JP2544672Y2 - 多層制振装置 - Google Patents

多層制振装置

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JP2544672Y2 JP4605691U JP4605691U JP2544672Y2 JP 2544672 Y2 JP2544672 Y2 JP 2544672Y2 JP 4605691 U JP4605691 U JP 4605691U JP 4605691 U JP4605691 U JP 4605691U JP 2544672 Y2 JP2544672 Y2 JP 2544672Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多層制振装置に関する
ものであり、特に、固有周期の長い建築物に好適に使用
することのできる多層制振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のTMD(チューンド・マス・ダン
パー)制振装置10は、図1に示されるように、多段積
層ゴム体14によって、単純に、重量体12を支持する
ものである。装置の固有周期は、周知のように重量体1
2と多段積層ゴム体14のばね定数によって決定され
る。なお、多段積層ゴム体14のばね定数は、多段積層
ゴム体14の高さにほぼ反比例する。制振のため、固有
周期の長い建築物にこの一層制振装置10を取付ける場
合に、建築物の固有周期と一層制振装置10の固有周期
とを一致させるためには、重量体12の重量を増す方法
と、多段積層ゴム体の高さを増す方法とがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合には、重量増に対する建築物構造からの制約と、多
段積層ゴム体14の支持力の問題がある。一方、後者の
場合には、高さが増すことによる建築物への収まりの問
題と、多段積層ゴム体14の座屈の問題とがある。例と
して、図2に示されるような超高層ビル16と、図3に
示されるような超々高層ビル16aへ、従来形式の一層
制振装置10ならびに10aを取付けて使用する場合を
想定する。図2において、超高層ビル16の高さは20
0m、固有周期は4.5秒、すなわち固有振動数ωは1.
40、一層制振装置10の多段積層ゴム体14の高さは
1m、重量体12の重量は100トンとされている。図
3の超々高層ビル16aの高さは、図2の超高層ビル1
6の高さの1.5倍である300mとする。超々高層ビ
ル16aの固有周期および建築物重量は、高さに比例し
て1.5倍となり、固有周期は6.75秒となる。従っ
て、固有振動数ωは0.93となる。超々高層ビル16
aにおいて、超高層ビル16と同様の制振効果を得るに
は、一層制振装置10aの重量は、建築物重量の増加率
と同じく1.5倍必要である。すなわち、重量体12a
の重量は150トンとされる。一層制振装置10の固有
振動数ωは、周知のように式(1)で求めることができ
る。 ω=(k/m)1/2 (1) ここで、kは多段積層ゴム体14のばね定数、mは重量
体12の質量である。さらに、図3に示される超々高層
ビル16aの制振を行なう場合を想定すると、質量およ
び固有周期は、前記のように1.5倍されているので、
一層制振装置10aの固有震動数ωaは ωa=ω/1.5=(ka/ma1/2=(εk/1.5m)1/2 =(ε/1.5)1/2ω となる。ここで、kaは多段積層ゴム体14aのばね定
数、maは重量体12aの質量、εは定数である。よっ
て、ε=1/1.5、すなわちばね定数を1/1.5倍に
する必要がある。多段積層ゴム体のばね定数は高さに反
比例するので、結局多段積層ゴム体14aの高さHは、
1.5mとなる。要するに、上記のような一層制振装置
では、固有周期の長い建築物に適用する際、前述のよう
に、一層制振装置自体の重量の増加、および/あるい
は、多段積層ゴム体の高さの増加が避けられない。以
下、特に、多段積層ゴム体の高さの増加に伴う座屈の恐
れについて言及する。図4および図5に示されるよう
に、多段積層ゴム体10は、複数枚のスタビライザー
(鉄板)18と、スタビライザー18同士の間に設けら
れ、スタビラーザー18を水平に保つように、スタビラ
イザーに固着された積層ゴム20とから構成されてい
る。多段積層ゴム体14の高さを増せば増すほど、多段
積層ゴム体14が水平方向に変形する可能性も大きくな
ってくる。もし、多段積層ゴム体14の水平変形量が、
積層ゴム間のスパンよりも大きくなると、多段積層ゴム
体14の座屈が起きる。従って、多段積層ゴム体14の
高さを大きくしても、その高さを活用することができな
い場合があることになる。その他、振り子型の制振装置
も提案されているが、この場合には、長周期化すると、
振り子の長さが長くなり過ぎ、装置設置階の階高以内に
収まらなくなるため、折込み式の多段振り子にする等の
工夫がなされている。本考案は、上記事情を考慮してな
されたものであって、その目的とするところは高さの低
いコンパクトな多層制振装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】上記課題を解決するため、本考案の請求項
1の多層制振装置は、ほぼ水平な面上に配置された複数
の下部弾性体と、これら下部弾性体の上に載置され、下
部弾性体に支持される位置同士の間にこれら位置よりも
高さの低い凹部を有する下部重量体と、前記凹部に配置
された複数の上部弾性体と、これら上部弾性体に載置さ
れた上部重量体とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0006】また、請求項2の多層制振装置は、請求項
1記載の多層制振装置において、前記下部弾性体は、平
面視でほぼ回転対称に配置されており、前記上部弾性体
は、下部弾性体に支持される位置の間に、平面視でほぼ
回転対称に配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、請求項3の多層制振装置は、請求項
1または2記載の多層制振装置において、前記下部弾性
体と上部弾性体は、多段積層ゴム体であることを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】下部弾性体と、上部弾性体が建築物の振動を吸
収するわけであるが、下部弾性体上に下部重量体を設
け、下部重量体上に上部弾性体を設け、上部弾性体上に
上部重量体を設けることによって、2質点振動系とする
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の一実施例を
図面を参照して詳細に説明する。図6および図7におい
て、符号22は、超高層ビルまたは超々高層ビルの屋上
あるいは最上階などの建築物上部の水平床面を示す。た
だし、本考案は、超高層ビルまたは超々高層ビルの制振
にのみ限られることなく、中層あるいは低層ビルの制振
にも適用することが可能である。
【0010】床面22上には、四つの下部多段積層ゴム
体(下部弾性体)24が、それぞれ一つの正方形の頂点
にあたる位置に配置固定されている。これら下部多段積
層ゴム体24は、図4および図5に示されるものと同様
に、全体として、直角二等辺三角形柱状のもので、複数
枚のスタビライザー(鉄板)18と、スタビライザー1
8同士の間に設けられ、スタビラーザー18を水平に保
つように、スタビライザーに固着された積層ゴム20と
から構成されている。下部多段積層ゴム体24は、その
直角な角部が、正方形の頂点に位置し、最も長い辺が正
方形の内側を向くように、配置されている。
【0011】この直角二等辺三角形の形状は、多段積層
ゴム体24が水平変形をしたときに、内側に装着される
ブレーキ等の本図には示されていない装置類を配置する
ためのスペースを確保するために選ばれたものである。
もし、内側の空間に上記のような必要性がなければ、四
角形(この場合、図4のスタビライザー18は四角形板
状にされ、積層ゴム20は4個配置される)であっても
かまわない。
【0012】四つの下部多段積層ゴム体24上には、床
面22から間隔をおいて、平面視で正方形の下部重量体
26が載置固定されている。多層制振装置全体の高さを
抑えるため、下部重量体26は、下部多段積層ゴム体2
4に支持される箇所28のみが高く、他の部分は低い凹
部30とされている。すなわち、正方形の頂点にあたる
箇所28が高くされている。
【0013】さらに、この下部重量体26の凹部30に
は、四つの上部多段積層ゴム体(上部弾性体)32が載
置固定されている。上部多段積層ゴム体は、前述の下部
多段積層ゴム体24と同様の構成とされている。これら
上部多段積層ゴム体32は、下部多段積層ゴム体24に
支持される箇所28同士の間に、それぞれ設けられてい
る。換言すれば、上部多段積層ゴム体32は、下部多段
積層ゴム体24と平面視で、90°ずらされた配置とさ
れている。
【0014】そして、これら上部多段積層ゴム体32上
には、下部重量体26と間隔をおくように、直方体形状
(正方形柱状)の上部重量体34が載置固定されてい
る。すなわち、前記下部重量体26は、上部重量体34
の支持架台をも兼用するものである。以上のようにして
本考案に係る多層制振装置は構成されている。
【0015】次いで、図8および図9を参照して、振動
系として、従来形式の一層制振装置と、本考案に係る多
層制振装置とを比較する。図8は、図1に示される従来
形式の一層制振装置をモデル化した図であり、図9は、
図6および図7を参照して説明した本考案に係る多層制
振装置を同じくモデル化した図である。
【0016】従来形式の一層制振装置は、図8のよう
に、1質点振動系にモデル化できる。実際には、この他
に多段積層ゴム体自身の減衰等があるが、説明を簡略化
するため、省略する。この系の固有振動数ω0は、式
(2)のように求めることができる。 ω0=(k0/m01/2 (2) ここで、k0は装置のばね定数、m0は装置の質量であ
る。
【0017】一方、本考案に係る装置は、図9のよう
に、2質点振動系にモデル化できる。この系の固有振動
数ωは、以下の振動方程式(3)より求めることができ
る。 (m1ω2−k11)(m2ω2−k22)−k1221=0 (3) ここで、k11=k1+k2、k22=k2、k12=k21=−k21は下層の質量、m2は上層の質量、k1は下層のばね
定数、k2は上層のばね定数である。ここに、k1=αk
2、m1=βm2とおくと(α,βは定数)、式(3)
は、式(4)に変換される。 {βm2ω2−(α+1)k2}(m2ω2−k2)−k2 2=0 (4) よって、固有振動数ω1,ω2は、式(5)から求められ
る。 ω2,ω1 =[k2/2βm2・{(α+β+1)±[(α+β+1)2−4αβ]1/2}]1/2 (5)
【0018】一比較例として、従来の技術欄で説明した
図3に示されるような、超々高層ビル16aに本考案に
係る多層制振装置を適用する場合を考える。条件は、以
下の通りである。図3の超々高層ビル16aの高さは、
図2の超高層ビル16の1.5倍、すなわち、固有周期
は1.5倍、固有振動数は1/1.5倍。本考案に係る多
層制振装置の重量体26,34の質量の合計は、図2の
一層制振装置10の重量体12の質量の1.5倍、すな
わち、m1+m2=1.5m0。本考案に係る多層制振装置
の多段積層ゴム体24,32の高さは、同一、すなわ
ち、ばね定数k1=k2、かつα=1。本考案に係る多層
制振装置の多段積層ゴム体24,32のばね定数は、図
2の一層制振装置10の多段積層ゴム体14のばね定数
のγ倍。すなわち、k1=k2=γk0
【0019】以上の条件を式(5)に代入し、整理する
と式(6)が得られる。 γ =3/2.25 × β/(1+β){(β+2)−(β2+4)1/2} (6) 式(6)のγとβとの関係を図10に示す。
【0020】式(6)および図10を参照すると以下の
ような本願の効果が明らかとなる。
【0021】多段積層ゴム体24,32の両者の高さを
共に1mとすれば、γ=1であるので、β=0.53と
なる。従って、下部重量体26の重量を52トン、上部
重量体34の重量を98トンとすればよい。
【0022】多段積層ゴム体の高さを低く、すなわち、
γを大きくするためには、βを小さく、すなわち、でき
るだけ上部重量体34の重量を大きくし、下部重量体2
6の重量を小さくすればよい。しかしながら、下部重量
体26は、上部重量体34の支持架台をも兼用するもの
であるから、上部重量体26を重くし下部重量体26を
軽くするのにも限界があろう。m1+m2=1.5m0=1
50トンから、上部重量体34の重量を125トン、下
部重量体26の重量を25トン、すなわちβ=0.2と
すると、γ=1.17となり、多段積層ゴム体24,3
2の両者の高さは共に0.85mとなる。
【0023】以上のように、この実施例における多層制
振装置では、多段積層ゴム体24,32が2層に分けら
れて配置されているため、たとえ固有周期の長い建築物
に適用された場合でも、各多段積層ゴム体24,32の
個々の高さを大きくせずとも済む。例えば、従来技術
で、多段積層ゴム体14aの高さを1.5mとする必要
があったものが、上記のように、多段積層ゴム体24,
32の両者の高さを共に1mとすることもできるし、さ
らに短く0.85mとすることもできる。従って、多段
積層ゴム体の座屈に対する耐力を増大させることができ
ると共に、多層制振装置全体を小型化にすることが可能
である。
【0024】しかも、下部重量体26を、下部多段積層
ゴム体24に支持される部分28を高く、これら部分2
8よりも高さの低い凹部30を有するように形成し、さ
らに、凹部30に上部多段積層ゴム体32を配置するこ
とによって、多層制振装置全体の高さを小型化すること
が可能である。
【0025】さらに、下部多段積層ゴム体24を平面視
で、正方形の頂点に位置するよう、すなわち、回転対称
に配置し、さらに、上部多段積層ゴム体32を平面視
で、下部多段積層ゴム体24に支持される位置28の間
に、配置することによって、架台を兼ねる下部重量体2
6の設計が容易となる。また、上部多段積層ゴム体32
の水平変形の幅を大きく見込むことが可能となる。さら
に、二つの重量体26,34の水平方向の形状を大きく
とることが可能となるから、多層制振装置全体の高さを
小型化することが可能である。また、上記の配置によ
り、一つあるいは二つの水平方向だけでなく、ほぼ全て
の水平方向の振動抑制に寄与することが可能である。
【0026】なお、上記の実施例においては、図6及び
図7に示されるように、下部重量体26ならびに上部重
量体34は、共に、平面視で、互いに同一の重なり合っ
た正方形の形状であり、上部多段積層ゴム体32はその
直角が内側を向いて配置されているが、本考案はこれに
限られることはない。例えば、図11に示されるような
変形例も可能である。この変形例では、平面視、正方形
の下部重量体26の凹部30に、上部多段積層ゴム体3
2が、その直角が外側を向いて配置されている。さら
に、上部多段積層ゴム体32の上には、下部重量体26
より小さい平面視、正方形の上部重量体34が、下部重
量体26と90°ずれるようにして配置固定されてい
る。すなわち、上部重量体34の角部が、上部多段積層
ゴム体32の直角に配置されるように、上部重量体34
は配置固定されている。なお、多段積層ゴム体24,3
2の形状は、本実施例に限定されないことは、前述の通
りである。
【0027】
【考案の効果】以上の説明により明らかなように、本考
案の請求項1記載の多層制振装置によれば、弾性体が複
数層に分けられて配置されているため、たとえ固有周期
の長い建築物に適用された場合でも、各弾性体の個々の
高さを大きくせずとも済む。従って、弾性体の座屈に対
する耐力を増大させることができると共に、多層制振装
置全体を小型化にすることが可能である。しかも、下部
重量体を、下部弾性体に支持される部分を高く、これら
部分よりも高さの低い凹部を有するように形成し、さら
に、凹部に上部弾性体を配置することによって、多層制
振装置全体の高さを小型化することが可能である。
【0028】さらに、請求項2記載の多層制振装置によ
れば、下部弾性体を平面視で、回転対称に配置し、さら
に、上部弾性体を平面視で、下部弾性体に支持される位
置の間に、配置することによって、架台を兼ねる下部重
量体の設計が容易となる。また、上部弾性体の水平変形
の幅を大きく見込むことが可能となる。さらに、二つの
重量体の水平方向の形状を大きくとることが可能となる
から、多層制振装置全体の高さを小型化することが可能
である。また、上記の配置により、一つあるいは二つの
水平方向だけでなく、ほぼ全ての水平方向の振動抑制に
寄与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一層制振装置の側面図である。
【図2】図1の制振装置を超高層ビルに取付けた状態を
示す側面図である。
【図3】図1の制振装置を超々高層ビルに取付けた状態
を示す側面図である。
【図4】従来および本考案の実施例の制振装置に使用さ
れる多段積層ゴム体の上面図である。
【図5】図4の多段積層ゴム体の側面図である。
【図6】本考案の実施例に係る多層制振装置の側面図で
ある。
【図7】図6の多層制振装置の平面図である。
【図8】従来の一層制振装置(図1)の振動系をモデル
化した図である。
【図9】本考案の多層制振装置(図6)の振動系をモデ
ル化した図である。
【図10】本考案の多層制振装置における上層と下層の
質量比と、ばね定数の関係を示すグラフである。
【図11】本考案の他の実施例に係る多層制振装置の平
面図である。
【符号の説明】 22 屋上水平床面 24 下部弾性体(下部多段積層ゴム体) 26 下部重量体 28 下部弾性体に支持される位置 30 凹部 32 上部弾性体(上部多段積層ゴム体) 34 上部重量体。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な面上に配置された複数の下部
    弾性体と、これら下部弾性体の上に載置され、下部弾性
    体に支持される部分同士の間にこれら部分よりも高さの
    低い凹部を有する下部重量体と、前記凹部に配置された
    複数の上部弾性体と、これら上部弾性体に載置された上
    部重量体とを具備することを特徴とする多層制振装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多層制振装置において、
    前記下部弾性体は、平面視でほぼ回転対称に配置されて
    おり、前記上部弾性体は、下部弾性体に支持される位置
    の間に、平面視でほぼ回転対称に配置されていることを
    特徴とする多層制振装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の多層制振装置に
    おいて、前記下部弾性体と上部弾性体は、多段積層ゴム
    体であることを特徴とする多層制振装置。
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