JPH089815B2 - 空気式加撚機構により動作する紡績装置の紡績再開を行う方法及び装置 - Google Patents

空気式加撚機構により動作する紡績装置の紡績再開を行う方法及び装置

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JPH089815B2
JPH089815B2 JP61505977A JP50597786A JPH089815B2 JP H089815 B2 JPH089815 B2 JP H089815B2 JP 61505977 A JP61505977 A JP 61505977A JP 50597786 A JP50597786 A JP 50597786A JP H089815 B2 JPH089815 B2 JP H089815B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H15/00Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
    • D01H15/002Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for false-twisting spinning machines

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドラフト機構に返送された糸を粗糸と集合
させる、空気式加撚機構により動作する紡績装置の紡績
再開を行う方法およびこの方法を実施する装置に関す
る。
従来の技術 公知のこの種の方法においては、糸が切れると、紡績
を再開するためにドラフト機構の入口側のローラ対が停
止され、従って粗糸またはスライバがこの入口側ローラ
対に続くドラフト部において引き裂かれる(西ドイツ国
特許出願公開第3411557号および同第3413894号明細
書)。紡績再開のためにスライバまたは粗糸を加撚機構
に再度供給すると、次の工程において完成した糸から除
去しなければならない不均一が生ずる。
発明の目的 従って本発明の課題は、わずかなコストで目立たない
接合部を可能にする方法と装置とを提供することであ
る。
発明の構成 この課題を解決するために本発明においては次のよう
にする。すなわち糸継ぎのため先ず前に停止させた粗糸
を釈放し、かつあらかじめ行った粗糸停止の間にドラフ
ト機構内に残った粗糸断片が放出されるまで、ドラフト
機構から出る粗糸の先行端部を吸取り、かつ続いて粗糸
を、同時に糸端部と集合接続しながら加撚機構に供給す
る。粗糸ないしスライバの停止により粗糸ないしスライ
バが切れるばかりでなく、その始端が糸継ぎに不適当な
不均一な形になる。従ってこの被害をうけた粗糸ないし
スライバの始端を排除することにより、次のことを配慮
する。すなわち繊維の配列と長さが害されていない部分
を糸継ぎの際に糸と接続するために加撚機構に供給する
ようにする。このようにして均一な目立たない接合部が
得られる。
本発明の意図において粗糸とは、わずかな撚りを有す
るか否かには無関係に、ドラフト機構によって加撚機構
に供給できるすべてのスライバ状材料のことである。従
ってフライヤ粗糸のみならずカードスライバ等もこの概
念に含まれる。
特に簡単な方法で糸の加撚再開を糸引き出し開始に適
合できるようにし、これにより接合部の長さを正確に前
以て決定できるようにするためには、加撚機構から、糸
に加撚作用を加えることなく、先ず加撚機構を通して糸
を引き出し、更に前に返送した糸の末端位置に応じて粗
糸の放出を終了させ、かつ加撚機構への粗糸の供給を開
始し、ここで引き出された糸と共に今開始される加撚作
用を受けさせると、効果的である。
原則的には糸とドラフトした粗糸とを一緒に加撚ノズ
ルに侵入させれば充分である。但しドラフト機構と加撚
機構との間の粗糸と糸との共通の輸送路が長ければ長い
ほど、接合部は良好になる。この理由から本発明による
方法の有利な構成では次のようにしてもよい。すなわち
ドラフト機構の出口ローラ対の閉じたニップ線内に糸を
側面から挿入し、かつ出口側ローラ対の回転速度により
決まる速度で強制的に加撚機構に供給するようにする。
圧縮空気供給の再開後の加撚機構におけるインジェク
タ作用が糸の無統制な引き出しを誘発することのないよ
うにするために、本発明による方法の有利な構成におい
ては次のようにする。すなわち糸引き出しの再開後に、
粗糸と集合すべき糸を空気により抑止し、かつその一部
分が粗糸と集合するまで付加的に機械的に制動する。こ
のようにして糸は、巻枠装置または引き出しローラ対に
より機械的に決められた引き出し速度で引き出される。
さらにその上引き出し中の糸は糸保持装置と加撚機構と
の間で、粗糸と糸の集合により以後の統制された糸引き
出しが保証されるまで統制される。このようにして申し
分のない目立たない接合部が確保される。糸継ぎの成功
は、粗糸の始端の申し分のない状態に依存するばかりで
なく、糸終端部の状態にも依存する。この理由から粗糸
と集合すべき糸の端部をこの集合の前に前処理すると好
適である。このことは、糸を所定の長さにすることによ
って行うと有利である。引き出し中にあり従って所定の
長さにされた糸端部のその都度の位置を走査し、かつ糸
継ぎ工程の次の操作過程の制御、例えば粗糸供給の開
始、粗糸吸込みの制御、加撚機構への圧縮空気の供給の
制御等のために利用することができる。
この方法を実施するために本発明においては次のよう
にする。すなわちドラフト機構の出口側ローラ対と加撚
機構との間の繊維材料搬送路に並べて、吸込みノズルの
開口部を作用させることができる。紡績再開の前に粗糸
は、ドラフト機構を通して送られず、粗糸停止装置によ
って停止させられている。粗糸停止装置の構成(例えば
ドラフト機構の停止可能な入口側ローラ対としてまたは
粗糸クランプ装置として)に応じて、粗糸の始端は、目
立たない接合部が不可能な形をしており、従ってこの接
合部は後で行われる清掃工程において除去しなければな
らない。これを回避するため、本発明においては粗糸の
釈放後、粗糸の損傷した始端部を、繊維材料搬送路と並
べて作用可能な吸込みノズル開口部によって除去し、こ
のようにして糸継ぎ用に粗糸の申し分ない部分を使用で
きるようにする。
加撚機構における紡績過圧を投入するための時点を、
糸引き出しの開始及び吸込みノズルにおける負圧の遮断
に正確に同調させることができるようにするため、吸込
みノズルにおける負圧のこの遮断と加撚機構における過
圧の投入とのために制御装置を介して吸込みノズルと加
撚機構とは、空気式糸保持装置に配属された糸端部監視
装置に接続することができる。このようにすると吸込み
ノズルから加撚機構への粗糸始端部の所定の引き渡しが
可能になり、このことは良好な接合部に対し重大な意義
を有する。加撚機構に進入する糸を空気式糸保持装置に
より保持するとき、空気式加撚機構を通る統制不能の糸
運動およびこの運動の統制不能の開始とを排除するた
め、およびこれにより不規則な接合部を回避するため
に、この引き出し途中にある糸に作用する糸制動装置を
空気式糸保持装置に配置すると効果的である。
紡績糸が妨害されずに返送できるようにするため、糸
制動装置を、制御装置により制御可能にし、かつこれに
より糸保持装置内に延びた糸の経路内にまたはこの経路
から外へ動かすことができるようにすると有利である。
この場合糸制動装置に対する糸の申し分のない案内を保
証するため、糸制動装置を吸込み管として構成した糸保
持装置内に配置すると有利である。
然るに接合部の品質は粗糸始端部の形によるばかりで
なく、糸終端部の形によっても影響される。糸継ぎのた
めに申し分のない品質の粗糸始端部のみならず、所定の
糸終端部をも使用できるようにするため、本発明対象の
その他の構成として、糸に作用を及ぼすことのできる予
備処理装置を設けると効果的である。これを糸切断装置
として構成し、かつ吸込み管として構成された糸保持装
置の中に配置すると有利である。
通常機械に沿って走行可能かつ各紡績位置に任意に送
達可能な糸継ぎ車を用いて糸継ぎが行われる。この場合
糸継ぎ用の制御装置、特に吸込みノズル、糸保持装置お
よび粗糸停止装置に作用を及ぼすことのできる制御装置
を、糸継ぎ車に配置すると好適である。糸の返送中の空
気式糸保持装置に対する大きな行程またはそもそも行程
自体を回避するために、加撚機構は、糸引き出し方向の
方向成分を有し通常の紡績運転の間圧縮空気を加える第
1組の圧縮空気穿孔の他に、さらに返送方向の方向成分
を有し糸継ぎ位置への糸の返送の間圧縮空気を加える第
2組の圧縮空気穿孔を具備することができる。第1組の
圧縮空気穿孔に接続可能な第1圧縮空気供給孔を有しか
つ加撚機構の紡績位置を決める第1のストッパおよび第
2組の圧縮空気穿孔に接続可能な第2圧縮空気供給孔を
有しかつ糸通し位置を決める第2のストッパが、加撚機
構に付属していると効果的である。この場合両方の圧縮
空気供給孔にそれぞれ1つの逆止め弁を配置すると有効
であり、この弁は加撚機構が対応するストッパに接触す
ることにより開くことができる。第2のストッパを、機
械に沿って走行可能かつ各紡績位置に任意に送達可能な
糸継ぎ車に配置すると有利である。
連続紡績運転の際に生ずる繊維くずを吸い取るためお
よび切断した糸の断面を排除するため、本発明の対象の
有利な構成では、紡績方向に見て加撚機構の後において
糸経路のすぐ近くに並べて吸込みノズルが設けられてい
る。
本発明は、簡単な構造の装置で確実な糸継ぎおよび目
立たない接合部を保証する。正規の材料だけしか糸継ぎ
に提供されないので、整列されていない繊維のために加
撚機構が詰まりかつこのようにして糸切れが誘発される
危険はない。
実施例 次に本発明を図示した実施例について詳細に説明す
る。
まず第1図により紡績装置の構造を説明する。図示し
た紡績装置において粗糸1またはスライバは、ドラフト
機構2により所望の糸の太さになるまでドラフトされ、
次に空気式加撚機構3に供給され、そこで粗糸1または
スライバは糸10に紡績される。糸10は、引き出しローラ
対4により加撚機構3から引き出され、糸張力補償フー
プ52を介して巻枠装置5に供給され、ここで糸10が巻枠
50に巻きつけられる。巻枠50は巻枠ローラ51により駆動
される。
実施例として示したドラフト機構2は、ローラ20と20
0、21と201、22と220および23と230を含む4つのローラ
対を有する。第1のローラ対のローラ20、200の前、お
よび第1と第2および第2と第3のローラ対のローラ2
0、200、21、210、22、220の間に、ドラフト機構2内で
粗糸があまりに大きく広がることを阻止するそれぞれ1
つのコンデンサ201、211ないし221が設けられている。
終りから3番目のローラ対のローラ21、210の前および
この前のローラ対のローラ20、200の前に、それぞれ1
つの粗糸クランプ装置241ないし240が配置されており、
これに共通の駆動装置24が配属されている。
2つのローラ22、220にはそれぞれベルト片222ないし
223が巻きつけられている。
吸込みノズル6は、繊維材料の搬送路に並んで出口ロ
ーラ対のローラ23、230と加撚機構3の間に配置されて
いる。
制御可能な圧縮空気導管32を介して空気式加撚機構3
に供給される圧縮空気により、糸は仮撚を受けるが、こ
の仮撚は次に大幅に解消される。この目的のため図示の
加撚機構3はインジェクタノズル30およびこれに続く加
撚ノズル31を有するが、この両者は共通の保持装置33に
より支持されている。仮撚の際と仮撚解消の際、繊維端
部はループを形成しながら糸芯に組み込まれ、真の芯の
ねじれが糸内に残存し、その結果糸が所望の強度を有す
るようになる。
保持装置33は可動支持されているので、加撚機構3は
紡績位置1から糸通し位置IIに、およびその逆に動かす
ことができる(第2図)。
引き出し装置4は、普通のように被駆動引き出しロー
ラ40とここから持上げ可能かつ引き出しローラ40に弾性
的に押圧可能な押圧ローラ41とから成る。加撚機構3と
引き出し装置4の間の経路で糸10は、糸監視装置70によ
り紡績張力の存在について監視される。糸監視装置70は
粗糸クランプ装置240および241の駆動装置24に制御可能
に接続されており、糸切れの際に粗糸1を停止させ、一
方ドラフト機構2のローラ20、21、22および23を継続運
転させるようにしている。
糸経路に直接並んで加撚機構3と糸監視装置70の間の
この加撚機構の近くに、吸込みノズル42の開口部が設け
てある。この吸込みノズル42の役割は、連続紡績運転の
際に繊維くずとして加撚機構3から出るばらばらの繊維
を吸い取ることにある。
糸切れが生ずると、糸監視装置70の応動によりかつ粗
糸クランプ装置240および241の作動により、粗糸1は粗
糸クランプ装置241の後でドラフト機構2の継続運転に
より切断される。引続き過圧を加えた加撚機構3によ
り、ドラフト機構2を通って引続き加撚機構3に供給さ
れた粗糸1のこの部分は紡績され、短い糸片を形成す
る。この短い糸片は巻枠50に巻きつけられた糸10とは糸
切れのためにもはや接続されていないので、この短い糸
片は吸込みノズル42により吸い取られる。
糸切れの発生と同時に、巻枠50は周知のように巻枠ロ
ーラ51から持上げられる(第3図)。
紡績再開のために加撚機構3を揺動可能な保持装置33
によって紡績位置1から糸通し位置IIに動かし(第2
図)、この位置ではインジェクタノズル30の入口開口部
が空気式糸保持装置8の開口部の直前に位置する。その
上加撚機構3内の紡績過圧が遮断される。
周知のように糸端部は、揺動可能な吸込み管91(第6
図)によって今巻き戻し方向に駆動されている巻枠50か
ら吸取られる。吸込み管91内にある糸端部は充分な長さ
を有し、従って吸込み管91の揺動の際にもこれにより確
実に連行されるとすぐに、吸込み管として構成された糸
保持装置8が第2図に破線で示した紡績糸引渡し位置か
ら糸通し位置IIにある加撚機構3の入口開口部の近くの
紡績糸引受位置に動かされる。それから吸込み管91によ
り保持されている糸10は通常の方法により切断するの
で、空気式糸保持装置8に負圧を加えた後、加撚機構3
を通ってこの糸が吸取られる。そこで巻枠50が停止させ
られる。空気式糸保持装置8への糸10の引渡しに必要で
あるならば、巻枠50の逆転を前以て一時的に中断しても
よい。
第2図に示すように、糸10の返送された端部は、この
時糸監視装置70の影響を受けていない、従っていぜんと
して駆動されているドラフト機構2と並んだ待機位置に
あるが、一方粗糸1はローラ21、210および22、220によ
って区切られたドラフト部の前で停止している。
この時加撚機構3はその紡績位置1に戻されるが(第
4図)、一方空気式糸保持装置8は第2図に示した紡績
糸引受位置(第4図に破線で示してある)から第4図に
実線で示した位置(紡績糸引渡し位置)に動かされる。
この時吸込みノズル6に負圧が加えられる。それから
粗糸1は粗糸クランプ装置240および241から釈放され
る。粗糸1の先行する端部は、糸切れの発生の際誘発す
る粗糸1の切断により通常の紡績工程の間とは異なった
形をしており、紡績再開には適しないか、または条件付
きでしか適していない。このために粗糸1の先行する端
部は、繊維材料の連続的流れが再び確保されるまで、吸
込みノズル6内の負圧により分解され吸取られる。それ
から吸込みノズル6における負圧の遮断と加撚機構3へ
の過圧の再印加とにより、ドラフトされた粗糸1の始端
が加撚機構3内に挿入され、そこで粗糸1が糸10とつな
がる。加撚機構3内に発生した気流の吸引作用により糸
10も空気式糸保持装置8から引き出される。糸端部と粗
糸始端部とがいっしょに加撚機構3を通って導かれる間
に、その接続が行われる。
粗糸1の釈放および加撚機構3への圧縮空気の再印加
に同調して、巻枠50が再び巻枠ローラ51上に降ろされ
る。再び形成される引き出し張力により糸10は引き出し
ローラ対4のニップ線内に引き込まれる。このために場
合によっては、糸監視装置70が紡績張力の新たな存在を
記録するまでの間、押圧ローラ41を駆動引き出しローラ
40から持上げておいてもよい。
前述の方法並びに前記の装置は各種各様に変形しても
よい。要素の均等物による代替およびこれらの別の組合
せも本発明の権利範囲に含まれる。従って4組のローラ
対を設けたドラフト機構2の代りに3組だけのまたは4
組より多くのローラ対を設けたドラフト機構も使用でき
る。後者の場合には同じく終りから3番目のローラ対の
前およびその前に接続した各ローラ対の前に粗糸クラン
プ装置が配置されており、この場合このクランプ装置は
自体周知の方法で構成できる。加撚機構3は、図示のよ
うにインジェクタノズル30と加撚ノズル31とから構成で
きる。然るに多くの目的に対し加撚機構3のためには1
つのノズルで充分なこともある。
粗糸停止装置は種々に構成できる。例えば、ローラ20
を停止させるために、入口側ローラ対にクラッチを配置
することが可能である。粗糸クランプ装置として構成し
た粗糸停止装置は、これに比較して、動作の確実性が同
じで構造がより簡単である。
第1図ないし第4図により説明した方法によれば、糸
10は、軸方向ならびに加撚機構3の軸の横断方向の運動
により、加撚機構3と空気式糸保持装置8との間に延び
た糸部分がローラ230の端面側に接しかつその回転に際
しローラ23、230により形成される出口側ローラ対のニ
ップ線内に側方から挿入される位置に運ばれる。従って
加撚機構3に供給される糸10は、加撚機構3に対してこ
れらのローラ23、230の回転により決まる供給速度を持
つ。これにより所定の糸継ぎ状態が達成される。糸10
が、出口側ローラ対のニップ線に挿入される前に、無統
制に空気式糸保持装置8から引き出されることがないよ
うにするために、空気式糸保持装置に、引き出し中の糸
10を弾性的に抑止する糸制動装置81を設ける。すると糸
10は、巻枠50およびまたは引き出しローラ対4により糸
に与えられた速度で糸保持装置8から引き出されるだけ
である。このことは糸継ぎの確実性の向上に貢献する。
然るに第2図に示したように、往々、糸が加撚機構3
の入口で初めて粗糸1と集合させられるようにしても十
分である。この場合にも糸制動装置81により糸10の無統
制な引き出しは防止される。
第6図に概略的に示した構成によれば、糸制動装置81
は、制動ピン810として構成されており、この制動ピン
は吸込み管として構成された糸保持装置8内に配置され
ており、かつその縦軸を横断して運動可能であり、かつ
また抑止部材811を有する制動ピンのストッパ面が、糸
保持装置8の対向内壁に接触可能である。糸10は、この
糸10の一部分が粗糸1と接触して加撚機構3内で既に糸
継ぎ工程の最中であるようになるまで、糸制動装置81に
より機械的に制動される。
高品質の接合部を得るために本方法の別の構成におい
ては、糸継ぎ用の糸端部が所定の形になるようにする。
この理由から糸端部は自体公知の方法で予備処理を受け
る。この場合糸端部は、予備処理装置82を用いて撚り戻
されるか、けばたてられるか、あるいはまた切断により
所定の長さにするだけでよい。
予備処理装置82を糸切断装置として構成しかつ吸込み
管として構成された糸保持装置8内に配置した実施例を
第6図に示した。
紡績工程の開始を糸引き出しの再開に正確に適合でき
るようにするため、第6図によれば、空気式糸保持装置
8に糸端部監視装置83を設けるようになっている。この
概略的に示しただけの装置は、6図に示すように、光源
830とフォトセル831を具備しており、これは制御装置7
に接続されている。この制御装置7は、吸込みノズル6
における負圧を制御する弁60と、加撚機構3内の過圧を
制御する弁71に接続されている。従って紡績再開の途中
で、巻枠50によりかつまたは引き出し装置4により空気
式糸保持装置8から引き出された糸10が、光源830とフ
ォトセル831とにより形成された光電装置に到達する
と、この光電装置は起動される。これにより制御装置7
によって吸込みノズル6における負圧が遮断され、かつ
加撚機構3における過圧が投入されるようになる。紡績
工程の別の作動過程も、例えば前に駆動された引きでし
ローラ40から持上げられた押圧ローラ41の載置も、糸端
部の位置に依存して制御することができる。
第6図によれば制御装置7は糸継ぎ車9に配置されて
おり、この糸継ぎ車は、場合によっては糸切れ除去のた
め糸継ぎを行うように、紡績機械に沿って複数の紡績個
所のあらゆる任意の個所に走行することができる。
建設上の経費をできるだけわずかにするために、紡績
再開の間にしか必要でないすべての装置をこの糸継ぎ車
9に配置する。重要な要素としては、第6図に示した実
施例の場合ではこれは粗糸始端部を吸い取る吸込みノズ
ル6ならびに空気式糸保持装置8とこれに配属されたす
べての装置である。その上制御装置7は粗糸停止装置用
の駆動装置24と制御可能に接続され、このことは例えば
概略的にプラグ接続72により示してある。図示のプラグ
接続72、もしくは加撚機構3に配属された弁71用の710
の代りに、その他の接続を用いることもできる。例えば
糸継ぎ車9は引きずりケーブル(図示せず)を介して紡
績機械に常時接続されており、適当な電気スイッチを介
してその都度使用される紡績個所に接続される。
第6図に示すように、制御装置7は制御可能に巻枠支
持および駆動装置90に接続されている。これにより巻枠
50は、糸継ぎの間、糸10を吸込み管91に送り戻すために
巻枠ローラ51から間隔をおいて保持され巻き戻される。
この場合巻枠支持装置と巻枠駆動装置とは、相互に独立
した要素であってもよい。この制御装置7には、揺動駆
動装置(図示せず)ならびに吸込み管91用の制御弁910
が制御可能に接続されている。前述の要素以外に、制御
装置7には糸保持装置8用の制御弁80ならびに糸制動装
置81および予備処理装置82用の駆動装置810および820が
接続されている。
さらにまた図には示していないが紡績位置Iからまた
は紡績位置Iへの加撚機構3の運動も制御装置7によっ
て制御される。
第6図に示した装置の動作を次に説明するる。
紡績再開の際先ず前記のように粗糸1が釈放され、ド
ラフト機構2のローラ23、230によって構成された出口
ローラ対から出た後に、吸込み管6に加えられている負
圧によって搬出される。
そのほか紡績糸保持装置82により抑留されている紡績
糸端部に、予備処理装置82の操作により、例えばブラッ
シングによりあるいは糸端部を切断して所定の長さにす
ることにより、所定の形にされる。
時間的にこれに同調して巻枠50を巻枠ローラ51に降下
させることによりかつまたは押圧ローラ41を引き出しロ
ーラ40に載置することにより、かつこのとき行われた紡
績糸10のクランプにより、この糸が加撚機構3を通して
引き出される。然るにこの時点では加撚機構3にはまだ
過圧が加えらえておらず、従って糸10には加撚作用は及
ぼされない。糸保持装置8からのこの糸引き出しの間、
糸制動装置81はその制動位置にあり、この位置において
糸は、糸保持装置8の内壁とこの内壁に弾性的に接して
いる抑止部材811との間で制動され、従って糸保持装置
8からの糸10の無統制な引き出しが行われることはな
い。
さて今糸端部が糸端部監視装置83に達すると、この位
置への到達に依存して吸込み管6における負圧が遮断さ
れ、かつ加撚機構3における過圧が投入され、従って粗
糸1の搬出が終了し、粗糸が今やこの代りに加撚機構3
に供給される。この時ここに存在する加撚作用のため
に、糸端部とドラフトした粗糸1とが紡績され、糸10に
なる。
第5図は加撚機構3を示すものであるが、この加撚機
構は作図上の理由から第1図ないし第4図に示した加撚
機構3と比較して90°だけその縦軸を中心として回転し
て示してある。第5図に示した加撚機構3は、その構成
により次のことを可能ならしめる。すなわち糸保持装置
8が極めて簡単な運動を行えばよいか、またはそれどこ
ろか定置に構成できる。この場合加撚機構3は、糸引き
出し方向(矢印11)の方向成分を有する第1の組の圧縮
空気穿孔300および310のほかに、送り戻し方向の方向成
分を有する第2の組の圧縮空気穿孔310および311を有す
る。第1の組の圧縮空気穿孔300および310には紡績の間
圧縮空気が加えられており、一方第2の組の圧縮空気穿
孔301および311には糸保持装置8への糸10の送り戻しの
間圧縮空気が加えられる。2組の圧縮空気穿孔300/310
および301/311を有する加撚機構3のこのような構成の
場合に糸保持装置8は、送り戻された糸の糸通しのため
に、加撚機構3のその紡績位置Iへの復帰後に糸10が所
望の角度で加撚機構3に延びる糸通し位置IIにある加撚
機構3から比較的大きく離れていてもよいので、糸保持
装置8用の複雑な駆動装置が省略できる。
第5図によれば、加撚機構3には2つのストッパ34お
よび35が配置されているが、そのうち一方のストッパ34
は紡績位置I用であり、他方のストッパ35は加撚機構3
の糸通し位置II用である。この場合この第2のストッパ
35は糸継ぎ車9に配置することができ、従ってこれは糸
継ぎの間それぞれ作動中の紡績個所に配属され、従って
各紡績個所に別々に設けなくともよい。各ストッパ34お
よび35は圧縮空気供給孔340または350を有する。この場
合圧縮空気供給孔340はストッパ34に次のように配置さ
れている。すなわち加撚機構3が紡績位置Iにある場
合、この圧縮空気供給孔は加撚機構の圧縮空気穿孔300
および310と接続されている。一方圧縮空気供給孔350は
ストッパ35に次のように設けられている。すなわち加撚
機構3が糸通し位置IIにある場合、この圧縮空気供給孔
は圧縮空気穿孔310および311と一致している。ここでは
圧縮空気は第6図による弁71により制御される。
第5図に示した構成の場合、各圧縮空気供給孔340ま
たは350は逆止め弁341または351を有するが、これは加
撚機構3が対応するストッパ34または35に接することに
より開かれ、あるいはこのストッパ34または35から離れ
ると再び自動的に閉じられる。制御装置7による個別の
制御(例えば第6図に示した弁71の場合のように)はこ
れにより省略される。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明により構成された紡績装置の概略側
面図、第2図は、第1図に示した紡績装置の一部を糸通
しおよび返送の段階において示す概略正面図、第3図
は、第2図の一部を示す側面図、第4図は、第2図に示
した本発明による装置の部分わ糸継ぎ段階において示す
図、第5図は、加撚機構およびこの加撚機構の両端位置
においてこの加撚機構と共働する2つのストッパを示す
横断面図、第6図は、保守車から制御可能な紡績装置を
示す概略側面図である。
1……粗糸、2……ドラフト機構、3……加撚機構、6
……吸込みノズル、7……制御装置、8……空気式糸保
持装置、9……糸継ぎ車、10……糸、23,230……出口側
ローラ対、34,35……ストッパ、42……吸込みノズル、8
1……糸制動装置、82……予備処理装置、83……糸端部
監視装置、240,241……粗糸停止装置、300,310,301,311
……圧縮空気穿孔、340,350……圧縮空気供給孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダルマン,ハーラルト ドイツ連邦共和国、D−7410、ロイトリン ゲン、ウーラントシュトラーセ、61 (72)発明者 ツィーグラー,クルト ドイツ連邦共和国、D−7312、キルヒハイ ム‐ナベルン、アルテ、キルヒハイマーシ ュトラーセ、9 (72)発明者 エグベルス,ゲールハルト ドイツ連邦共和国、D−7410、ロイトリン ゲン、フーゴ‐ヴォルフ‐シュトラーセ、 22 (56)参考文献 特表 昭58−500861(JP,A)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラフト機構において、ドラフトされた粗
    糸と接合するために、糸端部を逆向きに挿入する空気式
    加撚機構とドラフト機構によって動作する紡績装置の紡
    績再開を行う方法において、ドラフト機構内で、粗糸を
    停止した後に再び釈放し、正常な粗糸の連続した流れが
    確保されるまで、ドラフト機構から出た粗糸の先行端部
    を吸取り、ドラフト機構に並んだ待機位置へ運び戻した
    糸端部をドラフト機構の出口側ローラ対に側面から挿入
    し、一方続いて粗糸を加撚機構に供給し、同時に粗糸を
    糸端部と合流させかつ結合することを特徴とする、空気
    式加撚機構により動作する紡績装置の紡績再開を行う方
    法。
  2. 【請求項2】加撚機構から糸に加撚作用を加えずに、先
    ず加撚機構を通して糸を引き出し、かつ以前に返送され
    た糸の端部の位置に依存して粗糸の放出を終了させ、か
    つ加撚機構への粗糸の供給を開始し、そこで引き出され
    た糸と共に開始される加撚作用を受けさせる、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ドラフト機構の出口側ローラ対の閉じたニ
    ップ線に側面から糸を挿入し、かつ出口側ローラ対の回
    転速度により決まる速度で加撚機構に供給する、特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】糸引き出しの再開後に、粗糸と集合すべき
    糸を空気により抑止し、かつその一部分が粗糸と集合す
    るまで付加的に機械的に制動する、特許請求の範囲第1
    項〜第3項の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】粗糸と集合すべき糸の端部に、この集合の
    前に予備処理を受けさせる、特許請求の範囲第1項〜第
    4項の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】粗糸との集合前に糸を所定の長さにする、
    特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 【請求項7】引き出し中の糸端部の終端部の位置を走査
    し、かつ糸端部のその都度の位置に依存して糸継ぎ過程
    のその他の工程を制御する、特許請求の範囲第6項記載
    の方法。
  8. 【請求項8】ドラフト機構と空気式加撚機構が設けられ
    ており、このドラフト機構の終りから2番目のドラフト
    領域に粗糸停止装置が設けられており、さらに空気式糸
    保持装置が設けられており、ドラフト機構において、ド
    ラフトされた粗糸と接合するために、糸端部を逆向きに
    挿入する空気式加撚機構とドラフト機構によって動作
    し、ドラフト機構内で、粗糸を停止した後に再び釈放
    し、正常な粗糸の連続した流れが確保されるまで、ドラ
    フト機構から出た粗糸の先行端部を吸取り、ドラフト機
    構に並んだ待機位置へ運び戻した糸端部をドラフト機構
    の出口側ローラ対に側面から挿入し、一方続いて粗糸を
    加撚機構に供給し、同時に粗糸を糸端部と合流させかつ
    結合する、空気式加撚機構により動作する紡績装置の紡
    績再開を行う方法を実施する装置において、空気式糸保
    持装置(8)が、糸をドラフト機構(2)の出口側ロー
    ラ対(23、230)に側面から引渡すために、加撚機構
    (3)の入口開口の近くにある糸引受け位置とドラフト
    機構(2)に並んだ待機位置との間で可動であり、かつ
    吸込みノズル(6)が、クランプした粗糸の部分を吸出
    すために、ドラフト機構(2)の出口側ローラ対(23、
    230)と加撚機構(3)との間に設けられていることを
    特徴とする、空気式加撚機構により動作する紡績装置の
    紡績再開を行う装置。
  9. 【請求項9】吸込みノズル(6)における負圧を遮断す
    るためと加撚機構(3)における過圧を投入するため
    に、吸込みノズル(6)と加撚機構(3)が、空気式糸
    保持装置(8)に配属された糸端部監視装置(83)に制
    御装置(7)を介して接続されている、特許請求の範囲
    第8項記載の装置。
  10. 【請求項10】引き出し中の糸(10)に作用する糸制動
    装置(81)が空気式糸保持装置(8)に付属している、
    特許請求の範囲第9項記載の装置。
  11. 【請求項11】糸制動装置(81)が、制御装置(7)に
    より糸保持装置(8)内に延びた糸(10)の経路内にか
    つこの経路から外へ動かすことができる、特許請求の範
    囲第10項記載の装置。
  12. 【請求項12】糸制動装置(81)を、吸い込み管として
    構成した糸保持装置(8)の中に配置した、特許請求の
    範囲第10項または第11項記載の装置。
  13. 【請求項13】糸保持装置(8)により抑止された糸
    (10)に作用を及ぼすことのできる予備処理装置(82)
    を設けた、特許請求の範囲第8項〜第12項の1つに記載
    の装置。
  14. 【請求項14】予備処理装置(82)を糸切断装置として
    構成する、特許請求の範囲第13項記載の装置。
  15. 【請求項15】予備処理装置(82)を、吸い込み管とし
    て構成した糸保持装置(8)の中に配置した、特許請求
    の範囲第13項または第14項記載の装置。
  16. 【請求項16】機械に沿って走行可能かつ各紡績個所に
    任意に送達可能な糸継ぎ車を設け、この糸継ぎ車(9)
    に制御装置(7)を配置した、特許請求の範囲第9項〜
    第15項の1つに記載の装置。
  17. 【請求項17】機械に沿って走行可能かつ各紡績個所に
    任意に送達可能な糸継ぎ車を設け、吸込みノズル
    (6)、糸保持装置(8)ならびに粗糸停止装置(24
    0、241)に作用を及ぼすことのできる制御装置(7)を
    この糸継ぎ車(9)に配置した、特許請求の範囲範囲第
    8項〜第16項の1つに記載の装置。
  18. 【請求項18】加撚機構(3)が、糸引き出し方向の方
    向成分を有する第1組の圧縮空気穿孔(300、310)の他
    に、返送方向の方向成分を有する第2組の圧縮空気穿孔
    (301、311)を有する、特許請求の範囲第8項〜第17項
    の1つに記載の装置。
  19. 【請求項19】第1組の圧縮空気穿孔(300、310)に接
    続可能な1番目の圧縮空気供給孔(340)を有しかつ加
    撚機構(3)の紡績装置(II)を決める第1のストッパ
    (34)、および第2組の圧縮空気穿孔(301、311)と接
    続可能な2番目の圧縮空気供給孔(350)を有しかつ糸
    通し位置(II)を決める第2のストッパ(35)が、加撚
    機構(3)に付属している、特許請求の範囲第18項記載
    の装置。
  20. 【請求項20】両方の圧縮空気供給孔(340、350)に、
    加撚機構(3)が対応するストッパ(34、35)に接触す
    ることにより開かれる逆止め弁(341、351)をそれぞれ
    1個配属させた、特許請求の範囲第19項記載の装置。
  21. 【請求項21】機械に沿って走行可能かつ各紡績個所に
    任意に送達可能な糸継ぎ車を設け、第2ストッパ(35)
    を糸継ぎ車(9)に配置した、特許請求の範囲第19項ま
    たは第20項記載の装置。
  22. 【請求項22】加撚機構(3)の後において糸経路のす
    ぐ近くに並べて吸込みノズル(42)を設ける、特許請求
    の範囲第9項〜第21項の1つに記載の装置。
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