JP4515153B2 - 端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置 - Google Patents

端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置 Download PDF

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Description

本発明は、様々な用途に対応可能な端子台と、該端子台を取り付けたノイズフィルタ装置と、該ノイズフィルタ装置を有するインバータ装置に関する。
従来から、例えばモータ等を駆動するインバータ装置等の負荷装置と電源との間に、伝導ノイズあるいは放射ノイズのノイズ発生源となる前記負荷装置からの前記ノイズを阻止するためにノイズフィルタ装置が挿入配置される(例えば特許文献1参照)。
ノイズフィルタ装置と外部回路との電気的接続部分には、公知のように、例えば、金属ケース(筐体)に取り付けられた端子台が使用される。
特開平10−107571号公報
ところで、端子台の構成としては、小型単相型のノイズフィルタ装置の場合、例えば図8に示すように、3つの端子が取り付け可能とされた端子台200が使用される。
この端子台200は、図9に示すように、3つの台座部202a〜202cが並列に設けられている。これら台座部202a〜202cは、それぞれ上面201及び下面203を有し、これら台座部202a〜202cのうち、左右両側の台座部202a及び202cの各上面にはそれぞれネジ部長さの短いネジ204がねじ込まれるネジ孔206が設けられ、中央の台座部202bの上面にはネジ部長さの長いネジ208が挿通される開口210が設けられている。また、各台座部202a〜202cの下面のうち、中央の台座部202bの下面のみに開口212が設けられている。そして、中央の台座部202bにアース端子214、左側の台座部202aに第1の電極端子216a、右側の台座部202bに第2の電極端子216bが取り付けられている。各端子214、216a及び216bの取り付けはネジ止めで行われる。
具体的には、まず、図9に示すように、電位的にアース電位とされた金属板218に端子台200を載置する。そして、アース端子214については、金属板218の下方からネジ挿通孔220を介してネジ208を中央の台座部202bに向けて挿通し、さらに、該台座部202bの下面の開口212及び上面の開口210を介してネジ208を挿通して、該台座部202bの上面に載置されたアース端子214のネジ挿通孔(図示せず)に挿通し、ナット222によって固定するようにしている。この固定によって、端子台200自体も金属板218に固定されることになる。第1及び第2の電極端子216a及び216bは、それぞれ対応する台座部202a及び202cの上面に載置し、さらに、これら台座部202a及び202cの各上面201の上方からそれぞれネジ204を第1及び第2の電極端子216a及び216bのネジ挿通孔(共に図示せず)を通して台座部202a及び202cのネジ孔206にねじ込むことによって固定するようにしている。
つまり、この端子台200は、中央の台座部202bがアース端子専用の台座部として機能すると共に、端子台200を金属板218に固定するための固定部としても機能している。従って、金属板218のネジ挿通孔220は、該金属板218に載置される端子台200の位置、特に中央の台座部202bの位置に合わせて形成する必要があり、設計の自由度が制限されるという問題がある。
また、実質的に電極端子が取り付けられるのは、左右両側の台座部202a及び202cだけであり、単相回路にしか適用できない。しかも、中央の台座部202bは、アース端子専用で、かつ、端子台200の固定用であることから、電極端子を取り付けることはできず、実質的に2P端子台としてしか利用できない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、アース端子の取り付け位置を任意の台座部に設定することができ、設計の自由度を向上させることができる端子台を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、アース端子を取り換えることができる上述した目的に加えて、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができ、様々な用途に対応可能な端子台を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、端子台の固定や配線に関する設計上の自由度を向上させることができ、しかも、様々な接続形態に対応させることができるノイズフィルタ装置及びインバータ装置を提供することにある。
本発明に係る端子台は、それぞれ端子が取り付けられる複数の台座部を有する端子台において、前記各台座部は、前記端子台を固定するための金具が着脱自在とされた構成を有することを特徴とする。
これにより、金具を任意の台座部に取り付けることができる。つまり、端子台の固定位置を台座部ごとに任意に設定することができ、端子台の実装に関する設計の自由度を向上させることができる。
そして、前記台座部は、上面に端子が取り付けられ、下面に開口が設けられ、側面に前記金具の一部が挿入される挿入孔を有し、前記金具は、前記台座部の上面の上側に配される上部位と、前記台座部の前記挿入孔に挿入され、且つ、前記台座部の下面の上側に配される下部位と、該下部位に設けられ、且つ、前記台座部の下方から前記開口を介して挿入されたネジ部材がねじ込まれるネジ孔とを有することを特徴とする。
各台座部の下面に開口が設けられていることから、金具がどの台座部に取り付けられても、前記ネジ部材を金具の下部位にねじ込むことができる。しかも、金具は、上部位が台座部の上面の上側に配されることから、該台座部の上面に取り付けられた端子と電気的に接続されることになる。
このように、端子台の固定位置を台座部ごとに任意に設定することができる。従って、例えば金属板上に端子台を固定する場合に、金属板の任意の位置に前記ネジ部材が挿通可能な挿通孔(ネジ挿通孔)を設けたとしても、端子台を金属板に固定することができ、端子台の実装に関する設計の自由度を向上させることができる。
また、金具が取り付けられた台座部については、ネジ部材、金具及び端子が電気的に接続されることになり、ネジ部材が例えばアース電位に固定されれば、当該台座部の端子はアース端子として機能することになる。この場合、端子台の任意の台座部に金具を取り付けることができることから、アース端子を任意の位置に設定することができ、配線に関する設計の自由度も向上させることができる。
また、前記金具は着脱自在とされているため、金具を取り付けなければ、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができる。つまり、アース端子を取り付けることができるほか、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができ、様々な用途に対応可能となる。
そして、前記構成において、前記金具は、その露呈部分にアースを示すマークが表示されていてもよい。これによって、どの端子がアースに接続されるかを一目で確認することができ、誤配線を事前に防止することができる。
また、前記構成において、前記端子は、前記台座部の上面に配されるコネクト部と、該コネクト部から前記台座部の後方に延び、且つ、先端部が配線基板に実装されるリード部とを有するようにしてもよい。これにより、端子は、配線基板に実装されたリード部を介してコネクト部として台座部上に導出されることになる。この場合、前記端子の前記リード部は、その途中で屈曲した形状を有していれば、端子台と配線基板との距離を近づけることができ、装置自体のコンパクト化において有利になる。また、前記リード部の前記先端部は、前記配線基板の取付孔に挿入可能に段差が形成されていれば、端子台を例えば金属板に固定したとき、配線基板とリード線の段差部とが当接し、端子台を金属板に安定に固定できると共に、リード部も配線基板に対して安定に固定されることになる。
また、前記構成において、前記複数の台座部を並列に一体化させる支持部を有するようにしてもよい。この場合、前記支持部の後部に装置の筐体の一部がはめ込まれる取付部を有することが好ましい。これは、例えば左右両側の台座部のうち、いずれか一方の台座部が金属板に固定されて、固定ポイントとしてバランスの悪いポイントで固定されたとしても、端子台が固定台(例えば金属板)と筐体の一部で挟持されることになるため、端子台を安定に固定させることができる。
また、前記構成において、前記端子は前記台座部の上面にネジ部材によって取り付けられ、前記支持部は、前記台座部間に仕切り部を有し、前記仕切り部は、前記端子を取り付けるための前記ネジ部材に対応する箇所に凹部を有するようにしてもよい。この場合、ネジ回し(ドライバー)等の治具を仕切り部間に挿入し易くなり、ネジ回し作業が容易になる。これは、作業工程の簡略化につながる。
次に、本発明に係るノイズフィルタ装置は、金属板と、前記金属板上に配された配線基板と、少なくとも前記配線基板を囲む筐体と、前記金属板のうち、前記筐体の外に取り付けられる端子台とを有するノイズフィルタ装置において、前記端子台は、それぞれ端子が取り付けられる複数の台座部を有し、前記各台座部は、前記端子台を固定するための金具が着脱自在とされた構成を有することを特徴とする。
特に、前記台座部は、上面に端子が取り付けられ、下面に開口が設けられ、側面に前記金具の一部が挿入される挿入孔を有し、前記金具は、前記台座部の上面の上側に配される上部位と、前記台座部の前記挿入孔に挿入され、且つ、前記台座部の下面の上側に配される下部位と、該下部位に設けられ、且つ、前記金属板の下面から前記台座部に向けて挿入されたネジ部材がねじ込まれるネジ孔とを有することを特徴とする。
次に、本発明に係るインバータ装置は、上述したノイズフィルタ装置を有することを特徴とする。
つまり、これらノイズフィルタ装置やインバータ装置は、上述した本発明に係る端子台を有することから、端子台の固定や配線に関する設計上の自由度を向上させることができ、しかも、様々な接続形態に対応させることができるノイズフィルタ装置及びインバータ装置を得ることができる。
以上説明したように、本発明に係る端子台によれば、アース端子の取り付け位置を任意の台座部に設定することができ、設計の自由度を向上させることができる。また、アース端子を取り付けることができるほか、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができ、様々な用途に対応可能となる。
また、本発明に係るノイズフィルタ装置によれば、端子台の固定や配線に関する設計上の自由度を向上させることができ、しかも、様々な接続形態に対応させることができる。
また、本発明に係るインバータ装置によれば、端子台の固定や配線に関する設計上の自由度を向上させることができ、しかも、様々な接続形態に対応させることができる。
以下、本発明に係る端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置の実施の形態例を図1〜図7を参照しながら説明する。
本実施の形態に係るインバータ装置10は、図1に示すように、モータ12と、該モータ12を駆動するインバータ回路14と、AC電源16と、インバータ回路14とAC電源16との間に挿入接続された本実施の形態に係るノイズフィルタ装置18とを有する。
ノイズフィルタ装置18は、図2にその要部を示すように、電位的にアース電位とされた金属板20と、該金属板20上にある程度の間隔を置いて設置された配線基板22と、金属板20上に設置され、少なくとも配線基板22を囲む筐体24と、金属板20のうち、筐体24の外に取り付けられる本実施の形態に係る端子台30とを有する。
端子台30は、図3に示すように、3つの台座部32a〜32cと、少なくとも1つの金具34とを有する。以下の説明では、3つの台座部32a〜32cのうち、任意の台座部をいうときは、台座部32と記す。
台座部32は、図2に示すように、端子36が取り付けられる上面38と、開口40が形成された下面42と、金具34の一部が挿入される挿入孔44が形成された側面部46とが一体に形成されて構成されている。上面38は、その中央部分に端子36を取り付けるためのネジ48がねじ込まれるネジ孔50が形成されている。ネジ48には、外部配線を端子36と共に挟持するための押え板52が取り付けられている。
また、各台座部32a〜32cは、これら台座部32a〜32cと一体に形成された支持部60によって並列に配列された形態となっている。支持部60は、各台座部32a〜32cの背面と左右両側の台座部32a及び32cの側面にかけて一体に形成された平面コ字状の背面板62と、各台座部32a〜32c間に背面板62と共に一体に形成された仕切り板64が設けられて構成されている。
背面板62の後部には、図2及び図4に示すように、ノイズフィルタ装置18の筐体24の一部がはめ込まれる取付部66が形成されている。取付部66は、上面から側面にかけて連続して形成された凹部68を有する。また、図6に示すように、各台座部32a〜32cの下面42から、図3に示すように、背面板62のほぼ中間部(取付部66の上部)にかけて、切欠き70が形成されている。これは、端子36を取り付ける際に、後述する端子36のリード部80を通すための逃げの切欠きとして機能する。
また、背面板62の仕切り板64に対向する側面部分62a並びに仕切り板64は、端子36を取り付けるためのネジ48がねじ込まれる部分に対応する箇所に凹部72が形成されている。
端子36は、図2及び図7に示すように、台座部32の上面38の上側に配され、且つ、中央部分にネジ挿通孔74(図7参照)を有する平板状のコネクト部76と、該コネクト部76から台座部32の後方に延び、且つ、先端部78が配線基板22に実装されるリード部80とを有する。リード部80は、その途中で屈曲した形状を有し、該リード部80の先端部78は、配線基板22の取付孔82に挿入可能に段差84が形成されている。つまり、リード部80の先端部78のうち、段差84よりも先端側の部分(先端部分)86の幅は配線基板22の取付孔82の開口幅よりもわずかに小とされ、段差84よりも上部分88の幅は前記取付孔82の開口幅よりも大とされている。
そして、台座部32に端子36を取り付ける場合は、図2及び図7に示すように、台座部32の上面38の上側に端子36のコネクト部76を載置してその上方からネジ48をネジ挿通孔74を介して台座部32の上面38のネジ孔50にねじ込むことによって、台座部32の上面38の上側に端子36が固定されることになる。従って、リード部80の段差84の位置は、端子36を台座部32の上面38の上側に取り付けたとき、リード部80の先端部分86が配線基板22の取付孔82に挿入されると共に、段差84が配線基板22に当接する程度の位置となっている。
金具34は、図2及び図7に示すように、断面ほぼコ字状の形状を有し、台座部32の上面38の上側に配される平板状の上部位90と、台座部32の挿入孔44に挿入されて、台座部32の下面42の上側に配される平板状の下部位92と、これら上部位90と下部位92との間において縦方向に一体に形成された側部位94とを有する。上部位90は、その中央部分にネジ48が挿通するネジ挿通孔96を有する。
従って、この金具34を台座部32に取り付けるときは、図7に示すように、まず、端子36のコネクト部76を台座部32の上面38の上側に接するように載置し、さらに、このコネクト部76上に金具34の上部位90を載置すると共に、下部位92を台座部32の挿入孔44に挿入する。その後、ネジ48をコネクト部76の上方から金具34の上部位90のネジ挿通孔96及びコネクト部76のネジ挿通孔74を介して台座部32のネジ孔50にねじ込む。これによって、金具34が台座部32に取り付けられることになる。金具34を取り付ける場合、端子36のコネクト部76の上に金具34の上部位90を載せて固定するようにしたのは、端子36のリード部80の段差84が配線基板22に当接した状態、つまり、安定した状態を維持するためである。
また、金具34の下部位92は、台座部32の下方から開口40(図2参照)を介して挿入されたネジ98がねじ込まれるネジ孔100を有する。なお、金具34は、側部位94の側面部分、すなわち、露呈部分にアースを示すマーク102が表示されている。
従って、端子台30(金具34が取り付けられた端子台)を金属板20に固定する場合は、ネジ98を、端子台30が載置固定される金属板20の下方から特定の台座部32(金具34が取り付けられた台座部)の開口40を介してねじ込む。その後、筐体24を配線基板22を被覆するように金属板20にかぶせることによって、筐体24の一部が端子台30の背面板62における取付部66にはめ込まれ、端子台30が筐体24並びに金属板20に強固に固定されることになる。
このように、本実施の形態に係る端子台30は、金具34を3つの台座部32a〜32cのうち、任意の台座部32に取り付けることができる。また、各台座部32a〜32cの下面にそれぞれ開口40が設けられていることから、金具34がどの台座部32a〜32cに取り付けられても、ネジ98を金具34の下部位92にねじ込むことができる。しかも、金具34は、上部位90が台座部32の上面に配されることから、該台座部32の上面に取り付けられた端子36と電気的に接続されることになる。
つまり、端子台30の固定位置を台座部32a〜32cごとに任意に設定することができる。従って、例えば金属板20上に端子台30を固定する場合に、金属板20の任意の位置にネジ98が挿通可能な挿通孔(ネジ挿通孔)を設けたとしても、端子台30を金属板20に固定することができ、端子台30の実装に関する設計の自由度を向上させることができる。
また、金具34が取り付けられた台座部32については、ネジ98、金具34及び端子36が電気的に接続されることになり、ネジ98が例えば金属板20に接触してアース電位に固定されれば、当該台座部32の端子36はアース端子として機能することになる。この場合、端子台30の任意の台座部32に金具34を取り付けることができることから、アース端子を任意の位置に設定することができ、配線に関する設計の自由度も向上させることができる。
また、金具34は着脱自在とされているため、金具34を取り付けなければ、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができる。この場合、3P端子台として使用することができる。つまり、アース端子を取り付けることができるほか、アース端子の代わりに電極端子を取り付けることができ、様々な用途に対応可能となる。なお、金具34を取り付けない場合、端子台30の金属板20への固定は、例えば接着剤にて行えばよい。
そして、金具34は、図7に示すように、側部位94の露呈部分にアースを示すマーク102を表示するようにしたので、どの端子がアースに接続されるかを一目で確認することができ、誤配線を事前に防止することができる。
また、図2に示すように、端子36のリード部80は、その途中で屈曲した形状を有しているため、端子台30と配線基板22との距離を近づけることができ、ノイズフィルタ装置18自体のコンパクト化において有利になる。しかも、リード部80の先端部78は、配線基板22の取付孔82に挿入可能に段差84を形成するようにしたので、端子台30を例えば金属板20に固定したとき、配線基板22とリード部80の段差84とが当接し、端子台30を金属板20に安定に固定できると共に、リード部80も配線基板22に対して安定に固定されることになる。
また、支持部60における背面板62の後部に筐体24の一部がはめ込まれる取付部66を設けるようにしたので、例えば左右両側の台座部32a及び32cのうち、いずれか一方の台座部32a又は32cが金属板20に固定されて、固定ポイントとしてバランスの悪いポイントで固定されたとしても、端子台30が金属板20と筐体24の一部で挟持されることになるため、端子台30を安定に固定させることができる。
また、背面板62の側面部分62a並びに仕切り板64に凹部72を形成するようにしたので、ネジ回し(ドライバー)等の治具を前記側面部分62aと仕切り板64との間、並びに仕切り板64間に挿入し易くなり、ネジ回し作業が容易になる。これは、作業工程の簡略化につながる。
そして、本実施の形態に係るノイズフィルタ装置18並びに本実施の形態に係るインバータ装置10は、上述した本実施の形態に係る端子台30を有することから、端子台30の固定や配線に関する設計上の自由度を向上させることができ、しかも、様々な接続形態に対応させることができる。
上述の例では、3つの台座部を有する場合について説明したが、その他、2つの台座部を有する端子台や、4つ以上の台座部を有する端子台にも容易に適用させることができる。
なお、本発明に係る端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係るインバータ装置を示す回路図である。 本実施の形態に係るノイズフィルタ装置を端子台と共に示す要部の断面図である。 本実施の形態に係る端子台を示す斜視図である。 本実施の形態に係る端子台を示す平面図である。 本実施の形態に係る端子台を示す正面図である。 本実施の形態に係る端子台を示す底面図である。 本実施の形態に係る端子台を示す分解斜視図である。 従来例に係る端子台を示す斜視図である。 従来例に係る端子台を示す縦断面図である。
符号の説明
10…インバータ装置 18…ノイズフィルタ装置
20…金属板 22…配線基板
24…筐体 30…端子台
32、32a〜32c…台座部 34…金具
36…端子 38…上面
40…開口 42…下面
44…挿入孔 60…支持部
62…背面板 64…仕切り板
66…取付部 72…凹部
76…コネクト部 80…リード部
84…段差 90…上部位
92…下部位 98…ネジ
100…ネジ孔 102…マーク

Claims (8)

  1. 内部に配線基板を有する装置と共に金属板上に設置される端子台であって、
    それぞれ端子が取り付けられ、且つ、前記金属板に載置される複数の台座部と、
    前記複数の台座部を並列に一体化させる支持部とを有し、
    前記各台座部は、前記端子台を固定するための金具が着脱自在とされた構成を有し、
    前記台座部は、上面に端子が取り付けられ、下面に開口が設けられ、側面に前記金具の一部が挿入される挿入孔を有し、
    前記金具は、前記台座部の上面の上側に配される上部位と、前記台座部の前記挿入孔に挿入され、且つ、前記台座部の下面の上側に配される下部位と、該下部位に設けられ、且つ、前記台座部の下方から前記開口を介して挿入されたネジ部材がねじ込まれるネジ孔とを有し、
    前記ネジ部材は、前記金属板の下面から前記台座部の前記開口を介してねじ込まれ、
    前記端子は、前記台座部の上面の上側に配されるコネクト部と、該コネクト部から前記台座部の後方に延び、且つ、先端部が前記装置内の前記配線基板に実装されるリード部とを有することを特徴とする端子台。
  2. 請求項記載の端子台において、
    前記金具は、その露呈部分にアースを示すマークが表示されていることを特徴とする端子台。
  3. 請求項記載の端子台において、
    前記端子の前記リード部は、その途中で屈曲した形状を有し、
    前記リード部の前記先端部は、前記配線基板の取付孔に挿入可能に段差が形成されていることを特徴とする端子台。
  4. 請求項記載の端子台において、
    前記支持部の後部に装置の筐体の一部がはめ込まれる取付部を有することを特徴とする端子台。
  5. 請求項記載の端子台において、
    前記端子は前記台座部の上面の上側にネジ部材によって取り付けられ、
    前記支持部は、前記台座部間に仕切り部を有し、
    前記仕切り部は、前記端子を取り付けるための前記ネジ部材に対応する箇所に凹部を有することを特徴とする端子台。
  6. 請求項記載の端子台において、
    前記ネジ部材は、電位的にアース電位に固定されることを特徴とする端子台。
  7. 金属板と、
    前記金属板上に配された配線基板と、
    少なくとも前記配線基板を囲む筐体と、
    前記金属板のうち、前記筐体の外に取り付けられる端子台とを有するノイズフィルタ装置において、
    前記端子台は、
    それぞれ端子が取り付けられ、且つ、前記金属板に載置される複数の台座部と、
    前記複数の台座部を並列に一体化させる支持部とを有し、
    前記各台座部は、前記端子台を固定するための金具が着脱自在とされた構成を有し、
    前記台座部は、上面に端子が取り付けられ、下面に開口が設けられ、側面に前記金具の一部が挿入される挿入孔を有し、
    前記金具は、前記台座部の上面の上側に配される上部位と、前記台座部の前記挿入孔に挿入され、且つ、前記台座部の下面の上側に配される下部位と、該下部位に設けられ、且つ、前記台座部の下方から前記開口を介して挿入されたネジ部材がねじ込まれるネジ孔とを有し、
    前記ネジ部材は、前記金属板の下面から前記台座部の前記開口を介してねじ込まれ、
    前記端子は、前記台座部の上面の上側に配されるコネクト部と、該コネクト部から前記台座部の後方に延び、且つ、先端部が前記筐体内の前記配線基板に実装されるリード部とを有することを特徴とするノイズフィルタ装置。
  8. 請求項記載のノイズフィルタ装置を有するインバータ装置。
JP2004150767A 2004-05-20 2004-05-20 端子台、ノイズフィルタ装置及びインバータ装置 Expired - Lifetime JP4515153B2 (ja)

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