JPH0894247A - 連続処理型真空乾燥方法及びその真空乾燥機 - Google Patents

連続処理型真空乾燥方法及びその真空乾燥機

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JPH0894247A
JPH0894247A JP25733094A JP25733094A JPH0894247A JP H0894247 A JPH0894247 A JP H0894247A JP 25733094 A JP25733094 A JP 25733094A JP 25733094 A JP25733094 A JP 25733094A JP H0894247 A JPH0894247 A JP H0894247A
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JP
Japan
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work
vacuum drying
upper lid
drying tank
carrying
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Withdrawn
Application number
JP25733094A
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English (en)
Inventor
Masami Suzuki
木 正 美 鈴
Yutaka Nagano
野 裕 長
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KUROSAKI ROKOGYO KK
Original Assignee
KUROSAKI ROKOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】真空乾燥機が多数台配置の場合でも省スペース
化を図った連続処理真空乾燥方法及びその真空乾燥機を
提供する。 【構成】連続処理型真空乾燥機は、開閉自在な上蓋6と
真空乾燥槽5と、上蓋6を上下動させて真空乾燥槽5を
開放又は密閉できる上蓋6の昇降機構7と上蓋6の内側
で支持し、上蓋6の下方に設けるワーク受け台8と、上
蓋6の上面に設けた搬送部9と真空乾燥槽5を上蓋6で
密閉時に上蓋6の上面の搬送部9が同一搬送ライン上に
位置するように真空乾燥槽5の前後に搬送部を設けた挿
入テーブル10および搬出テーブル11をそれぞれ設
け、かつ搬送部上のワークを搬送するプッシャーを設け
る。また真空乾送機を直列に複数台設置し、途中の真空
乾燥槽間には中間テーブルを形成し、最初の真空乾燥槽
と最後の真空乾燥槽に搬送部を設けた挿入テーブルおよ
び搬出テーブルをそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄後のワ−クを効率よ
く乾燥するために、上下方向に昇降する上蓋を備えた真
空乾燥槽の前後に搬送部を備えた挿入テ−ブルおよび搬
出テ−ブルをそれぞれ設けた連続処理型真空乾燥機に関
するもので、その用途は半導体・プリント基板の洗浄後
の乾燥、レンズ・セラミックス類の洗浄後の乾燥、金属
加工部品・精密部品の洗浄後の乾燥、プラスチック成型
品の洗浄後の乾燥等の工業用、その他農業、漁業用等各
種産業分野に利用できる連続処理型真空乾燥機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】縦型真空乾燥式の真空乾燥機は、従来、
ティ−チングハンドやハンガ−ハンドによりワ−クを装
入、抽出するケ−スが多かった。このため装入、抽出制
御が複雑でスペ−スをとり、しかも乾燥処理に時間がか
かっていた。以上の理由からインライン型は横型真空乾
燥槽タイプが主流になっているが複数台数を設置する場
合のスペ−ス等の多くの問題を抱えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の真空乾燥機は装
入機構の行程が長すぎたり、装入機構の動きが複雑すぎ
るという難点があった。またI/O等の信号にやり取り
が多すぎた。さらに横型式では設置スペ−スが大きく、
並行処理のためキャリアが複雑になるという欠点があっ
た。本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところはメカハンド(プッシャ−式)の設置に
よりワ−クの装入、抽出行程が簡略化でき、しかもメカ
ハンドのストロ−クをできるだけ短くしながらもワ−ク
の移動量は大きく確保でき、かつ真空乾燥槽の上蓋をテ
−ブル(コロコン式)と兼用することで直列型の配置を
可能とし、真空乾燥機が多数台の配置の場合でも省スペ
−ス化が図れるようにした連続処理型真空乾燥方法及び
その真空乾燥機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る連続処理型
真空乾燥方法は、真空乾燥槽の上蓋を上昇させて該上蓋
と共に上昇する、上蓋下方に設けたワ−ク受け台を搬送
ライン上に位置させ、挿入テ−ブル上の搬送部のワ−ク
をプッシャ−によりワ−ク受け台に載置し、このワ−ク
を載置したワ−ク受け台を上蓋と共に下降させて真空乾
燥槽を密閉しワ−クの真空乾燥を行い、このワ−クの真
空乾燥中、搬送ラインに沿って直列配列した別の上下動
可能な上蓋を備えた真空乾燥槽にワ−クを送るに当た
り、真空乾燥中の上蓋上に形成した搬送部を通過させ
て、予め搬送ラインまで上昇させた別の真空乾燥槽の上
蓋の下方に設けたワ−ク受け台にワ−クを載置し、順次
真空乾燥中の各上蓋上の搬送部を通過させてワ−クを真
空乾燥槽内に投入し、各真空乾燥槽で真空乾燥を行い、
真空乾燥後のワ−クはワ−ク受け台を搬送ラインまで上
昇させプッシャ−により隣接する上蓋上の搬送部を通過
させて搬送ラインの搬送側へと取出すようにしたもので
ある。
【0005】本発明に係る連続処理型真空乾燥機は、開
閉自在な上蓋を備えた真空乾燥槽と,該真空乾燥槽の上
蓋を上下動させて真空乾燥槽を開放又は密閉し得る上蓋
の昇降機構と,該上蓋の内側で支持し、該上蓋の下方に
設けたワ−ク受け台と,該上蓋の上面に設けた搬送部
と,真空乾燥槽を上蓋で密閉時に該上蓋の上面の搬送部
が同一搬送ライン上に位置する如く上記真空乾燥槽の前
後に搬送部を設けた挿入テ−ブルおよび搬出テ−ブルを
それぞれ設け、かつ搬送部上のワ−クを搬送するプッシ
ャ−を設けてなるものである。また連続処理型真空乾燥
機は、上記真空乾燥槽を直列に複数台設置し、途中の真
空乾燥槽間には搬送部を設けた中間テ−ブルを形成し、
最初の真空乾燥槽と最後の真空乾燥槽に搬送部を設けた
挿入テ−ブルおよび搬出テ−ブルをそれぞれ設けたもの
である。さらに本発明に係る連続処理型真空乾燥機のプ
ッシャ−は搬送部上のワ−クを搬送方向に移動させるシ
リンダ−部と、該プッシャ−の内側にワ−クを保持して
移動させる昇降シリンダ−と、該プッシャ−の先端でワ
−クを移動させる先端折曲げ部を設けたものである。
【0006】
【作用】挿入テ−ブル上の搬送部にワ−クを載置し、該
ワ−クがプッシャ−に当たらないように予めプッシャ−
を昇降シリンダ−で上昇させておく。プッシャ−は搬送
方向に移動させるストロ−ク長の始端部側に位置させて
おく。ワ−クをプッシャ−の真下に位置させてワ−ク受
入作業を終了する。ワ−クをプッシャ−の真下に位置さ
せた状態で昇降シリンダ−によりプッシャ−を下降させ
該プッシャ−の内側にワ−クを保持してワ−クのチャッ
ク作業を完了する。次いで、真空乾燥槽の上蓋を昇降機
構により上昇させ、真空乾燥槽の上部を開口させ、上蓋
の下方に設けたワ−ク受け台が挿入テ−ブルおよび搬出
テ−ブルの各搬送部と同一高さとなる位置にセットし、
シリンダ−部を作動させてプッシャ−を移動させワ−ク
受け台上にワ−クを載置するワ−ク押込み作業を行う。
【0007】ワ−ク受け台上にワ−クを載置後、プッシ
ャ−をシリンダ−部により旧位置に復帰させるハンド復
帰作業を行う。次に、昇降機構を作動させて上蓋を下降
させ真空乾燥槽の上部開口部を密閉するとともに上蓋上
面に形成した搬送部は挿入テ−ブルおよび搬出テ−ブル
の各搬送部と同一高さに位置する状態となり真空乾燥槽
内のワ−クが真空乾燥される上蓋下降・真空乾燥開始作
業を行う。ワ−クの真空乾燥終了後、上蓋を再び上昇さ
せワ−ク受け台を挿入テ−ブルおよび搬出テ−ブルの各
搬送部と同一高さに位置させる真空乾燥終了・上蓋上昇
作業を終える。ワ−ク受け台上に載置された乾燥後のワ
−クはプッシャ−の先端部で押出すワ−ク押出し作業を
行う。プッシャ−の先端部でワ−ク受け台上のワ−クを
押出すにはシリンダ−部を搬送方向に作動させ、該ワ−
クを搬出テ−ブル上に形成した搬送部へと送るワ−ク搬
出作業を行う。最後にプッシャ−の先端部でワ−クをワ
−ク受け台から搬出テ−ブルの搬送部側へと押出すワ−
ク搬出作業を行う。
【0008】以上は、真空乾燥槽を一台セットした場合
の作業手順に付いて説明した。真空乾燥槽をライン上に
直列に多数台(本例では3台)配列した場合についても
基本的動作は前記したと同じであるが、異なる点は第1
の真空乾燥槽内にワ−クが入っている場合には、第2の
真空乾燥槽内にワ−クをセットするときに、ワ−クは第
1のプッシャ−により挿入テ−ブル上の搬送部から第1
の真空乾燥槽上の搬送部を通過させて中間テ−ブル上の
搬送部へ押出し、次に第2のプッシャ−により予め第2
の上蓋を上昇させて第2のワ−ク受け台を搬送部と同一
ライン上にセットしておき、該第2のワ−ク受け台上に
ワ−クを載置し、再び第2の上蓋を下降させて第2の真
空乾燥槽内の第2のワ−ク受け台にワ−クがセットされ
る。同様に第3の真空乾燥槽内にも第1、第2の各上蓋
に形成した搬送部上を通過させてワ−クを収納させる。
そして第2の真空乾燥槽内のワ−クの真空乾燥終了後
は、第2の上蓋を上昇させて第2のワ−ク受け台を搬送
部と同一ライン上にセットし該ワ−クを第3の上蓋に形
成した搬送部上を通過させて搬出テ−ブル上の搬送部へ
と搬出させる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面により具体的に
説明する。図1は本発明の一実施例を示し、メカハンド
を含む概略説明図である。1はプッシャ−で、板状の先
端部に下向きのL字状に折曲げた折曲げ部1aを形成
し、該板状の基部を、搬送部を横断する如く設けたワ−
ク保持ロッド1bに固定する。本例ではプッシャ−1を
ワ−ク保持ロッド1bに所定間隔をおいて2本設置した
場合を示したが、その設置本数や形状等は限定されるも
のではなく、要はプッシャ−としての機能を発揮できる
ものであればよい。ワ−ク保持ロッド1bの両端部には
昇降シリンダ−であるガイド付き薄型シリンダ−2を設
け、プッシャ−1を含めたワ−ク保持ロッド1bが上下
方向に昇降自在となるようにしている。またガイド付き
薄型シリンダ−2は搬送部の両側近傍に沿って設けたロ
ッドレスシリンダ−3に取付けられており、プッシャ−
1が搬送方向に沿って前後に移動し得るようにしてい
る。ロッドレスシリンダ−3のストロ−ク長を短くする
ために、本例ではワ−ク4をワ−ク保持ロッド1b及び
プッシャ−1の先端部のいずれでも押出すことができる
ようにしている。
【0010】図2(a)、(b)は本発明に係る連続処
理型真空乾燥機の正面図及び側面図である。真空乾燥槽
5の上部には上下方向に開閉自在な上蓋6を備えてい
る。真空乾燥槽5には迅速な乾燥を行うために遠赤外線
ヒ−タ−等のヒ−タ−5aが内蔵されている。上蓋6に
は真空乾燥槽5を開放又は密閉し得るシリンダ−を有す
る昇降機構7を設けている。上蓋6の内側から垂下する
支持杆8aの下端で水平方向に保持されたワ−ク受け台
8を設ける。このワ−ク受け台8の上面にはワ−ク4を
搬送し易いように搬送部と同様のロ−ラを設けるように
してもよい。また上蓋6の上面にはロ−ラ等で形成した
搬送部9を設ける。真空乾燥槽5の前後にはロ−ラ等で
形成した搬送部12、13をそれぞれ設けた挿入テ−ブ
ル10および搬出テ−ブル11をそれぞれ設置する。
【0011】図3(a)〜(h)は本発明に係る連続処
理型真空乾燥機の各動作状態を示す概略説明図である。
図3(a)はワ−ク受入れの説明図である。挿入テ−ブ
ル10上の搬送部12にワ−ク4を載置する。このとき
ワ−ク4がプッシャ−1に当たらないように予めプッシ
ャ−1を昇降シリンダ−であるガイド付き薄型シリンダ
−2を作動させて上昇させておく。プッシャ−1は搬送
方向に移動させるストロ−ク長の始端部側(本例では左
端側)に位置させておく。ワ−ク4をプッシャ−1の真
下に位置させてワ−ク受入作業を終了する。
【0012】図3(b)はワ−クチャックを示す説明
図、図3(c)はワ−ク押込みを示す説明図である。ワ
−ク4をプッシャ−1の真下に位置させた状態で昇降シ
リンダ−であるガイド付き薄型シリンダ−2を作動させ
てプッシャ−1及びワ−ク保持ロッド1bを下降させ該
プッシャ−1の内側であるワ−ク保持ロッド1bにワ−
ク4を保持させてワ−ク4のチャック作業を完了する。
次いで、真空乾燥槽5の上蓋6をシリンダ−を有する昇
降機構7により上昇させ、真空乾燥槽5の上部を開口さ
せる。上蓋6の下方に設けたワ−ク受け台8が挿入テ−
ブル10および搬出テ−ブル11の各搬送部12、13
と同一高さとなる位置にセットする如く上昇させる。シ
リンダ−部であるロッドレスシリンダ−3を作動させて
プッシャ−1を搬送方向(本例では右側)に移動させワ
−ク受け台8上にワ−ク4を載置するワ−ク押込み作業
を行う。
【0013】図3(d)はハンド復帰を示す説明図、図
3(e)は上蓋下降・真空乾燥開始を示す説明図であ
る。ワ−ク受け台8上にワ−ク4を載置後、プッシャ−
1をシリンダ−部であるロッドレスシリンダ−3を作動
させて旧位置に復帰させてハンド復帰作業を行う。次
に、昇降機構7を作動させて上蓋6を下降させ真空乾燥
槽5の上部開口部を密閉するとともに上蓋6の上面に形
成した搬送部9は挿入テ−ブル10および搬出テ−ブル
11の各搬送部12、13と同一高さに位置する状態と
なり真空乾燥槽5内のワ−ク4が真空乾燥されるという
上蓋下降・真空乾燥開始作業を行う。
【0014】図3(f)は真空乾燥終了・上蓋上昇を示
す説明図、図3(g)はワ−ク搬出を示す説明図、図3
(h)はワ−ク搬出を示す説明図である。ワ−ク4の真
空乾燥終了後、上蓋6を再び上昇させワ−ク受け台8を
挿入テ−ブル10および搬出テ−ブル11の各搬送部1
2、13と同一高さに位置させて真空乾燥終了・上蓋上
昇作業を終える。ワ−ク受け台8上に載置された乾燥後
のワ−ク4はプッシャ−1の先端部である折曲げ部1a
で押出すワ−ク押出し作業を行う。プッシャ−1の先端
部である折曲げ部1aでワ−ク受け台8上のワ−ク4を
押出すにはロッドレスシリンダ−3を搬送方向(本例で
は右側方向)に作動させ、該ワ−ク4を搬出テ−ブル1
1上に形成した搬送部13へと送るワ−ク搬出作業を行
う。最後にプッシャ−の先端部である折曲げ部1aでワ
−ク4をワ−ク受け台8から搬出テ−ブル11の搬送部
13側へと押出すワ−ク搬出作業を行う。
【0015】以上は、真空乾燥槽を一台セットした場合
の作業手順に付いて説明した。図4に示すように真空乾
燥槽を搬送ライン上に直列に多数台(本例では3台)配
列した場合についても基本的動作は前記したと同じであ
るが、異なる点は第1の真空乾燥槽5a内にワ−ク4入
っている場合には、第2の真空乾燥槽5b内にワ−ク4
をセットするときに、ワ−ク4は第1のプッシャ−1に
より挿入テ−ブル10上の搬送部12から第1の真空乾
燥槽5aの上蓋6上の搬送部9を通過させて中間テ−ブ
ル14上の搬送部15へ押出し、次に第2のプッシャ−
1により予め第2の上蓋6を上昇させて第2のワ−ク受
け台8を搬送部12、13、15と同一搬送ライン上に
セットしておく。第2のワ−ク受け台8上にワ−ク4を
載置し、再び第2の上蓋6を下降させて第2の真空乾燥
槽5b内の第2のワ−ク受け台8にワ−ク4がセットさ
れる。同様に第3の真空乾燥槽5c内にも第1、第2の
各上蓋6、6に形成した搬送部9、9上を通過させてワ
−ク4を収納させる。そして第2の真空乾燥槽5b内の
ワ−ク4の真空乾燥終了後は、第2の上蓋6を上昇させ
て第2のワ−ク受け台8を搬送部12、13、15と同
一搬送ライン上にセットし該ワ−ク4を第3の上蓋6に
形成した搬送部9上を通過させて搬出テ−ブル11上の
搬送部へと搬出させる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記の説明から判るように、従
来のようにラインの分岐、集合がなくなって単純にな
り、制御が容易で、安価に装置を設置できる。プッシャ
−式のメカハンドの設置によりワ−クの挿入、搬出行程
が簡略化され、挿入、搬出作業に、従来は1分前後を要
していたものが各10秒程度で済むという時間短縮がで
きる。上蓋を完全に開放するための従来の容器吊下げ方
式では上蓋の完全開放のための高さ方向、または左右方
向のスペ−スが必要であるのに対し、本発明ではこのよ
うなスペ−スが必要なく省スペ−ス化は図れる。真空乾
燥槽の上蓋をコロコン式のテ−ブルと兼用することで直
列型の配置が可能となり、真空乾燥中の上蓋の上に形成
した搬送部を通過させて次の真空乾燥槽中にワ−クを投
入することができる。
【0017】真空乾燥槽を多数配列した場合でも省スペ
−ス化が図れる。特に、従来の横型のものに比べ1/2
以下のスペ−スで済むという連続処理型真空乾燥システ
ムでありながら場所を取らない省スペ−ス化が実現でき
る。全体が簡単な構造であるので従来の横型のものに比
べコストの低減化が図れる。またFA化等を行う場合の
キャリア類の周辺設備の減少が図れる。さらに本発明に
係る連続処理型真空乾燥機のプッシャ−は搬送部上のワ
−クを搬送方向に移動させるシリンダ−部と、該プッシ
ャ−の内側にワ−クを保持して移動させる昇降シリンダ
−と、該プッシャ−の先端でワ−クを移動させる先端折
曲げ部を設けたものであるから、ワ−クを移動させるシ
リンダ−のストロ−ク長を短くでき、省スペ−ス化およ
び低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、メカハンドを含む概
略説明図である。
【図2】(a)は本発明に係る連続処理型真空乾燥機の
正面図、(b)はその側面図である。
【図3】(a)〜(h)は本発明に係る連続処理型真空
乾燥機の各動作状態を示す概略説明図で、(a)はワ−
ク受入れの説明図、(b)はワ−クチャックを示す説明
図、(c)はワ−ク押込みを示す説明図、(d)はハン
ド復帰を示す説明図、(e)は上蓋下降・真空乾燥開始
を示す説明図、(f)は真空乾燥終了・上蓋上昇を示す
説明図、(g)はワ−ク押出しを示す説明図、(h)は
ワ−ク搬出を示す説明図である。
【図4】真空乾燥槽を搬送ライン上に直列に多数台配列
した場合の概略説明図である。
【符号の説明】
1 プッシャ− 1a 折曲げ部 1b ワ−ク保持ロッド 2 ガイド付き薄型シリンダ− 3 ロッドレスシリンダ− 4 ワ−ク 5 真空乾燥槽 6 上蓋 7 昇降機構 8 ワ−ク受け台 8a 支持杆 9,12,13,15 搬送部 10 挿入テ−ブル 11 搬出テ−ブル 14 中間テ−ブル
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図2】
【図3】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空乾燥槽の上蓋を上昇させて該上蓋と
    共に上昇する、上蓋下方に設けたワ−ク受け台を搬送ラ
    イン上に位置させ、挿入テ−ブル上の搬送部のワ−クを
    プッシャ−によりワ−ク受け台に載置し、このワ−クを
    載置したワ−ク受け台を上蓋と共に下降させて真空乾燥
    槽を密閉しワ−クの真空乾燥を行い、このワ−クの真空
    乾燥中、搬送ラインに沿って直列配列した別の上下動可
    能な上蓋を備えた真空乾燥槽にワ−クを送るに当たり、
    真空乾燥中の上蓋上に形成した搬送部を通過させて、予
    め搬送ラインまで上昇させた別の真空乾燥槽の上蓋の下
    方に設けたワ−ク受け台にワ−クを載置し、順次真空乾
    燥中の各上蓋上の搬送部を通過させてワ−クを真空乾燥
    槽内に投入し、各真空乾燥槽で真空乾燥を行い、真空乾
    燥後のワ−クはワ−ク受け台を搬送ラインまで上昇させ
    プッシャ−により隣接する上蓋上の搬送部を通過させて
    搬送ラインの搬送側へと取出すことを特徴とする連続処
    理型真空乾燥方法。
  2. 【請求項2】 開閉自在な上蓋を備えた真空乾燥槽と,
    該真空乾燥槽の上蓋を上下動させて真空乾燥槽を開放又
    は密閉し得る上蓋の昇降機構と,該上蓋の内側で支持
    し、該上蓋の下方に設けたワ−ク受け台と,該上蓋の上
    面に設けた搬送部と,真空乾燥槽を上蓋で密閉時に該上
    蓋の上面の搬送部が同一搬送ライン上に位置する如く上
    記真空乾燥槽の前後に搬送部を設けた挿入テ−ブルおよ
    び搬出テ−ブルをそれぞれ設け、かつ搬送部上のワ−ク
    を搬送するプッシャ−を設けてなることを特徴とする連
    続処理型真空乾燥機。
  3. 【請求項3】 上記真空乾燥槽を直列に複数台設置し、
    途中の真空乾燥槽間には搬送部を設けた中間テ−ブルを
    形成し、最初の真空乾燥槽と最後の真空乾燥槽に搬送部
    を設けた挿入テ−ブルおよび搬出テ−ブルをそれぞれ設
    けたことを特徴とする請求項1記載の連続処理型真空乾
    燥機。
  4. 【請求項4】 プッシャ−は搬送部上のワ−クを搬送方
    向に移動させるシリンダ−部と、該プッシャ−の内側に
    ワ−クを保持して移動させる昇降シリンダ−と、該プッ
    シャ−の先端でワ−クを移動させる先端折曲げ部を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の連続処理型真
    空乾燥機。
JP25733094A 1994-09-28 1994-09-28 連続処理型真空乾燥方法及びその真空乾燥機 Withdrawn JPH0894247A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104482727A (zh) * 2014-12-07 2015-04-01 正安县瑞缘茶业有限公司 茶叶吸湿箱
CN110332790A (zh) * 2019-05-31 2019-10-15 长兴悦成塑料制品有限公司 一种塑料粒子加工快速风干设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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