JP2011236987A - 振動抑制装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で効率よく吊物の水平方向の振動を抑制することのできる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】減衰力発生装置6が、吊物2を支持する天井Fと、吊材3とを連結している。吊物2が振動した場合は、吊材3及び吊物2と、天井Fとの間で振れ角の変化が生じる。従って、吊物2が振動した場合、減衰力発生装置6の回動部12にも、回動動作による変位が生じる。減衰力発生装置6は、このような変位に伴って減衰力RF1,RF2を発生させることによって、吊物2の振動に対する減衰力VRF1,VRF2を発生させることができる。吊物2の振動が直接的に作用することによって発生する減衰力VRF1,VRF2により、吊物2の振動は効率的に抑制される。また、振動抑制装置1は、天井Fと吊材3とを減衰力発生装置6で連結するだけの簡単な構成にて実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺状の吊材で吊り下げられた吊物の水平方向の振動を抑制する吊物の振動抑制装置に関する。
従来のこのような分野の技術として、特開2001−12541号公報がある。この公報に記載された振動抑制装置は、吊り具(吊材)に吊り下げられた吊物の上端側に箱体を設け、この箱体の内部空間に、往復移動する錘を入れることによって構成されている。このような振動抑制装置においては、吊物の水平方向の振動に伴って箱体内の錘が往復移動して壁面と衝突することによって、吊物の振動を減衰させている。
特開2001−12541号公報
ここで、上記振動抑制装置にあっては、吊物に別途装置を設けなくてはならないため、外観上の問題やコスト面の問題から一部の吊物には適用できない場合あった。また、近年の構造物の大型化及び高層化に伴って構造物自体の振動の影響も大きくなるため、吊物及び吊材で構成される振動系と構造物との間で共振が発生する場合は、振動の成長を速やかに抑制することが求められていた。特に、大型施設の室内で高い位置から大きな吊物を吊り下げた場合は、大きな振動によって下の人に心理的な恐怖感を与えてしまう可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で効率よく吊物の水平方向の振動を抑制することのできる振動抑制装置を提供することを目的とする。
本発明に係る振動抑制装置は、長尺状の吊材で吊り下げられた吊物の水平方向の振動を抑制する吊物の振動抑制装置において、吊物を支持する構造物と、吊材または吊物とに連結され、振動に対して減衰力を発生させる減衰力発生手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る振動抑制装置によれば、減衰力発生手段が、吊物を支持する構造物と、吊材または吊物とに連結されている。吊物が振動した場合は、吊材及び吊物と、構造物との間で振れ角の変化が生じる。従って、吊物が振動した場合、減衰力発生手段にも、(例えば回動動作などによる)変位が生じる。減衰力発生手段は、このような変位に伴って減衰力を発生させることによって、吊物の振動に対する減衰力を発生させることができる。このような、吊物の振動が直接的に作用することによって発生する減衰力により、吊物の振動は効率的に抑制される。また、地震などにおいては構造物と振動系との共振による振動の成長を速やかに抑制することができる。更に、本発明に係る振動抑制装置は、減衰力発生手段を構造物と吊材または吊物とに連結するだけの簡単な構成にて実現することができる。以上によって、簡単な構成で効率よく吊物の水平方向の振動を抑制することができる。
また、本発明に係る振動抑制装置において、減衰力発生手段は、減衰力を発生しながら回動動作を行う回動部と、回動部と共に回動するアームと、を備え、アームは、ロッドを介して吊材または吊物と接続されていることが好ましい。吊物及び吊材が振動した場合、ロッドを介して当該吊物または吊材に連結されているアームは、振動にあわせてロッドに引かれ、あるいは押される。ここで、アームは、回動部と共に回動するものであるため、アームの動作にあわせて回動部が回動動作を行う。このとき回動部は減衰力を発生しながら回動動作を行うため、当該減衰力は、アーム及びロッドを介して吊材または吊物に作用する。これによって、吊物の水平方向の振動が抑制される。
また、本発明に係る振動抑制装置において、アームとロッドとは、回動機構を介して接続されていることが好ましい。これによって、吊物及び吊材の振動にあわせて、アームとロッドとの間の角度は適切な角度に変化することができる。これによって、吊物及び吊材の振動は、ロッドに干渉されることなく、回動部の回動動作を生じさせることができる。
また、本発明に係る振動抑制装置において、減衰力発生手段は、減衰力を発生しながら回動動作を行う回動部と、回動部と共に回動するアームと、を備え、アームは、紐体を介して吊材または吊物と接続され、減衰力発生手段は、紐体に張力を発生させる方向へ回動部及びアームに弾性力を付与する弾性部材を有していることが好ましい。吊物及び吊材が振動した場合、紐体を介して当該吊物及び吊材と接続されているアームは、振動にあわせて紐体に引っ張られる。ここで、アームは、回動部と共に回動するものであるため、アームの動作にあわせて回動部が回動動作を行う。このとき回動部は減衰力を発生しながら回動動作を行うため、当該減衰力は、アーム及び紐体を介して吊材または吊物に作用する。これによって、吊物の水平方向の振動が抑制される。また、弾性部材は、紐体に張力を発生させる方向へ回動部及びアームに弾性力を付与している。すなわち、吊物及び吊材がアームへ近づく方向へ振れる場合、紐材はロッドとは違いアームを押すことはできないが、アーム及び回動部は弾性部材からの弾性力により、元の位置に戻るように回動することができる。
また、本発明に係る振動抑制装置において、減衰力発生手段と吊材とは、当該吊材に取り付けられた連結部材を介して連結されており、連結部材は、吊材が延びる方向に対してスライド可能であることが好ましい。連結部材がスライド可能であるため、吊物を巻き上げるとき(あるいは巻き下げるとき)に連結部材は、吊材に沿って相対的にスライドすることができる。すなわち、連結部材が巻き上げられることなく、吊物のみが巻き上げられる。以上によって、振動抑制装置は、吊物の水平方向の振動に対しては減衰力を作用させつつも、吊材の長さ調節を行うことができる。
本発明によれば、簡単な構成で効率よく吊物の水平方向の振動を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る振動抑制装置の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る振動抑制装置を用いた場合における振動抑制効果を示すグラフである。 本発明の第一実施形態に係る振動抑制装置を用いた場合における振動抑制効果を示すグラフである。 本発明の第二実施形態に係る振動抑制装置の構成を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る振動抑制装置の構成を示す図である。 本発明の第二実施形態及び第三実施形態に係る振動抑制装置におけるロープの張り方の例を示す図である。 本発明の第二実施形態及び第三実施形態に係る振動抑制装置における減衰力発生装置の位置及びロープの張り方の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る振動抑制装置について詳細に説明する。
[第一実施形態]
本実施形態に係る振動抑制装置は、例えば、高層ビルや大型の施設などの構造物内で、シャンデリア等の照明器具や、機材や、吊り天井などの吊物を天井から吊り下げた場合に、地震や風などの影響による構造物の揺れに伴って吊物が振動するとき、あるいはその他の原因によって吊物が振動するとき、吊物の水平方向の振動を抑制するものである。図1に示すように、振動抑制装置1は、天井F(構造物の一部)から吊物2をワイヤなどの吊材3で吊り下げることによって構成される振動系4と、当該振動系4の振動に対して減衰力を発生する減衰力発生装置6と、減衰力発生装置6と振動系4とを接続するロッド7及び連結部材8と、を備えている。
減衰力発生装置6は、ベース部11と、回動部12と、アーム13と、蝶番14とを備えている。減衰力発生装置6は、構造物の一部である天井Fと吊材3とに連結されている。減衰力発生装置6のベース部11は、減衰力発生装置6の本体部分であり、天井Fに取り付けられる部分である。ベース部11の内部には減衰力を発生させるための機構が設けられている。回動部12は、減衰力を発生しながら回動動作を行う部分である。具体的に、回動部12は図1(a)に示す回動方向D1及び回動方向D2に向かって回動することができる。更に、回動部12は、回動方向D1へ回動する場合は、当該回動方向D1への動作を減衰させる方向へ減衰力RF1を発生させる。更に、回動部12は、回動方向D2へ回動する場合は、当該回動方向D2への動作を減衰させる方向へ減衰力RF2を発生させる。なお、減衰力発生装置6は、減衰力RF1及び減衰力RF2の両方を発生することのできる回動部12を有していてもよく、あるいは減衰力RF1及び減衰力RF2のいずれか一方を発生することのできる回動部12を有していてもよい。
減衰力発生装置6のアーム13は、回動部12と共に回動することのできる棒状部材である。アーム13は、一端が回動部12に固定されており、当該回動部12の回動中心軸線回りに回動することができる。蝶番14は、ベース部11と天井Fとの接続部分に配置されている。減衰力発生装置6は、当該蝶番14によって、回動部12の回動中心軸線が延びる方向(図1における紙面前後方向)に対しても回転フリーとなる。
ロッド7は、アーム13の先端から吊材3へ向かって延びる棒状部材である。また、連結部材8は、吊材3に取り付けられ、アーム13を介して減衰力発生装置6と振動系4とを連結する部材である。アーム13の先端とロッド7の一端とは、回動機構16を介して接続されている。また、ロッド7の他端と連結部材8とは、回動機構17を介して接続されている。回動機構16及び回動機構17の回動中心軸線は、減衰力発生装置6の回動部12の回動中心軸線と平行である。従って、ロッド7は、振動系4が振動するときに、吊材3の動きを拘束することなく、当該振動にあわせて回動することができる。
次に、本実施形態に係る振動抑制装置1の動作、及び作用・効果について説明する。
図1(b)及び図1(c)に示すように、振動系4に振動が発生すると、減衰力発生装置6は、当該振動に合わせて回動動作を行うと共に、振動に対して減衰力を発生する。図1(b)に示すように、振動系4が振動方向VD1へ振動すると、吊材3に取り付けられた連結部材8も振動方向VD1へ振動する。ロッド7は、回動機構16,17で回動しながらアーム13の先端を振動方向VD1側へ引っ張る。これによって、減衰力発生装置6のアーム13及び回動部12は、回動方向D1へ向かって回動する。このとき、減衰力発生装置6は、当該回動動作を減衰させるような減衰力RF1を発生させる。これによって、減衰力発生装置6は、ロッド7及び連結部材8を介して、振動系4の振動に対して減衰力VRF1を発生させることができる。一方、図1(c)に示すように、振動系4が振動方向VD2へ振動すると、吊材3に取り付けられた連結部材8も振動方向VD2へ振動する。ロッド7は、回動機構16,17で回動しながらアーム13の先端を振動方向VD2側へ押す。これによって、減衰力発生装置6のアーム13及び回動部12は、回動方向D2へ向かって回動する。このとき、減衰力発生装置6は、当該回動動作を減衰させるような減衰力RF2を発生させる。これによって、減衰力発生装置6は、ロッド7及び連結部材8を介して、振動系4の振動に対して減衰力VRF2を発生させることができる。
図2に、本実施形態の振動抑制装置1を用いた場合における振動抑制効果を示す。図2に示すグラフは、吊物2として重錘を用いた場合において、地震が発生して構造物が揺れたときにおける吊物2の振幅を示すグラフである。なお、強風によって構造物が揺れたときも同趣旨の結果が得られる。図2(a)は減衰力発生装置6を設けず、振動系4のみの場合における吊物2の振幅を示すグラフである。図2(b)は減衰力発生装置6を設けた振動抑制装置1における吊物2の振幅を示すグラフである。図2(b)には、図2(a)のグラフの外形、すなわち振幅の各ピークを繋ぐことによって描かれる形状が点線で示されている。図2(a)に示すように、減衰力発生装置6が設けられていない場合、構造物の揺れに合わせて吊物2の振幅も大きく成長している。一方、図2(b)に示すように、減衰力発生装置6が設けられている場合、構造物が大きく揺れるタイミングであっても、吊物2の振幅の増加は大幅に抑制されている。
また、図3に、本実施形態の振動抑制装置1を用いた場合における振動抑制効果を示す。図3に示すグラフは、吊物2として重錘を用いた場合において、地震が発生して構造物が揺れ、当該地震の揺れが収まった後における吊物2の振幅を示すグラフである。なお、強風によって構造物が揺れたときも同趣旨の結果が得られる。図3に示すように、減衰力発生装置6が設けられていない場合、地震による揺れが収まった後も、吊物2の振幅は速やかに収束せず、長時間の振動が確認される。一方、図3に示すように、減衰力発生装置6が設けられている場合、地震の揺れが収まった後は、吊物2の振幅が速やかに収束していることが確認される。
以上のように、本実施形態に係る振動抑制装置1によれば、減衰力発生装置6が、吊物2を支持する天井Fと、吊材3とを連結している。吊物2が振動した場合は、吊材3及び吊物2と、天井Fとの間で振れ角の変化が生じる。従って、吊物2が振動した場合、減衰力発生装置6の回動部12にも、回動動作による変位が生じる。減衰力発生装置6は、このような変位に伴って減衰力RF1,RF2を発生させることによって、吊物2の振動に対する減衰力VRF1,VRF2を発生させることができる。
例えば、吊物の内部に球体を配置し、吊物の振動に応じて当該吊物の内部で往復運動させて内壁に衝突させることで振動を抑制する場合(例えば、特開2001−12541号公報に示すような構成)、球体の衝突という吊物の振動による二次的な作用によって振動抑制が行われる。このように、吊物の振動が二次的に作用することによって減衰力を発生させる場合、振動が効率よく抑制されないと共に振動の成長を速やかに抑制できない可能性がある。しかしながら、本実施形態に係る振動抑制装置1では、振動系4の振動が直接的に減衰力発生装置6の回動部12の回動動作に連動しており、当該回動動作による減衰力RF1,RF2が、直ちに振動系4の振動に対する減衰力VRF1,VRF2として作用することができる。このような、吊物2の振動が直接的に作用することによって発生する減衰力VRF1,VRF2により、吊物2の振動は効率的に抑制される。また、地震などにおいては構造物と振動系4との共振による振動の成長を速やかに抑制することができる。更に、本実施形態に係る振動抑制装置1は、天井Fと吊材3とを減衰力発生装置6で連結するだけの簡単な構成にて実現することができる。以上によって、簡単な構成で効率よく吊物2の水平方向の振動を抑制することができる。
また、本実施形態に係る振動抑制装置1において、減衰力発生装置6は、減衰力を発生しながら回動動作を行う回動部12と、回動部12と共に回動するアーム13と、を備えている。また、アーム13は、ロッド7を介して吊材3と接続されている。吊物2及び吊材3が振動した場合、ロッド7を介して吊材3に連結されているアーム13は、振動にあわせてロッド7に引かれ、あるいは押される。ここで、アーム13は、回動部12と共に回動するものであるため、アーム13の動作にあわせて回動部12が回動動作を行う。このとき回動部12は減衰力RF1,RF2を発生しながら回動動作を行うため、当該減衰力RF1,RF2は、アーム13及びロッド7を介して減衰力VRF1,VRF2として吊材3に作用する。これによって、吊物2の水平方向の振動が抑制される。
また、本実施形態に係る振動抑制装置1において、アーム13とロッド7とは回動機構16を介して接続され、ロッド7と連結部材8とは回動機構17を介して接続されている。これによって、吊物2及び吊材3の振動にあわせて、アーム13とロッド7との間の角度、及びロッド7と連結部材8との間の角度は適切な角度に変化することができる。これによって、吊物2及び吊材3の振動は、ロッド7に干渉されることなく、回動部12の回動動作を生じさせることができる。
なお、本実施形態では、独立した振動系4に対して独立した減衰力発生装置6が取り付けられている。例えば、回動部12に吊材3の上端部が固定されているような構成の場合、減衰力発生装置を取り替える場合は、吊物2及び吊材3を取り外さなければならない。しかしながら、本実施形態では、減衰力発生装置6が振動系4から独立して取り付けられているため、減衰力発生装置6を取り替える場合は、吊物2及び吊材3は天井にとりつけられたままで、減衰力発生装置6のみを取り外せばよい。従って、メンテナンス性が向上する。また、吊材3とは別に取り付けられるため、吊り荷重の負担が不要となり、装置を小型化することができる。
[第二実施形態]
図4を参照して本発明の第二実施形態に係る振動抑制装置について説明する。第二実施形態に係る振動抑制装置100は、ロッドではなくロープ107にてアーム13と連結部材108とが接続されている点で、第一実施形態に係る振動抑制装置1と主に相違している。
図4に示すように、第二実施形態に係る振動抑制装置100は、一対の減衰力発生装置106A,106Bを備えている。具体的には、減衰力発生装置106Aに対して、吊材3を挟んで反対側に減衰力発生装置106Bが配置されている。減衰力発生装置106A,106Bのアーム13の先端は、ロープ(紐体)107によって連結部材108と接続されている。また、減衰力発生装置106A,106Bや連結部材108は、天井板PLよりも上方に配置されることで天井裏に隠される。このように、振動抑制のための機構を天井裏に隠すことによって意匠的な効果を得ることができる。
減衰力発生装置106Aの回動部12は、回動方向D1,D2に回動可能である。また、減衰力発生装置106Aの回動部12は、ロープ107によって引っ張られる方向、すなわち回動方向D1へ回動する場合は、当該回動方向D1への動作を減衰させる方向へ減衰力RF1を発生させる。一方、減衰力発生装置106Aの回動部12は、回動方向D2へ回動する場合には減衰力を発生させない構成となっている(ただし、発生させるものを用いてもよい)。減衰力発生装置106Aは、ロープ107に張力を発生させる方向、すなわち回動方向D2へ、回動部12及びアームに弾性力を付与する戻りバネ(弾性部材)を備えている。従って、回動部12及びアーム13は、ロープ107に引っ張られて回動方向D1へ回動した後、ロープ107を緩ませることなく回動方向D2へ回動し、自動的に元の位置に戻ることができる。減衰力発生装置106Aのダンパと戻りバネは、並列で設置される。
減衰力発生装置106Bの回動部12は、回動方向D1,D2に回動可能である。また、減衰力発生装置106Bの回動部12は、ロープ107によって引っ張られる方向、すなわち回動方向D2へ回動する場合は、当該回動方向D2への動作を減衰させる方向へ減衰力RF2を発生させる。一方、減衰力発生装置106Bの回動部12は、回動方向D1へ回動する場合には減衰力を発生させない構成となっている(ただし、発生させるものを用いてもよい)。減衰力発生装置106Bは、ロープ107に張力を発生させる方向、すなわち回動方向D1へ、回動部12及びアームに弾性力を付与する戻りバネ(弾性部材)を備えている。従って、回動部12及びアーム13は、ロープ107に引っ張られて回動方向D2へ回動した後、ロープ107を緩ませることなく回動方向D1へ回動し、自動的に元の位置に戻ることができる。減衰力発生装置106Aのダンパと戻りバネは、並列で設置される。
次に、本実施形態に係る振動抑制装置100の動作、及び作用・効果について説明する。
図4(b)及び図4(c)に示すように、振動系4に振動が発生すると、減衰力発生装置106A,106Bは、当該振動に合わせて回動動作を行うと共に、振動に対して減衰力を発生する。図4(b)に示すように、振動系4が振動方向VD1へ振動すると、吊材3に取り付けられた連結部材108も振動方向VD1へ振動する。減衰力発生装置106A側のロープ107は、減衰力発生装置106Aのアーム13の先端を振動方向VD1側へ引っ張る。これによって、減衰力発生装置106Aのアーム13及び回動部12は、回動方向D1へ向かって回動する。このとき、減衰力発生装置106Aは、当該回動動作を減衰させるような減衰力RF1を発生させる。これによって、減衰力発生装置106Aは、ロープ107及び連結部材108を介して、振動系4の振動に対して減衰力VRF1を発生させることができる。このとき、減衰力発生装置106Bの回動部12及びアーム13は、戻りバネの弾性力によって回動方向D1へ回動する。一方、図4(c)に示すように、振動系4が振動方向VD2へ振動すると、吊材3に取り付けられた連結部材108も振動方向VD2へ振動する。減衰力発生装置106B側のロープ107は、減衰力発生装置106Bのアーム13の先端を振動方向VD2側へ引っ張る。これによって、減衰力発生装置106Bのアーム13及び回動部12は、回動方向D2へ向かって回動する。このとき、減衰力発生装置106Bは、当該回動動作を減衰させるような減衰力RF2を発生させる。これによって、減衰力発生装置106Bは、ロープ107及び連結部材108を介して、振動系4の振動に対して減衰力VRF2を発生させることができる。このとき、減衰力発生装置106Aの回動部12及びアーム13は、戻りバネの弾性力によって回動方向D2へ回動する。
第二実施形態に係る振動抑制装置100を用いることによって、第一実施形態における図2及び図3に示す実験をした場合も、図2及び図3に示すような第一実施形態とほぼ同傾向の結果が得られる。すなわち、第二実施形態に係る振動抑制装置100を用いた場合も、第一実施形態と同じく、吊物2の振幅の増加を大幅に抑制することができると共に、吊物2の振幅を速やかに収束させることができる点が理解される。
以上のように、本実施形態に係る振動抑制装置100によれば、減衰力発生装置106A,106Bが、吊物2を支持する天井Fと、吊材3とを連結している。吊物2が振動した場合は、吊材3及び吊物2と、天井Fとの間で振れ角の変化が生じる。従って、吊物2が振動した場合、減衰力発生装置106A,106Bの回動部12にも、回動動作による変位が生じる。減衰力発生装置106A,106Bは、このような変位に伴って減衰力RF1,RF2を発生させることによって、吊物2の振動に対する減衰力VRF1,VRF2を発生させることができる。本実施形態に係る振動抑制装置100では、振動系4の振動が直接的に減衰力発生装置106A,106Bの回動部12の回動動作に連動しており、当該回動動作による減衰力RF1,RF2が、直ちに振動系4の振動に対する減衰力VRF1,VRF2として作用することができる。このような、吊物2の振動が直接的に作用することによって発生する減衰力VRF1,VRF2により、吊物2の振動は効率的に抑制される。また、地震などにおいては構造物と振動系4との共振による振動の成長を速やかに抑制することができる。更に、本実施形態に係る振動抑制装置100は、天井Fと吊材3とを減衰力発生装置106A及び減衰力発生装置106Bで連結するだけの簡単な構成にて実現することができる。以上によって、簡単な構成で効率よく吊物2の水平方向の振動を抑制することができる。
[第三実施形態]
図5を参照して本発明の第三実施形態に係る振動抑制装置について説明する。第三実施形態に係る振動抑制装置200は、連結部材208が吊材3の延びる方向に対してスライド可能である点で、第二実施形態に係る振動抑制装置100と主に相違している。
図5(a)に示すように、第三実施形態に係る振動抑制装置100は、天井Fの裏側に吊材3を巻き上げ及び巻き下げすることのできる巻取装置Mを備えている。巻取装置Mが吊材3を巻き上げることによって吊物2の位置が上昇し、吊材3を巻き戻すことによって吊物2の位置が下降する。図5(b)に示すように、吊材3に取り付けられている連結部材208は、吊材3の外径よりも大きな内径を有する貫通孔208aを有している。吊材3は、当該貫通孔208aに挿通されている。従って、連結部材208は、吊材3の延びる方向へ相対的にスライド可能である。つまり、巻取装置Mが吊材3を巻き上げ、あるいは巻き戻しを行った場合であっても、連結部材208は吊材3の動きを拘束することなく不動となる。一方、振動系4の水平方向の振動が発生したとき、吊材3は連結部材208の貫通孔208aを構成する内壁と接触する。これに伴って、連結部材208は振動系4の振動にあわせて振動する。また、当該連結部材208の振動に伴って減衰力発生装置106A,106Bが減衰力を発生させる。
以上によって、本実施形態に係る振動抑制装置200において、連結部材208がスライド可能であるため、吊物2を巻き上げるとき(あるいは巻き下げるとき)に連結部材208は、吊材に沿って相対的にスライドすることができる。すなわち、連結部材208が巻き上げられることなく、吊物2のみが巻き上げられる。従って、振動抑制装置200は、吊物2の水平方向の振動に対しては減衰力を作用させつつも、吊材3の長さ調節を行うことができる。なお、図5(c)に示すように、吊物2が一定以上巻き上げられると、連結部材208と吊物2とが接触し、当該吊物2と共に連結部材208も巻上げられる。このとき、連結部材208の上昇に伴って、減衰力発生装置106Aの回動部12及びアーム13は戻りバネの弾性力によって回動方向D2へ回動し、減衰力発生装置106Bの回動部12及びアーム13は戻りバネの弾性力によって回動方向D1へ回動する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の第一実施形態においては減衰力発生装置6が一つだけ設けられていたが、第二実施形態や第三実施形態のように二つ設けられていてもよい。また、第二実施形態や第三実施形態において、第一実施形態のように振動抑制装置が一つだけ設けられていてもよい。更には、各実施形態において三つ以上の減衰力発生装置を設けてもよい。例えば、吊材3を中心として互いに90°をなすように四つの減衰力発生装置が設けられていてもよい。
また、第二実施形態及び第三実施形態のようにロープで振動系と減衰力発生装置とを連結する場合、ロープの張り方は特に限定されない。例えば、図6(a)に示すように、減衰力発生装置106A,106Bから連結部材108,208へ向かって斜め下方にロープ107を張ってもよい。あるいは、図6(b)に示すように、水平にロープ107を張ってもよい。また、図6(c)に示すように、連結部材108,208を吊物2に固定することで減衰力発生装置106A,106Bと吊物2とが直接連結されるような構成としてもよい。あるいは、連結部材108,208を介さず、吊物2に直接ロープ107を固定してもよい。図6(a),(b)に示す構成においては、連結部材108,208が高い位置に配置されるため、振動抑制のための構造を全て天井裏に隠すことで意匠的な効果を得ることが可能である。一方、図6(c)に示す構成においては、吊物2の近くを支持することによって、一層高い減衰効果を得ることができる。
また、図6に示す例では、減衰力発生装置106A,106Bが天井Fに固定されていたが、当該減衰力発生装置106A,106Bの位置は特に限定されない。例えば、図7に示すように、吊材3や吊物2側に減衰力発生装置106A,106Bを配置してもよい。このような構成では、例えば、連結部材108,208の外側面に減衰力発生装置106A,106Bのベース部11が固定される。図7(a)に示すように、連結部材108,208に取り付けられた減衰力発生装置106A,106Bから天井Fへ向かって斜め上方にロープ107を張ってもよい。あるいは、図7(b)に示すように、水平にロープ107を張ってもよい。このとき、ロープ107の端部は、天井Fの傾斜部FS1,FS2に固定される。また、図7(c)に示すように、連結部材108,208を吊物2に固定することで減衰力発生装置106A,106Bと吊物2とを直接連結する構成としてもよい。あるいは、連結部材108,208を介さず、吊物2に減衰力発生装置106A,106Bを固定してもよい。図7(a),(b)に示す構成においては、連結部材108,208が高い位置に配置されるため、振動抑制のための構造を全て天井裏に隠すことで意匠的な効果を得ることが可能である。一方、図7(c)に示す構成においては、吊物2の近くを支持することによって、一層高い減衰効果を得ることができる。
なお、第一実施形態に係るロッド7の配置も特に限定されず、例えば、図6及び図7におけるロープ107をロッド7に置き換えてもよい。また、減衰力発生装置6と振動系4とをロッド7を介して連結する構成において、第三実施形態のように連結部材が吊材3に対してスライド可能であってもよい。
1,100,200…振動抑制装置、2…吊物、3…吊材、6,106A,106B…減衰力発生装置(減衰力発生手段)、7…ロッド、8,208…連結部材、12…回動部、13…アーム、16…回動機構、107…ロープ(紐体)、F…天井(構造物)。

Claims (5)

  1. 長尺状の吊材で吊り下げられた吊物の水平方向の振動を抑制する吊物の振動抑制装置において、
    前記吊物を支持する構造物と、前記吊材または前記吊物とに連結され、前記振動に対して減衰力を発生させる減衰力発生手段を備えることを特徴とする振動抑制装置。
  2. 前記減衰力発生手段は、
    減衰力を発生しながら回動動作を行う回動部と、
    前記回動部と共に回動するアームと、を備え、
    前記アームは、ロッドを介して前記吊材または前記吊物と接続されることを特徴とする請求項1記載の振動抑制装置。
  3. 前記アームと前記ロッドとは、回動機構を介して接続されていることを特徴とする請求項2記載の振動抑制装置。
  4. 前記減衰力発生手段は、
    減衰力を発生しながら回動動作を行う回動部と、
    前記回動部と共に回動するアームと、を備え、
    前記アームは、紐体を介して前記吊材または前記吊物と接続され、
    前記減衰力発生手段は、前記紐体に張力を発生させる方向へ回動部及びアームに弾性力を付与する弾性部材を有していることを特徴とする請求項1記載の振動抑制装置。
  5. 前記減衰力発生手段と前記吊材とは、当該吊材に取り付けられた連結部材を介して連結されており、
    前記連結部材は、前記吊材が延びる方向に対してスライド可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の振動抑制装置。
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