JPH09179780A - バースト可でキャッシュ不可のメモリアクセスを支援するマイクロプロセッサ装置 - Google Patents

バースト可でキャッシュ不可のメモリアクセスを支援するマイクロプロセッサ装置

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JPH09179780A
JPH09179780A JP8337132A JP33713296A JPH09179780A JP H09179780 A JPH09179780 A JP H09179780A JP 8337132 A JP8337132 A JP 8337132A JP 33713296 A JP33713296 A JP 33713296A JP H09179780 A JPH09179780 A JP H09179780A
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チェン イアン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャッシュ不可のメモリ位置にバースト可ア
クセスを行ってメモリアクセス性能を向上させる、マイ
クロプロセッサを用いた装置を開示する。 【解決手段】 この装置はメモリアドレス空間と入出力
アドレス空間を持つ。第1実施態様では、マイクロプロ
セッサ(5)がキャッシュ要求信号(CACHE#)と
入出力要求制御信号(M/IO#)を出力することによ
り、キャッシュアクセスが阻止されている主メモリ(2
0)の領域にバーストアクセスを行う。メモリコントロ
ーラ(10)はこれをキャッシュ不可メモリ位置へのバ
ースト要求と解釈し、キャッシュ応答制御信号(KEN
#)を出力してバーストアクセスの許可を示し、バース
トメモリアクセスを行う。第2実施態様では、メモリコ
ントローラ(60)はキャッシュ応答信号(KEN#)
とは別のバースト応答信号(BEN#)により、キャッ
シュ不可メモリ空間へのバーストアクセスに応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマイクロプロセッ
サを用いたデータ処理装置の分野に関し、より特定する
と、メモリバッファ管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の高性能のデータ処理装置は、中央
処理装置(CPU)として単一チップのマイクロプロセ
ッサを用い、主メモリとして半導体ランダムアクセスメ
モリ(RAM)を用いて実現している。主メモリは一般
にダイナミックRAM(DRAM)で実現しており、密
度が高くビット当たりの価格は低い。しかし従来のDR
AMのアクセス時間とサイクル時間は比較的遅く、最新
のマイクロプロセッサのクロック速度に追いつくことが
できない。
【0003】従来のマイクロプロセッサを用いたデータ
処理装置は、主メモリのアクセス速度の限界を克服しか
つ高密度で低価格のDRAMを得るために、キャッシュ
メモリを用いている。キャッシュメモリは一般に高速の
スタティックRAM(SRAM)の小さなブロックであ
って、マイクロプロセッサと同じチップ上かまたはチッ
プ外(またはその両方)にあり、近い将来アクセスする
可能性のあるメモリ位置の内容を記憶する。一般にキャ
ッシュメモリは、最近アクセスしたメモリ位置の近くの
メモリ位置の内容を記憶する。マイクロプロセッサはメ
モリに逐次にアクセスすることが多いので、逐次のサイ
クルで行う逐次のメモリアクセスは、メモリ空間内の互
いにごく近くのメモリアドレスにアクセスする。したが
って、隣のメモリ位置の内容をキャッシュ内に記憶すれ
ば、マイクロプロセッサから主メモリの代わりにキャッ
シュメモリにアクセスすることにより、メモリのかなり
の部分にアクセスすることができる。このように、キャ
ッシュメモリを用いることにより、装置全体の性能が向
上する。最近のマイクロプロセッサの中には多レベルの
キャッシュメモリを備えているものがあり、レベルが上
がるに従ってキャッシュメモリの容量が増加し(速度は
減少する)、性能が最適になる。キャッシュメモリを巧
みに設計し利用することにより、主DRAMメモリへの
アクセスをできるだけ減らして、装置の性能を大きく向
上させることができる。
【0004】マイクロプロセッサを用いた装置のメモリ
アクセス性能を向上させる別の方法は、通常「バース
ト」アクセスサイクルと呼ぶ、特殊なメモリアクセスサ
イクルを用いることである。バーストメモリアクセスサ
イクルは、メモリ装置の動作において、一連のメモリ位
置にアクセスするのに用いる。一般に、バーストアクセ
スはマイクロプロセッサと主メモリの間に置いたメモリ
コントローラチップにより行い、マイクロプロセッサが
与えるアドレス情報と制御信号に応じて動作する。バー
ストサイクルはメモリアクセスの性能を向上させるのに
非常に効果がある。たとえば8バイトのバスを持つ最近
の装置では、最高のキャッシュを用いた場合には、わず
か5バスサイクル(2−1−1−1)で単一のメモリア
ドレスを与えることにより、1バーストサイクルで32
バイトのメモリにアクセスすることができる。またバス
サイクルシーケンス8−3−3−3(全体で17バスサ
イクル)で32バイトのアクセスを行うページモードD
RAMを用いることにより、また最高の場合はバスサイ
クルシーケンス6−1−1−1(全体で9バスサイク
ル)で32バイトのバーストアクセスを行う早期データ
出力(Early Data Out)(EDO)および同期DRAMな
どの特殊なDRAM機能を用いることにより、バースト
アクセスは非常に効率的になる。非バーストの場合に比
べるとこれは格段の進歩である。非バーストで、8度の
別個の4バイト読み出し(非バーストアクセスは一般に
4バイトより長くないので)を1グループとしてアクセ
スすると、32バイト線にアクセスするのに64サイク
ル必要である。このように、バーストモードメモリアク
セスは非バーストサイクルに比べて一般に2倍から6倍
速い。
【0005】いわゆる「ペンティアム級」のマイクロプ
ロセッサ(インテルコーポレーションが発売しているP
ENTIUMマイクロプロセッサと互換性のある機能と
命令セットを持つマイクロプロセッサ)などの、よく知
られた「x86」構造を用いたマイクロプロセッサで
は、バーストメモリアクセスはキャッシュ動作にリンク
している。言い換えると、x86構造のマイクロプロセ
ッサのバーストメモリ動作は、キャッシュ書込(cache l
ine fill) 動作(メモリから読み出す)およびキャッシ
ュからメモリへの書込(write-back)動作(メモリに書き
込む)に関してだけ行う。これらのマイクロプロセッサ
をキャッシュ構造にしてほとんどのデータおよび命令の
検索をキャッシュメモリにより行う場合、キャッシュ動
作にバーストメモリアクセスを行えば性能は極めて高く
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にキャッシュ化の
動作は「真の」メモリ位置に対して優れている(従来の
メモリアクセス動作では、マイクロプロセッサは真のメ
モリ位置にだけデータの書き込みまたは読み出しを行
う)。というのは、マイクロプロセッサはキャッシュの
メモリ位置の値と主メモリのメモリ位置の値とを一致さ
せることができるからである。同じメモリ位置について
キャッシュの値と主メモリの値が同じであれば、主メモ
リの値の代わりにキャッシュの値を読んでも問題はな
い。しかし、たとえば入出力装置の状態を含むメモリ位
置や、グラフィックスアクセラレータにより変えられる
スクリーンバッファのメモリ位置の場合は、メモリ位置
が揮発性であってメモリ位置のキャッシュの値が古くな
っていることがよくある。主メモリ位置の代わりに揮発
性のメモリ位置のキャッシュの値を読むと、装置の動作
に大きな問題を生じる。したがって従来のIBMのPC
構造では、一般にメモリコントローラが動作して、マイ
クロプロセッサがこれらの揮発性の位置を「キャッシュ
可(cacheable) 」にして(すなわち、キャッシュメモリ
に記憶して)アクセスを阻止する。
【0007】たとえばメモリ写像レジスタは、従来のメ
モリアクセスでアクセスするが一般にキャッシュ可アク
セスは阻止する領域である。というのは、メモリ写像レ
ジスタは頻繁にポーリングして装置の状態の変化を検出
し、これに応じて何らかの制御を行うからである。メモ
リ写像レジスタをキャッシュ化した場合、装置の状態が
変わるとメモリ写像レジスタの主メモリの値は変わる
が、キャッシュ化した値は変わらない。メモリ写像レジ
スタを定期的にポーリングしてもキャッシュの値を読み
出すだけであって、知りたい装置の状態の変化は検出し
ないので制御ができなくなる。別の例で、メモリ写像入
出力機能などの非メモリ装置をキャッシュ化すると、オ
ンチップキャッシュメモリの読み出しはバスサイクルと
して現れないので、バスでの読み出し動作に応じて状態
が変わる型の入出力装置では別の問題が生じる。またキ
ャッシュは主メモリよりも更新された値を多く含むの
で、書き戻しキャッシュ化も非メモリ位置に関して問題
を生じる。読出しキャッシュへの書き込みはバスに現れ
ないので、これらの位置をキャッシュ化すると、バスに
行った書き込みを再び命令するように見える。
【0008】揮発性なので一般にキャッシュ可アクセス
を阻止するメモリ領域の別の例としてビデオメモリがあ
る。ビデオメモリは論理的にはマイクロプロセッサのメ
モリ写像内にあり、物理的には主メモリ内にあるかまた
は別個にある(グラフィックスアダプタ内など)。ビデ
オメモリはマイクロプロセッサ以外の装置(たとえば、
グラフィックスプロセッサ、すなわちグラフィックスア
ダプタ)の制御の下にあることが多い。その内容はマイ
クロプロセッサの制御の外で頻繁に変えられるので、主
マイクロプロセッサによるキャッシュ可アクセスには適
していない。ビデオメモリの一部をマイクロプロセッサ
のキャッシュ内に記憶すると、グラフィックスプロセッ
サにより変えられるので、その後キャッシュの内容をア
クセスしても無効になる可能性がある。
【0009】したがって従来のx86構造のマイクロプ
ロセッサでは、バースト可メモリアクセスはアクセスす
るメモリ位置がキャッシュ可であることにつながってい
る。たとえばPENTIUMマイクロプロセッサは、メ
モリにアクセス中は(マイクロプロセッサが端子M/I
O#に高論理レベルを与えることによりメモリアクセス
であることを示す。ただし#は信号が低論理レベルで活
動状態であることを示す)端子CACHE#に制御信号
を出力することにより、バースト可メモリアクセスを要
求する。この要求に応じて、メモリコントローラはマイ
クロプロセッサが与えたメモリアドレスがメモリ空間の
キャッシュ可領域にあるかどうかを決定し、キャッシュ
可領域内にある場合はマイクロプロセッサにKEN#入
力を表明し、バーストアクセスを行う。この従来の方法
では、キャッシュ可アクセスが阻止されたメモリの領域
にマイクロプロセッサがバースト可アクセスを要求した
場合は、メモリコントローラはバースト可アクセスを行
わず、KEN#の出力を停止して(deasserting) このこ
とを示す。そして、所望のメモリ位置に単一転送アクセ
スを行う。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はマイクロプロ
セッサ、たとえばPENTIUM級のマイクロプロセッ
サ、を用いたデータ処理装置で実現する。マイクロプロ
セッサは入出力アドレス空間を持つ。入出力アドレス空
間はメモリアドレス空間内の位置と共通のアドレス値を
持ち、メモリ/入出力選択制御信号により選択できる。
またマイクロプロセッサは、メモリへのキャッシュアク
セス要求を示す制御出力を持つ。この発明ではマイクロ
プロセッサは、メモリアドレスの提示と組み合わせたキ
ャッシュ要求信号と、入出力アクセスの選択とを表明す
ることにより、キャッシュ不可メモリ領域へのバースト
可アクセスを要求する。この装置はメモリコントローラ
を備える。メモリコントローラは、キャッシュ要求信号
と入出力アクセス選択の組み合わせをメモリへのバース
ト可アクセスの要求と解釈してバースト可アクセスを行
い、制御信号によりこのことをマイクロプロセッサに示
す。
【0011】この発明の目的は、キャッシュ不可のメモ
リ位置にバースト可アクセスを行う、マイクロプロセッ
サを用いたデータ処理装置を提供することである。この
発明の別の目的は、このアクセスを読み出しにも書き込
みにも行うことである。この発明の他の目的や利点は、
以下の説明と図面を参照すれば、当業者には明らかにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1を参照して、この発明の第1の好ましい
実施態様を実現する例示のマイクロプロセッサを用いた
装置2を詳細に説明する。図1に示すように、装置2は
中央処理装置(CPU)5を備える。この発明の実施態
様では、CPU5はよく知られた「x86構造」のマイ
クロプロセッサであり、好ましくはPENTIUM級の
マイクロプロセッサである。CPU5はその一部にバス
インターフェース装置(BIU)8を備える。BIU8
はCPU5の内部の回路であって、CPU5と装置2内
の他の部分との間の通信を制御する。この発明のこの実
施態様では、CPU5のBIU8は、アドレスバスAB
USとデータバスDBUSと制御バスCBUSから成る
バスに接続する。この技術では普通であるが、アドレス
バスABUSはCPU5が2進アドレスを与えて装置2
の他の要素にアクセスするためのバスであり、データバ
スDBUSはCPU5と他の装置要素との間でディジタ
ルデータを伝送するためのバスであり、制御バスCBU
Sは装置2の要素間に制御信号を伝えるためのバスであ
る。
【0013】図1の装置2では、関連するコントローラ
により種々の周辺要素がバスABUS、DBUS、CB
USに接続し、通常の装置の機能を行う。装置2の主メ
モリ20は、メモリコントローラ10によりバスABU
S、DBUS、CBUSに結合する。メモリコントロー
ラ10はCPU5からアドレス値と制御信号を受けて対
応する制御信号を主メモリ20に与え、主メモリ20は
データバスDBUSにより、CPU5とデータを授受す
るなどの所望の動作を行う。また装置2はレベル3キャ
ッシュメモリ22を備える。キャッシュメモリ22は通
常の方法でキャッシュコントローラ12に接続する。キ
ャッシュコントローラ12はバスABUS、DBUS、
CBUSに接続し、CPU5とレベル3キャッシュメモ
リ22との間のデータの伝送を制御する。この例では、
レベル3キャッシュメモリ22は装置2の第3レベルキ
ャッシュメモリで、レベル1およびレベル2キャッシュ
メモリはCPU5内にある(図1にはレベル2キャッシ
ュ6を示す)。
【0014】また装置2は入出力コントローラ14を備
える。入出力コントローラ14はバスABUS、DBU
S、CBUSによりCPU5に接続し、また数個の入出
力装置24に接続する。入出力装置24は、ビデオモニ
タや、キーボードや、位置決め装置や、ディスク駆動副
装置など、装置2内の一般的な入力および出力周辺装置
を含む。コントローラ10、12、14は一般にいわゆ
る「チップセット」で実現され、CPU5と共に動作す
る。さらに装置2はクロック発生回路16を備える。ク
ロック発生回路16は周期的なクロック信号を線CLK
に発生させてシステム2の各要素に(BIU8を通して
CPU5にも)与え、また種々の各装置要素内に内部ク
ロック信号を発生させる。したがって装置2はデスクト
ップワークステーションや携帯用ノートブック型などの
一般的な最新のコンピュータに対応する。コンピュータ
プログラムはディスク記憶装置(入出力装置24の中の
1つで表す)内に記憶し、主メモリ20にダウンロード
して動作させる。
【0015】メモリアクセスを行うには、CPU5はバ
スABUSにアドレス値を与え、同時に制御バスCBU
Sに該当する制御信号(読み出し/書き込み選択信号を
含む)を与える。メモリコントローラ10は該当する制
御信号を主メモリ20に与え、所望の位置にアクセスす
る。この例では、主メモリ20の一部20vはビデオメ
モリで、入出力機能24の1つのグラフィックスアダプ
タ(すなわちコントローラ)により、バスABUS、D
BUS、CBUS、または第2バス(図示せず)を用い
て独立にアクセスすることができる。またはビデオメモ
リ20vは、PCIビデオカードの場合のように、バス
上の独自の装置として実現することもできる。メモリコ
ントローラ10の制御の下に(一般に制御バスCBUS
を用いてメモリコントローラ10とCPU5の間の初期
接続手順プロトコルにより行う)、CPU5はデータバ
スDBUS上にデータを与える(メモリ書き込み)か、
データバスDBUSからデータを受ける(メモリ読み出
し)。
【0016】図1に示すように、メモリ通信も入出力通
信も同じバス、すなわちアドレスバスABUS、データ
バスDBUS、制御バスCBUSを用いて行う。したが
って、x86構造のマイクロプロセッサを用いた装置で
通常行うように、この発明の実施態様でも入出力アクセ
スは上述のメモリアクセスと同様の方法で行う。すなわ
ち、CPU5はアドレスバスABUSにアドレスを与
え、同時にバスCBUSに該当する制御信号を与える。
入出力動作では、アドレスバスABUSのアドレスは入
出力機能24の特定の1つに対応する。入出力コントロ
ーラ14の制御の下に、CPU5から選択された入出力
機能24にデータバスDBUSを用いて(出力動作の場
合)、または選択された入出力機能24からCPU5に
データバスDBUSを用いて(入力動作の場合)、デー
タを伝送する。
【0017】次に図2を参照して、この発明の第1実施
態様のメモリコントローラ10の構成と動作について、
またCPU5および主メモリ20に関連して、詳細に説
明する。図2に示すように、アドレスバスABUS、デ
ータバスDBUS、制御バスCBUS(これらはCPU
5の特定の端子に接続する)により、CPU5のBIU
8はメモリコントローラ10と通信する。CPU5の端
子は外部コネクタで、その形式はピン(ピン−グリッド
−アレイパッケージの場合)や、はんだボールや、パッ
ケージリード線や、ボンドパッド(チップ形式の場合)
や、集積回路パッケージ用の任意のその他の従来型の外
部接続である。この技術で知られているように、CPU
5の端子は通常ピン名または信号名で呼ぶ。説明の都合
上、CPU5の端子に接続するバス線の名は対応する端
子と同じ名とする。図2に示すように、制御バスCBU
SはCPU5の端子(この例では従来のPENTIUM
級のマイクロプロセッサの端子、たとえばメモリ/入出
力選択M/IO#、キャッシュ要求CACHE#、バー
スト作動可能BRDY#、キャッシュ可能KEN#など
を含む)に対応する線を備える。メモリアクセスを行う
のに用いる他の従来のPENTIUM級の端子(図2に
は示していない)には、バイト可能信号BE7#−BE
0、アドレス状態信号ADS#、データ/制御選択D/
C#、書き込み/読み出し選択W/R#、読出書込み/
ライトスルー(write-through) 信号WB/WT#、など
がある。クロック発生器16は線CLKによりCPU5
(BIU8を通して)とメモリコントローラ10にクロ
ック信号を与える。
【0018】メモリコントローラ10は、CPU5と主
メモリ20の間の通信を行うためのいくつかの機能ブロ
ックを備える。当業者は機能的な説明からメモリコント
ローラ10の構成と動作を完全に理解できるので、図2
にはこれらのブロックを機能的に示す。この技術で従来
行われているように、アドレスバッファ21はアドレス
バスABUSによりCPU5からメモリアドレスを受け
てアドレスマルチプレクサ26に送り、アドレス線An
からAo により主メモリ20に与える。同様にメモリコ
ントローラ10内のデータバッファ23はデータバスD
BUSによりCPU5からデータを受けて、書き込み動
作の場合はこれを書き込みバッファ27に送る。書き込
みバッファ27はデータ線Dinにより主メモリ20と通
信する。しかしこの信号路は双方向的であって、書き込
みバッファ27は線Dout により主メモリ20からデー
タを受け、このデータをデータバッファ23に送って、
メモリ読み出し動作でCPU5に与える。
【0019】CPU5と主メモリ20との間の通信の制
御はバス制御回路25により行う。バス制御回路25は
制御バスCBUSとメモリ制御回路29に接続する。さ
らにメモリコントローラ10は制御論理28を備える。
制御論理28はメモリコントローラ10の内部動作を制
御する。詳しく言うと、バス制御回路25は制御バスC
BUSによりCPU5から制御信号(信号M/IO#と
CACHE#を含む)を受け、メモリアクセス要求に応
じて、該当する従来のDRAM制御およびタイミング信
号を主メモリ20に送るようメモリ制御回路29に命令
してメモリアクセスを行う。この信号には、行アドレス
ストローブ(RAS#)、列アドレスストローブ(CA
S#)、書き込み可能(WE#)がある。さらに、バス
制御回路25はCPU5に制御信号を送ってメモリアク
セスの状態を示す。この制御信号はキャッシュ可能信号
KEN#とバースト作動可能信号BRDY#(これはバ
ーストアクセスに特に重要で、後で説明する)を含む。
【0020】またメモリコントローラ10の制御論理2
8は好ましくはメモリコントローラ10の動作を制御す
るプログラマブルレジスタを備える。このレジスタは主
メモリ20のキャッシュ不可位置を規定するレジスタを
含む。CPU5が要求する各メモリアクセスに応じて、
制御論理28はこれらのレジスタを調べて、アドレスバ
スABUSに与えられる所望のメモリアドレスがメモリ
アドレス空間のキャッシュ不可領域にあるかどうかを決
定する。この技術で知られているように、メモリコント
ローラ10は線KEN#を出力して、所望のメモリアド
レスがキャッシュ可であることをCPU5に示し、また
所望のメモリアドレスがキャッシュ不可領域内にある場
合は線KEN#の出力を停止する。
【0021】この発明の背景に関して上に述べたよう
に、従来の技術ではバースト可メモリアクセスはキャッ
シュ不可領域にないメモリアドレスだけに用いることが
できる。したがって従来のマイクロプロセッサは、キャ
ッシュ不可領域へのメモリアクセス要求に応じて線KE
N#の出力を停止した。さらに、マイクロプロセッサの
端子BRDY#はメモリのキャッシュ不可領域への単一
転送動作(読み出しまたは書き込み)の間だけ出力し、
バーストアクセスの場合のような多バスサイクルでは表
明しない。
【0022】図3はこの発明のこの実施態様の装置2内
の各アドレス空間の略図である。例示の装置2は、従来
のPENTIUM級のマイクロプロセッサのように、4
ギガバイトのメモリアドレス空間30(メモリアドレス
は0000 0000hからFFFF FFFFh)と
64キロバイトの入出力アドレス空間40(メモリアド
レスは0000 0000hから0000 FFFF
h)を持つ。またCPU5を含めて一般のPENTIU
M級のマイクロプロセッサのように、メモリアドレス空
間30と入出力アドレス空間40はいくつかの同じアド
レス値(すなわちメモリアドレス空間30内と入出力ア
ドレス空間40内の位置に対応する、0000 000
0hと0000 FFFFhの間のアドレス値)を共有
する。上に説明したように、従来のx86構造のマイク
ロプロセッサはM/IO#と呼ぶ端子に制御信号を与え
る。M/IO#は、高論理レベルの場合はメモリアクセ
スが起こることを示し、低論理レベルの場合は入出力動
作が起こることを示す。
【0023】図3に示すように、メモリアドレス空間3
0はキャッシュ不可領域32を含む。上に説明したよう
に、キャッシュ不可領域32はメモリアドレス空間30
の領域に対応し、キャッシュ書き込みまたはキャッシュ
読み出しによるアクセスが阻止される。或るレジスタ
(キャッシュ可アクセスを阻止するアドレスを含んでい
る)の内容に従って、メモリコントローラ10は、特定
すると制御論理28は、キャッシュ不可領域へのキャッ
シュ可アクセスを阻止する。キャッシュ不可領域32と
はビデオメモリ20v(図1参照)やメモリ写像制御レ
ジスタなどで、どちらもキャッシュ記憶に適していな
い。このように、メモリコントローラ10が動作して線
KEN#に出力停止の状態を出すことにより、キャッシ
ュ不可領域32の内容をCPU5の内部キャッシュ(た
とえば図1に示すレベル2キャッシュ6)に記憶するの
を阻止する。
【0024】しかしこの発明に関連して、x86構造の
マイクロプロセッサ内の主メモリのキャッシュ不可領域
にバーストアクセス機能を与えると有用であることが分
かった。たとえば、CPU5はキャッシュ不可領域32
内のビデオメモリ20vの一部の内容に迅速にアクセス
したい(すなわちバーストモードで)場合がある。また
たとえば、CPU5はスクリーン像をメモリに複写した
い、またはメモリの別の部分をビデオメモリに複写した
い場合がある。ビデオメモリ20vはキャッシュ不可な
ので、従来のx86構造の装置はキャッシュ不可領域3
2へのバースト可アクセスを阻止する。
【0025】しかしこの発明の第1の好ましい実施態様
では、CPU5は制御バスCBUS内にある制御信号を
用いて、主メモリ20にバースト可だがキャッシュ不可
のアクセスを要求することができる。上に示したよう
に、従来のx86構造のマイクロプロセッサは制御出力
信号M/IO#を用いて、メモリアクセスを行うか(M
/IO#が高)入出力動作を行うか(M/IO#が低)
を示す。対照的にこの発明のこの実施態様では、CPU
5は線M/IO#の低論理レベルとCACHE#信号の
表明(低論理信号)の組み合わせを用いて、メモリアド
レス空間30のキャッシュ不可領域にバースト可メモリ
アクセスを要求する。メモリコントローラ10は、特定
するとその中のバス制御回路25は、このM/IO#低
とCACHE#低の組み合わせをバーストメモリアクセ
スの要求と解釈し(従来の方法で入出力要求と解釈する
のとは異なる)、メモリアドレスがメモリアドレス空間
30のキャッシュ不可領域32内であることを制御論理
28が示す場合でも、主メモリ20にキャッシュ不可バ
ーストメモリアクセスを行う。CPU5がM/IO#低
およびCACHE#低と共にメモリアドレス空間30の
キャッシュ可領域内のアドレスを与える場合も、バース
トアクセスを要求して実行する。しかしこの場合は、ア
ドレスされたメモリ位置にキャッシュアクセスが可能な
場合でも、CPU5はキャッシュアクセスをしない。
【0026】この発明のこの実施態様では、次の表およ
び図3の対応する論理に従って、CPU5は制御信号M
/IO#およびCACHE#によりメモリおよび入出力
動作を要求する。 動作の種類 M/IO# CACHE# バースト可、キャッシュ可のメモリアクセス 1 0 入出力動作(入力または出力) 0 1 バースト不可、キャッシュの不可のメモリアクセス 1 1 バースト可、キャッシュ不可のメモリアクセス 0 0
【0027】この動作の略図を図3のバス制御回路25
に示す。バス制御回路25は、単一メモリ転送サイクル
(すなわちバースト不可でキャッシュ不可)用の制御信
号MEN1と、バースト可でキャッシュ可のメモリアク
セス用のMENBCと、入出力動作用のIOENと、バ
ースト可でキャッシュ不可のメモリアクセス用のMEN
BNCを駆動するのに用いる。ANDゲート31は線M
/IO#とCACHE#が共に高のときだけ線MEN1
を高に駆動し、ANDゲート33は線M/IO#が低で
線CACHE#が高のときだけ線IOENを高に駆動
し、ANDゲート35は線M/IO#が高で線CACH
E#が低のときだけ線MENBCを高に駆動し、AND
ゲート37は線M/IO#とCACHE#が共に低のと
きだけ線MENBNCを高に駆動する。
【0028】もちろん、この発明のこの実施態様では、
入出力コントローラ14は線M/IO#の論理レベルが
低で線CACHE#が低のときには応答しないように設
計して、バースト可でキャッシュ不可のメモリアクセス
が、意図しない入出力動作と共に起こったためにバスが
矛盾することのないようにしなければならない。
【0029】次に図4を参照して、この発明の第1の好
ましい実施態様において、CPU5が要求し主メモリ2
0およびメモリコントローラ10が行うバースト可でキ
ャッシュ不可のメモリ読み出し動作を示すタイミング図
を、以下にさらに詳細に説明する。この例では、CPU
5はアドレスバス線A31−A3にメモリアドレスを出
し、同時にバイト可能線BE7#−BE0#に0の値を
出して、読み出しメモリアクセスを要求する。CPU5
が線ADS#に低論理レベルを表明するとこのアドレス
が有効になる。バースト可でキャッシュ不可のメモリ読
み出しのこの例では、CPU5が与えるアドレスはメモ
リアドレス空間30のキャッシュ不可領域32内にあ
る。またメモリアドレスと共に、CPU5は線D/C#
に高論理レベルを出してこの動作がデータ動作であるこ
とを示し、また線W/R#低を出力してメモリ読み出し
を要求する。これらの信号は、x86構造のマイクロプ
ロセッサの読み出し動作で従来から用いられている。ま
たこの発明のこの第1の実施態様では、CPU5は線M
/IO#に低論理レベルを与え、同時に線CACHE#
に低論理レベルを与える。これらの信号はすべて図4の
バスサイクルB0にある。
【0030】信号のこの組み合わせにより、主メモリ2
0のキャッシュ不可領域にバースト可アクセスを要求中
であることをメモリコントローラ10に示す。メモリコ
ントローラ10はこの要求に応えて該当する制御信号と
アドレスを主メモリ20内のアドレスされたメモリ装置
に出す。バスサイクルB2で(バスサイクルB1は待ち
状態である)、線KEN#低を出力することにより主メ
モリ20へのバースト可アクセスが許可されたことを、
また線BRDY#低を出力することにより現在のクロッ
クサイクルの終わりにデータバスDBUSに有効なメモ
リデータが乗ることを、メモリコントローラ10はCP
U5に示す。メモリ読み出しがキャッシュ不可なので、
線WB/WT#はこの動作ではドントケア(don't care)
である。次に、有効なデータが4語(quad words)QW0
からQW3の形式で(それぞれ64ビットすなわち8バ
イトで)現在のバスサイクルB2の終わりと次の3連続
バスサイクルB3からB5に、データバスDBUSに現
れる(待ち状態がないと仮定する)。この発明のこの実
施態様では、バスサイクルB6でメモリコントローラは
線BRDY#を高状態に駆動して、バーストメモリ読み
出しが完了したことを示す。バースト可でキャッシュ不
可型または他の型の、以後のメモリアクセスは従来の方
法で行う。
【0031】次に図5を参照して、バースト可でキャッ
シュ不可のメモリ書き込み動作について詳細に説明す
る。図4のメモリ読み出しの場合と同様に、CPU5は
動作を開始して、バスサイクルWB0で所望のアドレス
をアドレス線A31からA3に与え、ADS#信号低を
CPU5が表明すると同時にバイト可能ビットBE#を
ゼロにし、また線D/C#のレベルを高にする。またこ
のサイクルWB0で、CPU5は線W/R#高を出力し
てメモリ書き込みを行おうとしていることを示し、線M
/IO#低および線CACHE#低を出力してキャッシ
ュ不可メモリ位置へのバースト書き込みを要求する。読
み出しの場合と同様に、アドレスがメモリアドレス空間
30のキャッシュ可領域を指す場合は、バーストアクセ
スは行うがキャッシュへの書き込みは行わない。CPU
5のこの要求に応じて、メモリコントローラ10は線K
EN#に低論理レベルを出して(1つの待ち状態の後、
バスサイクルWB2で)主メモリ20へのバーストアク
セスが許可されたことを示し、それと共に線BRDY#
を低論理レベルにして、現在のバスサイクルWB2の終
わりに有効なデータが入ることを示す。次にCPU5
は、バスサイクルWB2の終わりとその後の3バスサイ
クルWB3からWB5に、データバスDBUSに有効な
データを乗せて書き込みを行う。最終バスサイクルWB
6でメモリコントローラ10は線BRDY#を駆動し
て、バースト書き込み動作が完了したことを示す。
【0032】したがってこの発明のこの好ましい実施態
様では、x86構造のマイクロプロセッサを用いたコン
ピュータ装置内の主メモリのキャッシュ不可領域にバー
スト可アクセスを行う。このようにしてメモリ動作の広
い範囲において、特にビデオRAM位置などのキャッシ
ュ化に適していないメモリ位置にアクセスするときに、
バースト速度でメモリ動作を行うことができる。さらに
この発明のこの第1の実施態様では、マイクロプロセッ
サにピンを追加する必要なく、このアクセスを行うこと
ができる。
【0033】マイクロプロセッサの追加のピンとこれに
対応するマザーボード導体が利用できる場合は、この発
明は第2の実施態様で実現してよい。これについては、
図6を参照して説明する。図6では、図2と同じ要素に
は同じ番号を用いて参照する。
【0034】図6に示すCPU50は図2に関して説明
したPENTIUM級のマイクロプロセッサであるが、
この設計では或る型のメモリアクセスはバースト可アク
セスの要求を意味する。これらの要求をメモリコントロ
ーラ60内のバス制御論理55に伝えて(明示的にまた
は暗示的に)、バーストメモリアクセス要求と解釈す
る。
【0035】たとえば、CPU50はREP MOV命
令セットなどのブロックメモリアクセス動作を行うと、
BIU8に制御フラグをセットしてバス制御論理55に
伝える。この場合、制御フラグをセットすると、バス制
御論理55はその後のすべてのメモリアクセス要求(線
M/IO#が高)をバーストアクセス、すなわちメモリ
アドレス空間のキャッシュ可およびキャッシュ不可領域
へのアクセスの要求と解釈する。またはCPU50は、
メモリのキャッシュ可およびキャッシュ不可領域へのバ
ーストメモリアクセスであることをはっきり示す特定の
命令を実行する。この場合も、CPU50はフラグすな
わち制御信号をセットして、バーストアクセスを要求し
たことをメモリコントローラ60に示す。
【0036】この発明のこの第2の実施態様では、CP
U50はメモリのキャッシュ可およびキャッシュ不可領
域にバーストメモリアクセスを要求するので、メモリコ
ントローラ60からCPU50へはキャッシュ可とバー
スト可を別々に示すことが好ましい。これは、CPU5
0は暗黙のバーストアクセス要求を出すが、メモリアド
レスがメモリアドレス空間のキャッシュ可領域にあるか
どうかは知らないからである。メモリアクセスがキャッ
シュ不可の場合でも、やはりバースト可アクセスが望ま
しい。したがってこの発明のこの実施態様では、バース
ト可能信号BEN#が与えられる。これは、従来のPE
NTIUM級の制御信号およびピンの他に、この発明の
この実施態様で与えられる信号および対応するCPU端
子である。図6に示すようにこの発明のこの実施態様で
は、バス制御論理55は線KEN#に信号を出してメモ
リアクセスがキャッシュ可であることを示し(この発明
の第1の実施態様で前に説明したのと同様に)、また線
BEN#に信号を出してバーストアクセスが許可された
かどうかを示す。CPU50がキャッシュ不可メモリ位
置にバーストアクセスを要求した場合は、バス制御論理
55は線KEN#を高に保持し(キャッシュ不可アクセ
スを示す)、BEN#を低に駆動して、バースト可アク
セスが許可されたことを示し、データバスDBUSに4
カッド語のデータがある、またはこれから入ることをC
PU50に知らせる。
【0037】この発明のこの第2の実施態様では、メモ
リコントローラ60はキャッシュ可だがバースト可でな
いメモリアクセスを行い、このことをCPU50に伝え
ることができる(線KEN#を低にし線BEN#を高に
することにより)。しかしキャッシュ充填および書き戻
しは全キャッシュ線で行うことが好ましいので、このメ
モリアクセスモードが有用かどうかは疑問である。
【0038】したがって上に述べたこの発明のすべての
実施態様は、この発明は或る種のメモリ位置の、特にx
86構造のマイクロプロセッサではバースト可アクセス
ができなかったビデオメモリなどの位置の、メモリアク
セス性能を向上させるという点が非常に優れている。こ
の発明ではメモリにバースト可でキャッシュ不可のアク
セスを行うことができるが、これはマイクロプロセッサ
を用いた装置の実質的な再設計や再構成を必要とせず、
またこの発明の一実施態様ではマイクロプロセッサの端
子を追加する必要もない。
【0039】この発明について好ましい実施態様に関し
て説明したが、もちろんこれらの実施態様の修正や代替
が考えられる。当業者がこの説明と図面を参照すれば、
この発明の利点と長所を持つこれらの実施態様の修正や
代替が可能になることは明らかである。これらの修正や
代替は、特許請求の範囲に規定したこの発明の範囲内に
あるものである。
【0040】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) マイクロプロセッサを用いたデータ処理装置で
あって、マイクロプロセッサであって、データ処理命令
を実行し、データ・制御・アドレス信号を伝達するバス
に接続し、前記制御信号は入力または出力動作を示す入
出力制御信号と、メモリアクセスを示すメモリアクセス
制御信号と、1アドレス値を与えて複数のアドレス可能
なメモリ位置へのアクセス要求を示すバースト要求信号
とを含み、前記マイクロプロセッサはキャッシュメモリ
を備える、マイクロプロセッサと、出力装置と、前記バ
スと出力装置に結合し、前記マイクロプロセッサが前記
バスにアドレス値と共に入出力制御信号を示すとこれに
応じて、データを前記マイクロプロセッサから受けて前
記出力装置から出力する、入出力装置コントローラと、
前記マイクロプロセッサと授受する入力および出力に対
応するディジタルデータを記憶し、アドレス空間を持
つ、主読み出し/書き込みメモリと、前記バスと主読み
出し/書き込みメモリに接続し、前記マイクロプロセッ
サが諸信号と共にメモリアクセス制御信号により前記バ
スにアドレス値を与えるとこれに応じて、前記主読み出
し/書き込みメモリへのアクセスを制御する、メモリコ
ントローラとを備え、前記メモリコントローラは主メモ
リのキャッシュ不可部分へのキャッシュアクセスを阻止
し、また前記マイクロプロセッサが入出力制御信号と共
にバースト要求信号を与えるとこれに応じて、前記メモ
リコントローラは前記主読み出し/書き込みメモリのキ
ャッシュ不可部分へのバーストメモリアクセスを可能に
する、マイクロプロセッサを用いたデータ処理装置。
【0041】(2) 前記マイクロプロセッサが主読み
出し/書き込みメモリのキャッシュ可部分へのメモリア
ドレスと共にバースト要求信号を与えるとこれに応じ
て、前記メモリコントローラはキャッシュメモリアクセ
スを可能にする、第1項記載のマイクロプロセッサを用
いたデータ処理装置。 (3) 前記入出力装置コントローラに結合し、前記マ
イクロプロセッサがバスにアドレス値と共に入出力制御
信号を与えるとこれに応じて、データを前記入出力コン
トローラに与えて前記マイクロプロセッサに伝達する、
入力装置をさらに備える、第1項記載のマイクロプロセ
ッサを用いたデータ処理装置。 (4) 前記マイクロプロセッサはx86構造型であ
る、第1項記載のマイクロプロセッサを用いたデータ処
理装置。
【0042】(5) 前記マイクロプロセッサは前記バ
スに接続するM/IO#端子を備え、前記マイクロプロ
セッサは前記M/IO#端子を第1論理レベルにするこ
とにより入出力制御信号を与え、前記マイクロプロセッ
サは前記M/IO#端子を第2論理レベルにすることに
よりメモリアクセス制御信号を与える、第4項記載のマ
イクロプロセッサを用いたデータ処理装置。 (6) 前記マイクロプロセッサは前記バスに接続する
CACHE#端子を備え、前記マイクロプロセッサはC
ACHE#端子を表明することによりバースト要求信号
を与える、第5項記載のマイクロプロセッサを用いたデ
ータ処理装置。 (7) 前記主読み出し/書き込みメモリの前記キャッ
シュ不可部分はビデオメモリに対応する、第1項記載の
マイクロプロセッサを用いたデータ処理装置。
【0043】(8) 前記主読み出し/書き込みメモリ
へのバーストアクセスを可能にするとこれに応じて、前
記メモリコントローラは前記バスにバーストアクセス応
答信号を与える、第1項記載のマイクロプロセッサを用
いたデータ処理装置。 (9) 前記主読み出し/書き込みメモリアドレス空間
のキャッシュ可部分へのキャッシュアクセスを可能にす
るとこれに応じて、前記メモリコントローラは前記バス
にキャッシュアクセス応答信号を与える、第8項記載の
マイクロプロセッサを用いたデータ処理装置。 (10) 前記バスはPENTIUM級のマイクロプロ
セッサ制御信号に対応する制御信号を伝達する複数の導
体を備え、前記複数の導体は前記メモリコントローラが
前記マイクロプロセッサに与えるキャッシュアクセス応
答信号を伝達する導体を含み、また前記バスは、前記メ
モリコントローラが前記バースト応答信号を与えるため
の、前記メモリコントローラと前記マイクロプロセッサ
の間に結合する導体をさらに備える、第9項記載のマイ
クロプロセッサを用いたデータ処理装置。
【0044】(11) 前記メモリコントローラは主メ
モリのキャッシュ不可部分へのキャッシュアクセスを阻
止し、前記マイクロプロセッサは入出力制御信号を与え
て入力または出力動作を示し、前記データ処理装置は、
出力装置と、前記バスと出力装置に結合し、前記マイク
ロプロセッサが前記バスにアドレス値と共に入出力制御
信号を示すとこれに応じて、データを前記マイクロプロ
セッサから受けて出力装置から出力する、入出力装置コ
ントローラ、を備え、前記マイクロプロセッサが前記バ
スに入出力制御信号と共にバースト要求信号を与えると
これに応じて、前記メモリコントローラは前記主読み出
し/書き込みメモリのキャッシュ不可部分へのバースト
メモリアクセスを可能にする、第8項記載のマイクロプ
ロセッサを用いたデータ処理装置。
【0045】(12) x86構造のマイクロプロセッ
サ(5)を用いた装置(2)を開示する。この装置はメ
モリアドレス空間と入出力アドレス空間を持ち、入出力
動作は入出力写像により行う。この発明の第1実施態様
では、マイクロプロセッサ(5)がキャッシュ要求信号
(CACHE#)と入出力動作を要求したことを示す制
御信号(M/IO#)の組み合わせを出力することによ
り、キャッシュアクセスが阻止されている主メモリ(2
0)の領域にバーストアクセスを行う。メモリコントロ
ーラ(10)はこの組み合わせをキャッシュ不可メモリ
位置へのバースト要求と解釈し、キャッシュ応答制御信
号(KEN#)を表明してバーストアクセスの許可を示
し、バーストメモリアクセスを行う。この発明の第2実
施態様では、メモリコントローラ(60)はキャッシュ
応答信号(KEN#)とは別のバースト応答信号(BE
N#)により、キャッシュ不可メモリ空間へのバースト
アクセスに応答する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好ましい実施態様のデータ処理装置
の電気ブロック図。
【図2】この発明の第1実施態様の、図1の装置のメモ
リおよび入出力コントローラの電気ブロック図。
【図3】図1のデータ処理装置のメモリアドレス空間お
よび入出力アドレス空間の略図であって、この発明の第
1の好ましい実施態様における各アドレス空間をアクセ
スする条件を示す略図。
【図4】この発明の第1の好ましい実施態様の、キャッ
シュ不可メモリからのバースト読み出し要求と性能を示
すタイミング図。
【図5】この発明の第1の好ましい実施態様の、キャッ
シュ不可メモリからのバースト書き込み要求と性能を示
すタイミング図。
【図6】この発明の第2実施態様の、図1の装置のメモ
リおよび入出力コントローラの電気ブロック図。
【符号の説明】
2 データ処理装置 5 中央処理装置(CPU) 8 バスインターフェース 10 メモリコントローラ 12 キャッシュコントローラ 14 入出力コントローラ 16 クロック発生器 20 主メモリ 22 キャッシュメモリ 24 入出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン チェン アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン, ストニィ ブルック 1809,アパートメン ト ナンバー 105 (72)発明者 スチーブン ディー.クルーガー アメリカ合衆国テキサス州ダラス,ノール ウェイ ロード 6449

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサを用いたデータ処理
    装置であって、 マイクロプロセッサであって、データ処理命令を実行
    し、データ・制御・アドレス信号を伝達するバスに接続
    し、前記制御信号は入力または出力動作を示す入出力制
    御信号と、メモリアクセスを示すメモリアクセス制御信
    号と、1アドレス値を与えて複数のアドレス可能なメモ
    リ位置へのアクセス要求を示すバースト要求信号とを含
    み、前記マイクロプロセッサはキャッシュメモリを備え
    る、マイクロプロセッサと、 出力装置と、 前記バスと出力装置に結合し、前記マイクロプロセッサ
    が前記バスにアドレス値と共に入出力制御信号を示すと
    これに応じて、データを前記マイクロプロセッサから受
    けて前記出力装置から出力する、入出力装置コントロー
    ラと、 前記マイクロプロセッサと授受する入力および出力に対
    応するディジタルデータを記憶し、アドレス空間を持
    つ、主読み出し/書き込みメモリと、 前記バスと主読み出し/書き込みメモリに接続し、前記
    マイクロプロセッサが諸信号と共にメモリアクセス制御
    信号により前記バスにアドレス値を与えるとこれに応じ
    て、前記主読み出し/書き込みメモリへのアクセスを制
    御する、メモリコントローラとを備え、 前記メモリコントローラは主メモリのキャッシュ不可部
    分へのキャッシュアクセスを阻止し、 また前記マイクロプロセッサが入出力制御信号と共にバ
    ースト要求信号を与えるとこれに応じて、前記メモリコ
    ントローラは前記主読み出し/書き込みメモリのキャッ
    シュ不可部分へのバーストメモリアクセスを可能にす
    る、マイクロプロセッサを用いたデータ処理装置。
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