JPH089798Y2 - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

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JPH089798Y2
JPH089798Y2 JP1989130001U JP13000189U JPH089798Y2 JP H089798 Y2 JPH089798 Y2 JP H089798Y2 JP 1989130001 U JP1989130001 U JP 1989130001U JP 13000189 U JP13000189 U JP 13000189U JP H089798 Y2 JPH089798 Y2 JP H089798Y2
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JP
Japan
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medium
ticket gate
magnetic
automatic ticket
processing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989130001U
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English (en)
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JPH0370676U (ja
Inventor
英治 大越
喜和 寺島
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動改札機に係り、特に、挿入された乗車
券や定期券等の施設利用権表示媒体(以下、単に媒体と
いう)を磁気的に処理する機能と光学的に処理する機能
とを備えた自動改札機に関する。
【従来の技術】
従来、自動改札機は、媒体の挿入口と排出口間に搬送
機構を配設し、その挿入口から挿入された乗車券等の挿
入媒体が搬送される間に、その媒体に記録されている磁
気データを読取り、その読取ったデータをマイクロコン
ピュータを中心に構成された制御器で演算処理し、その
演算結果により扉を開閉制御するように構成されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の自動改札機においては、媒
体の磁気データを基に演算処理し、扉を開閉制御するよ
うにしているので、媒体が正しいものであっても、その
磁気データの記録ミスや読取りミスの際は、扉が開かれ
ず、エラー処理となり、自動改札機の処理能力を低下さ
せる欠点があった。 そこで、本考案は、上記欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、媒体が正しいときは磁気
的処理がエラーであっても、扉の開閉制御を適正に行な
うことができる自動改札機の提供にある。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る自動改札機は、上記目的を達成するため
に、乗車券等の施設利用権を表示する媒体に記録されて
いる磁気データを読取る磁気データ読取手段と、前記媒
体を撮像し、光学的に読取る光学読取手段と、読取られ
た磁気データに基づいて演算処理し、当該媒体の正否を
判定する磁気データ判定手段と、光学的に読取られた光
学データに基づいて演算処理し、当該媒体を判定する光
学データ判定手段と、前記磁気データ判定手段で異常と
判定されたときに、その異常と判定された当該媒体を光
学データ判定手段で判定し、その判定が真正と判定した
ことに基づいて改札通路の通過を許容するように扉を制
御する扉制御手段とを設けたことを特徴としている。
【作用】
上記構成において、制御手段は磁気データ判定手段が
媒体を不良と判定しても、光学データ判定手段がその媒
体を良好と判定したときは、改札通路の通過を許容する
ように扉を制御する。
【実施例】
以下、本発明に係る自動改札機を図面に基づいて説明
する。 第1図は、一実施例に係る自動改札機の概略構成図で
あって、自動改札機本体aの挿入口1と排出口2の間に
は、モータMで駆動される周知の搬送機構3が配設され
ている。 搬送機構3は、整列搬送路4と主搬送路5とから構成
されている。このうち整列搬送路4は挿入口1から挿入
された媒体を整列する機能を有している。 主搬送路5は、その搬送路中に、上流側から順に、媒
体に記録されている磁気データを読取るための磁気ヘッ
ドH1と、この磁気ヘッドで読取った磁気データをマイク
ロコンピュータを中心に構成された制御器Cで演算処理
し、その演算結果を媒体に書込むための磁気ヘッドH
2と、媒体を撮像するためのCCDカメラ6と、演算結果に
よりパンチングの必要な媒体、例えば入場券や普通券に
パンチングするためのパンチングユニットPとを有して
いる。 図中、7は、自動改札機本体aの側面に設けられて、
演算結果に基づいて改札通路の通過を許容したり、阻止
したりするように開閉される扉である。 第2図は、制御器Cの概略構成を示すブロック図であ
る。この制御器Cは、ROM20に格納されているシステム
プログラム及びRAM21に格納されているワーキングプロ
グラムとにより演算処理する中央処理部(CPU)22を中
心に構成されている。このCPU22には、I/Oユニット23を
介して、磁気ヘッドH1の読取り駆動回路24と、磁気ヘッ
ドH2の書込駆動回路25と、パンチングユニットPの駆動
回路26と、CCDカメラ6の撮像した画像を処理する周知
の画像処理回路27と、扉7を駆動する扉駆動回路28とが
接続されている。 ROM20には、自動改札機本体aの設置されている駅や
遊園地等で使用可能な乗車券,入場券,定期券等の媒体
の基準のパターンのデータが予め格納されている。 なお、I/Oユニット23には上述の他に、モータMや媒
体の位置を検出するセンサ等の駆動回路が接続されてい
るが、本考案の説明に特に必要ないので省略してある。 次に、本実施例に係る自動改札機の動作を第3図のフ
ローチャートを参照して説明する。 今、自動改札機本体aの挿入口1から媒体イが挿入さ
れる(ステップ100肯定)と、その媒体イが整列搬送路
4で整列されて主搬送路5へ送られる。 そして、その媒体イは主搬送路5を通過中に磁気ヘッ
ドH1により読取られ、その読取られたデータを基に制御
器Cが演算処理をして、磁気データについて正否判定を
行なう。 演算処理されたこの磁気データ正否判定の結果、その
媒体イが正しいものである場合は、その媒体に新たなデ
ータが磁気ヘッドH2によって書込まれるとともに、扉7
を開動作して改札通路の通過を許容し、かつパンチング
ユニットPによりパンチ穴が開けられる(ステップ102,
104肯定,106)。その後、その媒体イは落下状態のフラ
ッパFを介して排出口から排出される(ステップ10
8)。 なお、媒体イが回収される入場券や乗車券の場合は、
新たな磁気データが磁気ヘッドH2により書込まれること
なく、フラッパFが扛上し、図示しない回収箱へ回収さ
れる。 媒体イは、主搬送路5を搬送する間にCCDカメラ6に
より撮像され、その撮像信号(光学データ)は画像処理
回路27により処理されてRAM21に記憶される。CPU22はこ
の光学データをROM20に記憶されている基準パターンと
照合してその一致・不一致により光学データについて正
否判定を行ない、その判定結果がRAM21に記憶される
(ステップ102)。 さて、媒体イの磁気データ判定の結果が真正でないと
き(ステップ104否定)は、CPU22はRAM21の光学データ
判定の結果を調べる(ステップ110)。 この光学データ判定結果が、判定結果が真正であると
きは(ステップ110肯定)、上記ステップ106に移って扉
が開かれる。 しかし、光学データ判定結果が否のときは(ステップ
110否定)、その媒体イは、その自動改札機の設置され
ている駅あるいは遊園地等で使用できないか、あるいは
料金不足等を意味しているので、扉7の開動作はされ
ず、改札通路の通過を阻止される。また、その媒体イは
図示しない返却口から返却されることとなる(ステップ
112)。 上述のように、本実施例に係る自動改札機において
は、先ず、媒体イを処理速度の速く採れる磁気的処理で
改札処理し、その磁気的処理で判定結果が否であるとき
は、その媒体イを光学的に処理し、その結果、その媒体
イが真正と判定されたときは改札通路の通過を許容する
ようにしたので、自動改札機の処理効率を高めることが
できるとともに、磁気的処理にミスがあっても、媒体が
正しいものであれば通過することができ、自動改札機の
処理信頼度を高めることができる。 また、自動改札機用でない乗車券や入場券であって
も、すなわち、磁気データ処理のされていない通常の乗
車券や入場券であっても対応できる利点がある。 なお、本実施例では扉7は板状体から構成されている
が、他の周知の自動改札機に設けられていると同様の棒
状体で構成してもよい。したがって、本考案で扉という
ときはこの棒状体も含むと理解しなければならない。
【考案の効果】 本考案に係る自動改札機においては、媒体を磁気的に
処理して、扉を開動作できないときは、その媒体を画像
処理した結果で扉を開動作するようにしたので、磁気的
処理にミスがあっても、媒体が正しいものであれば扉を
開動作することができ、自動改札機の処理能力を高める
ことができる。 しかも、最初に、媒体を処理速度の速く採れる磁気的
処理で改札処理し、その磁気的処理で判定結果が否であ
るときに、その媒体を光学的に処理し、その処理の結
果、その媒体が真正と判定されたときは、改札通路の通
過を許容するようにしたので、自動改札機の処理効率を
高めることができる。 また、媒体を撮像して光学的処理に基づく正否判定を
行なうから自動改札機用でない媒体、すなわち、磁気デ
ータ処理のされていない通常の乗車券や入場券であって
も対応できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る自動改札機の概略構
成図、第2図は制御器の概略構成を示すブロック図、第
3図は実施例に係る自動改札機の動作を示すフローチャ
ートである。 a…自動改札機本体、C…制御器、1…挿入口、2…排
出口、3…搬送機構、H1,H2…磁気ヘッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車券等の施設利用券を表示する媒体に記
    録されている磁気データを読取る磁気データ読取手段
    と、 前記媒体を撮像し、光学的に読取る光学読取手段と、 読取られた磁気データに基づいて演算処理し、当該媒体
    の正否を判定する磁気データ判定手段と、 光学的に読取られた光学データに基づいて演算処理し、
    当該媒体を判定する光学データ判定手段と、 前記磁気データ判定手段で異常と判定されたときに、そ
    の異常と判定された当該媒体を光学データ判定手段で判
    定し、その判定が真正と判定したことに基づいて改札通
    路の許可を許容するように扉を制御する扉制御手段と、 を設けたことを特徴とする自動改札機。
JP1989130001U 1989-11-07 1989-11-07 自動改札機 Expired - Lifetime JPH089798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989130001U JPH089798Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 自動改札機

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JP1989130001U JPH089798Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 自動改札機

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JPH0370676U JPH0370676U (ja) 1991-07-16
JPH089798Y2 true JPH089798Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31677598

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4752259B2 (ja) * 2004-12-10 2011-08-17 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計および血圧測定システム

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