JPH09100329A - ポリアセタール共重合体の製造方法 - Google Patents

ポリアセタール共重合体の製造方法

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JPH09100329A
JPH09100329A JP7255078A JP25507895A JPH09100329A JP H09100329 A JPH09100329 A JP H09100329A JP 7255078 A JP7255078 A JP 7255078A JP 25507895 A JP25507895 A JP 25507895A JP H09100329 A JPH09100329 A JP H09100329A
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啓 中井
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G2/00Addition polymers of aldehydes or cyclic oligomers thereof or of ketones; Addition copolymers thereof with less than 50 molar percent of other substances
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリオキサンを主モノマーとして、これと共
重合し得るコモノマーとの共重合において、イソポリ酸
又はその酸性塩を重合触媒とし、重合後、触媒の失活を
少量の失活剤液で簡単に行うことが出来、また洗浄工程
も不要のシンプルなプロセスで、しかも高い重合収率と
しても不安定末端部が極めて少なく、熱的にも極めて安
定なポリアセタール共重合体を製造する。 【解決手段】 トリオキサンを主モノマーとし、コモノ
マーとして少なくとも一つの炭素間結合を有する環状エ
ーテル又は環状ホルマールとの共重合によってポリアセ
タール共重合体を製造するにあたり、重合触媒としてイ
ソポリ酸又はその酸性塩を使用して共重合を行い、残存
モノマーを供給全モノマーに対し10重量%以下とした
後、触媒の失活剤を含む溶液を生成粗重合体に対し0.01
〜10重量%添加して触媒を失活させ、次いでその粗重合
体を洗浄することなく、そのまま加熱溶融処理してポリ
アセタール共重合体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリアセタール共重
合体の製造方法に関する。詳しくはトリオキサンを主モ
ノマーとして、これと共重合し得るコモノマーとの共重
合において、重合触媒としてイソポリ酸又はその酸性塩
を用い、簡単な工程で、熱安定性等の品質に優れたポリ
アセタール共重合体を製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリアセタール共重合体の製造法
としては、トリオキサンを主モノマーとし、2つ以上の
隣接炭素原子を有する環状エーテル又は環状ホルマール
をコモノマーとするカチオン共重合が知られており、こ
れら共重合に用いるカチオン活性触媒としては、ルイス
酸、殊にホウ素、スズ、チタン、リン、ヒ素及びアンチ
モンのハロゲン化物、例えば三弗化ホウ素、四塩化ス
ズ、四塩化チタン、五塩化リン、五弗化リン、五弗化ヒ
素及び五弗化アンチモン、及びその錯化合物又は塩の如
き化合物、プロトン酸、例えばパークロル酸、プロトン
酸のエステル、殊にパークロル酸と低級脂肪族アルコー
ルとのエステル、例えばパークロル酸−3級ブチルエス
テル、プロトン酸の無水物、特にパークロル酸と低級脂
肪族カルボン酸との混合無水物、例えばアセチルパーク
ロラート、或いは又トリメチルオキソニウムヘキサフル
オルホスファート、トリフェニル−メチルヘキサフルオ
ルアルゼナート、アセチルテトラフルオルボラート、ア
セチルヘキサフルオルホスファート及びアセチルヘキサ
フルオルアルゼナート等が提案されている。中でも三フ
ッ化ホウ素、或いは三フッ化ホウ素と有機化合物、例え
ばエーテル類との配位化合物は、トリオキサンを主モノ
マーとする共重合触媒として最も一般的であり、工業的
にも広く用いられている。しかるに三フッ化ホウ素系化
合物の如き一般に使用される重合触媒では比較的多量
(例えば全モノマーに対し40ppm 又はそれ以上)を必要
とし、重合後、触媒の失活処理が充分行い難く、失活処
理を行っても触媒に由来する物質の残留により、分解が
促進され、重合収率や重合度等に限界があり、また、か
なりの量の不安定末端部が存在して煩雑な安定化工程を
必要とする等の問題点が存在した。即ち、上記の如き従
来の触媒によるトリオキサンの共重合法では重合後の触
媒の失活化が重要であり、これが不充分であると、生成
重合体の分解を促進し、その後の生成重合体の安定性を
阻害する大きな原因となる。そこで従来、三フッ化ホウ
素などを触媒とする場合、触媒の失活処理を充分に行う
ためには、重合後の生成物に多量の失活剤溶液を加えて
失活処理を行い、充分洗浄して残留モノマーや触媒に由
来する残留物を除去し、その後、処理液を分離、乾燥、
或は洗浄液からモノマー回収を要するなど、極めて煩雑
な工程を必要とし、経済的にも好ましくない。又、かか
る触媒の失活処理に伴う煩雑さを省くため、失活剤溶液
の添加量を減少し、粗ポリマーの洗浄等も省く方法の提
案もなされているが(例えば特開昭52−57285 号公報、
特開昭57−80414 号公報、特開昭62−285909号公報、特
開昭63−27519 号公報)、かかる方法では三フッ化ホウ
素系触媒の如き従来一般に知られている重合触媒では、
充分な失活を行うことが出来ず、熱安定性の良好な共重
合体を得ることは至難である。特に重合時の重合収率を
高くすると、モノマーの洗浄回収の必要性は軽減される
が、生成ポリマーは一層不安定なものとなり、後工程で
煩雑な安定化処理が必要となり、結局工程の簡略化には
ならず、又、その安定性にも限界があって品質上望まし
くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはかかる現
状に鑑み、触媒の失活を少量の失活剤液で簡単に行うこ
とが出来、また洗浄工程も不要のシンプルなプロセス
で、しかも高い重合収率としても不安定末端部が極めて
少なく、熱的にも極めて安定なポリアセタール共重合体
を製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく鋭意検討の結果、触媒として特にイソポリ
酸又はその酸性塩を用いることにより、その触媒の特徴
として、重合活性が高いにもかかわらず、失活剤による
失活が極めて簡単に、しかも確実に行うことが出来、上
記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに
至った。即ち、本発明は、トリオキサンを主モノマーと
し、コモノマーとして少なくとも一つの炭素間結合を有
する環状エーテル又は環状ホルマールとの共重合によっ
てポリアセタール共重合体を製造するにあたり、重合触
媒としてイソポリ酸又はその酸性塩を使用して共重合を
行い、残存モノマーを供給全モノマーに対し10重量%以
下とした後、触媒の失活剤を含む溶液を生成粗重合体に
対し0.01〜10重量%添加して触媒を失活させ、次いでそ
の粗重合体を洗浄することなく、そのまま加熱溶融処理
することを特徴とするポリアセタール共重合体の製造方
法に関するものである。
【0005】本発明の特徴は、特にイソポリ酸又はその
酸性塩を重合触媒として用いることにより、重合活性が
極めて高く、極めて少量で高重合収率が得られ、しかも
僅かの失活剤溶液によって、その失活を極めて確実且つ
効果的に行うことが出来、触媒に由来する物質が残留し
ても全くその害がなく、洗浄工程等を不要にし、そのま
ま重合体を加熱溶融して不安定部分の極めて少ない、熱
的にも極めて安定なポリアセタール共重合体を得ること
にある。これは従来の三フッ化ホウ素系の触媒等の場
合、その失活化後も触媒に由来する物質による分解等の
有害な作用を避け難いのに対し格別の効果を有するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明につき詳しく説明す
る。先ず本発明の特徴である共重合触媒のイソポリ酸
は、別名イソ多重酸、同核縮合酸、同種多重酸とも称
し、下記一般式(1) 又は(2) で表されるイソポリ酸塩か
ら誘導される単一種類の金属を有する無機酸素酸の縮合
体から成る高分子の無機酸素酸である。
【0007】 mMI 2O・nMV 2O5・xH2O (1) mMI 2O・nMVIO3・xH2O (2) 〔但し、 MI は主としてアルカリ金属、 MV は周期律表
V族のバナジウム,ニオブ又はタンタル、 MVIは周期律
表VI族のクロム,モリブデン,タングステン又はウラ
ン、m,n は1以上の整数、x は0〜50の数を示す。〕 イソポリ酸は、上記(1) 、(2) 式のイソポリ酸塩、例え
ばイソポリモリブデン酸塩、イソポリタングステン酸
塩、イソポリバナジウム酸塩などの塩溶液をイオン交換
樹脂で処理する方法や濃縮した溶液に鉱酸を加えてエー
テル抽出する方法など、各種の方法により調製される。
更に、これらの酸のプロトンが各種金属などに一部置き
換わった形の酸性塩も本発明の触媒に用いることができ
る。
【0008】これらイソポリ酸の具体例としては、例え
ばパラタングステン酸、メタタングステン酸等の如きイ
ソポリタングステン酸、パラモリブデン酸、メタモリブ
デン酸等の如きイソポリモリブデン酸、イソポリバナジ
ウム酸等が挙げられる。なかでもイソポリタングステン
酸が好ましい。
【0009】トリオキサンを主とするモノマーの重合触
媒として使用する上記イソポリ酸又はその酸性塩の量
は、その種類によっても異なり、又、適当に変えて重合
反応を調節することができるが、一般には重合されるべ
きモノマーの総量に対し0.05〜100ppmの範囲であり、好
ましくは 0.1〜50ppm である。又、パラタングステン酸
等の如き非常に強く作用するイソポリ酸は、好ましくは
0.1〜10ppm の使用量で充分である。この様な少量の触
媒でも共重合が可能なことは、触媒による重合体の主鎖
分解、解重合等の好ましくない反応を僅少に留めるのに
効果的であり、又、経済的にも有利である。本発明にお
いて、上記の触媒は、重合に悪影響のない不活性な溶剤
で希釈してモノマーに添加し、使用するのが反応を均一
に行う上で望ましく、希釈剤としては、イソポリ酸又は
その酸性塩が可溶の有機溶媒であるエーテル類、例えば
n−ブチルエーテルなどが好ましい希釈剤であるが、こ
れに限定されるものではない。
【0010】本発明の主モノマーとしては、ホルムアル
デヒドの環状三量体であるトリオキサンが用いられる。
又、本発明で使用するコモノマーは少なくとも一つの隣
接炭素間結合を有する環状エーテル又は環状ホルマール
であり、従来のトリオキサンとの共重合に用いられる公
知のコモノマーが何れも使用可能である。かかる環状エ
ーテル又は環状ホルマールの代表的な例としては例え
ば、1,3 −ジオキソラン、ジエチレングリコールホルマ
ール、1,4 −ブタンジオールホルマール、1,3 −ジオキ
サン、エチレンオキサイド、プロピレンオキシド、エピ
クロルヒドリン等が挙げられる。更に環状エステル、例
えばβ−プロピオラクトン及びビニル化合物、例えばス
チロール等も使用される。また、共重合体が分岐状、又
は架橋分子構造を形成するためのコモノマーとしてアル
キレン−ジグリシジルエーテル又はジホルマールを用い
ることも出来る。例えば、ブタンジオールジメチリデン
グリセリルエーテル、ブタンジオールジグリシジルエー
テル等が挙げられる。特にコモノマーとしては1,3 −ジ
オキソラン、ジエチレングリコールホルマール、1,4 −
ブタンジオールホルマール、エチレンオキシド等の環状
エーテル或いは環状ホルマールが好ましい。本発明に用
いるコモノマー量はトリオキサンに対して、0.1 〜20モ
ル%であり、好ましくは 0.2〜10モル%である。0.1 モ
ル%未満では不安定末端部が増加して安定性が悪くな
り、また過大になると生成共重合体が軟質となり融点の
低下を生じて好ましくない。
【0011】尚、本発明の重合法においては、更に目的
に応じ重合度を調節するため公知の連鎖移動剤、例えば
メチラールの如き低分子量の線状アセタール等を添加す
ることも可能である。又、重合反応系は活性水素を有す
る不純物、例えば水、メタノール、ギ酸、等が実質的に
存在しない状態であることが望ましい。
【0012】本発明の重合法は、従来公知のトリオキサ
ンの共重合と同様の設備と方法で行なうことができる。
即ち、バッチ式、連続式、何れも可能であり、液体モノ
マーを用い、重合の進行とともに固体粉塊状のポリマー
を得る方法が一般的である。本発明に用いられる重合装
置としては、バッチ式では一般に用いられる攪拌機付き
の反応槽が使用でき、又、連続式としては、コニーダ
ー、2軸スクリュー式連続押出混合機、2軸パドルタイ
プの連続混合機その他、これまでに提案されているトリ
オキサン等の連続重合装置が使用可能であり、また2種
以上のタイプの重合機を組み合わせて使用することもで
きる。重合温度は、60〜120 ℃の温度範囲で行なわれ、
特に65〜100 ℃の範囲が好ましい。本発明においては、
重合後の未反応モノマーが10重量%以下であることが必
要であり、好ましくは5重量%以下、更に好ましくは3
重量%以下である。これは本発明が重合生成物の洗浄を
行なわないことを主目的とするものであるため残留モノ
マーの多いことは好ましくない。未反応モノマーを低減
するには一般には重合率を一定以上に上げればよく、こ
れは本発明の場合使用する触媒の量と重合時間(連続式
においては滞留時間)を適宜調節することにより容易に
達成され、特に本発明の触媒によればその活性が高いた
め少量の触媒量でも比較的短時間に達成することが出来
る。又、重合反応後、一部の残存モノマーを蒸発、気化
させて除去し、所定の残存モノマー量としてもよい。
【0013】次に共重合反応を終え、残存モノマーが10
重量%以下となった粗重合体に、触媒の失活剤を含む溶
液の所定量を添加混合し、触媒の失活を行う。本発明に
おける失活剤は触媒を中和失活させるに充分な量であれ
ばよく、失活剤を水又は有機溶剤中に溶解又は分散させ
た失活剤溶液として添加するのが好ましい。この場合、
失活剤溶液の添加量は粗重合体に対して0.01〜10重量%
であり、好ましくは0.05〜5重量%、特に好ましくは0.
1 〜3重量%である。本発明によれば失活液の量が極め
て少量であることを特徴とするものであり、粗重合体が
浸漬してスラリー状となるには到底不充分な量である
が、本発明に使用する特定の重合触媒の特性と相まっ
て、粗重合体とよく攪拌混合することによってかかる少
量にても充分触媒を失活させることが出来、又、失活後
の触媒に由来する生成物が残存しても、重合体の分解促
進等、悪影響を生じることなく、失活液を分離洗浄する
ことなく、そのまま、加熱溶融して安定なポリアセター
ル共重合体を得ることが出来る点に本発明の特徴を有す
る。
【0014】本発明において使用する失活剤としては、
従来三フッ化ホウ素触媒等の場合と同様の公知の塩基性
物質が何れも有効であり、例えばアンモニア、各種のア
ミン化合物、三価のリン化合物、或いはアルカリ金属又
はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、有機酸塩又無
機酸塩等が挙げられる。これらの失活剤は水溶液、或は
有機溶媒溶液として一定の量以下の範囲で添加される。
アミン化合物としては、一級、二級、三級の脂肪族アミ
ンや芳香族アミン、例えば、メチルアミン、ジメチルア
ミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミ
ン、トリブチルアミン及びこれらに対応するアルコール
アミン(例えばトリエタノールアミンなど)、更にアニ
リン、ジフェニルアミン、ヘテロ環アミン、ヒンダード
アミン(各種ピペリジン誘導体)などがあげられる。
又、三価のリン化合物としては、例えばトリフェニルホ
スフィンなどが挙げられる。又、アルカリ金属又はアル
カリ土類金属化合物としては、アルカリ金属又はアルカ
リ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、リ
ン酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩などの無機弱酸塩、酢酸
塩、シュウ酸塩、ギ酸塩、安息香酸塩、テレフタル酸
塩、イソフタル酸塩、フタル酸塩、脂肪酸塩などの有機
酸塩、メトキシド、エトキシド、n−ブトキシド、sec
−ブトキシド、tert−ブトキシド等のアルコキシド、フ
ェノキシド等が挙げられるが、なかでも水酸化物、炭酸
塩、脂肪酸塩が好ましく用いられる。アルカリ金属又は
アルカリ土類金属成分としては、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、
ストロンチウム、バリウム等が挙げられるが、そのうち
リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カル
シウムが好ましく用いられる。具体的には水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、酢酸カル
シウム、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステ
アリン酸カルシウム等が特に好ましい。
【0015】失活剤を溶解する溶媒としては、水又は有
機溶剤が使用される。有機溶媒としてはメタノール、エ
タノールのようなアルコール類、エチルケトン、アセト
ンのようなケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレンの
ような芳香族化合物、シクロヘキサン、n−ヘキサン、
n−ヘプタンのような飽和炭化水素等があげられる。特
に水が好ましい。粗重合体に対する上記失活剤溶液の添
加方法は特に限定されないが、その分散接触を効果的に
行なうために、溶液を粗重合体に噴霧するか、溶液添加
後充分攪拌混合することが好ましい。又、触媒の失活処
理に際しては粗重合体が微細な粉粒体であることが好ま
しく、このためには重合反応機が塊状重合物を充分粉砕
する機能を有するものが好ましく、又、重合後の反応物
を別に粉砕機を用いて粉砕した後に失活剤を加えてもよ
く、更に失活剤との共存下で粉砕と攪拌を同時に行なっ
てもよい。失活処理における粗重合体の粒度は少なくと
もその90%以上が3mm以下、好ましくは2mm以下、更に
好ましくは1mm以下の粒度であることが好ましい。失活
処理温度は20〜120 ℃であり、好ましくは40〜100 ℃で
ある。特に比較的高い温度で処理することによりこの段
階で、粗共重合体の不安定部分を一部除去することも可
能であり、特に失活剤としてアミン化合物の溶液やアン
モニア水溶液を用いる場合にはその効果が著しい。
【0016】更に本発明の方法においては必要に応じ粗
重合体の失活後、或は失活処理と同時に他の所要の安定
剤を配合することが好ましい。安定剤としては前記失活
剤として例示した物質がそのまま安定剤成分としての機
能を有する場合が多いが、これ以外の安定剤として従来
のポリアセタール樹脂の安定剤として公知の物質、例え
ば各種のヒンダードフェノール系酸化防止剤等の添加が
重要であり、又、各種のチッ素含有化合物、金属の酸化
物や脂肪酸塩等を添加併用してもよい。例えば、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤としては、2,6 −ジ−t−
ブチル−4−メチルフェノール、トリエチレングリコー
ル−ビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6 −ヘキサン
ジオール−ビス−〔3−(3,5 −ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、テトラキス
〔3−(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕メタン、N,N'−ヘキサメチレンビ
ス(3,5 −ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシナ
マミド)、2−t−ブチル−6−(3'−t−ブチル−5'
−メチル−2'−ヒドロシキベンジル)−4−メチルフェ
ニルアクリレート、3,9 −ビス〔2−{(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニ
ルオキシ}−1,1'−ジメチルエチル〕−2,4,8,10−テト
ラオキサスピロ[5,5] −ウンデカン、等が例示される。
又、チッ素含有化合物としては、ジシアンジアミド、メ
ラミン又はその誘導体、尿素又はその誘導体、ベンゾト
リアゾール系化合物、ピペリジン系化合物(ヒンダード
アミン)、各種ポリアミド、又はその共重合体(例え
ば、ナイロン6、12、6/12、6/66/610 、6/66/
610 /12等) が例示される。又、金属酸化物としてはア
ルカリ土類金属の酸化物が好ましく、金属脂肪酸塩とし
ては、高級脂肪酸のカルシウム塩又はマグネシウム塩が
挙げられる。更にこの段階で必要に応じ各種の他の添加
剤、例えばガラス繊維の如き充填剤、結晶化促進剤(核
剤)、離型剤等を添加配合してもよい。
【0017】本発明において触媒の失活剤等を添加した
粗重合体は、次に、加熱溶融処理を行う。本発明におけ
る加熱溶融処理は、生成重合体の融点以上 250℃までの
温度範囲が好ましく、特に好ましくは融点以上 230℃ま
での温度範囲である。 250℃より高いと重合体の分解が
生じ好ましくない。加熱処理装置については特に限定さ
れないが、溶融した重合体を混練する機能を有し、且つ
ベント機能を有するものが必要であり、例えば、少なく
とも1つのベント孔を有する単軸又は多軸の連続押出し
混練機、コニーダー等が挙げられる。本発明はこの溶融
混練処理において、更に重合触媒の完全な失活が行なわ
れ、又、混入した失活剤溶液が粗重合体の不安定末端部
の分解脱離を促進させて、失活剤として加えられた水そ
の他の溶媒や残留モノマーと共にベント部より除去さ
れ、安定なポリアセタール共重合体のペレットを得るこ
とが出来る。この目的のためにはベント孔を減圧とし吸
引することが好ましいのは当然である。
【0018】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものでないことは勿論である。尚、実施
例及び比較例中の用語及び測定法は次の通りである。 ・%又はppm :すべて重量で表す。 ・残存モノマー:供給全モノマーに対する残存モノマー
%を示す。 ・メルトインデックス(MI):190℃で測定したメルト
インデックス(g/10min)を示す。これは、分子量に対応
する特性値として評価した。即ちMIが低い程分子量が高
い。 ・アルカリ分解率(不安定部分の存在量):共重合物ペ
レットを粉砕し、その1gを 0.5%の水酸化アンモニウ
ムを含む50%メタノール水溶液 100mlに入れ密閉容器中
で 180℃、45分間加熱した後、液中に分解溶出したホル
ムアルデヒドの量を定量分析し、重合物に対する%で示
す。 ・加熱重量減少率:共重合物5gペレットを、空気中で
230℃、45分間加熱した場合の重量減少率を示す。 実施例1〜13、比較例1〜3 二つの円が一部重なった断面を有し、外側に熱(冷)媒
を通すジャケット付きのバレルとその内部に攪拌、推進
用の多数のパドルを付した2本の回転軸を長手方向に設
けた連続式混合反応機を用い、ジャケットに70℃の温水
を通し、2本の回転軸を一定の速度で回転させ、その一
端に、表1に示すコモノマーを3.5 %及び連鎖移動剤と
して700ppmのメチラールを含有するトリオキサンを連続
的に供給し、同時に同じところへ、表1に示すイソポリ
酸触媒(ジ−n−ブチルエーテルに溶解させた溶液)を
全モノマーに対して表1に示した量で連続添加して、共
重合を行なった。次いで、この重合機吐出口より排出さ
れた反応生成物は、更に別の装置で重合を継続した後
(一部採取して残存モノマー量を測定)、表1に示した
失活剤溶液を添加すると同時に粉砕機を通して粉砕し、
60℃で30分間攪拌した(90%以上が粒径2mm以下)。次
いで安定剤としてテトラキス−〔メチレン−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕メタン 0.5%及びメラミン 0.2%を添加し、ヘ
ンシェルミキサー中で5分間攪拌混合した後、ベント付
き2軸押し出し機を用いて温度 210℃、ベント部の真空
度5mmHgで溶融混練し押し出して、ペレットを作成し
た。このペレットを乾燥した後、MI測定、加熱分解率測
定、加熱重量減少率測定を行なった。結果を表1に示
す。又、比較のため、触媒として三フッ化ホウ素ブチル
エーテラートを使用した場合等についても同様に行なっ
た(表2)。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】前述の説明及び実施例にて明らかな如
く、本発明の製造方法によれば、従来の方法と比して、
洗浄工程が省略された極めて簡略化された工程で、完全
な重合触媒の失活を行なうことが出来、又、触媒に由来
する分解、変質等の支障がなく、しかも不安定部分の少
ない安定なポリアセタール共重合体が得られ、優れた品
質のポリアセタール共重合体を経済的に製造することが
出来る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリオキサンを主モノマーとし、コモノ
    マーとして少なくとも一つの炭素間結合を有する環状エ
    ーテル又は環状ホルマールとの共重合によってポリアセ
    タール共重合体を製造するにあたり、重合触媒としてイ
    ソポリ酸又はその酸性塩を使用して共重合を行い、残存
    モノマーを供給全モノマーに対し10重量%以下とした
    後、触媒の失活剤を含む溶液を生成粗重合体に対し0.01
    〜10重量%添加して触媒を失活させ、次いでその粗重合
    体を洗浄することなく、そのまま加熱溶融処理すること
    を特徴とするポリアセタール共重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 重合触媒が下記一般式(1) 又は(2) で示
    されるイソポリ酸塩から誘導されるイソポリ酸又はその
    酸性塩である請求項1記載のポリアセタール共重合体の
    製造方法。 mMI 2O・nMV 2O5・xH2O (1) mMI 2O・nMVIO3・xH2O (2) 〔但し、 MI は主としてアルカリ金属、 MV は周期律表
    V族のバナジウム,ニオブ又はタンタル、 MVIは周期律
    表VI族のクロム,モリブデン,タングステン又はウラ
    ン、m,n は1以上の整数、x は0〜50の数を示す。〕
  3. 【請求項3】 イソポリ酸又はその酸性塩が、パラタン
    グステン酸、メタタングステン酸、パラモリブデン酸、
    メタモリブデン酸、またはこれらの酸性塩である請求項
    1又は2記載のポリアセタール共重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 コモノマーが、1,3 −ジオキソラン、ジ
    エチレングリコールホルマール、1,4 −ブタンジオール
    ホルマール、エチレンオキサイドから選ばれた少なくと
    も一種である請求項1〜3の何れか1項記載のポリアセ
    タール共重合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 触媒の失活剤を含む溶液が、失活剤とし
    てアンモニア、アミン化合物、三価のリン化合物、或い
    はアルカリ金属又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化
    物、無機塩又は有機酸塩より選ばれた少なくとも一種か
    らなる化合物を含む水溶液又は有機溶剤溶液である請求
    項1〜4の何れか1項記載のポリアセタール共重合体の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 共重合後の粗重合体が、粒径3mm以下の
    粒度を少なくとも90%以上含む粉砕された状態で触媒の
    失活処理を行なう請求項1〜5の何れか1項記載のポリ
    アセタール共重合体の製造方法。
  7. 【請求項7】 更に、安定剤を添加して加熱溶融処理を
    行なう請求項1〜6の何れか1項記載のポリアセタール
    共重合体の製造方法。
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