JP4788336B2 - 画像形成装置及び像担持体ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置、像担持体ユニット及び現像器に関する。
レーザプリンタの帯電器の放電線に異物が付着すると放電ムラが発生する。この放電ムラは、レーザプリンタの印字品質を落とす一つの要因であり、例えば、意図しない濃淡、いわゆる印字ムラを引き起こしていた。また、放電線上で異物が成長すると、場合によってはコロナ放電がアーク放電に移行し、このアーク放電によって異物が破壊され、異物が感光体ドラムに飛んで感光体ドラムの表面に付着し、レーザプリンタの印字品質をますます低下させてしまうことがあった。そのため、従来のレーザプリンタは、放電線の背後側にファン等を備え、このファン等を用いて放電線に空気を吹きかけて放電線に異物が付着することを防止していた(特許文献1、特許文献2)。
特開平8−166697号公報 特開平10−198128号公報
しかし、カラープリンタは、感光体ドラムや放電線等の複数の画像ユニットを必要とするため、場所的制約がある。一方、上記先行技術は単色のプリンタの技術であり、単色のプリンタは、カラープリンタに比べ場所的制約が少ない。そのため、上記先行技術は、カラープリンタにそのまま適用することはできない。
また、放電線への異物の付着は、放電線に空気を当てれば緩和することはできるが、完全に防止することはできない。そのため、仮に、カラープリンタの放電線に空気を当てる構成を備えることができたとしても、放電線を人が直接清掃することができる構成が必要である。
そこで、本発明は、放電線への異物の付着を緩和することができ、また、必要に応じて人が放電線を直接清掃することができる画像形成装置、像担持体ユニット及び現像器を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するためになされた発明である請求項1記載の画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備える画像形成装置において、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉する開閉蓋部を有し、前記開閉蓋部を閉じたときに、前記送風空間を前記放電空間側と非放電空間側とに仕切る仕切部を備え、この仕切部には、前記放電線の架線方向に沿って複数の通風孔が並設され、前記送風空間の前記非放電空間側に、前記送風空間内に空気を吹き入れる吹入部が設けられていることを特徴とする。
この画像形成装置のうち、帯電器を構成する枠体は、放電線を囲って放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、像担持体側が開口した構造を有するものである。そして、この枠体は、放電空間の他に、像担持体及び放電空間の上方に形成された送風空間を備え、この送風空間から放電空間に通じる送風孔も備えている。この送風空間が形成された部分、すなわち像担持体および放電空間の上方部分は、比較的空間に余裕があるので、本発明では、この場所に送風空間を設けた。そして、本発明の帯電器を構成する枠体には、その送風空間と放電空間とを連通する孔部であって、放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を設け、さらに、送風空間の上方の外部空間に向かって送風孔を露出可能な開閉蓋部を設けた。そのため、この枠体では、開閉蓋部を開くと、送風空間の上方の外部空間に向かって送風孔を露出させることができる。
従って、本発明の画像形成装置を用いると、送風空間から送風孔を介して放電空間内に送風することができるので、この送風された空気が放電線に吹きつけられることによって、放電線への異物の付着を最小限に抑えることができる。また、本発明の画像形成装置を用いると、開閉蓋部を開けば、送風空間の上方の外部空間に向かって送風孔を露出させることができるので、送風空間の上方の外部空間から放電線にクリーナー等を差し込んで、放電線を清掃することができ、放電線のメンテナンス性を損なうことがない。
また、本発明の画像形成装置のような仕切部を有する枠体を備える場合、非放電空間側の送風空間に吹入口から空気を吹き入れると、複数の通風孔を通過して送風空間の非放電空間側から放電空間側に空気が流れる。その際、複数の通風孔を空気が通ることで、空気の流れは整流され、架線方向に対し垂直な方向に向かう筋状の平行な流れとなる。そして、この整流された空気は、送風孔を介して放電空間内に流れ込み、放電線に均等に当たる。
従って、本発明の画像形成装置は、上述したような枠体を備えることで、放電線に均等に空気があたるので、放電線への異物の付着を、通風孔を有しないものに比べ、効果的に防止することができる。
尚、上述した像担持体の一例としては、例えば、印刷用紙の搬送ルート上に配置され、印刷用紙への転写画像を担持する感光体ドラムを用いてもよい。
また、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、この像担持体ユニットは、請求項20に記載したように構成するとよい。
つまり、像担持体ユニットは、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備え、そして、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記放電線を露出可能に開閉する開閉蓋部を有するよう構成するとよい。
さらに枠体が、前記開閉蓋部を閉じたときに前記送風空間を前記放電空間側と非放電空間側とに仕切る仕切部を備え、この仕切部に、前記放電線の架線方向に沿って複数の通風孔が並設され、前記送風空間の前記非放電空間側に、前記送風空間内に空気を吹き入れる吹入部を設けるよう構成するとよい。
次に、請求項2に記載したように、請求項1記載の画像形成装置の場合、吹入部は、放電線の架線方向に沿って、送風空間の非放電空間側に空気を吹き入れるものであることが好ましい。この吹入部は、放電線の架線方向、すなわち通風孔の並び方向に沿って、送風空間の非放電空間側に空気を吹き入れるので、送風空間の放電空間側、すなわち仕切部の裏側では負圧が生じる。そして、この負圧によって非放電空間側を流れる空気は、放電空間側に曲げられ、各通風孔を通って勢いよく放電空間側に吹き込まれる。しかも、その空気は、放電線の架線方向に垂直な方向に幾筋もの平行な筋状の流れとなって吹き込まれる。従って、この枠体を用いると、放電線全体に均等に勢いよく空気があたるので、放電線への異物の付着を、通風孔の並び方向によって空気を吹き入れないものに比べ、効果的に防止することができる。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項21に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットの吹入部は、請求項20記載の像担持体ユニットにおいて、前記放電線の架線方向に沿って前記送風空間の非放電空間側に空気を吹き入れるよう構成されたものである。
次に、請求項3に記載したように、請求項2記載の画像形成装置の場合、各通風孔は、放電線の架線方向に沿ったスリット間隔が1〜5mmの孔部であることが好ましい。スリット間隔が5mmより大きいと、負圧が大きすぎて一度外部に出た空気が像担持体に当たって帯電器内に舞い戻るいわゆる逆流が起こって、放電線がかえって汚れてしまうからである。一方、1mm未満であると、通風孔の大きさが小さすぎて、空気が通風孔を通り難くなってしまい、放電線に異物が付着することを防止するために十分な速さの流れを起すことができないからである。そして上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項22に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットの通風孔は、請求項21記載の像担持体ユニットにおいて、前記放電線の架線方向に沿ったスリット間隔が、1〜5mmの孔部であるよう構成されたものである。尚、仕切部は、請求項4及び請求項23に記載したように開閉蓋部と一体に形成されていてもよい。
次に、請求項5に記載したように、仕切部は、放電空間から見て、像担持体の回転方向に沿った、放電空間の側方側に配置されていることが好ましい。仕切部を設ける場所としては、例えば、放電空間から見て、像担持体側とは反対側の場所がある。しかし、この場所に仕切部を設けると、像担持体、放電線、仕切部が直線状に並んでしまい、枠体が大型化してしまう。そのため上述したように請求項5のように構成すれば、仕切部が放電空間の側方に配置されているので、像担持体、放電線、仕切部をコンパクトにまとめることができる。従って、この請求項5記載のように画像形成装置を構成すれば、仕切部を設けつつも、画像形成装置の小型化を図ることができる。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項24に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットの仕切部は、請求項20〜23のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、前記像担持体の回転方向に沿った前記放電空間の側方に配置されたものである。
次に、請求項6に記載したように、枠体は、放電線が像担持体に対し放電を行う領域であって架線方向に沿った画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する画像領域外の収納位置までの間を少なくとも移動可能な放電線クリーナと、この放電線クリーナが画像領域に位置するとき、開閉蓋部が閉じることを阻止する阻止部とを備えることが好ましい。
放電線クリーナは、その先端を放電線に触れさせて、放電線に付着した汚染物を取り払うものである。しかし、この放電線クリーナは、先端が放電線に触れているので、もし画像領域に放電線クリーナを配置したまま画像形成装置を動かすと、放電線クリーナが触れている部分の放電線では、コロナ放電が正常に行われない。そのため、放電線クリーナは、画像形成装置を動かす場合、画像領域に位置させていてはならない。
しかし、この請求項6記載の枠体では、放電線クリーナが画像領域に位置していると、開閉蓋部が閉じることを阻止部が阻止する。そのため、この枠体では、放電線クリーナが、画像領域から外に移動しているかどうかを、開閉蓋部を閉めることができるかどうかで作業者は判断することができる。従って、この枠体を用いれば、放電線クリーナを備える枠体であっても、放電線クリーナを画像領域から退去させることを、作業者が忘れることを防止することができる。
また、この請求項6記載の枠体では、必ず開閉蓋部が閉じられるので、送風空間から放電空間に空気の送風が確実に行われる。従って、この枠体を用いると、放電線への異物の付着を確実に緩和することができる。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項25に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットの枠体は、請求項20〜24のいずれかに記載された像担持体ユニットにおいて、前記放電線が前記像担持体に対し放電を行う領域であって前記架線方向に沿った画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する前記画像領域外の収納位置までの間を少なくとも移動可能な放電線クリーナと、この放電線クリーナが前記画像領域に位置するとき、前記開閉蓋部が閉じることを阻止する阻止部とを備えるものである。
次に、請求項7に記載したように、カラー画像用の画像形成装置の場合、予め設定された色毎に転写画像を形成する複数の像担持体と、像担持体毎に、帯電器を備えることが好ましい。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項26に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットは、請求項20〜25のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、予め設定された色毎に前記転写画像を形成する複数の前記像担持体と、前記像担持体毎に、前記帯電器を備えるものである。
次に、請求項8に記載したように、画像形成装置は、像担持体に現像剤を供給して静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、開閉蓋部は、現像器を配置する配置空間内の開位置と、送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に枠体に取り付けられ、開位置から閉位置に、現像器を配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して送風空間を閉じるよう構成してもよい。この請求項8記載の画像形成装置では、開閉蓋部が開いているときは、開閉蓋部が現像器の配置空間に位置するので、現像器を配置空間へ配置することができない。一方、この画像形成装置では、現像器が配置空間に配置されていれば、開閉蓋部は必ず閉まっていることとなる。従って、この画像形成装置を用いれば、開閉蓋部を閉じることなく現像器を配置することを防止できる。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項27に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットは、請求項20〜26のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、前記開閉蓋部は、前記現像器を配置する配置空間内の開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を前記配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して前記送風空間を閉じるものである。
次に、請求項9に記載したように、開閉蓋部は、開位置と、送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に枠体に取り付けられ、開位置から閉位置に、現像器を配置する配置空間に現像器を配置する方向と同方向に移動して送風空間を閉じるよう構成してもよい。
次に、請求項10に記載した画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備える画像形成装置において、前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有し、前記開閉蓋部は、前記開位置に位置するときに、前記現像器が前記配置空間に向かって移動するルート上に位置する案内部を備え、前記現像器を前記配置空間に移動すると前記案内部が押され、前記開位置から前記閉位置に移動することを特徴とする。
このように構成すれば、現像器を配置空間に配置する際に、案内部が現像器に引っ掛かり、必ず開閉蓋部が閉まるので、開閉蓋部を閉め忘れることなく、現像器を配置空間に配
置することができる。
尚、この際、請求項11に記載したように、現像器には、案内部を押す押圧部が形成されていることが好ましく、この押圧部は、請求項12に記載したように、案内部を押す突起状の突起部であることが好ましい。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項28に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットは、請求項20〜26のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、前記開閉蓋部は、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じるものである。
次に、請求項29に記載の像担持体ユニットは、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備え、前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、画像形成装置の本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットにおいて、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有するものであるが、この場合、開閉蓋部は、前記開位置に位置するときに、前記現像器が前記配置空間に向かって移動するルート上に位置する案内部を備え、前記現像器を前記配置空間に移動すると前記案内部が押され、前記開位置から前記閉位置に移動するよう構成してもよい。
また、この像担持体ユニットの現像器は、請求項30に記載したように、請求項29に記載の像担持体ユニットにおいて、前記案内部を押す押圧部が形成されていてもよく、請求項31に記載したように、前記押圧部は、前記案内部を押す突起状の突起部であってもよい。
次に、請求項13に記載したように、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備える画像形成装置において、前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、前記現像器を配置する配置空間内の開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を前記配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有しする場合、枠対は、開閉蓋部を閉位置から開位置に付勢する付勢手段を備えていることが好ましい。
この付勢手段を備えていれば、現像器を配置位置からはずしたときに、開閉蓋部が付勢手段に付勢されて自動的に開く。そのためこの画像形成装置では、放電線を掃除する際、いちいち開閉蓋部を開かなくてもよいので、放電線の清掃作業の作業工程が減って、清掃作業の効率化を図ることができる。
尚、上記画像形成装置が、この本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットを備える場合、請求項32に記載したように像担持体ユニットを構成してもよい。この像担持体ユニットの枠体は、請求項27〜31のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、前記開閉蓋部を前記閉位置から前記開位置に付勢する付勢手段を備えるものである。
次に、請求項33に記載したように、像担持体ユニットは、請求項20〜32に記載の像担持体ユニットにおいて、前記像担持体に現像剤を供給して静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を有し、前記現像器を着脱可能に備えていてもよいことはもちろんである。
ところで、開閉蓋部は、ユーザーに注意喚起をしても、ユーザーが閉め忘れてしまうことが想定される。
そこで、請求項14記載の画像形成装置のように、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備える画像形成装置において、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取付けられた開閉蓋部を有する場合、当該画像形成装置は、さらに、前記像担持体と前記帯電器とを備え、当該画像形成装置の本体ケーシング内の収納位置と前記本体ケーシング外の脱離位置との間を移動可能である像担持体ユニットと、前記像担持体ユニットを前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させる閉塞手段と、を備えるとよい。
このように構成された画像形成装置では、もし閉め忘れた開閉蓋部があっても、像担持体ユニットを本体ケーシングに装着すれば、閉塞手段によって閉め忘れた開閉蓋部が閉められる。従って、この画像形成装置を用いれば、開閉蓋部の閉め忘れを確実に防止することができる。
ところで、閉蓋手段は、どのような形状のものでもよいが、例えば、請求項15に記載したように、本体ケーシング内における開閉蓋部と対向する位置に設けられた突起部であってもよい。
また、閉蓋手段は、請求項16に記載したように、本体ケーシング内に取付けられた第1閉塞部材と、像担持体ユニットに取付けられた第2閉塞部材と、を備え、像担持体ユニットが前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、第1閉塞部材と第2閉塞部材とが当接し、さらに、第2閉塞部材が前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させるものでもよい。
尚、請求項34の像担持体ユニットは、この請求項16に記載した画像形成装置に適用可能なもので、具体的には、表面に静電潜像が形成される像担持体と、この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器とを備え、画像形成装置の本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットにおいて、前記枠体は、前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉する開閉蓋部を有するものであって、当該像担持体ユニットは、前記本体ケーシング内の収納位置と前記本体ケーシング外の脱離位置との間を移動可能に形成され、当該像担持体ユニットが前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、前記本体ケーシング内に取付けられた第1閉塞部材と、当該像担持体ユニットに取付けられた第2閉塞部材とが当接し、さらに、第2閉塞部材が前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させる構造を有するものである。
次に、請求項17に記載したように、第2閉塞部材は、第1閉塞部材に当接する当接部と、この当接部に取り付けられたバネ部とを備え、バネ部は、当接部が第1閉塞部材に当接すると弾性変形して、その弾性変形による弾性力で、開位置にある開閉蓋部を閉位置に移動させる構成としてもよい。像担持体ユニットを本体ケーシング内に装着する際、その装着の勢いのままに第2閉塞部材が第1閉塞部材に押されることとなると、第2閉塞部材の材質によっては、第2閉塞部材が破損してしまう恐れがある場合がある。そのような場合でも、上述したように第2閉塞部材がバネ部を備えれば、バネ部でその勢いが緩衝されるので、第2閉塞部材が破損することはない。また、バネ部が弾性変形することにより、開閉蓋部を押すので、開閉蓋部を確実に閉じることができる。
尚、請求項35に記載したように、像担持体ユニットは、請求項17に記載した画像形成装置に適用可能なもので、具体的には、第2閉塞部材は、第1閉塞部材に当接する当接部と、この当接部に取り付けられたバネ部とを備え、バネ部は、当接部が第1閉塞部材に当接すると弾性変形して、その弾性変形による弾性力で、開位置にある開閉蓋部を閉位置に移動させるものである。
尚、請求項18に記載したように、請求項16または17に記載の画像形成装置において、像担持体ユニットは、脱離位置から収納位置への移動方向下流側に前記第2閉塞部材が備えられていることが好ましい。この請求項18記載の画像形成装置に適用可能な像担持体ユニットは、請求項36に記載した像担持体ユニットで、具体的には、脱離位置から収納位置への移動方向下流側に第2閉塞部材を備えるものである。
また、請求項19に記載したように、請求項18に記載の画像形成装置において、像担持体ユニットが、複数の帯電器と、複数の像担持体と、各像担持体に現像剤を供給して静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する複数の現像器を備えるものであってもよい。 この請求項19記載の画像形成装置に適用可能な像担持体ユニットは、請求項37に記載した像担持体ユニットで、具体的には複数の帯電器と、複数の像担持体と、前記各像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する複数の現像器を備えるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の画像形成装置としてレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。図2は、本実施形態の画像形成装置としてレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図で、画像形成部5を外部に取り出した様子を説明するための説明図である。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光体ドラム30を備えた、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5及び画像形成部5に対して用紙3を搬送する用紙搬送部35などを備えている。尚、以下の説明において、左側および右側と呼ぶ方向は、図1に記載された図面の左方を左側、右方を右側と呼ぶ。
本体ケーシング2の左側には、開閉可能なフロントカバー6が設けられている。このフロントカバー6は、ほぼ垂直な姿勢で本体ケーシング2の左面を覆う閉鎖位置から、図2に示すように、下端部を中心として上端側を左側へ倒すことで、ほぼ水平姿勢をなす開放位置まで回動可能となっている。フロントカバー6を開放位置とすることで、本体ケーシング2内に収容される後述の像担持体ユニットとしてのドラムユニット21が左方に引き出し可能となる。また、フロントカバー6を閉鎖位置としたときには、図1に示すように、その上端が本体ケーシング2の上端とほぼ一致する。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ7と、給紙トレイ7の左端部の上方に設けられる給紙ローラ8および分離パッド9と、給紙ローラ8の右側に設けられるピックアップローラ10と、給紙ローラ8の左側上方に配置される一対の紙粉取りローラ11と、紙粉取りローラ11の上方に設けられる一対のレジストローラ12A、12Bとを備えている。
給紙トレイ7は、用紙3を内部に運び入れできるよう上部が開口し、一定枚数の用紙3を積載可能な深さを有する箱型に形成されている。給紙トレイ7の左端部に設けられた左面壁13は、本体ケーシング2の左面において、フロントカバー6の下側に配されており、この左面壁13を左側に引くことで給紙トレイ7を本体ケーシング2の左方へ水平に引き出し可能となっている。給紙トレイ7の底面には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板7Aが設けられており、この用紙押圧板7Aは、右端部において回動可能に支持されるとともに、図示しないばねによって左端部が上方向に付勢されている。これにより給紙トレイ7内に積層された用紙3は左端側が上方に付勢された状態となる。
給紙トレイ7の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7Aの付勢力によってピックアップローラ10に向かって押圧され、ピックアップローラ10の回転によって、給紙ローラ8と分離パッド9との間に向けて搬送が開始される。そして、その用紙3は、給紙ローラ8の回転によって、給紙ローラ8と分離パッド9との間に挟まれたときに1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された1枚の用紙は、紙粉取りローラ11によって紙粉が取り除かれた後、レジストローラ12A、12Bに搬送される。
レジストローラ12A、12Bは、駆動ローラ12A及び従動ローラ12Bから構成され、用紙3をレジスト後に、給紙パス14を介して後述する用紙搬送部35の搬送ベルト38上へ搬送する。給紙パス14は、弧状に湾曲した用紙3の搬送路であって、後述するドラムユニット21に形成されている。
本体ケーシング2内の最上部には、スキャナ部18が設けられている。このスキャナ部18は、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム30(
後述する)の表面上に高速走査にて照射する。各色に対応した4本のレーザ光Lは、スキ
ャナ部18の底面から斜め右下方に向けて射出される。各レーザ光Lの光路は、左右に一
定間隔を開けて配され、互いに平行をなす。
本体ケーシング2内には、スキャナ部18の下側にユニット収容部19が設けられ、ここに左方へ引き出し可能で、かつ着脱可能な画像形成部5が収容されている。画像形成部5は、ドラムユニット21を備えており、このドラムユニット21には、像担持体としての感光体ドラム30、帯電器としてのスコロトロン型帯電器50、現像器としての4つの現像ユニット22、およびクリーニングブラシ33が保持されている。
4つの各現像ユニット22は、ドラムユニット21に対して着脱可能に装着されており、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応している。現像ユニット22は、下側が開放される箱形の収容ケース23を備えており、収容ケース23内の上部には各色のトナーが充填されるトナー収容室24が形成されている。トナー収容室24内にはアジテータ(図示せず)が設けられ、このアジテータが図示しないモータからの動力の入力により回転駆動されることで内部のトナーが攪拌される。トナー収容室24の下側には、現像ローラ26が設けられている。
現像ローラ26は、現像ユニット22の収容ケース23に回転可能に支持されている。また、現像ローラ26は、現像ユニット22がドラムユニット21に装着された状態で、感光体ドラム30に対向して接触する。この現像ローラ26は、金属製のローラ軸を、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体で被覆することにより構成されている。またローラ本体の表面には、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ26には、現像時に現像バイアスが印加される。また、現像ローラ26は、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。
トナー収容室24から放出されたトナーは、トナー収容室に設置された図示しない供給ローラから現像ローラ26に供給され、このとき、供給ローラと現像ローラ26との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ26上に供給されたトナーは、トナー収容室に設置された図示しない層厚規制ブレードで一定厚さの薄層として現像ローラ26上に担持される。
感光体ドラム30は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるローラ本体30Aと、このローラ本体30Aの軸心において、ローラ本体30Aの長手方向に沿って延びる軸としての金属製のローラ軸30Bとを備えている。感光体ドラム30は、ローラ軸30Bがドラムユニット21に回転可能に保持されることでローラ軸30Bを中心に回転する。また、感光体ドラム30は、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。
スコロトロン型帯電器50は、後述するスコロトロン型帯電器50と、放電線としての帯電器ワイヤ52を備え、感光体ドラム30の右側斜め上方において、感光体ドラム30と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム30と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器50は、帯電器ワイヤ52からコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム30の表面を一様に正極性に帯電させる。
クリーニングブラシ33は、感光体ドラム30の右側に感光体ドラム30と対向して接触するように配置されている。
用紙搬送部35は、ユニット収容部19に装着される画像形成部5の下方に配置されている。この用紙搬送部35は、右側と左側とに間隔をおいて互いに平行に設けられた一対のベルト支持ローラ36、37と、両ローラ36、37間に掛け渡された搬送ベルト38とを備え、右側のベルト支持ローラ36が図示しないモータの動力により回転駆動されることで搬送ベルト38が循環移動する構成になっている。搬送ベルト38の内側には、前述した画像形成部5の各感光体ドラム30と対向配置される4つの転写ローラ39が左右方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム30と対応する転写ローラ39との間に搬送ベルト38が挟んだ状態となっている。また、搬送ベルト38の下側には、搬送ベルト38上に付着した残留トナーを清掃するためのクリーニングローラ40が設けられている。前述のレジストローラ12から送り出された用紙3は、給紙パス14を通過して、搬送ベルト38の上面左端付近に当接し、ここで搬送ベルト38の上面に静電吸着して搬送ベルト38の循環移動に伴って右方へ搬送される。
感光体ドラム30の表面は、その回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器50により一様に正帯電された後、スキャナ部18からのレーザ光Lの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ26の回転により、現像ローラ26上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム30に対向して接触するときに、感光体ドラム30の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム30の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光体ドラム30の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム30の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光体ドラム30の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト38によって搬送される用紙3が、感光体ドラム30と転写ローラ39との間の転写位置を通る間に、転写ローラ39に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、次いで定着器42に搬送される。
定着器42は、本体ケーシング2内における用紙搬送部35の右方に配置されている。この定着器42は、互いに対向配置された加熱ローラ43及び加圧ローラ44等から構成され、用紙3上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、熱定着された用紙3は、定着器42の斜め右上方に配置された搬送ローラ45により本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ46へ搬送される。本体ケーシング2の上面には、左端側がほぼ水平で、右端側が右下がりに傾斜した排紙トレイ47が設けられ、排紙ローラ46から排出された画像形成後の用紙3がこの排紙トレイ47上に積層される。
次に、本実施形態のレーザプリンタ1の特徴的な構成であるスコロトロン型帯電器50について、説明する。
ここで、図3は、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図である。ただし、図3では、ワイヤクリーナ63は省略している。図4は、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、スコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子と、隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。図5及び図6は、一組の感光体ドラム30、スコロトロン型帯電器50が取り付けられたドラムユニット21の一部を上方向から見た斜視図で、図5は、開閉蓋部が開いた様子、図6は、閉じた様子を示している。図7は、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図で、(a)は、開閉蓋部が閉じない様子、(b)は開閉蓋部が閉じた様子を示している。
現像ユニット22は、図1に示すように、感光体ドラム30の軸方向に沿った断面形状が、現像ローラ26が設けられた下端側に向かって略先細りした形状に形成されている。そして、本実施形態のレーザプリンタ1は、感光体ドラム30が記録用紙の搬送方向に沿って一定間隔毎に平行に並べられており、現像ユニット22は、その感光体ドラム30の左斜め上方部分に現像ローラ26が当接するように配置される。すると、隣接する現像ユニット22の間に隙間ができるので、本実施形態では、その狭い隙間の部分に送風空間53を形成する枠体50aを有するスコロトロン型帯電器50を設置した。
スコロトロン型帯電器50は、感光体ドラム30の軸方向、すなわち帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って形成されている。このスコロトロン型帯電器50は、上述したような狭い空間に設置されるため、図3に示すように、感光体ドラム30の軸方向に垂直な断面形状が、上方に向かって次第に細くなる先細形状となるように形成されている。
そしてこのスコロトロン型帯電器50は、その内部が、主に2つの空間に区分けされている。一つは、帯電器ワイヤ52を囲い、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って長尺状に形成され、感光体ドラム30側が開口する放電空間51である。もう一つは、感光体ドラム30及び放電空間51の上方に帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って形成された送風空間53である。この送風空間53を形成する部分は、外部から送風空間53内に空気を供給する後述する吹入口61が設けられており、いわゆるダクトとして機能する。また、このスコロトロン型帯電器50には、放電空間51と送風空間53とを連通する孔部であって、帯電器ワイヤ52の架線方向沿って長尺に形成された送風孔55が形成されている。この送風孔55は、放電空間51と送風空間53とを仕切る壁面であって、放電空間51に対し感光体ドラム30の側とは反対側の壁面で上方に向かって開口する孔部である。このスコロトロン型帯電器50では、送風孔55を介することで、送風空間53側から放電空間51内に架線された帯電器ワイヤ52を視認することができる。
また、このスコロトロン型帯電器50は、送風空間53を開閉可能な開閉蓋部57を備えている。この開閉蓋部57は、閉じているとき、送風空間53を形成する壁面であって、送風孔55の下方から送風孔55に対向する上方部を通ってスコロトロン型帯電器50の上端に至る部分の壁面である。この開閉蓋部57の支点57aは、送風孔55の下端側に設けられており、開閉蓋部57を開くときは、図4に示すように、スコロトロン型帯電器50の上端側を引いて、支点57aを支点に回動させて開く。この開閉蓋部57を開くと、送風空間53の上方の外部空間に向かって送風孔55が露出する。
また、この開閉蓋部57は、図4に示すように、隣接する感光体ドラム30の現像ユニット22が配置される配置空間内の開位置と、送風空間53を閉じる閉位置との間を、支点57aを中心に回動可能にスコロトロン型帯電器50に取り付けられている。本実施形態のレーザプリンタ1では、感光体ドラム30は、上方から下方に向かって差し込むようにして隣接する感光体ドラム30の間の配置空間に配置される。しかし、開閉蓋部57は、支点57aを中心に、開位置から閉位置に、現像ユニット22が配置空間に配置される方向(符号α)とは反対方向(符号β)に移動して送風空間53を閉じるよう構成されている。そのため、本実施形態のレーザプリンタ1では、開閉蓋部57が開いたままの状態で現像ユニット22を配置空間に配置することはできない。
またこの開閉蓋部57は、図3に示すように、送風空間53側の壁面上に仕切片59を備えている。この仕切片59は、開閉蓋部57に対し一体に形成され、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って長尺な形状に形成されている。また、この仕切片59は、開閉蓋部57を閉じたときに、感光体ドラム30の回転方向(符号γ)に沿った放電空間51の側方に配置され、送風空間53を放電空間側53aと非放電空間側53bとに仕切る。そして、この仕切片59には、図5に示すように、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って複数の通風孔59aが並設されている。この通風孔59aは、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿ったスリット間隔が3mm幅で形成されている。また、スコロトロン型帯電器50は、帯電器ワイヤ52の架線方向の一端側であって、送風空間53の非放電空間側53bで開口する吹入口61が設けられている。この吹入口61は、外部から送風空間53内に帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って空気を吹き込む。
さらに、スコロトロン型帯電器50は、図3に示すように、開閉蓋部57を閉方向から開方向に向かって付勢するバネ65を備えている。そのため、隣接する感光体ドラム30に取り付けられた現像ユニット22が配置空間から外されると、バネ65の付勢力によって開閉蓋部57が開く。
次に、このスコロトロン型帯電器50は、図5に示すように、送風孔55に取り付けられたワイヤクリーナ63を備えている。このワイヤクリーナ63は、送風孔55の長手方向に沿ってスライド可能に送風孔55に取り付けられている。一方、帯電器ワイヤ52は、感光体ドラム30に対し放電を行う画像領域と、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿った画像領域の一方の端部側の領域であって、感光体ドラム30に対し放電が行われない画像領域外の非画像領域とにかけて架線されている。そして送風孔55は、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿った画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する非画像領域の収納位置までの間をワイヤクリーナ63が移動可能な長さに形成されている。また、開閉蓋部57は、図6に示すように、ワイヤクリーナ63が収納位置に位置し、この開閉蓋部57を閉じたときに、ワイヤクリーナ63が遊嵌可能な遊嵌孔57bが形成されている。
また、ワイヤクリーナ63は、図7(a)に示すように、本体部63aの下部に設けられ、放電空間51内に位置し、帯電器ワイヤ52を挟み込んで帯電器ワイヤ52を清掃する清掃部63bと、非放電空間側53bの送風空間53に配置される把持部63cを備えている。このワイヤクリーナ63は、把持部63cをつまんで、送風孔55の長手方向に沿ってをスライドさせれば、清掃部63bが帯電器ワイヤ52をなぞるので、帯電器ワイヤ52を清掃することができる。また、このスコロトロン型帯電器50は、図5中に点線で示したように、ワイヤクリーナ63が画像領域に位置するとき、開閉蓋部57が閉じようとしても、図7(a)に示すように、ワイヤクリーナ63の把持部63c及び仕切片59が、開閉蓋部57を閉じることを阻止する。しかし、図5中に実線で示したように、ワイヤクリーナ63が収納位置にあれば、図6及び図7(b)で示したように、ワイヤクリーナ63が遊嵌孔57bにはまり、開閉蓋部57を閉じることができる。
以上のように構成されたレーザプリンタ1を用いた場合の効果について以下説明する。
本実施形態のレーザプリンタ1では、吹入口61を介して外部から送風空間53内に空気を吹き込むと、送風空間53から送風孔55を介して放電空間51内に送風することができるので、この送風された空気が帯電器ワイヤ52に吹きつけられることによって、帯電器ワイヤ52への異物の付着を最小限に抑えることができる。また、本実地形態のレーザプリンタ1を用いると、開閉蓋部57を開けば、送風空間53の上方の外部空間に向かって送風孔55を露出させることができるので、ワイヤクリーナ63等を用いることにより、送風空間53の上方の外部空間から帯電器ワイヤ52を清掃することができる。従って、本実施形態のレーザプリンタ1を用いると、帯電器ワイヤ52のメンテナンス性を損なうことがない。
次に、スコロトロン型帯電器50は、開閉蓋部57を閉じたときに、送風空間53を放電空間側と非放電空間側とに仕切る仕切片59を備え、この仕切片59には、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って複数の通風孔59aを並設し、送風空間53の非放電空間側53bに空気を吹き入れる吹入口61が設けられている。このスコロトロン型帯電器50では、非放電空間側の送風空間53に吹入口61から空気を吹き入れると、図3の矢印Y1に示すように、複数の通風孔59aを通過して送風空間53の非放電空間側53bから放電空間側53aに空気が流れる。その際、複数の通風孔59aを空気が通ることで、送風空間53の放電空間側53aには、いく筋もの平行な流れの整流された空気が流れ込む。そして、この整流された空気は、図3の矢印Y2に示すように、通風孔59aを介して放電空間51内に流れ込み、帯電器ワイヤ52に均等に当たる。従って、本実施形態のレーザプリンタ1を用いると、帯電器ワイヤ52に均等に空気があたるので、帯電器ワイヤ52への異物の付着を、通風孔59aを有しないものに比べ、効果的に防止することができる。
次に、吹入口61は、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って、送風空間53の非放電空間側53bに空気を吹き入れるものである。この吹入口61は、帯電器ワイヤ52の架線方向、すなわち通風孔59aの並び方向に沿って、送風空間53の非放電空間側53bに空気を吹き入れるので、送風空間53の放電空間側53a、すなわち仕切片59の裏側では負圧が生じる。そして、この負圧によって非放電空間側53bを流れる空気は、放電空間側53aに曲げられ、各通風孔59aを通って勢いよく放電空間側53aに吹き込まれる。しかも、その空気は、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿って平行に吹き込まれる。従って、この本実施形態のレーザプリンタ1では、帯電器ワイヤ52全体に均等に勢いよく空気があたるので、帯電器ワイヤ52への異物の付着を、通風孔59aの並び方向によって空気を吹き入れないものに比べ、効果的に防止することができる。
次に、本実施形態では、各通風孔59aは、帯電器ワイヤ52の架線方向に沿ったスリット間隔が3mmの孔部であるが、最小でも1mm、最大でも5mmであることが好ましい。スリット間隔が5mmより大きいと、負圧が大きすぎて一度外部に出た空気が感光体ドラム30に当たって放電空間51内に舞い戻るいわゆる逆流が起こって、帯電器ワイヤ52がかえって汚れてしまうからである。一方、1mm未満であると、通風孔59aの大きさが小さすぎて、空気が通風孔59aを通り難くなってしまい、帯電器ワイヤ52に異物が付着することを防止するために十分な速さの流れを起すことができないからである。
次に、仕切片59は、放電空間51から見て、感光体ドラム30の回転方向に沿った、放電空間51の側方側に配置されているが、仕切片59を設ける場所としては、例えば、放電空間51から見て、感光体ドラム30側とは反対側の場所がある。しかし、この場所に仕切片59を設けると、感光体ドラム30、放電空間51、仕切片59が直線状に並んで嵩張ってしまい、スコロトロン型帯電器50が大型化してしまう。ところが仕切片59を、放電空間51から見て、感光体ドラム30の回転方向γに沿った、放電空間51の側方側に配置すれば、仕切片59が放電空間51の側方に配置されているので、感光体ドラム30、放電空間51、仕切片59をコンパクトにまとめることができる。従って、上述のようにスコロトロン型帯電器50を構成すれば、仕切片59を設けつつも、レーザプリンタ1の小型化を図ることができる。
次に、スコロトロン型帯電器50は、帯電器ワイヤ52の画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する収納位置までの間を少なくとも移動可能なワイヤクリーナ63を備え、このワイヤクリーナ63が画像領域に位置するとき、開閉蓋部57が閉じることを仕切片59と把持部63cが阻止している。
ワイヤクリーナ63は、その先端を帯電器ワイヤ52に触れさせて、帯電器ワイヤ52に付着した汚染物を取り払うものである。しかし、このワイヤクリーナ63は、先端が帯電器ワイヤ52に触れているので、もし画像領域にワイヤクリーナ63を配置したままレーザプリンタ1を動かすと、ワイヤクリーナ63が触れている部分の帯電器ワイヤ52では、コロナ放電が正常に行われない。そのため、ワイヤクリーナ63は、レーザプリンタ1を動かす場合、画像領域に位置させていてはならない。
しかし、このスコロトロン型帯電器50では、ワイヤクリーナ63が画像領域に位置していると、開閉蓋部57が閉じることを仕切片59、把持部63cが阻止する。そのため、このスコロトロン型帯電器50では、ワイヤクリーナ63が、画像領域から外に移動しているかどうかが、開閉蓋部57を閉めることができるかどうかで作業者は判断することができる。従って、このスコロトロン型帯電器50を用いれば、ワイヤクリーナ63を備えるスコロトロン型帯電器50であっても、ワイヤクリーナ63を画像領域から退去させることを、作業者が忘れることを防止することができる。
次に、レーザプリンタ1は、開閉蓋部57が、図4に示すように、開位置と閉位置との間を移動可能にスコロトロン型帯電器50に取り付けられ、開位置から閉位置に、現像ユニット22を配置空間に配置する方向αとは異なる方向βに移動して送風空間53を閉じるよう構成されている。そのためこのレーザプリンタ1では、開閉蓋部57が開いていると、開閉蓋部57が現像ユニット22を配置空間に位置されるので、現像ユニット22を配置空間へ配置することができない。一方、このレーザプリンタ1では、現像ユニット22が配置空間に配置されていれば、開閉蓋部57は必ず閉まっていることとなる。従って、このレーザプリンタ1を用いれば、開閉蓋部57を閉じることなく現像ユニット22を配置することを防止できる。
次に、スコロトロン型帯電器50は、開閉蓋部57を閉位置から開位置に付勢するバネ65を備えている。このバネ65を備えていれば、現像ユニット22を配置位置からはずしたときに、開閉蓋部57がバネ65に付勢されて自動的に開く。そのためこのレーザプリンタ1では、帯電器ワイヤ52を掃除する際、いちいち開閉蓋部57を開かなくてもよいので、帯電器ワイヤ52の清掃作業の作業工程が減って、清掃作業の効率化を図ることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
尚、この第2実施形態では、上述した第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
ここで、図8は、第2実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。
この第2実施形態のレーザプリンタ1に備えられるスコロトロン型帯電器50は、図8(a)で示すように、その上端にバネ65aを備え、このバネ65aは、スコロトロン型帯電器50の頂点を中心に開閉蓋部57の下端を跳ね上げて回動させて開閉蓋部57を開く。そのため、図8(b)で示すように、このスコロトロン型帯電器50では、開閉蓋部57を閉じるとき、現像ユニット22を配置空間に配置する方向と同方向に移動して送風空間53を閉じる。
また、この開閉蓋部57は、図8(a)で示すように、その遊端に案内部71を備えている。この案内部71は、図8(b)で示すように、開閉蓋部57を開いたときに、隣接する現像ユニット22を配置空間に配置するルート上に位置する長さに形成されている。そのため、現像ユニット22を配置空間に配置しようとすると、この案内部71が現像ユニット22に引っ掛かり、開閉蓋部57は現像ユニット22に押されて開位置から閉位置に移動し、開閉蓋部57が閉まる。従って、このレーザプリンタ1では、開閉蓋部57を閉め忘れることなく、現像ユニット22を配置空間に配置することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
尚、この第3実施形態では、上述した第2実施形態と異なる点についてのみ説明する。
ここで、図9は、第2実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。
このスコロトロン型帯電器50は、図9(a)に示すように、開閉蓋部57が、上方に向かってスライドして移動可能に形成されている。そして、この開閉蓋部57の上下方向の中ほどであって、隣接する現像ユニット22側には、隣接する現像ユニット22に設けられた突起部220が引っ掛け可能に形成された引掛案内部72設けられ、開閉蓋部57が開いているとき、引掛案内部72は、現像ユニット22が配置空間に配置されるとき現像ユニット22が移動するルート上に位置する。
そのため、図9(b)に示すように、現像ユニット22を配置空間に向かって移動すると引掛案内部72が押され、開閉蓋部57が開位置から閉位置に移動する。そして、この引掛案内部72は、現像ユニット22が配置空間に配置されると、遊端側が下方に回動し、スコロトロン型帯電器50側に折り畳まれるよう構成されている。
また、この引掛案内部72は、図示しない2つの付勢部を備えており、1つは、図9(a)に示すように、現像ユニット22が配置空間から外されたとき、開閉蓋部57を上方に向かってスライドさせて送風空間を開けるものである。もう一つは、現像ユニット22が配置空間から外されたとき、折り畳まれた引掛案内部72を、現像ユニット22移動するルート上に位置するよう付勢するものである。
従って、このスコロトロン型帯電器50を備えるレーザプリンタ1を用いれば、現像ユニット22を配置空間に配置する際に、引掛案内部72が現像ユニット22に引っ掛かり、必ず開閉蓋部57が閉まるので、開閉蓋部57を閉め忘れることなく、現像ユニット22を配置空間に配置することができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
尚、この第4実施形態では、上述した第3実施形態と異なる点についてのみ説明する。
ここで、図10は、第2実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。
このスコロトロン型帯電器50は、上述した第1〜第3の実施形態の枠体と大きく異なる点は、自己の感光体ドラム30に取り付けられる現像ユニット22を用いて、開閉蓋部57を開閉する点である。
このスコロトロン型帯電器50は、図10(a)に示すように、開閉蓋部57が、上方に向かってスライドして移動可能に形成されている。一方、現像ユニット22のスコロトロン型帯電器50側の壁面には、引掛案内突起73が設けられている。そして開閉蓋部57は、その頂点が、現像ユニット22を配置空間に配置する際に、現像ユニット22の引掛案内突起73が移動するルート上に位置するように開く。
そのため、図10(b)に示すように、現像ユニット22を配置空間に向かって移動すると開閉蓋部57は引掛案内突起73に押されて閉じる。
また、この引掛案内突起73は、図示しない付勢部を備えており、この付勢部は、図10(a)に示すように、現像ユニット22が配置空間から外されたとき、開閉蓋部57を上方に向かってスライドさせ、その頂点が上記ルート上に位置するよう移動させるものである。
従って、このスコロトロン型帯電器50を備えるレーザプリンタ1を用いれば、現像ユニット22を配置空間に配置する際に、引掛案内突起73が現像ユニット22に引っ掛かり、必ず開閉蓋部57が閉まるので、開閉蓋部57を閉め忘れることなく、現像ユニット22を配置空間に配置することができる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。
尚、この第5実施形態では、上述した第1〜4の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
ここで、図11は、第5実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図で、(a)は、開閉蓋部が閉じない様子、(b)は開閉蓋部が閉じた様子を示している。
上記実施形態のレーザプリンタ1では、ワイヤクリーナが非放電空間51a側に位置する把持部63cを備えていて、開閉蓋部57を閉じるときに、仕切片59と把持部63cとが引っかかって、開閉蓋部57が閉じないよう構成されている。
しかし、本実施形態では把持部63cを備えておらず、本体部63aの上方に突起部63dを備えている。
そして本実施形態では、ワイヤクリーナ63が現像領域に位置しているときは、開閉蓋部57が突起部63dによって閉じることが阻止され、収納領域に位置しているときは、上記実施形態と同様に、突起部63dが遊嵌孔57bに嵌って開閉蓋部57を閉じることができる。
従って、本実施形態のレーザプリンタ1を用いれば、ワイヤクリーナ63を収納位置に戻し忘れることを防止することができる。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。
尚、この第6実施形態では、上述した第1〜5の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
ここで、図12〜14は、レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。
本実施形態のレーザプリンタ1は、図12に示すように、他の実施形態のレーザプリンタ1と異なる構成として、本体ケーシング2に備えられた第1閉塞部材80と、ドラムユニット21に備えられた第2閉塞部材90とを備えている。
ドラムユニット21は、本体ケーシング2に着脱可能であり、図12に示す位置にある脱離位置と図14に示す位置にある収納位置との間を水平方向に移動可能である。また、脱離位置より完全に本体から脱離することもできる。
第1閉塞部材は、ドラムユニット21が本体ケーシング2内の収納位置にあるときに、ドラムユニット21の先端部に対向する位置に設置されている金属製のバーである。この第1閉塞部材80は、転写ローラ39等と平行になるように設置されている。
第2閉塞部材90は、ドラムユニット21の装着方向下流側の先端部分であって、その幅方向中央に備えられ、当接部91と、バネ部92とを備えている。このうち当接部91は、図13に示すように、ドラムユニット21が本体ケーシング2に収納されたときに第1閉塞部材80に当接する位置に取り付けられ、ドラムユニット21に対し、転写ローラ39と平行な軸周りに回転可能に取り付けられている。またバネ部92は、この当接部91の上部から上方に向かって延設された棒状のバネで、その遊端が開いた状態の開閉蓋部57に当接するよう配置されている。
このように構成されたレーザプリンタ1では、ドラムユニット21が脱離位置から収納位置へ移動すると、収納位置の手前で、図13に示すように、第2閉塞部材90の当接部91が第1閉塞部材80に当接する。さらに、ドラムユニット21が収納位置の方向へ移動すると、図14に示すように、当接部91が回動し、この回動によってバネ部92も回動して、バネ部92は弾性変形しながら、開いた状態の開閉蓋部を閉じた状態に回動させる。
このように構成されたレーザプリンタ1では、複数ある開閉蓋部57のうち、もし先端の開閉蓋部57を閉め忘れても、ドラムユニット21を本体ケーシング2に装着すれば、閉塞部材80,90によって閉め忘れた開閉蓋部57が閉められる。従って、このレーザプリンタ1を用いれば、開閉蓋部57の閉め忘れを確実に防止することができる。
また、ドラムユニット21を本体ケーシング2内に装着する際、その装着の勢いのままに第2閉塞部材90が第1閉塞部材80に押されることとなると、バネ部91を備えない第2閉塞部材80で開閉蓋部57を閉めようとすると。第2閉塞部材80の材質によっては、調整を怠ると第2閉塞部材90が破損してしまう恐れがある場合がある。しかし、本実施形態のレーザプリンタ1では、上述したように第2閉塞部材90がバネ部92を備え、バネ部92でその勢いが緩衝されるので、第2閉塞部材90が破損することはない。また、バネ部92が弾性変形することにより、その弾性力で開閉蓋部57が押されるので、開閉蓋部57を確実に閉じることができる。
以上本発明の一実施形態ついて説明したが、本発明はこの実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、上記各実施形態では、記録媒体に対し直接転写を行うダイレクトタンデム方式のものを例示したが、本発明は、記録媒体に対して中間転写体(中間
搬送ベルトあるいは中間転写ローラなど)を介して転写を行う中間転写方式のカラーレー
ザプリンタにも適用することができる。画像が記録される記録媒体としては、用紙の他にOHP用のプラスチックシートや布製の媒体等を用いても良い。
上記第6実施形態では、ドラムユニット21に第2閉塞部材90を、本体ケーシングに第1閉塞部材80を備えた例について説明したが、例えば、図15〜17に示すように、本体ケーシング2内に突起部81を備えるだけでもよい。
この第1閉塞部材81だけを備えるレーザプリンタ1の場合、第1閉塞部材81は、図15に示すように、ドラムユニット21が本体ケーシング2内に収納される方向とは反対方向に向かって突出した形状に形成されている。そしてこの第1閉塞部材81は、図16に示すように、ドラムユニット21を装着すると先端が開閉蓋部57に当接する位置に配置されている。
この第1閉塞部材81を備えるレーザプリンタ1では、図16に示すように、ドラムユニット21が脱離位置から収納位置へ移動すると、収納位置の手前で、開位置にある開閉蓋部57が第1閉塞部材に当接する。さらに、ドラムユニット21が収納位置の方向へ移動すると、図17に示すように、開閉蓋部57が回動し閉じられる。このように構成されたレーザプリンタ1では、複数ある開閉蓋部57のうち、もし先端の開閉蓋部57を閉め忘れても、ドラムユニット21を本体ケーシング2に装着すれば、第1閉塞部材81によって閉め忘れた開閉蓋部57が閉められる。従って、このレーザプリンタ1を用いれば、開閉蓋部57の閉め忘れを確実に防止することができる。
本実施形態の画像形成装置としてレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。 本実施形態の画像形成装置としてレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図で、画像形成部5を外部に取り出した様子を説明するための説明図である。 図1中の感光体ドラム30と、スコロトロン型帯電器50を取り出して拡大して表示した側断面図である。ただし、図3では、ワイヤクリーナ63は省略している。 図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、スコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子と、隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。 一組の感光体ドラム30、スコロトロン型帯電器50が取り付けられたドラムユニット21の一部を上方向から見た斜視図で、開閉蓋部が開いた様子を示している。 一組の感光体ドラム30、スコロトロン型帯電器50が取り付けられたドラムユニット21の一部を上方向から見た斜視図で、開閉蓋部を閉じた様子を示している。 図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図で、(a)は、開閉蓋部が閉じない様子、(b)は開閉蓋部が閉じた様子を示している。 第2実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。 第3実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。 第4実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図であって、(a)ではスコロトロン型帯電器50の開閉蓋部57を開いている様子を示し、(b)では隣接する現像ユニット22をその配置空間(2点鎖線で示した部分)に配置する様子を示している。 第5実施形態のレーザプリンタ1であって、図1中の感光体ドラム30及びスコロトロン型帯電器50を拡大して表示した側断面図で、(a)は、開閉蓋部が閉じない様子、(b)は開閉蓋部が閉じた様子を示している。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。 レーザプリンタ本体の構造の模式図であって、像担持体ユニットをレーザプリンタ1の本体に装入する様子を示す構造図である。
1…レーザプリンタ、2…本体ケーシング、3…用紙、4…給紙部、5…画像形成部、6…フロントカバー、7…給紙トレイ、7A…用紙押圧板、8…給紙ローラ、9…分離パッド、10…ピックアップローラ、11…紙粉取りローラ、12…レジストローラ、13…左面壁、14…給紙パス、18…スキャナ部、19…ユニット収容部、21…ドラムユニット、22…現像ユニット、23…収容ケース、24…トナー収容室、26…現像ローラ、30…感光体ドラム、30A…ローラ本体、30B…ローラ軸、33…クリーニングブラシ、35…用紙搬送部、36…ベルト支持ローラ、36…両ローラ、38…搬送ベルト、39…転写ローラ、40…クリーニングローラ、42…定着器、45…搬送ローラ、46…排紙ローラ、47…排紙トレイ、50…スコロトロン型帯電器、50a…枠体、51…放電空間、52…帯電器ワイヤ、53…送風空間、53a…放電空間側、53b…非放電空間側、55…送風孔、57…開閉蓋部、57a…支点、57b…遊嵌孔、57c…引掛案内部、59…仕切片、59a…通風孔、61…吹入口、63…ワイヤクリーナ、63a…本体部、63b…清掃部、63c…把持部、63d…突起部、65…バネ、65a…バネ、71…案内部、72…引掛案内部、73…引掛案内突起、220…突起部、

Claims (37)

  1. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備える画像形成装置において、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉する開閉蓋部を有し、
    前記開閉蓋部を閉じたときに、前記送風空間を前記放電空間側と非放電空間側とに仕切る仕切部を備え、この仕切部には、前記放電線の架線方向に沿って複数の通風孔が並設され、
    前記送風空間の前記非放電空間側に、前記送風空間内に空気を吹き入れる吹入部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記吹入部は、前記放電線の架線方向に沿って前記送風空間の非放電空間側に空気を吹き入れることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記各通風孔は、前記放電線の架線方向に沿ったスリット間隔が、1〜5mmの孔部であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記仕切部は、前記開閉蓋部と一体に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記仕切部は、前記像担持体の回転方向に沿った前記放電空間の側方に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載された画像形成装置において、
    前記枠体は、
    前記放電線が前記像担持体に対し放電を行う領域であって前記架線方向に沿った画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する前記画像領域外の収納位置までの間を少なくとも移動可能な放電線クリーナと、
    この放電線クリーナが前記画像領域に位置するとき、前記開閉蓋部が閉じることを阻止する阻止部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    予め設定された色毎に前記転写画像を形成する複数の前記像担持体と、
    前記像担持体毎に、前記帯電器が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記開閉蓋部は、前記現像器を配置する配置空間内の開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を前記配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して前記送風空間を閉じることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記開閉蓋部は、
    開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じることを特徴とする画像形成装置。
  10. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備える画像形成装置において、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有し、
    前記開閉蓋部は、
    前記開位置に位置するときに、前記現像器が前記配置空間に向かって移動するルート上に位置する案内部を備え、
    前記現像器を前記配置空間に移動すると前記案内部が押され、前記開位置から前記閉位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    前記現像器には、前記案内部を押す押圧部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記押圧部は、前記案内部を押す突起状の突起部であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備える画像形成装置において、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、前記現像器を配置する配置空間内の開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を前記配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有し、
    前記開閉蓋部を前記閉位置から前記開位置に付勢する付勢手段
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備える画像形成装置において、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取付けられた開閉蓋部を有し、
    当該画像形成装置は、さらに、
    前記像担持体と前記帯電器とを備え、当該画像形成装置の本体ケーシング内の収納位置と前記本体ケーシング外の脱離位置との間を移動可能である像担持体ユニットと、
    前記像担持体ユニットを前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させる閉塞手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14記載の画像形成装置において、
    前記閉塞手段は、前記本体ケーシング内における前記開閉蓋部と対向する位置に設けられた突起部であることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項14記載の画像形成装置において、
    前記閉塞手段は、前記本体ケーシング内に取付けられた第1閉塞部材と、像担持体ユニットに取付けられた第2閉塞部材と、を備え、
    像担持体ユニットが前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、第1閉塞部材と第2閉塞部材とが当接し、さらに、第2閉塞部材が前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16記載の画像形成装置において、
    前記第2閉塞部材は、
    前記第1閉塞部材に当接する当接部と、
    この当接部に取り付けられたバネ部と
    を備え、
    前記バネ部は、
    前記当接部が前記第1閉塞部材に当接すると弾性変形して、その弾性変形による弾性力で、前記開位置にある前記開閉蓋部を前記閉位置に移動させることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項16または17に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体ユニットは、
    前記脱離位置から前記収納位置への移動方向下流側に前記第2閉塞部材が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項18に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体ユニットは、
    複数の帯電器と、複数の像担持体と、前記各像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する複数の現像器を備えることを特徴とする画像形成装置。
  20. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備え、
    画像形成装置の本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットにおいて、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉する開閉蓋部を有し、
    前記開閉蓋部を閉じたときに、前記送風空間を前記放電空間側と非放電空間側とに仕切る仕切部を備え、この仕切部には、前記放電線の架線方向に沿って複数の通風孔が並設され、
    前記送風空間の前記非放電空間側に、前記送風空間内に空気を吹き入れる吹入部が設けられていることを特徴とする像担持体ユニット。
  21. 請求項20記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記吹入部は、前記放電線の架線方向に沿って前記送風空間の非放電空間側に空気を吹き入れることを特徴とする像担持体ユニット。
  22. 請求項21記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記各通風孔は、前記放電線の架線方向に沿ったスリット間隔が、1〜5mmの孔部であることを特徴とする像担持体ユニット。
  23. 請求項20〜22のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記仕切部は、前記開閉蓋部と一体に形成されていることを特徴とする像担持体ユニット。
  24. 請求項20〜23のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記仕切部は、前記像担持体の回転方向に沿った前記放電空間の側方に配置されていることを特徴とする像担持体ユニット。
  25. 請求項20〜24のいずれかに記載された像担持体ユニットにおいて、
    前記枠体は、
    前記放電線が前記像担持体に対し放電を行う領域であって前記架線方向に沿った画像領域の一端から、この画像領域の他端側に位置する前記画像領域外の収納位置までの間を少なくとも移動可能な放電線クリーナと、
    この放電線クリーナが前記画像領域に位置するとき、前記開閉蓋部が閉じることを阻止する阻止部と
    を備えることを特徴とする像担持体ユニット。
  26. 請求項20〜25のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    予め設定された色毎に前記転写画像を形成する複数の前記像担持体と、
    前記像担持体毎に、前記帯電器が備えられていることを特徴とする像担持体ユニット。
  27. 請求項20〜26のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記開閉蓋部は、前記現像器を配置する配置空間内の開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を前記配置空間に配置する方向とは異なる方向に移動して前記送風空間を閉じることを特徴とする像担持体ユニット。
  28. 請求項20〜26のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    前記開閉蓋部は、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じることを特徴とする像担持体ユニット。
  29. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備え、
    前記像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を備え、
    画像形成装置の本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットにおいて、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉し、開位置と、前記送風空間を閉じる閉位置との間を移動可能に前記枠体に取り付けられ、前記開位置から前記閉位置に、前記現像器を配置する配置空間に前記現像器を配置する方向と同方向に移動して前記送風空間を閉じる開閉蓋部を有し、
    前記開閉蓋部は、
    前記開位置に位置するときに、前記現像器が前記配置空間に向かって移動するルート上に位置する案内部を備え、
    前記現像器を前記配置空間に移動すると前記案内部が押され、前記開位置から前記閉位置に移動することを特徴とする像担持体ユニット。
  30. 請求項29に記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記現像器には、前記案内部を押す押圧部が形成されていることを特徴とする像担持体ユニット。
  31. 請求項30に記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記押圧部は、前記案内部を押す突起状の突起部であることを特徴とする像担持体ユニット。
  32. 請求項27〜31のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記枠体は、前記開閉蓋部を前記閉位置から前記開位置に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする像担持体ユニット。
  33. 請求項20〜32に記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記像担持体に現像剤を供給して静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する現像器を有し、前記現像器を着脱可能に備えていることを特徴とする像担持体ユニット。
  34. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    この像担持体の軸方向に沿って架線され、前記像担持体の表面に向かって放電する放電線、及び、前記放電線を囲って前記放電線の架線方向に沿った放電空間を形成し、前記像担持体側が開口した枠体を有する帯電器と
    を備え、
    画像形成装置の本体ケーシング内に出し入れ可能に形成された像担持体ユニットにおいて、
    前記枠体は、
    前記像担持体及び前記放電空間の上方に形成された送風空間、及び、前記放電空間と前記送風空間とを連通する孔部であって、前記放電線の架線方向に沿って長尺に形成された送風孔を形成し、
    前記送風空間の上方の外部空間に向かって前記送風孔を露出可能に前記送風空間を開閉する開閉蓋部を有し、
    当該像担持体ユニットは、
    前記本体ケーシング内の収納位置と前記本体ケーシング外の脱離位置との間を移動可
    能に形成され、
    当該像担持体ユニットが前記脱離位置から前記収納位置に移動するに伴い、前記本体ケーシング内に取付けられた第1閉塞部材と、当該像担持体ユニットに取付けられた第2閉塞部材とが当接し、さらに、第2閉塞部材が前記開位置にある前記開閉蓋部に当接し、前記開閉蓋部を開位置から閉位置に移動させることを特徴とする像担持体ユニット。
  35. 請求項34記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記第2閉塞部材は、
    前記第1閉塞部材に当接する当接部と、
    この当接部に取り付けられたバネ部と
    を備え、
    前記バネ部は、
    前記当接部が前記第1閉塞部材に当接すると弾性変形して、その弾性変形による弾性力で、前記開位置にある前記開閉蓋部を前記閉位置に移動させることを特徴とする像担持体ユニット。
  36. 請求項34〜35のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    前記脱離位置から前記収納位置への移動方向下流側に前記第2閉塞部材が備えられていることを特徴とする像担持体ユニット。
  37. 請求項34〜35のいずれかに記載の像担持体ユニットにおいて、
    複数の帯電器と、複数の像担持体と、前記各像担持体に現像剤を供給して前記静電潜像を可視像化する現像剤担持体を有する複数の現像器を備えることを特徴とする像担持体ユニット。
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