JPH09101802A - フェイルセーフ装置 - Google Patents

フェイルセーフ装置

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JPH09101802A
JPH09101802A JP7258572A JP25857295A JPH09101802A JP H09101802 A JPH09101802 A JP H09101802A JP 7258572 A JP7258572 A JP 7258572A JP 25857295 A JP25857295 A JP 25857295A JP H09101802 A JPH09101802 A JP H09101802A
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安可 松田
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    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • B62D5/0493Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures detecting processor errors, e.g. plausibility of steering direction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェイルセーフの自動解除を行い、従来のよ
うな復帰操作を不要にする。 【解決手段】 R−SFF24のセット,リセット端子
S,RそれぞれにLoの異常検出信号及び所定範囲外の
周波数のパルスが入力したときに、マイコン14が異常
であると判断してR−SFF24のQ出力端子からのH
i出力により負荷であるモータ20の動作を停止し、い
わゆるフェイルセーフを行い、R−SFF24のセッ
ト,リセット端子S,RそれぞれにHiの異常検出信号
及び所定範囲内の周波数のパルスが入力したときに、マ
イコン14が正常復帰したとして、R−SFF24のQ
出力端子からのLo出力によりモータ20の停止を解除
し、パワーウィンドウスイッチ16の操作に応じたモー
タ20の動作制御を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、負荷の動作を制
御する制御手段からの一定周波数のパルスを異常検出手
段に入力し、パルスの周波数が所定範囲内にないときに
制御手段に異常があるとして、異常検出手段により制御
手段をリセット状態にすると同時に、停止手段により負
荷の動作を停止させるフェイルセーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータ等の負荷の動作を制御する
制御手段に異常があるときに、負荷の動作を停止させる
フェイルセーフ装置は、例えば特開平3−31065号
公報に記載のものがあり、この装置は図5に示すように
構成されている。
【0003】即ち、図5に示すように、図示されていな
い負荷の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下マ
イコンと称する)1は、正常であればパルス出力端子Po
から一定周波数のパルスを出力し、ウォッチドッグタイ
マ2がマイコン1からのパルスの周波数を監視し、この
周波数が所定範囲内にあるか否かによりマイコン1が正
常か異常かを判断するようになっている。
【0004】そして、マイコン1に異常が発生すると、
マイコン1のフェイル出力端子Pfからフェイルセーフ回
路4に第1のフェイル信号が出力され、フェイルセーフ
回路4の出力によりリレやートランジスタなどの負荷駆
動手段が停止状態に制御される。
【0005】一方、マイコン1の暴走等の異常により、
マイコン1のパルスの出力が停止或いはその周波数が変
化し、周波数が所定範囲から外れるため、ウォッチドッ
グタイマ2によりマイコン1が異常であると判断されて
ウォッチドッグタイマ2から例えばローレベル(以下L
oという)の異常信号が出力され、このLoの異常信号
がラッチ回路3によりラッチされてマイコン1のリセッ
ト端子RSTがLoに保持され、マイコン1がリセットさ
れると同時に、このラッチ回路3のLoの出力信号が第
2のフェイル信号としてフェイルセーフ回路4に入力さ
れ、マイコン1が正常状態に復帰した場合に不用意にマ
イコン1が再作動しないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
では、電源を再投入するか或いはラッチ回路3をリセッ
としない限り通常動作に復帰せず、復帰のための操作が
必要で手間がかかるという問題がある。
【0007】この発明が解決しようとする課題は、フェ
イルセーフの自動解除を行い、従来のような復帰操作を
不要にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
正常時に一定周波数のパルスを出力する制御手段により
負荷の動作を制御し、前記制御手段からの前記パルスを
異常検出手段に入力し、前記異常検出手段により前記パ
ルスの周波数が所定範囲内にあるか否か検知し、所定範
囲内にないときに前記制御手段に異常があるとして、前
記異常検出手段からの一方レベルの異常検出信号により
前記制御手段にリセット信号を出力してリセット状態に
すると同時に、停止手段により前記負荷の動作を停止さ
せるフェイルセーフ装置において、前記異常検出信号及
び前記パルスを前記停止手段に入力し、一方レベルの前
記異常検出信号及び前記所定範囲外の周波数の前記パル
スの入力時に、前記停止手段により前記負荷の動作を停
止させ、他方レベルの前記異常検出信号及び前記所定範
囲内の周波数の前記パルスの入力時に、前記停止手段に
よる前記負荷の停止を解除するようにしたことを特徴と
している。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、停
止手段に一方のレベルの異常検出信号及び所定範囲外の
周波数のパルスが入力されると、制御手段は異常である
と判断されて停止手段により負荷の動作が停止される。
【0010】これに対し、停止手段に他方のレベルの異
常検出信号及び所定範囲内の周波数のパルスが入力され
ると、制御手段は正常であると判断されて負荷の停止が
解除されるため、停止手段により負荷の動作が停止され
た状態で制御手段の正常復帰が確認された場合には、従
来のような復帰操作を行うことなく負荷の停止解除を自
動的に行うことができる。
【0011】このとき、請求項2記載のように、停止手
段がR−Sフリップフロップから成り、このR−Sフリ
ップフロップのセット端子に異常検出信号、リセット端
子に制御手段からのパルスをそれぞれ入力するようにす
るとよい。
【0012】また、請求項3記載のように、異常検出手
段がウォッチドッグタイマから成り、更に請求項4記載
のように、制御手段がマイクロコンピュータから成ると
効果的である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態のブ
ロック図、図2ないし図4は動作説明図である。
【0014】図1は自動車のパワーウィンドウ制御装置
に適用した例であり、図1に示すように、電源レギュレ
ータ11によりバッテリ12の電圧が所定値に調整され
て制御手段であるマイコン14を始めとする各部に供給
され、マイコン14にはパワーウィンドウスイッチ16
の切換状態に応じた信号が入力されるようになってお
り、パワーウィンドウスイッチ16のUP端子16a及び
DOWN端子16bはそれぞれプルアップ抵抗を介して電源
レギュレータ11の出力端子に接続されると共にマイコ
ン14の第1,第2入力部14a,14bを介して制御
部14cに接続され、第1または第2入力部14a,1
4bを介して制御部14cによりパワーウィンドウスイ
ッチ16がUP端子16aまたはDOWN端子16bのどちら
に切り換わっているのか或いは中立状態にあるのかが判
断される。
【0015】そして、パワーウィンドウスイッチ16が
UP,DOWN端子16a,16bそれぞれに切り換わってい
る場合、制御部14cからのハイレベル(以下Hiとい
う)の制御信号がマイコン14の第1,第2出力部14
d,14e及び限流抵抗を介してNPN型第1,第2ト
ランジスタTR1,TR2のベースに入力され、トラン
ジスタTR1,TR2のオンによりアップ側リレー1
7,ダウン側リレー18が作動して負荷であるモータ2
0にアップ方向,ダウン方向にそれぞれバッテリ12か
らの電流が流れ、窓の閉,開が行われる。尚、第1,第
2トランジスタTR1,TR2のベースはそれぞれダイ
オードD1,D2のアノード,カソードを介して後述す
る第3トランジスタのコレクタに接続されている。
【0016】ところで、マイコン14が正常かどうかを
監視するために異常検出手段であるウォッチドッグタイ
マ22が設けられ、マイコン14の第3出力部14fを
介して制御部14cからの一定周波数のパルスがウォッ
チドッグタイマ22に入力され、ウォッチドッグタイマ
22によりこのパルスの周波数が所定範囲内にあるか否
か判断され、マイコン14が正常であればパルス周波数
は所定範囲内にあり、異常であればパルス周波数が変化
して所定範囲から外れるため、ウォッチドッグタイマ2
2によりマイコン14からのパルスの周波数が所定範囲
外にあると判断されると、ウォッチドッグタイマ22か
らマイコン14のリセット端子RSTを介して制御部14
cにLoの異常信号が出力され、マイコン14がリセッ
トされる。
【0017】一方、ウォッチドッグタイマ22からの異
常信号及びマイコン14からのパルスはR−Sフリップ
フロップ(以下R−SFFという)24のセット,リセ
ット端子S,Rにそれぞれ入力され、R−SFF24は
表1に示す真理値表に従ってQ出力端子の状態(及びQ
バー出力端子の状態)が定まり、Q出力端子のHiによ
り、ベースがQ出力端子に接続されエミッタがアースさ
れたNPN型第3トランジスタTR3がオンし、第3ト
ランジスタTR3のオンにより、第1,第2トランジス
タTR1,TR2のベースがアースされ、マイコン14
からのHiの制御信号にも拘わらず第1,第2トランジ
スタTR1,TR2はオンすることがなく、モータ20
の動作が強制的に停止される。
【0018】
【表1】
【0019】尚、図1中の14gはデータを記憶するマ
イコン14に内蔵のRAM、14hは各種の制御プログ
ラム等を格納したマイコン14に内蔵のROMである。
【0020】ところで、R−SFF24の論理について
以下に説明すると、まずマイコン14が正常に動作して
いる場合には、ウォッチドッグタイマ22からセット端
子Sへの信号はHiであるため、リセット端子Rへのパ
ルスがHiのときには表1のモードとなってQ出力端
子は変化なしとなり、リセット端子RへのパルスがLo
のときには表1のモードとなってQ出力端子はLoと
なる。
【0021】このとき、Q出力端子のLoにより第3ト
ランジスタTR3がオンすることはなく、第1,第2ト
ランジスタTR1,TR2はマイコン14からの制御信
号に従いオン,オフ制御されてモータ20が駆動され
る。
【0022】一方、マイコン14が暴走した場合には、
マイコン14からウォッチドッグタイマ22への出力が
Hi(プルアップ状態)またはLo(プルダウン状態)
となり、マイコン14のパルス周波数が所定範囲外とな
ることによって、ウォッチドッグタイマ22からマイコ
ン14への出力がLoとなってセット端子SがLoとな
り、マイコン14からリセット端子Rへの出力がHiの
ときには表1のモードからモードに移行してQ出力
端子はHiとなり、リセット端子Rへの出力がLoのと
きには表1のモードからモードに移行してやはりQ
出力端子はHiとなり、フェイルセーフ状態となる。
【0023】このとき、Q出力端子のHiにより第3ト
ランジスタTR3がオンし、第1,第2トランジスタT
R1,TR2のベースがアースされ、マイコン14から
のHiの制御信号にも拘わらず第1,第2トランジスタ
TR1,TR2はオンすることがなく、負荷であるモー
タ20の動作が強制的に停止される。
【0024】そして、マイコン14の正常復帰時におい
て、リセット端子RがHiの状態での暴走時には、ウォ
ッチドッグタイマ22からセット端子Sへの信号がLo
からHiに変化した後、マイコン14の正常復帰によっ
て出力パルスが安定するまでは表1のモードからモー
ドに移行した状態にあり、この間Q出力端子はHiの
状態,即ちフェイルセーフ値に保持され、その後マイコ
ン14が正常状態に完全復帰して出力パルスが安定し、
リセット端子RのLo/Hiへの交互の変化によって表
1のモードととに交互に変化し、Q出力端子はLo
を保持されて第3トランジスタTR3がオンすることは
なく、フェイルセーフが解除される。
【0025】一方、リセット端子RがLoの状態での暴
走時には、ウォッチドッグタイマ22からセット端子S
への信号がLoからHiに変化した後、マイコン14の
正常復帰によって出力パルスが安定するまでは表1のモ
ードからモードに移行した状態にあり、この間Q出
力端子はHiからLoに変化してフェイルセーフ値に固
定されないことになるため、ウォッチドッグタイマ22
からセット端子Sへの信号がLoからHiに変化した
後、マイコン14の正常復帰によって出力パルスが安定
するまではマイコン14の出力パルスをHiに固定する
ようにプログラムし、これによってこの間リセット端子
RがHiに固定されて表1のモードからモードに移
行し、Q出力端子はHi,即ちフェイルセーフ値に保持
され、その後マイコンが完全復帰して出力パルスが安定
し、リセット端子RのLo/Hiへの交互の変化によっ
て表1のモードととに交互に変化し、Q出力端子は
Loを保持されて第3トランジスタTR3がオンするこ
とはなく、フェイルセーフが解除される。
【0026】つぎに、一連の動作について図2ないし図
4のフローチャートを参照して説明する。
【0027】まず、マイコン14が正常な状態における
通常動作について説明すると、図2に示すように、初め
ての電源投入によりマイコン14にリセットがかかり動
作がスタートすると、初期設定動作として第3出力部1
4fの出力がHiに設定される(ステップS1)。
【0028】さらに、パワーウィンドウスイッチ16が
UP端子16a側に切り換わっているか否かの判定がなさ
れ(ステップS2)、この判定結果がYesであれば第
1,第2出力部14d,14eの出力がそれぞれHi,
Loに設定され(ステップS3)、第1,第2トランジ
スタTR1,TR2がそれぞれオン,オフしてリレー1
7,18がそれぞれオン,オフし(ステップS4)、モ
ータ20が正転し(ステップS5)、その後ステップS
2に戻る。
【0029】このとき、マイコン14の初期設定後は図
3に示す割込ルーチンに移行し、この割込ルーチンは例
えば10ms等の一定時間毎に繰り返し実行され、図3
に示すように第3出力部14fの出力がHiであるか否
かの判定がなされ(ステップT1)、この判定結果がN
oであれば第3出力部14fの出力がHiに設定され
(ステップT2)、一方判定結果がYesであれば第3
出力部14fの出力がLoに設定され(ステップT
3)、その後ステップT2の処理を経た後と共にもとの
メインルーチンに戻る。
【0030】そして、メインルーチンを示す図2に戻
り、上記したステップS2の判定結果がNoであれば、
パワーウィンドウスイッチ16がDOWN端子16b側に切
り換わっているか否かの判定がなされ(ステップS
6)、この判定結果がYesであれば第1,第2出力部
14d,14eの出力がそれぞれLo,Hiに設定され
(ステップS7)、第1,第2トランジスタTR1,T
R2がそれぞれオフ,オンしてリレー17,18がそれ
ぞれオフ,オンし(ステップS8)、モータ20が逆転
し(ステップS9)、その後ステップS2に戻る。
【0031】一方、ステップS6の判定結果がNoであ
れば、第1,第2出力部14d,14eの出力が共にL
oに設定され(ステップS10)、第1,第2トランジ
スタTR1,TR2が共にオフしてリレー17,18が
共にオフし(ステップS11)、モータ20が停止し
(ステップS12)、その後ステップS2に戻る。
【0032】つぎに、フェイルセーフ動作について説明
する。
【0033】図4に示すように、マイコン14の正常動
作中ウォッチドッグタイマ22によりマイコン14から
のパルスの周波数が監視され、このパルス周波数が所定
範囲外にあるか否かの判定がなされ(ステップU1)、
この判定結果がNoであれば、マイコン14は正常であ
ると判断されてステップU1の判定が繰り返され、一方
判定結果がYesであればマイコン14は異常であるた
め、ウォッチドッグタイマ22からLoの信号がマイコ
ン14のリセット端子RSTに出力されてマイコン14が
リセットされると共に(ステップU2)、R−SFF2
4のセット端子SがLoとなり、上記したようにQ出力
端子がHiとなってフェイルセーフが開始される(ステ
ップU3)。
【0034】そして、ウォッチドッグタイマ22へのパ
ルスが強制的にHiに設定され(ステップU4)、その
後マイコン14が正常復帰し、マイコン14の出力パル
スの周波数が所定範囲内に入ったか否かの判定がなされ
(ステップU5)、この判定結果がNoであればマイコ
ン14は未だ正常復帰していないとしてステップU2に
戻り、判定結果がYesであればマイコン14が正常復
帰したとして、上記したようにしてR−SFF24のQ
出力端子がLoとなり、フェイルセーフが解除された後
(ステップU6)、ステップU1に戻る。
【0035】従って、上記実施形態によれば、R−SF
F24のセット,リセット端子S,RそれぞれにLoの
異常検出信号及び所定範囲外の周波数のパルスが入力さ
れると、マイコン14は異常であると判断されてR−S
FF24のQ出力端子からのHi出力により負荷である
モータ20の動作が停止され、いわゆるフェイルセーフ
状態となり、R−SFF24のセット,リセット端子
S,RそれぞれにHiの異常検出信号及び所定範囲内の
周波数のパルスが入力されると、マイコン14が正常復
帰したとして、R−SFF24のQ出力端子からのLo
出力によりモータ20の停止が解除され、パワーウィン
ドウスイッチ16の操作に応じてモータ20の動作が制
御されるため、フェイルセーフの自動解除を行うことが
でき、従来のような復帰操作が不要になる。
【0036】また、停止手段をR−SFF24により構
成し、異常検出手段をウォッチドッグタイマ22により
構成すると、これらをIC化することが可能になるた
め、装置のユニット化を図ることができ、ユニットとし
ての暗電流の抑制に非常に有効である。
【0037】なお、上記実施形態では、R−SFF24
のQ出力を用いた場合について説明したが、Qバー出力
を利用してもよいのは勿論である。
【0038】また、異常検出手段,停止手段はそれぞれ
上記したウォッチドッグタイマ,R−SFFに限るもの
ではない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、停止手段に一方のレベルの異常検出信号及び所定
範囲外の周波数のパルスが入力されると、制御手段は異
常であると判断されて停止手段により負荷の動作が停止
され、他方レベルの異常検出信号及び所定範囲内の周波
数のパルスの入力されると、制御手段は正常であるとし
て停止手段による負荷の停止が解除されるため、フェイ
ルセーフの自動解除を行うことができ、従来のような復
帰操作が不要になり、信頼性の向上を図ることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートである。
【図5】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
14 マイコン(制御手段) 20 モータ 22 ウォッチドッグタイマ(異常検出手段) 24 R−SFF(停止手段) TR1,TR2 第1,第2トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常時に一定周波数のパルスを出力する
    制御手段により負荷の動作を制御し、前記制御手段から
    の前記パルスを異常検出手段に入力し、前記異常検出手
    段により前記パルスの周波数が所定範囲内にあるか否か
    検知し、所定範囲内にないときに前記制御手段に異常が
    あるとして、前記異常検出手段からの一方レベルの異常
    検出信号により前記制御手段にリセット信号を出力して
    リセット状態にすると同時に、停止手段により前記負荷
    の動作を停止させるフェイルセーフ装置において、 前記異常検出信号及び前記パルスを前記停止手段に入力
    し、一方レベルの前記異常検出信号及び前記所定範囲外
    の周波数の前記パルスの入力時に、前記停止手段により
    前記負荷の動作を停止させ、他方レベルの前記異常検出
    信号及び前記所定範囲内の周波数の前記パルスの入力時
    に、前記停止手段による前記負荷の停止を解除するよう
    にしたことを特徴とするフェイルセーフ装置。
  2. 【請求項2】 前記停止手段がR−Sフリップフロップ
    から成り、このR−Sフリップフロップのセット端子に
    前記異常検出信号、リセット端子に前記パルスをそれぞ
    れ入力することを特徴とする請求項1記載のフェイルセ
    ーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段がウォッチドッグタイ
    マから成ることを特徴とする請求項1または2記載のフ
    ェイルセーフ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段がマイクロコンピュータか
    ら成ることを特徴とする請求項1,2または3記載のフ
    ェイルセーフ装置。
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