JP2001521079A - 構造の変位、加速度及び地震力を制御する方法及び装置 - Google Patents

構造の変位、加速度及び地震力を制御する方法及び装置

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JP2001521079A
JP2001521079A JP2000517165A JP2000517165A JP2001521079A JP 2001521079 A JP2001521079 A JP 2001521079A JP 2000517165 A JP2000517165 A JP 2000517165A JP 2000517165 A JP2000517165 A JP 2000517165A JP 2001521079 A JP2001521079 A JP 2001521079A
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ビー. ティッピング,スティーブン
マー,デビッド
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ビー. ティッピング,スティーブン
マー,デビッド
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    • F16F15/022Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using dampers and springs in combination
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    • E04H9/021Bearing, supporting or connecting constructions specially adapted for such buildings
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    • E04H9/028Earthquake withstanding shelters

Abstract

(57)【要約】 建物、橋及び同様なもの等の構造に使用するための地震エネルギ減少システム。該システムは、重力構造(40)、少なくとも1基の反作用構造(41)、及び重力構造と反作用構造を接続するための接続装置を具備する。接続装置は、応答周期を設定するための少なくとも1基のスプリング(30)と、構造(20)内のエネルギを弱めるためのエネルギ減少ユニット(31)を具備する。地震、風等の外部刺激による変形、加速度及び内部力に関する構造の応答をこの様に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 ・本発明の背景 1.技術分野 本発明は、建物及び橋等の構造において、更により特別には、地震エネルギを
消散させ、更に内部力、変位及び加速度を制御するために、構造のダンピング(
弱める)能力、撓みのパターン及び応答周期が本発明により設定されている構造
システムに対して、地震及び風等の外的な刺激により引き起こされる内部力、加
速度、ドリフト(動揺)等を弱め、更に制限するためのシステムに関する。
【0002】 ・従来技術の説明 建物又は橋等の構造、更にその様な構造の付近にいるか又は中にいる人々につ
いても同様に保護するために、地震力に抵抗力のあるシステムが工夫されてきた
。これらのシステムは、能動的及び/又は受動的な地震エネルギ減少装置を時々
具備することがある。これらのシステムは、地震により生じる地震力への対応に
おいて、全体的な崩壊から構造を保護し、損傷を制御することを試みる。一般的
に、局地的な建物のコードは、種々のパラメーターに基づいた構造により耐えら
れるべき最少の等価地震力を設定する。これらの力の配分及び強さは、構造の質
量、その振動の特性(応答周期)、地域的な地震活動度、局地的な土質状態、地
震システムのタイプ及び構造の重要さの関数として一般的に決定される。
【0003】 地震用支柱システム等の耐地震性システムを含む従来の構造に関して、支配的
な応答周期及びダンピング能力は、地震用支柱システムを具備する要素の材料特
性、その形状及びその質量により決定されるシステムに効果的に組み込まれる。
これらの要素は、種々のタイプの構造的な壁及び/又は構造(フレーム)により
一般的に構成される。そのダンピング能力及び構造の応答周期は、与えられる地
震への対応において、構造の内部力、加速度及び変位に影響を与える。
【0004】 従来の支柱システムにより、構造の横方向の弾性的な地震応答は、システムの
ダンピング特性と地震の振動特性に関して地震用システムの剛性により影響され
る。一般的に、構造の下の土壌が、少なくとも適度に剛性がある場合には、構造
物の場所からの大距離に対して適度な距離において、大規模地震に対して中位の
ものは、より剛性のある構造ではより大きな力で、より柔軟な構造ではより小さ
な力を生じる。上述の条件において、相対的な撓みは、より剛な構造ではより小
さく、より柔軟な構造ではより大きい。これらの一般的な関係は、構造が裂けた
地震断層に非常に近く位置する場合か、又は構造が極端に柔らかい土壌が下にあ
る場合は、有効ではない。
【0005】 一般的により剛な構造は、より大きな地震力に弾性的に耐えるように、より柔
軟な構造より強く形成されているはずである。より剛な構造は、その内容物に反
対に作用するより高い内部加速度を生じる。剛な構造が、弾性的な地震力に十分
に耐える程強く造られていない場合に、それは構造的な損傷を受ける。損傷を受
けることにより、構造は地震エネルギを弱める。内部力は、構造の弾性的な強度
に対して限度がある。構造は、効果的に柔らかく、より大きなドリフトを受ける
。これらのより大きなドリフトは、非構造的な損傷を増大することが出来る弾性
のない変形である。
【0006】 他方では、より柔軟な構造は、一般的により剛な構造より比較的より弱く造ら
れているが、与えられた地震による地震力に弾性的に耐えることができる。剛な
構造のように、柔軟な構造が、弾性的な地震力に十分耐えるほど強く造られてい
ない場合に、それはまた、構造的な損傷を受けることにより地震エネルギを弱め
る。柔軟な構造は、非構造的な要素に反対に作用することが可能な大きな変形を
、それらに構造的変形を受け易くすることにより、受けても良い。
【0007】 強度の顕著な損失なしで、顕著な構造的損傷を支えるための構造の能力(即ち
、高度の延性を有する構造)は、局地的な建物のコードに考慮される。高度の延
性を有する構造は、より低い延性を有するものより弱く設計されても良い。 補足的なダンピングが、従来の地震用支柱システムの支柱要素内にエネルギ減
少ユニット(EDU)を追加することにより具備されても良い。追加されたダン
ピングは、撓み、加速度、及び構造的及び非構造的な損傷を低減することにより
、構造の地震性能を改善する。
【0008】 図20は、複雑な構造を理解するために使用できる単純化されたモデルのため
のダンピング、応答周期及び加速度間の一般的な関係をグラフにより図示する。
【0009】 現在の設計実施要領に影響する構造的なシステムの強度、剛性及び延性の幾つ
かの基本的関係が存在する。これらの関係の幾つかは次のものを含む。 構造の与えられた寸法及びタイプに関して、強度の増大は、一般的に剛性の
増大を生じる。 剛性の増大は一般的に、変形の減少、内部加速度(及び内容物の損傷のポテ
ンシャル)、及び地震力の増大を生じる。 強度の減少は、一般的に延性要求又はダンピング要求の増大を生じる。 補足的なダンピングの増大は、一般的に力、変形、内部加速度、及び構造的
及び非構造的な損傷の減少を生じる。 更に、システムのダンピング、延性及び強度の相対的な改善は、一般的に費
用の追加を生じる。
【0010】 モーメントフレーム構造内の補足的なダンピングの典型的な配置は、図1に図
示される。システムの横方向の静的剛性の全て又は部分は、モーメント接続部1
5としてまた知られる剛又は半剛な接続部により接続するビーム13とコラム1
4の曲げ剛性の結果である。エネルギ減少ユニット(EDU)11とレベルを接
続するために、ブレース10は、各レベル間で構造に追加される。エネルギ減少
装置は、摩擦、降伏する金属、エネルギ吸収プラスチック、ゴム等、及びオリフ
ィスを強制的に通過する流体等の幾つかの機構の使用により稼動しても良い。こ
れらの装置(EDU)は、各レベル間の相対的な変位により、各レベル間の相対
的な速度により、又は能動的な制御方法により作動しても良い。EDUはまた、
ブレースを経由して構造に追加の静的な剛性を提供してもよい。図2に図示され
る第2の一般的な配置において、ブレース10は、中央にEDU11を具備しな
がら、構造の部分の間で対角線に伸長する。
【0011】 補足的なダンピング装置は、従来の地震用支柱システムに実質的な費用を追加
する。現在まで、これらの装置の設置に関係する費用は、それらの使用を制限す
る要因であった。
【0012】 図3に図示されるこれとは別の従来技術のシステムは、建物全体の下に絶縁層
を有しており、基礎絶縁システムとして通常は参照される。絶縁層は、一般的に
ベアリングの形のアイソレータ(絶縁器)16を使用しており、そして、横方向
の地面の加速度を受けた場合にベアリングは比較的柔軟であるので、構造の応答
周期に影響すること、及びダンピングを形成することによる2種の方法で伝達さ
れる加速度及び変形を制御する。選択的な補足的なダンピング装置11が追加で
きる。ダンピング装置は、(ベアリングと補足装置が一体式のもの)構造の変形
、加速度及び力を制御することを補助する。アイソレータ上の構造システムは、
従来の地震用支柱システムのそれと同様になる傾向があるが、しかし絶縁された
構造は、大規模な地震において、より少ない損傷を受ける傾向がある。
【0013】 絶縁層は柔らかいので、構造は大きな水平の動き又は「ドリフト(動揺)」(
選択的なダンピング装置でさえも)を受ける。これらのドリフトは、一般的には
30.5及び61センチメートル(1及び2フィート)の間にあり、エレベータ
、配管、電源ライン等の種々の建造物システムにより吸収されなければならない
。これとは別に、建物は、特別のカバーされたちり又は地震接続部により周囲の
程度に関して変形することが許容され、分離されなければならない。基礎が絶縁
された建物は、地震において従来の地震用支柱システムを有するものより良好に
機能する傾向がある。しかし、大規模の変形を吸収することが必要な特別な建物
システムの詳細、ちり及びアイソレータに起因する基礎絶縁システムの設置に関
係する追加の費用は相当なものである。これらの費用は、今日まで、基礎絶縁シ
ステムの使用を制限してきた。 従って、経済的で建物の機能を妨害しない一方で、荷重、内部加速度、変形、
及び構造的及び非構造的な損傷を制御する地震システムが、必要とされる。
【0014】 ・本発明の概要 本発明による調整されダンピングされる構造的なシステムは、該システムの使
用方法と同様に、従来技術の欠点に対処する。本発明の1つの形態に従い、例え
ば地震、爆発、風等の様な外部刺激により引き起こされる加速度及びドリフトを
制限しており、内部力をダンピングするために、建物又は橋等の構造と共に使用
するためのシステムは、重力構造、少なくとも1基の反作用構造、及び重力構造
と反作用構造を接続するための接続装置を具備する。接続装置は、応答周期を設
定するための少なくとも1基のスプリングと、外部刺激により引き起こされる構
造内の地震又は風エネルギを弱めるための少なくとも1基のダンピング装置を具
備する。
【0015】 本発明のこれとは別の形態に従い、システムは、少なくとも4基の反作用構造
を具備する。各反作用構造は、構造の異なる垂直な平面内に含まれる。 本発明の更にこれとは別の形態に従い、構造は、1以上の層として垂直に伸長
する建物である。システムは、エネルギ減少ユニットの形で多数のダンピング装
置と多数のスプリングを具備する。各層は、反作用構造を重力構造に接続するた
めに少なくとも1基のエネルギ減少ユニットと少なくとも1基のスプリングを具
備する。
【0016】 本発明の更にこれとは別の形態に従い、重力構造は、多数のビームとコラムを
具備しており、重力構造の第1のレベルのコラムは、構造の剛性をできる限り少
なくし、第1のレベルコラムの内部力をできる限り少なくするために、頂部と底
部に回転において剛性の低い接続部を具備する。 本発明の更なる別の形態に従い、反作用構造は、平面からはずれる曲げによる
内部力を出来るだけ小さくするために、回転において柔軟な接続部を経由して地
面に接続する。
【0017】 本発明のこれとは別の形態に従い、重力構造の第1のレベルのコラムは、地面
に接続する基礎絶縁ローラーに接続する。 本発明の更なる形態に従い、基礎絶縁ローラーは低摩擦パッドである。 本発明の更にこれとは別の形態に従い、システムは、低レベルの風と地震にお
いて、構造に堅固に接続するために、重力構造と反作用構造間に風ヒューズを更
に具備しており、風ヒューズは大規模な外部刺激においては切り離される。
【0018】 本発明のこれとは別の実施の形態に従い、反作用構造は、重力構造に堅固に連
接する。 これとは別の実施の形態の1つの形態に従い、システムが、2つのコラムと2
つのビームの間に設置されていて先端を形成していて一対の対角に伸長するブレ
ースを含む少なくとも1基の調整されダンピングされる構造と、堅固に連接する
重力及び反作用構造に該対のブレースを接続する少なくとも1基のスプリングと
、堅固に連接する重力及び反作用構造に該対のブレースを接続する少なくとも1
基のダンピング装置と、を具備するようにシステムは形成される。
【0019】 これとは別の実施の形態の別の形態に従い、システムが少なくとも4基の調整
されダンピングされる構造を具備する。各調整されダンピングされる構造は、構
造により形成される異なる垂直な平面内に含まれる。 これとは別の実施の形態の更に別の形態に従い、構造は多層の建物であり、各
層は少なくとも4基の調整されダンピングされる構造を有する。各層の各調整さ
れダンピングされる構造は、建物により形成される異なる垂直な平面内に含まれ
る。
【0020】 これとは別の実施の形態の別の形態に従い、システムが、それらの基礎におい
て回転剛性の低い接続部を有するコラムと、堅固に連接する重力及び反作用構造
に対する剛性をできる限り小さくし、システム内の内部力をできる限り小さくす
るために、回転剛性の低い接続部を有するこれらのコラムに構造として組み込ま
れるビームと、を具備する。
【0021】 本発明のこれとは別の形態に従い、内部力をダンピングする方法が、外部刺激
により引き起こされる建物又は橋等の構造内のドリフト及び加速度を制限してお
り、構造が重力構造及び反作用構造を具備しており、該方法が、構造の反作用構
造と構造の重力構造間の接続スプリングと、構造の反作用構造と構造の重力構造
間の接続エネルギ減少ユニットとを具備する。
【0022】 本発明の更にこれとは別の形態に従い、該方法は、外部刺激に対して要求され
る構造の応答周期を選定すること、要求される応答周期に基づくスプリングを形
成すること、外部刺激により引き起こされる構造内のドリフト及び加速度を制限
するために、必要なレベルのダンピングを選択すること、及び要求されるレベル
に基づくエネルギ減少ユニットを形成すること、を更に具備する。
【0023】 従って、建物、橋及び同様なものに使用するための本発明による調整されダン
ピングされる構造システムは、エネルギ減少装置、スプリング、重力構造及び反
作用構造を具備しており、構造の応答周期、構造の変形パターン、構造の強度及
び構造のダンピング容量を独立して設定するように配置される。
【0024】 本発明の好適な実施の形態により、重力荷重支持構造と地震荷重反作用構造の
接続は、建物の場合において、床板のレベルで形成される。従来の地震エンジニ
アリング要領のように、建物の配分された質量は、各床板において一まとめにさ
れた質量として概算できる。重力荷重を支持する構造の設計は、詳しく述べるこ
とができるので、その横方向の剛性は、解析的には無視できる。地震荷重反作用
構造は、非常に小さな応答周期に結果としてなる非常に小さな質量及び非常に高
い剛性であるように設計することが出来る。従って、反作用構造の応答は、地面
の動きのそれと近くなる。地震反作用構造は、基本的に剛であり、重力荷重支持
構造は基本的に柔軟であるので、建物の全体の横方向の剛性は、複数のスプリン
グにより決定される。更に、建物の全体のダンピング容量は、複数のエネルギ減
少装置により決定される。その上更に、建物は、一連の独立の一自由度の構造と
して数学的にモデル化可能であり、そこでは質量、剛性及びダンピング等のパラ
メーターが、各層について選定される。従って、与えられた地震に対する建物の
応答は、解析的に決定でき、応答周期、加速度、力及び変形により特徴付けでき
る。
【0025】 本発明のこれとは別の形態及び利点は、同じ番号が同じ要素を表している図面
を参照すると共に、以下に示す好適な例示の実施の形態の詳細な記述を読み、理
解することにより認識される。
【0026】 ・好適な例示の実施の形態の詳細な説明 本発明は、例えば、建物、橋、高い位置にある道路及び高い位置にある鉄道路
等の構造に使用できる。単純化及び明確化のために、それは、それを建物への使
用について説明することにより記述する。
【0027】 図4によると、本発明による地震等の外力により引き起こされた内部力を制限
するか又は弱めるためのシステムは、図解的に図示される。この配置により、調
整されダンピングされる構造20は、重力構造40及び少なくとも1基の反作用
構造41を具備する。この実施の形態において、重力構造40は、コラム(柱)
21a及びビーム(桁)22aを具備しており、一方で反作用構造41は、コラ
ム21bとビーム22bを具備する。図10に示されるように、反作用構造はま
た、各階にある一対のブレースと共に、実質的に逆V形状で配置されるブレース
(支柱)23を具備しており、それはV形状、X形状等であってもよい。ブレー
ス、コラム及びビームは、接続部24により種々の場所で接続する。これとは別
に本実施の形態において、重力及び反作用構造は、システムを利用する構造の基
礎において接続部50と70を経由して地面に接続する。
【0028】 反作用構造41は、例えば、補強されたコンクリート、補強された煉瓦工事、
木、鋼等の壁や、石又は土の補強壁や、鋼又は補強されたコンクリートの支柱を
有する構造や、鋼、補強されたコンクリート等のモーメント構造や、又は同様な
もの等の種々の材料及び形態により構成できる。反作用構造41は、地面にかな
り堅固に接続する必要がある。
【0029】 好適な実施の形態において、重力構造及び反作用構造は、複数のスプリング3
0及びダンパー又はエネルギ減少ユニット(EDU)31を経由して接続する。
スプリングは、スプリングの剛性により建物のために応答周期を設定するために
、形成される。応答周期は、スプリング30の剛性を調節することにより設定さ
れる。より剛なスプリングは、より低い応答周期を有するより剛な構造を形成し
、その一方で「柔軟な」スプリングは、より高い応答周期を有するより柔軟な構
造を形成する。応答周期を設定するスプリングの剛性と共に、エネルギ減少ユニ
ットは、外部の刺激により引き起こされるエンルギを弱めるためにダンピングの
程度を設定するために形成され更に寸法が決められる。
【0030】 好適な実施の形態において、最低でも1基のスプリング及び1基のダンパー又
はEDUが、重力構造に各反作用構造を接続する。しかし、スプリングとダンパ
ーは、一般的に追加的であり、従って多数の小型のスプリングが、1基の大型の
スプリングの全体のスプリング効果を形成するように使用されてもよい。同様に
、多数の小型のダンパーが、1基の大型のダンパーの全体の効果を形成するよう
に使用されても良い。最終的には、スプリングがそれら自体の固有のダンピング
効果を有しており、EDUがそれら自体の固有のスプリング効果を有することも
正しい。これらのダンピング及びスプリング効果は、全体のダンピング及び剛性
に追加されるものである。
【0031】 全体の構造20に関係していて各床により支持される質量(重量)は、図4と
5のブロック25により表示される。建物内の全荷重を考慮するために、全体の
構造20を形成する場合に、十分な反作用構造が利用される。図6は、本発明に
よるシステムに使用できる鋼構造構造物のための一つの可能な床構造平面を図示
する。4基の反作用構造41が、重力構造40内の所々に配置されて、調整され
ダンピングされる構造20を形成する。最も局部的な建物のコードに合わせるた
めに、4基の反作用構造41が、各反作用構造41が異なる垂直な平面内に存在
する状態で、一般的に必要である。反作用構造は、お互いから交差する必要はな
い。多かれ少なかれ、反作用構造41は、建物の寸法又は形状に依存して使用さ
れてもよい。
【0032】 調整されダンピングされる構造20について、ダンパー及びスプリング内の力
は、階から階へ付加されるものではなく、層が同様な質量、スプリング及びエネ
ルギ減少ユニットを有する場合には、力は各階において概略同じものである。質
量は、スプリングの剛性に接続するが、しかし反作用構造41の剛性からは切り
離されており、各層における質量は、お互いから効果的に切り離すことができる
。質量の重力の効果は、重力構造40により効果的に支持される。反作用構造4
1は、建物57の基礎に効果的に剛に接続される。従って、建物の個別の層は、
お互いに干渉せず、調整されダンピングされる構造内の受動的な地震エネルギ減
少システムは、階から階の間では絶縁されており、従って各階は、基本的に一層
の構造として機能する。これは、地震力から全体の構造を一所に絶縁するこれと
は別の地震エネルギ減少システムとは反対に建物の機能に対してはるかに邪魔に
ならない。更に、基礎絶縁システム等の従来技術の地震エネルギ減少システムに
比較すると、本発明による受動的な地震エネルギ減少システムは、費用が著しく
より少なく見積もられる。
【0033】 図7、図8a及び図8bは、どのように重力構造内のコラム21aが、第1の
レベルで接続することが好ましいかを図示する。第1のレベルは、地面のレベル
であっても良いし、建物によっては地面より下であっても良い、即ち、建物は地
面の下まで伸長してもしなくてもいずれでも良い。下部のコラム49aは、ピン
接続部50として通常は説明される回転剛性の低い接続部により上部のコラム4
9bに接続される。ピン接続部50はまた、下部コラム49aを建物の基礎57
又は地面に接続するために使用される。これらのピン接続部は、重力構造40が
「柔軟」であることを許容しており、それによりシステムに対して限界的な剛性
だけを形成する。
【0034】 図8a及び図8bに示されるように、ピン接続部50は、2基の隣接するコラ
ム49aと49bの間に設置される円形のベアリング51を具備する。4個のボ
ルト52は、ベレビレ(Belleville)・スプリングワッシャー53に
より隣接するコラム部に接続するように使用される。 図5と9は、重力構造40が第1のレベルでローラー60により支持される実
施の形態を図示する。ローラー60は、重力構造40をより柔軟にしており、ピ
ン接続部50の第1のレベルを、基礎57に対する接続コラム部49aに置き換
える。図9により示すように、ローラー60は、低摩擦パッドの形態であること
が好ましい。その様なパッドの例は、マサチューセッツ(100 Indust
rial Park Road, Hingham, Massachuset
ts 02043)にあるメリマン社(Merriman,Inc.)から購入
可能であって約0.04の摩擦係数を有するPTFE組織を具備する。ローラー
60は、基礎62上にある板61に設置される。基礎62は、ボルト63により
建物の基礎57にボルト止めされる。
【0035】 図11a及び図11bは、反作用構造41内のコラム21bが、地面又は建物
の基礎57に接続できる一つの可能な方法を図示する。回転において柔軟なフレ
キシブル接続部70が、基礎71及び本体72を含むように使用される。基礎7
1と本体72各々は、そこから突き出ていて混合する多数の指73を具備する。
ボルト74は、基礎71及び本体72を接続する。基礎71は、頭付きのスタッ
ド75により確実に建物の基礎57内に埋め込まれる。反作用構造41は、非常
に剛であるので、フレキシブル接続部70は、大きな内部応力を受けないで、平
面からはずす力に対応してコラムが動くことを許容する。
【0036】 図11c及び図11dは、どのように反作用構造41内のコラム21bが、地
面又は建物の基礎57に接続されるかという、これとは別の例を図示する。フレ
キシブル接続部70は、基礎71と本体72を含むように使用される。基礎及び
本体は、ボルト74により接続される。ベレビレ・スプリングワッシャー53は
、フレキシブルスペーサとして使用される。
【0037】 図12aと図12bは、大きな外部応力を受けずに、平面からはずれてブレー
スが動くことを許容するフレキシブル接続部により、反作用構造41内のブレー
ス23が、建物の基礎に接続する一つの方法を図示する。 ビーム76は、建物の基礎又は地面に埋められる。二重のアングル(角材)7
7は、ビーム76と板78にボルト止めされる。ベレビレ・スプリングワッシャ
ー53は、二重のアングル77及び板78の間に具備される。すき間が、曲げを
許容するためにブラケット78と第1のレベルの床79の間に形成される。
【0038】 図13は、どのように反作用構造41と近接する重力構造部40aが、物理的
に連結されるかを図示する。重力構造部40aは、コラム21bを反作用構造4
1と共有する。床ビーム80が、滑り接続部81を経由してコラム21bに接続
する。すき間Gは、床ビーム80と床スラブ(厚板)82とコラム21bの間に
形成される。同様に、すき間Gは、床スラブ83とコラム21bの間に形成され
る。すき間Gは、約50.8mm(2インチ)であることが好ましいが、大なり
小なり設計条件に依存している。ガーダー(大桁)84はまた、滑り接続部によ
りコラム21bに接続する。
【0039】 図14〜16は、接続スプリング30とEDU31を重力構造と反作用構造に
接続するための配置例を図示する。数多くのその様な配置があることは明白であ
る。 図14〜16に図示される配置例において、スプリング30は、ブラケッ
ト92とロッド95を経由して重力構造ビーム91aと91bに接続しており、
ブラケット96とロッド95を経由して反作用構造ビーム90に接続する。2基
のEDU31は、ブラケット93を経由して重力構造ビーム91aと91bに接
続しており、ブラケット94を経由して反作用構造ビーム90に接続する。
【0040】 応答周期を設定するために使用されるスプリング30は、種々の材料と形態か
らなることができ、構造の変形と構造により展開される荷重を制御するために、
種々の可変な剛性特性を示すように配置することができる。スプリング30は、
大型でヘビーデューティーなスプリングであることが好ましく、種々の形状から
なることができる。優れた結果は、ベレビレ・スプリング又はディスクスプリン
グとして知られる円錐形の鋼板の配置により得られており、それらはオハイオの
(425 Center Street, Chardon, Ohio 44
024−0207)のソロン社(Solon Manufacturing C
ompany)又はその他の製作所から購入できる。満足できる結果を提供する
これとは別のスプリングは、ノーブレスビル(Firestone, 1700
Firestone Blvd., Noblesville, IN 46
060)のマーシュメロー(MARSH MELLOW)が製造している。前述
したように、多数のスプリングが、必要な「スプリング効果」を提供するように
使用されてもよい。スプリングの集合効果は、種々の線形及び非線形スプリング
を直列及び/又は並列で組み合わせる事により、更に特定のスプリングの係合を
遅らせるすき間と共に発揮できる。複数のスプリングの集合効果は、線形又は非
線形な弾性特性を有する単一のスプリングとして説明できる。
【0041】 特定の配置内のその他の反作用構造又は壁、あるいは構造に接続するエネルギ
減少ユニット又はダンパー31は、全体構造のダンピング特性を設定する。複数
のエネルギ減少装置として、これらに限るわけではないが、例えば流体ショック
吸収器、エネルギ吸収プラスティック、ゴム等、摩擦装置及び降伏する鋼製の装
置等を使用できる。これらの装置は、相対的な構造の変位又は速度によって受動
的に応答可能であるか又は、それらは能動的に制御できる。
【0042】 従って、地震において、例えば剛な反作用構造41は、地面と共に動き、一方
で重力構造40は選択的なローラー60上で揺れる及び/又は動く。スプリング
30は、応答周期を制御しており、EDU31は、重力構造の動きを制限及びダ
ンピングして、応答においてエネルギを消費する。すき間Gは、反作用構造に関
して床の動きを許容する。一般的に、反作用構造及び重力構造の設計は、局地的
な建物コード及び建物仕様に基づいており、それは、すき間Gが非常に強い地震
において、50.8〜76.2mm(2〜3インチ)の動きを許容するように、
スプリング及びEDUが形成される事を要求する。しかしもし極度に強い地震に
よりすき間Gを越える動きを引き起こした場合には、反作用構造41は、更なる
動きを防止することにより、「予備」として作用する。2つの構造の直接の係合
は、複数のスプリングの強度、及び複数のエネルギ減少装置のエネルギ減少容量
を越える地震用反作用構造のエネルギ減少容量と強度の完全な利用を許容する。
従って、従来技術のシステムと比較した場合、本発明は、地震において、建物の
動き及び動揺を低減し、それにより損傷を低減する。
【0043】 図17は、これとは別の実施の形態を図示しており、そこでは粘性弾性(Vi
sco−elastic)EDU100が使用される。粘性弾性EDU100は
、反作用構造ビーム22bに設置される。より小さいビーム101は、粘性弾性
EDUの上で床102の下に設置される。粘性弾性材料のレンズ103は、鋼板
104aと104bの間に接着されており、アセンブリは、反作用及び重力構造
の間に設置される。粘性弾性レンズ材料は、構造の相対的な動きによるせん断で
歪められた場合に、スプリング効果及びダンピング効果を共に発揮する。スプリ
ング効果及びダンピング効果は、特定された材料のタイプ、レンズの表面積及び
厚みにより制御される。材料は、EDUを製造するために現在使用されており、
それは、ミネソタ(3M Center, Building 220−8E−
04, St. Paul, Minnesota, 55144−1000)
の3Mの工業用テープ及び特製品部門により製造されている。補足的なスプリン
グとエネルギ減少ユニットは、システムをより一層調整するために追加できる。
このスプリングとエネルギ減少装置のこの形態の利点は、その機構の単純性にあ
る。
【0044】 図18a、図18b及び図18cは、スプリング30とダンパー31のこれと
は別の配置を図示する。ブラケット97は、スプリング30を重力構造ビーム9
1に接続しており、更にまたEDU31を重力構造ビーム91に接続する。ブラ
ケット98は、EDU31を反作用構造ビーム90に接続する。スプリング30
はまた、反作用構造コラム21bに接続する。 前述のように、柔軟な建物は、強い風において、「揺れ」又は動きに影響され
やすい傾向がある。その様な状況を考慮して、風ヒューズ45が、図4に図示す
るように、調整されダンピングされる構造内に具備できる。これらの風ヒューズ
は、建物をより剛にするので、強い風においては、動揺は低減されるが、しかし
大規模地震により生じる様な極度に強い力においてせん断するピンをそれら内に
有しており、それにより、建物をより剛ではないか又はより「柔軟」にしており
、更にそれにより反作用構造と重力構造の間の相対的な動きが、エネルギ減少ユ
ニットに作用することを許容する。
【0045】 図19は、反作用構造と重力構造が、26により図解的に表示するように、剛
に連接するこれとは別の実施の形態を図解的に図示する。典型的に、剛な接続部
26は、ボルト止めの接続部である。その様な配置は、調整されダンピングされ
る構造として説明される。多層の建物の調整されダンピングされる構造110は
、個別のコラム21とビーム22から製造される。第1のレベルのコラムは、前
で述べたように、建物の基礎に堅固に又はフレキシブル接続部により一般的に接
続される。ブレース23は、一般的に逆のV形状(しかし、V形状又はX形状で
配置可能である)で形成される。コラム、ビーム及びブレースは、低回転剛性又
はピン接続部24により種々の場所で共に接続される。一般的に、ビーム22は
、多層の建物の床又は層に対応する。種々のビーム上のブロック25は、多層の
建物の各床で支持される質量を表示する。
【0046】 図19に図示される調整されダンピングされる構造の配置を利用する建物構造
は、図6に示されるように配置されており、各階のための4以上の調整されダン
ピングされる構造を一般的に有する。各4式の2つは、一般的に向き合う垂直平
面にあるが、お互いに必ずしも直接に向き合う必要はない。もちろん、追加的な
又はより少ない構造が、局部的な建物コードの要求及び建物の寸法及び形状によ
って使用できる。
【0047】 調整されダンピングされる構造により、適切に構造をダンピングするために、
ダンパー力は、地面の階で一般的に最大であり、より高い階で次第に減少する。
スプリング力は、階の間で一般的に付加的であり、ダンパーと同様に、スプリン
グの最大力は、地面の階に位置する。
【0048】 従って、本発明を利用することにより、地震荷重、構造の変形、及び構造的及
び非構造的な損傷の制御は、最初から建造された構造及び特定の既存の構造にお
いて実現できることが理解できる。本発明による方法は、複数のスプリングの選
定により重力荷重を支持する構造の求められる応答周期の設定を具備する。応答
周期は、種々の地震に対応して局地的な地面の揺れの特性を考慮して選択できる
。荷重支持構造の要望されるダンピング特性は、複数のエネルギ減少装置の選定
により設定され、地震荷重の反作用構造は、与えられた地震に曝される構造の解
析に基づいて設計できる。複数のスプリング及び複数のエネルギ減少装置への接
続を経由する構造システムの係合及び切り離しは、力で制御される切り離し可能
なリンク及び変位を制限する間隔の使用により制御しても良い。設計手順が、地
震と風の影響に耐えることにおいて非常に有効な構造を製作するために、本発明
を利用して実施されても良い。
【0049】 本発明は、特定の例示された実施の形態を参照して説明されたにもかかわらず
、それが、記載される請求項の範囲にある全ての修正及び等価なものをカバーす
ることを意図していることが認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、1つの従来技術の地震エネルギ減少システムの図解的な図面である。
【図2】 図2は、第2の従来技術の地震エネルギ減少システムの図解的な図面である。
【図3】 図3は、第3の従来技術の地震エネルギ減少システムの図解的な図面である。
【図4】 図4は、本発明による調整されダンピングされる構造システムの図解的な図面
である。
【図5】 図5は、図4に図示される調整されダンピングされる構造システムの図解的な
図面であり、そこでは重力構造が、低摩擦パッドを経由して地面に接続する。
【図6】 図6は、本発明による調整されダンピングされる構造システムの反作用構造と
重力構造の配置を図示する鋼構造構造物のための床構造平面の図解的な平面図で
ある。
【図7】 図7は、ピン止め接続部を有する重力構造の第1のレベルコラムの側面図であ
る。
【図8a】 図8aは、本発明による調整されダンピングされる構造システムの重力構造の
第1のレベルコラム内の接続部の拡大図である。
【図8b】 図8bは、図8aで図示する接続部の平面図である。
【図9】 図9は、図5で図示する重力構造の第1のレベルコラムの拡大図である。
【図10】 図10は、鋼構造の反作用構造の可能な配置を図示する側面図である。
【図11a】 図11aは、平面から外への曲げによる内部応力を最少にするヒンジ付きの接
続部を図示する反作用構造のコラムの可能な接続部の拡大された前側面図である
【図11b】 図11bは、図11aでを図示される接続部の拡大された側面図である。
【図11c】 図11cは、平面から外への曲げによる内部応力を最少にするヒンジ付きの接
続部を図示する反作用構造のコラムの別の接続部の拡大された前側面図である。
【図11d】 図11dは、図11cでを図示される接続部の拡大された側面図である。
【図12a】 図12aは、反作用構造の基礎及び対角のブレースの接合点の拡大された側面
図である。
【図12b】 図12bは、図12aで図示される接合点の拡大された断面図である。
【図13】 図13は、本発明による調整されダンピングされる構造システムの反作用構造
と重力構造の間の接合点の拡大された側面図である。
【図14】 図14は、図10において図14−図14の線で表示されおり、本発明による
調整されダンピングされる構造システムの反作用構造と重力構造を接続するダン
パーとスプリングの1つの可能な配置の平面図である。
【図15a】 図15aは、図14において図15a−図15aの線で表示される反作用構造
へのダンパー接続部の断面図である。
【図15b】 図15bは、図14において図15b−図15bの線で表示される重力構造へ
のダンパー接続部の断面図である。
【図16a】 図16aは、図14において図16a−図16aの線で表示される重力構造へ
のスプリング接続部の断面図である。
【図16b】 図16bは、図14において図16b−図16bの線で表示される反作用構造
へのスプリング接続部の断面図である。
【図17】 図17は、粘性弾性スプリング/ダンパーの組み合わせを利用する本発明によ
るこれとは別の形態の側面図である。
【図18a】 図18aは、図10において図18a−図18aの線で表示されるダンパーと
スプリングの別の配置を図示する平面図である。
【図18b】 図18bは、図18aにおいて図示されるダンパーとスプリングの配置を図示
する部分側面図である。
【図18c】 図18cは、図18aにおいて図示されるダンパーとスプリングの配置を図示
する部分側面図である。
【図19】 図19は、本発明によるこれとは別の実施の形態の図解的な図面である。
【図20】 図20は、応答周期、ダンピング及び加速度の間の関係を図示するグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 マー,デビッド アメリカ合衆国,カリフォルニア 94704, バークレイ,エトナ ストリート 2510− 1/2 Fターム(参考) 2D046 DA11 2D059 AA05 GG05 3J048 AA02 AB01 BA24 BC05 BD08 BE03 BE15 EA38

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部力をダンピングするために建物又は橋等の構造と共に使
    用するためのシステムにおいて、外部刺激により引き起こされる加速度及びドリ
    フト(動揺)を制限する該システムが、 a. 1基の重力構造と、 b. 1基の反作用構造と、 c. 重力構造と反作用構造を接続するための接続手段と、 を具備しており、 該接続手段が、応答周期を設定するためのスプリング手段と、構造内の力、加
    速度及びドリフトを制限し、エネルギを弱めるためのダンピング手段とを具備す
    る 内部力をダンピングするために建物又は橋等の構造と共に使用するためのシス
    テム。
  2. 【請求項2】 システムが、少なくとも4基の反作用構造を具備しており、
    各反作用構造が、接続手段を経由して重力構造に接続しており、各反作用構造が
    構造の異なる垂直な平面内に含まれる請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 構造が、1以上の層として垂直に伸長する建物であって、ス
    プリング手段が、多数のエネルギ減少ユニットを具備するダンピング手段と多数
    のスプリングを具備しており、そこでは各層が、反作用構造を重力構造に接続す
    るための少なくとも1基のエネルギ減少ユニットと少なくとも1基のスプリング
    を具備する請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 重力構造が、多数のビームとコラムを具備しており、コラム
    の第1のレベルが、頂部と底部にピン接続部を具備する請求項1に記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 反作用構造が、多数のビームとコラムを具備しており、コラ
    ムの第1のレベルが回転において柔軟な接続部を経由して地面に接続する請求項
    1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 重力構造が、多数のビームとコラムを具備しており、コラム
    の第1のレベルが基礎絶縁ローラーに接続する請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 基礎絶縁ローラーが低摩擦パッドである請求項6に記載のシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 重力構造と反作用構造の間に風ヒューズを更に具備する請求
    項1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 反作用構造が、補強されたコンクリート、補強された煉瓦工
    事、鋼及び木から構成されるグループの、少なくとも1つを具備する壁を具備す
    る請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 反作用構造が、石及び土から構成されるグループの、少な
    くとも1つの補強壁(buttress)を具備する請求項1に記載のシステム
  11. 【請求項11】 少なくとも1基の反作用構造が、少なくとも1基の調整さ
    れダンピングされる構造を形成するために、重力構造の部分に堅固に連接する請
    求項1に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 少なくとも1基の調整されダンピングされる構造が、 a. 2つのコラムと2つのビームの間に設置されていて先端を形成していて
    一対の対角に伸長するブレースと、 b. 堅固に連接する重力及び反作用構造に該対のブレースを接続する少なく
    とも1基のスプリングと、 c. 堅固に連接する重力及び反作用構造の2つの近接する層にブレースを経
    由して接続する少なくとも1基のダンピング装置と、 を具備する請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 システムが、少なくとも4基の調整されダンピングされる
    構造を具備しており、各調整されダンピングされる構造が、構造により形成され
    る異なる垂直な平面内に含まれる請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 構造が多層の建物であり、各層が少なくとも4基の調整さ
    れダンピングされる構造を有しており、各層の各調整されダンピングされる構造
    が、建物により形成される異なる垂直な平面内に含まれる請求項12に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】 反作用構造が、多数のビームとコラムを具備しており、コ
    ラムの第1のレベルが回転において柔軟な接続部を経由して地面に接続する請求
    項12に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 外力により引き起こされる内部力をダンピングするために
    建物又は橋等の多層の構造と共に使用するためのシステムにおいて、該システム
    が、 a. 多数のビーム及びコラムを具備する1基の重力構造と、 b. 多数のビーム及びコラムを具備する少なくとも4基の反作用構造と、 c. 反作用構造の各部分の各層を、少なくとも1基のスプリングにより、重
    力構造に接続する複数のスプリングと、 d. 各反作用構造の各層を、少なくとも1基のエネルギ減少ユニットにより
    、重力構造に接続する複数のエネルギ減少ユニットと、 を具備する 外力により引き起こされる内部力をダンピングするために建物又は橋等の多層
    の構造と共に使用するためのシステム。
  17. 【請求項17】 重力構造のコラムの第1のレベルが、頂部と底部にピン接
    続部を具備する請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 反作用構造のコラムの第1のレベルが、回転において柔軟
    な接続部を経由して地面に接続する請求項16に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 重力構造のコラムの第1のレベルが基礎絶縁ローラーに接
    続する請求項16に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 重力構造と反作用構造の間に風ヒューズを更に具備する請
    求項16に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 外力により引き起こされる建物又は橋等の構造内の内部力
    をダンピングする方法において、構造が重力構造及び少なくとも1基の反作用構
    造を具備しており、該方法が、 構造の反作用構造と構造の重力構造の間の接続スプリングと、 構造の反作用構造と構造の重力構造の間の接続エネルギ減少ユニットと、 を具備する外力により引き起こされる建物又は橋等の構造内の内部力をダンピ
    ングする方法。
  22. 【請求項22】 要求される構造の外力に対する応答周期を選定することと
    、 要求される応答周期に基づくスプリングを形成することと、 外力により引き起こされる構造内の必要なレベルのダンピングを選定すること
    と、 要求されるレベルのダンピングに基づくエネルギ減少ユニットを形成すること
    と、 を更に具備する請求項21に記載の方法。
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