JP2016023765A - 制振構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大変形に追随でき、且つ、過大な変形が生じた場合に安全性の向上を図ることのできる制振構造を提供する。
【解決手段】制振対象の構造物と、構造物の上方に設けられた質量体と、質量体を支持するとともに、構造物と質量体との相対的な位置関係を復元させる積層ゴムと、を備え、構造物の振動を制振する制振構造であって、質量体は、構造物との間に積層ゴムが介在された第1部位であって、構造物との間隔が第1距離の第1部位と、構造物との間隔が第1距離よりも小さい第2距離の第2部位と、を有し、質量体と構造物が水平方向に相対変位した際に、積層ゴムが水平方向にせん断変形することにより、質量体が構造物に対して鉛直方向の下側に第2距離移動すると、質量体の第2部位が構造物に当接するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は、制振構造に関する。
制振対象の構造物の上に質量体や復元機構を備え、構造物の振動を制振するようにしたTMD(Tuned Mass Damper)タイプの制振構造が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の制振構造では復元機構として積層ゴムが用いられている。そして、地震などにより構造物と質量体が水平方向に相対変位した場合、積層ゴムにより構造物と質量体との相対的な位置関係を復元するようにしている。
特開平11−294522号公報
TMDを大地震の際に有効に効かせるためには、質量体を大きく動かす必要がある。
しかしながら、上述したような構造では、相対変位が大きくなると、積層ゴムが座屈するおそれがあり、これより、質量体が落下するおそれがあった。つまり、安全性に問題があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたもので、その主な目的は、大変形に追随でき、且つ、過大な変形が生じた場合に安全性の向上を図ることのできる制振構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の制振構造は、制振対象の構造物と、前記構造物の上方に設けられた質量体と、前記質量体を支持するとともに、前記構造物と前記質量体との相対的な位置関係を復元させる積層ゴムと、を備え、前記構造物の振動を制振する制振構造であって、前記質量体は、前記構造物との間に前記積層ゴムが介在された第1部位であって、前記構造物との間隔が第1距離の第1部位と、前記構造物との間隔が前記第1距離よりも小さい第2距離の第2部位と、を有し、前記質量体と前記構造物が水平方向に相対変位した際に、前記積層ゴムが前記水平方向にせん断変形することにより、前記質量体が前記構造物に対して鉛直方向の下側に前記第2距離移動すると、前記質量体の前記第2部位が前記構造物に当接するようにしたことを特徴とする。
このような制振構造によれば、構造物と質量体との相対変位が大きい場合でも、積層ゴムの座屈を防止することができる、よって安全性の向上を図ることができる。
かかる制振構造であって、前記第2部位は前記第1部位の周囲において、前記第1部位の下面よりも下方に延出するように設けられていることが望ましい。
このような制振構造によれば、揺れの方向にかかわらずに、積層ゴムの座屈を防止することができる。
かかる制振構造であって、前記構造物と前記第1部位との間の振動を減衰させる減衰装置をさらに備えることが望ましい。
このような制振構造によれば、大きな変形に対して有効に減衰させることができる。
かかる制振構造であって、前記第1部位と前記構造物との間に付加質量体を備え、前記積層ゴムは、前記構造物と前記付加質量体との間と、前記付加質量体と前記質量体との間にそれぞれ設けられていることが望ましい。
このような制振構造によれば、大変形に追随可能になり、またより長周期化することができる。
かかる制振構造であって、前記付加質量体の質量は、前記質量体の質量の25%以下であることが望ましい。
このような制振構造によれば、制振性能を向上させることができる。
かかる制振構造であって、前記積層ゴムは、前記構造物と前記第1部位との間の同一平面に複数設けられていることが望ましい。
このような制振構造によれば、変形時の安定性を確保することができる。
かかる制振構造であって、前記質量体の前記第2部位が前記構造物に当接するときの前記積層ゴムの前記水平方向への変形量は、当該積層ゴムの径以下であることが望ましい。
このような制振構造によれば、積層ゴムの座屈を確実に防止することができる。
かかる制振構造であって、前記第2部位は、前記構造物と当接することで、滑り支承、あるいは、転がり支承にて前記構造物に支承されるための支承部材を下端に備えていることが望ましい。
このような制振構造によれば、質量体の第2部位が構造物に当接したときの安定性を向上することができる。
本発明によれば、大変形に追随でき、且つ、過大な変形が生じた場合に安全性の向上を図ることが可能である。
比較例のTMD制振構造の説明図である。 別の比較例のTMD制振構造の説明図である。 本実施形態のTMD制振構造の説明図である。 図3の上面図である。 図5A〜図5Cは、本実施形態のTMD制振構造の動作を説明するための図である。
===比較例===
本実施形態について説明する前に比較例のTMD制振構造について説明する。なお、TMD制振構造とは、制振対象の構造物の上に質量体、復元機構、減衰機構を設け、予め、振動系の固有周期を制振対象の構造物の固有周期に対応させるように調整(チューニング)した制振構造である。
図1は、比較例のTMD制振構造の説明図である。
図に示すように、比較例のTMD制振構造は、建物10、錘200、積層ゴム300、ダンパー400を備えている。
建物10は、例えば高層ビルなどの制振対象となる構造物である。
錘200は、TMD制振を行うための大型(例えば500トン)の質量体であり、建物10の頂部の上方に設けられている。
積層ゴム300は、周知構成のものであり、例えば、円形のゴム層と内部鋼板を交互に積層したものを上下一対のフランジで挟んで固定した円柱形の部材である。積層ゴム300は、建物10と錘200との間に設けられており、錘200を支持するとともに、建物10と錘200が水平方向に相対変位した場合に、建物10と錘200の相対的な位置関係を復元させる(復元機構)。
ダンパー400は、2つの部材(ここでは建物10と錘200)間に設けられ、これらの2つの部材が相対変位するときの振動エネルギーを吸収し振動を減衰させるものである(減衰機構)。なお、ダンパー400としては、粘性流体であるオイルを用いて振動を減衰させるオイルダンパーを用いている。
以上のように構成されたTMD制振構造において、振動系(錘200、積層ゴム300、ダンパー400)の振動周波数を、予め、制振対象の建物10の固有周期に対応させるように調整(チューニング)しておく。こうすることにより、地震などにより建物10が水平方向に振動した場合でも、その振動を制振させることができる。
ただし、建物10と錘200との水平方向の相対変位が大きくなりすぎると、積層ゴム300が座屈するおそれがあり、その場合、質量の大きい(大型の)錘200が落下するおそれがある。
図2は、別の比較例のTMD制振構造の説明図である。なお、図1と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
この例では、積層ゴム300よりも径の小さい積層ゴム300´を2段に重ねて設けている。径を小さくすることで、水平剛性を下げることができ、図1の例よりも建物10との同調が容易になる。また、2段に重ねることで図1の場合よりも大変形に追随しやすくなり、長周期化することが可能になる。しかし、この場合、積層ゴム300´の座屈するおそれが図1の場合よりさらに大きくなる。
このように、比較例では、建物10と錘200との水平方向の相対変位が大きくなると積層ゴム300や積層ゴム300´が座屈するおそれがあり錘200が落下するおそれがある。よって安全性に問題がある。
そこで、以下に説明する本実施形態では、積層ゴムの座屈を防止することにより、安全性の向上を図っている。
===実施形態===
<<<TMD制振構造の構成についいて>>>
図3は、本実施形態のTMD制振構造の説明図である。また、図4は、図3のTMD制振構造を上からみた上面図である。
本実施形態のTMD制振構造は、建物10、錘20、連結板28、積層ゴム30、ダンパー40を備えている。
建物10は、比較例(図1、図2)と同じ制振対象の構造物である。ただし、本実施形態では、建物10の上面には滑り板12が設けられている。滑り板12は、表面の摩擦係数が小さい(例えばステンレス製の)板状の部材であり、図4に示すように、錘20の支承安定材26(具体的には、正方形状の錘20における角部)と対向する位置に設けられている。なお、本実施形態の滑り板12は図4に示すように正方形状であるがこれには限られず、他の形状でもよい。例えば円形であってもよい。
錘20は、錘200と同様の大型(例えば500トン)の質量体であり、建物10の頂部の上方に設けられている。ただし、本実施形態の錘20は、水平部22(第1部位に相当)と脚部24(第2部位に相当)とを有している。水平部22は、建物10との間に後述する積層ゴム30が介在されて、建物10との間隔が、図に示すように距離H1となっている部位である。脚部24は、水平部22の外周に沿って設けられており、水平部22の下面よりも鉛直方向の下側に突出した形状となっている。また、脚部24の下面には支承安定材26(支承部材に相当)が設けられている。本実施形態では支承安定材26として、摩擦係数の小さい(低摩擦係数の)テフロン滑り材が用いられている。このように脚部24を設けているので、建物10と質量体20の脚部24との間隔(図の距離H2)は距離H1よりも非常に小さくなっている。なお、図4に示すように、本実施形態の錘20(水平部22、脚部24)の平面形状は正方形である。
積層ゴム30は、積層ゴム300と同様の構成の円柱型の部材である。積層ゴム30は、錘20の水平部22と建物10との間に設けられて、錘20を支持するとともに、錘20と建物10とが水平方向に相対変位した場合に、建物10と錘20の相対的な位置関係を復元させる(復元機構)。本実施形態では積層ゴム30は鉛直方向に2段に設けられており、その間には連結板28が設けられている。ここで、以下の説明において、2段の積層ゴム30のうち下側(建物10と連結板28の間)のことを下段といい、上側(連結板28と錘20との間)のことを上段という。
連結板28(連結用質量体に相当)は、上段と下段の積層ゴム30の間に設けられている。本実施形態の連結板28は、正方形状の鋼製の板状部材である。図3及び図4に示すように、建物10上、及び、連結板28上の同一水平面には4つの積層ゴム30が配置されている。このように、同一水平面上に積層ゴム30を複数(ここでは4個)配置することで、変形時の安定性をより確保することができる。さらに、本実施形態では積層ゴム30を鉛直方向に2段に積み上げている(積層している)。こうすることで、大変形にも追随可能となり、また、より長期化することができる。また、連結板28はTMD制振構造の錘としても作用する。なお、連結板28の質量は小さい方がよく、錘20の質量の25%以下とすることが望ましい。これにより、2段構成の制振構造の制振性能を向上させることができる。
ダンパー40は、ダンパー400と同様の構成のダンパー(オイルダンパー)であり建物10と錘20の間に設けられている。なお、本実施形態では、積層ゴム30と同様にダンパー40も2段(建物10と連結板28の間、連結板28と錘20の間)に設けられている。図4に示すように、ダンパー40は、連結板28の各辺に沿うように(隣接する積層ゴム30の間)に配置されている。つまり、上段及び下段にはダンパー40がそれぞれ4個設けられている。このダンパー40を設けていることによって振動をより速く抑制するようにできる。
<<<TMD制振構造の動作について>>>
次に、本実施形態のTMD制振構造の動作について説明する。
図5A〜図5Cは、本実施形態のTMD制振構造の動作についての説明図である。
図5Aは、建物10と錘20との間に水平方向の相対変位が無い状態を示している。すなわち図3と同じ状態である。このとき、錘20の水平部22と建物10との間隔はH1であり、脚部24(より具体的には支承安定材26)と建物10(より具体的には滑り板12)との間隔は距離H2(<距離H1)である。
図5Bは、地震などにより、錘20が建物10に対して水平方向の右側に相対変位した状態を示している。相対変位によって、積層ゴム30は、上段、下段ともにせん断変形している。そして、積層ゴム30がせん断変形することにより、錘20が鉛直方向下側に移動し、支承安定材26と建物10との間隔が図5A(距離H2)よりも小さくなっている。なお、このとき連結板28は、錘20の変位量の約半分水平方向の右側に変位する。つまり、上段と下段において積層ゴム30のせん断変形の変形量はほぼ同じである。
図5Cでは、図5Bからさらに錘20が建物10に対して水平方向の右側に相対変位している。ここでは、さらに積層ゴム30のせん断変形が大きくなり、錘20が鉛直方向下側に移動し、錘20の支承安定材26と建物10の滑り板12とが当接している。すなわち、錘20は、図5Aの状態から鉛直方向の下側に距離H2移動したことになる。このとき(錘20が建物10に当接するとき)の積層ゴム30の水平方向への変形量(せん断変形量)は、積層ゴム30の径(直径)以下に設定することが望ましい。これにより積層ゴム30の座屈を確実に防止できる。この例の場合、錘20が建物10に対して、積層ゴム30の直径の2倍(上段と下段の変形量を合わせた値)水平方向に相対変位すると、錘20の支承安定材26と建物10が当接することになる。このようにすることで、積層ゴム30の座屈を防止でき、安全性の向上を図ることができる。
===その他の実施の形態===
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<TMD構造について>
前述の実施形態では、積層ゴム30を鉛直方向に2段に積層した2段構成であったがこれには限られない。例えば1段でもよいし、3段以上でもよい。なお、3段以上の場合は、一番上の錘に脚部24を設けて、当該錘と建物10が水平方向に相対変位した場合に、当該錘と建物10とが当接するようにすればよい。
<錘20について>
前述の実施形態では錘20の形状(平面形状)は正方形であったがこれには限られない。例えば平面形状が長方形、多角形、円形などであってもよい。また、前述の実施形態では、脚部24を、水平部22の周囲(外周)に設けていたが、これには限られず、例えば、水平部22の角部(コーナー部)に脚部24を設けてもよい。
また前述の実施形態では、錘20の脚部24の下端に支承安定材26(滑り材)が設けられていた。そして、建物10と錘20が当接する際に、支承安定材26と、建物10の滑り板12とによって滑り支承の支承構造が構成されていたがこれには限られない。例えば、支承安定材26としてローラーを設けて転がり支承の支承構造としてもよい。
<連結板28について>
前述の実施形態では連結板28の形状は正方形であったが、これには限られず、例えば、長方形、多角形、円形などであってもよい。また、前述の実施形態では連結板28は、鋼製であったが、これには限られず、例えば、鉄筋コンクリートなどであってもよい。また、前述の実施形態では連結板28は板状部材であったが、これには限られず、例えば骨組であってもよい。
<積層ゴム30について>
前述の実施形態では、積層ゴム30を同一平面に4個配置し、さらに鉛直方向に2段に配置していたがこれは限られない。例えば、積層ゴム30を同一平面に3個以下、又は、5個以上配置してもよい。また、鉛直方向に1段(この場合、連結板28は不要)、又は、3段以上に配置してもよい。
<ダンパー40について>
前述の実施形態では、ダンパー40はオイルを用いて振動を減衰させるものであったが、これには限られず、他のダンパー(例えば、粘弾性ダンパー、摩擦ダンパーなど)であってもよい。
また、積層ゴム30と同様に、ダンパー40の配置や数は前述の実施形態には限られない。
10 建物
12 滑り板
20 錘
22 水平部
24 脚部
26 支承安定材
30 積層ゴム
40 ダンパー
200 錘
300 積層ゴム
300´ 積層ゴム

Claims (8)

  1. 制振対象の構造物と、
    前記構造物の上方に設けられた質量体と、
    前記質量体を支持するとともに、前記構造物と前記質量体との相対的な位置関係を復元させる積層ゴムと、
    を備え、前記構造物の振動を制振する制振構造であって、
    前記質量体は、
    前記構造物との間に前記積層ゴムが介在された第1部位であって、前記構造物との間隔が第1距離の第1部位と、
    前記構造物との間隔が前記第1距離よりも小さい第2距離の第2部位と、
    を有し、
    前記質量体と前記構造物が水平方向に相対変位した際に、前記積層ゴムが前記水平方向にせん断変形することにより、前記質量体が前記構造物に対して鉛直方向の下側に前記第2距離移動すると、前記質量体の前記第2部位が前記構造物に当接するようにした
    ことを特徴とする制振構造。
  2. 請求項1に記載の制振構造であって、
    前記第2部位は前記第1部位の周囲において、前記第1部位の下面よりも下方に延出するように設けられている
    ことを特徴とする制振構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の制振構造であって、
    前記構造物と前記第1部位との間の振動を減衰させる減衰装置をさらに備える、
    ことを特徴とする制振構造。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の制振構造であって、
    前記第1部位と前記構造物との間に付加質量体を備え、
    前記積層ゴムは、前記構造物と前記付加質量体との間と、前記付加質量体と前記質量体との間にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする制振構造。
  5. 請求項4に記載の制振構造であって、
    前記付加質量体の質量は、前記質量体の質量の25%以下である
    ことを特徴とする制振構造。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の制振構造であって、
    前記積層ゴムは、前記構造物と前記第1部位との間の同一平面に複数設けられている
    ことを特徴とする制振構造。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の制振構造であって、
    前記質量体の前記第2部位が前記構造物に当接するときの前記積層ゴムの前記水平方向への変形量は、当該積層ゴムの径以下である
    ことを特徴とする制振構造。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の制振構造であって、
    前記第2部位は、前記構造物と当接することで、滑り支承、あるいは、転がり支承にて前記構造物に支承されるための支承部材を下端に備えている、
    ことを特徴とする制振構造。
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