JPH089734Y2 - 感光体ユニット - Google Patents

感光体ユニット

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JPH089734Y2
JPH089734Y2 JP1989087152U JP8715289U JPH089734Y2 JP H089734 Y2 JPH089734 Y2 JP H089734Y2 JP 1989087152 U JP1989087152 U JP 1989087152U JP 8715289 U JP8715289 U JP 8715289U JP H089734 Y2 JPH089734 Y2 JP H089734Y2
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photoconductor
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duct
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ozone
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英明 持丸
高志 五位野
宏三 山崎
昌宏 富田
峰 黛
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Ricoh Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子写真式画像形成装置に用いられる着
脱可能な感光体ユニツトに関する。
〔従来の技術〕
一般に、レーザプリンタのような電子写真式画像形成
装置にあつては、その感光体表面に帯電させる帯電チヤ
ージヤとしてチヤージワイヤからのコロナ放電が用いら
れている。
このような帯電チヤージヤのチヤージワイヤ付近では
コロナ放電によりオゾンが発生し、このオゾンが感光体
表面に付着すると、その表面の帯電状態が変化して安定
した画像が得られなくなるという問題がある。
したがつて、従来はフアンモータによりチヤージワイ
ヤ周辺にエアを送り込むことにより、発生したオゾンを
飛散させるようにしていたが、連続してプリントした場
合には、オゾンの発生量が増加して除去しきれなくな
り、オゾン濃度が上昇して感光体の劣化を早める結果と
なつていた。
このような点に鑑み、例えば特開昭60−260069号公報
に示されたように、チヤージワイヤの一端に排気手段を
設け、チヤージワイヤ付近に発生するオゾンを強制的に
外部に排出するようにした帯電チヤージヤであるコロナ
放電器が提案されている。
これを第5図を用いて簡単に説明すると、感光体30の
側方に設けた帯電チヤージヤ31の一端に高圧コネクタと
の接続部を設け、この接続部を囲繞してダクト状のカバ
ー32が延設してあり、このカバー32にパツキング33を介
して排気フアン34とその駆動モータ(図示しない)を有
するフアン筐体35を一体に形成し、帯電チヤージヤ31の
内部で発生したオゾンを排気フアン34によつて外部へ排
出している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来技術にあつては、数キ
ロボルトの高圧が印加される帯電チヤージヤの高圧電源
接続部近傍に排気フアンとその駆動モータを配置しなけ
ればならないので、構造が複雑となると共に、絶縁距離
の確保がスペース的に困難であつた。
また、帯電チヤージヤとフアン筐体との接続部にパツ
キングを用いていたので、排気フアンの着脱性にも問題
があつた。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、
構造簡単で感光体及び排気フアンの着脱作業性良好な感
光体ユニツトを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するため、感光体を回転
自在に支持するフレームに、感光体の長手方向に沿つて
ダクト部を形成し、このダクト部の側面に帯電チヤージ
ヤから発生するオゾンを吸入する吸入口を設け、その長
手方向の端部を、装置内の熱気を排出する本体側ダクト
に連通させると共に、上記端部に、吸入したオゾンを排
出する排気フアンを設け、この排気フアンと上記感光体
との間に回転伝動手段を設けたものである。
〔作用〕
このように構成することにより、帯電チヤージヤから
発生するオゾンはダクト部の内部に吸入された後、排気
フアンにより強制的に感光体ユニツト外へ排出されるの
で、連続的にプリントを行なつても画像に不具合が生じ
ることはない。
また、排気フアンは専用の駆動モータを必要としない
ので構造が簡単になり生産コストを低減させることがで
きる。
さらに、感光体交換に際して排気フアンも同時に交換
され、かつフレームに形成したダクト部が把手として利
用できるので、着脱作業性が良好となると共に、感光体
表面がトナーで汚れていても手が汚れる恐れもなくな
る。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図乃至第4図を参照してこの考
案の実施例を説明する。
まず、第3図を用いてこの考案を適用したレーザプリ
ンタの概略の構成及び作用を説明する。
帯電チヤージヤ5からのコロナ放電により感光体4は
表面に静電荷を均等に与えられ、光学装置6から照射さ
れるレーザビームによつて感光体4上に静電潜像が形成
され、その静電潜像はトナーを収納したトナーカートリ
ツジ7aを備えた現象装置7によつて可視のトナー像とな
る。
このトナー像は、給紙装置1により供給され、レジス
トローラ3によつて感光体4の回転にタイミングを合わ
せて搬送される用紙2の表面に転写チヤージヤ8によつ
て転写される。
転写されたトナー像は定着装置9によつて熱と圧力を
加えて用紙に融着された後、ガイド爪10の回動位置によ
り排紙通路が切り換えられ、排紙ローラ11aまたは11bに
よつて装置外へ排出される。また、感光体4の表面に残
留するトナーはクリーナ12によつてクリーニングケース
13内に収納される。
そして、前述の感光体4,帯電チヤージヤ5,現像装置7,
クリーナ12及びクリーニングケース13は、軸14aにより
回動可能に装着された作像ケース14内に収納され、搬送
中の用紙に紙詰りを生じた場合には、作像ケース14を回
動し用紙搬送路を開放して詰つた用紙を除去し得るよう
にしている。
装置上部には電装部品を収納する筐体15が設けてあ
り、その右端部から機外の清浄な空気を取入れ、感光体
の長手方向に沿つて設けた送風フアン16により、帯電チ
ヤージヤ5の近傍を通つて感光体4へ導いている。
感光体4は、第2図に示すようにその回転軸4aをフレ
ーム21に支持され、このフレーム21には感光体4の長手
方向に沿つてダクト部21aが形成してあり、その側面に
は多数の吸入口21bを設けてあり、ダクト部21aの開口端
には排気フアン22(第1図参照)を設けて、感光体4,フ
レーム21及び排気フアン22等により感光体ユニツト20を
構成している。
また、ダクト部21aの開口端は本体側ダクト17に連通
しており、この本体側ダクト17には、第4図に示すよう
に、ダクト部21aの開口部に通じる連通部17a,定着装置
9の近傍の熱気を吸引する開口部17bを設け、その出口
にはオゾンを吸収する交換可能なオゾンフイルタ18と、
オゾンフイルタ18を通つた空気を機外に排出する排気フ
アン19とを設けている。
したがつて、帯電チヤージヤ5の近傍を通つて感光体
4へ吹き付けられたオゾンを含む空気が吸入口21b及び
フレーム21と感光体4との間隙部からダクト部21a内に
吸込まれ、排気フアン22により本体側ダクト17内へ導か
れ、オゾンフイルタ10を通つて排気フアン19によつて機
外へ排出される。
なお、図示していないが、装置本体側には感光体4の
寿命(3〜4万枚プリント時)を検知する寿命検知手段
を設けている。
このような構成からなる装置本体は、第4図に示すよ
うに装置の主要部材を収納する下部ユニツト100と、そ
の他の部材を収納する上部ユニツト200とから構成さ
れ、必要に応じて開放可能となつている。
第4図では上部ユニツト200を開放し、さらにクリー
ナ12と帯電チヤージヤ5を収納したクリーニングケース
13を矢示A方向へ回動させた状態を示しており、この状
態で感光体ユニツト20を自由に着脱することができる。
第1図及び第2図は感光体ユニツト20の詳細を示すも
のである。
ダクト部21aの開口端に一体に形成した支腕21cには排
気フアン22を回動自在に設けてあり、排気フアン22は外
周部に歯車23を一体に設けてあり、この歯車23は感光体
4の一端外周部に一体に設けた歯車24に噛合つて回転伝
動手段を構成しており、歯車24は図示しない装置本体側
に設けた駆動歯車により回転駆動されるようになつてい
る。
この感光体ユニツト20は、フレーム21の上部に形成し
たダクト部21aが着脱時の把手の役目を兼ねている。
このような構成からなる実施例において、感光体4の
寿命到来を検知する寿命検知手段が働いてその交換の必
要性が警告された時には、使用者は装置本体の上部ユニ
ツト200を開放し、クリーニングケース13を矢示A方向
へ回動させて第4図に示す状態とした後、感光体ユニツ
ト20を下部ユニツト100から取外して新しい感光体ユニ
ツトと交換する。
この時、感光体近傍のトナーを含んだ空気によつて汚
れた排気フアンも感光体4と共に交換されるので、従来
のように排気フアンをその都度清掃する必要がなくなつ
て操作性が向上すると共に、ダクト部が把手の役目をす
るので、感光体表面がトナーで汚れていても手が汚れる
ことはない。
また、排気フアンは感光体の回転に連動して回転する
ようにしたので、別にフアン用のモータを設ける必要が
なく構造を簡略化することができ、挾小なスペース内の
容易に収納し得て絶縁性を考慮する必要もなくなる。
なお、上記実施例では感光体ユニツトのフアンと感光
体との回動伝動手段として歯車伝動機構を用いたが、摩
擦伝動機構やベルト伝動機構等を用いてもよく、この考
案を適用する電子写真式画像形成装置はレーザプリンタ
に限らず、電子写真複写機やフアクシミリ等にも支障な
く使用することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案によれば、感光体ユニツ
トのフレームにダクト部を形成し、このダクト部に吸入
口と排気フアンとを設けたので、帯電チヤージヤから発
生するオゾンはダクト部内へ吸入され本体側ダクトを介
して速やかに機外へ排出され、連続的にプリントした場
合にも感光体表面にオゾンが付着して画像の不具合が生
じる恐れがなく、信頼性が向上する。
また、ダクト部内に設けた排気フアンが感光体の回転
に連動して回転するようにしたので、排気フアン用に別
個に駆動モータを設ける必要がなく、構成を簡略化する
ことが可能になり生産コストを低減させることができ
る。
さらに、上記の排気フアンを感光体と共に交換するよ
うにしたので、感光体交換の都度、トナーで汚れた排気
フアンを清掃する手間が省かれ、感光体及び排気フアン
の交換作業性が向上すると共に、装置本体の寿命中同一
の排気装置を使用する必要がなくなつて安価な軸受を用
いることができ、コスト的に有効となる。
さらにまた、感光体交換時にはダクト部が把手として
利用できるので、感光体がトナーで汚れていても手を汚
すことなく感光体の交換を行なうことができ、交換作業
性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す第2図のI−I線に
沿う断面図、 第2図は同じくその外観を示す斜視図、 第3図はこの考案を適用したレーザプリンタの概略構成
図、 第4図は同じくその感光体ユニツト交換時の状態を示す
斜視図、 第5図は従来の帯電チヤージヤの取付構造の概略を示す
説明図である。 1…給紙装置、4…感光体 5…帯電チヤージヤ、6…光学装置 7…現象装置、8…転写チヤージヤ 9…定着装置、12…クリーナ 13…クリーナケース、16…送風フアン 18…オゾンフイルタ、19…排気フアン 20…感光体ユニツト、21…フレーム 21a…ダクト部、22…排気フアン 23,24…歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 富田 昌宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)考案者 黛 峰 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−43167(JP,A) 特開 昭61−144669(JP,A) 特開 昭62−265012(JP,A) 特開 平1−100585(JP,A) 特開 平1−128073(JP,A) 特開 平1−185560(JP,A) 特開 平1−185561(JP,A) 特開 昭53−79550(JP,A) 特開 昭60−260069(JP,A) 特開 昭63−210858(JP,A) 実開 平1−135464(JP,U) 実開 昭62−19660(JP,U) 実開 昭61−109466(JP,U) 特公 昭60−52433(JP,B2) 特公 平6−82231(JP,B2) 特公 平5−39479(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置内の熱気を排出する本体側ダクトを備
    えた電子写真式画像形成装置の装置本体に着脱可能な感
    光体ユニツトであつて、 感光体を回転可能に支持するフレームに、該感光体の長
    手方向に沿つてダクト部を形成し、該ダクト部の側面に
    帯電チヤージヤから発生するオゾンを吸入する吸入口を
    設け、その長手方向の端部を前記本体側ダクトに連通さ
    せると共に前記端部に、吸入したオゾンを排出する排気
    フアンを設け、該排気フアンと前記感光体との間に回転
    伝動手段を設けたことを特徴とする感光体ユニツト。
JP1989087152U 1989-07-25 1989-07-25 感光体ユニット Expired - Lifetime JPH089734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989087152U JPH089734Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 感光体ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989087152U JPH089734Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 感光体ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0326173U JPH0326173U (ja) 1991-03-18
JPH089734Y2 true JPH089734Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31636803

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6052433A (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 用紙収容カセット
JPS61144669A (ja) * 1984-12-18 1986-07-02 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH0717133B2 (ja) * 1986-05-10 1995-03-01 トヨタ自動車株式会社 シヨツクアブソ−バ制御装置
JPS6343167A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 Canon Inc 画像形成装置

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JPH0326173U (ja) 1991-03-18

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