JPH081216Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH081216Y2
JPH081216Y2 JP11339890U JP11339890U JPH081216Y2 JP H081216 Y2 JPH081216 Y2 JP H081216Y2 JP 11339890 U JP11339890 U JP 11339890U JP 11339890 U JP11339890 U JP 11339890U JP H081216 Y2 JPH081216 Y2 JP H081216Y2
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JP
Japan
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conveyor
work
heat treatment
treatment furnace
transfer
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JP11339890U
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重久 島中
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Trinity Industrial Corp
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Trinity Industrial Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塗装乾燥炉等の各種熱処理炉に被処理物と
なるワークを搬送する搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
塗装乾燥炉等に多く採用されるトンネル形の熱処理炉
は入口が常時開放されているので、ワークを所定間隔で
搬送するラインコンベアがその熱処理炉の炉内にそのま
ま延設されているのが一般的である。
しかし、熱処理炉の熱効率を高めて省エネを図るため
に、その入口に開閉扉を設けると、ラインコンベアを炉
内に延設することができなくなるから、その炉内にライ
ンコンベアとは別個のコンベアを設けなければならな
い。
また、熱処理炉に搬入するワークをラインコンベアか
ら受け取って開閉扉が閉鎖された熱処理炉の入口手前に
留め置くストレージコンベアや、これら両コンベア間で
ワークの受け渡しを行う受け渡しコンベアも設けなけれ
ばならず、更に、熱処理炉の開閉扉が開放された時にス
トレージコンベア上に留め置かれたワークを熱処理炉内
に投入してその炉内に設けたコンベア上に移行させるワ
ーク投入装置を設ける必要もある。
したがって、熱処理炉の入口に開閉扉を設けて省エネ
を図ろうとすれば、その熱処理炉にワークを搬送する搬
送総理の設備費が嵩むと同時に、その装置の設置スペー
スが大きくなるという問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで本考案は、ワーク投入装置を受け渡しコンベア
と一体化させて、ワーク投入装置の構造を簡略化すると
共に、その装置の設置スペースを低減することによっ
て、搬送装置全体の設備費と設置スペースを低減させる
ことを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために、本考案による搬送装置
は、熱処理炉に搬入するワークをその熱処理炉の入口手
前に設けられたストレージコンベア上に移行させる受け
渡しコンベアと、ストレージコンベア上にワークが移行
した時に受け渡しコンベアをリフトアップする昇降装置
が設けられ、受け渡しコンベアの下側には、そのコンベ
アがリフトアップされることによってストレージコンベ
ア上に留め置かれたワークを熱処理炉内に押し込める高
さまで上昇するプッシャが取り付けられていることを特
徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、受け渡しコンベアからストレージコ
ンベア上にワークが移行すると、当該受け渡しコンベア
が昇降装置によってリフトアップされ、これに伴って、
受け渡しコンベアの下側に取り付けられたプッシャがス
トレージコンベア上に留め置かれたワークを熱処理炉内
に押し込める高さまで上昇して、そのワークを熱処理炉
内に投入する。
したがって、ワーク投入装置となるプッシャが受け渡
しコンベアの設置スペース内に納まって、搬送装置全体
の設置スペースが低減されると同時に、そのプッシャが
受け渡しコンベアに取り付けられることにより、ワーク
投入装置の構造が簡略化されて搬送装置全体の設備費も
低減される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図は本考案による搬送装置の一例を示す正面図、
第2図及び第3図は夫々その平面図及び側面図、第4図
(a)〜(d)はその動作を示す概略正面図である。
本例に示す搬送装置は、ラインコンベア1で搬送され
るワークWを受け取って熱処理炉2の入口手前に設けら
えたストレージコンベア3上に移行させる受け渡しコン
ベア4と、ストレージコンベア3上にワークWが移行し
た時に受け渡しコンベア4をリフトアップする昇降装置
5が設けられている。
ストレージコンベア3は、熱処理炉2内に設けられた
コンベア6と同じ高さに設置され、夫々にチェーン7a及
び7bで連動せられる前後各一対のスプロケット8a,9a及
び8b,9bをモータ10で間歇的に駆動させるようになって
いる。
また、受け渡しコンベア4も、夫々にチェーン11a及
び11bで連動せられる前後各一対のスプロケット12a,13a
及び12b,13bをモータ14で間歇的に駆動させるように成
されると共に、その下側には、シリンダ16のピストンロ
ッドと、当該シリンダ16の左右両側に平行に配設された
伸縮自在なサポートロッド17a及び17bの先端にプッシャ
プレート18を固定して成るプッシャ15が取り付けられて
いる。
次に、昇降装置5は、受け渡しコンベア4の左右両側
に立設した複数の支柱20,20……等で枠組みされるフレ
ーム19と、そのフレーム19の上部中央にピストンロッド
22を下向きにして固定されたシリンダ21とから成り、そ
のピストンロッド22の先端が、受け渡しコンベア4を左
右両側から保持するフレーム23の上部中央に固定されて
いる。
しかして、ラインコンベア1でワークWが搬送されて
来ると、受け渡しコンベア4のモータ14を起動させて、
第4図(a)に示す如くそのコンベア4でラインコンベ
ア1からワークWを受け取ると共に、ストレージコンベ
ア3のモータ10を起動させて、第4図(b)に示す如く
受け渡しコンベア4で受け取ったワークWをストレージ
コンベア3上に移行させ、その移行が完了すると前記各
モータ14及び10を停止させて、ストレージコンベア3上
にワークWを留め置く。
次に、昇降装置5のシリンダ21を起動させて、そのピ
ストンロッド22を収縮させ、当該ピストンロッド22に固
定されたフレーム23を持ち上げて、当該フレーム23に保
持された受け渡しコンベア4を第4図(c)の如くリフ
トアップさせ、受け渡しコンベア4の下側に取り付けら
れたプッシャ15をストレージコンベア3上に留め置かれ
たワークWを熱処理炉2内に押し込める高さまで上昇さ
せる。
そして、熱処理炉2の入口に設けた開閉扉が開放され
た時に、プッシャ15のシリンダ16を起動させて、第4図
(d)に示す如くそのプッシャプレート18を熱処理炉2
内に向かって押し出し、当該プッシャプレート18で、ス
トレージコンベア3上のワークWを熱処理炉2内に投入
し、その炉内に設けられたコンベア6上に移行させる。
このようにすれば、熱処理炉2内にワークWを投入す
るプッシャ15が、受け渡しコンベア4の設置スペース内
に納まるから、ワーク投入装置となるプッシャ15のスペ
ース分だけ搬送装置全体の設置スペースが低減される。
また、プッシャ15が受け渡しコンベア4に取り付けら
れているから、そのプッシャ15を取り付けたり支持する
構造物を別途設ける必要がなくなり、搬送装置全体の設
備費も低減される。
更に、プッシャ15が受け渡しコンベア4の下側に取り
付けられて当該コンベア4と一体的に上昇するから、当
該プッシャ15を昇降させるシリンダ21のストロークも非
常に小さくて済む。
つまり、プッシャ15を受け渡しコンベア4の上方に取
り付けてそれ単独でワークWの投入位置まで下降させる
ようにすると、そのプッシャ15を受け渡しコンベア4で
搬送されるワークWの高さよりも高位置で待機させなけ
ればならないから、当該プッシャ15を昇降させるために
ストロークの大きい大型のシリンダが必要となるが、本
考案の場合は、ストロークの小さい小型のシリンダでよ
いという利点がある。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、入口に開閉扉が
設けられた熱処理炉内にワークを搬入する搬送装置の設
備費と設置スペースを低減することができるという大変
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による搬送装置の一例を示す正面図、第
2図及び第3図は夫々その平面図及び側面図、第4図
(a)〜(d)はその動作を示す概略正面図である。 符号の説明 W……ワーク、2……熱処理炉、3……ストレージコン
ベア、4……受け渡しコンベア、5……昇降装置、15…
…プッシャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱処理炉(2)に搬入するワーク(W)を
    その熱処理炉(2)の入口手前に設けられたストレージ
    コンベア(3)上に移行させる受け渡しコンベア(4)
    と、ストレージコンベア(3)上にワーク(W)が移行
    した時に受け渡しコンベア(4)をリフトアップする昇
    降装置(5)が設けられ、受け渡しコンベア(4)の下
    側には、そのコンベア(4)がリフトアップされること
    によってストレージコンベア(3)上に留め置かれたワ
    ーク(W)を熱処理炉(2)内に押し込める高さまで上
    昇するプッシャ(15)が取り付けられていることを特徴
    とする搬送装置。
JP11339890U 1990-10-31 1990-10-31 搬送装置 Expired - Lifetime JPH081216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11339890U JPH081216Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11339890U JPH081216Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470824U JPH0470824U (ja) 1992-06-23
JPH081216Y2 true JPH081216Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31860980

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JP11339890U Expired - Lifetime JPH081216Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 搬送装置

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JPH0470824U (ja) 1992-06-23

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