JPH089904Y2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPH089904Y2
JPH089904Y2 JP1990049161U JP4916190U JPH089904Y2 JP H089904 Y2 JPH089904 Y2 JP H089904Y2 JP 1990049161 U JP1990049161 U JP 1990049161U JP 4916190 U JP4916190 U JP 4916190U JP H089904 Y2 JPH089904 Y2 JP H089904Y2
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JP
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conductive plate
piece
terminal
wiring board
terminal block
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JP1990049161U
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JPH0427573U (ja
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信行 並木
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配線板に接続する端子台に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 第7図ないし第9図に示すように、端子台2と配線板
4の接続は、配線板4の回路パターン6と端子台2の端
子金具8を半田付け10することにより行い、また、端子
台2の固定は、回路に無関係な空端子部を使い、ねじ12
を端子台2と配線板4を貫通させるとともに反対側のナ
ット14に締めつけて、ねじ締結をすることによって行っ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来は端子台2と配線板4の接続を半
田付け10で行っていたので、熱容量の大きい配線板(例
えば、回路パターンの広域化を図った配線板や金属を回
路パターンにはさんだ金属ベースの配線板など)に端子
台を接続する場合は良好な半田付けができず、したがっ
て、つぎのような問題があった。
(1) 製造工程の中に半田付け部分の修正作業の工程
を設けるとともに、通常の配線板の半田付け時間より長
くしなければならない。
(2) 半田の溶融温度の高温化が必要になり、したが
って、半田付け設備の段取り替えなどの作業を行わなけ
ればならなくなり、製造工程が複雑になる。
(3) 半田付け部分の修正作業や半田付け時間の延長
や半田付け温度の高温化により、配線板が破損する。
本考案は、このような問題を解決するためになされた
もので、配線板と端子台の接続に半田付けを必要としな
い端子台を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の端子台は、 端子台枠と端子金具とからなり、 前記端子台枠は、絶縁材料からなり、上面および下面
にそれぞれ突起を設けて端壁を形成するとともに、これ
らの端壁間に金具孔を形成して構成し、 前記端子金具は、上片、下片およびこれらをつなぐ連
結片で形成された略コ字状の第1および第2の導電板を
有するとともに、第2の導電板の上片に透孔を形成し、
また第1の導電板の上片にねじ孔を形成し、第1の導電
板の上片を第2の導電板の開口部に挿入して重ね合わせ
て構成し、 前記端子台枠の金具孔内に、前記端子金具を配設し、
前記第1の導電板の下片と前記第2の導電板の下片との
間に配線板を挟み込むようにしたものである。
〔作用〕
配線板を端子台の端子金具にはさむことにより、配線
板の回路パターンと端子金具が半田付けなしに接続され
る。また、同時に端子台も、第1の導電板の下片と前記
第2の導電板の下片との間に挟み込んだ配線板によって
固定される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図によっ
て説明する。
本考案の端子台は、端子台枠と端子金具からなってい
る。
第1図は、端子台枠中に端子金具を組み込んだ端子台
を、配線板に接続した状態を示している。
第2図は、端子台枠の構成を示している。
第3図は第2図におけるIII-III線に沿う側断面図を
示している。
第4図および第5図は、端子金具の構成を示してい
る。
第6図は、配線板の端部の構成を示している。
まず、端子台枠の構成から説明する。
第2図および第3図に示すように、端子台15の基台と
なる端子台枠16は、絶縁材料からなり、上面18および下
面20にそれぞれ突起を設けて端壁22、24を形成してい
る。また、これらの端壁22、24には、上部と下部にカバ
ー係合凹部26、28を形成している。
また、前記端壁22間には、金具孔30を形成している。
これらの金具孔30には、前記端壁22と直交する側に側壁
32、34が形成されるが、側壁32は、内面の2個所に凹部
36、38を形成し、側壁34は、下側に開口部40を形成して
いる。
つぎに、端子金具42の構成を説明する。
第4図に示すように、端子金具42は、略コ字状の第1
の導電板44と第2の導電板46で構成される。48・50は、
それぞれ第1の導電板44と第2の導電板46の上片、52・
54は下片、56・58は、上片48・50と下片52・54をつなぐ
連結片である。
第1の導電板44には、上片48にねじ孔60を形成すると
ともに、下片52に透孔62を形成している。また、第2の
導電板46には、上片50に透孔64を形成するとともに、下
片54にねじ孔66を形成している。
また、第1の導電板44の連結片56には、背面の2個所
に突部68・70を形成している。これらの突部68・70は、
前記端子枠16の凹部36・38に対応している。
さらに、第1の導電板44の上片48の端面には突起72が
形成され、これに対応するように、第2の導電板46の連
結片58の上部には、上下方向に延びる係合孔(係合凹部
も含む)74が形成されている。また、第2の導電板46の
下片54の端面には突起76が形成され、これに対応するよ
うに、第1の導電板44の連結片56の下部には、上下方向
に延びる係合孔(係合凹部も含む)78が形成されてい
る。
つぎに、前記端子台15に接続する配線板80の端部構成
を説明する。
第5図に示すように、配線板80は、端子金具42間に絶
縁距離を確保するための端壁24を配線板内に入れ込むた
めに、端部に複数の溝82を設けて、回路パターン84の引
き出し部86を櫛歯状に形成している。
また、端子台15と配線板80の固定を確実にするため
に、前記回路パターン84の引き出し部86に丸孔88を形成
している。
このような構成における端子台15と配線板80の接続
は、つぎのようにして行う。
第1図に示すように、まず、第1の導電板44の上片48
を第2の導電板46の開口部に挿入するとともに、突起72
を係合孔74に係合させ、また突起76を係合孔78に係合さ
せて、端子金具42を組立てる。
第1および第2の導電板44・46の上下方向の可動距離
は係合孔74・78の上下方向の寸法が突起72・74の板厚寸
法を差いた寸法により決まる。
つぎにこれらの端子金具42を、端子台枠16の金具孔30
に下側から挿入し、突部68を凹部36に係合させるととも
に、突部70を凹部38に係合させて端子台枠16に固定し、
端子台15を組み立てる。
前記端子台15に配線板80を接続する場合は、配線板80
の端部を、端子台15の開口部40から第1と第2の導電板
44・46の下片52・54間に挿入し、ねじ90を第1の導電板
44の下片52の透孔62と配線板80の丸孔88に通して第2の
導電板46の下片54のねじ孔66に螺合させ、配線板80を第
1と第2の導電板44・46のそれぞれの下片52・54で締付
けるようにする。
なお、このとき端子金具42は配線板80の両面と接触す
るので、配線板80の回路パターン84の引き出し86を配線
板80の両面に形成すれば大きな電流を流すことができ
る。
なお、配線板80の下片52・54間への挿入にあたって
は、端子台の端壁24に、配線板80の溝82の根元部分を突
き当てれば下片52の透孔62および下片54のねじ孔66の中
心と配線板80の丸孔88の中心とが一致するようになって
いる。
また、下片52・54間の隙間の寸法は、配線板80の板厚
より少し大きめに設定し、配線板80を容易に挿入できる
ようにしている。
端子金具42に例えば外部リード線を接続する場合は、
外部リード線の端子(図示せず)を座金92と第2の導電
板46の上片50との間に挟むとともに、前記座金92の透孔
(図示せず)と上片50の透孔64に通して第1の導電板44
の上片48のねじ孔60に螺合させたねじ94で締付けるよう
にする。
配線板80と外部リード線の接続が終了すると、端壁22
・24に端子カバー87を取り付ける。
本実施例では、配電板80の端部に形成する孔は丸孔88
としているが、第6図に示すように端部を切欠いたU字
状の孔95としてもよい。
なお、下片52・54間に挟んだ配線板80を、ねじ94を締
付けるだけで強く挟持することができる場合は、ねじ90
は用いる必要はない。
本考案においては、端子台15は、配線板80とリード線
との接続だけでなくリード線とリード線の接続にも使用
することができる。この場合は第1図における配線板80
の代わりにリード線を締付けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案はこのような構成であるので、つぎのような効
果がある。
(1) 熱容量の大きい配線板に端子台を接続する際
に、半田付けを必要としないので、半田付けの修正作業
や設備の段取り替えの作業をなくすことができ製造工程
の簡素化が図れる。
(2) 配線板の熱による破損がないので、配線板の持
っている特性を損なうことなく配線板と端子台の接続が
でき、品質を向上することができる。
(3) 配線板の両面において、端子台と接続できるの
で、配線板の回路の引き出しパターンを 配線板の両面
に設けて大きな電流を流すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、端子台と配線
板を接続した状態を示す側断面図である。第2図は端子
台枠を示す斜視図、第3図は第2図におけるIII-III線
に沿う側断面図、第4図は端子金具の構成を示す斜視
図、第5図は配線板の端部の構成を示す平面図、第6図
は配線板の端部の他の構成を示す平面図、第7図は従来
例を示す座面図、第8図は第7図におけるVIII-VIII線
に沿う側断面図、第9図は第7図におけるIX-IX線に沿
う側断面図である。 15……端子台、16……端子台枠 18……上面、20……下面 22、24……端壁、30……金具孔 42……端子金具、44……第1の導電板 46……第2の導電板、48、50……上片 52、54……下片、56、58……連結片 60……ねじ孔、64……透孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子台枠と端子金具とからなり、 前記端子台枠は、絶縁材料からなり、上面および下面に
    それぞれ突起を設けて端壁を形成するとともに、これら
    の端壁間に金具孔を形成して構成し、 前記端子金具は、上片、下片およびこれらをつなぐ連結
    片で形成された略コ字状の第1および第2の導電板を有
    するとともに、第2の導電板の上片に透孔を形成し、ま
    た第1の導電板の上片にねじ孔を形成し、第1の導電板
    の上片を第2の導電板の開口部に挿入して重ね合わせて
    構成し、 前記端子台枠の金具孔内に、前記端子金具を配設し、前
    記第1の導電板の下片と前記第2の導電板の下片との間
    に配線板を挟み込むことを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】前記第2の導電板の下片にねじ孔を形成
    し、前記第1の導電板の上片に透孔を形成した請求項1
    記載の端子台。
  3. 【請求項3】前記第2の導電板の下片の先端に係合突起
    を形成するとともに、連結片の上部に上下方向に延びる
    係合孔を形成し、かつ前記第1の導電板の上片の先端に
    前記第2の導電板の連結片に形成した係合品に対応する
    係合突起を形成するとともに、連結片の下部に前記第2
    の導電板の下片に形成した係合突起に対応する上下方向
    に延びる係合孔を形成した請求項1または2に記載の端
    子台。
JP1990049161U 1990-05-10 1990-05-10 端子台 Expired - Lifetime JPH089904Y2 (ja)

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JP4515153B2 (ja) * 2004-05-20 2010-07-28 双信電機株式会社 端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置
JP2011150845A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Mitsubishi Electric Corp 配線用遮断器の付属装置
JP6753447B2 (ja) 2018-10-24 2020-09-09 ダイキン工業株式会社 プリント基板と端子台の接続構造、端子台、及び、空調機

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