JPH10260894A - メモリ内蔵型プロセッサ - Google Patents

メモリ内蔵型プロセッサ

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JPH10260894A
JPH10260894A JP9062711A JP6271197A JPH10260894A JP H10260894 A JPH10260894 A JP H10260894A JP 9062711 A JP9062711 A JP 9062711A JP 6271197 A JP6271197 A JP 6271197A JP H10260894 A JPH10260894 A JP H10260894A
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JP
Japan
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data
memory
processor
block
blocks
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JP9062711A
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English (en)
Inventor
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Akihiro Katsura
晃洋 桂
Tetsuya Shimomura
哲也 下村
Hiroyuki Mizuno
弘之 水野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速動作可能なメモリ集積型プロセッサを提供
する。 【解決手段】1つのLSIに内蔵しているメインメモリ
500をデータ入出力部を共有するように予め定められ
た特定のアドレスを境界とする複数のブロックに分割
し、プロセッサ(100)が出力するアドレスを監視し
てプロセッサのメモリアクセス時間調整すると共に、上
記メインメモリ500の複数のブロックからデータに応
じて選択するウェイト制御回路から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ内蔵型のプロ
セッサに係り、特に小型・低価格システムにおける画像
の動画表示に適したCPUに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータシステムで
は、CPU(Central ProcessingUnit)とメインメモリ
は個別のチップとして製造され、プリント基板上で端子
間の配線により結線されていたが、最近では、半導体技
術の進歩によりこれを1つのチップ上に形成することが
可能になりつつある。この例として、日経マイクロデバ
イス“16Mと32ビット・プロセッサを集積コストを
上げずに性能は1.6倍に”、1996年3月号,PP.
60−65に、プロセッサとメモリの集積に関する例が
記載されている。この文献によれば、SRAM(Static
Random Access Memory)によるキャッシュメモリと、
DRAM(Dynamic Random AccessMemory)によるメイ
ンメモリがプロセッサと共に集積されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DRAMは大容量に適
するがアクセス速度が遅い。SRAMは高速アクセスが
可能であるが集積度が低くなる。そこで先の文献では、
大容量を必要とするメインメモリにDRAMを用いなが
ら、SRAMによるキャッシュメモリを併用することで
性能を向上させている。しかしながら、このような方式
においては、SRAMはDRAMより集積度が低いので全て
をDRAMで製造した場合に比べてメモリの集積度が低
くなってしまう。また、複数個のメモリを集積すると、
アドレスデコーダやセンスアンプといったメモリの付属
回路も増えてしまうので、やはりメモリの集積度が低く
なる。
【0004】また、キャッシュメモリは、CPUがアク
セスするメインメモリのコピーを格納している。従っ
て、キャッシュメモリとメインメモリ間のデータの入れ
替え(スワッピング処理)が必要となる。キャッシュ方
式では、CPUが処理するデータが小容量の場合は効率
が良いが、大容量のデータを扱うとそのデータの全てを
キャッシュメモリに格納できなくなる。そうすると、先
の入れ替えが頻繁に発生し、性能劣化につながってしま
う。例えば、動画表示を行う処理では、大量データを高
速に処理する必要がある。
【0005】このような問題に鑑みて、本発明の目的
は、プロセッサと大容量DRAMを集積化した、高速動
作可能なメモリ集積型プロセッサと、そのプロセッサを
使用したコンピュータシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、プロセッサと、予め定められた特定のアド
レスを境界としてデータの入出力部を共通にするよう複
数のブロックに分割し、この複数のブロックの内、少な
くとも1つは他のブロックよりアクセス速度が速いブロ
ックを持つように構成したメモリと、プロセッサが出力
するアドレスを監視してプロセッサのメモリアクセス時
間を調整するウェイト制御手段とをLSIに集積すること
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかるシステム
構成を示したものである。CPUコア100とメインメ
モリ500を一つのLSI(Large Scale Integrated c
ircuit)に集積したメモリ内蔵型プロセッサ10と、R
OM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の外部
メモリ20と、他のシステムとの通信を行うための通信
アダプタ60,ペン入力機能付き液晶パネル等の表示器
40,キーボード入力50,スピーカ70及びこれらを
制御するI/Oモジュール30によって構成される。本
システムは、PDA(Personal Digital Assistance)
や携帯型PC(PersonalComputer)への適用を考えたも
のである。このようなシステムにおける代表的な応用例
として、インターネット情報検索処理が上げられる。こ
の処理では、図示しないネットワーク上のサーバから、
文字,静止画,動画,音声等の情報を受け取り、それら
の情報を表示器40に表示したり、スピーカ70で音声
再生を行う。特に動画表示のためには、膨大なデータを
高速に処理する必要がある。本実施例では、この動画表
示を可能とする高速プロセッサについて説明する。
【0008】CPUコア100は、32ビットのマイク
ロプロセッサであり、メモリのアクセスは内部メモリバ
ス600とメモリ制御部200を経由して行う。内部メ
モリバス600は、命令読み出し用のアドレス,読み出
された命令,命令リード信号,オペランドデータ用のア
ドレス,オペランドデータ,オペランドのリード/ライ
ト信号を含む。
【0009】メモリ制御部200は、それらの信号を受
け取り、メインメモリ500や外部バスに対してアドレ
ス,データ,制御信号のやり取りを行う。またウェイト
信号によって、メモリのアクセス速度が異なる場合にも
対応可能である。
【0010】メインメモリ500は、CPUコア100
の主記憶用のメモリであり、領域A501と領域B50
2の2つに分かれている。この理由は、アクセス速度の
違いにより領域を分割している。プロセッサの最大動作
周波数を高くするために、高速にアクセスできる部分と
低速な部分を分けて制御する方式としている。この2つ
の領域については後で詳細に記述する。
【0011】ウェイト制御部300は、メインメモリ5
00のアクセス速度の違いをメモリ制御部200に伝え
るためのものである。CPUコア100が領域A501
をアクセスする場合には速く、領域B502をアクセス
する場合は遅くなる。
【0012】外部バス制御部400は、メモリ内蔵型プ
ロセッサ10の外部のLSIと接続するための外部バス
を制御する。
【0013】次に図2を用いて、メインメモリ500の
内部を説明する。領域A501と領域B502の中には
メモリセルMがマトリックス状に配置されており、それ
ぞれに約4Mビットのセルがある。これらのメモリをア
クセスするためには、メモリアドレスによってアドレス
を指定する。そのアドレスは上位アドレスデコ一ダ50
04によって上位13ビットがデコードされ、AA1か
らAB2047までのいずれかのワード線がアクティブ
になる。そのワード線によって選択されたメモリセルの
データはBD0からBD2047までのデータ線にデー
タを出力し、センスアンプ/データラッチ5002で信
号増幅した後記憶される。さらに、下位アドレスデコー
ダ5003とデータ選択回路5001によって、204
8ビットの中から、CPUコア100の1ワードである
32ビットが選択される。
【0014】ところで、メモリのアクセス速度はデータ
線の信号の伝達速度に大きく影響されるため、高速なメ
モリを得るためには少ない容量のメモリとする必要があ
る。しかしながら本発明では、大容量のメインメモリを
集積することを目的としているので、この高速メモリの
方式と矛盾することになる。そこで、メインメモリの領
域を複数に分割し、その分割された領域のデータ線をト
ランジスタによるスイッチSWで接続することにした。
この方式によれば、領域A501をアクセスする場合は
スイッチSWをOFFとすることによって、データ線に
接続されるメモリセルMの個数を実質的に減らすことが
可能となり負荷が減少するので、高速アクセスが可能と
なる。領域B502の場合は、スイッチSWをONとす
ることによってアクセスすることが可能となる。この方
式では、領域A501と領域B502で個別にメモリを
設ける場合に比べて、センスアンプ/データラッチ50
02やアドレスデコーダ5003,5004を共通化で
きるため、LSIの集積度を向上させることができる。
【0015】図3は、ウェイト制御部300の内部を示
したものである。アドレスチェック部302は、メモリ
制御部200から出力されるメモリアドレスを監視し、
いずれの領域のアクセスであるかを判定する。もし領域
A501のアクセスであればSW制御信号とウェイト信
号の出力は行わない。領域B502のアクセスであれ
ば、SW制御信号とウェイト信号を出力する。アドレス
ラッチ303は、前回アクセスしたアドレスを記憶して
いる。アドレス比較304は、アドレスラッチ303の
内容と、メモリアドレスのそれぞれの上位13ビットが
一致するかどうかを比較する。もし一致すれば、前回ア
クセスしたデータはセンスアンプ/データラッチ500
2にデータが記憶されているので、メモリセルからデー
タを読み出す必要がなくなり、消費電力の低減を図るこ
とができる。また、領域B502に該当する場合は通常
より高速にアクセスできることになる。
【0016】図4は、メモリアクセスのタイムチャート
を示したものである。(a)は領域Aのアクセスを示し
ている。最初の1サイクル目で(00000)H番地の
アクセスを行い、2サイクル目に(00001)H番地
をアクセスする。両方ともウェイト信号は出力されな
い。しかし2サイクル目は、1サイクル目で読み出され
たデータはセンスアンプ/データラッチ5002に既に
存在するので、ページモードの信号をアクティブにす
る。そうすると、データはラッチ5002から出力され
る。(b)は、領域B502をアクセスする場合であ
る。アクセス速度が遅い領域であるので、ウェイト信号
をアクティブにし、2サイクルかけてアクセスする。以
上のように領域によってアクセス速度が異なるというこ
とは、使用頻度が高いデータを領域A501に格納すれ
ば、システムの性能を向上することができる。
【0017】次に、プロセッサにより高速処理が可能と
なる処理の例として、動画表示の処理を行う場合につい
て説明する。動画の元データは、ネットワークから受け
取る。ネットワークの速度はCPUコア100の動作速
度に比べて数百〜数千倍程度遅い。従って、ネットワー
クから受け取るデータの格納場所は高速アクセスを必要
としないため、領域B502に前記データを格納する。
また、受け取ったばかりの動画データは、通常情報圧縮
されている。その圧縮方式は、一般にはMPEG(Moving P
icture Experts Group)方式が用いられている。本処理
の詳細は、公知の文献が多数存在するので、ここでは説
明を省略する。
【0018】動画表示を行うには、フレームと呼ばれる
静止画像を次々と素早く切り替える必要がある。この場
合、あるフレームの画像データとその次のフレームの画
像データはほとんど似ている場合が多い。そこでMPE
G方式のデータを送出する側のシステムでは、フレーム
間の差分データを送ることによってデータ転送量を少な
くしている。一方、画像を再生する側のシステムでは、
1つ前のフレームデータ(1画面分の画像データであ
り、約230KB〜920KB)を記憶し、受信した差
分データに基づき、次のフレームデータを生成する必要
がある。従って、1画面分に相当するデータ領域を高速
にアクセスする必要が生じる。そこで、フレームデータ
を領域A501に格納することによって、CPUコア1
00は高速データアクセスが可能となり、結果的に高速
処理が可能となる。
【0019】従来のCPUでは、SRAMによるキャッ
シュメモリを用いて高速アクセス可能なメモリ領域を設
けていた。しかし、キャッシュ方式では、キャッシュメ
モリの容量が少ないことから、画像データのような大容
量なデータの全てはこのメモリに入らない場合が多い。
このような場合には、キャッシュメモリとメインメモリ
間でデータを入れ替えるスワッピング処理が頻繁に発生
してしまうため、処理速度が低下するという問題が生じ
る。
【0020】一方、本実施例の方式では、高速アクセス
可能な容量をキャッシュメモリよりも多く確保できると
いうメリットがある。しかも、主記憶の一部としてアク
セスするので、スワッピング処理の必要がなくなるた
め、高速に処理可能である。
【0021】図5は、メインメモリ500の構成の第2
の実施例である。メモリのアクセス速度の違いをメモリ
自信がメモリ制御部200に通知する方式を示したもに
である。図5では、メインメモリ500をアクセスする
と必ず0のデータが読み出されるデータ線DACKを新
たに設ける。このデータ線は、1ビットのデータ幅のR
OM5005からの読み出しデータとなっている。この
DACKが0になるとメモリセルMからデータが読み出
されたことになる。この信号をウェイト制御部300で
ウェイト信号に変換して、メモリ制御部200のアクセ
スサイクルを調整する。
【0022】図6は、2つの領域に分割したメインメモ
リ500を命令アクセスとデータアクセスが同時に行え
るようにした例である。メモリ制御部200は、命令用
とデータ用の2系統の制御を行う。
【0023】図7は、2系統のアクセスを行うためのメ
インメモリ500の内部構造である。命令用センスアン
プ/ラッチ5008,命令用バス幅調整回路5009,
命令用アドレスデコーダ5006及び5007を追加す
る。命令は、電源投入時は記憶されていないので、CP
Uコア100はプログラムローダと呼ぶソフトウェアに
よって外部メモリ20等から転送する。この場合は、デ
ータ用バス幅調整回路5001を経由して、領域B50
2にストアされる。プログラムの転送が終了すると、C
PUコア100は、命令用バス幅調整回路5009を経
由して命令を読み出す。一般的なプログラムでは、命令
を格納するアドレス領域とデータを記憶するアドレス領
域は分離している。従って本実施例のように領域A50
1と領域B502でプログラムとデータを分離しても実
用上問題はない。また、プログラムが領域B502に納
まらないというような場合には、メモリ制御部200が
命令とデータを交互にアクセスすることで正しい動作が
可能となる。
【0024】図8は、メインメモリ500の2つの領域
のうち、一方をCPUコア100のレジスタとして使用
する方式を示したものである。レジスタは、CPUコア
100の演算命令のオペランドとして指定される。ここで
は、a+b=cというような演算に対応するため、3つ
のレジスタを同時にアクセスする。1つのレジスタは3
2ビットであるため、96ビットのデータ幅が必要とな
る。また、レジスタの本数は32本が一般的であるた
め、レジスタの全ビット数は1024ビットである。
【0025】一般的に、CPUコア100に対する割り
込みが発生した時、レジスタのデータをメモリに退避し
なければならない。従来のCPUでは、1ワード単位で
レジスタとメモリ間でデータ転送を行っていた。従っ
て、32本のレジスタの退避/復帰には数十サイクルを
要していた。しかし本実施例では、その退避先を領域B
502とすることで、高速な退避/復帰を可能とする。
【0026】図9は、メインメモリ500の内部であ
る。レジスタデータは、レジスタ用センスアンプ/デー
タラッチ5008に記憶されており、CPUコア100
が通常の演算命令を実行するときは、このラッチ500
8に対してアクセスを行う。CPUコア100に割り込
みが発生した場合は、図8のレジスタ退避ポインタ80
0が指定する領域B502のメモリ上にラッチ5008
のデータを書き込む。また、割り込みから復帰する場合
は、レジスタ退避ポインタ800の指定する領域B50
2のデータをラッチ5008に読み出す。これらの退避
/復帰処理,ラッチ5008の全てのデータを一度に処
理することができる。
【0027】次に、CPUコア100によって、メモリ
ブロックの容量を設定できるプロセッサについて説明す
る。大容量のメモリの中で、高速にアクセスすべき容量
は、システムが処理するアプリケーションやデータサイ
ズによって異なってくる。従って、分割されたメモリブ
ロックの容量が固定的であると、様々な処理に対応でき
なくなるおそれがある。この問題に対応するために、図
10は、CPUコア100によって、高速アクセスが可
能な領域の容量が決定できるシステムを示している。C
PUコアが、メモリ分割設定レジスタ900に高速領域
の容量を設定することによって、高速アクセス可能な領
域のサイズが決定される。
【0028】図11は、高速アクセス可能な領域の容量
が可変できるメインメモリ500の構成を示したもので
ある。それぞれのビットのデータ読み出し線BD0〜BD
2047には途中に3つのスイッチが入っている。これらの
スイッチはS1〜S3の信号で制御される。図10のウ
ェイト制御部300では、メモリ分割設定レジスタ90
0に設定されたアドレスと、CPUコア100が出力す
るアドレスを比較し、レジスタ305の範囲内に該当す
るスイッチのみをオンとする。これにより、高速アクセ
ス可能な領域の容量が可変できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、アドレスデコーダやセ
ンスアンプといったメモリの付属回路を増やすことな
く、大容量なメモリを複数ブロックに分割し、その一部
を高速アクセスすることができる、これにより、プロセ
ッサと大容量のメモリを集積化し、プロセッサの高速動
作を可能とすることができる。
【0030】さらに、画像の動画表示処理をプロセッサ
を用いて処理する場合には、再生画像を高速アクセス可
能なブロックに格納することで、フレーム間の差分デー
タから次のフレームの再生データを高速に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリ集積型プロセッサを使用したシステム構
成例を示す。
【図2】メモリのブロック分割の詳細図を示す。
【図3】ウェイト制御部の詳細を示す。
【図4】メモリアクセスのタイムチャートを示す。
【図5】メモリがアクセス速度をプロセッサに通知する
ための構成について示す。
【図6】命令とデータを並行してアクセスできるプロセ
ッサについて示す。
【図7】命令とデータを並行してアクセスするためのメ
モリ構成を示す。
【図8】一部のメモリブロックをプロセッサのレジスタ
退避用とするプロセッサを示す。
【図9】一部のメモリブロックをプロセッサのレジスタ
退避用とするメモリ構成を示す。
【図10】メモリブロックの容量を可変できるプロセッ
サを示す。
【図11】メモリブロックの容量を可変できるメモリ構
成を示す。
【符号の説明】
10…メモリ内蔵型プロセッサ、20…外部メモリ、3
0…I/Oモジュール、100…CPUコア、200…
メモリ制御部、300…ウェイト制御部、400…外部バ
ス制御部、500…メインメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 弘之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを演算するプロセッサと、 予め定められた特定のアドレスを境界としてデータの入
    出力部を共有する複数のブロックに分割し、上記複数の
    ブロックのうち、少なくとも1つのブロックは他のブロ
    ックよりアクセス速度が速いメモリと、 上記プロセッサが出力するアドレスを監視して上記プロ
    セッサのメモリアクセス時間を調整するウェイト制御回
    路とを同一の半導体基板上に形成したことを特徴とする
    メモリ内蔵型プロセッサ。
  2. 【請求項2】圧縮された動画データを外部から受信し、
    上記受信されたデータを復元しながら表示装置に動画表
    示を行うデータ処理装置において、 上記受信データを処理するプロセッサと、 複数のメモリセルを有し、このメモリセルを予め定めら
    れた特定のアドレスを境界としてデータの入出力部を共
    有する複数のブロックに分割するよう構成したメモリ
    と、 前記プロセッサが出力するアドレスに基づいて上記プロ
    セッサのメモリアクセス時間を調整すると共に格納すべ
    きデータに基づいて上記メモリの1つのブロックを選択
    するウェイト制御回路が同一の半導体基板上に形成した
    ことを特徴とするメモリ内蔵型プロセッサ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のメモリ内蔵型プロセッサに
    おいて、上記メモリのデータ入出力部に前記メモリのア
    クセス速度を上記プロセッサに通知する手段を設けたこ
    とを特徴とするメモリ内蔵型プロセッサ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のメモリ内蔵型プロセッサに
    おいて、 上記メモリの上記複数のブロックのうち少なくとも1つ
    のブロックは他のブロックよりもアクセス速度が速く、 上記受信データを上記メモリのアクセス速度の遅いブロ
    ックに格納し上記プロセッサが処理する過程に生じる中
    間データ及び結果データを上記アクセス速度の速いブロ
    ックに格納することを特徴としたメモリ内蔵型プロセッ
    サ。
  5. 【請求項5】予め定められた命令に従ってデータを演算
    するプロセッサと、 予め定められた特定のアドレスを境界として第1と第2
    のブロックに分割され、上記2つのブロックのそれぞれ
    対応するビット位置のデータ読み出し線をスイッチで接
    続したメモリを同一の半導体基板上に形成したメモリ内
    蔵型プロセッサであって、 上記第1のブロックには上記命令を、上記第2のブロッ
    クには上記データをそれぞれ記憶した状態で上記プロセ
    ッサが上記メモリをアクセスする場合は上記スイッチを
    切断状態にし、上記命令と上記データは同時アクセスが
    可能となり、 上記命令が上記第1のブロックを越えて上記第2のブロ
    ックにも記憶される場合、もしくは上記データが上記第
    2のブロックを越えて上記第1のブロックにも記憶され
    る場合は、上記スイッチ手段を導通状態にし、上記命令
    と上記データは時分割アクセスとなることを特徴とする
    メモリ内蔵型プロセッサ。
  6. 【請求項6】予め定められた命令に従って複数のレジス
    タデータを演算し、割り込み処理可能なプロセッサと、 予め定められた特定のアドレスを境界として第1と第2
    のブロックに分割され、上記2つのブロックのそれぞれ
    対応するビット位置のデータ読み出し線をスイッチで接
    続したメモリを同一の半導体基板上に形成したメモリ内
    蔵型プロセッサであって、 上記第1のブロックのデータ入出力部にデータラッチを
    設け、上記ラッチは上記プロセッサのレジスタとして使
    用され、上記ラッチは少なくとも上記複数のレジスタの
    総ビット数を持ち、 上記プロセッサに割り込み処理が発生した場合は、上記
    ラッチのデータを上記第1のブロックに全ビット同時に
    転送し、上記割り込み処理が終了した時は、上記第1の
    ブロックから前記ラッチに全ビット同時にデータを転送
    することを特徴とするメモリ内蔵型プロセッサ。
  7. 【請求項7】データを演算するプロセッサと、 予め定められた特定のアドレスを境界として複数のブロ
    ックに分割され、上記複数のブロックのそれぞれに対応
    するビット位置のデータ読み出し線をスイッチ手段で接
    続したメモリと、 上記プロセッサが出力するアドレスを監視して上記プロ
    セッサのメモリアクセス時間を調整すると共に、上記ス
    イッチ手段を制御するウェイト制御回路であり、上記ア
    ドレスを監視する範囲を設定するレジスタを有するウェ
    イト制御回路と、を同一の半導体基板上に形成し、 上記アドレスが上記レジスタに設定された範囲に対応す
    る上記スイッチを接続するようにしたことを特徴とする
    メモリ内蔵型プロセッサ。
JP9062711A 1997-03-17 1997-03-17 メモリ内蔵型プロセッサ Pending JPH10260894A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328329B1 (ko) * 1998-01-22 2002-03-12 가네꼬 히사시 명령 메모리 회로
US6684278B1 (en) 1999-07-16 2004-01-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Microcomputer and memory access control method

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