JPH04130675U - 多層制振装置 - Google Patents
多層制振装置Info
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- JPH04130675U JPH04130675U JP4605691U JP4605691U JPH04130675U JP H04130675 U JPH04130675 U JP H04130675U JP 4605691 U JP4605691 U JP 4605691U JP 4605691 U JP4605691 U JP 4605691U JP H04130675 U JPH04130675 U JP H04130675U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 水平面22上に、複数の下部多段積層ゴム体
24が、平面視で、ほぼ回転対称に配置されている。下
部多段積層ゴム体24の上には、架台を兼ねた下部重量
体26が載せられている。下部重量体26は、下部多段
積層ゴム体24に支持される部分同士の間に、これら部
分よりも低い凹部30を有している。凹部30には、や
はり平面視で、ほぼ回転対称に上部多段積層ゴム体32
が配置されている。そして、上部多段積層ゴム体32に
は、上部重量体34が載せられて、多層制振装置を構成
している。 【効果】 制振装置の構造を多層にしているため、固有
周期の長い建築物の制振を行なう場合でも、各多段積層
ゴム体の高さを大きくせずとも済む。また、このこと
と、凹部に上部弾性体を配置することによって、制振装
置全体の高さを小型化することが可能である。
24が、平面視で、ほぼ回転対称に配置されている。下
部多段積層ゴム体24の上には、架台を兼ねた下部重量
体26が載せられている。下部重量体26は、下部多段
積層ゴム体24に支持される部分同士の間に、これら部
分よりも低い凹部30を有している。凹部30には、や
はり平面視で、ほぼ回転対称に上部多段積層ゴム体32
が配置されている。そして、上部多段積層ゴム体32に
は、上部重量体34が載せられて、多層制振装置を構成
している。 【効果】 制振装置の構造を多層にしているため、固有
周期の長い建築物の制振を行なう場合でも、各多段積層
ゴム体の高さを大きくせずとも済む。また、このこと
と、凹部に上部弾性体を配置することによって、制振装
置全体の高さを小型化することが可能である。
Description
【0001】
本考案は、多層制振装置に関するものであり、特に、固有周期の長い建築物に
好適に使用することのできる多層制振装置に関するものである。
【0002】
従来のTMD(チューンド・マス・ダンパー)制振装置10は、図1に示され
るように、多段積層ゴム体14によって、単純に、重量体12を支持するもので
ある。装置の固有周期は、周知のように重量体12と多段積層ゴム体14のばね
定数によって決定される。なお、多段積層ゴム体14のばね定数は、多段積層ゴ
ム体14の高さにほぼ反比例する。制振のため、固有周期の長い建築物にこの一
層制振装置10を取付ける場合に、建築物の固有周期と一層制振装置10の固有
周期とを一致させるためには、重量体12の重量を増す方法と、多段積層ゴム体
の高さを増す方法とがある。
【0003】
しかしながら、前者の場合には、重量増に対する建築物構造からの制約と、多
段積層ゴム体14の支持力の問題がある。一方、後者の場合には、高さが増すこ
とによる建築物への収まりの問題と、多段積層ゴム体14の座屈の問題とがある
。
例として、図2に示されるような超高層ビル16と、図3に示されるような超
々高層ビル16aへ、従来形式の一層制振装置10ならびに10aを取付けて使
用する場合を想定する。図2において、超高層ビル16の高さは200m、固有
周期は4.5秒、すなわち固有振動数ωは1.40、一層制振装置10の多段積層
ゴム体14の高さは1m、重量体12の重量は100トンとされている。図3の
超々高層ビル16aの高さは、図2の超高層ビル16の高さの1.5倍である3
00mとする。超々高層ビル16aの固有周期および建築物重量は、高さに比例
して1.5倍となり、固有周期は6.75秒となる。従って、固有振動数ωは0.
93となる。超々高層ビル16aにおいて、超高層ビル16と同様の制振効果を
得るには、一層制振装置10aの重量は、建築物重量の増加率と同じく1.5倍
必要である。すなわち、重量体12aの重量は150トンとされる。一層制振装
置10の固有振動数ωは、周知のように式(1)で求めることができる。
ω=(k/m)1/2 (1)
ここで、kは多段積層ゴム体14のばね定数、mは重量体12の質量である。さ
らに、図3に示される超々高層ビル16aの制振を行なう場合を想定すると、質
量および固有周期は、前記のように1.5倍されているので、一層制振装置10
aの固有震動数ωaは
ωa=ω/1.5=(ka/ma)1/2=(εk/1.5m)1/2
=(ε/1.5)1/2ω
となる。ここで、kaは多段積層ゴム体14aのばね定数、maは重量体12aの
質量、εは定数である。よって、ε=1/1.5、すなわちばね定数を1/1.5
倍にする必要がある。多段積層ゴム体のばね定数は高さに反比例するので、結局
多段積層ゴム体14aの高さHは、1.5mとなる。
要するに、上記のような一層制振装置では、固有周期の長い建築物に適用する
際、前述のように、一層制振装置自体の重量の増加、および/あるいは、多段積
層ゴム体の高さの増加が避けられない。以下、特に、多段積層ゴム体の高さの増
加に伴う座屈の恐れについて言及する。図4および図5に示されるように、多段
積層ゴム体10は、複数枚のスタビライザー(鉄板)18と、スタビライザー1
8同士の間に設けられ、スタビラーザー18を水平に保つように、スタビライザ
ーに固着された積層ゴム20とから構成されている。多段積層ゴム体14の高さ
を増せば増すほど、多段積層ゴム体14が水平方向に変形する可能性も大きくな
ってくる。もし、多段積層ゴム体14の水平変形量が、積層ゴム間のスパンより
も大きくなると、多段積層ゴム体14の座屈が起きる。従って、多段積層ゴム体
14の高さを大きくしても、その高さを活用することができない場合があること
になる。
その他、振り子型の制振装置も提案されているが、この場合には、長周期化す
ると、振り子の長さが長くなり過ぎ、装置設置階の階高以内に収まらなくなるた
め、折込み式の多段振り子にする等の工夫がなされている。
本考案は、上記事情を考慮してなされたものであって、その目的とするところ
は高さの低いコンパクトな多層制振装置を提供することである。
【0004】
【0005】
上記課題を解決するため、本考案の請求項1の多層制振装置は、ほぼ水平な面
上に配置された複数の下部弾性体と、これら下部弾性体の上に載置され、下部弾
性体に支持される位置同士の間にこれら位置よりも高さの低い凹部を有する下部
重量体と、前記凹部に配置された複数の上部弾性体と、これら上部弾性体に載置
された上部重量体とを具備することを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2の多層制振装置は、請求項1記載の多層制振装置において、前
記下部弾性体は、平面視でほぼ回転対称に配置されており、前記上部弾性体は、
下部弾性体に支持される位置の間に、平面視でほぼ回転対称に配置されているこ
とを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3の多層制振装置は、請求項1または2記載の多層制振装置にお
いて、前記下部弾性体と上部弾性体は、多段積層ゴム体であることを特徴とする
ものである。
【0008】
下部弾性体と、上部弾性体が建築物の振動を吸収するわけであるが、下部弾性
体上に下部重量体を設け、下部重量体上に上部弾性体を設け、上部弾性体上に上
部重量体を設けることによって、2質点振動系とすることができる。
【0009】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図6および図7において、符号22は、超高層ビルまたは超々高層ビルの屋上
あるいは最上階などの建築物上部の水平床面を示す。ただし、本考案は、超高層
ビルまたは超々高層ビルの制振にのみ限られることなく、中層あるいは低層ビル
の制振にも適用することが可能である。
【0010】
床面22上には、四つの下部多段積層ゴム体(下部弾性体)24が、それぞれ
一つの正方形の頂点にあたる位置に配置固定されている。これら下部多段積層ゴ
ム体24は、図4および図5に示されるものと同様に、全体として、直角二等辺
三角形柱状のもので、複数枚のスタビライザー(鉄板)18と、スタビライザー
18同士の間に設けられ、スタビラーザー18を水平に保つように、スタビライ
ザーに固着された積層ゴム20とから構成されている。下部多段積層ゴム体24
は、その直角な角部が、正方形の頂点に位置し、最も長い辺が正方形の内側を向
くように、配置されている。
【0011】
この直角二等辺三角形の形状は、多段積層ゴム体24が水平変形をしたときに
、内側に装着されるブレーキ等の本図には示されていない装置類を配置するため
のスペースを確保するために選ばれたものである。もし、内側の空間に上記のよ
うな必要性がなければ、四角形(この場合、図4のスタビライザー18は四角形
板状にされ、積層ゴム20は4個配置される)であってもかまわない。
【0012】
四つの下部多段積層ゴム体24上には、床面22から間隔をおいて、平面視で
正方形の下部重量体26が載置固定されている。多層制振装置全体の高さを抑え
るため、下部重量体26は、下部多段積層ゴム体24に支持される箇所28のみ
が高く、他の部分は低い凹部30とされている。すなわち、正方形の頂点にあた
る箇所28が高くされている。
【0013】
さらに、この下部重量体26の凹部30には、四つの上部多段積層ゴム体(上
部弾性体)32が載置固定されている。上部多段積層ゴム体は、前述の下部多段
積層ゴム体24と同様の構成とされている。これら上部多段積層ゴム体32は、
下部多段積層ゴム体24に支持される箇所28同士の間に、それぞれ設けられて
いる。換言すれば、上部多段積層ゴム体32は、下部多段積層ゴム体24と平面
視で、90°ずらされた配置とされている。
【0014】
そして、これら上部多段積層ゴム体32上には、下部重量体26と間隔をおく
ように、直方体形状(正方形柱状)の上部重量体34が載置固定されている。す
なわち、前記下部重量体26は、上部重量体34の支持架台をも兼用するもので
ある。以上のようにして本考案に係る多層制振装置は構成されている。
【0015】
次いで、図8および図9を参照して、振動系として、従来形式の一層制振装置
と、本考案に係る多層制振装置とを比較する。図8は、図1に示される従来形式
の一層制振装置をモデル化した図であり、図9は、図6および図7を参照して説
明した本考案に係る多層制振装置を同じくモデル化した図である。
【0016】
従来形式の一層制振装置は、図8のように、1質点振動系にモデル化できる。
実際には、この他に多段積層ゴム体自身の減衰等があるが、説明を簡略化するた
め、省略する。この系の固有振動数ω0は、式(2)のように求めることができ
る。
ω0=(k0/m0)1/2 (2)
ここで、k0は装置のばね定数、m0は装置の質量である。
【0017】
一方、本考案に係る装置は、図9のように、2質点振動系にモデル化できる。
この系の固有振動数ωは、以下の振動方程式(3)より求めることができる。
(m1ω2−k11)(m2ω2−k22)−k12k21=0 (3)
ここで、k11=k1+k2、k22=k2、k12=k21=−k2
m1は下層の質量、m2は上層の質量、k1は下層のばね定数、k2は上層のばね定
数である。ここに、k1=αk2、m1=βm2とおくと(α,βは定数)、式(3
)は、式(4)に変換される。
{βm2ω2−(α+1)k2}(m2ω2−k2)−k2 2=0 (4)
よって、固有振動数ω1,ω2は、式(5)から求められる。
ω2,ω1
=[k2/2βm2・{(α+β+1)±[(α+β+1)2−4αβ]1/2}]1/2
(5)
【0018】
一比較例として、従来の技術欄で説明した図3に示されるような、超々高層ビ
ル16aに本考案に係る多層制振装置を適用する場合を考える。条件は、以下の
通りである。
図3の超々高層ビル16aの高さは、図2の超高層ビル16の1.5倍、すな
わち、固有周期は1.5倍、固有振動数は1/1.5倍。
本考案に係る多層制振装置の重量体26,34の質量の合計は、図2の一層制
振装置10の重量体12の質量の1.5倍、すなわち、m1+m2=1.5m0。
本考案に係る多層制振装置の多段積層ゴム体24,32の高さは、同一、すな
わち、ばね定数k1=k2、かつα=1。
本考案に係る多層制振装置の多段積層ゴム体24,32のばね定数は、図2の
一層制振装置10の多段積層ゴム体14のばね定数のγ倍。すなわち、k1=k2
=γk0。
【0019】
以上の条件を式(5)に代入し、整理すると式(6)が得られる。
γ
=3/2.25 × β/(1+β){(β+2)−(β2+4)1/2}
(6)
式(6)のγとβとの関係を図10に示す。
【0020】
式(6)および図10を参照すると以下のような本願の効果が明らかとなる。
【0021】
多段積層ゴム体24,32の両者の高さを共に1mとすれば、γ=1であるの
で、β=0.53となる。従って、下部重量体26の重量を52トン、上部重量
体34の重量を98トンとすればよい。
【0022】
多段積層ゴム体の高さを低く、すなわち、γを大きくするためには、βを小さ
く、すなわち、できるだけ上部重量体34の重量を大きくし、下部重量体26の
重量を小さくすればよい。しかしながら、下部重量体26は、上部重量体34の
支持架台をも兼用するものであるから、上部重量体26を重くし下部重量体26
を軽くするのにも限界があろう。m1+m2=1.5m0=150トンから、上部重
量体34の重量を125トン、下部重量体26の重量を25トン、すなわちβ=
0.2とすると、γ=1.17となり、多段積層ゴム体24,32の両者の高さは
共に0.85mとなる。
【0023】
以上のように、この実施例における多層制振装置では、多段積層ゴム体24,
32が2層に分けられて配置されているため、たとえ固有周期の長い建築物に適
用された場合でも、各多段積層ゴム体24,32の個々の高さを大きくせずとも
済む。例えば、従来技術で、多段積層ゴム体14aの高さを1.5mとする必要
があったものが、上記のように、多段積層ゴム体24,32の両者の高さを共に
1mとすることもできるし、さらに短く0.85mとすることもできる。従って
、多段積層ゴム体の座屈に対する耐力を増大させることができると共に、多層制
振装置全体を小型化にすることが可能である。
【0024】
しかも、下部重量体26を、下部多段積層ゴム体24に支持される部分28を
高く、これら部分28よりも高さの低い凹部30を有するように形成し、さらに
、凹部30に上部多段積層ゴム体32を配置することによって、多層制振装置全
体の高さを小型化することが可能である。
【0025】
さらに、下部多段積層ゴム体24を平面視で、正方形の頂点に位置するよう、
すなわち、回転対称に配置し、さらに、上部多段積層ゴム体32を平面視で、下
部多段積層ゴム体24に支持される位置28の間に、配置することによって、架
台を兼ねる下部重量体26の設計が容易となる。また、上部多段積層ゴム体32
の水平変形の幅を大きく見込むことが可能となる。さらに、二つの重量体26,
34の水平方向の形状を大きくとることが可能となるから、多層制振装置全体の
高さを小型化することが可能である。また、上記の配置により、一つあるいは二
つの水平方向だけでなく、ほぼ全ての水平方向の振動抑制に寄与することが可能
である。
【0026】
なお、上記の実施例においては、図6及び図7に示されるように、下部重量体
26ならびに上部重量体34は、共に、平面視で、互いに同一の重なり合った正
方形の形状であり、上部多段積層ゴム体32はその直角が内側を向いて配置され
ているが、本考案はこれに限られることはない。例えば、図11に示されるよう
な変形例も可能である。この変形例では、平面視、正方形の下部重量体26の凹
部30に、上部多段積層ゴム体32が、その直角が外側を向いて配置されている
。さらに、上部多段積層ゴム体32の上には、下部重量体26より小さい平面視
、正方形の上部重量体34が、下部重量体26と90°ずれるようにして配置固
定されている。すなわち、上部重量体34の角部が、上部多段積層ゴム体32の
直角に配置されるように、上部重量体34は配置固定されている。
なお、多段積層ゴム体24,32の形状は、本実施例に限定されないことは、
前述の通りである。
【0027】
以上の説明により明らかなように、本考案の請求項1記載の多層制振装置によ
れば、弾性体が複数層に分けられて配置されているため、たとえ固有周期の長い
建築物に適用された場合でも、各弾性体の個々の高さを大きくせずとも済む。従
って、弾性体の座屈に対する耐力を増大させることができると共に、多層制振装
置全体を小型化にすることが可能である。
しかも、下部重量体を、下部弾性体に支持される部分を高く、これら部分より
も高さの低い凹部を有するように形成し、さらに、凹部に上部弾性体を配置する
ことによって、多層制振装置全体の高さを小型化することが可能である。
【0028】
さらに、請求項2記載の多層制振装置によれば、下部弾性体を平面視で、回転
対称に配置し、さらに、上部弾性体を平面視で、下部弾性体に支持される位置の
間に、配置することによって、架台を兼ねる下部重量体の設計が容易となる。ま
た、上部弾性体の水平変形の幅を大きく見込むことが可能となる。さらに、二つ
の重量体の水平方向の形状を大きくとることが可能となるから、多層制振装置全
体の高さを小型化することが可能である。また、上記の配置により、一つあるい
は二つの水平方向だけでなく、ほぼ全ての水平方向の振動抑制に寄与することが
可能である。
【図1】従来の一層制振装置の側面図である。
【図2】図1の制振装置を超高層ビルに取付けた状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】図1の制振装置を超々高層ビルに取付けた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図4】従来および本考案の実施例の制振装置に使用さ
れる多段積層ゴム体の上面図である。
れる多段積層ゴム体の上面図である。
【図5】図4の多段積層ゴム体の側面図である。
【図6】本考案の実施例に係る多層制振装置の側面図で
ある。
ある。
【図7】図6の多層制振装置の平面図である。
【図8】従来の一層制振装置(図1)の振動系をモデル
化した図である。
化した図である。
【図9】本考案の多層制振装置(図6)の振動系をモデ
ル化した図である。
ル化した図である。
【図10】本考案の多層制振装置における上層と下層の
質量比と、ばね定数の関係を示すグラフである。
質量比と、ばね定数の関係を示すグラフである。
【図11】本考案の他の実施例に係る多層制振装置の平
面図である。
面図である。
22 屋上水平床面
24 下部弾性体(下部多段積層ゴム体)
26 下部重量体
28 下部弾性体に支持される位置
30 凹部
32 上部弾性体(上部多段積層ゴム体)
34 上部重量体。
Claims (3)
- 【請求項1】 ほぼ水平な面上に配置された複数の下部
弾性体と、これら下部弾性体の上に載置され、下部弾性
体に支持される部分同士の間にこれら部分よりも高さの
低い凹部を有する下部重量体と、前記凹部に配置された
複数の上部弾性体と、これら上部弾性体に載置された上
部重量体とを具備することを特徴とする多層制振装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の多層制振装置において、
前記下部弾性体は、平面視でほぼ回転対称に配置されて
おり、前記上部弾性体は、下部弾性体に支持される位置
の間に、平面視でほぼ回転対称に配置されていることを
特徴とする多層制振装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の多層制振装置に
おいて、前記下部弾性体と上部弾性体は、多段積層ゴム
体であることを特徴とする多層制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605691U JP2544672Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多層制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4605691U JP2544672Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多層制振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130675U true JPH04130675U (ja) | 1992-11-30 |
JP2544672Y2 JP2544672Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=31925752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4605691U Expired - Lifetime JP2544672Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 多層制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544672Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040034A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Daiwa House Ind Co Ltd | チューンドマスダンパーを用いた制振装置 |
JP2015001117A (ja) * | 2013-06-17 | 2015-01-05 | 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 | 塔状構造物 |
JP2016023765A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 株式会社大林組 | 制振構造 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP4605691U patent/JP2544672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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