担しながら、スラブ2の基礎1に対
する相対水平変位を許容する免震装置4によって免震構
造化し、ラック3の揺れを抑制する。
Description
倉庫に関するものである。
るラックは鉄骨の骨組から簡易な構造で構成され、骨組
の脚部がスラブに接続していれば地震時には建屋と共に
揺れることから、地震の規模によっては容易に荷崩れが
起こる。
下しないよう、ラックに落下止めを付けて対応すること
になるが、地震時のラックの揺れは荷物を収納した状態
で大きいため落下止めは荷崩れの根本的な防止策にはな
らず、荷物の出し入れ時の障害にもなる。
に荷物の落下を防止する構造の倉庫を提案するものであ
る。
スラブを、スラブに加わる鉛直荷重を負担しながら、ス
ラブの基礎に対する相対水平変位を許容する免震装置に
よって支持し、ラックを免震構造化することによりラッ
クの揺れを抑制し、地震時の荷崩れを防止する。
ら分離した形と、一体化した形があり、前者の形はスラ
ブとラックのみが免震構造化され、後者の形はスラブと
ラックを含む建屋全体が免震構造化される。スラブは基
礎との間に鉛直方向に距離をおいて構築され、両者間に
免震装置が設置される。
装置で支持され、基礎から絶縁されることにより地震時
にラックに生ずる加速度が低減されるため、荷物を収納
した状態でもラックの揺れが抑制され、荷崩れが防止さ
れる。
基礎1との間に鉛直方向に距離をおいて構築されるスラ
ブ2と、スラブ2上に構築される骨組から構成されるラ
ック3と、基礎1とスラブ2間に設置される免震装置4
からなり、図1に示すように壁5及び屋根6からなる建
屋から分離した倉庫である。
1に接続するため地震時、スラブ2とラック3は建屋と
は独立して挙動する。
求項1記載の倉庫のスラブ2に建屋が一体化した倉庫で
あり、地震時にスラブ2とラック3は建屋毎、基礎1か
ら独立して挙動する。
2に接続してスラブ2上に立設される柱31と、柱31,31
間に架設される水平材32とブレース33から構築され、荷
物は図4,図5に二点鎖線で示すように柱31と水平材32
で囲まれた空間に、水平材32から水平に張り出す腕木34
上に支持され、収納される。各荷物の収納空間の出し入
れ口には必要により万一の荷物の落下防止のためのネッ
トが開閉自在に取り付けられる。
荷物を移動させるクレーンの配置位置を除いて構築さ
れ、図1,図2に示すように全ラック3の頂部間にはつ
なぎ梁35が架設され、各列のラック3の頂部はつなぎ梁
35に接続されることにより地震による変形時の回転が拘
束される。
置に関係なく2方向にバランスよく配置されるが、スラ
ブ2と基礎1間の相対水平変位が過大になり、スラブ2
と免震装置4の接続が切れたときに備え、図2,図7,
図8に示すようにスラブ2が基礎1上に着地できるよ
う、免震装置4が設置されるスラブ2の下面にはキャピ
タル20が、基礎1の上面には突起10がそれぞれ形成さ
れ、免震装置4設置位置のスラブ2と基礎1間の距離が
抑えられる。
離したスラブ2周辺の壁5との間に、請求項2の倉庫で
はスラブ2と擁壁7,あるいは山留め壁との間に、スラ
ブ2の基礎1に対する水平変位量を見込んだクリアラン
スが確保される。十分なクリアランスが確保できない場
合には、図6に示すようにスラブ2と壁5、あるいはス
ラブ2と擁壁7の内のいずれか一方に、接触時の衝撃を
緩和する緩衝材8が固定される。
収装置)を使用すれば、ラック3の振動時の振動エネル
ギの吸収が行え、緩衝材8の設置分、クリアランスが減
少するため積極的にラック3の揺れを抑制できる。
負担しながら、スラブ2の基礎1に対する相対水平変位
を許容すればよいことから、図7に示す積層ゴム支承や
図8に示す、互いに絶縁された支承体間に低摩擦材が介
在した滑り支承が使用される。積層ゴム支承の場合に、
ゴムに高減衰ゴムを使用すれば免震装置4にダンパを併
用する必要がない。
し、エキスパンションジョイントで接続して構築され、
荷捌棟に搬入された荷物、あるいは倉庫から搬出された
荷物は荷捌棟と倉庫間に跨るレール9によって倉庫の入
口と荷捌棟の搬入口間を移動させられる。荷捌棟から倉
庫まで移動させられた荷物はクレーンによって各列のラ
ック3内に格納されるが、免震構造の倉庫と非免震構造
の荷捌棟に跨るレール9が両棟の揺れの相違によって破
壊されないよう、レール9はエキスパンションジョイン
ト部分で倉庫側と荷捌棟側とに分割される。
図10,図11に示すようにそれぞれの側の躯体に固定さ
れ、エキスパンションジョイント部分ではレール9の長
さ方向に距離を隔てる。距離を隔てた両レール91,92間
にはその同一軌道上に、両者から絶縁される連結レール
11が配置され、両レール91,92は平常時、連結レール11
によって連続する。
固定され、他方の躯体とその側のレール91(92)から絶
縁される下地材12上に載り、倉庫が荷捌棟側へ移動した
ときに倉庫側のレール91に押されて下地材12から外れる
ように支持される。下地材12は絶縁される側の躯体(図
面では倉庫側の躯体)とレール91(92)に摺動可能に接
触することにより倉庫と荷捌棟間の相対水平変位に追従
する。
側にはそれぞれ平常時に互いに重なるプレート13,14が
接合され、両プレート13,14は連結レール11から張り出
した部分で両者を貫通するボルト15の座板16,17とボル
ト15の軸回りに配置されるコイルスプリング18に挟み込
まれることによって互いに重なり、連結レール11が下地
材12に支持された状態を維持する。図10,図11では連結
レール11を長さ方向の二箇所でプレート13,14によって
下地材12に支持させている。
うに連結レール11のプレート14上に位置する座板16はプ
レート14に重なり、コイルスプリング18は下の座板17と
下地材12のプレート13間で双方に突き当たった状態で圧
縮され、復元力によって下地材12のプレート13を連結レ
ール11のプレート14に密着させ、平常時にプレート13を
プレート14との間に挟み込んだ状態を維持する。
生じたときのレール91,92の動きを示す。図15は倉庫が
荷捌棟に平行に、レール9の幅方向に相対変位したとき
の、図16は倉庫が荷捌棟から遠ざかる向きに移動したと
きの、図17は倉庫が荷捌棟に接近する向きに移動したと
きの様子をそれぞれ示す。
たときには連結レール11が倉庫側のレール91に押され、
荷捌棟側のレール92に衝突してレール9のいずれかの側
に下地材12から外れるよう、荷捌棟側のレール92と連結
レール11の互いに対向する面は連結レール11とレール92
の衝突時に連結レール11が荷捌棟側の先端から外れる向
きに傾斜する。図面では連結レール11がレール9の外側
に外れる向きに傾斜させているが、連結レール11をレー
ル9の内側に外す場合は並列する連結レール11,11の傾
斜の向きが逆になる。
共にレール9の外側に外れることから、連結レール11の
内側に位置するボルト15はプレート14から分離するよ
う、下地材12のプレート13に付属し、外側に位置するボ
ルト15は下地材12から外れた連結レール11との衝突を回
避するために連結レール11のプレート14と共に下地材1
2のプレート13から外れるよう、プレート14に付属す
る。
側のボルト15がそれぞれプレート13とプレート14に付属
することから、レール92寄りの連結レール11のプレート
14にはプレート14が連結レール11と共に、プレート13に
接合されているボルト15から抜け出せるよう、図12のx
−x線矢視図である図13に示すように連結レール11のレ
ール92側の面の傾斜に対応した切欠きが形成される。
プレート14に付属することから、図12のy−y線矢視図
である図14に示すように下地材12のプレート13にはボル
ト15がプレート13から外れる向きの切欠きが形成され
る。
方向の二箇所で下地材12に支持させているが、レール91
寄りではプレート14のみがプレート13から外れればよい
ためボルト15がプレート13に付属している場合はプレー
ト14に切欠きが、ボルト15がプレート14に付属している
場合はプレート13に切欠きが形成される。連結レール11
が下地材12から外れるとき、連結レール11のレール91寄
りの端部は長さ方向に移動するため切欠きはレール91側
が開放した形状をする。
庫である場合で、免震装置4が積層ゴム支承である場合
に免震装置4のゴムを冷気から保護する方法を示す。図
18はスラブ2の上面,または下面に断熱材19を敷設する
方法、図19,図21は免震装置4の周辺の通気を確保する
方法、図22はサーモスタット21と熱線22で免震装置4回
りの気温を一定範囲内に維持する方法である。
孔231 を有する固定具23を配置した場合であり、図21は
キャピタル20に通気孔201 を明けた場合である。図19の
固定具23の横断面を図20に示すが、固定具23は複数方向
の通気孔231 を持つため鋳物で製作される。
鉛直荷重を負担しながら、スラブの基礎に対する相対水
平変位を許容する免震装置によって支持し、ラックを免
震構造化しているため地震時のラックの揺れが抑制さ
れ、荷崩れを防止することができる。
る。
る。
る。
ある。
の様子を示した平面図である。
変位したときの様子を示した平面図である。
位したときの様子を示した平面図である。
面図である。
たときの様子を示した縦断面図である。
ある。
保したときの様子を示した縦断面図である。
置したときの様子を示した縦断面図である。
タル、201 ……通気孔、3……ラック、31……柱、32…
…水平材、33……ブレース、34……腕木、35……つなぎ
梁、4……免震装置、5……壁、6……屋根、7……擁
壁、8……緩衝材、9……レール、91……倉庫側のレー
ル、92……荷捌棟側のレール、11……連結レール、12…
…下地材、13……プレート、14……プレート、15……ボ
ルト、16……座板、17……座板、18……コイルスプリン
グ、19……断熱材、21……サーモスタット、22……熱
線、23……固定具、231 ……通気孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 基礎と、基礎との間に鉛直方向に距離を
おいて構築されるスラブと、スラブ上に構築される骨組
から構成されるラックと、基礎とスラブ間に設置され、
スラブに加わる鉛直荷重を負担しながら、スラブの基礎
に対する相対水平変位を許容する免震装置からなり、ス
ラブはラックを包囲する壁及び屋根から分離している免
震倉庫。 - 【請求項2】 基礎と、基礎との間に鉛直方向に距離を
おいて構築されるスラブと、スラブ上に構築される骨組
から構成されるラックと、スラブ上に構築されてスラブ
に一体化し、ラックを包囲する壁及び屋根と、基礎とス
ラブ間に設置され、スラブに加わる鉛直荷重を負担しな
がら、スラブの基礎に対する相対水平変位を許容する免
震装置からなる免震倉庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07259981A JP3077571B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 免震倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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ID=17341627
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07259981A Expired - Fee Related JP3077571B2 (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 免震倉庫 |
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JP6167220B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2017-07-19 | 黒沢建設株式会社 | 免震冷蔵または冷凍倉庫の構築方法 |
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-
1995
- 1995-10-06 JP JP07259981A patent/JP3077571B2/ja not_active Expired - Fee Related
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