JPH09101934A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09101934A
JPH09101934A JP7258423A JP25842395A JPH09101934A JP H09101934 A JPH09101934 A JP H09101934A JP 7258423 A JP7258423 A JP 7258423A JP 25842395 A JP25842395 A JP 25842395A JP H09101934 A JPH09101934 A JP H09101934A
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JP
Japan
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data bus
cpu
system data
data
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JP7258423A
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English (en)
Inventor
Takahiro Watabe
隆弘 渡部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09101934A publication Critical patent/JPH09101934A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの仕様を変えることなく、データバス
でのデータ転送際の消費電力の低減を図る情報処理装置
を提供することを目的とする。 【構成】 周辺装置200、300を特定バイト位置と
は無関係に配線の負荷容量の小さいバイト位置に接続す
る。その周辺装置200、300が接続されているバイ
ト位置を示すシステムデータバス接続位置情報がシステ
ムデータバス接続位置情報格納手段610に格納され
る。バイト位置入れ換え手段610、620は、CPU
100の周辺装置200、300に対するデータの入出
力要求に伴い、CPUデータバス102の特定バイト位
置をシステムデータバス接続位置情報に基づいて、シス
テムデータバス103において前記周辺装置200、3
00が接続されているバイト位置に入れ換えてデータを
入出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
にCPUが行うメモリ、または周辺装置へのアクセス時
の省電力化を低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置はその小型化に伴い
可搬性が重要な要素となっており、バッテリによる電力
供給が不可欠となっている。その場合、バッテリを使用
した場合の動作時間を延ばすために情報処理装置の消費
電力の増大を抑える必要がある。
【0003】そこで、従来の情報処理装置では、例えば
特開平5−151075号公報に示す技術のように消費
電力の増大を抑えていた。具体的には、メモリでの消費
電力を抑えるために、アクセスが行われるデータを保持
するメモリのみ電力供給し、アクセスが行われていない
メモリの電源を切ることで消費電力の増大を抑えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、部分的にメモリの電源供給を停止して
も、CPUが他のメモリあるいは周辺装置をアクセスす
る場合は、その電力供給を停止したメモリもデータバス
の負荷となる。さらに、データバス上に接続された周辺
装置はデータバスの一部としか接続されていない場合が
多く、そのためデータバスの個々のバイト毎の負荷に片
寄りが生じる場合が多い。例えば、32ビットのバスに
16ビット/8ビットのサイズの周辺装置が接続されて
いる場合、データバスのバイト位置によって負荷が異な
る。
【0005】また、LSIのピンの位置が異なること
や、配線経路が全てのデータバスにおいては完全には一
致しないことにより、データバスの個々の配線の長さは
同一ではない。そのために個々の配線をドライブするの
に要する電力は異なる。従って、データの転送にデータ
バスの全ビットを使う必要が無い場合でも、負荷の重い
データバスを使う必要がある場合があり、低消費電力化
が十分に行えないという問題点を有していた。
【0006】以上のように種々の原因によりデータバス
の特定のビットを用いたデータ転送の消費電力が、他の
ビットを用いた場合と比べ大きくなるという問題があ
る。そこで、本願発明は、上記問題点を鑑み、CPUの
仕様を変えることなく、データバスでのデータ転送の際
の消費電力の低減を図る情報処理装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1における発明では、CPUがデータを周辺
装置に対して入出力する特定バイト位置とは無関係に、
配線の負荷容量の小さいバイト位置に周辺装置が接続さ
れたシステムデータバスと、前記周辺装置がシステムデ
ータバスに接続されているバイト位置を示すシステムデ
ータバス接続位置情報を周辺装置毎に格納するシステム
データバス接続位置情報格納手段と、一端がCPUデー
タバスに接続され他端が前記システムデータバスに接続
され、CPUの周辺装置に対するデータの入出力要求に
伴い、前記CPUデータバスの前記特定バイト位置を前
記システムデータバス接続位置情報に基づいて、前記シ
ステムデータバスにおいて前記周辺装置が接続されてい
るバイト位置に入れ換えてデータを入出力するバイト位
置入れ換え手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2における発明では、システムデー
タバスと、前記システムデータバスの配線の負荷容量が
小さいバイト位置を示すシステムデータバス位置入れ換
え情報を格納するシステムデータバス位置入れ換え情報
格納手段と、一端がCPUデータバスに接続され他端が
前記システムデータバスに接続され、CPUの周辺装置
に対するデータの入出力要求に伴い、前記システムデー
タバス位置入れ換え情報が示すシステムデータバスのバ
イト位置を用いてCPUの周辺装置に対するデータを入
出力する第1のバイト位置入れ換え手段と、一端が前記
周辺装置に接続され他端がシステムデータバスに接続さ
れ、CPUの周辺装置に対するデータの入出力要求に伴
い、前記システムデータバス位置入れ換え情報が示すシ
ステムデータバスのバイト位置を用いてCPUの周辺装
置に対するデータを入出力する第2のバイト位置入れ換
え手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3における発明では、システムデー
タバスと、前記システムデータバスの配線の負荷容量が
小さいバイト位置を示すシステムデータバス位置入れ換
え情報を格納するシステムデータバス位置入れ換え情報
格納手段と、一端がCPUデータバスに接続され他端が
前記システムデータバスに接続され、CPUのメモリに
対する前記データの入出力要求に伴い、前記システムデ
ータバス位置入れ換え情報が示すシステムデータバス位
置を用いてデータを入出力する第1のメモリバイト位置
入れ換え手段と、一端が前記メモリに接続され他端が前
記システムデータバスに接続され、CPUのメモリに対
する前記データの入出力要求に伴い、前記システムデー
タバス位置入れ換え情報が示すシステムデータバス位置
を用いてデータを入出力する第2のメモリバイト位置入
れ換え手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4における発明では、前記システム
データバス位置接続情報格納手段は、さらに、前記シス
テムデータバスの配線の負荷容量が小さいバイト位置を
示すシステムデータバス位置入れ換え情報を格納するシ
ステムデータバス位置入れ換え情報格納手段を備え、前
記バイト位置入れ換え手段は、さらに、CPUのメモリ
に対する前記データの入出力要求に伴い、前記システム
データバス位置入れ換え情報が示すシステムデータバス
位置を用いてデータを入出力する第1のメモリバイト位
置入れ換え手段を備え、前記情報処理装置は、さらに、
一端が前記メモリに接続され他端が前記システムデータ
バスに接続され、CPUのメモリに対する前記データの
入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換
え情報が示すシステムデータバス位置を用いてデータを
入出力する第2のメモリバイト位置入れ換え手段とを備
えたことを特徴とする。
【0011】請求項5における発明では、前記第1のバ
イト位置入れ換え手段は、さらに、CPUのメモリに対
する前記データの入出力要求に伴い、前記システムデー
タバス位置入れ換え情報が示すシステムデータバス位置
を用いてデータを入出力する第1のメモリバイト位置入
れ換え手段を備え、前記情報処理装置は、さらに、一端
が前記メモリに接続され他端が前記システムデータバス
に接続され、CPUのメモリに対する前記データの入出
力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換え情
報が示すシステムデータバス位置を用いてデータを入出
力する第2のメモリバイト位置入れ換え手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のように請求項1の発明によれば、周辺装
置を特定バイト位置とは無関係に配線の負荷容量の小さ
いバイト位置に接続する。その周辺装置が接続されてい
るバイト位置を示すシステムデータバス接続位置情報が
システムデータバス接続位置情報格納手段に格納され
る。バイト位置入れ換え手段は、CPUの周辺装置に対
するデータの入出力要求に伴い、CPUデータバスの特
定バイト位置をシステムデータバス接続位置情報に基づ
いて、システムデータバスにおいて前記周辺装置が接続
されているバイト位置に入れ換えてデータを入出力す
る。
【0013】請求項2の発明によれば、システムデータ
バス位置入れ換え情報格納手段は、システムデータバス
位置入れ換え情報を格納する。第1のバイト位置入れ換
え手段は、CPUデータバスとシステムデータバスとの
間に設けられ、システムデータバス位置入れ換え情報に
基づいてバイト位置を入れ換える。同様に第2のバイト
位置入れ換え手段は、周辺装置とシステムデータバスと
の間に設けられ、システムデータバス位置入れ換え情報
に基づいてバイト位置を入れ換える。
【0014】請求項3の発明によれば、システムデータ
バス位置入れ換え情報格納手段は、システムデータバス
位置入れ換え情報を格納する。第1のバイト位置入れ換
え手段は、CPUデータバスとシステムデータバスとの
間に設けられ、システムデータバス位置入れ換え情報に
基づいてバイト位置を入れ換える。同様に第2のバイト
位置入れ換え手段は、周辺装置とシステムデータバスと
の間に設けられ、システムデータバス位置入れ換え情報
に基づいてバイト位置を入れ換える。
【0015】請求項4の発明によれば、システムデータ
バス位置入れ換え情報格納手段は、システムデータバス
位置入れ換え情報を格納する。第1のメモリバイト位置
入れ換え手段は、CPUデータバスとシステムデータバ
スとの間に設けられ、システムデータバス位置入れ換え
情報に基づいてバイト位置を入れ換える。同様に第2の
メモリバイト位置入れ換え手段は、メモリとシステムデ
ータバスとの間に設けられ、システムデータバス位置入
れ換え情報に基づいてバイト位置を入れ換える。
【0016】請求項5の発明によれば、第1のメモリバ
イト位置入れ換え手段は、CPUデータバスとシステム
データバスとの間に設けられ、システムデータバス位置
入れ換え情報に基づいてバイト位置を入れ換える。同様
に第2のメモリバイト位置入れ換え手段は、メモリとシ
ステムデータバスとの間に設けられ、システムデータバ
ス位置入れ換え情報に基づいてバイト位置を入れ換え
る。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例の情報処理装
置の構成を示す図である。本図は、CPU100と、周
辺装置200と、周辺装置300と、メモリ400と、
メモリ制御回路500と、アライナ600とから構成さ
れている。CPU100は、32ビット単位にデータを
処理するCPUであり、当該CPU100には、アドレ
スバス101と、ビット幅が32ビットのデータバス1
02と、転送するデータのデータバス102上のバイト
位置を示すデータバス102側位置情報や転送するデー
タのサイズ等の情報を送るデータサイズ情報線104と
が接続されている。
【0018】周辺装置200は、入出力のビット幅が8
ビットである。同様に周辺装置300は、入出力のビッ
ト幅が16ビットである。共に、アドレスバス101
と、データバス103と、データサイズ情報線104と
が接続されている。その際、データバス103はビット
幅が32ビットであるので、例えばそれぞれ下位8ビッ
トの位置と下位16ビットの位置に当該周辺装置は接続
されるべきである。それは、CPU100の仕様によっ
て所定の位置、この場合は下位ビット、に定められてい
るからである。ところが、当該実施例においては、CP
U100によって指定されるバイト位置とは無関係に、
データバス103の負荷容量が最も小さくなるバイト位
置に各々接続されている。このデータバス103の負荷
容量が小さくなるバイト位置は、例えば、他に周辺装置
やメモリ等が接続されていない又は接続されている周辺
装置等が少ないバイト位置を指す。ここで、データバス
103の上位1ビット目〜8ビット目を仮に第1データ
バス位置と呼び、同様に9ビット目〜16ビット目を第
2データバス位置、17ビット目〜24ビット目を第3
データバス位置、25ビット目〜32ビット目を第4デ
ータバス位置と呼ぶとする。周辺装置300が第3デー
タバス位置及び第4データバス位置に接続されていると
すると、周辺装置200は、それ以外のデータバス位
置、例えば第1データバス位置に接続されている。
【0019】メモリ400は、8ビット幅のRAM41
0、RAM420、RAM430、RAM440から構
成される。RAM410は第1データバス位置に接続さ
れ、同様にRAM420は第2データバス位置に接続さ
れ、RAM430は第3データバス位置に接続され、R
AM440は第4データバス位置に接続される。メモリ
制御回路500は、上記メモリ400を制御する。
【0020】アライナ600は、CPU100とデータ
バス103との間に設けられ、データバス位置の入れ換
えを行う。例えばCPU100が周辺装置300に対し
てデータを出力するため、データバス102に通常のデ
ータバス位置である第4データバス位置にデータを出力
する。すると当該アライナ600は、第4データバス位
置から受けたデータを周辺装置300が接続されている
データバス103の第1データバス位置となるように、
第1データバス位置に入れ換えてデータバス103に出
力する。当該アライナ600は、具体的には、データバ
ス接続位置情報格納部610と、セレクタ群620と、
セレクタ群制御部630とから構成される。
【0021】データバス接続位置情報格納部610は、
データバス位置を入れ換えて出力すべき周辺装置のアド
レスと、現在その周辺装置が接続されているデータバス
103のデータバス位置を示すデータバス接続位置情報
とを対応付けて各周辺装置ごとに格納している。例えば
周辺装置300のアドレスと、第1データバス位置を示
すデータバス接続位置情報とを対応付けて格納してい
る。
【0022】セレクタ群620は、図2に示すように、
セレクタ21〜24と、セレクタ25〜28と、トライ
ステートバッファ29、30とから構成されている。セ
レクタ21〜24は、CPU100側からのデータバス
102を受けて、後述するセレクタ制御部630の制御
下でデータバス位置を入れ換え、データバス103に出
力する機能を有する。具体的には、セレクタ21は、デ
ータバス102の第1データバス位置〜第4データバス
位置までの4つの入力を受け付けそのうち一つをセレク
タ部回路630の制御下で選択しデータバス103の第
1データバス位置に出力する。同様にセレクタ22は、
データバス102の第1データバス位置〜第4データバ
ス位置までの4つの入力を受け付けそのうち一つをセレ
クタ制御部630の制御下で選択しデータバス103の
第2データバス位置に出力する。セレクタ23は、デー
タバス102の第1データバス位置〜第4データバス位
置までの4つの入力を受け付けそのうち一つをセレクタ
制御部630の制御下で選択しデータバス103の第3
データバス位置に出力し、セレクタ24は、データバス
102の第1データバス位置〜第4データバス位置まで
の4つの入力を受け付けそのうち一つをセレクタ制御部
630の制御下で選択しデータバス103の第4データ
バス位置に出力する。また、それぞれのセレクタ21〜
24は、4つの入力から1つを選ぶ以外に、セレクタ群
制御部630から制御されていないときはどれも選ばず
にハイインピーダンスの状態となる機能を有する。
【0023】また同様にセレクタ25〜28は、データ
バス103からのデータをうけ、後述するセレクタ制御
部630の制御下でデータバス位置を入れ換え、データ
バス102に出力する機能を有する。具体的にはセレク
タ25は、データバス103の第1データバス位置〜第
4データバス位置までの4つの入力を受け付けそのうち
一つをセレクタ制御部630の制御下で選択しデータバ
ス102の第1データバス位置に出力する。以下同様に
セレクタ26は、4つの入力を受け付けそのうち一つを
選択しデータバス102の第2データバス位置に出力
し、セレクタ23は、データバス102の第3データバ
ス位置に出力し、セレクタ24は、第4のデータバス位
置に出力する。
【0024】トライステートバッファ29、30は、デ
ータ転送時にCPU100のリード/ライト要求に基づ
き何れか一方のみをドライブする。セレクタ群制御部6
30は、CPU100がアドレスバス101に出力する
読み出し又は書き込みアドレスと、CPU100がデー
タサイズ情報線104に出力するデータバス102側位
置情報と、データバス接続位置情報格納部610に格納
されている情報とに基づいてデータ転送に使用するデー
タバス位置を決定し、その決定したデータバス位置に基
づきセレクタ21〜28を制御する。読み出しアドレス
であればセレクタ25〜28を制御し、書き込みアドレ
スであればセレクタ21〜24を制御する。例えば、ア
ドレスバス101から受けたアドレスが周辺装置300
の読み出しアドレスであれば、データバス接続位置情報
格納部610に格納してある周辺装置300のアドレス
に対応づけて格納されている第1データバス位置を示す
データバス接続位置情報を取り出す。その取り出したデ
ータバス接続位置情報とデータサイズ情報線104から
送られてくる第4データバス位置を示すデータバス10
2側位置情報とに基づいてセレクタ28を制御する。即
ち、周辺装置300からデータバス103の第1データ
バス位置でデータが送られ、CPU側は第4データバス
位置でデータを受け取るので、セレクタ28が第1デー
タバスからの入力を選択することにより第1データバス
位置からの入力を第4データバス位置に出力するように
制御する。
【0025】以上のように構成された情報処理装置にお
いて、システムの初期設定時の動作、およびCPU10
0が周辺装置300に対してリード/ライトする場合、
およびメモリ400に対してアクセスを行う場合につい
てその動作を説明する。 (1)初期設定 周辺装置300はデータバス103に対し、あらかじめ
最もデータバス103の負荷容量が最小となるバイト位
置に接続されている。そして、システムの起動時は、C
PU100内のセレクタ群制御部630が使用するデー
タバス接続位置情報格納部610が格納されていない。
この状態では、データバス103上に接続された全ての
装置に対して、アライナ600がデータバス位置の入れ
換えを行わずに、CPU100がデータ転送を行う。
【0026】アライナ600においてデータバス位置を
入れ換えてデータ転送を可能とするためには、CPU1
00が、周辺装置300がデータバス103に接続され
ているデータバス接続位置情報と、周辺装置300のア
ドレスとをデータバス接続位置情報格納部610に格納
する必要がある。このデータの格納が行われた後、セレ
クタ群制御部630は転送に使用するデータバスのデー
タバス位置を決定し、セレクタ群620を制御する。
【0027】(2)CPU100が周辺装置200へデ
ータの書き込みを行なう場合 CPU100から書き込み先のアドレスがアドレスバス
101上に、データバス102側位置情報等がデータサ
イズ情報線104上に、書き込むべきデータがデータバ
ス102上にそれぞれ出力される。セレクタ群制御部6
30は、アドレスバス101から出力されたアドレス
と、データサイズ情報線104に出力されたデータバス
102側位置情報と、データバス接続位置情報格納部6
10に格納されている情報とを用いて、データバス10
3で転送に使用するデータバス位置を決定し、セレクタ
群620を制御する。この制御は具体的には、データバ
ス102の第4データバス位置を使用して送られてきた
データを、セレクタ群620を制御して、データバス1
03の第1データバス位置を使用してデータを送るよう
に制御する。
【0028】(3)CPU100が300よりデータの
読み出しを行なう場合 CPU100から読み出し先アドレスがアドレスバス1
01上に、データバス102側位置情報等がデータサイ
ズ情報線104上にそれぞれ出力される。周辺装置30
0はアドレスバス101に出力されたアドレスと、デー
タサイズ情報線104上に出力された転送するデータの
サイズ等の情報とを用い、アクセスされたデータをその
ままデータバス103上の第1データバス位置に出力す
る。
【0029】一方、この読み出しと平行して、セレクタ
群制御部630は、アドレスバス101から出力された
アドレスと、データサイズ情報線104に出力されたデ
ータバス102側位置情報と、データバス接続位置情報
格納部610に格納されている情報とを用いて、データ
バス103からデータを受けるデータバス位置を決定
し、セレクタ群620を制御する。この制御は具体的に
は、データバス103の第1データバス位置を使用して
送られてきたデータを、セレクタ群620を制御して、
データバス102の第4データバス位置を使用してCP
U100にデータを送るように制御する。
【0030】(4)CPU100がメモリ400をアク
セスする場合 セレクタ群制御部630は、アドレスバス101から出
力されたアドレスと、データサイズ情報線104に出力
されたデータバス102側位置情報と、データバス接続
位置情報格納部610に格納されている情報とを用い
て、データバス103からデータを受けるデータバス位
置を決定し、セレクタ群620を制御するが、この場
合、アドレスバス101から出力されたアドレスは、デ
ータバス接続位置情報格納部610に格納されていない
ので、セレクタ群制御部630は、セレクタ群620を
制御しない。つまり、CPU100とメモリ400間の
アクセスにおいては、データバス位置の入れ換えは行わ
れない。
【0031】なお、周辺装置200、300がデータバ
ス103に接続されるデータバス位置は、実際にデータ
バス103の各データバス位置を用いてデータ転送を行
い、その場合の消費電力の電力測定を行うことにより求
めても良い。以上のように本実施例によれば、周辺装置
200を第4データバス位置以外の負荷容量の小さい位
置である第1データバス位置に接続し、データ転送する
ことができるので、周辺装置200のアクセス時の消費
電力を抑えることが可能となるとともに、周辺装置30
0の接続されている第4データバス位置の負荷容量を小
さくすることができるので、周辺装置300へのアクセ
ス時の消費電力も抑えることができる。
【0032】図3は本発明の第2の実施例の情報処理装
置の構成を示す図である。本図は、CPU100と、周
辺装置200と、周辺装置300と、メモリ400と、
メモリ制御回路700と、アライナ800とから構成さ
れている。ここで、第1の実施例と同一符号を付した構
成要素は第1の実施例の構成要素と同じであるので、説
明を省略する。
【0033】アライナ800は、さらに、データバス位
置入れ換え情報格納部810を備えている。データバス
位置入れ換え情報格納部810は、CPU100がメモ
リ400の一部をアクセスする場合、つまり8ビット又
は16ビットのデータ転送の際に四つのRAMのうち一
つ又は二つRAMをアクセスする場合に使用するデータ
バス103のデータバス位置を示すデータバス位置入れ
換え情報と、メモリ400のアドレスとを格納してい
る。
【0034】データバス位置入れ換え情報は例えば、一
つのRAMをアクセスする場合に対応して第2データバ
ス位置を示すデータバス位置入れ換え情報を格納し、同
様に二つのRAMを同時にアクセスする場合は第2デー
タバス位置及び第3データバス位置を示すデータバス位
置入れ換え情報を格納している。これらデータバス位置
入れ換え情報の示すデータバス位置は、8ビット又は1
6ビットのデータ転送を行う際にデータバス103にお
いて消費電力の小さいデータバス位置である。なお、こ
の消費電力の小さいデータバス位置は、実際にデータバ
ス103の各データバス位置を用いてデータ転送を行っ
た場合の消費電力の電力測定を行うことにより求めても
良いし、あるいは配線部分の負荷容量及び接続するLS
Iの端子の容量成分などに基づいて求めても良い。
【0035】メモリ制御回路700は、データバス位置
入れ換え情報格納部710と、セレクタ群720と、セ
レクタ群制御回路730とから構成され、メモリ400
を制御する。通常、メモリ400における各RAMは、
データバス203に対して、以下のように接続されてい
る。RAM410は、第1データバス位置、RAM42
0は、第2データバス位置、RAM430は、第3デー
タバス位置、RAM440は、第4データバス位置に接
続されている。当該メモリ制御回路700は、このよう
RAM410〜440が接続されているデータバス20
3とデータバス103との間に設けられ、データバス位
置の入れ換えを行う。
【0036】データバス位置入れ換え情報格納部710
は、データバス位置入れ換え情報格納部810と同様の
情報を格納している。セレクタ群720は、セレクタ群
620と同様の構成であり、後述するセレクタ群制御回
路730の制御下でデータバス位置を入れ換える。セレ
クタ群制御回路730は、CPU100がアドレスバス
101に出力する読み出し又は書き込みアドレスと、C
PU100がデータサイズ情報線104に出力するデー
タバス102側位置情報と、データバス位置入れ換え情
報格納部710に格納されている情報とに基づいて入れ
換えるデータバス位置を決定し、そのデータバス位置に
基づいてセレクタ群720を制御する。
【0037】以上のように構成された情報処理装置にお
いて、システムの初期設定時の動作、およびCPU10
0がメモリ400に対してデータの書き込み/読み出し
を行う場合についてその動作を説明する。 (1)初期設定 初期状態では、データバス接続位置情報格納部610、
データバス位置入れ換え情報格納部710、データバス
位置入れ換え情報格納部810には、情報が格納されて
いない。そのため、システムが起動した後、これらの格
納部610、710、810に情報を書込む。
【0038】(2)CPU100がメモリ400に対し
データの書き込みを行なう場合 書込みデータが8ビットで、RAM440にアクセス
する場合 CPU100から書き込みアドレスがアドレスバス10
1上に、データがデータバス102上に、データバス1
02側位置情報などがデータサイズ情報線104上に出
力される。
【0039】セレクタ群制御部630は、出力されたア
ドレスが、データバス接続位置情報格納部610に格納
されていないことを確認する。次に、CPU100より
出力されたアドレスがデータバス位置入れ換え情報格納
部810に格納されているメモリ400のアドレスであ
ることを確認する。メモリ400上のアドレスであるの
で、データサイズ情報線104に出力されたデータバス
102側位置情報と、データバス位置入れ換え情報格納
部810に格納されているデータバス位置入れ換え情報
とに基づいてデータ転送に使用するデータバス103の
データバス位置を決定し、セレクタ群620を制御す
る。この制御は具体的には、データバス102の第4デ
ータバス位置を使用して送られてきたデータを、セレク
タ群620を制御して、データバス103の第2データ
バス位置にデータを送るように制御する。
【0040】同様に、セレクタ群制御回路730は、ア
ドレスバス101上に出力されたアドレスがデータバス
位置入れ換え情報格納部710に格納されているメモリ
400のアドレスであることを確認する。メモリ400
上のアドレスであるので、データサイズ情報線104に
出力されたデータバス102側位置情報と、データバス
位置入れ換え情報格納部810に格納されているデータ
バス位置入れ換え情報とに基づいてデータ転送に使用す
るデータバス203のデータバス位置を決定し、セレク
タ群720を制御する。この制御は具体的には、データ
バス103の第2データバス位置を使用して送られてき
たデータを、セレクタ群720を制御して、データバス
203の第4データバス位置にデータを送るように制御
する。送られたデータは、第4データバス位置に接続さ
れているRAM440に書込まれる。
【0041】書込みデータが16ビットでRAM43
0、440にアクセスする場合 CPU100から書き込みアドレスがアドレスバス10
1上に、データがデータバス102上に、データバス1
02側位置情報などがデータサイズ情報線104上に出
力される。セレクタ群制御部630は、出力されたアド
レスが、データバス接続位置情報格納部610に格納さ
れていないことを確認する。次に、CPU100より出
力されたアドレスがデータバス位置入れ換え情報格納部
810に格納されているメモリ400のアドレスである
ことを確認する。メモリ400上のアドレスであるの
で、データサイズ情報線104に出力されたデータバス
102側位置情報と、データバス位置入れ換え情報格納
部810に格納されているデータバス位置入れ換え情報
とに基づいてデータ転送に使用するデータバス103の
データバス位置を決定し、セレクタ群620を制御す
る。この制御は具体的には、データバス102の第3デ
ータバス位置及び第4データバス位置を使用して送られ
てきたデータを、セレクタ群620を制御して、データ
バス103の第2データバス位置及び第3データバス位
置にデータを送るように制御する。
【0042】同様に、セレクタ群制御回路730は、ア
ドレスバス101上に出力されたアドレスがデータバス
位置入れ換え情報格納部710に格納されているメモリ
400のアドレスであることを確認する。メモリ400
上のアドレスであるので、データサイズ情報線104に
出力されたデータバス102側位置情報と、データバス
位置入れ換え情報格納部810に格納されているデータ
バス位置入れ換え情報とに基づいてデータ転送に使用す
るデータバス203のデータバス位置を決定し、セレク
タ群720を制御する。この制御は具体的には、データ
バス103の第2データバス位置及び第3データバス位
置を使用して送られてきたデータを、セレクタ群720
を制御して、データバス203の第3データバス位置及
び第4データバス位置にデータを送るように制御する。
送られたデータは、第3データバス位置及び第4データ
バス位置に接続されているRAM430及びRAM44
0に書込まれる。
【0043】書き込むデータが32ビットの場合 アライナ800は、入力されたデータをデータバス位置
の入れ換えを行うことなくそのままデータバス103に
出力する。同様に、メモリ制御回路700も、入力され
たデータをデータバス位置の入れ換えを行うことなくそ
のまま出力し、メモリ400は出力されたデータを書き
込む。
【0044】(3)CPU100がメモリ400のRA
M440よりデータの読み出しを行なう場合 CPU100から書き込みアドレスがアドレスバス10
1上に、データバス102側位置情報などがデータサイ
ズ情報線104上に出力される。セレクタ群制御回路7
30は、アドレスバス101上に出力されたアドレスを
デコードし、該当するRAM440をアクセスする。
【0045】アスセスされたRAM440は、指定され
たアドレスのデータをデータバス203の第4データバ
ス位置に出力する。セレクタ群制御回路730は、アド
レスバス101上に出力されたアドレスがデータバス位
置入れ換え情報格納部710に格納されているメモリ4
00のアドレスであることを確認する。メモリ400上
のアドレスであるので、データサイズ情報線104に出
力されたデータバス102側位置情報と、データバス位
置入れ換え情報格納部810に格納されているデータバ
ス位置入れ換え情報とに基づいてデータ転送に使用する
データバス103のデータバス位置を決定し、セレクタ
群720を制御する。この制御は具体的には、データバ
ス203の第4データバス位置を使用して送られてきた
データを、セレクタ群720を制御して、データバス1
03の第2データバス位置にデータを送るように制御す
る。セレクタ群制御部630は、出力されたアドレスが
データバス位置入れ換え情報格納部810に格納されて
いるメモリ400のアドレスであることを確認する。そ
して、データサイズ情報線104に出力されたデータバ
ス102側位置情報と、データバス位置入れ換え情報格
納部810に格納されているデータバス位置入れ換え情
報とに基づいてデータ転送に使用するデータバス102
のデータバス位置を決定し、セレクタ群620を制御す
る。この制御は具体的には、データバス103の第2デ
ータバス位置を使用して送られてきたデータを、セレク
タ群620を制御して、データバス102の第4データ
バス位置にデータを送るように制御する。CPU100
は、データバス102の第4データバス位置から送られ
てきたデータを受け取る。
【0046】以上のように本実施例によれば、CPU1
00とメモリ400との間でデータバスの一部のみを用
いてデータ転送を行なう場合に、最も消費する電力の少
ない経路、すなわち負荷の最も軽い信号線をデータ転送
に利用できシステムの消費電力を抑えることが可能とな
る。図4は、本発明の第3の実施例の情報処理装置の構
成を示す図である。本図は、CPU100と、周辺装置
200と、周辺装置300と、メモリ400と、メモリ
制御回路700と、アライナ800と、アライナ900
と、アライナ1000とから構成されている。ここで、
第1の実施例及び第2の実施例と同一符号を付した構成
要素は第1の実施例の構成要素と同じであるので、説明
を省略する。
【0047】アライナ900は、セレクタ群620と、
セレクタ群制御部630と、データバス位置入れ換え情
報格納部910とからなる。データバス位置入れ換え情
報格納部910は、8ビット又は16ビットのデータ転
送の際に使用するデータバス103のデータバス位置を
示すデータバス位置入れ換え情報と、メモリ400のア
ドレス及び周辺装置200、300のアドレスとを格納
している。データバス位置入れ換え情報で示されるデー
タバス位置は、そのデータバス103において負荷が軽
い位置である。例えば、8ビットのデータ転送の際は、
第2データバス位置であり、16ビットのデータ転送の
際は、第2データバス位置と第3データバス位置とす
る。
【0048】アライナ1000は、8ビット幅の周辺装
置200と32ビット幅のデータバス103との間に設
けられ、データバス位置の切換えを行う。当該アライナ
1000は、具体的には、データバス位置入れ換え情報
格納部1010と、セレクタ群1020と、セレクタ群
制御回路1030とから構成されている。データバス接
続位置入れ換え情報格納部1010は、周辺装置200
のアドレスと、CPU100と周辺装置200との間の
データ転送において使用されるデータバス103のデー
タバス位置情報とを対応付けて格納している。データバ
ス位置情報で示されるデータバス位置は、例えば、第2
データバス位置である。
【0049】セレクタ群1020は、図5に示すよう
に、セレクタ21と、セレクタ35、36、37、38
と、トライステートバッファ29、30とから構成され
ている。セレクタ21は、データバス103からデータ
を受け、後述するセレクタ群制御回路1030の制御下
でデータを受けるデータバス位置を切換え、周辺装置2
00に出力する機能を有する。具体的には、セレクタ2
1は、データバス103の第1データバス位置〜第4デ
ータバス位置までの4つの入力を受け付けそのうち一つ
をセレクタ群制御回路1030の制御下で選択し8ビッ
ト幅の周辺装置200に出力する。また、セレクタ3
5、36・・は、周辺装置200からデータを受け、後
述する制御回路1030の制御下でデータをデータバス
の任意のデータバスに出力する機能を有する。具体的に
は、セレクタ35は、周辺装置200から送られてきた
データをデータバス103の第1データバス位置に出力
するか否かの制御を行う。同様に、セレクタ36は、周
辺装置200から送られてきたデータを第2データバス
位置に、セレクタ37は、第3データバス位置に、セレ
クタ38は、第4データバス位置に、出力するか否かの
制御を行う。
【0050】セレクタ群制御回路1030は、アドレス
バス101から出力されたアドレスと、データサイズ情
報線104に出力されたデータバス102側位置情報
と、データバス位置入れ換え情報格納部1010に格納
されている情報とを用いて、データが転送に使用される
データバス103のデータバス位置を決定し、セレクタ
群1020を制御する。
【0051】セレクタ群制御回路1030は、アドレス
バス101から出力されたアドレスと、データサイズ情
報線104に出力されたデータバス102側位置情報
と、データバス位置入れ換え情報格納部1010に格納
されている情報とを用いて、データが転送に使用される
データバス103のデータバス位置を決定し、セレクタ
群1020を制御する。
【0052】アライナ1100は、16ビット幅の周辺
装置300と32ビット幅のデータバス103との間に
設けられ、データバス位置の切換えを行う。当該アライ
ナ1100は、具体的には、データバス位置入れ換え情
報格納部1110と、セレクタ群1120と、セレクタ
群制御回路1130とから構成されている。データバス
位置入れ換え情報格納部1110は、周辺装置300の
アドレスと、CPU100と周辺装置300との間のデ
ータ転送において使用されるデータバス103のデータ
バス位置情報とを対応付けて格納している。データバス
位置情報で示されるデータバス位置は、例えば、第2デ
ータバス位置及び第3データバス位置である。
【0053】セレクタ群1120は、図6に示すよう
に、セレクタ21、22と、セレクタ45、46、4
7、48と、トライステートバッファ29、30とから
構成されている。セレクタ21、22は、データバス1
03からデータを受け、後述するセレクタ群制御回路1
130の制御下でデータを受けるデータバス位置を切換
え、周辺装置300に出力する機能を有する。具体的に
は、セレクタ21は、データバス103の第1データバ
ス位置〜第4データバス位置までの4つの入力を受け付
けそのうち一つをセレクタ群制御回路1130の制御下
で選択し16ビット幅の周辺装置300の上位8ビット
に出力する。同様にセレクタ22は、データバス103
の第1データバス位置〜第4データバス位置までの4つ
の入力を受け付けそのうち一つをセレクタ群制御回路1
130の制御下で選択し16ビット幅の周辺装置200
の下位8ビットに出力する。また、セレクタ45、46
・・は、周辺装置300からデータを受け、後述する制
御回路1130の制御下でデータをデータバスの任意の
データバスに出力する機能を有する。具体的には、セレ
クタ45は、周辺装置300からデータバスの上位又は
下位8ビットのデータバス位置から送られてきた2入力
を受け、どちらか一方をデータバス103の第1データ
バス位置に出力するか、若しくはどちらも出力しない。
同様に、セレクタ46は、周辺装置300から送られて
きた2入力を受け、どちらか一方をデータバス103の
第2データバス位置に出力するか、若しくはどちらも出
力しない。セレクタ47は、2入力を受け、どちらか一
方をデータバス103の第3データバス位置に出力する
か、若しくはどちらも出力しない。セレクタ48は、2
入力を受け、どちらか一方をデータバス103の第4デ
ータバス位置に出力するか、若しくはどちらも出力しな
い。
【0054】以上のように情報処理装置において、シス
テムの初期設定時の動作、およびCPU100が周辺装
置200、300に対してデータの書き込み/読み出し
を行う場合についてその動作を説明する。 (1)初期設定 初期状態では、データバス位置入れ換え情報格納部71
0、データバス位置入れ換え情報格納部910、データ
バス位置入れ換え情報格納部1010、データバス位置
入れ換え情報格納部1110には、情報が格納されてい
ない。そのため、システムが起動した後、これらの格納
部710、910、1010、1110に情報を書込
む。
【0055】(2)CPU100が周辺装置200にデ
ータの書き込みを行な場合 CPU100から書き込み先のアドレスがアドレスバス
101上に、データバス102側位置情報等がデータサ
イズ情報線104上に、書き込むべきデータがデータバ
ス102上にそれぞれ出力される。アライナ900のセ
レクタ群制御部630は、アドレスバス101から出力
されたアドレスと、データサイズ情報線104に出力さ
れたデータバス102側位置情報と、データバス接続位
置情報格納部610に格納されている情報とを用いて、
データバス103で転送に使用するデータバス位置を決
定し、セレクタ群620を制御する。この制御は具体的
には、データバス102の第4データバス位置を使用し
て送られてきたデータを、セレクタ群620を制御し
て、データバス103の第2データバス位置を使用して
データを送るように制御する。
【0056】一方、周辺装置200側のアライナ100
0のセレクタ群制御回路1030は、アドレスバス10
1上に出力されたアドレスがデータバス位置入れ換え情
報格納部1010に格納されている周辺装置200のア
ドレスであることを確認する。周辺装置200上のアド
レスであるので、データサイズ情報線104に出力され
たデータバス102側位置情報と、データバス位置入れ
換え情報格納部1010に格納されているデータバス位
置入れ換え情報とに基づいてデータ転送に使用するデー
タバス103のデータバス位置を特定し、セレクタ群1
020を制御する。この制御は具体的には、データバス
103の第2データバス位置を使用して送られてきたデ
ータを、セレクタ群1020を制御して、8ビット幅の
周辺装置200にデータを送るように制御する。
【0057】(3)CPU100が300よりデータの
読み出しを行なう場合 CPU100から読み出し先アドレスがアドレスバス1
01上に、データバス102側位置情報等がデータサイ
ズ情報線104上にそれぞれ出力される。周辺装置30
0はアドレスバス101に出力されたアドレスと、デー
タサイズ情報線104上に出力された転送するデータの
サイズ等の情報とを用い、アクセスされたデータを出力
する。
【0058】一方、この読み出しと平行して、アライナ
1100のセレクタ群制御回路1130は、アドレスバ
ス101から出力されたアドレスと、データサイズ情報
線104に出力されたデータバス102側位置情報と、
データバス位置入れ換え情報格納部1110に格納され
ている情報とを用いて、データ転送に使用するデータバ
ス103のデータバス位置を決定し、セレクタ群112
0を制御する。この制御は具体的には、16ビットの周
辺装置から送られてきたデータの上位8ビットをデータ
バス103の第2データバス位置に、下位8ビットをデ
ータバス103の第3データバス位置に送るようにセレ
クタ群1120を制御する。
【0059】一方、この読み出しと平行して、CPU側
のアライナ900のセレクタ群制御部630は、アドレ
スバス101から出力されたアドレスと、データサイズ
情報線104に出力されたデータバス102側位置情報
と、データバス位置入れ換え情報格納部910に格納さ
れている情報とを用いて、データバス103からデータ
を受けるデータバス位置を決定し、セレクタ群620を
制御する。この制御は具体的には、データバス103の
第2データバス位置を使用して送られてきたデータを、
セレクタ群620を制御して、データバス102の第4
データバス位置を使用してCPU100にデータを送る
ように制御する。
【0060】以上のように本実施例によれば、全ての周
辺装置、メモリとデータバスとの間にデータバス位置を
切替える手段が設けてあるので、周辺装置等との間でデ
ータバスの一部のみを用いてデータ転送を行なう場合
に、最も消費する電力の少ない経路が利用でき、さらに
周辺装置などを後にデータバスに接続した場合でもチュ
ーニングが容易である。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の発明に
よれば、周辺装置をシステムデータバスの配線の負荷容
量が小さいバイト位置に接続し、CPUデータバスとシ
ステムデータバスとの間にバイト位置入れ換え手段を設
けたので、システムデータバスの配線の負荷容量が小さ
いバイト位置を用いてデータ転送を行うことができ、C
PUの仕様を変えることなく、データバスでのデータ転
送の際の消費電力の低減を図ることができる。
【0062】請求項2の発明によれば、システムデータ
バスのCPUデータバス側と周辺装置側とにバイト位置
入れ換え手段を設けたので、最も負荷の軽いバイト位置
のシステムデータバスを用いてデータを転送することが
可能となるので、データバスでのデータ転送の際の消費
電力の低減を図ることができる。さらに、後にシステム
データバスに周辺装置等を接続し、負荷の軽いバイト位
置が変わった場合でもシステムデータバス位置入れ換え
情報格納手段の内容を変更するだけで容易に対応できる
という効果もある。
【0063】請求項3の発明によれば、システムデータ
バスのCPUデータバス側と周辺装置側とにバイト位置
入れ換え手段を設けたので、最も負荷の軽いバイト位置
のシステムデータバスを用いてデータを転送することが
可能となるので、さらにデータバスでのデータ転送の際
の消費電力の低減を図ることができる。請求項4の発明
によれば、システムデータバス位置入れ換え情報格納手
段を備え、システムデータバスのCPUデータバス側と
メモリ側とにメモリバイト位置入れ換え手段を設けたの
で、最も負荷の軽いバイト位置のシステムデータバスを
用いてデータを転送することが可能となるので、さらに
データバスでのデータ転送の際の消費電力の低減を図る
ことができる。
【0064】請求項5の発明によれば、全ての周辺装
置、メモリとシステムデータバスとの間にバイト位置を
入れ換える手段を設けたので、最も負荷の軽いバイト位
置のシステムデータバスを用いてデータを転送すること
が可能となるとともに、後にシステムデータバスに周辺
装置等を接続し、負荷の軽いバイト位置が変わった場合
でもシステムデータバス位置入れ換え情報格納手段の内
容を変更するだけで容易に対応できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における情報処理装置の構成図で
ある。
【図2】セレクタ群620の構成図である。
【図3】第2の実施例における情報処理装置の構成図で
ある。
【図4】第3の実施例における情報処理装置の構成図で
ある。
【図5】セレクタ群1020の構成図である。
【図6】セレクタ群1120の構成図である。
【符号の説明】
100 CPU 101 アドレスバス 102 データバス 103 データバス 104 データサイズ情報線 200 周辺装置 300 周辺装置 400 メモリ 410 RAM 420 RAM 430 RAM 440 RAM 500 メモリ制御回路 600 アライナ 610 データバス接続位置情報格納部 620 セレクタ群 630 セレクタ群制御回路 700 メモリ制御回路 710 データバス位置入れ換え情報格納部 720 セレクタ群 730 セレクタ群制御回路 800 アライナ 810 データバス位置入れ換え情報格納部 900 アライナ 910 データバス位置入れ換え情報格納部 1000 アライナ 1010 データバス位置入れ換え情報格納部 1020 セレクタ群 1030 セレクタ群制御回路 1100 アライナ 1110 データバス位置入れ換え情報格納部 1120 セレクタ群 1130 セレクタ群制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUに接続されているCPUデータバ
    スのビット幅より小さいビット幅の周辺装置を有する情
    報処理装置であって、 CPUがデータを周辺装置に対して入出力する特定バイ
    ト位置とは無関係に、配線の負荷容量の小さいバイト位
    置に周辺装置が接続されたシステムデータバスと、 前記周辺装置がシステムデータバスに接続されているバ
    イト位置を示すシステムデータバス接続位置情報を周辺
    装置毎に格納するシステムデータバス接続位置情報格納
    手段と、 一端がCPUデータバスに接続され他端が前記システム
    データバスに接続され、CPUの周辺装置に対するデー
    タの入出力要求に伴い、前記CPUデータバスの前記特
    定バイト位置を前記システムデータバス接続位置情報に
    基づいて、前記システムデータバスにおいて前記周辺装
    置が接続されているバイト位置に入れ換えてデータを入
    出力するバイト位置入れ換え手段とを備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 CPUに接続されているCPUデータバ
    スのビット幅より小さいビット幅の周辺装置を有する情
    報処理装置であって、 システムデータバスと、 前記システムデータバスの配線の負荷容量が小さいバイ
    ト位置を示すシステムデータバス位置入れ換え情報を格
    納するシステムデータバス位置入れ換え情報格納手段
    と、 一端がCPUデータバスに接続され他端が前記システム
    データバスに接続され、CPUの周辺装置に対するデー
    タの入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置入
    れ換え情報が示すシステムデータバスのバイト位置を用
    いてCPUの周辺装置に対するデータを入出力する第1
    のバイト位置入れ換え手段と、 一端が前記周辺装置に接続され他端がシステムデータバ
    スに接続され、CPUの周辺装置に対するデータの入出
    力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換え情
    報が示すシステムデータバスのバイト位置を用いてCP
    Uの周辺装置に対するデータを入出力する第2のバイト
    位置入れ換え手段とを備えたことを特徴とする情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 CPUに接続されているCPUデータバ
    スのビット幅より小さいビット幅単位にデータを入出力
    することができるメモリを有する情報処理装置であっ
    て、 システムデータバスと、 前記システムデータバスの配線の負荷容量が小さいバイ
    ト位置を示すシステムデータバス位置入れ換え情報を格
    納するシステムデータバス位置入れ換え情報格納手段
    と、 一端がCPUデータバスに接続され他端が前記システム
    データバスに接続され、CPUのメモリに対する前記デ
    ータの入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置
    入れ換え情報が示すシステムデータバス位置を用いてデ
    ータを入出力する第1のメモリバイト位置入れ換え手段
    と、 一端が前記メモリに接続され他端が前記システムデータ
    バスに接続され、CPUのメモリに対する前記データの
    入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換
    え情報が示すシステムデータバス位置を用いてデータを
    入出力する第2のメモリバイト位置入れ換え手段とを備
    えたことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置は、さらに、CPUに
    接続されているCPUデータバスのビット幅より小さい
    ビット幅単位にデータを入出力することができるメモリ
    を有し、 前記システムデータバス位置接続情報格納手段は、さら
    に、 前記システムデータバスの配線の負荷容量が小さいバイ
    ト位置を示すシステムデータバス位置入れ換え情報を格
    納するシステムデータバス位置入れ換え情報格納手段を
    備え、 前記バイト位置入れ換え手段は、さらに、 CPUのメモリに対する前記データの入出力要求に伴
    い、前記システムデータバス位置入れ換え情報が示すシ
    ステムデータバス位置を用いてデータを入出力する第1
    のメモリバイト位置入れ換え手段を備え、 前記情報処理装置は、さらに、 一端が前記メモリに接続され他端が前記システムデータ
    バスに接続され、CPUのメモリに対する前記データの
    入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換
    え情報が示すシステムデータバス位置を用いてデータを
    入出力する第2のメモリバイト位置入れ換え手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置は、さらに、CPUに
    接続されているCPUデータバスのビット幅より小さい
    ビット幅単位にデータを入出力することができるメモリ
    を有し、 前記第1のバイト位置入れ換え手段は、さらに、 CPUのメモリに対する前記データの入出力要求に伴
    い、前記システムデータバス位置入れ換え情報が示すシ
    ステムデータバス位置を用いてデータを入出力する第1
    のメモリバイト位置入れ換え手段を備え、 前記情報処理装置は、さらに、 一端が前記メモリに接続され他端が前記システムデータ
    バスに接続され、CPUのメモリに対する前記データの
    入出力要求に伴い、前記システムデータバス位置入れ換
    え情報が示すシステムデータバス位置を用いてデータを
    入出力する第2のメモリバイト位置入れ換え手段とを備
    えたことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
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JP7258423A Pending JPH09101934A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 情報処理装置

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JP (1) JPH09101934A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100343461B1 (ko) * 1999-12-06 2002-07-11 박종섭 저전력 버스장치
US7043592B2 (en) 2002-01-30 2006-05-09 Oki Electric Industry Co., Ltd. External bus controller

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KR100343461B1 (ko) * 1999-12-06 2002-07-11 박종섭 저전력 버스장치
US7043592B2 (en) 2002-01-30 2006-05-09 Oki Electric Industry Co., Ltd. External bus controller

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