JPH044335A - 振子式制振装置 - Google Patents
振子式制振装置Info
- Publication number
- JPH044335A JPH044335A JP10538090A JP10538090A JPH044335A JP H044335 A JPH044335 A JP H044335A JP 10538090 A JP10538090 A JP 10538090A JP 10538090 A JP10538090 A JP 10538090A JP H044335 A JPH044335 A JP H044335A
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- Japan
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- outer frame
- mass
- rod
- vibrating body
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- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 8
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建築物、構造物等の外力による振動の抑制に
通用される振子式制振装置に関する。
通用される振子式制振装置に関する。
従来の振子式制振装置は、第４図に示すように、外枠０
１から複数のロープ又はワイヤ０６で、マス振動体０３
を吊り下げ、同マス振動体０３の両側面と外枠０１との
間に水平に減衰要素としての緩衝器０４が取付けられて
いる。
１から複数のロープ又はワイヤ０６で、マス振動体０３
を吊り下げ、同マス振動体０３の両側面と外枠０１との
間に水平に減衰要素としての緩衝器０４が取付けられて
いる。
前記の従来の振子式制振装置では、振幅の大きいマス振
動体側面に減衰要素が取付けられているために、その占
有スペースとしては、マス振動体の寸法、その振幅、減
衰要素の自長及びそのストロークを考慮しなくてはなら
ず、広い設置スペースを要し、またこれに加えて、減衰
要素のストロークが大きいものが必要となる。
動体側面に減衰要素が取付けられているために、その占
有スペースとしては、マス振動体の寸法、その振幅、減
衰要素の自長及びそのストロークを考慮しなくてはなら
ず、広い設置スペースを要し、またこれに加えて、減衰
要素のストロークが大きいものが必要となる。
また、前記従来の振子式制振装置はワイヤーの吊り長さ
に、よって振動数が決まるので、直交２方向等において
、固有振動数が大きく異なる場合への適用が困難であっ
た。
に、よって振動数が決まるので、直交２方向等において
、固有振動数が大きく異なる場合への適用が困難であっ
た。
この問題を解決するために、倒立振子式制振装置がある
が、この場合は、マス振動体の運動軌跡は円弧状になり
、アクティブ式制振装置へ応用する等、マス振動体を水
平面内で運動制御する際に困難を生ずる。
が、この場合は、マス振動体の運動軌跡は円弧状になり
、アクティブ式制振装置へ応用する等、マス振動体を水
平面内で運動制御する際に困難を生ずる。
本発明は、以上の従来の制振装置の問題点を解決しよう
とするものである。
とするものである。
本発明の振子式制振装置は、外枠に吊り下げられたマス
振動体、前記マス振動体の重量がか＼らない状態で、か
つ、前記マス振動体の動きを拘束することなく前記マス
振動体と外枠上部とを接続するロッド、及び前記外枠と
ロッドの間にはヌ水平に配置されたばねと減衰要素から
成る。
振動体、前記マス振動体の重量がか＼らない状態で、か
つ、前記マス振動体の動きを拘束することなく前記マス
振動体と外枠上部とを接続するロッド、及び前記外枠と
ロッドの間にはヌ水平に配置されたばねと減衰要素から
成る。
〔作用］
本発明においては外枠に吊り下げられたマス振動体と外
枠上壁は、マス振動体の重量がか＼らず、かつその動き
を拘束しないようにロッドによって互いに接続されてい
るために、マス振動体及びロッドと外枠の間を接続する
減衰要素とばねによって制振作用が奏せられる。
枠上壁は、マス振動体の重量がか＼らず、かつその動き
を拘束しないようにロッドによって互いに接続されてい
るために、マス振動体及びロッドと外枠の間を接続する
減衰要素とばねによって制振作用が奏せられる。
しかも、前記ロッド及び外枠との間にばねと減衰要素が
配置されているために、前記の従来の振子式制振装置の
ようにマス振動体側面と外枠との間に減衰要素を配置し
た場合に比して、水平面内における占有スペースが減少
する。
配置されているために、前記の従来の振子式制振装置の
ようにマス振動体側面と外枠との間に減衰要素を配置し
た場合に比して、水平面内における占有スペースが減少
する。
また、本発明では、マス減衰体と外枠上部とを接続する
ロッドに減衰要素等を取付けているために、前記の従来
のマス振動体の側面に減衰要素を取付は減衰要素がマス
振動体と共に外枠に対して運動する振子式制振装置に比
して、減衰要素等のストロークが小さくなり、これらの
設計、製作が容易である。
ロッドに減衰要素等を取付けているために、前記の従来
のマス振動体の側面に減衰要素を取付は減衰要素がマス
振動体と共に外枠に対して運動する振子式制振装置に比
して、減衰要素等のストロークが小さくなり、これらの
設計、製作が容易である。
更に、減衰要素と共にばねを用いているために、ばねの
剛性を変えることによって、固有振動数が異る対象への
適用が可能である。
剛性を変えることによって、固有振動数が異る対象への
適用が可能である。
また更に、マス振動体には、倒立振子式の場合のように
回転運動が表れず、その振動を直線に近い形にすること
ができ、アクティブ制振等の水平面内でのマス振動体の
運動制御への適用が容易である。
回転運動が表れず、その振動を直線に近い形にすること
ができ、アクティブ制振等の水平面内でのマス振動体の
運動制御への適用が容易である。
本発明の一実施例を、第１図ないし第３図によって説明
する。
する。
１は矩形の脚部１ｂをもつ外枠で、その上壁１ａから４
本のワイヤ６によって、矩形水平断面をもつマス（振動
体）３が吊り下げられている。マス３の上面の中央部と
外枠の上枠１ａとはロッド２で接続されている。同ロッ
ド２の上端と下端は、全方位回転可能でマス３の動きを
拘束せず、かつマス３の荷重を伝えないジヨイント７ａ
、 ７ｂによって、それぞれ外枠の上枠１ａとマス３の
上面に接続される。前記ロッド２と外枠の脚部１ｂとの
間には、直交２方向に計４組の減衰要素としての緩衝器
４、及びばね５が水平に配置されており、各緩衝器４と
ハネ５の両端は、それぞれジヨイント８ａ ８ｂによ
って、ロッド２と外枠の脚部１ｂに接続されている。ま
た、前記ばね５のうち直交２方向に配置されたばね５ａ
、 ５ｂは、適宜互いに独立に調整され、それぞれの方
向の固有振動数に合わされている。
本のワイヤ６によって、矩形水平断面をもつマス（振動
体）３が吊り下げられている。マス３の上面の中央部と
外枠の上枠１ａとはロッド２で接続されている。同ロッ
ド２の上端と下端は、全方位回転可能でマス３の動きを
拘束せず、かつマス３の荷重を伝えないジヨイント７ａ
、 ７ｂによって、それぞれ外枠の上枠１ａとマス３の
上面に接続される。前記ロッド２と外枠の脚部１ｂとの
間には、直交２方向に計４組の減衰要素としての緩衝器
４、及びばね５が水平に配置されており、各緩衝器４と
ハネ５の両端は、それぞれジヨイント８ａ ８ｂによ
って、ロッド２と外枠の脚部１ｂに接続されている。ま
た、前記ばね５のうち直交２方向に配置されたばね５ａ
、 ５ｂは、適宜互いに独立に調整され、それぞれの方
向の固有振動数に合わされている。
以上のように構成された本実施例では、従来の振子式制
振装置がマスの側面に緩衝器が取付けられているのに対
して、マス３の中央部に接続されたロッド２に緩衝器４
とばね５が取付けられているために、その水平面内の占
有スペースを減少させることができる。比較のために、
本実施例の外枠の長さＬと従来の振子式制振装置の外振
の長さ■７′を、第３図及び第４圓に示す。
振装置がマスの側面に緩衝器が取付けられているのに対
して、マス３の中央部に接続されたロッド２に緩衝器４
とばね５が取付けられているために、その水平面内の占
有スペースを減少させることができる。比較のために、
本実施例の外枠の長さＬと従来の振子式制振装置の外振
の長さ■７′を、第３図及び第４圓に示す。
また、本実施例では、ロッド２は、マス３の動きを拘束
せず、かつ、マス３の荷重がか＼らない状態でマス３と
外枠上枠１ａとを接続しているために、緩衝器４及びば
ね５による制振効果が効果的に行なわれる。また、第５
図に示すように、マス３の振幅Ａに比して、緩衝器４及
びばね５の振幅Ａ′は小さいために、これらに要求され
るストロークは小さくなり、その設計が容易である。
せず、かつ、マス３の荷重がか＼らない状態でマス３と
外枠上枠１ａとを接続しているために、緩衝器４及びば
ね５による制振効果が効果的に行なわれる。また、第５
図に示すように、マス３の振幅Ａに比して、緩衝器４及
びばね５の振幅Ａ′は小さいために、これらに要求され
るストロークは小さくなり、その設計が容易である。
更に、本実施例では、ばね５の剛性を変え、又は直交２
方向に配したばね５ａ、 ５ｂの剛性を互に独立に変え
ることによって、固有振動の異る対象、又は固有振動数
に方向性のある対象に適用することが可能である。
方向に配したばね５ａ、 ５ｂの剛性を互に独立に変え
ることによって、固有振動の異る対象、又は固有振動数
に方向性のある対象に適用することが可能である。
しかも、本実施例におけるマス３は、倒立振子のように
回転運動が表れず、マス３の運動を直線に近い形にする
ことができ、アクティブ制振装置等の水平面内でのマス
３の運動制御への応用が容易である。
回転運動が表れず、マス３の運動を直線に近い形にする
ことができ、アクティブ制振装置等の水平面内でのマス
３の運動制御への応用が容易である。
なお、前記実施例は、緩衝器とばねとを直交２方向に４
組配置しているが、本発明においては、これらを１方向
にのみ対向させて２組配置する等その配置を適宜選定す
ることができる。
組配置しているが、本発明においては、これらを１方向
にのみ対向させて２組配置する等その配置を適宜選定す
ることができる。
本発明は、外枠から吊り下げられたマス振動体を、その
重量がか−らず、かつ、その動きを拘束しない状態で外
枠上部ヘロッドで接続し、同ロッドと外枠とに接続され
は父水平に配置されたばねと減衰要素を設けたことによ
って、 （１）その占有スペースを減少させることができる。
重量がか−らず、かつ、その動きを拘束しない状態で外
枠上部ヘロッドで接続し、同ロッドと外枠とに接続され
は父水平に配置されたばねと減衰要素を設けたことによ
って、 （１）その占有スペースを減少させることができる。
（２）減衰要素とばねのストロークが減少し、その設計
、製作を容易にすることができる。
、製作を容易にすることができる。
（３）ばねの剛性を変えて異る固有振動数をもつ対象に
対応することができる。
対応することができる。
（４）マス振動体には回転が生ずることがなく、マス振
動体を水平面内で容易に運動制御することができる。
動体を水平面内で容易に運動制御することができる。
等の効果を奏することができる。
第１図は本発明の一実施例に係る振子式制振装置の構成
図、第２図はその平面図、第３図は同実施例の占有スペ
ース上の効果の説明図、第４図は従来の振子式制振装置
の説明図、第５図は前記実施例におけるマスと緩衝器等
の振幅とストロークの説明図である。 貯 １・・・外枠、 Ｉａ・・・外枠の上壁
１ｂ・・・外枠の脚部、 ２・・・ロッド。 ３・・・マス、 ４・・・緩衝器。 ５・・・ばね、 ６・・・ワイヤ。 ７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ −ジヨイント。
図、第２図はその平面図、第３図は同実施例の占有スペ
ース上の効果の説明図、第４図は従来の振子式制振装置
の説明図、第５図は前記実施例におけるマスと緩衝器等
の振幅とストロークの説明図である。 貯 １・・・外枠、 Ｉａ・・・外枠の上壁
１ｂ・・・外枠の脚部、 ２・・・ロッド。 ３・・・マス、 ４・・・緩衝器。 ５・・・ばね、 ６・・・ワイヤ。 ７ａ、７ｂ、８ａ、８ｂ −ジヨイント。
Claims (1)
- 外枠に吊り下げられたマス振動体、前記マス振動体の重
量がかゝらない状態で、かつ、マス振動体の動きを拘束
することなく前記マス振動体と外枠上部とを接続するロ
ッド、及び前記外枠とロッドとに接続されほゞ水平に配
置されたばねと減衰要素から成ることを特徴とする振子
式制振装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10538090A JPH044335A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 振子式制振装置 |
| NZ235423A NZ235423A (en) | 1989-10-18 | 1990-09-24 | Dynamic damper which absorbs building vibration in any horizontal direction |
| CA002188959A CA2188959C (en) | 1989-10-18 | 1990-09-27 | Dynamic damper and method for detecting malfunction of a dynamic damper |
| CA002026351A CA2026351C (en) | 1989-10-18 | 1990-09-27 | Dynamic damper and method for detecting malfunction of a dynamic damper |
| AU63713/90A AU629405B2 (en) | 1989-10-18 | 1990-09-28 | Dynamic damper and method for detecting malfunction of a dynamic damper |
| US07/591,554 US5168967A (en) | 1989-10-18 | 1990-10-01 | Dynamic damper and method for detecting malfunction of dynamic damper |
| DE69018774T DE69018774T2 (de) | 1989-10-18 | 1990-10-04 | Dynamischer Dämpfer und Verfahren für die Bestimmung der Funktionsstörung eines dynamischen Dämpfers. |
| EP90250252A EP0428239B1 (en) | 1989-10-18 | 1990-10-04 | Dynamic damper and method for detecting malfunction of a dynamic damper |
| HK12897A HK12897A (en) | 1989-10-18 | 1997-02-05 | Dynamic damper and method for detecting malfuntion of a dynamic damper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10538090A JPH044335A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 振子式制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH044335A true JPH044335A (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=14406076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10538090A Pending JPH044335A (ja) | 1989-10-18 | 1990-04-23 | 振子式制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044335A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011236987A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Kajima Corp | 振動抑制装置 |
| JP2018004055A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社大林組 | 制振システム |
| WO2018099896A1 (de) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | Burkhard Dahl | Kompaktes räumliches ellipsoid-massenpendel |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997342A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-05 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 振り子式動吸振器 |
| JPH0254942B2 (ja) * | 1984-05-25 | 1990-11-26 | Fuji Xerox Co Ltd |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10538090A patent/JPH044335A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997342A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-05 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 振り子式動吸振器 |
| JPH0254942B2 (ja) * | 1984-05-25 | 1990-11-26 | Fuji Xerox Co Ltd |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011236987A (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-24 | Kajima Corp | 振動抑制装置 |
| JP2018004055A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | 株式会社大林組 | 制振システム |
| WO2018099896A1 (de) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | Burkhard Dahl | Kompaktes räumliches ellipsoid-massenpendel |
| US11255395B2 (en) | 2016-11-29 | 2022-02-22 | Burkhard Dahl | Compact spatial ellipsoidal mass pendulum |
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