JP2006528828A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、プリント回路基板に用いる導体接続モジュールに関するものである。
この様な導体接続モジュールは、例えば欧州特許公報EP0766952B1において、知られている。導体接続モジュールは、接点要素が配列されているハウジングを有し、接点要素は、圧接端子接点(insulation-displacement terminal contacts)の形態の第1の接点部と、着脱可能な接点ピンの形態の第2の接点部とを有する。ハウジングは一体構造であり、接点ピンによってプリント回路基板に半田付けされる。接点要素は、ハウジングの上面から挿入され、ストッパで保持され、接点ピンは接点要素が挿入された状態でハウジングの下側面から突き出る。シールド板がシールドのために備えられ、ハウジングの下面から挿入され、2対の接点要素間にそれぞれは配置される。シールド板はまた接点ピンを有し、接点ピンはプリント回路基板に半田付けでき、共通のグランド線へ接続できる。この様な導体接続モジュールはまた、PCBプリントモジュールと称される。導体は、圧接端子接点の形態の接点部を経てプリント回路板に電気的に接続することができる。プリント回路基板をハウジングまたはインサート内で用いる場合、プリント回路基板を予め接続しなければならず、および従来接続と同じ機能の接続を回路に与えるために、ハウジングまたはインサートを取り除かなければならない。
従って本発明の課題は、導体をより簡単に接続することができるプリント回路基板のための導体接続モジュールを提供することである。
技術的課題は、請求項1に記載される構成により解決される。本発明の更に好適な構成が、従属請求項に記載されている。
このためには、導体接続モジュールが装着された状態で、圧接端子接点の長手方向軸がプリント回路基板の表面に平行に位置するように構成されている。これは、インサートの場合に、圧接端子接点を、フロントパネルを経て外側からアクセスできることが保証されることを意味する。このことはまた、インサートまたは隣接するインサートを取り除く必要がなく、圧接端子接点のシンプルで従来接続と同じ機能の接続を可能にする。このことはまた、プリント回路基板がハウジング内に配置されている場合に、同様に適用される。更なる利点は、プリント回路基板への装着は物理的高さがより小さいことである。好適な一実施例では、接点ピンが圧接端子接点に対して直角に配置されている。したがって、装着状態では、接点ピンはプリント回路基板の表面に対して直角であるので、シンプルなプラグスルーおよび半田付けを可能にする。接点要素は、一体化し、圧接端子接点に関係したハウジングの端面から挿入するのが好適である。接点ピンは、折り曲げられている。
ハウジングは一体のプラスティックハウジングとするのが好適である。
好適な一実施例では、ハウジングは固定ピンを有し、この固定ピンによって、導体接続モジュールを、プリント回路基板に対して、固定し、位置決めできる。固定ピンは、押し込み型の形態としてもよく、少なくとも部分的に円柱のラッチングの形態としてもよい。また、固定ピンはホットスタンピングピンの形態としてもよい。
他の好適な実施例では、ハウジングはプリント回路基板の端面上にハウジングを支持するためにストッパ面を有する。プリント基板回路は、圧接端子接点の接続の際に生じる結合力を少なくとも部分的に吸収することができる。
本発明を、実施例を参照して詳細に説明する。
図1は、プリント回路基板用導体接続モジュール1を示す。導体接続モジュール囲1は、接点要素を持つハウジング2を有し、接点要素は、圧接端子接点3の形態をした接点部と、接点ピン4の形態をした接点部とを有する。例えば図4からわかる様に、接点ピン4は、この例では圧接端子接点3に直角に配置される。例えば、接点ピン4はプラグスルー技術に基づくシンプルな半田ピンの形態になるか、押し込み型ピンの形態になるか、あるいはSMD半田付け用の特別な形状を有している。プラグスルーの技術に基づく半田ピンの形態の実施例を、図1〜4に示す。この場合、圧接端子接点3の長手方向軸Lは、プリント回路基板6の表面と圧接端子接点3のカッティングエッジとに平行に位置する。図3に示される様に、ハウジング2は固定ピン5を有し、プリント回路基板6の対応する孔に差し込まれる。更に、ハウジング2は上面と下面上にラッチングタブ7,8を有し、これらのタブによって半導体接続モジュール1をフロントパネルにラッチできる。更に、ハウジング2は、図2および図3に示される様に、プリント回路基板6の1つの端面10上にハウジング2を支持するストッパ面9を有する。特に図2に示される様に、ハウジング2の後部はまた、プリント回路基板6上に位置する。2つの成形部11が、接点ピン4の折り曲げ部の領域でハウジング2に形成され、これら2つの成形部は、接点ピンを保持し固定する。プリント回路基板の端面にラッチされるケーブルプラグコネクタと比べて、本発明の導体接続モジュール1により、比較的大きなプリント回路基板6に対して、一定の理由で実際に必要とされる、あるいは19インチ技術との利用が標準化されている、種々の厚さのプリント回路基板の使用が可能となる。このモジュールは、5.08mmの標準電子グリッドシステムに対応するピッチを有するように構成することができる。したがって、比較的多数のポールを有する接点列を、同じグリッドシステム内に導体接続モジュール1を一列に配列することによって、形成できる。
図1は、プリント回路基板用導体接続モジュール1を示す。導体接続モジュール囲1は、接点要素を持つハウジング2を有し、接点要素は、圧接端子接点3の形態をした接点部と、接点ピン4の形態をした接点部とを有する。例えば図4からわかる様に、接点ピン4は、この例では圧接端子接点3に直角に配置される。例えば、接点ピン4はプラグスルー技術に基づくシンプルな半田ピンの形態になるか、押し込み型ピンの形態になるか、あるいはSMD半田付け用の特別な形状を有している。プラグスルーの技術に基づく半田ピンの形態の実施例を、図1〜4に示す。この場合、圧接端子接点3の長手方向軸Lは、プリント回路基板6の表面と圧接端子接点3のカッティングエッジとに平行に位置する。図3に示される様に、ハウジング2は固定ピン5を有し、プリント回路基板6の対応する孔に差し込まれる。更に、ハウジング2は上面と下面上にラッチングタブ7,8を有し、これらのタブによって半導体接続モジュール1をフロントパネルにラッチできる。更に、ハウジング2は、図2および図3に示される様に、プリント回路基板6の1つの端面10上にハウジング2を支持するストッパ面9を有する。特に図2に示される様に、ハウジング2の後部はまた、プリント回路基板6上に位置する。2つの成形部11が、接点ピン4の折り曲げ部の領域でハウジング2に形成され、これら2つの成形部は、接点ピンを保持し固定する。プリント回路基板の端面にラッチされるケーブルプラグコネクタと比べて、本発明の導体接続モジュール1により、比較的大きなプリント回路基板6に対して、一定の理由で実際に必要とされる、あるいは19インチ技術との利用が標準化されている、種々の厚さのプリント回路基板の使用が可能となる。このモジュールは、5.08mmの標準電子グリッドシステムに対応するピッチを有するように構成することができる。したがって、比較的多数のポールを有する接点列を、同じグリッドシステム内に導体接続モジュール1を一列に配列することによって、形成できる。
図5および図6は、フロントパネル12内に配列され3つの導体接続モジュール1を示す。図5からわかる様に、圧接端子接点3にフロントパネル12の端面から自由にアクセス可能であるので、フロントパネル12を取り外す必要がなく、標準のツールを用いて、導体を容易に接続することができる。また、フロントパネル12を有する2個以上のインサートを、重ねて配列すると、これらインサートは、接続によって互いに干渉しないことがわかる。
1 半導体接続モジュール
2 ハウジング
3 圧接端子接点
4 接点ピン
5 固定ピン
6 プリント回路基板
7 ラッチングタブ
8 ラッチングタブ
9 ストッパ面
10 端面
11 成形部
12 フロントパネル
2 ハウジング
3 圧接端子接点
4 接点ピン
5 固定ピン
6 プリント回路基板
7 ラッチングタブ
8 ラッチングタブ
9 ストッパ面
10 端面
11 成形部
12 フロントパネル
Claims (5)
- 複数の接点要素が配置されるハウジングを有し、前記接点要素は、圧接端子接点の形態の第1の接点部と着脱可能な接点ピンの形態の第2の接点部とを有する、プリント回路基板用導体接続モジュールにおいて、
前記接点要素は、導体接続モジュール(1)が装着された状態のとき、前記圧接端子接点(3)の長手方向軸(L)が、前記プリント回路基板(6)の表面に平行に位置することを特徴とするプリント回路基板用導体接続モジュール。 - 前記接点ピン(4)は、前記圧接端子接点(3)に直角に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板用導体接続モジュール。
- 前記ハウジング(2)は、一体のプラスティックハウジングであることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント回路基板用導体接続モジュール。
- 前記ハウジング(2)は、前記接点ピン(4)に平行に配置されている固定ピン(5)を有することを特徴とする請求項2または3に記載のプリント回路基板用導体接続モジュール。
- 前記ハウジング(2)は、前記プリント回路基板(6)の端面(10)に前記ハウジング(2)を支持するためにストッパ面(9)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプリント回路基板用導体接続モジュール。
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