JPH0243714Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0243714Y2
JPH0243714Y2 JP1207284U JP1207284U JPH0243714Y2 JP H0243714 Y2 JPH0243714 Y2 JP H0243714Y2 JP 1207284 U JP1207284 U JP 1207284U JP 1207284 U JP1207284 U JP 1207284U JP H0243714 Y2 JPH0243714 Y2 JP H0243714Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
production line
transfer
welding device
sheet welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1207284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60125116U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1207284U priority Critical patent/JPS60125116U/ja
Publication of JPS60125116U publication Critical patent/JPS60125116U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0243714Y2 publication Critical patent/JPH0243714Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生産ラインに関連して配設され、被
加工物に可溶性シートを溶着するシート溶着装置
に関する。
(従来技術) この種のシート溶着装置には、被加工物を生産
ライン側へ向けて移送する移送手段と、該移送手
段の移送経路に配設され、被加工物を加熱溶着す
る加熱手段と、同じく移送経路に配設され、加熱
手段によつて加工された被加工物を移送手段から
生産ラインへ受渡する受渡手段と、からなり、受
渡手段によつて、受渡の便宜の関係上、被加工物
の姿勢を制御するとともに、被加工物の受取位置
と渡与位置とのレベル差の関係上、かなりのスト
ロークでもつて被加工物を持上げるようにしたも
のがある。
ところで、生産ラインの稼動を停止した場合、
前記シート溶着装置についても、必然的に、その
作動を停止しなければならないが、そのために、
シート溶着装置について、次のような問題(1)(2)を
有している。すなわち、 (1) シート溶着装置の一構成要素である加熱手段
は、通常、熱効率の観点から仕切られた空間内
に設けられているため、例え加熱手段による加
熱を停止しても一定時間保温状態が継続するの
で、シート溶着装置停止時において、加熱手段
の存在地点に位置している被加工物は、必要以
上の加熱状態となり、「過焼付け」現象を起こ
すこと、 (2) シート溶着装置の作動を再開したとき、加熱
手段に係る画成空間の温度が元の加熱温度まで
復帰するのに多少なりとも時間を要し、しかも
該加熱手段を経た被加工物は、受渡手段がかな
りの長いストロークで駆動される関係上、受渡
手段において長い滞在時間を要して生産ライン
に係る被加工物渡与位置に達することになるの
で、シート溶着装置の作動再開後一定の待機時
間が経過しない限り、生産ラインの稼動を再開
することができず、したがつて、生産ラインの
稼動効率に低下をきたすこと、 である。
(目的) 本考案の目的は、生産ラインが稼動停止した場
合における前記技術問題(1),(2)、すなわち、被加
工物についての「過焼付け」現象発生および生産
ラインの稼動効率低下を解決したシート溶着装置
を提供することにある。
(構成) 本考案のシート溶着装置は、移送手段と受渡手
段との間において上下動自在とされ、移送手段か
らの被加工物を持上げるリフタと、持上げられた
被加工物を係止するストツカーと、からなるスト
ツク手段を備えたことを特徴とする。
(実施態様) 前記被加工物としては、ダツシユパネル、ドア
パネル、フエンダ、その他の金属材などが該当す
る。
前記移送手段としては、周知のコンベア、たと
えばベルトコンベア、チエーンコンベアなどが該
当する。
前記加熱手段としては、近赤外線を使用したも
のなどが該当する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
各図において、Aは、生産ラインに直結された
シート溶着装置であり、該シート溶着装置Aは、
移送手段1と、該移送手段1の移送経路の第1地
点に配設された加熱手段2と、該移送手段の移送
経路の第2地点(第1地点よりも生産ライン側に
位置する。)に配設されたストツク手段3と、該
ストツク手段3から被加工物Xを受取り生産ライ
ンに渡与する受渡手段4と、からなる。
前記移送手段としてのチエーンコンベア1およ
び加熱手段としての近赤外線加熱装置2は周知の
ものでよく、ここでは、その説明は省略する。
5は、第2地点に立設された枠体であり、該枠
体5には前記ストツク手段3が設けられている。
このストツク手段3は、被加工物Xの移送方向両
側に対峙させて(第3図左右対称に)配置される
ものであり、以下、説明の簡略化のために、一側
(第3図左側)に係るものだけについて説明し、
他側(第3図右側)に係るものについて同一構成
要素の符号に′(ダツシユ)を付してその説明は
省略する。
前記ストツク手段3は、レシプロ装置6と、該
レシプロ装置6によつて上下動自在とされたリフ
タ7と、該リフタ7の上下動範囲において適宜間
隔をあけて(ここでは三箇所)固定配置されたス
トツカー8…と、から構成されている。
前記リフタ7は、前記レシプロ装置6に連係さ
れて上下動自在とされた基台9を有し、該基台9
は、レシプロ装置6のチエーンベルト6aが一サ
イクルすることによつて、前記ストツカー8…の
最下位のものより下方であつて前記搬送手段1の
搬送面より下方にある最低位置と、ストツカー8
…の最上位のものより上方にある最高位置と、を
とり得るようになつている。この基台9には、一
対のシリンダ装置10,10が配備されており、
該シリンダ装置10,10のピストンロツド10
a,10aの先端に取付けられたスライドピン1
1,11が、第2地点に到達した被加工物Xの下
面側まで第3図矢印方向に伸長し得るようになつ
ている。12,12は、枠体5に沿つて配備され
たレール、13…は基台9に取付けられたローラ
であり、後者13…が前者12,12に対して転
動することにより、基台9の正確な上下動が確保
されている。なお、14,14は、ガイド部材で
ある。
前記ストツカー8…は、前記枠体5に取付けら
れた支持体15…を有する。そして、この支持体
15…にシリンダ装置16…が配備され、該シリ
ンダ装置16…のピストンロツド16a…の先端
に取付けられた一対の揺動ピン(高さが異なり、
一体化物とされている。)17…が、前記リフタ
7によつて持上げられた被加工物Xの下面側まで
第3図矢印方向に揺動され、該被加工物Xを係止
し、(ストツク)し得るようになつている。
前記枠体5の上端には、支持台18,18′が
固定されており、該支持台18,18′に、前記
受渡手段4が支持されている。この受渡手段4
は、支持台18,18′上の軸受19,19′によ
つて回転自在に支承された回転軸20を有し、該
回転軸20はトルクリミツタ21を介してモータ
22に連結されて正逆転駆動される。この回転軸
20には、軸受19,19′の内側にそれぞれス
プロケツト23,23′が固設され、該スプロケ
ツト23,23′にチエーン24,24′が巻回さ
れ、その一端に昇降枠25が取付けられるととも
に、その他端にバランスウエイト26が取付けら
れ、昇降枠25の荷重とのバランスをとつてい
る。27,27′は、枠体5に沿つて配備された
レール、28…は昇降枠25に取付けられたロー
ラであり、後者28…が前者27,27に対して
転動することにより、昇降枠25の正確な上下動
が確保されている。なお、29は、昇降枠25に
回動自在に枢支されたシリンダ装置である。
前記昇降枠25は、その下端中央部に切欠部2
5aを有する箱型フレームとして構成され、該切
欠部25a両端に軸受30,30′が取付けられ、
該軸受30,30′に回動枠31が支承されてい
る。この回動枠31は、軸受30,30′に支承
された回動軸32に固着された一対の板体33,
33′を有し、それらの両端部に枠体34,3
4′がそれぞれ固着され、枠体34,34′の四隅
が連杆35…によつて連結されている。回動軸3
2には、リンク36を介して前記シリンダ装置2
9のピストンロツド29aが結合されており、こ
れによつて、ピストンロツド29aの伸縮動に応
じて、回動枠31が第2図矢印方向に回動し得る
ようになつている。
前記回動枠31には、一対のチヤツキング爪3
7,37′とクランプ爪38とからなる保持具3
9が配備されている。
前記チヤツキング爪37(チヤツキング爪3
7′についても同様であり、その説明は省略す
る。)は、(第2図実線図示の状態において下方に
位置する連杆35から垂下された)一対の支柱4
0,40の端部間に固着された軸41に枢着され
た揺動爪42と、支柱40,40側面(第2図右
側面)に固着された固定受板43と、を有する。
そして、前記回動枠31に軸受44を介して支承
されたシリンダ装置45のピストンロツド45a
の先端に、揺動爪42の一端が取付けられてお
り、ピストンロツド45aの伸縮動に応じて、揺
動爪42が第2図矢印方向に揺動され、該揺動爪
42(の他端)と固定受板43とで被加工物Xの
一端縁を挾持し得るようになつている。
前記クランプ爪38は、回動枠31(の第2図
右側下部)に取付けられた軸46に枢着された揺
動腕47を有し、該揺動腕47の一端部が把持部
として構成されている。そして、回動枠31に軸
受48を介して支承されたシリンダ装置49のピ
ストンロツド49aの先端に、揺動腕47の他端
が取付けられており、ピストンロツド49aの伸
縮動に応じて、揺動腕47が第2図矢印方向に揺
動され、前記チヤツキング爪37,37′と協働
して、被加工物Xをクランプし得るようになつて
いる。
なお、各図において、50…は、ストツカー8
…に被加工物Xがストツクされているか否かを判
別する判別手段としての光電管スイツチ、51
は、レシプロ装置6,6′を駆動するための駆動
源、52は、レシプロ装置6,6′を減速するた
めの減速機、そして53は、レシプロ装置6と
6′とを同期駆動するためのリンク機構(傘歯車
等を利用した周知のもの)である。
次に、こうした構成のシート溶着装置Aについ
て、作用を説明する。
() 主として、ストツク手段3について いま、第1地点(加熱手段2による加熱溶着工
程)を経由した被加工物Xが、移送手段1によつ
てその第2地点に到達すると、リフタ7,7′に
係る各シリンダ装置10,10′,10′が駆動さ
れ、被加工物Xを各スライドピン11,11,1
1′,11′によつて保持する。
次いで、レシプロ装置6,6′が駆動され、被
加工物Xを移送手段1から離間し、ストツカー
8,8′の存在位置まで持上げる。なお、複数の
ストツク箇所において未だ被加工物Xがストツク
されていない場合にあつては、該ストツク箇所の
うちより上位のものが優先的にストツクされるよ
うに、シーケンス制御される。
次いで、被加工物Xが停止した位置のストツカ
ー8,8′について、シリンダ装置16,16′が
駆動され、被加工物Xを揺動ピン17,17′に
よつて係止する。
次いで、レシプロ装置6,6′によつてリフタ
7,7′を下降させ、第2地点に次の被加工物X
が到達した時点で、同様な操作が繰返される。
この場合において、後記()に基づき、最上
位のストツカー8,8′にストツクされている被
加工物Xが受渡手段4によつて生産ラインへ移行
した場合にあつては、直ちに、該最上位のストツ
カー8,8′に新たに被加工物Xがストツクされ
るべく、シーケンス制御される。
また、少なくともリフタ7,7′または最下位
のストツカー8,8′のいずれか一方は、空の状
態(被加工物Xを保持していない状態)とし、緊
急時において、移送手段1からの被加工物Xを保
持する余地を残しておく必要がある。
() 主として、受渡手段4について いま、最上位のストツカー8,8′に被加工物
Xがストツクされると、昇降枠25を下降動させ
た後、保持具39に係る各シリンダ装置45,4
5′,49が駆動され、チヤツキング爪37,3
7′とクランプ爪38とが協働して、該被加工物
Xをクランプする。
次いで、昇降枠25を上昇動させた後(または
上昇動させながら)、回動枠31に係るシリンダ
装置29が駆動され、クランプ状態の被加工物X
を第2図鎖線図示の姿勢に変換する。
次いで、生産ラインとシート溶着装置Aとを連
絡するハンドリング装置(図示せず)に、この姿
勢変換された被加工物Xは渡与され、その後、受
渡手段4は元の状態(第2図実線図示の状態)に
復帰し、最上位のストツカー8,8′に次の被加
工物Xがストツクされた時点で、同様な操作が繰
返される。
ここで、生産ラインの稼動が停止してシート溶
着装置Xの駆動も停止しなければならなくなつた
場合、少なくとも1回間欠移送を行なうことが可
能であり、加熱手段2に係る画成空間に存在して
いた被加工物Xを画成空間外に移送できる。
また、生産ラインの稼動再開当初において、シ
ート溶着装置Aが元の駆動状態に復帰するまで
は、ストツクされている被加工物Xを生産ライン
に移行させることができる。
(他の実施例) (a) 前記受渡手段4は、昇降機構を有さないもの
であつてもよい。
(b) 前記保持具39は、電磁気的手段に拠つても
よい。
(c) 前記ストツク手段3に係るスライドピン11,
11′または揺動ピン17,17′について、その
取付位置または取付数は、適宜選択できる。
(効果) 以上の如く、本考案によれば、前述した従来技
術に係る技術問題(1),(2)を解消できる、という効
果を奏する。
また、被加工物の持上げストローク(移送手段
の移送面と生産ラインに接続されたハンドリング
装置の移送面とのレベル差により必然的に生ず
る。)間に、ストツク手段によるストツク箇所を
存在させたので、別途専用のストツク空間を必要
とせず、したがつて、工場敷地内におけるスペー
スの有効利用という見地から好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す概略正面
図、そして第2図および第3図は、前記例の要部
を示す図であつて、第2図は正面図、第3図は右
側面図、を表わす。 X……被加工物、1……移送手段、2……加熱
手段、3……ストツク手段、4……受渡手段、7
……リフタ、8……ストツカー、A……シート溶
着装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 生産ラインに関連して配設され、被加工物に可
    溶性シートを溶着するシート溶着装置において、 前記被加工物を間欠移送する移送手段と、 前記移送手段の移送経路における第1地点に配
    設され、前記被加工物を加熱溶着する加熱手段
    と、 前記移送手段の移送経路における第2地点に配
    設され、前記加熱手段によつて加工された前記被
    加工物をストツクするストツク手段と、 前記ストツク手段によつてストツクされた前記
    被加工物を、該被加工物の姿勢を変換して、前記
    生産ラインへ移行させる受渡手段と、を有し、 前記ストツク手段を、上下動自在とされ、前記
    被加工物を前記移送手段から離間させるリフタ
    と、該リフタの上下動範囲に取付けられ、該被加
    工物を係止するストツカーと、で構成した、シー
    ト溶着装置。
JP1207284U 1984-01-31 1984-01-31 ストツク手段を備えたシ−ト溶着装置 Granted JPS60125116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1207284U JPS60125116U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 ストツク手段を備えたシ−ト溶着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1207284U JPS60125116U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 ストツク手段を備えたシ−ト溶着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60125116U JPS60125116U (ja) 1985-08-23
JPH0243714Y2 true JPH0243714Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30494787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1207284U Granted JPS60125116U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 ストツク手段を備えたシ−ト溶着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60125116U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11321247B2 (en) 2014-10-05 2022-05-03 Amazon Technologies, Inc. Emulated endpoint configuration

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11321247B2 (en) 2014-10-05 2022-05-03 Amazon Technologies, Inc. Emulated endpoint configuration

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60125116U (ja) 1985-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0358838B2 (ja)
JPH0243714Y2 (ja)
CN113734779A (zh) 一种全自动整形码垛装置和方法
JPH0890110A (ja) 板材自動加工装置
CN216971074U (zh) 全自动钢瓶热处理送料装置
CN115339861A (zh) 一种钢筋桁架楼承板码垛方法
US4400841A (en) Apparatus and method for handling sheet material
US3203560A (en) Article layer stacking apparatus
CN208196776U (zh) 一种门窗智能化生产系统
JPS58202907A (ja) 厚板圧延設備
CN111483797A (zh) 一种导流装置
JPH09174344A (ja) パレット移載装置
JP2576014Y2 (ja) 製品積込みバケットの移動装置
CN217626085U (zh) 一种用于装配式建筑的转运装置
CN215852116U (zh) 一种显示屏的装箱设备
CN220165097U (zh) 一种集装箱用前框生产线
CN218024196U (zh) 载板玻璃间隔纸添加装置
CN215207254U (zh) 一种双工位上下料机构
CN218752950U (zh) 悬挂输送线机器人自动上下件系统吊具扶正机构
CN214642767U (zh) 全伺服高速磨床机械手
CN212355579U (zh) 一种导流装置
JPH058258Y2 (ja)
CN219603070U (zh) 一种电热恒温干燥箱转运装置
JP3069984B2 (ja) 車体搬送装置およびドア搬送装置間のドア受渡し装置
JPH0524656Y2 (ja)